JP2005161288A - 洗浄器具 - Google Patents

洗浄器具 Download PDF

Info

Publication number
JP2005161288A
JP2005161288A JP2003436166A JP2003436166A JP2005161288A JP 2005161288 A JP2005161288 A JP 2005161288A JP 2003436166 A JP2003436166 A JP 2003436166A JP 2003436166 A JP2003436166 A JP 2003436166A JP 2005161288 A JP2005161288 A JP 2005161288A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
water
brush
cleaning
housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003436166A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Rokkaku
正 六角
Seigo Ishioka
聖悟 石岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2003436166A priority Critical patent/JP2005161288A/ja
Publication of JP2005161288A publication Critical patent/JP2005161288A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【目的】自動車の車体、水槽、家屋の壁、窓ガラス、玄関周りのタイルなどを水で洗浄する器具として、ブラシやスポンジの回転を自動的に行い、簡便に効率的な洗浄が行える洗浄器具の提供を目的とする。
【構成】 第一の実施例で示す本発明による洗浄器具1は、上側ハウジング2、下側ハウジング3、ロータ4、および複数のベーン5で構成されるベーンモータと、ロータの軸端に取り付けられる回転板22とブラシ24、ベーンモータへ給排水するための配管ブロック10と配管部材11、および排水方向を切換える切換弁17とで概略構成されている。
【選択図】 図1

Description

この発明は、自動車の車体、家屋の窓ガラス、壁および玄関のタイル、風呂場の床タイル、観賞魚飼育水槽の壁、等を洗浄する器具に関する。
従来、自動車の車体に付着した泥汚れを落とすには、片手にホースを持って洗浄水を車体に注ぎながら、もう一方の片手でブラシを持ち、車体のバンパーやタイヤをこする作業が一般に見受けられる。家屋の外周りの壁や窓ガラスの水洗浄でも同様の作業が見受けられる。
前記の洗浄作業を少しでも楽にするために、実用新案出願平3−97587などで、洗浄水の配管をブラシに接続することによって、片手で操作できる洗浄器具などが提案されている。
また、タービン状の羽根車に多量の高圧水をぶつけてそのエネルギーでブラシを回転させる器具が米国で販売されている。さらに、高圧ノズルで多量の水を噴射して洗浄する器具も販売されている。
洗浄作業を飛躍的に改善した方法として、登録実用新案第3082053号による「回転ブラシを取付けた掃除機」として、電動モータによってブラシを回転する方法が提案されている。
しかしながら、従来使用されている手動洗浄器具は、ブラシやスポンジを往復動させて汚れを除去する動作は必要であり、一般に洗浄作業は無理な姿勢で行うことが多いので、ブラシやスポンジを往復動させて対象物の表面をこする作業では、作業者の負担は大きい。また、羽根車に多量の水道水をぶつけてブラシを回転させる器具や高圧ノズルによる洗浄は、水道水の消費が大きく省エネを重視する日本には向かない。
登録実用新案第3082053号による電動モータによってブラシを回転する方法では、洗浄作業は楽になっている。しかし、水または洗浄液を使用する環境においては、電動モータを使用する場合、漏電に注意しなければならない。また、屋外において作業する場合は電気配線が必要で、漏電に一層の注意が必要となる。
