JP2005151579A - データ通信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 インターネット電話、UMTSアプリケーションまたはマルチメディア通信に関して、2つのホスト間でデータを交換する方法を提供する。
【解決手段】 相互に通信する2つのホストは、それぞれ固有のプライベートアドレス空間を有するプライベートネットワーク1,2に属する。各ネットワーク1,2は、ネットワークアドレストランスレータ(NAT)3,4,5,6と、パブリックアドレス空間からアクセス可能なプロキシサーバ7,8を有する。各ホストが、相手側ホストのネットワークのプロキシサーバの方向にパス結合シグナリングメッセージを送信する。この方向は、コネクションを初期化するためのプロトコルからの情報に基づいて決定される。各ホストには、パス結合シグナリングメッセージが通過する当該ホストのネットワークのNATによってパブリックIPアドレスが割り当てられる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、それぞれ固有のアドレス空間を有するプライベートネットワークに属する2つホストの間でパブリックネットワークを通してデータを交換する方法に関する。
今日、インターネットを通じてデータを交換することがますます重要になっている。たとえば、複数のホストがそれぞれプライベートアドレス空間を有する異なる内部ネットワーク(例えば企業ネットワーク)に属していても、公衆インターネットインフラストラクチャを通じてデータを交換したい場合が多い。この場合、ホストおよびルータが異なるプライベートアドレス空間にあるため、一般的には相互に通信することができない。プライベートIPアドレスは公衆インターネットからコンタクトできないからである。
この問題を克服するため、最近のネットワークは通常、プライベートアドレス空間を有するネットワークと公衆インターネットとの間の境界に、いわゆるネットワークアドレストランスレータ(NAT)を1つまたは複数設け、パブリックアドレスとプライベートアドレスとの間でアドレス変換を行っている。この場合、外部から、すなわちパブリックアドレス空間からアクセス可能であることが必要なアプリケーションサーバごとに、NAT上に静的アドレス割当て(マッピング、あるいはバインディングとも呼ばれる)がインストールされる。この種のマッピングは一般に、ウェブサーバ、電子メールサーバ、FTPサーバ等のために実施される。ほとんどの場合、IPアドレスだけでなく、TCP/UDPのような上位層プロトコルのポート番号も変換される。
最近の通信方法では、例えばインターネット電話(Voice over IP:VoIP)やテレビ会議のように、相互に通信するホスト間のリアルタイムコネクションが必要な場合が多い。この種のマルチメディアセッションを設定するためのプロトコルとして、いわゆるSIP(Session Initiation Protocol)がある。この場合、プライベートアドレス空間を有するネットワークがSIPサーバ(あるいはSIPプロキシともいう)を運用することにより、SIPプロキシがパブリックアドレス空間からアクセス可能となるように、プライベートネットワークのNAT上で静的アドレス割当てを実施する。別の方法として、SIPプロキシが、プライベートネットワークとパブリックネットワークとのインタフェースを有するNATそのものの上で動作してもよい。
いずれの場合でも、異なるプライベートアドレス空間を有するネットワーク内に位置するSIPシグナリングによる会話の参加者がいずれもグローバルにアクセス可能なSIPプロキシに登録されていることを保証しなければならない。各SIPプロキシは実プライベートアドレスおよび有効パブリックアドレスを有し、いずれのアドレスもSIPプロキシには知られている。これに対して、それぞれのプライベートアドレス空間内で相互に通信するホストは1つのプライベートアドレスのみを有する。
SIPシグナリングは通常、あるホストから別のホストまで、いくつかのSIPプロキシを経由して実行される。シグナリングメッセージがたどる経路は、メッセージ自体、すなわちいわゆるviaヘッダに指定される。それにより、SIPメッセージはコネクションを初期化したホストに戻る経路を見つることができる。
