JP2005159701A - Digital transmission system - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、IPネットワーク網であるRPRネットワークに関するもので、特にSDHoverIP方式により、SDH端末をRPRネットワークに収容することで、RPRネットワークに非IP端末を収容可能とするディジタル伝送方式に係るものである。 The present invention relates to an RPR network that is an IP network, and more particularly to a digital transmission system that allows a non-IP terminal to be accommodated in an RPR network by accommodating an SDH terminal in the RPR network by the SD Over IP method. .
従来のCESoIP装置においては、非IP端末から受信したデータを、固定長に区切りlayer3ヘッダを用いてIPパケットに多重する。このとき、同期や多重に重要な情報、宛先アドレス、適切なlayer2ヘッダを付加し、IPネットワークヘと送信する。
IPネットワークからIPパケットを受信したCESoIP装置は、layer3ヘッダ、layer2ヘッダを取り除き、受信クロックを調節して、非IP端末へと送信することが示されている(例えば、非特許文献1参照)。
In a conventional CESoIP device, data received from a non-IP terminal is divided into fixed lengths and multiplexed into an IP packet using a
It has been shown that a CESoIP device that has received an IP packet from an IP network removes the layer3 header and the layer2 header, adjusts the reception clock, and transmits the packet to a non-IP terminal (see Non-Patent
しかしながら、従来のCESoIP装置は以上のように構成されているので、IPネットワークを含めたネットワーク全体で網同期を実現することが出来ない。また、IPネットワーク網にRPRネットワークを適用した場合、障害発生時の切替時間が大きくなってしまい、非IP端末の通信がIP端末通信の帯域を圧迫してしまうという問題点があった。 However, since the conventional CESoIP device is configured as described above, network synchronization cannot be realized in the entire network including the IP network. Further, when the RPR network is applied to the IP network, there is a problem that the switching time when a failure occurs becomes long and the communication of the non-IP terminal compresses the bandwidth of the IP terminal communication.
この発明は上記のような課題を解決するためになされたものであり、非IP端末をIPネットワーク網に収容した時に、IPネットワーク網を含めたネットワーク全体で網同期を実現できるとともに、さらに障害発生時の切替時間を短くし、IP端末の帯域を圧迫せずに通信を行うディジタル伝送方式を提供することを目的とする。 The present invention has been made to solve the above-described problems. When a non-IP terminal is accommodated in an IP network, network synchronization can be realized in the entire network including the IP network, and further, a failure occurs. It is an object of the present invention to provide a digital transmission method that shortens the switching time and performs communication without pressing the bandwidth of the IP terminal.
この発明に係るディジタル伝送方式は複数のRPR伝送装置がループ状に接続されているとともに、網同期クロック供給装置が設けられたRPRネットワーク伝送路を備え、
複数のRPR伝送装置には、少くとも第1、第2の2系統よりなる伝送路がRPRネットワーク伝送路を介して設けられており、第1、第2の伝送路には、拡張I/F部とSDH伝送装置と非IP端末とが設けられているとともに、網同期クロック供給装置によって第1、第2の伝送路とRPRネットワーク伝送路が同期するものであり、さらに、拡張I/F部にはSDHフレームパケット化回路が設けられており、非IP端末からの通信がSDHフレームパケット化回路でMACフレーム化されることにより、非IP端末を収容可能としたものである。
The digital transmission system according to the present invention includes an RPR network transmission line in which a plurality of RPR transmission devices are connected in a loop and a network synchronous clock supply device is provided,
The plurality of RPR transmission apparatuses are provided with transmission paths composed of at least first and second systems via RPR network transmission paths, and the first and second transmission paths include an extended I / F. And an SDH transmission device and a non-IP terminal, and the network synchronization clock supply device synchronizes the first and second transmission lines with the RPR network transmission line. Is provided with an SDH frame packetization circuit, and communication from a non-IP terminal is converted into a MAC frame by the SDH frame packetization circuit, so that a non-IP terminal can be accommodated.
この発明のディジタル伝送方式は、IPネットワーク網であるRPRネットワークに、既存のSDH伝送装置を収容することができ、非IP端末間での通信が可能となり、また、ネットワーク全体で網同期を形成することが可能なディジタル伝送方式を得ることができる。 According to the digital transmission system of the present invention, an existing SDH transmission apparatus can be accommodated in an RPR network, which is an IP network, and communication between non-IP terminals is possible, and network synchronization is formed in the entire network. It is possible to obtain a digital transmission system that can be used.
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1を図に基づいて説明する。
図1は複数の、例えば3台のRPR伝送装置1A〜1Cが光ファイバ2Aによってループ状に接続され、前記RPR伝送装置1Cに網同期クロック供給装置8が設けられたRPRネットワーク伝送路2と、前記RPR伝送装置1Aに接続された第1の伝送路500Aと、前記RPR伝送装置1Bに接続された第2の伝送路500Bとを備えたディジタル伝送方式1000のシステム構成を示す図である。
前記第1の伝送路500Aは拡張I/F部3AとSDH伝送装置4Aと非IP端末7Aが設けられている。前記第2の伝送路500Bには同様に拡張I/F部3B、SDH伝送装置4B、非IP端末7Bが設けられている。前記RPR伝送装置1A〜1Cは例えば、2.4Gbpsあるいはそれ以上の伝送帯域を持つもので、互いに光ファイバ2Aで接続される。
前記拡張I/F部3A、3Bは、RPR伝送装置1A、1Bと光ファイバ5A、5Bを用いて接続される。この光ファイバ5A、5Bの通信方式は1000BASE-SX(IEEE802.3Z)を用いる場合を想定しているが、ギガビットEthernet(登録商標)の方式であれば他の形式でもよい。前記SDH伝送装置4A、4Bは前記拡張I/F部3A、3Bと対向して接続される。前記非IP端末7A、7Bは例えば非常電話やトラフィックカウンタ等の非IP端末であり、前記SDH伝送装置4A、4Bと接続される。前記網同期クロック供給装置8はネットワーク全体の網同期の基準となるクロックを生成するものであり、少なくとも1式は備えている必要がある。RPR装置1A〜1CにつながるLAN10は、例えばコンピュータ等のIP端末9を通信回線で接続して通信網を構成している。
FIG. 1 shows an RPR
The
The extension I / F units 3A and 3B are connected using
図2は、例えば第2の伝送路500Bに設けられている拡張I/F部3Bの詳細な構成を示すブロック図であり、他の拡張I/F部3Aと同一の構成を有している。
図において、光/電気変換部101は、RPR伝送装置1Bから光信号(MACフレーム)を受信すると、その信号を電気信号(MACフレーム)に変換する一方、ギガビットイーサネット(登録商標)SerDes102に生成された電気信号(MACフレーム)を光信号(MACフレーム)に変換する。ギガビットイーサネット(登録商標)SerDes102は、前記光/電気変換部101から受信したシリアルの電気信号(MACフレーム)を、4ビットのパラレルデータに変換する一方、後述するSDHデータ抽出回路107により生成された4ビットのパラレル信号を、シリアルデータに変換するSerDes(Serializer/Deserializer)である。IPヘッダ/MACヘッダ生成部104は、MACフレームの固定情報をSDHフレームパケット化回路(MACフレーム化回路)103に送信する。
FIG. 2 is a block diagram showing a detailed configuration of the extension I / F unit 3B provided in the
In the figure, upon receiving an optical signal (MAC frame) from the RPR transmission device 1B, the optical /
SDHフレーム分割回路105は、SDHフレーマ部106から受信したSDHフレームを、設定内容に応じて等分する。SDHフレーマ部106は、光/電気変換部109により変換された電気信号(SDHフレーム)からSOH(セクションオーバヘッド)を除去してペイロードを抽出する一方、SDHフレーム組立回路108により生成されたペイロードにSOH(セクションオーバヘッド)を付加してSDHフレームを生成する。SDHデータ抽出回路107は、MACフレームからSDHデータを抽出する。SDHフレーム組立回路108は、分割されたSDHデータをSDHフレームに再組立を行う。
光/電気変換部109は、SDH伝送装置4Bから光信号(SDHフレーム)を受信すると、その光信号を電気信号(SDHフレーム)に変換する一方、SDHフレーマ部106により生成された電気信号(SDHフレーム)を光信号(SDHフレーム)に変換する。揺らぎ吸収バッファ110はMACフレームの最大遅延時間と最小遅延時間の差分時間による揺らぎを吸収する。
The SDH
When receiving the optical signal (SDH frame) from the SDH transmission apparatus 4B, the optical /
図3は、MACフレームのフレーム構造を示す図である。
300はMACフレームのユーザ領域からIPヘッダの領域を除いたSDHデータを多重する領域である。図4は、STM−1SDHフレームのフレーム構成図である。400はSTM−1SDHフレーム、400A、400Bは2分割されたSTM−1SDHフレームである。
FIG. 3 is a diagram illustrating a frame structure of the MAC frame.
