JP2005155098A - Private part cleaning device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、電解槽により生成された電解水を洗浄水として利用する局部洗浄装置に関するものである。 The present invention relates to a local cleaning apparatus that uses electrolytic water generated by an electrolytic cell as cleaning water.
従来、この種の局部洗浄装置として、例えば特開平5−156688号公報(特許文献1)や特開平9−78658号(特許文献2)に示されるものがある。これらは、人体局部の洗浄効果を高めるために、電解槽に供給された水を電気分解して電解水を生成し、その電解水を洗浄水として局部洗浄ノズルから人体局部に噴射するというものである。 Conventionally, as this type of local cleaning apparatus, there are ones disclosed in, for example, Japanese Patent Laid-Open No. 5-156688 (Patent Document 1) and Japanese Patent Laid-Open No. 9-78658 (Patent Document 2). In order to enhance the cleaning effect of the local body part, the water supplied to the electrolytic cell is electrolyzed to generate electrolytic water, and the electrolytic water is sprayed from the local cleaning nozzle to the human body local part as cleaning water. is there.
このような電解水を局部洗浄ノズルから噴射するものは現在まだ実用化に至っていないが、実用化する場合は、電解水による洗浄効果を発揮させるために必要とするpHの電解水を安定して局部洗浄ノズルから噴射させる必要がある。 The one that injects such electrolyzed water from the local washing nozzle has not yet been put into practical use, but in the case of practical use, the electrolyzed water having a pH required for exerting the cleaning effect by the electrolyzed water is stabilized. It is necessary to spray from the local cleaning nozzle.
また近年、益々清潔性の高い装置が望まれており、例えば特開2002−213004号公報(特許文献3)に示されるように、局部洗浄ノズルに温水を洗浄水として噴射して洗浄するものも提供されている。しかしながら、この局部洗浄装置は、局部洗浄ノズルに付着した汚物等を除去するためには多量の洗浄水が必要であった。また、局部洗浄ノズルに付着した汚物等を除去しきれずに僅かに残ってしまったとき、雑菌等が繁殖してしまうことがあった。
本発明は、このような点に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、人体局部や局部洗浄ノズル等の洗浄対象に対して安定して洗浄効果を発揮せしめることができる局部洗浄装置を提供することにある。 The present invention has been made in view of the above points, and the object of the present invention is to provide a local cleaning apparatus that can stably exert a cleaning effect on a target to be cleaned such as a human body local part or a local cleaning nozzle. Is to provide.
前記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、供給された水を電気分解することにより電解水を生成する電解槽と、該電解槽で生成された電解水を洗浄水として人体局部に噴射する局部洗浄ノズルとを備えた局部洗浄装置において、人の存在を検知する人体検知手段を設け、該人体検知手段により人を検知したとき電解槽に通電しその後人を検知しなくなったとき電解槽への通電を停止する通電制御手段を設けたことを特徴としている。 In order to solve the above-mentioned problem, the invention according to claim 1 is directed to an electrolyzer that generates electrolyzed water by electrolyzing supplied water, and a human body part using electrolyzed water generated in the electrolyzer as washing water. In a local cleaning device having a local cleaning nozzle that injects into the body, provided with a human body detecting means for detecting the presence of a person, when the person is detected by the human body detecting means, the electrolyzer is energized and then the person is no longer detected An energization control means for stopping energization to the electrolytic cell is provided.
請求項1記載の発明によれば、洗浄水となる電解水を、局部洗浄ノズルから人体局部に噴射する前から電解槽にて生成することができるため、電解水による洗浄効果を発揮させるために必要とするpHの電解水を局部洗浄ノズルから安定して噴射することができる。 According to the first aspect of the present invention, the electrolyzed water that becomes the wash water can be generated in the electrolysis tank before being sprayed from the local wash nozzle to the human body local area, so that the washing effect by the electrolyzed water is exhibited. Electrolyzed water having a required pH can be stably ejected from the local washing nozzle.