本発明は、上述した従来の機器や方法での課題を解決するためのもので、具体的には、電動モータや圧力ガスまたは高圧水を使用することなく、洗浄に必要な適量の水道水の持つエネルギーまたは低圧・小流量のポンプを有効に生かして、ブラシやスポンジを自動的に回転させる簡便な洗浄器具の提供を目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この発明に係わる洗浄器具は、請求項1の記載によれば、ハウジングと、ハウジング内径中心に対して偏芯した位置を中心にハウジングによって回転自在に支承されたロータと、ロータ中心に対して半径方向にロータで摺動自在に支承された複数のベーンを設けて、ハウジング、ロータおよび複数のベーンとでベーンモータを構成し、ロータの軸端にブラシまたはスポンジを装着できるようにし、ベーンモータに水道水を供給する供給管路と、ベーンモータから排出される水を前記のブラシまたはスポンジの中心に流出する排出管路を設けたことを特徴とする。
また、請求項2の記載によれば、ハウジングと、ハウジング内径中心に対して偏芯した位置を中心にハウジングによって回転自在に支承されたロータと、
ロータ中心に対して半径方向にロータで摺動自在に支承された複数のベーンを設けて、ハウジング、ロータおよび複数のベーンとでベーンモータを構成し、ロータの軸端にブラシまたはスポンジを装着できるようにし、ポンプモータを設けてベーンモータにポンプから吐出される水を供給する供給管路と、ブラシまたはスポンジの中心から汚水を、フィルターを介してポンプで吸引する吸引管路を設けたことを特徴とする。
さらに請求項3の記載によれば、ハウジングと、ハウジング内径中心に対して偏芯した位置を中心にハウジングによって回転自在に支承されたロータと、
ロータ中心に対して半径方向にロータで摺動自在に支承された複数のベーンを設けて、ハウジング、ロータおよび複数のベーンとでベーンモータを構成し、ロータの軸端にブラシまたはスポンジを装着できるようにし、ベーンモータに水道水またはポンプから吐出される水を供給する供給管路と、ベーンモータから排出される水を前記のブラシまたはスポンジの中心に流出する排出管路か、またはポンプで吸引される吸引管路のいずれかの管路に切り替える手段を設けたことを特徴とする。
本発明の請求項1に記載の洗浄器具によれば、ベーンモータへの水供給管路に水道配管を接続するだけで、水道水の有する圧力と流量によってベーンモータが回転し、その結果ブラシまたはスポンジが洗浄に必要十分な回転速度と回転トルクをもって自動的に回転し、洗浄水がブラシまたはスポンジに供給される。
したがって、洗浄作業を行うには、片手で操作して、洗浄すべき箇所にブラシまたはスポンジを移動させるだけでよく、汚れを除去するためにブラシまたはスポンジを往復動させる動作は不要になる。
また、ブラシまたはスポンジを回転させるために電動モータを使用していないので、漏電の不安がない。
さらに、エネルギー効率のよいベーンモータを使用しているため、高圧水は不要であり、洗浄に必要なだけの水道水を用いてブラシやスポンジを回転し、その水道水を洗浄に必要な箇所であるブラシまたはスポンジの中心に集中的に供給するので、水道水の消費量を抑えることができる。
本発明の請求項2に記載の洗浄器具によれば、ベーンモータにポンプから吐出される水を供給し、ブラシまたはスポンジの中心から汚水を、フィルターを介してポンプで吸引するので、観賞魚飼育用水槽の壁の苔掃除に好適である。
その第一の理由は、ポンプおよびポンプ駆動用のモータは洗浄器具より離れた場所に設置することができるので、漏電の直接的な心配を回避できる。
第二の理由は、水槽壁を洗浄するときの汚水は水槽内で拡散させずに、フィルターを介してポンプで吸引され、清浄な水となってベーンモータに供給され、ベーンモータの排水として水槽に戻されるので、水槽内の水の浄化効果もある。
第三の理由は、観賞魚飼育用水槽の壁の苔は、手動掃除ではなかなか取れなく無理に壁をこすると壁を傷つける不具合がある。請求項2による本発明では、ブラシまたはスポンジを自動回転するので、壁を傷つけることなく水槽壁の苔除去ができる。
本発明の請求項3に記載の洗浄器具によれば、ベーンモータに水道水またはポンプから吐出される水を供給する供給管路を設けると共に、ベーンモータから排出される水を前記のブラシまたはスポンジの中心に流出する排出管路か、またはポンプで吸引される吸引管路のいずれかの管路に切り替える手段を設けている。これは、自動車の車体を洗浄液によって泡洗浄する場合に好適である。
