JP2005162958A - 伸縮性粘着テープ - Google Patents

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Abstract

【課題】 吸引マッサージによる血行の改善効果を保持し、長時間にわたって血行の流れを良くする伸縮性粘着テープを提供すること。
【解決手段】 基材の一方の面に粘着剤層を設けた伸縮性粘着テープ1において、上記基材に、縦方向と横方向の伸びがともに300〜600%で、縦方向と横方向の伸びの比が0.70〜1.30であり、かつ、縦方向と横方向の引張強さがともに5〜25N/10mmであるエラストマー不織布を用いる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、医療用途、スポーツ用途などに用いることができる吸引マッサージャー用の粘着テープに関する。
従来、医療用途、スポーツ用途、整体用途、美容用途などに、適度な皮膚接着性、皮膚追従性、皮膚刺激性、再貼付性等を有する各種のスポーツ用テープ、テーピング用テープ等の粘着テープが使用されている。(非特許文献1参照)
特許文献1には、オレフィン系エラストマーからなる基材の片面に粘着剤層を設けた、皮膚への追従性が良好な医療用粘着テープが開示されている。
また、特許文献2には、オレフィン系エラストマーからなる基材の片面に粘着剤層を設けた、皮膚への追従性、透湿性、皮膚への粘着性が適度な範囲にある皮膚貼付用粘着テープが開示されている。
また、特許文献3には、ウレタン系エラストマー不織布からなる基材の片面に粘着剤層を設けた、伸縮性バンソウコウが開示されている。
また、特許文献4には、ウレタン伸縮性フィルムからなる基材の片面に粘着剤層を設けた伸縮性粘着テープが開示されている。
また、特許文献5には、伸縮性綿布からなる基材の片面に粘着剤層を設けた、通気性に優れた身体接着テープが開示されている。
特開平08-000657号公報 特開2000-166966号公報 特開平09-154871号公報 特開平06-313053号公報 特開平10-033741号公報 「粘着ハンドブック(第2版)、p489、粘着テープ工業会、1995年発行」 「講演"除圧式ZERO(ゼロ)テープ〜その理論と使用方法について"、神戸大学発達科学部人間行動表現学科、井奥一樹、明治東洋医学専門学校主催講演会、2003.7.20」
しかしながら、特許文献1に記載の粘着テープは、通気性に劣るため、発汗による皮膚のかぶれや粘着テープの剥がれが起きる可能性がある。
また、特許文献2には、破断時の引張強さと伸びに関する記載がない。
また、特許文献3には、破断時の引張強さと伸びに関する記載がなく、その方法は、基材の伸縮性不織布が1層の部分と2層構造となっている部分とがあるため、引張強さと伸びに差が生じ、全体が均一の引張強さと伸びをもたない。
また、特許文献4には、破断時の引張強さと伸びに関する記載がなく、ここに記載の粘着テープは、基材に、軸延伸(縦方向)フィルムを使用しているため、縦方向と横方向の引張強さと伸びが異なる。
また、特許文献5には、破断時の引張強さと伸びに関する記載がなく、ここに記載の粘着テープは、縦方向に伸縮性を有するが、横方向には伸縮性がない。
本発明の目的は、吸引マッサージによる血行の改善効果を保持し、長時間にわたって血行の流れを良くする伸縮性粘着テープを提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するため、特許請求の範囲に記載のような構成とするものである。
すなわち、本発明は、基材の一方の面に粘着剤層を設けた伸縮性粘着テープにおいて、上記基材に、縦方向と横方向の伸びがともに300〜600%で、縦方向と横方向の伸びの比が0.70〜1.30であり、かつ、縦方向と横方向の引張強さがともに5〜25N/10mmであるエラストマー不織布を用いる。
この場合、上記エラストマー不織布をポリアミド系エラストマー不織布、又は、ウレタン系エラストマー不織布、又は、オレフィン系エラストマー不織布のいずれかとする。
また、これらの場合、上記粘着剤層をアクリル系粘着剤からなる粘着剤層とする。