また、請求項2記載の発明は、人体局部に洗浄水を噴射する局部洗浄ノズルと、供給された水を電気分解することにより電解水を生成する電解槽と、該電解槽で生成された電解水を洗浄水として前記局部洗浄ノズルに噴射するノズル洗浄手段と備えた局部洗浄装置において、人の存在を検知する人体検知手段を設け、該人体検知手段により人を検知したとき電解槽に通電しその後人を検知しなくなったとき電解槽への通電を停止する通電制御手段を設けたことを特徴としている。
The invention described in
請求項2記載の発明によれば、洗浄水となる電解水を、ノズル洗浄手段から局部洗浄ノズルに噴射する前から電解槽にて生成することができるため、電解水による洗浄効果を発揮させるために必要とするpHの電解水をノズル洗浄手段から安定して噴射することができる。 According to the second aspect of the present invention, since the electrolyzed water that becomes the cleaning water can be generated in the electrolytic bath before being sprayed from the nozzle cleaning means to the local cleaning nozzle, the cleaning effect by the electrolyzed water is exhibited. Electrolyzed water having the pH required for the nozzle can be stably ejected from the nozzle cleaning means.
また、請求項3記載の発明は、供給された水を電気分解することにより電解水を生成する電解槽と、該電解槽で生成された電解水を洗浄水として人体局部に噴射する局部洗浄ノズルと、前記電解槽で生成された電解水を洗浄水として前記局部洗浄ノズルに噴射するノズル洗浄手段と備えた局部洗浄装置において、人の存在を検知する人体検知手段を設け、該人体検知手段により人を検知したとき電解槽に通電しその後人を検知しなくなったとき電解槽への通電を停止する通電制御手段を設けたことを特徴としている。 The invention according to claim 3 is an electrolyzer that generates electrolyzed water by electrolyzing the supplied water, and a local cleaning nozzle that injects electrolyzed water generated in the electrolyzer as washing water to a local body part. And a local cleaning device comprising nozzle cleaning means for injecting the electrolyzed water generated in the electrolytic bath as cleaning water to the local cleaning nozzle, provided with a human body detecting means for detecting the presence of a person, by the human body detecting means It is characterized in that an energization control means is provided for energizing the electrolytic cell when a person is detected and stopping energization of the electrolytic cell when no more people are detected thereafter.
請求項3記載の発明によれば、洗浄水となる電解水を、局部洗浄ノズルから人体局部に噴射する前及びノズル洗浄手段から局部洗浄ノズルに噴射する前から電解槽にて生成することができるため、電解水による洗浄効果を発揮させるために必要とするpHの電解水を局部洗浄ノズルやノズル洗浄手段から安定して噴射することができる。 According to the third aspect of the present invention, the electrolyzed water to be the cleaning water can be generated in the electrolytic cell before being sprayed from the local cleaning nozzle to the human body local part and before being sprayed from the nozzle cleaning means to the local cleaning nozzle. Therefore, the electrolyzed water having a pH required for exerting the cleaning effect by the electrolyzed water can be stably ejected from the local cleaning nozzle or the nozzle cleaning means.
本発明に係る局部洗浄装置においては、電解水による洗浄効果を発揮させるために必要とするpHの電解水を、人体局部や局部洗浄ノズル等の洗浄対象に対して安定して噴射することができる。 In the local cleaning apparatus according to the present invention, the electrolyzed water having a pH required for exerting the cleaning effect by the electrolyzed water can be stably jetted to the object to be cleaned such as the local body part or the local cleaning nozzle. .
