JP2005162995A - オゾン化オイル製造装置及びオゾニド製造装置 - Google Patents

オゾン化オイル製造装置及びオゾニド製造装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 一般人でも簡単安全迅速にオゾン化オイルを製造できるとともに、小型で簡素な構成のオゾン化オイル製造装置を提供する。
【解決手段】 オゾン化オイル製造装置は、真空ポンプ(8)に接続されて真空に吸引されるとともに、オイル(50)の蒸気とオゾンとが注入され、オイルの蒸気とオゾンとを混合させてオゾン化反応をさせる反応容器(30)を有する。反応容器にはオゾン発生部(40)が接続されており、オゾン発生部にはオゾンを吸蔵濃縮するオゾン吸蔵材(5a)とオゾン発生管(4)が備えられる。さらに、反応容器は、発生したオゾン化オイルの蒸気を冷却して油滴とする冷却水通路(10)が取り付けられるとともに、オゾン化オイル容器(3)に接続される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、食用油又は植物油のオゾン化オイルを製造する装置に関し、さらに詳細にはオリーブ油等、市販され容易に入手できる食用油を利用して、低濃度のオゾン化オイルを含む油を必要な時に必要なだけ安全に生成できる小型のオゾン化オイル製造装置に関する。
オゾン化オイルの効果は、乳牛の乳房炎などの炎症回復、床ずれなどの快復など医学上の利用が学会等で発表されている。実際に、オゾン化オイルは、欧州では古くから皮膚疾患やカンジタ症などの治療に使用されている。
我が国では、オゾン化オイルによる治療は、現在医療実験が各種報告されているが、日本の薬事法では認められておらず、未だに一般的ではなく、最近、牛の乳房炎の防止などに使用され始めた程度で、一般には普及していない。しかし、欧州では既に使用されており、我が国でも今後公認されることが期待される。
一般に行われているオゾニド(オゾンが付加された有機物)の生成方法は、通常、真空ポンプと三角フラスコ等の化学ガラス器具、リービッヒ冷却器及びオゾン発生器等を組み合わせて行う。たとえば、オゾン発生機で発生した2〜8%のオゾンを含んだ酸素ガスを、フラスコ内の有機化学物質基質の溶液中に吹き込んで行う。このときの溶媒は、ペンタン、シクロヘキサン、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、メタノール、酢酸、酢酸エチルなどが挙げられるが、そのとき、反応途中で生成するオゾニドやペルオキシド酸化物の分解を避けるため、ドライアイスとアセトン混合液の冷却下で行っている。約80%のオレイン酸を含有するオイル、例えば、オリーブ油、ベニバナ油、ひまわり油及び椿油も、オゾニドであるオゾン化オイルとすることができる。
日本オゾン(株)の方法によれば、純オリーブオイル(トリオレイン含量45%、トリリノレイン含量0.4%)190gを約30℃に加温し、攪拌しながらオゾン-酸素混合ガス(オゾン濃度10mg/L、流量1.0L/min)を導通、約50時間オゾンを吸収させ、その吸収量は重量比で約16%である(下記非特許文献1参照)。
三浦敏明、オゾン化オイルとオゾニド、日本医療・環境オゾン研究会第5回研究講演会抄録、P.22−27、2000年
ところで、オゾン化は、過酸化物も生成するので、常に爆発の危険性がある。特に、低濃度オレフィンのオゾン分解物や多量の過酸化物は危険である。溶液中では安定な過酸化物も溶媒が無くなると不安定になるので、反応液を濃縮する時には細心の注意が必要であるとされる。
このように、オゾン化オイル等のオゾニドを製造する過程は危険で困難性を伴っており、オゾニドは一般の人が簡単で安全に短時間で製造できるものではないという問題があった。また、オゾン化反応にも長時間必要であり、その装置も複雑で大掛かりなものとなるという問題もあった。このような問題が、医療上の効果が知られていながら、オゾン化オイルが普及しない理由の一因でもあった。
