JP2005152768A - Bubble washing and deodorization apparatus - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、内部に脱臭洗浄する空気が流れる空気流路を有し、この空気流路内に脱臭洗浄液からなる気泡を発生させて該気泡に空気流路内を流れる空気に含有される汚染物質を吸着させて分解処理する起泡脱臭部を配設するとともに、起泡脱臭部の下流側に気泡を破裂させる破泡部を配設した気泡洗浄脱臭装置に関するものである。 The present invention has an air flow path through which air to be deodorized and washed flows, and a bubble made of a deodorized cleaning liquid is generated in the air flow path so that the pollutant contained in the air flowing in the air flow path The present invention relates to a bubble cleaning and deodorizing apparatus in which a foaming deodorizing part for adsorbing and decomposing a foam is disposed, and a bubble breaking part for bursting bubbles is disposed on the downstream side of the foaming deodorizing part.
従来より、脱臭、洗浄しようとする汚染物質を含有した空気を洗浄液を内部に散布する洗浄塔(スクラバー洗浄塔)内に通すことで脱臭、洗浄を行う洗浄装置が知られている。(例えば、特許文献1参照)。 2. Description of the Related Art Conventionally, a cleaning apparatus that performs deodorization and cleaning by passing air containing a contaminant to be deodorized and cleaned through a cleaning tower (a scrubber cleaning tower) that sprays a cleaning liquid inside is known. (For example, refer to Patent Document 1).
この従来の洗浄装置は、図5に示すように、洗浄塔1’内に充填材として、ラシヒリングや、木材、竹材等から形成されてなる多孔性炭化物、備長炭を充填した多孔質の充填部Jを設け、洗浄液L’を液貯留部5から液供給流路8を介してポンプ81を駆動することで洗浄液L’を前記充填部Jに上方から散布し、脱臭、洗浄しようとする空気を吸入経路42を介してファン43を駆動することで洗浄塔1’の下端部に設けた吸入口41より洗浄塔1’内に吸入する。吸入された空気は、充填部Jを上方に向けて通過して洗浄塔1’の上端部に設けた排出口45から排出されるのであるが、充填部Jを通過する際に充填部Jを流れる洗浄液L’と空気とが接触して、空気に含有される汚染成分が吸着されることで除去される。
As shown in FIG. 5, this conventional cleaning apparatus has a porous filling portion filled with Raschig ring, porous carbide formed from wood, bamboo, etc., or Bincho charcoal as a filling material in the
しかしながら、このようなラシヒリング等の合成樹脂製の充填剤を用いる従来の洗浄装置においては、洗浄液L’と脱臭、洗浄しようとする汚染成分を含有した空気との接触面積を広くするために多量の充填剤が必要となり、装置の高さが高くなるとともに、ある程度の散水量が必要となってくる。
そこで、上記のようなスクラバー等の従来の洗浄装置において、前記汚染成分を含有した空気と洗浄液L’との接触効率を更に向上しようとする際、洗浄液L’に界面活性剤を投入して気泡を発生させることを発案し、これによって一定の成果が得られることを確認したが、この場合には、脱臭効率は向上するものの圧力損失が大きくなり過ぎるものであり、また、発生した気泡が排出口45から排出されてしまう、といった問題点があった。そこで、気泡が排出されないように排出口の手前に通気性部材等からなるミストセパレータのようなものを設けることが考えられるが、この場合には、ミストセパレータに洗浄液が含浸してこのミストセパレータを空気が通過する際に気泡が発生することとなって、結局排出口から気泡が排出されるのを防止することはできなかった。
Therefore, in a conventional cleaning apparatus such as the above scrubber, when trying to further improve the contact efficiency between the air containing the contaminating component and the cleaning liquid L ′, a surfactant is introduced into the cleaning liquid L ′ to create bubbles. However, in this case, although the deodorization efficiency is improved, the pressure loss becomes too large, and the generated bubbles are discharged. There was a problem of being discharged from the
本発明は、上記の従来例の問題点に鑑みて発明したものであって、その目的とするところは、気泡を積極的に発生させて脱臭効率を高めることができ、また、気泡が排出口より排出されてしまうことがなく、安価な気泡洗浄脱臭装置を提供することにある。 The present invention was invented in view of the problems of the above-described conventional example, and the object of the present invention is to actively generate bubbles to increase the deodorization efficiency, and the bubbles are discharged from the outlet. An object of the present invention is to provide an inexpensive bubble cleaning and deodorizing device that is not exhausted.