以下、本発明の実施形態の一例を図1乃至図5に基いて説明する。 Hereinafter, an exemplary embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
本実施形態の局部洗浄装置1は、便器(図示せず)に設置されるものであり、便座本体2と、便座本体2に対し開閉自在に設けられた便座3及び便蓋4と、局部洗浄ノズル5としてのおしり洗浄ノズル6及びビデ洗浄ノズル7と、ノズル洗浄手段8とを有している。便座本体2の内部には、図1に示すように、複数の水路、すなわち、給水弁9から順に温水タンク10、流路切換弁11a、添加部12、電解槽13に至る水路14aと、電解槽13の一方の電極室13aから順に貯水タンク15、流路切換弁11b、ポンプ16、流路切換弁11cを介して局部洗浄ノズル5に至る水路14bと、電解槽13の他方の電極室13bから順に貯水タンク17、流路切換弁11d、ポンプ18を介してノズル洗浄手段8に至る水路14cと、流路切換弁11aから水路14bにおける流路切換弁11bの下流側に接続される水路14dと、流路切換弁11aから水路14cにおける流路切換弁11dの下流側に接続される水路14eと、流路切換弁11bと流路切換弁11dとに接続される水路14fとを有している。なお、本実施形態では、流路切換弁11a〜11dをそれぞれ独立したものとしたが、これらのうち複数を一つの弁ブロックとして一体に構成してもよいものである。図1に示す19は人体検知手段、20は人体検知手段の出力に基いて電解槽13への通電を行う通電制御手段である。
The local cleaning device 1 of this embodiment is installed in a toilet (not shown), and includes a
また、本実施形態では、操作部33により局部洗浄ノズル5から洗浄水として噴射される温水の種類を切り換えられるようになっており、アルカリ水となった温水が噴射されるモード(以下「モードA」とする)と、局部洗浄ノズル5から酸性水が噴射されるモード(以下「モードB」とする)と、局部洗浄ノズル5から電解されない温水が噴射されるモード(以下「モードC」とする)とを備えている。ここで、流路切換弁11aは、モードA及びモードBの何れかに設定された場合は温水タンク10からの温水が水路14aを介して電解槽13に流れるように切り換えられ、モードCが設定された場合は温水タンク10からの温水が水路14d及び水路14eに流れるように切り換えられる。
In the present embodiment, the type of hot water sprayed as cleaning water from the
おしり洗浄ノズル6は、図3及び図4に示すように、おしりノズルシリンダー31によって出退自在に設けられ、ビデ洗浄ノズル7は、ビデノズルシリンダー32によって出退自在に設けられている。おしりノズルシリンダー31及びビデノズルシリンダー32には、操作部33における操作によって流路切換弁11cを切り換えることにより、温水タンク10からの温水が選択的に供給されるようになっており、温水がおしりノズルシリンダー31に供給された場合は、図4に示すように、おしり洗浄ノズル6がおしりノズルシリンダー31から所定位置に突出し、その突出位置において温水が洗浄水としておしり洗浄ノズル6の先端部に形成した噴出口6aから人体局部に噴出するようになり、温水がビデノズルシリンダー32に供給された場合は、ビデ洗浄ノズル7がビデノズルシリンダー32から所定位置に突出し、その突出位置において温水が洗浄水としてビデ洗浄ノズル7の先端部に形成した噴出口7aから人体局部に噴出するようになっている。
As shown in FIGS. 3 and 4, the
ノズル洗浄手段8は、おしり洗浄ノズル6及びビデ洗浄ノズル7がそれぞれおしりノズルシリンダー31内及びビデノズルシリンダー32内に後退した状態(以下、格納姿勢とする)で、おしり洗浄ノズル6及びビデ洗浄ノズル7に対して温水を洗浄水として噴射するものである。このノズル洗浄手段8は、図3乃至図5に示すように、おしり洗浄ノズル6及びビデ洗浄ノズル7の格納姿勢における上方に配設された飛散防止板34と、ノズル洗浄用管路体35に接続される管路36と、飛散防止板34の裏面及び管路36の外表面で形成されたおしり洗浄ノズル用格納部37及びビデ洗浄ノズル用格納部38と、管路36に連通する噴出口36aとで構成されている。ここにおいて、ノズル洗浄用管路体35は、水路14cにおけるポンプ18の下流側に接続されるものである。
The nozzle cleaning means 8 is a state in which the
添加部12は、温水タンク10からの温水に食塩等の電解促進剤を添加するものである。このように、温水に電解促進剤が添加されると電解槽13において電解効率が向上するため、目標pHの温水の生成が容易になったり、温水に電解促進剤が添加されない場合に比べて省電力化が図れたりする等の効果を奏する。
The
電解槽13は、隔膜13cにより分離された電極室13a、13bを有しており、電極室13a、13bのうち一方が陰極室のとき他方が陽極室となるように通電制御手段20により制御される。通電制御手段20により電解槽13への通電がなされると、電解槽13内の温水が電気分解されて電解水が生成されるのであるが、このとき陰極室で生成される電解水はアルカリ水、陽極室で生成される電解水は酸性水となる。
The
人体検知手段19は、例えば、人がトイレ空間に存在するかどうかを検知する人感センサーや人が便座に着座しているかどうかを検知する着座センサー等で構成されるものであり、その検知信号を通電制御手段20に出力するものである。 The human body detection means 19 includes, for example, a human sensor that detects whether or not a person is present in a toilet space, a seating sensor that detects whether or not a person is seated on a toilet seat, and the detection signal Is output to the energization control means 20.