SIPシグナリングによれば、相互に通信する(2つの)ホストが、確立されるべきマルチメディアコネクションの正確な詳細について合意することができる。しかし、たとえSIPシグナリングが完全に機能しても、データ通信に対してNAT上で静的アドレス割当てを実施することができないので、セッションの実際のマルチメディアデータがその最終宛先、すなわち相手ホストに到達するとは限らないという問題がある。この理由は、ポート番号がデータコネクションの両側で動的に選択され、SIPシグナリングによって変更されるからである。したがって、NATはどのポートが選択されるかを予測することができないので、NAT上でのアドレス割当てを静的に実施することはできず、要求に応じてのみ実施することができる。特に、このことは、ユーザが世界中の他のユーザと交信したいと考えるIP電話のSIPシグナリングによるセッションの場合に問題となる。
この問題を解決するための周知の方法として、いわゆるインテリジェントNATを用いるものがある。インテリジェントNATは、パケットをSIPメッセージとして認識し、SIPシグナリングメッセージの内容をNATコンフィグレーションに応じて再設定する。SIPプロキシがNATについて全く知識を持っていない場合、インテリジェントNATは、viaヘッダ内のSIPプロキシのアドレスをSIPプロキシのパブリックIPアドレスと交換する。さらに、NATは、パブリックIPアドレスおよびポート番号を発呼側ホストのプライベートIPアドレスおよびポート番号に割り当てる。NATは、SIPシグナリングメッセージ内のプライベートアドレスおよびポート番号を、新たに割り当てられたパブリックアドレスおよびポート番号で置き換える。相手側ホスト(着呼者)からの戻り経路で、着呼者のネットワークのNATは厳密に同じステップを実施する。すなわち、このNATもまた、SIPプロキシおよび着呼者のプライベートアドレスおよびポート番号を、NATに設定されたパブリック情報で置き換える。
ある種のNAT、特に組込みファイアウォール機能付きのNAT、あるいは、ソースおよび宛先アドレスリストを有するNATは、パブリックIPアドレスを公開する前に着呼者のパブリックアドレスを知らなければならない。この場合、アドレスおよびポートを発呼者のネットワークのNATに導入しなければならないが、アドレス変換は最初実施されない場合がある。相手側すなわち着呼者のパブリックアドレスおよびポート番号が分かってはじめて、発呼者のNATに導入されたアドレスおよびポート番号がアドレス変換リストに追加され、変換が可能となる。これらのステップは発呼者側で実施されるだけでよい。
上記の方法はいくつかの理由から不利である。通信しあうホスト間で選択されるデータ経路は最適でない可能性が非常に高い。というのは、データ経路は一般に、少なくともNATまで、すなわちプライベートネットワークを出るまでは、シグナリングパスをたどるからである。一方、プライベートネットワークは、パブリックネットワークへのアクセスポイントを1個しか有することができない。すなわち、本方法は、いわゆるマルチホームネットワークに適用することができない。最後に、本方法は、多大な計算量と、高いプロセス性能を必要とする。というのは、SIPシグナリングのテキストメッセージを構文解析(パース)しなければならないからである。
2つのホスト間でデータを交換するためのもう1つの一般的方法として、いわゆるミドルボックス通信(Middlebox communication)がある。この方法では、現在Internet Engineering Task Force(IETF)のMidcomワーキンググループで標準化中のコンフィグレーションプロトコルによってNATと交信することができる。SIPプロキシは、アドレス割当てを要求するためにNATと交信することができる。その際SIPプロキシは、自己のパブリックIPアドレスをviaヘッダに書き込むために、自己のパブリックIPアドレスを知っていなければならない。さらに、SIPプロキシは、NATに対して、プライベートアドレス空間内にホストのアドレス割当てを要求し、プライベートアドレスおよびポート番号を、割り当てられたパブリックIPアドレスおよびポート番号で上書きする。相手側ホスト(着呼者)からの戻り経路で、着呼者のネットワークのSIPプロキシは厳密に同じステップを実施する。
この方法で不利な点は、SIPプロキシが、どのNATと交信すべきか、すなわち後でデータトラフィックが通るべきNATはどれかを正確に知っていなければならないことである。ネットワークが複数のNATを有する場合、この要求に応ずるのは困難であり、全体として、データトラフィックが最適パスを通って処理されない可能性が非常に高い。データは一般的にコンフィグレーションプロトコルとは異なるパスを辿ることになり、したがってパス非依存プロトコルである。
本発明の目的は、複数のネットワークアドレストランスレータNATを有するネットワークにも容易に適用可能であり、データパスを有利に選択することができるホスト間のデータ通信方法を提供することにある。