と言うのも、一般に自動車の車体洗浄では、最初に水洗いして泥や砂を落とすが、その後、ガラスの油膜やボディの水垢を除去するために洗浄液で泡洗浄し、最後に洗浄液を流すために水洗浄するので、洗浄液で泡洗浄する際には、水は止めてブラシまたはスポンジを回転するだけの作業となるからである。
本発明の請求項3に記載によれば、ベーンモータから排出される水を前記のブラシまたはスポンジの中心に流出する排出管路か、またはポンプで吸引される吸引管路のいずれかの管路に切り替える手段を設けているので、洗浄液による泡洗浄を行う場合には、ベーンモータにポンプから吐出される水を供給し、ベーンモータから排出される水をポンプで回収して、泡洗浄を行う際にはブラシまたはスポンジへの水の供給を停止することができる。
また、ポンプおよびポンプを駆動する電動モータは、車体洗浄場所より離れた場所に設置できるので、漏電の直接的な心配は回避できる。
以下に図面を参照して本発明に係わる実施の形態例を詳細に説明する。
なお、本発明は以下に説明する構成の相対位置、数値等に何ら限定されるものではなく、特に特定的な記載がない限り本発明の範囲を以下の記載に限定するものではない。
<第一の実施例>
図1、図2、図3および図4を参照して本発明の第一の実施例について説明する。図1は本発明の第一の実施例における洗浄器具の一部断面構成図を示している。
図2は本発明の第一の実施例における洗浄器具を水道蛇口に接続して車体の水洗浄をしている状況を説明する図である。
図3は、本発明の第一の実施例における洗浄器具を車体の泡洗浄に適用するための段取りの切換を示す図である。
図4は、本発明の第一の実施例における洗浄器具をポンプモータユニットに接続して車体の泡洗浄をしている状況を説明する図である。
図1にしたがって、洗浄器具1の構成を説明する。洗浄器具1の主要な構成要素であるベーンモータは、上側ハウジング2、下側ハウジング3、ロータ4および複数の(実施例では6個の)ベーン5で構成されている。
ロータ4は両端の軸をそれぞれ上側ハウジング2と下側ハウジング3によって回転自在となるように支承されている。
複数のベーン5はロータ4に刻設された溝6によってロータ4の半径方向に摺動自在となるように案内されている。
ロータ4の回転中心は下側ハウジング3の内周7の中心に対して、A−A断面図に示すようにeだけ偏芯している。また、複数のベーン5は、回転中心側は、ハウジングボス8および9によって拘束され、また外側は下側ハウジング3の内径7で拘束されている。そのため、ロータ4の回転に伴って、ベーン5は溝6で案内されて半径方向に移動する。
上側ハウジング2および下側ハウジング3の側面には配管ブロック10が固定されており、また配管ブロック10は配管部材11に接続され、給水管路12を通して給水され、排水管路13を通して排水されるようになっている。
給水管路12は、上側ハウジング2に穿設された内部給水管路14に通じており、内部給水管路14は上側ハウジング2に刻設され二点鎖線で示される給水溝 15に通じている。
排水管路13は、下側ハウジング3に穿設された内部排水管路16に通じているが、切換弁17がストッパー18に当たるまで外側に位置しているため、内部排水管路16は閉じられた状態となっている。
下側ハウジング3には排水溝19が刻設されており、下側ハウジング3の中心に向かって穿設された中央排水穴20に通じている。また、中央排水穴20は、切換弁17とロータ4を支承する貫通穴20に通じている。
ロータ4の中心部には貫通穴21が穿設され、ロータ4の軸端に取り付けられた回転板22の中央部に穿設された穴23に通じている。
回転板22にはブラシ24の毛が植毛されており、回転板22の弾性変形部材25が外側に弾性変形して、ロータ4の突起部26に食いつく形で回転板22がロータ4に取り付けられている。
次に、ロータ4が回転駆動される機構について説明する。配管部材11を通して矢印a方向から供給された水道水は、給水管路12、内部給水管路14、および給水溝15を経由して下側ハウジング3の内部に給水される。
下側ハウジング3の内部に供給された水道水の排水は、排水溝19、中央排水穴20、ロータ中心部の貫通穴21、および回転板22の穴23を通って、ブラシ24の中央部で矢印b方向に排出されるようになっている。