本発明は、前記問題に鑑みてなされたものであって、一般人でも簡単安全迅速にオゾン化オイル又はオゾニドを製造できるとともに、小型で簡素な構成のオゾン化オイル製造装置及びオゾニド製造装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、請求項1に係る発明のオゾン化オイル製造装置は、真空に吸引されるとともに、食用油又は植物油の蒸気とオゾンとが注入され、食用油又は植物油の蒸気とオゾンとを混合させてオゾン化反応をさせる反応容器を有することを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、前記反応容器にはオゾン発生部が接続されており、オゾン発生部にはオゾンを吸蔵濃縮するオゾン吸蔵材が備えられたことを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2に係る発明において、前記反応容器には、発生したオゾン化オイルの蒸気を冷却して油滴とする冷却部が取り付けられ、前記油滴を流し込むオゾン化オイル容器が接続されたことを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項1、2又は3に係る発明において、原料容器の口及びオゾン化オイル容器の口が、それぞれ、ガラスのすり合わせまたはOリングによる取り付けで、真空に耐え、かつ容易に取りはずしができる接続具を介して、前記反応容器と接続されたことを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項1、2、3又は4に係る発明において、前記オゾン発生部から前記反応容器へのオゾン注入部には、注入速度及び注入量を制御できるように弁を設けたことを特徴とする。
請求項6に係る発明のオゾニド製造装置は、真空に吸引されるとともに、原料の蒸気とオゾンとが注入され、原料の蒸気とオゾンとを混合させてオゾン化反応をさせる反応容器を有することを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、真空引きされた反応容器内でオゾン化反応を起こさせているから、爆発の危険のある溶媒を使用しないこと、反応容器内が低圧であるため爆発が無いこと、オゾンは1000ppm(0.1%)以下の低濃度であること、オイルの蒸気とオゾンは、瞬時のオゾン化反応により直ちにオゾン化オイルを含む油滴にしてなってしまうことに特色がある。したがって、化学の専門家でないと行うことが困難なオゾン化反応を伴うオゾン化オイルの製造を、特に高度な化学知識を持たない一般の者でも安全簡単迅速に行うことができるオゾン化オイル製造装置が得られる。しかも、真空引きされた容器という簡単な構成でオゾン化反応を実現しているため、オゾン化オイル製造装置は小型で簡素な構成となる。さらに、製造された低濃度のオゾン化オイルであっても、オゾン化オイルの使用時に分解発生するオゾンは、濃度が1ppmにしても22.4リットルの空気中に6×1017個もの分子数となり、有害菌の殺菌等には十分すぎる効果を期待できる。
請求項2に係る発明によれば、さらに、オゾン発生部にはオゾン吸蔵材が備えられたから、オゾン発生部に蓄えた多量のオゾンを真空引きされた反応容器内に短時間に注入することができ、短時間で効率的にオゾン化オイルを製造できる。
請求項3に係る発明によれば、さらに、反応容器には冷却部が設けられているため、発生したオゾン化オイルを冷却して急速に油滴とするので、効率的にオゾン化オイルを製造できる。
請求項4に係る発明によれば、さらに、反応容器には、食用油又は植物油の原料容器の口とオゾン化オイル容器の口が、それぞれ、真空に耐えかつ容易に取りはずしができる接続具を介して接続されたから、原料のオイルの補給と製造したオゾン化オイルの回収を迅速容易にできる。