上記課題を解決するために請求項1に係る発明にあっては、汚染物質を含有する空気が流れる空気流路1内に脱臭洗浄液Lからなる気泡Bを発生させて該気泡Bに空気流路1内を流れる空気に含有される汚染物質を吸着させて分解処理する起泡脱臭部2を配設して成ることを特徴とするものである。このような構成とすることで、起泡脱臭部2にて積極的に発生させた気泡Bに空気に含有される汚染物質を吸着させて分解処理することができて、従来のスクラバー洗浄塔のように高さを高くすることなく、気泡Bと空気との接触性を向上して脱臭効率を高めることができる。
In order to solve the above-mentioned problem, in the invention according to
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、起泡脱臭部2を、空気流路1に配設されて脱臭洗浄液Lからなる気泡Bを発生させるための起泡部21と、この起泡部21の下流側に配設されて気泡Bが付着して該気泡Bと空気との接触を促進するための空隙物からなる接触部22とで構成して成ることを特徴とするものである。このような構成とすることで、接触部22にて気泡Bと汚染物質を含有する空気との接触効率を向上させることができて、脱臭効率が向上するものである。
Further, the invention of
また、請求項3の発明は、請求項2の発明において、起泡部21を、内部に脱臭洗浄液Lを保持して且つ該脱臭洗浄液Lからなる気泡Bを発生させる空隙物で形成して成ることを特徴とするものである。このような構成とすることで、空隙物を配置するだけで、脱臭洗浄液Lの保持が可能となり且つ汚染物質を含有する空気の風圧によって気泡Bを発生させることができることとなって、簡単な構成で起泡部21を構成することができる。
The invention of
また、請求項4の発明は、請求項1乃至3の発明において、起泡脱臭部2の下流側に破泡部3を設けて成ることを特徴とするものである。このような構成とすることで、気泡Bを破泡して排出口45から排出されるのが防止される。
The invention of
本発明にあっては、起泡脱臭部にて発生させた気泡に空気に含有される汚染物質を吸着させて分解処理することができて、従来のスクラバー洗浄塔のように高さを高くすることなく、気泡と空気との接触性を向上して脱臭効率を高めることができる。 In the present invention, it is possible to adsorb the pollutants contained in the air to the bubbles generated in the foaming deodorization unit and to decompose them, and to increase the height like a conventional scrubber washing tower. Without any problem, the deodorization efficiency can be improved by improving the contact between the bubbles and the air.
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。本発明の気泡洗浄脱臭装置は、界面活性剤を溶解した水溶液によって気泡を発生させ、この気泡に空気中に含有される臭気成分等の汚染成分を吸着・溶解させることで空気を洗浄・脱臭するものである。 Hereinafter, the present invention will be described based on embodiments shown in the accompanying drawings. The bubble cleaning and deodorizing apparatus of the present invention generates bubbles with an aqueous solution in which a surfactant is dissolved, and cleans and deodorizes air by adsorbing and dissolving contaminant components such as odor components contained in the air in the bubbles. Is.