給水溝15から水道水が供給され、排水溝19から排水されるため、複数のベーン5はその両側の面に差圧が発生し、ロータ4はA−A断面図に示すように矢印c方向に回転する。ロータ4の回転に伴って、ブラシ24は矢印d方向に回転する。
次に本発明の第一の実施例における洗浄器具の水洗浄作業における作用および効果を図2にしたがって説明する。
図2において、洗浄器具1に水道の蛇口27からホース28を介して水道水を供給すると、洗浄器具1から排出された水は自動車の車体29の表面に向けて矢印f、gの方向に排出され、ブラシ24が矢印d方向に回転して車体29を洗浄する。
この場合、洗浄作業者は取手30を持って洗浄器具1を車体29に沿って動かすだけでよく、ブラシ24を往復動させる必要がないので、洗浄作業が容易になる。
また、洗浄に用いられる水道水は洗浄する箇所に集中して供給され、必要最小限の水で洗浄することができるので、節水効果がある。さらに、高圧水洗浄のように周辺に水を飛散させることもないので、狭い道路、狭い家の軒下、駐車場、庭などでも、通行人や近づく人に迷惑をかけることなく洗車できる。
次に、図3および図4を用いて、本発明の第一の実施例における洗浄器具を泡洗浄作業に適用する場合の切換操作と、泡洗浄作業における作用と効果を説明する。
図3においては、切換弁17が矢印h方向に押し下げられており、ロータ4の中心部の貫通穴21は切換弁17の端面で封鎖されて、貫通穴21を通じての排水路は遮断される。
一方、切換弁17の外周面には排水溝31が外周を一巡して刻設されているので、中央排水穴20は排水溝31を介して内部排水管路16と通じている。
したがって矢印a方向から供給される水は、給水管路12、内部給水管路14と給水溝15を通じて供給され、ベーン4に圧力を与えてロータ4を回転駆動した後、排水溝17、中央排水穴20、排水溝31、内部排水管路16および排水管路13を経由して、矢印j方向に排出される。
洗浄器具1を、図3を用いて説明した状態にして、自動車車体の泡洗浄に適用する場合の作用と効果に関して、図4を用いて説明する。
図4は自動車の車体29を洗浄液の泡32で泡洗浄する場合に、洗浄器具1を適用する例を示す。洗浄器具1は、給排水ユニット33からホース34を介して給水され、ホース35を介して排水されるようになっている。
給排水ユニット33は、ポンプ36、モータ37、タンク38およびサクションフィルター39などで構成されている。
洗浄器具1は給排水ユニット33からホース34から給水されてブラシ24を回転するが、洗浄器具1に供給された水は、ホース35を介して給排水ユニット33に戻される。
したがって、本発明の第一の実施例による洗浄器具を車体の泡洗浄に適用した場合、次のような効果がある。
第一の効果は、泡洗浄作業を容易にすることであり、取手30を持ってブラシ24を車体29に沿って動かすだけでブラシ24回転して洗浄するので、ブラシ24を往復動させる負担が生じない。
第二の効果は、漏電の直接的な心配がないことである。ブラシ24は洗浄器具1に内臓された流体モータであるベーンモータで回転駆動されるので、水の多い作業環境での漏電の心配がない。
第三の効果は、車体の予備的な水洗浄、泡洗浄、泡落としのための水洗浄を簡単な切換操作で一貫した洗浄器具で行えることにある。
泥落としなどの予備的な水洗浄では、切換弁17を引き出す方向に操作してブラシ24の中央部から排水されるようにしておき、水道蛇口につなげばよい。
泡洗浄の場合には、切換弁17を押し込む方向に操作して、洗浄器具を給排水ユニットにつなげばよい。
泡落としの水洗浄は予備的水洗浄と同様にして行える。
<第二の実施例>
図5および図6を参照して本発明の第二の実施例について説明する。図5は本発明の第二の実施例における洗浄器具の一部断面構成図を示している。図6は本発明の第二の実施例における洗浄器具を観賞魚飼育水槽の壁洗浄に適用する場合の作用と効果を説明する図である。
図3に示す洗浄器具1は、図1で示した洗浄器具と構造的には殆ど同一であり以下に示す点だけが変更されている。したがって、以下に説明のない構造に関しては、図1で示した構造と同一とする。
図3に示す洗浄器具1は、図1に示す構造に対して次の点が異なっているが、その他の点は同一である。
第一の構造的変更点は、回転板22にブラシを取付ける代わりに水槽壁洗浄用のスポンジ40を取り付けている点である。