通電制御手段20は、人体検知手段19の検知信号に基いて電解槽13への通電制御を行うものであり、人を検知している間は電解槽13へ通電を行い、その後人を検知しなくなったときに、電極室13a、13bの電極(図示せず)への印加電圧の極性を反転させて一定時間通電した後に通電を停止するものである。ここで、電極室13a、13bの電極への印加電圧の極性を反転して一定時間通電するようにしているのは、陰極室の電極に析出してしまうスケールを除去するためである。すなわち、水道水や地下水を給水源とした場合、給水源から供給される水には微量ながらカルシウムやマグネシウム等の不純物が含まれており、このような水(温水)を電解槽13で電気分解すると、陰極室の電極に不純物がスケールとして析出し電気分解能力を低下させてしまうのであるが、ここでは、陰極として使用していた電極の極性を一定時間反転して陽極として通電することにより、スケールの除去を自動的に行うのである。
The energization control means 20 performs energization control to the
以下、本実施形態における局部洗浄装置1の動作について説明する。なお、操作部33におけるビデ洗浄ボタン(図示せず)が押された場合の動作については( )内に記載するものとする。
Hereinafter, the operation of the local cleaning device 1 in the present embodiment will be described. In addition, about operation | movement when the bidet washing | cleaning button (not shown) in the
まず、前回の使用時にモードAが設定されていた場合の動作について説明する。人体検知手段19により人を検知すると、その検知信号が通電制御手段20に出力され、通電制御手段20により電極室13aの電極を陰極とし電極室13bの電極を陽極として電解槽13に通電がなされ、電極室13aでアルカリ水が生成され、電極室13bで酸性水が生成される。そして、生成されたアルカリ水及び酸性水は、それぞれ貯水タンク15、17に貯水される。そして、操作部33で図示しないおしり洗浄ボタン(ビデ洗浄ボタン)が押されると、流路切換弁11bが開状態となるとともにポンプ16が駆動し、貯水タンク15のアルカリ水となった温水が流路切換弁11c、おしりノズルシリンダー31(ビデノズルシリンダー32)を介しておしり洗浄ノズル6(ビデ洗浄ノズル7)に流入し、おしり洗浄ノズル6(ビデ洗浄ノズル7)を所定位置に突出させ、噴出口6a(噴出口7a)から人体局部に噴射される。このように、噴出口6a(噴出口7a)から人体局部にアルカリ水となった温水が洗浄水として噴射されるため、人体局部に付着した汚物(固形物)の除去に加え、汚物に含まれる脂肪やタンパク質等を除去することができる。また、この洗浄中において、電極室13aではアルカリ水が生成されて貯水タンク15に補給され、電極室13bでは酸性水が生成されて貯水タンク17に貯水される。
First, the operation when the mode A is set at the previous use will be described. When the human body detecting means 19 detects a person, the detection signal is output to the energization control means 20, and the energization control means 20 energizes the
続いて、操作部33で図示しない停止ボタンが押されると、ポンプ16の駆動が停止されるとともに流路切換弁11b、11cが閉状態となり、おしり洗浄ノズル6(ビデ洗浄ノズル7)がおしりノズルシリンダー31(ビデノズルシリンダー32)内に後退して格納姿勢となる。格納姿勢となると、流路切換弁11dが開状態となるとともにポンプ18が駆動し、貯水タンク17の酸性水となった温水がノズル洗浄用管路体35、管路36を介して噴出口36aからおしり洗浄ノズル6及びビデ洗浄ノズル7に噴射される。このように、酸性水となった温水が洗浄水として噴出口36aからおしり洗浄ノズル6及びビデ洗浄ノズル7に噴射されるため、両洗浄ノズル6,7に付着した汚物等の固形物の除去に加え、両洗浄ノズル6,7の殺菌を行うことができる。また、この洗浄中において、電極室13aではアルカリ水が生成されて貯水タンク15に貯水され、電極室13bでは酸性水が生成されて貯水タンク17に補給される。酸性水となった温水が噴出口36aから一定時間(もしくは一定量)噴射されると、ポンプ18の駆動が停止されるとともに流路切換弁11dが閉状態となり、ノズル洗浄手段8による洗浄が終了する。
Subsequently, when a stop button (not shown) is pressed by the