気泡洗浄脱臭装置は、図1に示すように、本体ケーシング4と、該本体ケーシング4の下側に設けられる脱臭洗浄液Lを貯留する液貯留部5とで主体が構成される。
As shown in FIG. 1, the bubble cleaning and deodorizing apparatus mainly includes a
本体ケーシング4は、内部が空気流路1となる大略箱状で、その幅、高さ、奥行き等は設置場所に応じて設計するもので、縦仕切板40によって内部が仕切られて上流経路11と下流経路12とが形成されるとともに、縦仕切板40の上端部に連通部40aを形成して上流経路11と下流経路12とが該連通部40aを介して連通してある。
The
本体ケーシング4の上流経路11側の側壁の下端部には本体ケーシング4外に連通する吸入開口41が形成してあり、この吸入開口41に吸入経路42となるファン43を設けたダクトの一端側の開口を接続し、ダクトの他端側の開口を厨房等に配置して本体ケーシング4へ空気を吸入する吸入口(図示せず)としてある。上流経路11には起泡脱臭部2が配設されるもので、これについては後で詳述する。
A suction opening 41 communicating with the outside of the
下流経路12には、縦仕切板40の連通部40aから下流経路12へと流入する空気を下方へと送風るための送風部6が設けてある。この送風部6は、下流経路12の内部をその上半部又は上端から下端近傍までの部分において前記連通部40aが存在する側(すなわち後述する下向き経路12a側)と連通部40aが存在しない側(すなわち後述する上向き経路12b側)とに仕切るように仕切板を設けて形成してもよいし、あるいは、前記連通部40aにダクト状の部材の上端部の側方に設けた開口を接続してダクト状の部材の下端部の開口から下方へ空気を送風するものであってもよい。そして、この送風部6の内壁面の連通部40aと対向する部分は、後述するが気泡Bが衝突して破裂させるための破泡部3となっている。また、送風部6の下方の本体ケーシング4の底面部には、下開口44b(後述する)が形成してある。また、下流経路12の連通部40aが存在しない側(上向き経路12b側)の上端部の本体ケーシング4の天蓋部には、本体ケーシング4外に連通する排出口45が形成してある。
The downstream path 12 is provided with a
これにより、下流経路12は更に内部において、連通部40aから流入した空気を下方へと送風する下向き経路12aが送風部6内に形成されるとともに、送風部6(下向き経路12a)と下端部で連通して送風部6からの空気を上方の排出口45へ向けて送風する上向き経路12bが形成される。
As a result, the downstream path 12 further includes a downward path 12a in the
本体ケーシング4の下側には、略箱状をした液貯留部5が配設してあり、本体ケーシング4に接続される。更に詳述すると、本体ケーシング4の上流経路11側と下流経路12側のそれぞれの下端面に下開口44a,44bを形成し、液貯留部5の上端面の前記各下開口44a,44bに対応する部分に上開口50a,50bを形成し、この上開口50a,50bと下開口44a,44bとをそれぞれダクトやホース、配管等からなる液流路51a,51bにて接続してある。
A
また、液貯留部5には原液貯留部7が接続される。これは、本実施形態で用いる脱臭洗浄液Lの原液を貯留する原液貯留部7としてのタンクを本体ケーシング4の側方に設け、このタンクと液貯留部5とをホースや配管等からなる原液供給流路70によって接続してある。さらに液貯留部5には、上水(水道水)を供給する給水バルブ46と液貯留部5内の排水を行う排水バルブ47が設けてあり(図3参照)、液貯留部5内の給排水が可能となっている。また、前記原液供給流路70の途中にはバルブ72と、原液バッファ部71及びそのバルブ73が設けてあり(図3参照)、これによって原液供給量の微調整が可能となっている。
The stock
また液貯留部5には、内部に貯留する脱臭洗浄液Lを本体ケーシング4の上流経路11に設けた後述する起泡脱臭部2に供給するためのホースや配管等からなる液供給流路8が接続される。液供給流路8は、途中に脱臭洗浄液Lを起泡脱臭部2に搬送するためのポンプ81が設けてあるとともに、下流側の端部には起泡脱臭部2に脱臭洗浄液Lを散布するためのノズル82が設けてある。
Further, the
また気泡洗浄脱臭装置には、図示しないが電子回路からなる制御部が設けてあり、この制御部によって液貯留部5に設けた給水バルブ46及び排水バルブ47、原液供給流路70に設けたバルブ72,73、液供給流路8に設けたポンプ81、空気の吸入経路42に設けたファン43、後述する各種センサー等が制御される。
