JP2005165095A - エレクトロルミネッセンス表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 電流設定方式のEL表示装置において、リーク電流の影響を低減して、良好な発光輝度を得、高画質な画像表示を実現する。
【解決手段】 電流設定方式の画素回路2の前段に電圧バッファ回路1を設け、画素電流設定期間の前の期間において、データ線11に供給した所定の電流信号i(x)をM8に設定し、画素電流設定期間においてM5のソースホロワ動作により、画素回路2の電流駆動トランジスタM1を、リーク電流の影響を見込んだ電流値に設定する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、電流の注入により発光するエレクトロルミネッセンス(EL)素子を画素毎に備え、各画素をアクティブマトリクス駆動して画像表示を行うEL表示装置に関する。
EL素子や液晶素子などを用いて構成されたフラットな表示装置においては、複数行、複数列に配置した画素を、行毎に走査線に、列毎にデータ線に共通に接続し、行走査回路より各走査線を選択すると同時に、列走査回路より各データ線に所定の表示信号を印加して、選択された該当行の画素に所定の表示を行わせるマトリクス駆動が一般的である。
例えば、特許文献1には、アクティブマトリクス駆動によるEL表示装置が開示されている。
図4に、電流設定方式でカラー画像表示を行うEL表示装置の一例の表示パネルのブロック図を示す。本表示装置は、該表示パネルの外部に、該表示パネルに入力する、列走査制御信号、行走査制御信号、水平同期信号、映像信号といった信号を制御するための制御装置を備えている。
図中、2は画素回路、3は列制御回路、4はシフトレジスタ、4aはレジスタ、4bはサンプリング信号発生回路、5はシフトレジスタ、6、7はゲート回路、8〜10は入力回路、11はデータ線、12は走査線、21は画像表示部、22は駆動回路である。
図4の表示パネルにおいて、画像表示部21は複数の画素回路2を複数行、複数列に配置し、各行の画素回路2を共通に走査線12に接続し、各列の画素回路2を共通にデータ線11に接続している。尚、行方向にR(赤)、G(緑)、B(青)をそれぞれ発光するEL素子を備えた3個の画素2を一組として、画像の最小表示単位とする。
入力された映像情報VIDは、映像信号Videoと基準信号REFからなり、RGBの情報を備えており、画素列の表示色に応じた色の情報が列制御回路3に入力される。列制御信号HSはクロック信号と列走査開始信号からなり、入力回路8においてレベル変換された後、各画素列に対応して配置されたシフトレジスタ4のレジスタ4aに入力される。
水平同期信号HDは、入力回路10においてレベル変換された後、ゲート回路6、7に入力され、各ゲート回路6、7よりそれぞれ制御信号が出力され、列制御回路3とサンプリング信号発生回路4bに入力される。
レジスタ4aは、入力された列制御信号HSによりシフトパルスを出力し、後段のサンプリング信号発生回路4bは入力されたシフトパルスと制御信号によりサンプリング信号を発生する。サンプリング信号発生回路4bから出力されたサンプリング信号は、各画素列に対応して配置された列制御回路3に入力される。
列制御回路3においては、入力された制御信号及びサンプリング信号により、映像信号Videoより所定の画素回路2の電圧信号をサンプルホールドし、電流信号i(data)をデータ線11に出力する。
行制御信号VSはクロック信号と行走査開始信号とからなり、入力回路9においてレベル変換された後、シフトレジスタ群に送られ、シフトレジスタ5より走査線12に順次、走査信号が出力される。
図5に、電流設定方式のEL表示装置において、水平画素数と同数配列される列制御回路3の回路構成例を示す。図中、51は電圧電流変換回路、M1〜M8はn型薄膜トランジスタ(TFT)であり、C1〜C4は容量、P3,P4は制御信号、VBは基準電流設定バイアス、SPa,SPbはサンプリング信号である。尚、以下の説明において、トランジスタのソース、ドレイン、ゲートをそれぞれ、/S、/D、/Gと記載する。