その後、人体検知手段19により人を検知しなくなると、通電制御手段20により電極室13a及び電極室13bの電極への印加電圧の極性を反転、すなわち、電極室13aの電極を陽極とし電極室13bの電極を陰極として一定時間の通電がなされ、電極室13aの電極にスケールが析出していたならばそのスケールが除去される。そして、一定時間経過すると通電制御手段20により電解槽13への通電が停止されるとともに、温水が水路14f側へ流れるように流路切換弁11b、11dが切り換わり、電極室13a、13b及び貯水タンク15、17内の温水が流路切換弁11b、11dを介して水路14fに流入し、図示しない排水路より便器内に排水される。
Thereafter, when no human is detected by the human body detection means 19, the polarity of the voltage applied to the electrodes of the
次に、前回の使用時にモードBが設定されていた場合の動作について説明する。人体検知手段19により人を検知すると、その検知信号が通電制御手段20に出力され、通電制御手段20により電極室13aの電極を陽極とし電極室13bの電極を陰極として電解槽13に通電がなされ、電極室13aで酸性水が生成され、電極室13bでアルカリ水が生成される。そして、生成された酸性水及びアルカリ水は、それぞれ貯水タンク15、17に貯水される。そして、操作部33でおしり洗浄ボタン(ビデ洗浄ボタン)が押されると、流路切換弁11bが開状態となるとともにポンプ16が駆動し、貯水タンク15の酸性水となった温水が流路切換弁11c、おしりノズルシリンダー31(ビデノズルシリンダー32)を介しておしり洗浄ノズル6(ビデ洗浄ノズル7)に流入し、おしり洗浄ノズル6(ビデ洗浄ノズル7)を所定位置に突出させ、噴出口6a(噴出口7a)から人体局部に噴射される。このように、噴出口6a(噴出口7a)から人体局部に酸性水となった温水が洗浄水として噴射されるため、人体局部に付着した汚物(固形物)の除去に加え、人体局部の殺菌を行うことができる。また、この洗浄中において、電極室13aでは酸性水が生成されて貯水タンク15に補給され、電極室13bではアルカリ水が生成されて貯水タンク17に貯水される。
Next, the operation when mode B is set at the previous use will be described. When a human is detected by the human body detection means 19, the detection signal is output to the energization control means 20, and the energization control means 20 energizes the
続いて、操作部33で停止ボタンが押されると、モードAと同様に、おしり洗浄ノズル6(ビデ洗浄ノズル7)は格納姿勢となる。格納姿勢となると、流路切換弁11dが開状態となるとともにポンプ18が駆動し、貯水タンク17のアルカリ水となった温水がノズル洗浄用管路体35、管路36を介して噴出口36aからおしり洗浄ノズル6及びビデ洗浄ノズル7に噴射される。このように、アルカリ水となった温水が洗浄水として噴出口36aからおしり洗浄ノズル6及びビデ洗浄ノズル7に噴射されるため、両洗浄ノズル6,7に付着した汚物等の固形物の除去に加え、汚物に含まれる脂肪やタンパク質等を除去することができる。また、この洗浄中において、電極室13aでは酸性水が生成されて貯水タンク15に貯水され、電極室13bではアルカリ水が生成されて貯水タンク17に補給される。アルカリ水となった温水が噴出口36aから一定時間(もしくは一定量)噴射されると、ポンプ18の駆動が停止されるとともに流路切換弁11dが閉状態となり、ノズル洗浄手段8による洗浄が終了する。
Subsequently, when the stop button is pressed by the
その後、人体検知手段19により人を検知しなくなると、通電制御手段20により電極室13a及び電極室13bの電極への印加電圧の極性を反転、すなわち、電極室13aの電極を陰極とし電極室13bの電極を陽極として一定時間の通電がなされ、電極室13bの電極にスケールが析出していたならばそのスケールが除去される。そして、一定時間経過すると通電制御手段20により電解槽13への通電が停止されるとともに、温水が水路14f側へ流れるように流路切換弁11b、11dが切り換わり、電極室13a、13b及び貯水タンク15、17内の温水が流路切換弁11b、11dを介して水路14fに流入し、排水路より便器内に排水される。
Thereafter, when no human is detected by the human body detection means 19, the polarity of the voltage applied to the electrodes of the