In addition, the bubble cleaning deodorizing apparatus is provided with a control unit (not shown) including an electronic circuit. The control unit provides a
この気泡洗浄脱臭装置においては、脱臭洗浄される空気は吸入経路42のダクトの吸入口から吸入されて、本体ケーシング4内の空気経路1すなわち、上流経路11、連通部40a、下流経路12の下向き経路12a(送風部6)、上向き経路12bを通って排出口45から排出されるのであるが、この本体ケーシング4内を通る過程で脱臭洗浄が行われるもので、以下に説明する。
In this bubble cleaning and deodorizing apparatus, the air to be deodorized and cleaned is sucked from the suction port of the duct of the
上流経路11には、脱臭洗浄する空気が吸入される吸入開口41の上方に起泡脱臭部2が配設される。起泡脱臭部2は、図2に示すように、通気性部材あるいは多孔質材等の空隙物で形成される起泡部21及び接触部22からなる。起泡部21は、上流経路11の吸入開口41より上側の部分に平面視で上流経路11全体に略水平になるように配設し、接触部22は空間を介して起泡部21の上方に該起泡部21と同様に平面視で上流経路11全体に略水平になるように配設する。そして、この起泡部21と接触部22の間の空間に液供給流路8のノズル82を配設して起泡部21の全域に脱臭洗浄液Lを散布することが可能となっている。
In the upstream path 11, the foaming
起泡部21は、二層のフィルターを上下に貼着して形成される。下側のフィルターは、液供給流路8のノズル82から散布された脱臭洗浄液Lを保持する保持層21aとなるものであり、上側のフィルターは、起泡部21の下側(即ち保持層21a側)から送られる空気によって脱臭洗浄液Lを起泡させる起泡層21bとなるものである。フィルターとしては、空調に使用されるものでよいが、保持層21aのフィルターは起泡層21bのフィルターよりも目の細かいものを使用する。
The foaming
接触部22は、起泡部21にて発生した気泡Bと脱臭洗浄する空気との接触を促進させるもので、一層のフィルターからなる。この接触部22のフィルターは、起泡部21の起泡層21bのフィルターと同様のものを使用する。
The
このような起泡部21や接触部22を形成する空隙物として、多孔質部材や、例えば不織布、編物のほか綿のようなやスポンジ、ウール、スチールタワシや、ハニカム構造を有するもの等が挙げられる。ハニカム構造を有するものの場合、接触性が高くなり、また、界面活性剤を入れることによる気泡発生を促進させる。なお、空隙物としては特に前述したものに限定されない。
Examples of the voids that form the foamed
次に、本発明の気泡洗浄脱臭装置の動作について説明する。 Next, operation | movement of the bubble washing | cleaning deodorizing apparatus of this invention is demonstrated.
まず、液供給流路8のポンプ81を稼動して液貯留部5に貯留されている脱臭洗浄液Lを起泡脱臭部2の起泡部21に散布するとともに、吸入経路42のファン43を稼動して厨房等内の脱臭洗浄しようとする空気を吸入経路42を介して本体ケーシング4内に吸入する。
First, the
洗浄脱臭しようとする空気は本体ケーシング4の下端部の吸入開口41から吸入されて上流経路11を上方へ送風される。そして、上方へ送風される空気は起泡脱臭部2の起泡部21を下方から上方へと通過するのであるが、この際、前記空気によって保持層21aにて保持されている脱臭洗浄液Lが押し上げられるとともに、この押し上げられた脱臭洗浄液Lが起泡層21bによって気泡B(すなわち、球面状の表面が脱臭洗浄液であってその内部に空気が充填された泡)となって上方へと送られるものである。
The air to be cleaned and deodorized is sucked from the
ここで、脱臭洗浄液Lについて説明する。脱臭洗浄液Lは、気泡を発生し易くするとともに空気に含まれる悪臭の原因成分や汚物(以下、これらを総称して汚染物質というものとする)を吸着する界面活性剤と、汚染物質を分解処理するための悪臭物質分解剤とを含有する水溶液である。悪臭物質とは主に、硫化水素、メチルメルカプタン、硫化メチル、二硫化メチル、アンモニア、トリメチルアミン、アセトアルデヒドが挙げられ、このような悪臭物質には悪臭物質分解剤として酸、アルカリ、酸化剤、還元剤等の水溶液、植物抽出液、更に具体的には、硫酸、二酸化塩素、過酸化水素、次亜塩素酸ソーダ、過マンガン酸カリウム、塩素化イソシアヌル酸、オゾン水等が挙げられる。