映像信号VideoはM1/S、M2/Sに入力され、基準信号REFはM5/S、M6/Sに入力される。サンプリング信号発生回路4bより各列に出力されたサンプリング信号はSPa及びSPbよりなり、SPaは列制御回路3のM1/G、M5/Gに、SPbはM2/G、M6/Gに入力される。M1/D、M2/D、M5/D、M6/Dにはそれぞれ容量C1、C2、C3、C4の一端が接続されるとともに、M3/S、M4/S、M7/S、M8/Sが接続されている。ゲート回路6より入力された制御信号P3、P4は、P3がM3/G、M7/Gに入力され、P4がM4/G、M8/Gに入力される。M3/DとM4/D、及び、M7/DとM8/Dはそれぞれ接続されて、各出力v(data)及びv(REF)が電圧電流変換回路51に入力される。電圧電流変換回路51には、基準電流設定バイアスVBが入力され、各画素回路2に供給される電流信号i(data)が出力される。
図7に、電圧電流変換回路51の回路構成例を示す。図中、Mr、M1〜M3はp型TFT、M4,M5はn型TFT、VCCは電源である。当該回路の基本的動作は一般的であるので説明を省略するが、留意すべき点は、省電力を目指すEL表示装置において、例えば200ppiのパネルを想定すると、各画素のEL素子への注入電流が小さく、最大電流で1μAを大きく下回り、100nAを想定していることである。この条件で、可能な限り線形な電圧電流変換特性を得るためには、M2、M3のゲート領域のW/L比を小さくして、電流駆動能力を小さくしておく必要がある。図8に、当該回路の電圧電流変換特性を示す。図7の回路では、最小電圧V1(黒レベル)における最小電流I1(黒電流)をゼロにする設計が難しい。黒電流I1をゼロにできないと、表示装置として重要なコントラストが確保できなくなる。
この点に関して対策を講じた回路構成例を図9に示す。図中、M1〜M3,M8〜M9はp型TFT,M4〜M7はn型TFTである。図9の回路において、第1のソースカップル回路M2,M3の各ドレイン端子に、おのおのソースが接地され、ドレインとゲートが短絡されたM6,M7のドレインが接続されている。さらに、ソースが電源VCCに接続され、ゲートに基準電流バイアスVBが入力されて第2の基準電流源として動作するM8を設け、M8/Dを第2のソースカップル回路M9,M10のソースに接続し、M9/GをM7/Dに、M10/GをM6/Dにそれぞれ接続する。そして、M10/Dから図7の電圧電流変換回路と同様に、M4及びM5のカレントミラー回路を介して電流信号i(data)を出力する。
図9の回路において、M6及びM7の電流駆動能力をM9及びM10より小さくするため、M6及びM7のゲート領域のW/L比をM9及びM10のゲート領域のW/L比より小さくしておく。このように設計された電圧電流変換回路の電圧電流変換特性を図10に示す。当該回路においては、電圧電流変換特性の線形性を崩すことなく、黒レベルV1における黒電流I1を小さくすることができる。
図5の列制御回路3の動作を図6のタイムチャートで説明する。
時刻t1において、制御信号P3は「L」レベルに、P4は「H」レベルに変化する。この時点で、M3とM7はオフ、M4とM8がオンである。時刻t1〜t4の映像信号Videoの有効期間において、サンプリング信号SPaが発生し、時刻t2〜t3において該当列のSPaが発生し、M1とM5がオンとなり(M2とM6はオフのまま)、この時点の映像信号Video及び基準信号REFが容量C1及びC3にサンプリングホールドされる。時刻t4において、制御信号P3は「H」レベルに、P4は「L」レベルに変化し、M3とM7がオン、M4とM8がオフとなる。その結果、C1,C3にホールドされた信号がM3,M7を介してv(data)、v(REF)として出力され、電圧電流変換回路51にそれぞれ入力され、その差d1={v(data)−v(EEF)}に基づいて、電流信号i(data)が出力される。
また、時刻t4〜t7の映像信号Videoの有効期間において、サンプリング信号SPbが発生し、時刻t5〜t6において該当列のSPbが発生し、M2とM6がオンとなり(M1とM5はオフのまま)、この時点の映像信号Video及び基準信号REFが容量C2及びC4にサンプリングホールドされる。時刻t7において、制御信号P3は「L」レベルに、P4は「H」レベルに変化し、M4とM8がオン、M3とM7がオフとなる。その結果、C2,C4にホールドされた信号がM4,M8を介してv(data)、v(REF)として出力され、電圧電流変換回路51にそれぞれ入力され、その差d2={v(data)−v(EEF)}に基づいて、電流信号i(data)が出力される。