本発明によるデータ通信方法は、それぞれ固有のプライベートアドレス空間を有するプライベートネットワークの各々が、パブリックアドレスとプライベートアドレスとの間でアドレス変換を行う少なくとも1つのネットワークアドレストランスレータ(NAT)と、パブリックアドレス空間からアクセス可能なプロキシサーバとを有し、それぞれ異なるプライベートネットワークに属するホスト間であらかじめ決められたプロトコルにより前記プロキシサーバを介してコネクションを初期化して、パブリックネットワークを介してデータ通信を行う方法であって、前記コネクションを初期化するプロトコルの情報から決まる、他方のプロキシサーバの方向にパス結合シグナリングを送信し、パス結合シグナリングが通過する経路上の、一方のプライベートネットワーク側のネットワークアドレストランスレータにより、当該プライベートネットワーク側のホストのパブリックアドレスが割当てられ、当該割当てられたパブリックアドレスに基づき他方のホストからデータを受信し、当該パブリックアドレスは、コネクションを初期化するプロトコルにより前記ホスト相互で通知しあう、ことを特徴とする。
すなわち、本発明によれば、2つのホストのそれぞれが、相手側ホストのネットワークのプロキシサーバの方向へ、パス結合シグナリングプロトコルを送信する。この方向は、コネクションを初期化するためのプロトコルからの情報に基づいて決定することができる。また、各ホストには、パス結合シグナリングプロトコルを通すそのネットワークのNATによって、パブリックアドレスが割り当てられる。そのパブリックアドレスによって、ホストはそれぞれの相手側ホストからデータを受信することができ、そのアドレスは、コネクションを初期化するためのプロトコルによって相手側ホストに知らされる。
本発明者らの認識によれば、コネクションを初期化するためのプロトコルと同じ経路をデータがたどると不利なことが多い。これは特に、互いに近くにある2つのホスト間でリアルタイムデータを交換しなければならない一方で、コネクションを初期化するためのプロトコルがトポロジー的に離れたプロキシサーバを経由している場合に当てはまる。できるだけ有利なデータ経路を確立するため、本発明によれば、パス結合シグナリングプロトコルを、2つのホストの一方から、相手側ホストのネットワークのプロキシサーバの方向へ送信する。この場合のパス結合とは、後でデータがシグナリングプロトコルと同じ経路をたどることを意味する。
本発明の一実施形態によれば、コネクションを初期化するためのプロトコルからの情報を用いて、パス結合シグナリングプロトコルをどの方向へ送信すべきかを決定することができる。発呼者および着呼者には、パス結合シグナリングプロトコルが通るそれぞれのネットワークのそれぞれのNATによってパブリックアドレスが割り当てられる。このパブリックアドレスにおいて、ホストは、相手側ホストからデータを受信することができる。コネクションを初期化するためのプロトコルを通じて、2つのホストは、それらに割り当てられたパブリックアドレスを相互に通知することができ、その後、実際のデータを2つのホスト間で容易に交換することができる。
本発明による方法は、ファイアウォールを備えたものを含むあらゆる種類のネットワークアドレストランスレータとともに動作することができる。NATは、コネクションを初期化するためのプロトコルとは完全に独立に動作することができ、パス結合シグナリングプロトコルを認識するだけでよい。さらに、プロキシサーバとパス結合シグナリングプロトコルは相互に独立であることも有利である。すなわち、プロキシサーバはパス結合シグナリングプロトコルを認識する必要がない。
上記の適用可能性に加えて、本発明による方法は、2.5G(GPRS)ネットワーク、3Gネットワーク、および将来は4Gネットワークのような、あらゆる種類のモバイルネットワークにおいてマルチメディアコンテンツを交換するためにも使用可能である。インスタントメッセージング(IM)アプリケーション関連での使用も考えられ、IMメッセージが2ユーザ間で別個に送信される場合に特に有利である。
注意すべきであるが、本発明による方法は、複数のアクセスポイントを有する大規模なネットワークの場合に特に好適である。その場合、選択されるデータパスは、プロトコルがコネクションを初期化するためにたどるパスと一般的には一致しなくなる。また、注意すべきであるが、本発明による方法は、2つのホスト間の通信に限定されず、相互に通信する複数のホスト、例えばテレビ会議の参加者にも適用可能である。最後に、注意すべきであるが、本発明による方法において用いられるNATおよびファイアウォールを通るためのパス結合シグナリングプロトコルは、現在、IETF(Internet Engineering Task Force)のNSIS(Next Steps in Signalling)ワーキンググループで標準化中である。