このうち、アンモニアやトリメチルアミンなどのアルカリ性臭気成分に対しては、酸性溶液が有効であり、硫化水素等の酸性臭気成分に対しては、アルカリ性溶液が有効であり、アルデヒド類の臭気成分に対しては、重亜硫酸ナトリウム等の還元剤が有効である。また、硫化水素、メチルメルカプタン、硫化メチル、二硫化メチル、アンモニア、トリメチルアミン、にんにく臭、焼肉臭には塩素系薬剤が有効で、特にその中でも塩素化イソシアヌル酸や次亜塩素酸ナトリウムが有効である。また、洗浄液に粉末状活性炭を混入した活性炭スラリーを用いるとメチルメルカプタンや硫化メチル、二硫化メチルなどの臭気成分に対して有効である。 Here, the deodorizing cleaning liquid L will be described. The deodorizing cleaning liquid L facilitates the generation of air bubbles and decomposes the contaminants and the surfactant that adsorbs the odor-causing components and dirt contained in the air (hereinafter collectively referred to as pollutants). It is the aqueous solution containing the malodorous substance decomposition agent for doing. Malodorous substances mainly include hydrogen sulfide, methyl mercaptan, methyl sulfide, methyl disulfide, ammonia, trimethylamine, and acetaldehyde. These malodorous substances include acids, alkalis, oxidizing agents, reducing agents as deodorizing substances. Etc., and more specifically, sulfuric acid, chlorine dioxide, hydrogen peroxide, sodium hypochlorite, potassium permanganate, chlorinated isocyanuric acid, ozone water and the like. Of these, acidic solutions are effective for alkaline odor components such as ammonia and trimethylamine, alkaline solutions are effective for acidic odor components such as hydrogen sulfide, and odor components of aldehydes. A reducing agent such as sodium bisulfite is effective. In addition, chlorinated chemicals are effective for hydrogen sulfide, methyl mercaptan, methyl sulfide, methyl disulfide, ammonia, trimethylamine, garlic odor, and grilled meat odor, and chlorinated isocyanuric acid and sodium hypochlorite are particularly effective. . Moreover, using activated carbon slurry in which powdered activated carbon is mixed in the cleaning liquid is effective against odor components such as methyl mercaptan, methyl sulfide, and methyl disulfide.
本実施形態では、前記界面活性剤と塩素系薬剤とを高濃度で含有する原液を上水に溶解して脱臭洗浄液Lを生成している。 In this embodiment, the deodorizing cleaning liquid L is produced | generated by melt | dissolving the stock solution which contains the said surfactant and a chlorine type | system | group chemical | medical agent in high concentration in clean water.