本発明は、基材の一方の面に粘着剤層を設けた伸縮性粘着テープにおいて、上記基材に、縦方向と横方向の伸びがともに300〜600%で、縦方向と横方向の伸びの比が0.70〜1.30であり、かつ、縦方向と横方向の引張強さがともに5〜25N/10mmであるエラストマー不織布を用いているから、通気性に優れ、適度な皮膚接着性、皮膚刺激性、再貼付性を有し、かつ、長時間にわたる吸引マッサージャーの効果を保持している。
この場合、上記エラストマー不織布がポリアミド系エラストマー不織布、又は、ウレタン系エラストマー不織布、又は、オレフィン系エラストマー不織布のいずれかであるから、通気性に優れ、適度な皮膚接着性、皮膚刺激性、再貼付性を有し、かつ、長時間にわたる吸引マッサージャーの効果を保持している。
また、これらの場合、上記粘着剤層がアクリル系粘着剤からなる粘着剤層であるから、通気性に優れ、適度な皮膚接着性、再貼付性を有している。
皮膚が炎症などを起こすと、そこに血液が溜まり、圧力が上がり、痛みを感じるが、皮膚の患部を吸引する吸引マッサージを行うことにより、患部の圧力を下げ、血行を良くし、痛みを和らげる効果があることが知られている。(非特許文献2参照)
本発明者は、吸引マッサージャー用ゴムを肩こりなどの血行の流れが良くない患部に置いて、皮膚を吸引し、その状態で、吸引マッサージャー用ゴムの周囲に本発明の伸縮性粘着テープを貼ることにより、吸引マッサージャー用ゴムを剥がしても、患部の血行が長時間持続することを見出した。吸引マッサージャー用ゴムで吸引した皮膚の盛り上がりは、本発明の伸縮性粘着テープにより、長時間保持されるため、患部の血行が長時間良好な状態を維持することが分った。また、この伸縮性粘着テープは、基材に、縦方向と横方向の伸びと引張強さがほぼ同一であるエラストマー不織布を使用するのが好ましい。
ここで使用されるエラストマー不織布の伸びと引張応力の特性としては、縦方向と横方向の伸びがともに300〜600%で、縦方向と横方向の伸びの比が0.70〜1.30の範囲内にあり、かつ、縦方向と横方向の引張強さがともに5〜25N/10mmの範囲にあることが好ましい。
吸引マッサージャーを行う場合、伸縮性粘着テープを、伸ばして、吸引マッサージャー用ゴムの周囲の皮膚に貼る。皮膚表面に伸ばして貼られた伸縮性粘着テープは、伸ばされる前の状態に戻ろうとする力で吸引マッサージャー用ゴムにより盛り上げられた皮膚の盛り上がりを保つ。そのため、エラストマー不織布の伸びが300%未満の場合、伸ばされる前の状態に戻ろうとする力が小さいため、伸縮性粘着テープは、皮膚の盛り上がりを保てない。また、伸びが600%を超えると、伸ばされる前の状態に戻ろうとする力が強すぎるため、血液の流れを悪くする。
また、エラストマー不織布の縦方向と横方向の伸びの比が0.70未満あるいは1.30を超える場合、伸縮性粘着テープを伸ばして皮膚に貼り、伸ばした状態の伸縮性粘着テープが伸びる前の状態に戻ろうとする際、縦方向と横方向が均等に伸ばされないことで、皮膚の盛り上がりをきれいに保つことができない。
また、エラストマー不織布の引張強さが5N/10mm未満の場合、皮膚の盛り上がりを固定する力が十分でなく、引張強さが25N/10mmを超えると、皮膚の盛り上がりを固定する力が強過ぎて、血液の流れを悪くする。
本発明で使用されるエラストマー不織布としては、ポリアミド系エラストマー不織布、ウレタン系エラストマー不織布及びオレフィン系エラストマー不織布が好ましいが、縦方向と横方向の伸びと引張応力の特性を考慮すると、特に、ポリアミド系エラストマー不織布が好ましい。
また、本発明で使用される粘着剤は、アクリル系、天然ゴム系、合成ゴム系など、限定されないが、通気性、適度な皮膚接着性、再貼付性の特性を考慮すると、特に、アクリル系粘着剤が好ましい。
本発明の伸縮性粘着テープについて、実施例によって具体的に説明する。但し、本発明の伸縮性粘着テープは、これに限定されるものではない。
なお、実施例及び比較例に記載の皮膚表面の温度変化は、皮膚表面の温度変化を測定することにより、皮膚内部の血行の状態を把握したもので、下記の方法により測定した。
すなわち、図2(1)〜(4)に示したプロセスを経た後、0分後、10分後、30分後、90分後の皮膚表面の温度変化をサーモグラフィにより測定した。
(1)患部に吸引マッサージャー用ゴム2を置く。
(2)吸引マッサージャー用ゴム2押すことにより、吸引マッサージャー用ゴム2の内部を減圧して、皮膚3を盛り上げる。
(3)吸引マッサージャー用ゴム2をつけた状態で、その周囲の皮膚3にリング状の伸縮性粘着テープ1(図1参照)を貼る。
