JP2005149166A - Icカード及びicカードプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 対象アプリケーションAP1を再現するユーザICカード20へ提供するため、再現に必要な対象アプリケーションAP1の欠片AP1−1と、ライセンス情報とを記憶し、このライセンス情報に基づいて、欠片AP1−1の外部への出力を許可するか否かを判定し、肯と判定した場合に、欠片AP1−1をユーザ公開鍵PKicで暗号化し、外部へ出力し、提供回数を減少させるようにライセンス情報を書き換える発行管理ICカード10。
【選択図】図5
Description
このプラットフォーム型ICカードは、カードの発行と管理の業務を行う事業主体者であるカード発行者によって発行される。また、アプリケーションの実行に必要なカード使用者情報、暗号鍵などの、各ICカードに応じて異なる情報であるカード個別情報を予めアプリケーションに書き込み、初期設定を行う必要があるため、カード個別情報のもとである顧客情報などを有し、アプリケーションにかかるサービスをカード使用者に提供するアプリケーションサービス提供者(以下、「サービス提供者」という。)によってアプリケーションが発行される。なお、アプリケーションの発行とは、ICカードなどのアプリケーションを使用する情報処理装置にアプリケーションを搭載し、アプリケーションを実行(使用)可能な状態とすることである。
また、ICカードとは、その基材を問わず、SIMカード、ICタグなどの少なくともCPUと、外部との通信手段と、情報を記憶する記憶手段とを備え、使用者が直接的にコマンドを入力するマン・マシンインターフェイスであるキーボード、マウスなどの入力装置を備えていない機密性の高い携帯型の情報処理装置をいう。
更に、カード発行者がサービス提供者にアプリケーションを複製して100枚のICカードに搭載することを許諾する契約を結び、サービス提供者が100枚以上のICカードにこのアプリケーション(以下、複製され、発行の対象となるアプリケーションを「対象アプリケーション」という。)を搭載した場合であっても、この事実をカード発行者が認識、また、証明することができず、著作権などの対象アプリケーションにかかる権利がないがしろにされるおそれがあった。
更に、技術ノウハウの流出の問題及び対象アプリケーションにかかる権利の問題は、カード発行者及びサービス提供者間だけでなく、データベース、音楽データ、画像データなどの権利対象となる情報、技術ノウハウなどの機密事項を含有する情報などの価値を有するひとまとまりのデータ、プログラムである価値情報(知的財産)を他者へ提供する場合には、生じうる問題である。
本出願人は、これらの問題を解決する、対象アプリケーションの発行等の価値情報の提供にかかる負担を軽減するとともに、価値情報にかかる知的財産を保護することが可能な「ICカード及びICカードプログラム」の発明について先行出願を行っている(特願2003−008621)。
特に、利便性を向上するために、複数の対象アプリケーションをメモリに記憶し、複数種類の対象アプリケーションをICカードに提供する場合には、より大きな容量のメモリが必要となるという問題があった。
また、発行管理ICカードは、対象アプリケーションを記憶しているため、万が一にも読み出された場合には、対象アプリケーションが漏洩してしまうおそれがあった。この問題は、発行管理ICカードから外部へ暗号化して出力した対象アプリケーションが万が一にも復号された場合についても同様である。
(1)機密性の高いICカードが価値情報の欠片及び/又は暗号化された価値情報を復号するための復号鍵などの価値情報再現必須情報を記憶することによって、外部への価値情報の漏洩を防止する。また、万一読み出された場合であっても価値情報の漏洩を防止することが可能となった。
(2)価値情報の欠片及び/又は復号鍵を含む価値情報再現必須情報を記憶することによって、メモリを効果的に利用し、価値情報を記憶する場合と比較して必要なメモリ容量を抑制する。