請求項5に係る発明によれば、さらに、オゾン発生部から前記反応容器へのオゾン注入部に弁を設けたから、オゾン化オイルの発生速度と発生量を適宜制御できる。
請求項6に係る発明によれば、原料をオイル以外の有機物に変えることにより、請求項1に係る発明と同様に、特に高度な化学知識を持たない者でも安全簡単迅速に行うことができ、しかも小型で簡素なオゾニド製造装置が得られる。
以下、図面に基づいて、本発明の1実施例に係るオゾン化オイル製造装置について説明する。図1は、このオゾン化オイル製造装置全体を示す図であり、図2は、このオゾン化オイル製造に用いられる原料を示した表である。
このオゾン化オイル製造装置は、真空引きされるとともに、図2に示したような植物性食用油等、適宜原料のオイル50の蒸気とオゾンとを反応させる反応容器30を備える。反応容器30は、ガラス又はステンレス鋼製の筒状構造をしており、反応容器30の下端は、オイル50を入れる原料容器1の口に挿入して結合できる接続部32となっている。接続部32は、簡単に取り外せる構造にするために、ガラスのすり合わせ、Oリングによるカップリングで気密にされるとともに、真空に耐える構造とする。
反応容器30の下部は、排気管8aを介して真空ポンプ8に接続されている。真空ポンプ8を動作させると、反応容器30内の気体は下方向へ真空引きされ、排気管8a、真空ポンプ8、排気口8bを経て外部へ排出される。
オイル50を入れる原料容器1は、ヒーター2の上に設置される。ヒーター2は、オイル50を350°C程度に加熱し、オイル50の蒸気を発生させる。
反応容器30内には、原料容器1の直上に、加熱により発生したオイル50の蒸気を反応容器30内へ導出させる蒸気通路11が設けられている。蒸気通路11は、長さが15cm程度以下であり、ガラス、アルミニウム又はステンレス製の筒状構成を有し、その上端に第1と第2の2つの蒸気噴出部12、13が設けられ、その下端が反応容器30内面との間にわずかな隙間11aを開けて、蒸気通路11と同軸の円錐状の支持壁34を介して反応容器13に固定されている。
オイル50を加熱するとともに、反応容器30内を真空引きすると、オイル50に含まれる低沸点を持つ不要油成分は先に蒸発する。この不要油成分を排気管8aに直接排気放出するために、反応容器30下部には、支持壁34によって区画される滞留室17と、排気管8aに臨む排気口17bを有する構造が設けられる。
第1の蒸気噴出部12は、蒸気通路11の上端に取り付けられた円錐状傘体をしており、蒸蒸気通路11の周囲に環状の下向きの噴出口12aが形成される。第1の蒸気噴出部12の頂点に開口12bが設けられ、この開口12を帽子状の第2の蒸気噴出部13が覆っており、第1の蒸気噴出部12の周囲にも環状の下向きの噴出口13aが形成される。オイル50の蒸気は、蒸気噴出部12、13の噴出口12a、13aから真空引きの方向である下向きに噴出する。
反応容器30の直上には、オゾン発生部40と接続されたオゾン注入部7が設けられる。
オゾン発生部40は、3−10W程度のオゾン発生管4と、体積が200ml程度のオゾン吸蔵材5aとを収容して気密にされたオゾン容器5と、エアーをオゾン容器5内へ送り込むエアポンプ6と、オゾン発生管4を点灯する為のインバータ電源20とで構成される。オゾン発生管4は、ハロゲンガス及び不活性ガスを含む無水銀のガスを封入した紫外線ランプである。オゾン発生管4の代わりに、紫外線LED、放電装置、電気分解装置、又はオゾンを貯蔵したオゾンボンベ等のオゾン発生器を使用することができる。
