JP2005165941A - 映像コメント生成装置及びそのプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 音声を含む映像と前記音声のテキストそれぞれを供給され、供給されたテキストの各文が前記映像の内容と直接的に関連する直接関連文であるか、もしくは、映像内容と直接的に関連しない非直接関連文であるかを判定する判定手段36と、非直接関連文グループを構成するテキストの各文から映像を適切に説明する文を抽出しコメントを生成する文利用コメント生成手段52を有する
【選択図】 図2
Description
丸尾二郎,岩井儀雄,谷内田正彦,越後富夫,飯作俊一「サッカー映像からの特定イベントの抽出」電子情報通信学会PRMU研究会 PRMU 99−41,pp.31−38(1999)
抽出したイベントの内容に応じたコメントを生成することができる。
非直接関連文グループを構成するテキストからコメントを抽出できなかった場合にも、抽出したイベントの内容に応じたコメントを生成することができる。
2.最終形態素の格
3.最終形態素に係る人名の表記
4.最終形態素に係る人名の格
5.最終形態素に係る人名以外の表記
6.最終形態素に係る人名以外の格
7.最終形態素に係る動詞句の表記
8.接続詞の有無(有り:1、無し:0)
9.助詞丁寧の有無(有り:1、無し:0)
10.間投助詞の有無(有り:1、無し:0)
11.助詞完了の有無(有り:1、無し:0)
12.助詞過去の有無(有り:1、無し:0)
13.接続助詞の有無(有り:1、無し:0)
14.終助詞の有無(有り:1、無し:0)
15.助詞断定の有無(有り:1、無し:0)
16.助詞打消の有無(有り:1、無し:0)
17.解説者やアナウンサーの名前の出現の有無(有り:1、無し:0)
18.発話者の有無(有り:1、無し:0)
例えば、以下の2文から抽出される特徴データを以下に示す。この例では抽出された特徴は、セパレータ”|”により分割され、上記特徴点1〜18の順に並んでいる。
[特徴点抽出例1]
「さあまた岡野がまたスピードを生かす、抜ける、抜けた、チャンス、シュート。」
(シュート||||チャンス|||1|0|0|0|0|0|0|0|0|0|0)
[特徴点抽出例2]
「今野とも奪い合いましたが、最後のシュートは浮いてしまいました。」
(浮く||||シュート|は|奪い合う|0|1|0|0|1|1|0|0|0|0|0)
次に、ステップS14で、抽出された特徴をもととして、その文が映像内容を説明する実況文であるか、もしくは、映像内容以外を話題とする解説文であるかを判定する。判定には、一般的な学習機であるサポートベクターマシンを利用する。サポートベクターマシンは既存の技術で有り、学習データ格納部38に格納されている予め学習された特徴データを基に、入力された特徴が2つのクラスタ(実況文/解説文)のどちらに属するかを判定する。
「ファール、フリーキック、スローイン、シュート、ゴール、コーナーキック、ゴールキック、イエローカード、クロス、ハンド、チャンス、オーバーラップ、オフサイド、タックル、ミス、ドリブル、ワンツー、プレッシャー、トラップ、退場、キープ、ボレー、ダイレクトボレー、ヘディング、PK、スルーパス、パス、ロングスロー、スルー、カウンター、オーバーヘッド、オーバーヘッドキック、カバー、キックオフ、いいプレー、ループシュート、ショートコーナー、キャッチ、……、中田、中田浩二、中村、中村俊輔、ビスマルク、相馬、柳沢、平瀬、川口、小笠原、……」
上記のイベントキーワードのいずれかが実況文グループの字幕テキストに存在する場合は、イベント抽出部42は、その実況文グループに対応するイベントと判断し、そのイベント名とイベントの動作主をインデックスとして開始タイムコード及び終了タイムコードと共にインデックス蓄積部46に蓄積する。開始タイムコードは当該実況文グループの最初の字幕テキストのタイムコードであり、終了タイムコードは当該実況文グループの最後のタイムコード(次の解説文グループの最初の字幕テキストのタイムコードを1だけ減じた値)である。図9に、サッカー1試合分のイベント名(動作主を除く)の抽出結果を示す。ここで、先頭は開始タイムコード、2番目は終了タイムコードと、3番目の「パス」、「フリーキック」等がインデックス(つまりイベント名)である。
イベント重要度2.PK
イベント重要度3.シュート
イベント重要度4.退場
イベント重要度5.イエローカード
イベント重要度6.フリーキック
イベント重要度7.コーナーキック