図5は、例えばRPR伝送装置1Aの詳細な構成を示したブロック図であり、他のRPR装置1B、1Cも同様な構造である。光/電気変換部200A、200Bは、拡張I/F部3Aより受信した光信号(MACフレーム)を電気信号(MACフレーム)に変換する一方、L2/L3スイッチ201より生成された電気信号(MACフレーム)を光信号(MACフレーム)に変換する。PHY206は、L2/L3スイッチ201から受信したデータを、接続されているIP端末9に応じて符号化方式を変換する。L2/L3スイッチ201は、PHY206および光/電気変換部200A、200BおよびSerDes202からMACフレームを受信すると、受信したMACフレームからレイヤーを参照して、MACアドレスもしくは宛先アドレスにて、あらかじめ設定されたルーティングテーブルを基にスイッチを行う。SerDes202は、L2/L3スイッチ201から受信したシリアルデータをパラレルデータに変換する一方、リングアクセス制御部203から受信したシリアルデータをパラレルデータに変換する。
FIG. 5 is a block diagram showing a detailed configuration of the
SDHリングアクセス制御部203は、STM−16SDHフレーマ204A、204BのペイロードにMACフレームを多重し、データを多重するポートを判定し、STM−16SDHフレーマ部204A、204Bに送信する一方、STM−16SDHフレーマ204A、204Bにより生成されたSTM−16SDHフレームからMACフレームを抽出し、データを分離するポートを判定する。
STM−16SDHフレーマ部204A、204Bは、リングアクセス制御部203により生成された4個のペイロードに、SOH(セクションオーバヘッド部)を付加してSTM−16SDHフレームを生成するとともに、光/電気変換部205A、205Bにより電気信号に変換されたSTM−1フレームからSOHを除去してペイロードを抽出し、4個のSTM−4フレームに分割する。
光/電気変換部205A、205Bは、STM−16SDHフレーマ部204A、204Bにより生成された電気信号(STM−16SDHフレーム)を、光信号(STM−16SDHフレーム)に変換してRPR伝送装置1B、1Cに送信するとともに、RPR伝送装置1B、1Cから受信した光信号(STM−16SDHフレーム)を電気信号(STM−16SDHフレーム)に変換する。また光/電気変換部205Aが接続されるポートをEastポート、205Bが接続されるポートをWestポートとする。
The SDH ring
The STM-16SDH framer units 204A and 204B add SOH (section overhead unit) to the four payloads generated by the ring
The optical / electrical converters 205A and 205B convert the electrical signals (STM-16SDH frames) generated by the STM-16SDH framer units 204A and 204B into optical signals (STM-16SDH frames) to convert the
次に動作について説明する。
初期設定として、SDH伝送装置4Aは例えば、フレーム方式をSTM−1、伝送速度を155.52Mbpsとし、RPR伝送装置1Aの光/電気変換部200Aと、拡張I/F部3Aの光/電気変換部101が光ファイバー5Aにて接続され、RPR伝送装置1Bの光/電気変換部200Aと拡張I/F部3Bの光/電気変換部101も光ファイバ5Bにて接続されていることとし、非IP端末7Aと7Bが対向通信しているとする。非IP端末7Aの通信データはSDH伝送装置4AにてSTM−1フレームに多重され、拡張I/F部3Aへ光信号(フレーム)が送信され、拡張I/F部3Aの光/電気変換部109はその光信号(フレーム)を受信し、その光信号(フレーム)を電気信号に変換する。そして、光/電気変換部109が光信号(フレーム)を電気信号に変換すると、SDHフレーマ部106がそのフレームからSOHを除去してペイロードを抽出する。そして、SDHフレーマ部106がペイロードを抽出すると、SDHフレーム分割回路105は、図4に示すようにSDHフレームを等分する。
次にSDHフレームパッケット化回路は、IPヘッダ/MACヘッダ生成部104にて生成された図3に示すMACフレームのSDHデータ300に、SDHフレーム分割回路105にて分割されたSDHを多重し4ビットのパラレルデータにて、ギガイーサネット(登録商標)SerDes102に送信する。ギガイーサネット(登録商標)SerDes102はこの4ビットのパラレルデータをシリアルデータに変換する。このようにシリアルデータに変換されたMACフレームは、光/電気変換部101にて光信号に変換され、RPR伝送装置1Aに送信される。
Next, the operation will be described.
As an initial setting, for example, the
Next, the SDH frame packetizing circuit multiplexes the SDH divided by the SDH
RPR伝送装置1Aの光/電気変換部200Aにて、MACフレームを光信号から電気信号に変換し、L2/L3スイッチ201へ送信する。L2/L3スイッチ201はこのMACフレームから宛先アドレスを参照し、ルーティングテーブルの設定に従いスイッチを行う。ここではSerDes202に送信すると設定する。SerDes202はL2/L3スイッチ201より受信したシリアルデータをパラレルデータに変換し、リングアクセス制御部203はSTM−16フレームのペイロードに多重し、STM−16SDHフレーマ部204AはSOHを付加してSTM−16SDHフレームを生成する。光変換部205Aは、STM−16SDHフレームを光信号に変換し光ファイバ2AにてRPR伝送装置1Bに送信する。
The optical / electrical conversion unit 200A of the
RPR伝送装置1Bの光/電気変換部205Bは、RPR伝送装置1Aの送信した光信号(STM−16SDHフレーム)を受信すると、電気信号(STM−16SDHフレーム)に変換し、STM−16SDHフレーマ部204Bに送信し、STM16SDHフレームからSOHを除去し、ペイロードを抽出する。リングアクセス制御部203はこのペイロードを受信すると、ペイロードからMACフレームを抽出してSerDes202に送信し、SerDes202は受信データをシリアルデータに変換して、L2/L3スイッチ201に送信する。L2/L3スイッチ201は受信したMACフレームの宛先アドレスを参照し、拡張I/F部3Bに接続されている光/電気変換部200Aに送信する。光/電気変換部200Aは受信した電気信号(MACフレーム)を光信号(MACフレーム)に変換し、拡張I/F部3Bに送信する。そして拡張I/F部3Bの光/電気変換部101はその光信号を受信し電気信号に変換する。
When receiving the optical signal (STM-16SDH frame) transmitted from the
光/電気変換部101が電気信号に変換すると、SDHデータ抽出部107は電気信号に変換されたMACフレームからSDHデータを抽出する。揺らぎ吸収バッファ110はSDHデータ抽出部107にて抽出したデータを一旦蓄積し、MACフレームの最大遅延時間と最小遅延時間による揺らぎを吸収する。SDHフレーマ組立回路108は分割されたSDHデータの再組立を行い、SDHフレーマ部106にてSDHを付加してSDHフレームを生成し、光/電気変換部109にて光信号に変換されSDH伝送装置4Bに送信される。
そしてSDH伝送装置4Bにて非IP端末7Aの通信データは分離され、非IP端末7Bにて受信され、非IP端末7A、7B間での通信が行われる。
When the optical /
Then, the communication data of the non-IP terminal 7A is separated by the SDH transmission device 4B, received by the non-IP terminal 7B, and communication is performed between the non-IP terminals 7A and 7B.