次に、前回の使用時にモードCが設定されていた場合の動作について説明する。モードCは、モードA及びBのような、人体検知手段19に基いて電解槽13に通電を行うものではなく、「背景技術」の欄に記載した特許文献3と同様の動作を行うものである。
Next, the operation when mode C is set at the previous use will be described. Mode C does not energize the
すなわち、操作部33でおしり洗浄ボタン(ビデ洗浄ボタン)が押されると、温水タンク10からの温水が水路14dに流れるように流路切換弁11aが切り換わるとともにポンプ16が駆動し、温水が流路切換弁11c、おしりノズルシリンダー31(ビデノズルシリンダー32)を介しておしり洗浄ノズル6(ビデ洗浄ノズル7)に流入し、おしり洗浄ノズル6(ビデ洗浄ノズル7)を所定位置に突出させ、噴出口6a(噴出口7a)から人体局部に噴射される。
That is, when the butt washing button (bidet washing button) is pressed by the
続いて、操作部33で停止ボタンが押されると、モードAと同様に、おしり洗浄ノズル6(ビデ洗浄ノズル7)は格納姿勢となる。格納姿勢となると、温水タンク10からの温水が水路14eに流れるように流路切換弁11aが切り換わるとともにポンプ18が駆動し、温水がノズル洗浄用管路体35、管路36を介して噴出口36aからおしり洗浄ノズル6及びビデ洗浄ノズル7に噴射される。温水が噴出口36aから一定時間(もしくは一定量)噴射されると、ポンプ18の駆動が停止されるとともに流路切換弁11aが閉状態となり、ノズル洗浄手段8による洗浄が終了する。
Subsequently, when the stop button is pressed by the
以上のように、本実施形態では、モードA又はBが設定されていたならば、人体検知手段19で人を検知している間は通電制御手段20により電解槽13へ通電を行うようにしているので、洗浄水となる電解水を、局部洗浄ノズル5から人体局部に噴射する前及びノズル洗浄手段8から局部洗浄ノズル5に噴射する前から電解槽13にて生成することができ、その結果、電解水による洗浄効果、すなわち、電解水がアルカリ水の場合は汚物に含まれる脂肪やタンパク質等の除去効果、電解水が酸性水の場合は殺菌効果を十分に発揮させるために必要とするpHの電解水を、局部洗浄ノズル5やノズル洗浄手段8から安定して噴射することができる。
As described above, in this embodiment, if the mode A or B is set, the
なお、本実施形態では、貯水タンク15を流路切換弁11bの上流側に設け、貯水タンク17を流路切換弁11dの上流側に設けたが、電解槽13で電解水を多量に確保できるものであれば、図6に示すように、貯水タンク15、17を設けなくてもよい。
In this embodiment, the
また、本実施形態では、局部洗浄ノズル5から電解されない温水が噴射される水路構成として、流路切換弁11aに水路14d及び水路14eを接続したが、図7に示すように、流路切換弁11aと水路14fとの間に水路14gを接続し、流路切換弁11b及び流路切換弁11dの切り換え動作により、水路14gから水路fに流入される温水を局部洗浄ノズル5側もしくはノズル洗浄手段8側へ流すようにしてもよい。この場合、本実施形態に比べ水路の数が減るため、便座本体2の小型化が図れる。
Moreover, in this embodiment, although the
また、本実施形態では、一つの電解槽13を用いて電解槽13で生成した電解水を局部洗浄ノズル5に至る水路14b及びノズル洗浄手段8に至る水路14cに流すようにしたが、図8 に示すように、2つの電解槽13を設けてもよい。図8に示す例は、添加部12の下流に流路切換弁11eを設け、その流路切換弁11eに局部洗浄ノズル5に至る水路14bとノズル洗浄手段8に至る水路14cとを接続し、水路14bの途中及び水路14cの途中にそれぞれ電解槽13、13を設けたものであり、この場合、2つの電解槽13、13の通電制御方法を多様化できるため、例えば、2つの電解槽13、13のうち一方のみに通電を行うモードを設けたり両方通電を行うするモードを設けたりするなど、使用者が望むモードを追加することが可能となる。
In the present embodiment, the electrolytic water generated in the
1 局部洗浄装置
5 局部洗浄ノズル
8 ノズル洗浄手段
13 電解槽
19 人体検知手段
20 通電制御手段
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1
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