以下で、コネクション初期化のためのSession Initiation Protocol(SIP)について言及する場合、H.323プロトコルや類似のアプリケーションベースのシグナリングプロトコルも同様にコネクションを初期化するために使用可能である。
プロキシサーバとしては、いわゆるviaヘッダにおいて自己のパブリックアドレスを使用するように構成されたSIPプロキシを用いることができる。この場合、パブリックアドレスをviaヘッダから読み出すことができ、それにより、パス結合シグナリングプロトコルが送信されるべき方向を特に容易に設定することができる。
高度の実用性を達成するため、相互に通信するホストは、パブリックアドレスだけでなく、対応するポート番号を相互に通知することが可能である。
特に望ましくは、パス結合シグナリングプロトコルが最初に送信される先のそれぞれのSIPプロキシは、プロトコルを発信するそれぞれのホストに対してトポロジー的に近くに配置されてもよい。特に、プライベートネットワーク内のそれぞれのプロキシは、プライベートアドレス空間とパブリックアドレス空間との間に配置されてもよい。この種のネットワーク構成は、パス結合シグナリングプロトコルが正しい方向にルーティングされ、対応するNATを通ることを保証する。この場合、注意すべきであるが、パス結合シグナリングプロトコルは、パブリックアドレス空間の前の最後のNATであることを知っているNATによって止められるまで、次々とルーティングされる可能性がある。このようなNATが存在しない場合、シグナリングメッセージはおそらく捨てられるであろう。
特に安全な一実施形態では、着呼者は、発呼者からSIP・INVITEメッセージを受信するとすぐに、最初のステップで、SIP・INVITEメッセージの最初のviaヘッダにあるSIPプロキシの方向へパス結合シグナリングプロトコルを送信する。パス結合シグナリングプロトコルが送信される先のパブリックIPアドレス、すなわち発呼者が位置するSIPプロキシが近いほど、最適なデータパスが選択される確率が高くなる。なお、注意すべきであるが、本明細書内で使用されている種々のSIPメッセージの名称は、IETFによって規定されている標準(RFC3261)に基づいている。
次のステップで、着呼者には、そのプライベートネットワークのNATにおいて、それが発信したパス結合シグナリングプロトコルを通すパブリックアドレスを割り当てることができる。さらなる次のステップで、発呼者には、SIP200−OKメッセージを通じて、この最近割り当てられたパブリックアドレスを通知することができる。この後、発呼者自身が、通知された着呼者のパブリックアドレスの方向にパス結合シグナリングプロトコルを送信することができ、発呼者にはそのプライベートネットワークの対応するNATにおいてパブリックアドレスが割り当てられる。次のステップで、このアドレスを、SIP・reINVITEメッセージを通じて着呼者に通知することができる。その後、通常のSIPシグナリングを継続し、最終的に、データ交換を実行することができる。
高速コネクション設定の場合、発呼者がDNS(Domain Name System)解決によって、着呼者のSIP名を、着呼者が登録されているそれぞれのSIPプロキシのパブリックアドレスに変換することができる。そして発呼者は、このパブリックアドレスの方向にパス結合シグナリングプロトコルを送信することができる。次のステップで、発呼者には、そのプライベートネットワークのNATにおいて、それが発信したパス結合シグナリングプロトコルを通すパブリックアドレスを割り当てることができる。着呼者には、SIP・INVITEメッセージによって、この宛先アドレスを通知することができる。しかし、発呼者のネットワークのNATはファイアウォール機能を提供することができない。というのは、NAT上に設定されるパブリック宛先アドレスは、プライベートネットワークの外部の誰でもグローバルにアクセス可能だからである。
さらなるステップで、着呼者側が、通知された発呼者のパブリックアドレスへ、パス結合シグナリングプロトコルを送信することができる。その後、着呼者にも、そのプライベートネットワークのNATにおいて、それが発信したパス結合シグナリングプロトコルを通すパブリックアドレスを割り当てることができる。さらなるステップで、発呼者には、SIP200−OKメッセージを通じて、このアドレスを通知することができる。この後、通常のSIPシグナリングを継続し、最終的に、発呼者と着呼者の間で、相互に知らされたパブリックアドレスによってデータを交換することができる。