反応容器30の外部周囲には、反応容器30を冷却する為に、水を環流させる冷却部を構成する冷却水通路10を設ける。この冷却水通路10は、反応容器30と同心円状の筒状に構成してもよいし、又は、水導通パイプを反応容器30の外部に巻き付けてもよい。冷却水通路10は、水を貯留する1リットル程度のタンク9aと、水を循環させるためのポンプ9bに導管10aによって接続される。水の代わりに、冷却効率の良い不凍液を使用することも可能である。
さらに、反応容器30下部には、冷却水によって液化したオゾン化オイルの回収孔15を設ける。液化したオゾン化オイルは、蒸気通路11を支持する支持壁34によって回収孔15へ導かれる。支持壁34には、冷却水によって液化したオイル50が原料容器1に戻る為の戻り孔17aが設けられる。
回収孔15は、回収管16によってオゾン化オイル容器3に接続される。このオゾン化オイル容器3も、ガラス又はステンレス製の容器が望ましい。また、オゾン化オイル容器3を簡単に取り外せる構造にするために、ガラスのすり合わせ、Oリングによるカップリングで取り付ける接続具16cを備える。これらの接続具16cは、気密を保つとともに真空に耐える構造とされる。
エアポンプ6とオゾン容器5との間には、弁18が設けられる。オゾン注入部7にも弁19が設けられる。この弁19は、単に開閉するだけでなく、オゾンの注入速度も調整できるように開度調整も可能になっている。反応容器13下部の回収孔15とオゾン化オイル容器3との間の回収管16にも弁16bが設けられる。オイルの戻り孔17aにも弁17cが設けられる。排気管8aの途中にも弁14が設けられる。冷却水通路10とタンク9a、ポンプ9bとを連結する導管10aにも、弁10bが設けられる。これらの弁を開閉することにより、各部がシーケンス制御できるようにしてある。
このオゾン化オイル製造装置は、以上のように簡素な構成であり、しかも、全体の大きさが1辺が50cmの立方体程度以下と小型になり、個人病院や一般家庭でも使用可能なものである。
次に、このオゾン化オイル製造装置によって、オゾン化オイル50を作る方法を説明する。
まず、原料容器1にオゾン化オイル50の原料である食用油又は植物油等のオイル50を入れる。本実施例では、価格と効果の点からオリーブオイルを用いる。次に、反応容器30内を外部へ開口させる弁のうち、排気管8aに設けた弁14以外の弁16b、17c、19を閉じ、ヒーター2に通電して、オイル50を230°C程度に上昇させる。
ここで、真空ポンプ8を動作させると、原料容器1内のオイル50は活発に蒸発を開始する。このときオイル50に含まれる沸点の低い不純な成分は、最初に滞留室17の排気口17b及び蒸気噴出部12、13から噴出し、真空ポンプ8によって排気口8bから排出される。さらに、弁10bを開いて水冷ポンプ9を動作させると、冷却水通路10を流れる冷却水の働きによって、オイル50の蒸気が油滴に戻される。そこで、戻り孔17aに設けた弁17cを開くと、オイル50の油滴は、戻り孔17aを通して原料容器1に戻る。以上の過程はオイル50の蒸留である。一般の信用ある業者の製造した食用油は、製造過程で真空蒸留されているので、不純な油分は多くは無いが、油成分が明示されることは少ない。このようなオイル50の蒸留を行うことは、不純な油分がブレンドをされたオイルを使用した場合に備えたものである。
この間、エアーポンプ6とオゾン発生管4を動作させるとともに、弁18を開く。オゾン発生管4は、185nmの真空紫外線を発生させ、空気中の酸素を照射して高純度のオゾンを発生させる。もちろん、他の方法のオゾン発生器も可能であるが、窒素酸化物も出来ることがあり、真空紫外線によるオゾンの製造が最も望ましい。発生したオゾンは、エアーポンプ6によりオゾン吸蔵材5aに注入される。オゾン吸蔵材5aは、選択的にオゾンを吸蔵して濃縮する。オゾン吸蔵材5aは、シリカゲルや多孔質ガラスなど、オゾン分子径に近いナノメートルサイズの細孔を多数持つ材料である(特開2003−014196号公報参照)。