図1に示すように、例えばRPR伝送装置1Cは、網同期クロック供給装置8よりネットワークの基準クロックを受信し同期をとる。拡張I/F部3は前記RPR伝送装置1Cよりクロック情報を受け取り、このクロックに同期して動作し、RPRネットワーク2および第1、第2の伝送路500A、500Bの拡張I/F部3A、3B、SDH伝送装置4A、4Bのすべてで網同期が実現する。
なおこの実施の形態1では、第1、第2の伝送路500A、500Bを設けた例を示したが、必ずしも2系統でなく、64系統、128系統等、多数の系統を設けたものであってもよい。これは、後述する他の実施の形態に関しても同様である。
As shown in FIG. 1, for example, the
In the first embodiment, an example in which the first and
以上のように、この実施の形態1では、RPR伝送装置に拡張I/F部を設けているので、155.52MbpsSDHフレームをMACフレーム化することができて、IPネットワーク網であるRPRネットワークに、既存のSDH伝送装置を収容することができ、非IP端末間での通信が可能となる。またクロック同期をとっているので、RPRネットワークと拡張I/F部、SDH伝送装置が同期し、ネットワーク全体で網同期を形成することが可能となる。 As described above, in the first embodiment, since the extended I / F unit is provided in the RPR transmission apparatus, the 155.52 Mbps SDH frame can be converted into a MAC frame, and the RPR network, which is an IP network, An existing SDH transmission apparatus can be accommodated, and communication between non-IP terminals becomes possible. Since the clock synchronization is taken, the RPR network, the extended I / F unit, and the SDH transmission device are synchronized, and network synchronization can be formed in the entire network.
実施の形態2.
前記実施の形態1では、ネットワーク全体が網同期する場合について説明したが、この実施の形態2では、RPR伝送装置を完全非同期とし、拡張I/F部およびSDH伝送装置が網同期をとる形態について述べる。
以下、この発明の実施の形態2を図に基づいて説明する。
図6は、この実施の形態2による例えば、拡張I/F部3Bの詳細な構成を示したブロック図である。前記図1に示した拡張I/F部3A、3Bのそれぞれに設けられたクロック回路30にはクロックを生成するクロック発振回路111、遅延時間をプログラマブルに変更できる適応クロック調整回路112が設けられている。その他の構成は前述した実施の形態1の図2と同様であるので説明を省略する。
In the first embodiment, the case where the entire network is synchronized with the network has been described. However, in the second embodiment, the RPR transmission apparatus is completely asynchronous, and the extended I / F unit and the SDH transmission apparatus are synchronized with each other. State.
The second embodiment of the present invention will be described below with reference to the drawings.
FIG. 6 is a block diagram showing a detailed configuration of, for example, the extended I / F unit 3B according to the second embodiment. The
次に動作について説明する。
例えば、図1に示した第1の伝送路500Aにおいて、初期設定としてSDH伝送装置4Aはフレーム方式をSTM−1で、伝送速度を155.52Mbpsとし、RPR伝送装置1Aの光/電気変換部200Aと、拡張I/F部3Aの光/電気変換部101が光ファイバ5Aにて接続され、RPR伝送装置1Bの光/電気変換部200Aと拡張I/F部3Bの光/電気変換部101が接続されているとする。
クロック発振回路111は、動作周波数のクロックを生成し、拡張I/F部3の各素子に分配する。適応クロック調整回路112は拡張I/F部3の各ノード間で発生するクロックの位相差を、ネットワークの形態に応じて調整し位相差をなくす。
このようにこの実施の形態2では、拡張I/F部3にクロック回路30を設けて、適応クロック調整回路112によってクロックの位相を調整する機能を追加しているので、RPR装置1にクロック同期を行う機能が設けられていない場合でも拡張I/F部3とSDH伝送装置4が網同期をとることが実現可能となり、システムの簡略化と価格が安価となるという効果がある。
Next, the operation will be described.
For example, in the
The
As described above, in the second embodiment, the
実施の形態3.
前記実施の形態1および実施の形態2では、マスタノードが固定の場合であったが、この実施の形態3では、外部クロックに同期するマスタノードの設定を可変とする機能をもつ方式について述べる。
以下、この発明の実施の形態3を図に基づいて説明する。
図7は、この実施の形態3によるSDHフレーマ部106が抽出するSTM−16SDHフレーム401のフレーム構成図である。図において、優先制御情報フレーム402はSTM−16SDHフレームのS1バイトから始まる4バイトを使用する。優先制御情報フレームであることを示すヘッダ403、ノードの優先順位を示す優先順位バイト404、障害が発生したノードの番号を通知する障害情報バイト405、マスタノードからの距離を示すホップ数バイト406の前記403〜406の4バイトで優先制御情報フレーム402を構成する。
In the first embodiment and the second embodiment, the master node is fixed. In the third embodiment, a system having a function of changing the setting of the master node synchronized with the external clock will be described.
The third embodiment of the present invention will be described below with reference to the drawings.
FIG. 7 is a frame configuration diagram of an STM-16
次に動作について説明する。
初期設定として、SDH伝送装置4はフレーム方式をSTM−1とし、伝送速度を155.52Mbpsとし、RPR伝送装置1Aの光/電気変換部200Aと、拡張I/F部3Aの光/電気変換部101が光ファイバ5Aにて接続され、RPR伝送装置1Bの光/電気変換部200Aと、拡張I/F部3Bの光/電気変換部101が光ファイバ5Bにて接続されていることとし、クロックマスクとなりうるRPR伝送装置1の優先順位404を設定する。
初期設定完了後、RPR伝送装置1は、SDMフレーマ部106にて抽出するSTM−16SDHフレームにてSOHを生成する時、STM−16SDHフレームの優先制御情報フレーム402に設定された優先順位404を転送する。外部クロックに接続されたRPR伝送装置1は、外部クロックの優先順位404を比較し、優先順位の高いほうを優先制御情報フレーム402として、SOHに載せて転送する。一定時間経過後、優先順位404が変化しなければ、優先順位404の示すRPR伝送装置1のクロックに同期する。
クロックマスタ障害時は、障害発生したノードの優先順位404がループすることを防ぐため、障害情報405を付加することにより、優先制御情報402を更新する。
各ノードは、自ノードの持つ優先順位404と転送された優先順位404を比較し、優先順位の高いほうを優先制御情報402として、次ノードヘ転送する。
拡張I/F部3は実施の形態1同様に、RPR伝送装置1より網同期クロック情報を受信し、そのクロックに同期することで、ネットワーク全体の網同期をとる。
以上のように実施の形態3によれば、STM−16SDHフレーム401に優先制御情報フレーム402を載せて伝達する機能を追加することにより、クロックマスタの設定を可変とし、障害時に他のノードがマスタノードとなって動作することが可能となる。
Next, the operation will be described.
As an initial setting, the
After completion of the initial setting, the
When the clock master fails, the
Each node compares its own priority 404 with the transferred priority 404, and transfers the higher priority as the
As in the first embodiment, the extended I /
As described above, according to the third embodiment, by adding the function of transmitting the priority
実施の形態4.