特に高速な一実施形態では、最初のステップで、発呼者と着呼者の間で、SIP・INVITEメッセージおよびSIP・Ringingメッセージを交換することができる。さらなるステップで、発呼者は、SIP・Ringingメッセージの最後のviaヘッダに示されているSIPプロキシの方向へパス結合シグナリングプロトコルを送信することができる。それに応じて、着呼者は、SIP・INVITEメッセージの最初のviaヘッダに示されているSIPプロキシの方向へパス結合シグナリングプロトコルを送信することができる。
次のステップで、発呼者および着呼者には、それらが発信したパス結合シグナリングプロトコルを通すそれらのプライベートネットワークのNATにおいてパブリック宛先アドレスを割り当てることができる。その場合、特に高速なコネクション設定のためには、着呼者が呼を受け付けたかどうかが明らかになる前に、パブリックアドレスが指定されるであろう。
SIP200−OKメッセージおよびSIP・reINVITEメッセージを通じて、発呼者と着呼者は相互にそれらのパブリックアドレスを通知することができる。この後、通常のSIPシグナリングを継続し、最終的に、発呼者と着呼者の間でデータを交換することができる。
本発明によれば、パス結合シグナリングプロトコルを2つのホストの一方から相手側ホストのネットワークのプロキシサーバの方向へ送信することにより、できるだけ有利なデータ経路を確立することができる。特に、複数のネットワークアドレストランスレータNATを有するネットワークの場合には、最適のデータ経路を確立する可能性が高くなり、さらに有利となる。
図1は本発明によるデータ通信システムを説明するためのネットワークの一例を示す模式図である。ここでは、2つのホスト、すなわちホストAとホストBとの間でのSIPシグナリングによるデータ通信の典型的状況を概略的に示している。これらのホストは、それぞれのプライベートアドレス空間を有する2つの異なるネットワーク1、2に配置され、インターネット電話、UMTSアプリケーションまたはマルチメディア通信において相互に通信可能な通信端末である。この通信端末は有線あるいは無線の通信機能を有し、組み込まれたプログラム制御プロセッサ上で実行されるプログラムに従って、以下に説明する本発明によるシグナリング手順およびデータ通信を実行することができる。
2つのネットワーク1、2には、それぞれ複数のネットワークアドレストランスレータ(NAT)が設けられ、相互に公衆インターネットインフラストラクチャを通じて接続可能である。図示の例では、2つずつのネットワークアドレストランスレータ(NAT)3、4、5、6がそれぞれプライベートアドレス空間とパブリックアドレス空間の間の境界に設けられている。いずれのプライベートネットワーク1、2もそれぞれSIPプロキシ7、8を運用している。他のSIPプロキシ9(例として1つだけ示す)は、2つのプライベートネットワーク1、2の外部に位置する。さらに、図1では、ネットワーク1、2内にルータ10、11が示されている。
ホストA(ここでは発呼者)は、その所望の通信相手であるホストB(着呼者)へ、例えばSIP・INVITEメッセージを送信することによって、SIPシグナリングを開始する。SIPシグナリングは、図1の矢印に沿って、ルータ10、SIPプロキシ7、9および8、ならびにルータ11を通ってホストBとの間で実行されるものとする。ホストBのIPアドレスは一般には、ホストAにも、SIPプロキシ7にも、SIPプロキシ9にも知られていない。ホストAは、所望の通信相手の名前だけを知っている。名前の解決、すなわち名前からIPアドレスへの解決は、SIPシグナリングの機能であり、したがってSIPシグナリングに関連して実施される。
SIPシグナリングにより、ホストAは、ホストBに対して、これから設定されるセッションでどのパブリックIPアドレスにおいてホストAがホストBからデータを受信する用意があるかを通知しなければならない。同様に、ホストBは、ホストAに対して、どのパブリックIPアドレスにおいてホストBがデータを受信するかを通知しなければならない。ほとんどの場合、IPアドレスだけでなくポート番号も交換される。
問題は、ホストAもホストBもパブリックIPアドレスを有しておらず、さらに、NAT3、4、5、6を通って自己のプライベートネットワーク1、2を出るときにそれらにどのパブリックIPアドレスが割り当てられるかを知らないことである。問題をさらに厄介にしているのは、いずれのホストも、どのNAT3、4、5、6を通って自己のプライベートネットワーク1、2を出るかも知らないことである。これらの理由から、これらのホストは、必要な情報(すなわち、それらのパブリックIPアドレス、および必要であればポート番号)を相互に通知してマルチメディアデータやVoIPデータのようなセッション固有のデータのデータ交換を実施することができない。