以上の動作を繰り返すことにより、電流信号i(data)は、映像信号Videoの水平走査周期ごとに更新される線順次信号に変換される。
図11に電流設定方式の画素回路2の回路構成例を示す。図中、M1,M2,M4はp型TFT,M3はn型TFT,30はEL素子、P1,P2は走査信号、VCCは電源である。図12のタイムチャートにより当該回路の動作を説明する。
時刻t0以前において、該当m行のP1は「L」レベル、P2は「H」であるので、M2及びM3はともにオフであり、M4がオンである。よって、容量C1及びM1のゲート容量に保持された充電電圧によって決定されたM1/G電圧によって、EL素子30に電流が注入され、これに応じてEL素子30は発光している。時刻t0において、該当m行のP1は「H」レベルに、P2は「L」レベルに変化すると同時に、m行目の電流データi(m)が確定する。これにより、M2及びM3がオンとなると同時に、M4がオフとなり、該当m行のEL素子30への電流注入は停止して該当m行のEL素子30は消灯する。さらに、M2に電流信号i(m)が供給されるため、これに応じてM2/G電圧が設定され、容量C1及びM1のゲート容量が充電される。電流信号i(data)が確定している時刻t1において、P2は再び「H」に変化してM2がオフとなり、M1/G電圧の設定動作が終了して保持動作に移行する。時刻t2において、P1が「L」レベルに変化してM1への電流供給を停止するとともに、M4がオンとなってM1/G電圧で設定されたM1/D電流がEL素子30に注入され、これに応じてEL素子30は再設定されたレベルで発光を開始し、次に再び設定されるまで当該発光を継続する。
図11の電流設定方式の画素回路2は、各トランジスタのスレッシュ電圧Vth及び電流駆動係数βのばらつきに影響されず、M1の出力電流は電流信号i(data)により所望の値になり、安定した画像がパネル上に再現できる。
図11の回路において、電流信号i(data)は、走査信号P1,P2が入力される走査線と交差するため、各々寄生容量cx1及びcx2が存在し、加えて、電源VCCとの交差によって寄生容量cx3が存在する。そのため、図12のチャートにおいて、時刻t0〜t1におけるM2の駆動電流を設定するための容量C1への充電動作を考慮する必要がある。時刻t0〜t1において、M2/Gに付加される容量Csum1は下記式により示される。
Csum1=C1+N×(cx1+cx2+cx3) …(1)
上記式(1)において、Nは画像表示部21の垂直画素数(画素行数)である。例えば、表示パネルがQVGA(320×240)サイズとすると、N=240である。図11の画素回路を所望動作するためには、電流信号i(data)によって容量C1だけでなく、寄生容量cx1〜cx3を含んだ容量Csum1を充電する必要がある。
米国特許第6373454号明細書
EL表示装置においては、電流設定方式の画素回路によって、安定した画像が表示できるが、下記に示す課題を有していた。
各画素回路2に含まれるEL素子は、アノード電極とカソード電極間にホール輸送層、発光層、電子輸送層を重ねた構造をしている。ホール輸送層、発光層、電子輸送層は各々厚さが数百Å程度の非常に薄い薄膜で構成されている。そのため、全EL素子に対してリーク電流を抑えることは製造上非常に難しく、リーク電流が存在した場合には、EL素子が所望の発光輝度を得られず、表示画像に影響を及ぼす恐れがある。
本発明の課題は、上記問題を解決し、リーク電流の影響を抑えて、各画素において所望の発光輝度を得、高画質な画像表示を安定して実現することにある。
本発明は、画素回路を複数個マトリクス配置し、各行の画素回路を共通に走査線に接続し、各列の画素回路を共通にデータ線に接続してなる画像表示部を備え、走査線を順次選択すると同時に、選択した行の各画素の表示に応じたレベルの電流信号を当該画素が接続されたデータ線に印加して表示を行うEL表示装置において、
各画素回路は、該当列のデータ線に一端が接続された第1のスイッチと、該第1のスイッチの他端にドレインが接続され、ソースが電源に接続された電流駆動トランジスタ、該第1のスイッチの他端に入力端子が接続されたEL素子、該電流駆動トランジスタのゲートに一端が接続された第2のスイッチを有し、
各列のデータ線の画素回路前段に、データ線電圧を入力とするソースホロワ回路を設け、該ソースホロワ回路の出力端子と該当列の画素回路の第2のスイッチの他端を共通に補助データ線に接続したことを特徴とするEL表示装置である。