起泡部2にて発生した気泡Bは、球面状の表面が空気と接触してその汚染物質を表面の脱臭洗浄液L内に吸着するのであるが、この吸着は接触部22によって促進される。すなわち、気泡Bは接触部22の下面に接触し、下方からの空気によって接触部22内を上方へ向けて押し上げられるとともに接触部22から離れて上方へと送られるが、このように気泡Bが接触部22を通過するにあたっては接触部22が抵抗となり、この抵抗に対する抗力を下方から上方へ送風される空気から得るのであるが、この際に大量の空気と接触することとなり、気泡Bの空気との接触が促進されるものである。
The bubble B generated in the foaming
接触部22の上方へと送られた気泡Bは、空気との接触によって汚染物質を吸着しており、前記吸着した汚染物質は塩素系薬剤にて分解処理される。
The bubble B sent to the upper part of the
そして、上流経路11の上端部に送風された空気及び気泡は、縦仕切板40の連通部40aを介して略水平に下流経路12に流入し、下流経路12の送風部6の内側壁に当たって進路を下方へと変えるのであるが、この時、気泡Bが送風部6の内側壁に衝突して破裂し、脱臭洗浄液Lと内部に充填されていた空気とが分離する。このように、空気流路1内を流れる空気の流れ方向(本実施形態では図中の矢印イ方向)に対して直交する衝突面からなる破泡部2(本実施形態では前記送風部6の連通部に対向する内側壁)を設けたことで、脱臭洗浄液Lに界面活性剤を投入可能となって、気泡Bによる高効率の吸着が可能となる。
Then, the air and bubbles blown to the upper end portion of the upstream path 11 flow into the downstream path 12 substantially horizontally via the
そして、破裂した脱臭洗浄液Lは自重によって下方へと落下し、下流経路12の送風部6の下方に設けた下開口44bを介して液貯留部5へと戻って回収される。
The deodorized cleaning liquid L that has ruptured falls downward due to its own weight, and returns to the
一方、空気は送風部6内の下向き経路12aの下端部から上向き経路12bへと流入し、上向き経路12bの上端部の排出口45から排出されるが、この空気は初めに含有していた汚染物質の殆どが気泡Bに吸着されて除去されており、清浄な空気となって排出口45から排出される。
On the other hand, air flows into the
以上のように、起泡脱臭部2を、内部に脱臭洗浄液Lを保持する保持層21aとこの保持された脱臭洗浄液Lにて気泡を発生させる起泡層21bとからなる起泡部21と、起泡部21の下流側に起泡部21で発生した気泡Bが付着して該気泡Bと空気との接触を促進するための接触部22とで構成し、例えば装置を高くすれば発生した気泡がより多く充満して接触効率が向上するが圧力損失が大きくなるところを、本発明においては、排気口45から気泡Bが排出されないように空気流路1を略直角に曲げて(即ち本実施形態では上流経路11から下流経路12へと連通部40aを介して連通して)更に破泡部3を設けたことで、気泡Bの嵩高が一定高さ(即ち上流経路11の上端部までの高さ)となって気泡Bの充満部分の嵩を低くして従来のスクラバー洗浄塔のような洗浄装置と比べて高さを低くすることができ、また脱臭洗浄液Lを保持する起泡部21を設けているため、脱臭洗浄液Lの循環量も0.2〜1.0l/minですむ(従来のスクラバー洗浄塔は1.0l/min)。
As described above, the foaming
また、図4に示すように、気泡洗浄脱臭装置の液貯留部5と本体ケーシング4とを離して設置してもよいものである。これは、液貯留部5に大量の脱臭洗浄液Lを収容して重量が重くなると、建物の上階(二階以上)や屋上に液貯留部5を設置することができない場合があるが、このような場合には液貯留部5を地階に設置するとともに本体ケーシング4を上階の厨房等の所望の場所に設置し、本体ケーシング4と液貯留部5との間に液流路51a,51b及び液供給流路8を設けることで対応可能となる。
Moreover, as shown in FIG. 4, you may install separately the
本体ケーシング4の寸法形状は、風量5m3/min用に設計したもので、断面積が略0.8m2であり、高さが略1mの大略四角柱をしたものである。
The dimensional shape of the
起泡部21は、保持層21aにフィレドンエアフィルターPS/600(日本バイリーン株式会社製)を使用し、起泡層21bにビニロックフィルターKMS90−50(東洋クッション株式会社製)を使用した。
The foaming
接触部22には、ビニロックフィルターKMS90−50(東洋クッション株式会社製)を使用した。
For the
脱臭洗浄液Lは、界面活性剤としてはノニオン界面活性剤が好ましく、塩素系薬剤としてはイソシアヌル酸誘導体、若しくは次亜塩素酸ナトリウム系が好ましく、本実施例では、ノニオン界面活性剤(大和化学工業株式会社製)及びイソシアヌル酸誘導体の粉末(大和化学工業株式会社製)をそれぞれ0.5g/lとなるように水に溶解して生成した。 In the deodorizing cleaning liquid L, a nonionic surfactant is preferable as a surfactant, and an isocyanuric acid derivative or sodium hypochlorite is preferable as a chlorinated agent. In this example, a nonionic surfactant (Daiwa Chemical Co., Ltd.) is used. And isocyanuric acid derivative powder (manufactured by Daiwa Chemical Industry Co., Ltd.) were dissolved in water so as to be 0.5 g / l respectively.