この問題を解決するために、以下詳述するように、ホストAおよびBの各々は、相手側ネットワークのSIPプロキシの方向へパス結合シグナリングメッセージを送信することで、適切にルーティングされた自己のプライベートネットワークのNATからパブリックIPアドレスが割り当てられる。こうして得られたパブリックIPアドレスを用いて、ホストAおよびB間でデータ通信を行うことができ、その際にルーティングされたパスはホストAとホストBとの間の最適パスである可能性が高い。以下、本発明の実施形態を詳細に説明する。
(第1実施形態)
図2は本発明の第1実施形態によるデータ交換方法を示すシーケンス図である。ホストA(発呼者)とホストB(着呼者)との間でデータを交換するための本発明の第1実施形態を概略的に示している。図の最上行は、相互に通信する2つのホストAおよびBに加えて、ホストAのプライベートネットワーク1のSIPプロキシ7およびNAT4と、ホストBのプライベートネットワーク2のSIPプロキシ8およびNAT6も示している。図示されているNATについては、パブリックアドレス空間の手前の最後のNATであると仮定する。SIPプロキシ7、8のパブリックアドレスはそれぞれNAT4、6へのNATバインディングであるので、SIPプロキシ7、8はそれぞれ、実プライベートアドレスと、外部から(すなわちパブリックアドレス空間から)アクセス可能な仮想アドレスとを有する。
SIPコネクションを設定する際に、ホストAは最初に、ホストBへSIP・INVITEメッセージを送信し、これに対してホストBはSIP・Ringingメッセージで応答する。
次に、ホストBは、ホストA側のSIPプロキシ7の方向へパス結合シグナリング(path-coupled signaling)メッセージ16を送信する。このSIPプロキシ7は、SIP・INVITEメッセージのviaヘッダ内にある最初のプロキシである。このSIPプロキシ7は、発呼者ホストAのプライベートネットワーク1内に位置するので、パス結合シグナリングメッセージ16は正しい方向にルーティングされ、ここでは、対応するNAT6を通る。
NAT6は、ホストBにパス結合シグナリングメッセージ17を返信し、この返信パス結合シグナリングメッセージ17によって、ホストBに割り当てられたパブリックIPアドレスが通知される。こうして、図2のC.A.(Call Accepted)で示されているように、呼がホストBによって受け付けられる。物理的には、ホストBが受話器を取り上げることと等価である。
続いて、ホストBは、新たに割り当てられたパブリックIPアドレスを含むSIP200−OKメッセージを発呼者ホストAへ送信する。SIP200−OKメッセージを受信すると、ホストAは、これに含まれるホストBのパブリックIPアドレスを宛先アドレスとして用いて、パス結合シグナリングメッセージ18を送信する。これに対する応答として、対応するNAT4からホストAのパブリックIPアドレスおよびポート番号が設定されたパス結合シグナリングメッセージ19がホストAに通知される。
次に、設定されたアドレスをホストBに通知するために、SIP・reINVITEメッセージによりホストBへ送信される。この後、通常のSIPシグナリングが継続され、最終的に、ホストAとホストBとは、相互に通知されたパブリックIPアドレスを用いて相互にデータを交換することができる。
(第2実施形態)
図3は本発明の第2実施形態によるデータ交換方法を示すシーケンス図である。なお、同じ参照符号は図2と同じ要素または同じステップを表す。第2実施形態によれば、最初のステップで、アドレス割当てが発呼者(ホストA)のNAT4で直ちに実施される。この目的のため、所望の通信相手(ホストB)のSIP名のDNS解決が実施される。SIP名は、着呼者が登録されているSIPプロキシ8にパブリックIPアドレスに対応して割り当てられる。
発呼者ホストAは、この相手側SIPプロキシ8の方向へパス結合シグナリングプロトコル18を送信する。これによって、上述したように、ホストAに、そのプライベートネットワーク1のNAT4上でパブリックIPアドレスが割り当てられる。
次に、ホストAはSIP・INVITEメッセージをホストBへ送信し、ホストAに割り当てられたアドレスを通知する。ホストBは、新たにホストAに割り当てられたパブリックIPアドレスの方向へパス結合シグナリングメッセージ16を送信することで、自己の側でパブリックIPアドレスおよびポート番号が指定される。ホストBに指定されたパブリックIPアドレスはSIP200−OKメッセージを用いてホストAに通知される。その後、通常のSIPシグナリングが継続され、最終的に、2つのホスト間でデータを交換することができる。