第二の構造的変更点は、スポンジ40の中央部から洗浄で発生した汚水を吸い込むことである。矢印k方向から吸い込まれる汚水は、回転板22の中央部の穴 23、ロータ4の中心部の貫通穴21を通過して、吸引配管部材41に穿設された吸引穴42、43、吸引溝44を経由して、内部吸引管路45、吸引管路46に至り、配管部材11の端部から矢印j方向に、後述するポンプによって吸引されるようになっている。なお、内部吸引管路45と吸引管路46は、図1で示した内部排水管路16、排水管路13と構造は同じであるが、機能が変わったために名称変更している。
第三の変更点は、下側フランジ3に新たに排水穴47を設けて、排水溝19から排出されるべき水は、排水穴47を経由して下側フランジ3の外部へ排出されるようにしたことである。
上記の第一から第四までの変更点を踏まえて、本発明の第二の実施例による洗浄器具の作用と効果を図6で説明する。
図6において、水槽48には水49が充たされており、洗浄器具1はこの状態で壁50の内側に付着した苔を洗浄除去するために使用される。
水槽48の外には吸引・給水ユニット51が設置され、洗浄器具1へは給水ホース52を介して給水され、また、スポンジ40の中央部から吸い込んだ汚水は洗浄器具1と吸引ホース53を経由して吸引・給水ユニット51に吸引されるようになっている。
吸引・給水ユニット51は、ポンプ54、モータ55、およびインラインフィルター56とで構成されている。
スポンジ40の中央部から矢印57で示す方向に汚水が吸引され、洗浄器具1と吸引ホース53、およびインラインフィルター56を経由してポンプ54で吸い上げられるようになっている。
ポンプ54はインラインフィルター56で浄化された水を、給水ホース52を介して洗浄器具1に送り、供給された水は洗浄器具1に内蔵されたベーンポンプを回転させて、矢印58に示す方向から水槽に放出するようになっている。
本発明の第二の実施例による洗浄器具を観賞魚飼育水槽の壁掃除に適用する場合、次のような効果がある。
第一の効果は、水槽の壁掃除で発生した汚水を拡散させずに吸い込み、フィルターを通して浄化した後、再び水槽に戻すので、観賞魚の生活環境にやさしい洗浄器具となることである。もし、汚水を吸い上げるだけだと、水槽への水補給が必要となるが、塩素などを含む水道水を直接水槽に入れることはできない。そのため、中和剤などを加えた水を用意する必要があり、壁掃除以外の別の手間が発生する。
第二の効果は、壁の苔除去作業が楽に、しかも壁を傷つけずに行えるようになることである。水槽の壁に付着した苔は落ちにくいが、強く壁を擦って苔を落とすと、壁を傷つけることがある。プラスティックの壁の場合は、特に傷つきやすい。本発明の洗浄器具を適用すると、スポンジが自走回転するので、取手30を持ってスポンジが壁に沿って移動するように操作すればよく、無理してスポンジを壁に強くこすり付ける必要がなくなる。
本発明の適用対象として、自動車の車体洗浄と水槽の壁洗浄を説明したが、その他の適用対象としては、家屋の窓ガラス、壁、およびタイル床の洗浄などがある。
本発明の第一の実施例における洗浄器具の一部断面構成図である。 本発明の第一の実施例における洗浄器具を車体の水洗浄への適用状況説明図である。 本発明の第一の実施例における洗浄器具を車体の泡洗浄に適用するための段取り切換を示す図である。 本発明の第一の実施例における洗浄器具をポンプモータユニットに接続して車体の泡洗浄をしている状況を説明する図である。 本発明の第二の実施例における洗浄器具の一部断面構成図である。 本発明の第二の実施例における洗浄器具を観賞魚飼育水槽の壁洗浄に適用する場合の作用と効果を説明する図である。
符号の説明
1 洗浄器具
2 上側ハウジング
3 下側ハウジング
4 ロータ
5 ベーン
6 ロータ4に刻設された溝
7 下側ハウジングの内周
8 ハウジングボス
9 ハウジングボス
10 配管ブロック
11 配管部材
12 給水管路
13 排水管路
14 内部給水管路
15 給水溝
16 内部排水管路
17 切換弁
18 ストッパー
19 排水溝
20 中央排水穴
21 ロータ中心部の貫通穴
22 回転板
23 回転板22の中央部に穿設された穴
24 ブラシ
25 回転板22の弾性変形部材
26 ロータ4の突起部
27 水道の蛇口
28 ホース
29 自動車の車体
30 取手
31 排水溝
32 洗浄液の泡
33 給排水ユニット