(3)提供回数制限情報を記憶し、価値情報再現必須情報の複製及び/又は外部への出力を制限することによって、無許諾による複製などを防止し、価値情報にかかる知的財産の保護を図る。
(4)記憶されている価値情報再現必須情報を所定の価値情報再現装置でのみ復号可能なように暗号化し、外部へ出力することによって、価値情報の漏洩及び不正使用を防止する。
(5)価値情報の欠片及び/又は復号鍵を外部へ出力することによって、価値情報の漏洩を防止する。
図1に示すように、発行管理システム1は、発行管理ICカード10と、ユーザICカード20と、発行管理ICカード10及びユーザICカード20のそれぞれがリーダライタ(以下、「リーダライタ」を「R/W」という。)40A,40Bを介して接続されている外部装置30とを備えている。
発行管理システム1は、発行管理ICカード10が外部装置30を介してユーザICカード20(20A,20B,20C,・・・)と情報をやり取りし、各ユーザICカード20について対象アプリケーションの発行(アプリケーション発行処理)を行い、発行を管理するシステムである。
図2に示すように、発行管理ICカード10は、通信部11と、CPU12と、3つのメモリ13,14,15とを備え、対象アプリケーションを提供するカード発行者によって初期設定が行われ、発行される。通信部11及びメモリ13,14,15は、CPU12に接続されている。
通信部11は、R/W40Aの接触端子と接触して電気的導通を行う複数の端子などを備え、R/W40Aに挿入され、接続されることによって、電源、クロックの供給を受け、R/W40Aと情報の送受信、つまり、R/W40Aからの情報の入力及びR/W40Aへの情報の出力を行う入出力装置であり、R/W40Aとともに、CPU12及び外部装置30間の通信を媒介する。
図3に示すように、対象アプリケーションAP1の欠片AP1−1、ライセンス情報、発行用秘密鍵SKad、発行用公開鍵PKad及び発行情報は、発行管理ICカード10の初期設定を行う発行段階において不揮発性メモリ15に書き込まれる。対象アプリケーションの欠片AP1−1は、対象アプリケーションAP1を所定のデータ量で分割した一部分であって、他方の欠片AP1−2と結合することによって、対象アプリケーションAP1を再現することが可能となる。つまり、欠片AP1−1は、対象アプリケーションAP1を再現するのに不可欠な価値情報再現必須情報である。対象アプリケーションAP1は、プログラムコードを格納するコード部と、このプログラムコードの実行に必要なデータを格納するデータ部とを備え、欠片AP1−1は、このコード部の一部とデータ部とを含んでいる。欠片AP1−1は、不揮発性メモリ15に機密保持状態で記憶されている。なお、データ部は、カード個別情報を含んでいない状態である。
通信部21は、発行管理ICカード10の通信部11と同様の機能を備え、R/W40Bとともに、CPU22及び外部装置30間の通信を媒介する。
3つのメモリは、RAM23、ROM24及び不揮発性メモリ25であり、発行管理ICカード10のRAM13、ROM14及び不揮発性メモリ15と同様の機能を備えている。不揮発性メモリ25は、RSAなどの公開鍵暗号方式で使用される、ユーザICカード20に固有のユーザ秘密鍵SKic、公開鍵証明書PKCic、カード情報、対象アプリの欠片AP1−2などを記憶している。
図4に示すように、ステップ100(以下、「ステップ」を「S」という。)及びS200において、発行管理ICカード10は、R/W40Aに、ユーザICカード20は、R/W40Bにそれぞれ挿入され、電源などの供給を受け、活性化されている。
S101において、発行管理ICカード10は、カード個別情報を含み、カード個別情報の書き込みを要求するコマンドを外部装置30から受信し、書込/書換部125は、不揮発性メモリ15に記憶されている欠片AP1−1のデータ部にカード個別情報を書き込み(図5の#110)、正常終了のレスポンスを外部装置30へ送信する。