(第3実施形態)
図4は本発明の第3実施形態によるデータ交換方法を示すシーケンス図である。なお、同じ参照符号は図2と同じ要素または同じステップを表す。第3実施形態によれば、発呼者(ホストA)のNAT4でのアドレス割当てはSIP・Ringingメッセージに基づいて実施される。このSIP・Ringingメッセージは、ヘッダの順序が異なっていることのみを除き、SIP・INVITEメッセージと同じviaヘッダ情報を含んでいる。
SIP・Ringingメッセージを受信したホストAは、Ringingメッセージの最後のviaヘッダ、すなわち、トポロジー的にホストBの近くに位置するSIPプロキシ8へ向けてパス結合シグナリングプロトコル18を送信する。
第3実施形態では、ホストBが例えばインターネット電話の受話器を取り上げることによって呼を受け付ける前に、ホストAには既にパブリックIPアドレスが割り当てられているので、高速なコネクション設定が保証される。ホストBが例えば既に別のセッション中であるか、あるいはホストB自体が存在しない場合、ホストAによって実施されるアドレス割当ては余分となり破棄されるであろう。
本発明による教示の他の有利な実施形態および改良形態に関しては、一方では本明細書の全体を、他方では添付の特許請求の範囲を参照されたい。最後に、特に注意すべきであるが、以上随意に選択された実施形態は単に本発明による教示を説明するためのものであって、当該教示を当該実施形態に限定するためのものではない。
本発明によるデータ通信システムを説明するためのネットワークの一例を示す模式図である。 本発明の第1実施形態によるデータ通信方法を示すシーケンス図である。 本発明の第2実施形態によるデータ通信方法を示すシーケンス図である。 本発明の第3実施形態によるデータ通信方法を示すシーケンス図である。
符号の説明
1,2 プライベートアドレス空間を有するプライベートネットワーク
3,4,5,6 ネットワークアドレストランスレータ(NAT)
7,8 SIPプロキシ
9 SIPプロキシ
10,11 ルータ
16,17,18,19 パス結合シグナリングメッセージ

Claims (27)

  1. それぞれ固有のプライベートアドレス空間を有するプライベートネットワークの各々が、パブリックアドレスとプライベートアドレスとの間でアドレス変換を行う少なくとも1つのネットワークアドレストランスレータ(NAT)と、パブリックアドレス空間からアクセス可能なプロキシサーバとを有し、それぞれ異なるプライベートネットワークに属するホスト間であらかじめ決められたプロトコルにより前記プロキシサーバを介してコネクションを初期化して、パブリックネットワークを介してデータ通信を行う方法において、
    前記コネクションを初期化するプロトコルの情報から決まる、他方のプロキシサーバの方向にパス結合シグナリングを送信し、
    パス結合シグナリングが通過する経路上の、一方のプライベートネットワーク側のネットワークアドレストランスレータにより、当該プライベートネットワーク側のホストのパブリックアドレスが割当てられ、当該割当てられたパブリックアドレスに基づき他方のホストからデータを受信し、
    当該パブリックアドレスは、コネクションを初期化するプロトコルにより前記ホスト相互で通知しあう、
    ことを特徴とするデータ通信方法。
  2. 前記コネクションを初期化するプロトコルとして、セッションイニシエーションプロトコル(SIP)、H.323プロトコル、あるいは同様のアプリケーションベースのシグナリングプロトコルを使用することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. プロキシサーバとしてviaヘッダにパブリックアドレスを使うよう構成されたSIPプロキシを使用することを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記パブリックアドレスの加えてポート番号を他方のホストに通知することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の方法。