前記実施の形態1〜実施の形態3では、RPR装置1に対して拡張I/F部3およびSDH伝送装置4を1ポートずつ接続した例について述べた。この実施の形態4では、ポートを2重化した場合について説明する。図8はこの発明の実施の形態4によるディジタル伝送方式1000のシステム構成を示す図である。
図において、第1、第2の伝送路500C、500Dに設けられた拡張I/F部3A、3Bは、RPR伝送装置1A、1Bと光ファイバ5A〜5Dを用いて2重化接続される。SDH伝送装置4A、4Bは前記拡張I/F部3A、3Bと光ファイバ6A〜6Dを用いて2重化接続されている。SDH伝送装置4Aには非IP端末7A、7Bが、SDH伝送装置4Bには非IP端末7Cが接続されている。その他の構成は前述した実施の形態1で示した図1の構成と同様であるので説明省略する。
図9は、例えば前記第2の伝送路500Dに設けられた拡張I/F部3Bの詳細なブロック図であり、前述した実施の形態1で示したものと同じ回路が2重化されている。
図10はMACフレームにVLANタグ301を追加した図であり、前記VLANタグ301は4バイトからなり、2バイトTYPE301Aとタグ制御情報301Bより構成され、前記タグ制御情報301Bに含まれるVLANのID番号を示すVIDを301Cに示す。
In the first to third embodiments, the example in which the extended I /
In the figure, the extended I / F units 3A and 3B provided in the first and
FIG. 9 is a detailed block diagram of the extended I / F unit 3B provided in the
FIG. 10 is a diagram in which a
次に動作について説明する。
例えば、非IP端末7Aと非IP端末7Cが対向通信されている場合を考える。
非IP端末7Aの通信データは、SDH伝送装置4Aにて2重化され、拡張I/F部3Aに送信される。
拡張I/F部3AはIPヘッダ/MACヘッダ生成部104にてMACフレームを生成する時に、VLANタグ301を付加する。この時VLANタグ301のVID301Cの値は、それぞれ別の値を付加し、かつネットワーク全体で唯一の値とする。
SDHフレームパケット回路部103にてMACフレーム化され、ギガイーサネット(登録商標)SerDesl02にてシリアルデータに変換された電気信号(MACフレーム)は光/電気変換部101にて変換された光信号(MACフレーム)となり、RPR伝送装置1Aに到達すると、前記図5に示したようにRPR伝送装置1Aの光/電気変換部200Aと、200Bによってそれぞれ電気信号(MACフレーム)に変換される。L2/L3スイッチ201は、このMACフレームの宛先アドレスによってSerDes202にパラレルデータ(MACフレーム)を送信し、SerDes202はシリアルデータ(MACフレーム)に変換する。リングアクセス制御部203はこのMACフレームを受信すると、VID301Cの値によって拡張I/F部3Aから送信されたSDH通信データであることを認識する。リングアクセス制御部203はSDHフレームをMACフレーム化したものについてはそれぞれEastポート、Westポートから送信するようにし、同じポート上にはデータを送信しない。上記実施の形態1と同様の方法で、SDH端末4Bに通信データが到達するとSDH端末4Bは2つの系から同じデータを受信し、系選択を行って正常な系のデータを用いて通信を行う。異常発生時には受信系を切り替えることにより通信を行う。
このようにこの実施の形態4では、IPヘッダ/MACヘッダ生成部がMACフレームを生成するときVLANタグを付加し、このVLANタグ301によってSDHフレームがMACフレーム化されたものであることを認識し、East、Westの両方のポートから送信する機能を有しているので、同じ経路に同じデータが偏ることを防止し、障害発生時の系切替時間を短縮することができる。
Next, the operation will be described.
For example, consider a case where the non-IP terminal 7A and the non-IP terminal 7C are in opposite communication.
The communication data of the non-IP terminal 7A is duplicated by the
The extension I / F unit 3A adds a
An electrical signal (MAC frame) converted into serial data by Giga Ethernet (registered trademark) SerDes022 is converted into a MAC frame by the SDH frame
As described above, in the fourth embodiment, when the IP header / MAC header generation unit generates a MAC frame, a VLAN tag is added, and the
実施の形態5.
前記実施の形態4では、MACフレームにVLANタグ301を追加する場合について述べた。実施の形態5では、前記実施の形態4で説明したMACフレームにVLANタグ301に加え、シーケンスNOを付加する機能を追加した構成について述べる。なお、前記実施の形態4と同一の構成、動作を示す個所の説明は省略する。
図11は、例えば、実施の形態4の図9で示した拡張I/F部3Bの詳細ブロック図にシーケンスNO生成部111およびシーケンスNOチェック部112を追加した図である。
シーケンスNO生成部111は、SDHフレーム分割回路105にて分割されたSDHフレームにシーケンスNOを付加するシーケンスNOチェック部、112はSDHデータ抽出部107にて抽出されたSDHデータに付加されているシーケンスNOをチェックする。
図12は、実施の形態5におけるMACフレームであり、前記実施の形態4の図10に示したMACフレームにシーケンスNOを追加した図である。302は分割されたSDHフレームが先頭から何番目のフレームであるかを示すシーケンスNOである。
Embodiment 5 FIG.
In the fourth embodiment, the case where the
FIG. 11 is a diagram in which, for example, a
Sequence NO
FIG. 12 is a MAC frame in the fifth embodiment, and is a diagram in which a sequence NO is added to the MAC frame shown in FIG. 10 in the fourth embodiment.
次に動作について説明する。
前記実施の形態4と同様に例えば、非IP端末7Aと非IP端末7Cが対向通信されている場合を考える。
非IP端末7Aの通信データは、SDH伝送装置4Aにて2重化され、拡張I/F部3Aに送信される。
拡張I/F部3AはシーケンスNO生成部111にて、SDHフレーム分割回路105にて分割されたSDHフレームを受信すると、分割数に応じて先頭から何番目のフレームであるかを示すシーケンスN0302を付加する。たとえば、2分割の場合には最初のフレームに1を付加し、次のフレームに2を付加する。
SDHフレームパケット化回路部103にてMACフレーム化され、ギガイーサネット(登録商標)SerDes102にてシリアルデータに変換された電気信号(MACフレーム)は光/電気変換部101にて変換された光信号(MACフレーム)となり、RPR伝送装置1Aに到達すると、前記図5に示しように、RPR伝送装置1Aの光/電気変換部200Aと200Bによってそれぞれ電気信号(MACフレーム)に変換される。L2/L3スイッチ201はこのMACフレームの宛先アドレスによってSerDes202にパラレルデータ(MACフレーム)を送信し、SerDes202はシリアルデータ(MACフレーム)に変換する。リングアクセス制御部203はSTM−16フレームのペイロードに多重し、STM−16SDHフレーマ部204AはSOHを付加してSTM−16SDHフレームを生成する。光/電気変換部205Aは、STM−16SDHフレームを光信号に変換し光ファイバ2にてRPR伝送装置1Bに送信する。
RPR伝送装置1Bの光/電気変換部205Bは、RPR伝送装置1Aの送信した光信号(STM−16SDHフレーム)を受信すると、電気信号(STM−16SDHフレーム)に変換し、STM−16SDHフレーマ部204Bに送信され、STM−16SDHフレームからSOHを除去し、ペイロードを抽出する。リングアクセス制御部203はこのペイロードを受信すると、ペイロードからMACフレームを抽出し、SerDes202に送信し、SerDes202は受信データをシリアルデータに変換して、L2/L3スイッチ201に送信する。L2/L3スイッチ201は、受信したMACフレームの宛先アドレスを参照し、拡張I/F部3Bの接続されている光/電気変換部200Aに送信する。光/電気変換部200Aは、受信した電気信号(MACフレーム)を光信号(MACフレーム)に変換し、拡張I/F部3Bに送信する。
拡張I/F部3BのシーケンスNOチェック部112は、シーケンスNOの付加されたSDHフレームの分割された一部を受信すると、シーケンスNOをチェックし、フレームに抜けがないことを確認する。シーケンスNOをチェックした結果、エラーが検出された場合は、SDHフレーム組立回路108への送信データをAll”1”またはAll”0”にする。SDH伝送装置4BはAll”1”またはA11”0”のデータを受信した場合、データが異常であることを検出し、受信系を切り替える。
以上のように、この実施の形態5では前記した実施の形態4に示した効果に加えてIPヘッダ/MACヘッダ生成部がMACフレームを生成するとき、シーケンスNOを付加するとともに、シーケンスNOをチェックする機能を追加したので、フレーム抜けを検出することができ、SDHフレーム組立時に誤ったフレームを生成してしまうのを防ぐことができる。
Next, the operation will be described.