S102において、発行管理ICカード10は、公開鍵証明書PKCicを含み、暗号化欠片の生成を要求するコマンドを受信する(#140)。
S103において、提供許否判定部124は、不揮発性メモリ15に記憶されているライセンス情報に基づいて、欠片AP1−1の暗号化を許可するか否かを判定する。具体的には、提供許否判定部124は、ライセンス情報が1回以上であるか否かを判定し、0回である場合には、否と判定し、その旨を示すエラーのレスポンスを外部装置30へ送信し(S113)、処理を終了する(S114)。
なお、複数のユーザICカード20に欠片AP1−1を提供する場合には、R/W40Bに挿入されているユーザICカード20を入れ替え、同様の処理を繰り返し、各ユーザICカード20において対象アプリケーションAP1を発行する。
また、発行管理ICカード10は、ライセンス情報に基づいて、対象アプリケーションの暗号化(複製)を許可するか否かを判定するため、無許諾による複製などの不正な使用を防止し、対象アプリケーションAP1にかかる知的財産の保護を図ることが可能となった。
更に、発行管理ICカード10は、対象アプリケーションAP1の欠片AP1−1を記憶するため、対象アプリケーションAP1全体を記憶する場合と比較して、メモリを効率的に使用し、必要なメモリ容量を抑制することが可能となった。
更に、発行管理ICカード10は、カード個別情報を含む欠片AP1−1を暗号化して生成した暗号化欠片AP1−1’を外部へ出力するため、カード個別情報を含む対象アプリケーションAP1の発行を可能とし、カード個別情報の漏洩を防止するとともに、サービス提供者、カード使用者等の利便性の向上を図ることが可能となった。
更にまた、発行管理ICカード10は、外部から入力した公開鍵証明書PKCicに基づいてユーザICカード20による対象アプリケーションAP1の使用が正当であるか否かを判定するため、確実に正当使用者であるユーザICカード20を識別して対象アプリケーションAP1を提供することが可能となった。
更にまた、発行管理ICカード10は、提供証明を生成する提供証明生成部127を備えるため、対象アプリケーションAP1に関連づけて出力し、ユーザICカード20において、正当に対象アプリケーションAP1の提供を受けた証明として記憶することによって、対象アプリケーションAP1の正当性を判断する資料を提供し、対象アプリケーションAP1にかかる知的財産の保護を図ることが可能となった。
発行管理システム1−2は、ソフトウェア、音楽データ、画像データなどの価値情報であるコンテンツの発行について権利を有するコンテンツ発行者が、所定の数量のコンテンツについて発行を許諾するため、発行管理ICカード10−2をコンテンツ使用者に提供し、コンテンツ使用者がこの発行管理ICカード10−2を用いてコンテンツの発行を行うシステムである(以下、発行の対象となるコンテンツを「対象コンテンツ」という。)。コンテンツの発行とは、ソフトウェア、音楽データ、画像データなどの価値情報であるコンテンツを使用者が使用できる状態とすることである。
発行管理システム1−2は、発行管理ICカード10−2及びPC50間で通信し、各PC50についてコンテンツの発行(コンテンツ発行処理)を行い、発行数量を管理するシステムである。また、発行管理システム1−2は、実施例1における、発行管理ICカード10からユーザICカード20への対象アプリケーションの欠片AP1−1の提供に代わって、発行管理ICカード10−2からPC50へ暗号化されたコンテンツを復号するための復号鍵を提供し、このコンテンツ(価値情報)を発行(再現)する。
図7に示すように、発行管理ICカード10−2は、PC50(R/W55)との通信を制御する通信部11と、CPU12−2と、3つのメモリ13,14,15−3とを備え、コンテンツ発行者によって初期設定が行われ、発行される。
図8に示すように、不揮発性メモリ15−2は、復号鍵SKR、ライセンス情報、発行用秘密鍵SKad、発行用公開鍵PKad、発行情報などを記憶している。復号鍵SKRは、暗号化されてPC50に格納されている対象コンテンツAP2(以下、「暗号化コンテンツAP2’」という。)を復号して発行(再現)するための鍵情報であり、価値情報再現必須情報である。これらの情報は、発行管理ICカード10−2の発行段階において不揮発性メモリ15−2に書き込まれる。