  5. SIPプロキシがトポロジー的にホストに近い位置にあることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 着呼側のホストがSIP・INVITEメッセージを受信すると、当該SIP・INVITEメッセージのviaヘッダの最初に含まれるSIPプロキシの方向にパス結合シグナリングを送信することを特徴とする請求項3ないし5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 着呼側のホストが、前記パス結合シグナリングが通過する、同一プライベートネットワーク側のネットワークアドレストランスレータからパブリックアドレスを割当てられることを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 発呼側のホストがSIP200メッセージを介して着呼側に割当てられたパブリックアドレスを通知されることを特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. 発呼側のホストが通知された前記着呼側のホストのパブリックアドレスの方向にパス結合シグナリングを送信することを特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. 発呼側のホストが、同一プライベートネットワーク側のネットワークアドレストランスレータからパブリックアドレスを割当てられることを特徴とする請求項9に記載の方法。
  11. 着呼側のホストがSIP・re−INVITEメッセージを介して発呼側に割当てられたパブリックアドレスを通知されることを特徴とする請求項10に記載の方法。
  12. 発着ホスト間にてSIP200・OK、SIP・ACKメッセージを交換することを特徴とする請求項11に記載の方法。
  13. 発着ホスト間にてお互いに既知となったパブリックアドレスを用いてデータを交換することを特徴とする請求項12に記載の方法。
  14. 発呼側のホストがDNS(Domain Name System)解決を用いて、着呼側のホストのSIP名を、着呼側ホストが登録されているSIPプロキシのパブリックアドレスに変換し、パス結合シグナリングを当該SIPプロキシ方向に送信することを特徴とする請求項3ないし5のいずれか1項に記載の方法。
  15. 発呼側のホストが、前記パス結合シグナリングが通過する、同一プライベートネットワーク側のネットワークアドレストランスレータからパブリックアドレスを割当てられることを特徴とする請求項14に記載の方法。
  16. 着呼側のホストが発呼側のホストに割当てられたパブリックアドレスをSIP・INVITEメッセージを介して通知されることを特徴とする請求項15に記載の方法。
  17. 着呼側のホストが通知された発呼側のパブリックアドレスの方向にパス結合シグナリングを送信することを特徴とする請求項16に記載の方法。
  18. 着呼側のホストが、前記パス結合シグナリングが通過する、同一プライベートネットワーク側のネットワークアドレストランスレータからパブリックアドレスを割当てられることを特徴とする請求項17に記載の方法。
  19. 発呼側のホストが、着呼側のホストに割当てられたパブリックアドレスを、SIP200・OKメッセージを介して通知されることを特徴とする請求項18に記載の方法。
  20. SIP・ACKメッセージが、発呼側ホストから着呼側ホストに送信されることを特徴とする請求項19に記載の方法。
  21. 発着ホスト間にてお互いに既知となったパブリックアドレスを用いてデータを交換することを特徴とする請求項20に記載の方法。
  22. 発呼側ホストが着呼側ホストにSIP・INVITEメッセージを送信し、当該着呼側ホストが当該発呼側ホストにSIP・Ringingメッセージを返信することを特徴とする請求項3ないし5のいずれか1項に記載の方法。
  23. 発呼側ホストが前記SIP・Ringingメッセージのviaヘッダの最後に含まれるSIPプロキシの方向にパス結合シグナリングを送信し、着呼側ホストが前記SIP・INVITEメッセージのviaヘッダの最初に含まれるSIPプロキシの方向にパス結合シグナリングを送信することを特徴とする請求項22に記載の方法。
  24. 発呼側ホスト、着呼側ホストが、送信した前記パス結合シグナリングが通過する、それぞれのプライベートネットワークのネットワークアドレストランスレータからパブリックアドレスを割当てられることを特徴とする請求項23に記載の方法。
  25. 発呼側ホストが着呼側ホストに割当てられたパブリックアドレスをSIP200・OKメッセージを介して通知され、着呼側ホストが発呼側ホストに割当てられたパブリックアドレスをSIP・re−INVITEメッセージを介して通知されることを特徴とする請求項24に記載の方法。
  26. 発着ホスト間で、SIP200・OKおよびSIP・ACKメッセージが交換されることを特徴とする請求項25に記載の方法。
  27. 発着ホスト間にてお互いに既知となったパブリックアドレスを用いてデータを交換することを特徴とする請求項26に記載の方法。

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