As in the fourth embodiment, for example, consider a case where the non-IP terminal 7A and the non-IP terminal 7C are in opposite communication.
The communication data of the non-IP terminal 7A is duplicated by the
When the sequence I / F unit 3A receives the SDH frame divided by the SDH
An electrical signal (MAC frame) converted into serial data by the Giga Ethernet (registered trademark)
Upon receiving the optical signal (STM-16SDH frame) transmitted from the
When the sequence NO
As described above, in the fifth embodiment, in addition to the effect shown in the fourth embodiment, when the IP header / MAC header generation unit generates a MAC frame, a sequence NO is added and the sequence NO is checked. Since the function to add is added, it is possible to detect missing frames and to prevent the generation of an erroneous frame when assembling the SDH frame.
実施の形態6.
次にこの発明の実施の形態6について述べる。
この実施の形態6では、ポートを2重化した場合、何らかの原因によって伝送路障害が発生した際に、一つの伝送路に同じSDHデータをMACフレーム化したものが伝送されることがあり、IP端末9の通信帯域を圧迫する可能性を防止するため、伝送路障害発生時に、障害伝送路へのSDHデータの送信を停止する機能を追加することにより、IP端末9の通信帯域の圧迫を防止するディジタル伝送方式について説明する。
図13は、この実施の形態6のRPR装置に設けられたリングアクセス制御部203の詳細な機能ブロック図であり、このリングアクセス制御部203には、送信するポートを選択する経路選択部250が設けられている。これ以外の構成は、前記した実施の形態4または実施の形態5と同様であるので説明を省略する。
Next, a sixth embodiment of the present invention will be described.
In the sixth embodiment, when a port is duplicated, when a transmission line failure occurs for some reason, the same SDH data converted into a MAC frame may be transmitted to one transmission line. In order to prevent the possibility of squeezing the communication band of the
FIG. 13 is a detailed functional block diagram of the ring
次に動作について説明する。
前記実施の形態4、5と同様に例えば、非IP端末7Aと非IP端末7Cが対向通信されている場合を考える。
非IP端末7Aの通信データは、SDH伝送装置4Aにて2重化され、拡張I/F部3Aに送信される。
拡張I/F部3AはIPヘッダ/MACヘッダ生成部104にてMACフレームを生成する時に、VLANタグ301を付加する。この時VLANタグ301のVID301Cの値は、それぞれ別の値を付加し、かつネットワーク全体で唯一の値とする。
SDHフレームパケット化回路部103にてMACフレーム化され、ギガイーサネット(登録商標)SerDes102にてシリアルデータに変換された電気信号(MACフレーム)は光/電気変換部101にて変換された光信号(MACフレーム)となり、RPR伝送装置1Aに到達すると、前記図5に示されたようにRPR伝送装置1Aの光/電気変換部200Aと、200Bによってそれぞれ電気信号(MACフレーム)に変換される。L2/L3スイッチ201はこのMACフレームの宛先アドレスによってSerDes202にパラレルデータ(MACフレーム)を送信し、SerDes202はシリアルデータ(MACフレーム)に変換する。リングアクセス制御部203はこのMACフレームを受信すると、VID301Cの値によって拡張I/F部3Aから送信されたSDH通信データであることを認識する。リングアクセス制御部203に設けられた経路選択部250はSDHフレームをMACフレーム化したものについては、それぞれEastポート、Westポートから送信するようにし、同じポート上にはデータを送信しない。
Next, the operation will be described.
As in the fourth and fifth embodiments, for example, consider a case where the non-IP terminal 7A and the non-IP terminal 7C are in opposite communication.
The communication data of the non-IP terminal 7A is duplicated by the
The extension I / F unit 3A adds a
An electrical signal (MAC frame) converted into serial data by the Giga Ethernet (registered trademark)
Eastポートの伝送路にて、障害が発生した場合、SDH通信以外のMACフレームは正常な経路を用いて迂回伝送を行うが、VID301CにてSDH通信データであることを認識したMACフレームについては、伝送路の障害が復帰するまで、前記経路選択部250によってその経路のデータを破棄する。拡張I/F部3Bは、データが破棄されている間はシーケンスNOチェック部112にて、エラーを検出しALL”1”もしくはALL”0”を送信する。SDH伝送装置4BはALL”1”またはALL”0”を受信すると、異常を検出し受信系を切り替え、正常な系を用いて非IP端末7Aの通信データは非IP端末7Cに到達する。
以上のように、この実施の形態6によれば、リングアクセス制御部に設けた経路選択部は、ポートにつながる伝送路に障害発生時、送信ポートを選択することで迂回路による伝送を停止し、非IP端末7の通信データが同じ伝送路に二重に送信されてしまうのを防ぎ、IP端末9の通信帯域を圧迫することを防止することができる。
When a failure occurs in the transmission path of the East port, MAC frames other than SDH communication perform detour transmission using normal paths, but for MAC frames that are recognized by the
As described above, according to the sixth embodiment, the path selection unit provided in the ring access control unit stops transmission by the detour by selecting a transmission port when a failure occurs in the transmission path connected to the port. Therefore, it is possible to prevent the communication data of the
実施の形態7.
次にこの発明の実施の形態7を図に基づいて説明する。
図14は、この発明の実施の形態7によるディジタル伝送方式のシステム構成を示す図である。この図14は、前記実施の形態1に示した図1にRPR伝送装置1Dと、拡張I/F部3D、SDH伝送装置4Dとこれにつながる非IP端末7よりなる第3の伝送路500Eが追加され、伝送路が3系統の例を示したものである。
図において、第1の伝送路500Fの622Mbps拡張I/F部3Aには622MbpsSDH端局装置15が、155Mbps拡張I/F3B、3Dにはそれぞれ155MbpsSDH伝送装置4B、4Dが接続されている。7B、7Dは非IP端末であり、SDH端局装置15には図示省略の非IP端末が接続される。
図15は、この実施の形態7の例えば拡張I/F部3Aの詳細な構成を示したブロック図であり、実施の形態1で示した図2のSDHフレーム分割回路105を4つに分割し、105A〜105Dとしたものであり、また、SDHフレーム組立回路108を4つに分割して108A〜108Dとし、さらにまた揺らぎ吸収バッファ110を4つに分割し110A〜110Dとした。
図16は、STM−1フレームが#1〜#4に多重され、STM−4フレームとなることを示した図である。これ以外の構成は前記実施の形態1と同様であるので説明を省略する。
Next, a seventh embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 14 is a diagram showing a system configuration of a digital transmission system according to the seventh embodiment of the present invention. FIG. 14 shows a
In the figure, a 622 Mbps
FIG. 15 is a block diagram showing a detailed configuration of, for example, the extended I / F unit 3A of the seventh embodiment. The SDH
FIG. 16 is a diagram showing that STM-1 frames are multiplexed into # 1 to # 4 to become STM-4 frames. Since other configurations are the same as those of the first embodiment, description thereof is omitted.