本発明のEL表示装置において、上記ソースホロワ回路が電流源を含み、該電流源の電流値は所定期間にデータ線に供給される電流信号に対応していることを、好ましい態様として含む。
本発明によれば、リーク電流によるEL素子の発光量誤差を大幅に減少させることができ、EL表示装置において、高画質な画像を安定して表示することができる。
図1は、本発明のEL素子の一実施形態の表示パネルのブロック図であり、先に説明した図4の表示パネルと同様の部材、動作については説明を省略し、図4の表示パネルとの差異について説明する。図中、1は電圧バッファ回路、5’はシフトレジスタ、12’は走査線、13は補助データ線である。
本発明の表示パネルにおいては、画素回路2の前段にデータ線電圧を入力とするソースホロワ回路を設ける。本実施形態においては、該ソースホロワ回路として、各画素列に電圧バッファ回路1を配置しており、該電圧バッファ回路1と該当列の画素回路2が補助データ線13で接続されている。また、各画素回路2に行毎に走査信号を発生するシフトレジスタ5の前段には、電圧バッファ回路1を制御する制御信号を出力するために、シフトレジスタ5’と走査線12’が追加されている。
図2に、図1の表示パネルの電圧バッファ回路1と該当列の画素回路2の構成を示す。図中、M1,M2,M5,M6,M8,M9はp型TFT、M3,M7はn型TFT、C1,C2は容量、P1(x),P2(x)は電圧バッファ回路1に入力される制御信号である走査信号、P1(n),P2(n)はn行目の画素回路2に入力される走査信号、VCC,VEEは電源である。
画素回路2は、画素行数だけ配置される。画素回路2には、走査線12より走査信号P1(n),P2(n)が入力され、データ線11より列制御回路3から出力された電流信号i(data)が入力される。画素回路2は、第1のスイッチとしてM3を、電流駆動トランジスタとしてM1を、第2のスイッチとしてM2を有しており、M3/Sはデータ線11に接続されている。また、M3/DはEL素子30の入力端子に接続されると同時に、M1/Dに接続されている。M1/Sは電源VCCに接続され、M1/GにはC1の一端と、P2(n)で制御されるM2/Dが接続される。C1の他端は電源VCCに接続されており、M2/Sは補助データ線13に接続されている。
電圧バッファ回路1においては、M5/Gがデータ線11に接続されており、M5/Sは補助データ線13に接続されている。加えて、P1(x)で制御されるM7/Sがデータ線11に接続され、M7/DはM8/D及びP1(x)で制御されるM9/Sに接続されている。M8/Sは電源VCCに接続され、M8/Gは一端が電源VCCに接続されたC2の他端と、P2(x)で制御されるM6/Sが接続され、M6/DはM8/Dに接続されている。N9/DはM5/Sに接続され、M5/Dは電源VEEに接続されている。当該構成により、M5がM9から供給される所定電流によってソースホロワ回路が構成される。
図2の画素回路2においては、データ線11に供給された電流信号i(data)を、P1(n),P2(n)によってM1に電流設定し、該当EL素子30に次回の電流設定まで電流供給することができる。図2の回路構成では、各行の画素電流設定動作時において、データ線11に寄生する容量から各画素回路2の保持容量C1が除かれる。このことは、特に、データ線11に供給される電流信号が小さいときの電流設定動作に対して有効になる。
図2の回路における電流設定動作を、図3のタイムチャートにより説明する。図3中のIxはM9からM5に供給される電流である。
1行目の画素の電流設定期間t1〜t2の前に、期間t0〜t1を設ける。期間t0〜t1において、データ線11に供給される電流信号をi(x)としておくことにより、P1(x),P2(x)によってM8に電流i(x)が設定される。上記i(x)は映像信号Videoの垂直ブランキング期間における信号レベルで容易に設定できる。
1行目の画素の電流設定開始時刻t1からM9を介してM5にi(x)が供給され、M5はソースホロワ動作が可能になる。時刻t1から開始される各行の画素電流信号設定動作において、ソースホロワ動作のため、該当列のn行電流信号i(n)がM1に発生するための、補助データ線13の電圧と等しい駆動電圧M1/Gを得るように、データ線11の電圧は駆動電圧M1/Gよりも、M5のVgs(ゲート/ソース間電圧)だけ低下することになる。EL素子30のカソード電極電圧CGNDを適切に設定すると、EL素子30の発光電圧を下回り、EL素子30は消灯状態となるとともに絶縁された誘電体状態となる。該当EL素子30にリーク電流ΔIが存在すると、M1に流れる電流はおおむねΔIが加算された{i(n)+ΔI}となる。