(4)吸引マッサージャー用ゴム2を取り去る。伸縮性粘着テープ1の内側に皮膚3の盛り上がりが現われる。
[実施例1]
引張強さが縦方向7.0N/10mm、横方向6.0N/10mm、伸びが縦方向300%、横方向390%のポリアミド系エラストマー不織布(出光ユニテックス(株)製、商品名ストラフレックス、目付け量70g/m)からなる基材の一方の面に、アクリル系粘着剤(綜研化学(株)製、SKダイン1720)を乾燥後0.06mmになるように塗工し、リング状にカットすることにより伸縮性粘着テープを製作した。この伸縮性粘着テープは、通気性があり、適度な皮膚接着性、皮膚刺激性、再貼付性を有していた。また、吸引マッサージャー用ゴムを取り去ってから10分、30分、90分経過後の皮膚表面の温度変化は、吸引マッサージャー用ゴムを置く前を基準にとると、+1.0℃あった。また、吸引マッサージャー用ゴムで吸引した皮膚の盛り上がりは、吸引マッサージャー用ゴムを取り去ってから72時間後も保持されていることが確認された。
[実施例2]
引張強さが縦方向25.0N/10mm、横方向25.0N/10mm、伸びが縦方向350%、横方向400%のポリアミド系エラストマー不織布(出光ユニテックス(株)製、商品名ストラフレックス、目付け量200g/m)からなる基材の一方の面に、アクリル系粘着剤(綜研化学(株)製、SKダイン1720)を乾燥後0.06mmになるように塗工し、リング状にカットすることにより伸縮性粘着テープを製作した。この伸縮性粘着テープは、通気性があり、適度な皮膚接着性、皮膚刺激性、再貼付性を有していた。また、吸引マッサージャー用ゴムを取り去ってから10分、30分、90分経過後の皮膚表面の温度変化は、吸引マッサージャー用ゴムを置く前を基準にとると、+1.0℃あった。また、吸引マッサージャー用ゴムで吸引した皮膚の盛り上がりは、吸引マッサージャー用ゴムを取り去ってから72時間後も保持されていることが確認された。
[実施例3]
引張強さが縦方向12.2N/10mm、横方向8.5N/10mm、伸びが縦方向428%、横方向300%のポリアミド系エラストマー不織布(出光ユニテックス(株)製、商品名ストラフレックス、目付け量100g/m)からなる基材の一方の面に、アクリル系粘着剤(綜研化学(株)製、SKダイン1720)を乾燥後0.06mmになるように塗工し、リング状にカットすることにより伸縮性粘着テープを製作した。この伸縮性粘着テープは、通気性があり、適度な皮膚接着性、皮膚刺激性、再貼付性を有していた。また、吸引マッサージャー用ゴムを取り去ってから10分、30分、90分経過後の皮膚表面の温度変化は、吸引マッサージャー用ゴムを置く前を基準にとると、+1.0℃あった。また、吸引マッサージャー用ゴムで吸引した皮膚の盛り上がりは、吸引マッサージャー用ゴムを取り去ってから72時間後も保持されていることが確認された。
[実施例4]
引張強さが縦方向5.0N/10mm、横方向5.0N/10mm、伸びが縦方向390%、横方向390%のウレタン系エラストマー不織布(出光ユニテックス(株)製、商品名ウレタン不織布、目付け量75g/m)からなる基材の一方の面に、アクリル系粘着剤(綜研化学(株)製、SKダイン1720)を乾燥後0.06mmになるように塗工し、リング状にカットすることにより伸縮性粘着テープを製作した。この伸縮性粘着テープは、通気性があり、適度な皮膚接着性、皮膚刺激性、再貼付性を有していた。また、吸引マッサージャー用ゴムを取り去ってから10分、30分、90分経過後の皮膚表面の温度変化は、吸引マッサージャー用ゴムを置く前を基準にとると、+1.0℃あった。また、吸引マッサージャー用ゴムで吸引した皮膚の盛り上がりは、吸引マッサージャー用ゴムを取り去ってから72時間後も保持されていることが確認された。
[実施例5]
引張強さが縦方向24.2N/10mm、横方向22.4N/10mm、伸びが縦方向600%、横方向600%のウレタン系エラストマー不織布(出光ユニテックス(株)製、商品名ウレタン不織布、目付け量280g/m)からなる基材の一方の面に、アクリル系粘着剤(綜研化学(株)製、SKダイン1720)を乾燥後0.06mmになるように塗工し、リング状にカットすることにより伸縮性粘着テープを製作した。この伸縮性粘着テープは、通気性があり、適度な皮膚接着性、皮膚刺激性、再貼付性を有していた。また、吸引マッサージャー用ゴムを取り去ってから10分、30分、90分経過後の皮膚表面の温度変化は、吸引マッサージャー用ゴムを置く前を基準にとると、+1.0℃あった。また、吸引マッサージャー用ゴムで吸引した皮膚の盛り上がりは、吸引マッサージャー用ゴムを取り去ってから72時間後も保持されていることが確認された。