34 ホース
35 ホース
36 ポンプ
37 モータ
38 タンク
39 サクションフィルター
40 スポンジ
41 吸引配管部材
42 吸引穴
43 吸引穴
44 吸引溝
45 内部吸引管路
46 吸引管路
47 排水穴
48 水槽
49 水槽の水
50 水槽の壁
51 吸引・給水ユニット
52 給水ホース
53 吸引ホース
54 ポンプ
55 モータ
56 インラインフィルター
57 矢印
58 矢印

Claims (3)

  1. ハウジングと、
    ハウジング内径中心に対して偏芯した位置を中心に
    ハウジングによって回転自在に支承されたロータと、
    ロータ中心に対して半径方向にロータで摺動自在に支承された複数のベーンを設けて、
    ハウジング、ロータおよび複数のベーンとでベーンモータを構成し、
    ロータの軸端にブラシまたはスポンジを装着できるようにし、
    ベーンモータに水道水を供給する供給管路と、
    ベーンモータから排出される水を
    前記のブラシまたはスポンジの中心に流出する排出管路を設けたこと
    を特徴とする洗浄器具。
  2. ハウジングと、
    ハウジング内径中心に対して偏芯した位置を中心に
    ハウジングによって回転自在に支承されたロータと、
    ロータ中心に対して半径方向にロータで摺動自在に支承された複数のベーンを設けて、
    ハウジング、ロータおよび複数のベーンとでベーンモータを構成し、
    ロータの軸端にブラシまたはスポンジを装着できるようにし、
    ポンプモータを設けてベーンモータにポンプから吐出される水を供給する供給管路と、
    ブラシまたはスポンジの中心から汚水を、フィルターを介してポンプで吸引する
    吸引管路を設けたことを特徴とする洗浄器具。
  3. ハウジングと、
    ハウジング内径中心に対して偏芯した位置を中心に
    ハウジングによって回転自在に支承されたロータと、
    ロータ中心に対して半径方向にロータで摺動自在に支承された複数のベーンを設けて、
    ハウジング、ロータおよび複数のベーンとでベーンモータを構成し、
    ロータの軸端にブラシまたはスポンジを装着できるようにし、
    ベーンモータに水道水またはポンプから吐出される水を供給する供給管路と、
    ベーンモータから排出される水を
    前記のブラシまたはスポンジの中心に流出する排出管路か
    またはポンプで吸引される吸引管路のいずれかの管路に切り替える手段を設けたこと
    を特徴とする洗浄器具。
JP2003436166A 2003-12-01 2003-12-01 洗浄器具 Pending JP2005161288A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003436166A JP2005161288A (ja) 2003-12-01 2003-12-01 洗浄器具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003436166A JP2005161288A (ja) 2003-12-01 2003-12-01 洗浄器具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005161288A true JP2005161288A (ja) 2005-06-23

Family

ID=34736801

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003436166A Pending JP2005161288A (ja) 2003-12-01 2003-12-01 洗浄器具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005161288A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008029651A (ja) * 2006-07-31 2008-02-14 Bay Crews:Kk 洗浄モータノズル
CN103085777A (zh) * 2012-09-26 2013-05-08 付田森 微型电动洗车机