P1(n)が「L」に、P2(n)が「H」になると、n行目の画素の電流設定動作が終了し、該当EL素子30に電流注入が開始され、EL素子30はリーク電流ΔIを除いた所望の電流I(n)で発光を開始する。
各画素回路2において、カソード電極電圧CGNDの設定による、画素電流設定動作期間でのEL素子の消灯及び誘電体状態、及び、発光動作期間における電流駆動トランジスタM1のVgsの確保は容易に実現できる。該当列の画素回路2のM1のしきい値電圧Vth及び駆動係数βのばらつき、各EL素子39の動作電圧ばらつき及び変動に対しても容易にカソード電極電圧CGNDを設定することができる。画素電流設定動作において誘電体状態のEL素子30の容量がデータ線11に追加されるが、画素回路2では、データ線11に寄生する容量から保持容量C1が除かれるため、従来の図4で示す表示パネルに比較して遜色のない書き込み動作が実現する。基準電流書き込み動作のための、P1(x),P2(x)はシフトレジスタ5の前段に追加したシフトレジスタ5’を用いずに、別途制御出力しても構わない。
尚、図2の回路において、各トランジスタのn型、p型、P1(x),P2(x),P1(n),P2(n)の信号極性及びEL素子30の接続は、図2の構成に限定されるものでなく、適宜選択することができる。
本発明のEL素子の一実施形態の表示パネルのブロック図である。 図1の表示パネルの電圧バッファ回路と該当列の画素回路の構成を示す図である。 図2の回路のタイムチャートである。 従来のEL素子の一例の表示パネルのブロック図である。 電流設定方式のEL表示装置における列制御回路の回路構成例を示す図である。 図5の列制御回路のタイムチャートである。 電圧電流変換回路の回路構成例を示す図である。 図7の電圧電流変換回路の電圧電流特性を示す図である。 電圧電流変換回路の他の回路構成例を示す図である。 図9の電圧電流変換回路の電圧電流特性を示す図である。 電流設定方式の画素回路の回路構成例を示す図である。 図11の画素回路のタイムチャートである。
符号の説明
1 電圧バッファ回路
2 画素回路
3 列制御回路
4 シフトレジスタ
4a レジスタ
4b サンプリング信号発生回路
5、5’ シフトレジスタ
6、7 ゲート回路
8〜10 入力回路
11 データ線
12、12’ 走査線
21 画像表示部
22 駆動回路部
30 EL素子
51 電圧電流変換回路
HD 水平同期信号
HS 列制御信号
i(data) 電流信号
M1〜M10 トランジスタ
P1、P2 走査信号
P3、P4 制御信号
REF 基準信号
SPa、SPb サンプリング信号
VB 基準電流設定バイアス
VCC 電源
VID 映像情報
Video 映像信号
VS 行制御信号

Claims (2)

  1. 画素回路を複数個マトリクス配置し、各行の画素回路を共通に走査線に接続し、各列の画素回路を共通にデータ線に接続してなる画像表示部を備え、走査線を順次選択すると同時に、選択した行の各画素の表示に応じたレベルの電流信号を当該画素が接続されたデータ線に印加して表示を行うエレクトロルミネッセンス表示装置において、
    各画素回路は、該当列のデータ線に一端が接続された第1のスイッチと、該第1のスイッチの他端にドレインが接続され、ソースが電源に接続された電流駆動トランジスタ、該第1のスイッチの他端に入力端子が接続されたエレクトロルミネッセンス素子、該電流駆動トランジスタのゲートに一端が接続された第2のスイッチを有し、
    各列のデータ線の画素回路前段に、データ線電圧を入力とするソースホロワ回路を設け、該ソースホロワ回路の出力端子と該当列の画素回路の第2のスイッチの他端を共通に補助データ線に接続したことを特徴とするエレクトロルミネッセンス表示装置。
  2. 上記ソースホロワ回路が電流源を含み、該電流源の電流値は所定期間にデータ線に供給される電流信号に対応している請求項1に記載のエレクトロルミネッセンス表示装置。
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