[実施例6]
引張強さが縦方向7.6N/10mm、横方向6.0N/10mm、伸びが縦方向300%、横方向350%のオレフィン系エラストマー不織布(出光ユニテックス(株)製、商品名ストラフレックス、目付け量70g/m)からなる基材の一方の面に、アクリル系粘着剤(綜研化学(株)製、SKダイン1720)を乾燥後0.06mmになるように塗工し、リング状にカットすることにより伸縮性粘着テープを製作した。この伸縮性粘着テープは、通気性があり、適度な皮膚接着性、皮膚刺激性、再貼付性を有していた。また、吸引マッサージャー用ゴムを取り去ってから10分、30分、90分経過後の皮膚表面の温度変化は、吸引マッサージャー用ゴムを置く前を基準にとると、+1.0℃あった。また、吸引マッサージャー用ゴムで吸引した皮膚の盛り上がりは、吸引マッサージャー用ゴムを取り去ってから72時間後も保持されていることが確認された。
[実施例7]
引張強さが縦方向24.0N/10mm、横方向19.2N/10mm、伸びが縦方向350%、横方向390%のオレフィン系エラストマー不織布(出光ユニテックス(株)製、商品名ストラフレックス、目付け量400g/m)からなる基材の一方の面に、アクリル系粘着剤(綜研化学(株)製、SKダイン1720)を乾燥後0.06mmになるように塗工し、リング状にカットすることにより伸縮性粘着テープを製作した。この伸縮性粘着テープは、通気性があり、適度な皮膚接着性、皮膚刺激性、再貼付性を有していた。また、吸引マッサージャー用ゴムを取り去ってから10分、30分、90分経過後の皮膚表面の温度変化は、吸引マッサージャー用ゴムを置く前を基準にとると、+1.0℃あった。また、吸引マッサージャー用ゴムで吸引した皮膚の盛り上がりは、吸引マッサージャー用ゴムを取り去ってから72時間後も保持されていることが確認された。
[比較例1]
引張強さが縦方向3.0N/10mm、横方向4.0N/10mm、伸びが縦方向300%、横方向300%のポリアミド系エラストマー不織布(出光ユニテックス(株)製、商品名ストラフレックス、目付け量40g/m)からなる基材の一方の面に、アクリル系粘着剤(綜研化学(株)製、SKダイン1720)を乾燥後0.06mmになるように塗工し、リング状にカットすることにより伸縮性粘着テープを製作した。この伸縮性粘着テープは、通気性があり、適度な皮膚接着性、皮膚刺激性、再貼付性を有していた。また、吸引マッサージャー用ゴムを取り去ってから10分、30分、90分経過後の皮膚表面の温度変化は、吸引マッサージャー用ゴムを置く前と変わらなかった。また、吸引マッサージャー用ゴムで吸引した皮膚の盛り上がりは、吸引マッサージャー用ゴムを取り去るとともに元の状態に戻った。
[比較例2]
引張強さが縦方向35.0N/10mm、横方向32.0N/10mm、伸びが縦方向400%、横方向450%のポリアミド系エラストマー不織布(出光ユニテックス(株)製、商品名ストラフレックス、目付け量260g/m)からなる基材の一方の面に、アクリル系粘着剤(綜研化学(株)製、SKダイン1720)を乾燥後0.06mmになるように塗工し、リング状にカットすることにより伸縮性粘着テープを製作した。この伸縮性粘着テープは、通気性があり、適度な皮膚接着性、皮膚刺激性、再貼付性を有していた。また、吸引マッサージャー用ゴムを取り去ってから10分、30分、90分経過後の皮膚表面の温度変化は、吸引マッサージャー用ゴムを置く前と変わらなかった。また、吸引マッサージャー用ゴムで吸引した皮膚の盛り上がりは、吸引マッサージャー用ゴムを取り去るとともに元の状態に戻った。
[比較例3]