液貯留部5は、内容積が117lであり、脱臭洗浄液Lが全部で90l収容され、この時の液面高さは300mmである。そして、図3に示すように、液貯留部5の側方に隣接して液面計測管52が配設してあるとともに液貯留部5と下端部で連通してあり、この液面計測管52に底面から300mmの位置に上限センサー54を設けるとともに底面から150mmの位置に下限センサー55を設けてある。これらの上限センサー54及び下限センサー55は上述した制御部に接続されている。ここで、本実施例における脱臭洗浄液の生成と、液貯留部5の給排水について説明する。
The
まず、給水について説明すると、これは、下限センサー55が液貯留部5の液面が150mm未満に下がったことを検知すると、制御部によって給水バルブ46が開かれて液貯留部5に給水が行われる。そして、上限センサー54が液貯留部5の液面が300mm以上に上がったことを検知すると、制御部によって給水バルブ46が閉じられて液貯留部5への給水が終了する。
First, water supply will be described. This is because when the lower limit sensor 55 detects that the liquid level of the
次に、液貯留部5への原液の供給について説明する。これは、制御部に内蔵されるタイマーによって所定時間毎に原液供給流路70に設けたバルブ72を開くとともに所定時間後にバルブ72を閉じ、原液バッファ部71に所定量の原液を搬送する。次に、バルブ72が閉じてから所定時間後にバルブ73が開くとともに更に所定時間後にバルブ73が閉じ、原液バッファ部71から所定量の原液が液貯留部5へと供給される。
Next, supply of the stock solution to the
次に、液貯留部5の脱臭洗浄液の入れ替えについて説明する。これは、制御部に内蔵されるタイマーによって所定時間毎(例えば一日毎)に排水バルブ47が開き、下限センサー55が液貯留部5の液面が150mm未満に下がったことを検知すると、制御部によって排水バルブ47が閉じて排水が終わる。そして、給水バルブ46が開かれて液貯留部5に給水が行われ、上限センサー54が液貯留部5の液面が300mm以上に上がったことを検知すると、制御部によって給水バルブ46が閉じられて液貯留部5への給水が終了する。そして、原液供給流路70に設けたバルブ72を開くとともに所定時間後にバルブ72を閉じ、原液バッファ部71に所定量の原液を搬送する。次に、バルブ72が閉じてから所定時間後にバルブ73が開くとともに所定時間後にバルブ73が閉じ、原液バッファ部71から所定量の原液が液貯留部5へと供給される。
Next, replacement of the deodorizing cleaning liquid in the
本実施例における空気の風量は5m3/minである。 The air volume in the present embodiment is 5 m 3 / min.
本実施例では、にんにく臭が発生する中華料理店にて脱臭前後の臭気濃度を散水量ごと、すなわち1(l/min),2(l/min),51(l/min)の場合について計測し、その結果を表1に示す。 In this embodiment, the odor concentration before and after deodorization is measured for each watering amount at a Chinese restaurant where garlic odor is generated, that is, for 1 (l / min), 2 (l / min), and 51 (l / min). The results are shown in Table 1.
通常使用時(散水量1l/min)における脱臭効率は、原臭の臭気濃度7330に対して脱臭洗浄後の臭気濃度が170であり、脱臭効率は97.7%であり、高い脱臭効率が得られた。 The deodorization efficiency in normal use (watering amount 1 l / min) is 170. The deodorization efficiency after deodorization cleaning is 170. The deodorization efficiency is 97.7%, and high deodorization efficiency is obtained. It was.
1 空気流路
2 起泡脱臭部
21 起泡部
22 接触部
3 破泡部
B 気泡
L 脱臭洗浄液
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