KR101438339B1 (ko) 2013-12-26 2014-09-04 박중호 멀티 클리너
CN104176013A (zh) * 2014-07-30 2014-12-03 陈坚 一种节水型汽车清洗刷
CN104260692A (zh) * 2014-09-16 2015-01-07 芜湖市华益阀门制造有限公司 一种内表面清洗机用刷扫装置
CN105964582A (zh) * 2016-06-08 2016-09-28 国家电网公司 辅控系统清扫专用工具
CN106314387A (zh) * 2016-09-27 2017-01-11 原浩然 一种车用电动洗刷器
WO2020259340A1 (zh) * 2019-06-25 2020-12-30 广东宝乐机器人股份有限公司 应用于清洁装置的水箱及其清洁装置
CN115445987A (zh) * 2022-08-30 2022-12-09 国网江苏省电力有限公司灌南县供电分公司 一种变电站电气设备瓷瓶手持式清洗装置

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008029651A (ja) * 2006-07-31 2008-02-14 Bay Crews:Kk 洗浄モータノズル
CN103085777A (zh) * 2012-09-26 2013-05-08 付田森 微型电动洗车机
KR101438339B1 (ko) 2013-12-26 2014-09-04 박중호 멀티 클리너
CN104176013A (zh) * 2014-07-30 2014-12-03 陈坚 一种节水型汽车清洗刷
CN104260692A (zh) * 2014-09-16 2015-01-07 芜湖市华益阀门制造有限公司 一种内表面清洗机用刷扫装置
CN105964582A (zh) * 2016-06-08 2016-09-28 国家电网公司 辅控系统清扫专用工具
CN106314387A (zh) * 2016-09-27 2017-01-11 原浩然 一种车用电动洗刷器
WO2020259340A1 (zh) * 2019-06-25 2020-12-30 广东宝乐机器人股份有限公司 应用于清洁装置的水箱及其清洁装置
CN115445987A (zh) * 2022-08-30 2022-12-09 国网江苏省电力有限公司灌南县供电分公司 一种变电站电气设备瓷瓶手持式清洗装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR200342512Y1 (ko) 유리창 양면 자동 세척장치
JP2005161288A (ja) 洗浄器具
KR200169109Y1 (ko) 고소 자동 세척장치
CN211048678U (zh) 一种手持自洁自动清洗刷
CN205444273U (zh) 可移动水底吸污车
CN214348216U (zh) 一种机械加工用铁屑快速除油装置
WO2018196206A1 (zh) 一种静音式除尘加湿清扫机器人
CN206102573U (zh) 一种小型公厕清洗车
CN104925036A (zh) 一种污水回收式洗车工具
CN208245296U (zh) 一种全方位义齿模型清洗设备
CN217616590U (zh) 一种通风管道的清理装置
CN215424384U (zh) 一种建筑幕墙工程用清洗装置
CN212664299U (zh) 一种多功能的建筑施工设备清理保养装置
CN205963935U (zh) 一种高效擦玻璃装置
CN208245295U (zh) 一种义齿模型清洗设备
CN212442378U (zh) 一种倒角轮生产设备用清洁装置
CN204368112U (zh) 省力擦车器
TWI344352B (en) Washing machine with automatic washing function by push
CN211802577U (zh) 一种数控机床用壳体清洁装置
CN210045724U (zh) 一种橡胶皮囊泵高效清洁机构
CN219374565U (zh) 刷鞋器
CN212546787U (zh) 一种高层用窗户清洗辅助装置
CN216156476U (zh) 一种道路保洁车用新型地拖工具
CN214516262U (zh) 一种建筑机械用可移动清洗装置
CN220214368U (zh) 一种节能环保的房建现场除尘装置