引張強さが縦方向30.8N/10mm、横方向28.0N/10mm、伸びが縦方向400%、横方向500%のウレタン系エラストマー不織布(出光ユニテックス(株)製、商品名、ウレタン不織布、目付け量350g/m)からなる基材の一方の面に、アクリル系粘着剤(綜研化学(株)製、SKダイン1720)を乾燥後0.06mmになるように塗工し、リング状にカットすることにより伸縮性粘着テープを製作した。この伸縮性粘着テープは、通気性があり、適度な皮膚接着性、皮膚刺激性、再貼付性を有していた。この伸縮性粘着テープは、通気性があり、適度な皮膚接着性、皮膚刺激性、再貼付性を有していた。また、吸引マッサージャー用ゴムを取り去ってから10分、30分、90分経過後の皮膚表面の温度変化は、吸引マッサージャー用ゴムを置く前と変わらなかった。また、吸引マッサージャー用ゴムで吸引した皮膚の盛り上がりは、吸引マッサージャー用ゴムを取り去るとともに元の状態に戻った。
[比較例4]
引張強さが縦方向3.2N/10mm、横方向3.0N/10mm、伸びが縦方向310%、横方向330%のオレフィン系エラストマー不織布(出光ユニテックス(株)製、商品名、ストラフレックス、目付け量70g/m)からなる基材の一方の面に、アクリル系粘着剤(綜研化学(株)製、SKダイン1720)を乾燥後0.06mmになるように塗工し、リング状にカットすることにより伸縮性粘着テープを製作した。この伸縮性粘着テープは、通気性があり、適度な皮膚接着性、皮膚刺激性、再貼付性を有していた。この伸縮性粘着テープは、通気性があり、適度な皮膚接着性、皮膚刺激性、再貼付性を有していた。また、吸引マッサージャー用ゴムを取り去ってから10分、30分、90分経過後の皮膚表面の温度変化は、吸引マッサージャー用ゴムを置く前と変わらなかった。また、吸引マッサージャー用ゴムで吸引した皮膚の盛り上がりは、吸引マッサージャー用ゴムを取り去るとともに元の状態に戻った。
[比較例5]
引張強さが縦方向31.8N/10mm、横方向31.8N/10mm、伸びが縦方向500%、横方向600%のポリウレタンフィルム(日清紡績(株)製、商品名 モビロンフィルム、厚さ0.05mm)からなる基材の一方の面に、アクリル系粘着剤(綜研化学(株)製、SKダイン1720)を乾燥後0.06mmになるように塗工し、リング状にカットすることにより伸縮性粘着テープを製作した。この伸縮性粘着テープは、適度な皮膚接着性、皮膚刺激性、再貼付性を有していたが、通気性がなかった。また、吸引マッサージャー用ゴムを取り去ってから10分、30分、90分経過後の皮膚表面の温度変化は、吸引マッサージャー用ゴムを置く前と変わらなかった。また、吸引マッサージャー用ゴムで吸引した皮膚の盛り上がりは、吸引マッサージャー用ゴムを取り去るとともに元の状態に戻った。
本発明の伸縮性粘着テープの形状を示す模式図である。 (1)皮膚に吸引マッサージャー用ゴムを置いた状態を示す側面図である。 (2)吸引マッサージャー用ゴムを押すことにより、吸引マッサージャー用ゴムの内部を減圧にして、皮膚を盛り上げている状態を示す側面図である。 (3)吸引マッサージャー用ゴムの周囲の皮膚に、伸縮性粘着テープを貼った状態を示す側面図である。 (4)皮膚から吸引マッサージャー用ゴムを取り去った状態を示す側面図である。
符号の説明
1・・・伸縮性粘着テープ、2・・・吸引マッサージャー用ゴム、3・・・皮膚

Claims (3)

  1. 基材の一方の面に粘着剤層を設けた伸縮性粘着テープにおいて、上記基材に、縦方向と横方向の伸びがともに300〜600%で、縦方向と横方向の伸びの比が0.70〜1.30であり、かつ、縦方向と横方向の引張強さがともに5〜25N/10mmであるエラストマー不織布を用いることを特徴とする伸縮性粘着テープ。
  2. 上記エラストマー不織布がポリアミド系エラストマー不織布、又は、ウレタン系エラストマー不織布、又は、オレフィン系エラストマー不織布のいずれかであることを特徴とする請求項1記載の伸縮性粘着テープ。
  3. 上記粘着剤層がアクリル系粘着剤からなる粘着剤層であることを特徴とする請求項1または請求項2記載の伸縮性粘着テープ。















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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2022102331A1 (ja) * 2020-11-12 2022-05-19 デンカ株式会社 結束テープ
WO2022102330A1 (ja) * 2020-11-12 2022-05-19 デンカ株式会社 結束テープ

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