次に動作について説明する。
初期設定として、SDH伝送装置4はフレーム方式をSTM−1とし、伝送速度を155.52Mbpsとし、RPR伝送装置1Aの光/電気変換部200Aと、拡張I/F部3Aの光/電気変換部101が光ファイバ5Aにて接続され、RPR伝送装置1Bの光/電気変換部200Aと、拡張I/F部3Bの光/電気変換部101が接続されていることとする。
SDH端局15の622MbpsSDH通信データは、622Mbps拡張I/F部3Aへ光信号(フレーム)が送信され、拡張I/F部3Aの光/電気変換部109はその光信号(STM−4フレーム)を受信し、その光信号(STM−4フレーム)を電気信号に変換する。そして、光/電気変換部109がSTM−4フレームを電気信号に変換すると、SDHフレーマ部106がそのSTM−4フレームからSOHを除去してSTM−1フレーム#1、#2、#3、#4を抽出する。そして、SDHフレーマ部106がSTM−1フレームを抽出すると、それぞれのSTM−1フレームをSDHフレーム分割部105A、105B、105C、105Dが、STM−1フレームごとに図4に示すようにSDHフレームを等分する。
IPヘッダ/MACヘッダ生成部104は、SDHフレーム分割回路105A、105B、105C、105Dにて分割されたSDHデータを図10に示すように、それぞれ異なるタグ制御情報301Bを生成し、SDHフレームパケット化回路103はIPヘッダ/MACヘッダ生成部104にて生成されたIPヘッダ/MACヘッダと、SDHフレーム分割回路105A、105B、105C、105Dにて分割されたSDHデータを多重し、MACフレームを生成する。そのMACフレームをギガイーサネット(登録商標)SerDesl02に送信する。ギガイーサネット(登録商標)SerDesはシリアルデータに変換する。このようにシリアルデータに変換されたMACフレームは、光/電気変換部101にて光信号に変換され、RPR伝送装置1Aに送信される。
Next, the operation will be described.
As an initial setting, the
The 622 Mbps SDH communication data of the
The IP header / MAC
図5に示すように、RPR伝送装置1Bの光/電気変換部205Bは、RPR伝送装置1Aの送信した光信号(STM−16SDHフレーム)を受信すると、電気信号(STM−16SDHフレーム)に変換し、STM−16SDHフレーマ部204Bに送信され、STM−16SDHフレームからSOHを除去し、ペイロードを抽出する。RPR装置1Bのリングアクセス制御部203はこのSTM−16フレームを受信すると、STM−16フレームからMACフレームを抽出し、SerDes202に送信し、SerDes202は受信データをシリアルデータに変換して、L2/L3スイッチ201に送信する。L2/L3スイッチ201は、受信したMACフレームのIPヘッダを参照し、拡張I/F部3Bに送信するべきタグ制御情報301BのSTM−1フレームのMACフレームのみを拡張I/F部3Bの接続されている光/電気変換部200Aに送信する。光/電気変換部200Aは、受信した電気信号(MACフレーム)を光信号(MACフレーム)に変換し、拡張I/F部3Bに送信する。
そして、拡張I/F部3Bの光/電気変換部101はその光信号を受信し、電気信号に変換する。そして、光/電気変換部101が電気信号に変換すると、SDHデータ抽出部107は電気信号に変換されたMACフレームからSDHデータ(STM−1フレーム)を抽出する。揺らぎ吸収バッファ110はSDHデータ抽出部107にて抽出したデータを一旦蓄積し、MACフレームの最大遅延時間と最小遅延時間による揺らぎを吸収する。SDHフレーマ組立部108は分割されたSDHデータの再組立を行い、SDHフレーマ部106にてSOHを付加してSDHフレームを生成し、光/電気変換部109にて光信号に変換されSDH伝送装置4Bに送信される。そして、SDH伝送装置4BにてSDH端局15の通信データのうちの1つのSTM−1フレームが分離され非IP端末7Bにて受信され、SDH端局15と非IP端末7B間での通信が行われる。
As shown in FIG. 5, when the optical / electrical conversion unit 205B of the RPR transmission apparatus 1B receives the optical signal (STM-16SDH frame) transmitted from the
Then, the optical /
逆に非IP端末7Bからのデータは、SDH端局15から非IP端末7Bへの逆の手順を踏み、155MbpsSDH伝送装置4B、拡張I/F部3B、RPR伝送装置1B、RPR伝送装置1Aを経由し、拡張I/F部3Aへ伝送される。拡張I/F部3Aの光/電気変換部101はその光信号を受信し、電気信号に変換する。そして、光/電気変換部101が電気信号に変換すると、SDHデータ抽出部107は電気信号に変換されたMACフレームからタグ制御情報301BとSDHデータ(STM−1フレーム)を抽出し、タグ制御情報301Bに応じて、揺らぎ吸収バッファ110A、110B、110C、110Dに振り分ける。それぞれの揺らぎ吸収バッファに蓄積されたデータは、SDHフレーム組立回路108A、108B、108C、108Dに送られ分割されたフレームを1つのフレームとして組み立てられ、SDHフレーマ106にて、4つのフレームをSTM−4フレームに多重し、光/電気変換部109にて光信号に変換されSDH端局装置15に伝送される。
なお、この実施の形態7では、網同期クロック供給装置を設けた方式例を示したが、必ずしもこれに限らず例えば、実施の形態2で示したクロック回路を備えたディジタル伝送方式であってもよい。
以上のようにこの実施の形態7によれば、拡張I/F部3に4分割されたSDHフレーム分割回路105A〜105Dと、SDHフレーム組立回路108A〜108Dと、揺らぎ吸収バッファ110A〜110Dを備えることで、155MbpsSDHフレーム(STM−1フレーム)を622MbpsSDHフレーム(STM−4フレーム)に多重したり、622MbpsSDHフレーム(STM−4フレーム)から155MbpsSDHフレーム(STM−1フレーム)を分離することが可能となり、622Mbps帯域に155Mbps帯域の混在が可能となり、帯域の有効活用、用途拡大化が行えるという効果がある。
On the other hand, the data from the non-IP terminal 7B follows the reverse procedure from the
In the seventh embodiment, an example of a system in which a network synchronous clock supply device is provided has been described. However, the present invention is not limited to this. For example, a digital transmission system having the clock circuit shown in the second embodiment may be used. Good.
As described above, according to the seventh embodiment, the extended I /
実施の形態8.
実施の形態8では、SDHフレームデータを優先的に伝送し遅延を少なくすることで揺らぎ吸収バッファの容量を少なくする方法に関するものである。
次に図に基づいて説明する。
この実施の形態8のディジタル伝送方式のネットワーク構成を例えば前記実施の形態7で示した図14とする。もちろん、実施の形態1の図1、あるいは実施の形態4の図8に示したネットワーク構成であってもよい。図14に示すように第2の伝送回路500Bと第1の伝送回路500EはRPRネットワーク伝送路2には中継RPR伝送装置1Cが設けられており、前記第1、第2の伝送回路500F、500Bのデータを中継する。図17は前記中継RPR伝送装置1Cに設けられたリングアクセス制御部203の詳細な機能ブロック図であり、図18は前記リングアクセス制御部203に設けられた中継FIFO211A、多重FIFO210Aの動きを示したタイミングチャートであり、それぞれ3分割したバッファを有している。また、セレクタ212Aも設けられており、前記210A、211A、212Aと同機能をもつ中継FIFO211B、多重FIFO210B、セレクタ212Bを合わせ設けられている。
The eighth embodiment relates to a method for reducing the capacity of the fluctuation absorbing buffer by preferentially transmitting SDH frame data and reducing the delay.