このオゾン発生を一定の時間、例えば30分程度続け、オゾンを充分にオゾン吸蔵材5aに吸蔵させた後、原料容器1内のオイル50を350°C程度に加熱するとともに、弁14、17c、18とを閉じ、弁16bと19とを開く。すると、原料容器1から蒸発したオイル50の蒸気は、蒸気通路11を経由して、噴出孔12a、13aからジェット噴流となり反応容器30内に注入されると同時に、高純度のオゾンもオゾン注入部7を通じて反応容器30内にジェット噴流となって注入される。これは、反応容器30内が真空状態でオゾン発生部40のオゾン容器5内が大気圧であるためである。反応容器30内では分子状のオイルと分子状のオゾンが反応して、効率よくオゾン化オイルが作られる。
生成したオゾン化オイルは、冷却水により冷却されてオイルとともに液化して、反応容器30の壁を伝わって、回収管16を経由してオゾン化オイル容器3に貯まる。以上の反応は、オイルが原料容器1に無くなった時に終了する。それから、各部をオフにする。
このとき、弁16bを閉じた状態で弁17cを開いた状態にすれば、オゾン化オイルを含むオイルは原料容器1に戻り、何度もオイル50を蒸発させてオゾン化を増進することが出来る。しかしながら、同時に加熱されることにより、せっかく生成されたオゾン化オイルも一部分解されてしまう。このため、食用油の種類により循環回数は決まることになるが、注入するオゾンの濃度を濃くして出来るだけ1回の循環とすることが望ましい。
オゾン化イオンは、乳牛の乳房炎などの炎症回復、皮膚疾患やカンジタ症などの治療、床ずれなどの快復など医学上及び獣医学上の利用が期待できる。また、このオゾン化オイル製造装置は、各種オイルの代わりに適当な原料を原料容器1に入れれば、オゾニドを製造するオゾニド製造装置ともなる。さらに、真空引きされた反応容器30内に、オゾンの代わりに酸素又は水素を注入すると、酸素化反応装置又は水素化反応装置に容易に転換できる。
本発明の1実施例のオゾン化オイル製造装置を示す図である。 オゾン化オイルの原料を示す図である。
符号の説明
1 原料容器
2 ヒーター
3 オゾン化オイル容器
5 オゾン容器
5a オゾン吸蔵材
6 エアポンプ
7 オゾン注入部
8 真空ポンプ
10 冷却水通路(冷却部)
11 蒸気通路
12、13 蒸気噴出部
16c、32 接続具
14、16b、17c、18、19 弁
30 反応容器
40 オゾン発生部

Claims (6)

  1. 真空に吸引されるとともに、食用油又は植物油の蒸気とオゾンとが注入され、食用油又は植物油の蒸気とオゾンとを混合させてオゾン化反応をさせる反応容器を有することを特徴とするオゾン化オイル製造装置。
  2. 前記反応容器にはオゾン発生部が接続されており、オゾン発生部にはオゾンを吸蔵濃縮するオゾン吸蔵材が備えられたことを特徴とする請求項1に記載のオゾン化オイル製造装置。
  3. 前記反応容器には、オゾン化反応により発生したオゾン化オイルの蒸気を冷却して油滴とする冷却部が取り付けられるとともに、前記油滴を流し込むオゾン化オイル容器が接続されたことを特徴とする請求項1又2に記載のオゾン化オイル製造装置。
  4. 原料容器の口とオゾン化オイル容器の口が、それぞれ、ガラスのすり合わせまたはOリングによる取り付けで、真空に耐え、かつ容易に取りはずしができる接続具を介して、前記反応容器と接続されたことを特徴とする請求項1、2又3に記載のオゾン化オイル製造装置。
  5. 前記オゾン発生部から前記反応容器へのオゾン注入部には、注入速度及び注入量を制御できるように弁を設けたことを特徴とする請求項1、2、3又4に記載のオゾン化オイル製造装置。
  6. 真空に吸引されるとともに、原料の蒸気とオゾンとが注入され、原料の蒸気とオゾンとを混合させてオゾン化反応をさせる反応容器を有することを特徴とするオゾニド製造装置。
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