発行情報は、対象コンテンツの提供元、つまり、コンテンツ発行者(発行管理ICカード10)の識別情報と、対象コンテンツの種類、バージョン、ID番号などの対象コンテンツの属性情報などとを含んでいる。
図7に示すように、CPU12−2は、暗号化部121、復号部122、使用正当性判定部123、提供許否判定部124、書込/書換部125、発行証明生成部126−2などを実現する。各部は、実施例1のCPU12の各部と同様の処理を行う(図9及び図10参照。)。
CPU51は、メモリ52、磁気ディスク58に記憶されているプログラムを実行することによって、復号部511、書込/書換部512、受領証明生成部513などを実現する。各部の機能については、図9及び図10を用いて後述する。メモリ52は、ROM、RAMなどの内部記憶装置である。インターフェイス54は、R/W55、入力部56、ディスプレイ57、磁気ディスク58及び通信部59の入出力を管理するようになされている。なお、インターフェイス54は、バス53を介して、CPU51、メモリ52とも接続されている。R/W55は、発行管理ICカード10−2との通信を制御する。入力部56は、例えばキーボードやマウスなどにより構成され、使用者からの各種の指令、その他必要な情報などを入力するときに使用者により操作される。ディスプレイ57は、CRTやLCDなどにより構成され、文字や画像などを表示し、使用者への各種情報の通知を行う。
図8に示すように、磁気ディスク58には、対象コンテンツ用アプリケーションなどの種々のアプリケーションが記憶されている。対象コンテンツ用アプリケーションは、所定の暗号方式で暗号化されている対象コンテンツである暗号化コンテンツAP2’、機器秘密鍵SKdv、公開鍵証明書PKCdv、コンテンツ情報などを含み、対象コンテンツを発行(再現)、使用するためのアプリケーションである。このアプリケーションは、CDなどのリムーバルディスクであるソフトウェア記録媒体70からのインストールによって磁気ディスク58に書き込まれる。なお、アプリケーションは、インターネットなどの通信回線50のダウンロードなどにより、磁気ディスク58に書き込まれてもよく、PC50にどのように書き込まれるかは限定されない。
図7に示すように、通信部59は、電話回線、光ケーブルその他の有線、又は、赤外線その他の無線の通信回線60を介した通信を制御するモデムなどである。
図9に示すように、S300において、発行管理ICカード10−2は、R/W40Aに挿入され、電源などの供給を受け、活性化され、PC50と通信可能な状態にある。
S401において、PC50は、公開鍵証明書PKCdv、コンテンツ情報などを発行管理ICカード10−2へ送信し、また、暗号化復号鍵の生成を要求するコマンドを発行管理ICカード10−2へ送信する(図10の#310,#320)。
PC50は、エラーのレスポンスを受信した場合には、その旨をディスプレイ57に表示し(S410)、処理を終了する(S411)。なお、PC50は、再び同様の処理を繰り返してもよい(S401及びS402)。
一方、正常終了のレスポンスを受信した場合には、PC50は、暗号化復号鍵SKR’の読み出し及び発行証明書の生成を要求するコマンドを発行管理ICカード10−2へ送信する(S403)。
発行管理ICカード10−2の書込/書換部125は、受信した受領証明書を不揮発性メモリ15−2へ書き込み(S311)、発行管理ICカード10−2は、レスポンスを送信し(S312)、処理を終了する(S314)。
コンテンツ使用者は、発行管理ICカード10−2を他のPC50のR/W55に挿入し、発行管理ICカード10−2及びPC50は、ライセンス情報の提供可能回数が0回となるまで同様の処理を繰り返し、所定の数量の対象コンテンツについて発行を行う。