Next, a description will be given based on the drawings.
The network configuration of the digital transmission system according to the eighth embodiment is, for example, FIG. 14 shown in the seventh embodiment. Of course, the network configuration shown in FIG. 1 of the first embodiment or FIG. 8 of the fourth embodiment may be used. As shown in FIG. 14, in the
次に動作について説明する。
例えば、図14に示す第2の伝送路500Bの非IP端末7Bから送信され、155MbpsSDH伝送装置4B、拡張I/F部3Bを通り、RPR伝送装置1Bから伝送路2A、中継RPR伝送装置1Cを経由し、第1の伝送路500FのRPR伝送装置1Aに伝送される通信を考える。中継RPR伝送装置1CはRPR伝送装置1Bから受信したデータをリングアクセス制御部203に入力すると、ヘッダを解析しRPR伝送装置1Cに分離すべきデータか中継すべきデータかを判断する。タグ制御情報301Bによって識別されたSDHフレームの場合は、RPR伝送装置1Cには拡張I/F部が設けて無く分離すべきデータでは無いので、中継FIFO211Aに入力される。このときSDHフレームであるデータは、優先順位が最高優先順位のFIFOである211A−1の中継FIFOに入る。また、RPR伝送装置1Cには、これにつながるIP端末9A、9BからのデータもRPRネットワーク伝送路2上に多重される。例えばIP端末9Aから出力されたイーサネット(登録商標)パケットはL2/L3スイッチ201、SerDes202を経由しリングアクセス制御部203に伝送され、ヘッダで宛先を識別し多重FIFO210Aか210Bに入力するかを判断される。ここでは、多重FIFO210Aに入力する場合を考え、優先順位は2番目の210A−2に入力する。多重FIFO210Aと中継FIF0211Aのいずれかにデータが蓄積されるとセレクタ212Aを介して、RPR伝送装置1Aの方向へ出力される。図18のタイミングチャートに示すように多重FIFO210Aと中継FIFO211Aのデータが同時に蓄積されている場合は、より優先順位の高いバッファに蓄積されたものが先に出力される。この例では、中継FIFO211A−1に蓄積されているSDHフレームが優先して出力され遅延が少なくなる。
以上のように実施の形態8によれば、第1の伝送回路と第2の伝送回路を中継する中継RPR伝送装置のリングアクセス制御部に、中継FIFOと多重FIFOを設け、優先順位を付けてデータ伝送する手段を有しているので、SDHフレームを最高優先順位にすることにより、SDHフレームの待機時間が少なくなり、遅延の揺らぎが少なくなる。そのことにより第1、第2の伝送路に設けられた拡張I/F部の揺らぎ吸収バッファの容量が少なく済む。
Next, the operation will be described.
For example, it is transmitted from the non-IP terminal 7B of the
As described above, according to the eighth embodiment, a relay FIFO and a multiple FIFO are provided in the ring access control unit of the relay RPR transmission device that relays the first transmission circuit and the second transmission circuit, and priorities are assigned. Since a means for transmitting data is provided, by setting the SDH frame to the highest priority, the waiting time of the SDH frame is reduced and delay fluctuation is reduced. As a result, the capacity of the fluctuation absorbing buffer of the extension I / F unit provided in the first and second transmission paths can be reduced.
実施の形態9.
この実施の形態9では、SDHフレームの遅延時間を固定的に設けることにより、揺らぎ吸収バッファの容量をさらに少なくする方式について述べる。図19は、中継FIFO211Aと多重FIFO210Aの動きをタイミングチャート化し、優先順位の高いSDHフレームよりも、優先順位の低いIP端末のデータが先に出力されている様子を示したものである。図20は、SDHフレームのFIFOへの入力から出力までの間に固定遅延を設けた図である。
In the ninth embodiment, a method of further reducing the capacity of the fluctuation absorbing buffer by providing a fixed delay time of the SDH frame will be described. FIG. 19 is a timing chart showing the movement of the
次に動作について説明する。
先ず、図19について説明する。前記した実施の形態8では、SDHフレームを最高優先順位で伝送することで遅延を少なくすることを述べた。何らかの理由により優先順位の低いデータ量が増えると、図に示すようにIP端末9Aのデータが非IP端末7BのSDHフレームよりも先に出力されていた場合、IP端末9Aのデータが1パケット分出力完了するまで、非IP端末7BのSDHフレームは待機する必要がある。このように優先順位の低いデータの量が増えると優先順位の高いデータも待ち合わせ遅延が発生する可能性が高くなる。そこで、図20に示すように非IP端末7BのSDHフレームが中継FIFO211A−1に入力されてから出力されるまでの間に低優先のデータが出力し終えるのに十分なデータ出力固定遅延手段を図示省略したリングアクセス制御部203に設ける。このようにデータ出力固定遅延手段を設けることで、非IP端末7BのSDHフレームが出力されるときには全てのFIFOからの出力が無い状態になり、待ち合わせ無く出力することが出来る。
以上のようにこの実施の形態9によれば、データ出力固定遅延手段によってSDHフレームの遅延時間を固定的とすることにより、待ち合わせがなくなりさらに揺らぎが少なくなり、揺らぎ吸収バッファの容量の容量がより少なく済む。
Next, the operation will be described.
First, FIG. 19 will be described. In the above-described eighth embodiment, it has been described that the delay is reduced by transmitting the SDH frame with the highest priority. When the amount of data with low priority increases for some reason, as shown in the figure, if the data of the
As described above, according to the ninth embodiment, by making the delay time of the SDH frame fixed by the data output fixed delay means, there is no waiting, the fluctuation is further reduced, and the capacity of the fluctuation absorbing buffer is further increased. Less.
実施の形態10.
この実施の形態10では、遅延量を設定による可変とする方式について述べる。図21は、遅延量を可変としたときのタイミングチャートを示している。
In the tenth embodiment, a method of making the delay amount variable by setting will be described. FIG. 21 shows a timing chart when the delay amount is variable.
次に動作について説明する。
非IP端末7C以外のSDHフレームが増えると、優先順位の高いデータが増える。それによりSDHフレームが増え、固定遅延量が不足する場合がある。固定遅延量が不足することを考慮し、遅延量を大きくすると、SDHデータ全体の遅延量が増え、端末間の通信の遅延量が増えることになる。SDHフレームの増加と遅延量にはトレードオフの関係がある。SDHのデータは予めデータ量(通信帯域)の決まった通信であるため、SDHフレームの通信帯域に応じて、遅延量を可変とする遅延量可変手段を図示省略したリングアクセス制御部203に設けると、最適な遅延時間にすることができ、揺らぎ吸収バッファの容量にも影響を与えない。
以上のようにこの実施の形態10によれば、遅延可変手段によってSDHフレームの遅延時間を可変にすることにより、揺らぎ吸収バッファを増やすことなく、SDHフレームの通信帯域の変化に対応し、最適な遅延時間にすることが可能となる。
Next, the operation will be described.
When the number of SDH frames other than the non-IP terminal 7C increases, data with high priority increases. As a result, the number of SDH frames increases and the fixed delay amount may be insufficient. If the delay amount is increased in consideration of the shortage of the fixed delay amount, the delay amount of the entire SDH data increases and the delay amount of communication between terminals increases. There is a trade-off relationship between the increase in SDH frames and the amount of delay. Since the SDH data is a communication whose data amount (communication band) is determined in advance, a delay amount variable means for changing the delay amount according to the communication band of the SDH frame is provided in the ring access control unit 203 (not shown). The delay time can be optimized, and the capacity of the fluctuation absorbing buffer is not affected.