ステップS56ではステップS54においてインデックス蓄積部46から抽出されたインデックスが複数ある場合、該当する複数のインデックスのうち開始タイムコードと終了タイムコードの差が最も小さいインデックスを抽出し、その開始タイムコードと終了タイムコードの差をトータル時間に加算し、そのインデックスを処理対象から外したのちステップS52に進む。
ここで、ウエイトは、イベント名、イベントの動作主名、チーム名、選手名(イベントの動作主以外)の順に、4:3:2:1の比率となる。なお、ウエイトw1〜w4は比率であるため、総和が1になる必要はない。また、(1)式によるペナルティは、イベント発生直後の解説文をコメント候補として重視するために、イベント発生から長い時間を経過して発話された解説文のウエイトを低くするためのものであり、90フレーム(=3sec)の経過でウエイトを1/2に低下させている。
13 出力装置
14 補助記憶装置
15 メモリ装置
16 演算処理装置
17 データベース
18 デジタルテレビジョンチューナ
19 システムバス
13 ドライブ装置
20 記録媒体
22 要約生成ブロック
24 映像コメント生成ブロック
26 番組作成ブロック
30 映像蓄積部
32 字幕テキストデータ抽出部
34 字幕テキスト蓄積部
36 字幕テキスト解析部
38 学習データ格納部
40 セグメント付加部
42 イベント抽出部
44 イベントキーワード格納部
46 インデックス蓄積部
48 要約生成部
50 イベント重要度格納部
52 字幕データ利用コメント生成部
54 テンプレート利用コメント生成部
Claims (7)
- 音声を含む映像と前記音声のテキストそれぞれを供給され、供給されたテキストの各文が前記映像の内容と直接的に関連する直接関連文であるか、もしくは、映像内容と直接的に関連しない非直接関連文であるかを判定する判定手段と、
非直接関連文グループを構成するテキストの各文から映像を適切に説明する文を抽出しコメントを生成する文利用コメント生成手段を
有することを特徴とする映像コメント生成装置。 - 請求項1記載の映像コメント生成装置において、
前記文利用コメント生成手段で映像を適切に説明する文が抽出されなかったとき予め用意されているテンプレートからコメントを生成するテンプレート利用コメント生成手段を
有することを特徴とする映像コメント生成装置。 - 請求項1または2記載の映像コメント生成装置において、
直接関連文グループを構成するテキストの各文からイベントキーワードと一致するイベント名とイベントの動作主を抽出し直接関連文グループのインデックスとして蓄積するインデックス蓄積手段を有し、
前記文利用コメント生成手段は、前記非直接関連文グループの各文における、前記非直接関連文グループの直前の直接関連文グループから抽出されたインデックスの存在状況に基づいて、映像を適切に説明する文を抽出することを特徴とする映像コメント生成装置。 - 請求項3記載の映像コメント生成装置において、
前記テンプレート利用コメント生成手段は、ユーザ情報と前記非直接関連文グループの直前の直接関連文グループから抽出されたインデックスに基づいて、テンプレートを選択しコメントを生成することを特徴とする映像コメント生成装置。 - 請求項1乃至4のいずれか記載の映像コメント生成装置において、
前記直接関連文は映像記述文であり、前記非直接関連文は補足説明文であることを特徴とする映像コメント生成装置。 - コンピュータを、
音声を含む映像と前記音声のテキストそれぞれを供給され、供給されたテキストの各文が前記映像の内容と直接的に関連する直接関連文であるか、もしくは、映像内容と直接的に関連しない非直接関連文であるかを判定する判定手段、
非直接関連文グループを構成するテキストの各文から映像を適切に説明する文を抽出しコメントを生成する文利用コメント生成手段、
として機能させるための映像コメント生成プログラム。 - 請求項6記載の映像コメント生成プログラムにおいて、
コンピュータを、
前記文利用コメント生成手段で映像を適切に説明する文が抽出されなかったとき予め用意されているテンプレートからコメントを生成するテンプレート利用コメント生成手段、
として機能させるための映像コメント生成プログラム。
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CN110326301A (zh) * | 2017-03-21 | 2019-10-11 | 多玩国株式会社 | 反应选择装置、反应选择方法、以及反应选择程序 |
WO2023090040A1 (ja) * | 2021-11-18 | 2023-05-25 | ソニーグループ株式会社 | コメント生成装置、コメント生成方法及びプログラム |
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