As described above, according to the tenth embodiment, by changing the delay time of the SDH frame by the delay variable means, it is possible to cope with the change of the communication band of the SDH frame without increasing the fluctuation absorbing buffer, and to optimize the delay. The delay time can be set.
実施の形態11.
前記実施の形態9、10では、SDHフレームの遅延時間を設けることにより、揺らぎ吸収バッファの容量を少なくする方式について述べた。
この実施の形態11では、SDHフレームがTDMで伝送され、ほぼ定周期に同じデータ量の伝送が行われることに着目し、SDHフレーム間ギャップの間に低優先のデータを伝送する方式について述べる。図22は、実施の形態11を説明するタイミングチャートである。
Embodiment 11 FIG.
In the ninth and tenth embodiments, the method of reducing the capacity of the fluctuation absorbing buffer by providing the delay time of the SDH frame has been described.
In this Embodiment 11, paying attention to the fact that the SDH frame is transmitted by TDM and the same amount of data is transmitted almost at a constant period, a method of transmitting low priority data during the gap between SDH frames will be described. FIG. 22 is a timing chart for explaining the eleventh embodiment.
次に動作について説明する。
非IP端末7BのSDHフレームは、時分割多重(TDM)で定周期でデータが伝送されてくる。伝送路の延び縮み等で若干の揺らぎがあるがほぼ定周期で伝送されてくる。そこで、SDHフレームの定周期性を利用し、低優先順位データ出力調整手段を図示省略したリングアクセス制御部203に設けることにより、SDHフレームが中継FIFO211A−1から出力され次のSDHが入力されるまでに出力できるデータは低優先順位のものでも出力し、次のSDHデータが入力されるために、低優先順位のデータが出力し終えない場合には、次のSDHフレームが入力出力されるまで、低優先順位のデータは待機するようにする。
以上のようにこの実施の形態11によれば、低優先順位データ出力調整手段を設けることで、SDHフレームの定周期性を利用しその間に低優先順位のデータを伝送することで、SDHフレームの揺らぎを少なくバッファ容量がより少なくすると共に伝送遅延も少なくすることが出来る。
Next, the operation will be described.
In the SDH frame of the non-IP terminal 7B, data is transmitted at regular intervals by time division multiplexing (TDM). Although there is a slight fluctuation due to the expansion and contraction of the transmission path, the transmission is performed at a substantially constant period. Therefore, by using the periodicity of the SDH frame and providing the low-priority data output adjustment means in the ring access control unit 203 (not shown), the SDH frame is output from the
As described above, according to the eleventh embodiment, by providing the low-priority data output adjusting means, the low-priority data is transmitted during the period using the fixed periodicity of the SDH frame. The fluctuation can be reduced, the buffer capacity can be reduced, and the transmission delay can be reduced.
実施の形態12.
実施の形態11では、SDHフレームの定周期性を利用し、その間に低優先順位のデータを伝送することで、SDHフレームの揺らぎを少なくすると共に伝送遅延も少なくする方式について述べた。
この実施の形態12では、さらにリングアクセス制御部において定周期パルスを発生させ、SDHフレームの出力をその定周期パルスに同期して出力するようにすることで、揺らぎを無くす方式について述べる。図23は、実施の形態12を説明する図である。
In the eleventh embodiment, the method of reducing the fluctuation of the SDH frame and reducing the transmission delay by using the periodicity of the SDH frame and transmitting the low priority data during the period has been described.
In the twelfth embodiment, a method of eliminating fluctuation by generating a fixed-cycle pulse in the ring access control unit and outputting the output of the SDH frame in synchronization with the fixed-cycle pulse will be described. FIG. 23 is a diagram for explaining the twelfth embodiment.
次に動作について説明する。
前記実施の形態11に加え、リングアクセス制御部203に、図示省略したパルス発生手段を設けて、定周期にパルスを発生させ、非IP端末7BのSDHフレームの入力タイミングに係わらず、定周期パルスに同期してデータを出力するようにする。低優先順位のデータは非IP端末7BのSDHフレームが出力された後に出力する。そうすることによりセレクタ212Aの出力のデータでは、SDHフレームのデータの遅延の揺らぎが無くなる。
以上のようにこの実施の形態12によれば、リングアクセス制御部203に設けたパルス発生手段で定周期パルスを発生させ、その間に低優先順位のデータを伝送することで、SDHフレームの揺らぎを少なく、かつバッファ容量がより少なくすることが出来る。
Next, the operation will be described.
In addition to the eleventh embodiment, the ring
As described above, according to the twelfth embodiment, the pulse generation means provided in the ring
以上のように、この発明の実施の形態1〜12によるディジタル伝送方式をRPRネットワークに適用すると、非IP端末のデータを伝送でき、利用範囲の広いRPRネットワークを提供できる。 As described above, when the digital transmission system according to the first to twelfth embodiments of the present invention is applied to an RPR network, data of a non-IP terminal can be transmitted and an RPR network having a wide usage range can be provided.
1A,1B,1C,1D RPR伝送装置、2 RPRネットワーク伝送路、
3A,3B,3C 拡張I/F部、4A,4B,4C SDH伝送装置、
7A,7B 非IP端末、8 網同期クロック供給装置、15 SDH端局装置、
30 クロック回路、103 SDHフレームパケット化回路、
104 IPヘッダ/MACヘッダ生成部、105 SDHフレーム分割回路、
106 SDHフレーマ部、108 SDHフレーム組立回路、
110 揺らぎ吸収バッファ、203 リングアクセス制御部、
210A,210B 多重FIFO、211A,211B 中継FIFO、
250 経路選択部、301 VLANタグ、500A,500C 第1の伝送路、
500B,500D 第2の伝送路、500F 第4の伝送路、
1000 ディジタル伝送方式。
1A, 1B, 1C, 1D RPR transmission device, 2 RPR network transmission line,
3A, 3B, 3C expansion I / F part, 4A, 4B, 4C SDH transmission device,
7A, 7B Non-IP terminal, 8 network synchronous clock supply device, 15 SDH terminal device,
30 clock circuit, 103 SDH frame packetizing circuit,
104 IP header / MAC header generation unit, 105 SDH frame division circuit,
106 SDH framer, 108 SDH frame assembly circuit,
110 Fluctuation absorption buffer, 203 Ring access control unit,
210A, 210B Multiplexed FIFO, 211A, 211B Relay FIFO,
250 route selection unit, 301 VLAN tag, 500A, 500C first transmission line,
500B, 500D second transmission line, 500F fourth transmission line,
1000 Digital transmission system.
Claims (12)
前記網同期クロック供給装置によって前記第1、第2の伝送路と前記RPRネットワーク伝送路が同期するものであり、前記中継RPR伝送装置のリングアクセス制御部には、中継FIFOと多重FIFOとが設けられており、前記中継FIFOと多重FIFOのデータが同時に蓄積されている場合、より優先順位の高いデータを先に出力することを特徴とするディジタル伝送方式。 The digital transmission system includes a plurality of RPR transmission devices connected in a loop and an RPR network transmission line provided with a network synchronous clock supply device, and the plurality of RPR transmission devices Has a transmission path consisting of at least the first and second systems via the RPR network transmission path, and a relay RPR transmission device is provided in the RPR network transmission path,
The network synchronization clock supply device synchronizes the first and second transmission lines with the RPR network transmission line, and the ring access control unit of the relay RPR transmission apparatus is provided with a relay FIFO and a multiple FIFO. In the digital transmission system, when the data of the relay FIFO and the multiplex FIFO are stored at the same time, the data with higher priority is output first.
The ring access control unit of the relay RPR transmission device is further provided with pulse generation means, which synchronizes the SDH frame with the constant synchronization pulse generated by the pulse generation means regardless of the input timing of the SDH frame. 12. The digital transmission system according to claim 11, wherein the digital transmission system outputs the output.
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