以上説明した実施例に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲内である。例えば、各実施例において、発行管理ICカード10,10−2と、ユーザICカード20、PC50との通信方式は、接触式に限られず、非接触式又は接触式/非接触式兼用であってもよく、通信方式は、限定されない。
また、同様に、実施例2において、価値情報再現必須情報として対象コンテンツAP2の欠片、加工された対象コンテンツAP2の欠片などを利用してもよい。
更に、実施例1において、ユーザICカード20は、暗号化された欠片AP1−2を記憶し、発行管理ICカードは、欠片AP1−1と、この暗号化された欠片AP1−2を復号するための復号鍵とを記憶し、これらをユーザICカード20の公開鍵で暗号化し、提供してもよい。セキュリティをより向上することが可能である。
また、発行管理システム1は、発行管理ICカード10から欠片AP1−1をユーザICカード20へ提供し、対象アプリケーションAP1の発行を行うが、欠片AP1−1などの価値情報再現必須情報の提供を受ける装置は、PCなどの他の装置であってもよく、価値情報を再現することが可能な構成を有していればこれに限定されない。発行管理システム2についても同様であって、例えば、対象コンテンツAP2が音楽データである場合には、これを再現して再生する再生装置であってもよい。
発行管理ICカード10,10−2内部への不正アクセスを排除し、機密性を高く保持するとともに、一定条件を満たせば、アクセス可能とすることによって、利便性の向上を図ることが可能である。また、デジタル署名を発行用公開鍵PKadで復号し、認証するなど、公開鍵証明書PKCicの署名を検証する処理(S104)と同様に処理を行うことによって、ROM14、不揮発性メモリ15,15−2の効率的な使用、処理の効率化が可能である。
10,10−2 発行管理ICカード
11 通信部
12,12−2 CPU
13 RAM
14,14−2 ROM
15,15−2 不揮発性メモリ
20 ユーザICカード
30 外部装置
40A,40B R/W
50 PC
60 通信回線
121 暗号化部
122 復号部
123 使用正当性判定部
124 提供許否判定部
125 書込/書換部
126,126−2 発行証明生成部
Claims (8)
- ひとまとまりのデータ及び/又はプログラムである価値情報を再現する価値情報再現装置へ提供するため、前記価値情報の欠片、及び/又は、暗号化された前記価値情報を復号するための復号鍵を含み、前記価値情報を再現するのに不可欠な価値情報再現必須情報を記憶する価値情報再現必須情報記憶手段と、
提供回数制限情報を記憶する提供回数制限情報記憶手段と、
前記提供回数制限情報記憶手段によって記憶されている提供回数制限情報に基づいて、前記価値情報再現必須情報の複製及び/又は外部への出力を許可するか否かを判定する提供許否判定手段と、
を備えるICカード。 - ひとまとまりのデータ及び/又はプログラムである価値情報を再現する価値情報再現装置へ提供するため、前記価値情報の欠片、及び/又は、暗号化された前記価値情報を復号するための復号鍵を含み、前記価値情報を再現するのに不可欠な価値情報再現必須情報を記憶する価値情報再現必須情報記憶手段と、
所定の前記価値情報再現装置でのみ復号可能なように、前記価値情報再現必須情報記憶手段によって記憶されている価値情報再現必須情報を暗号化し、暗号化価値情報再現必須情報を生成する暗号化手段と、
前記暗号化手段によって生成される暗号化価値情報再現必須情報を外部へ出力する価値情報再現必須情報出力手段と、
を備えるICカード。 - 請求項1に記載のICカードにおいて、
前記価値情報再現必須情報の複製若しくは暗号化及び/又は外部への出力に応じて、前記価値情報再現必須情報を提供できる回数を減少させるように前記提供回数制限情報記憶手段によって記憶されている提供回数制限情報を書き換える提供回数制限情報書き換え手段を備えること、
を特徴とするICカード。 - 請求項3に記載のICカードにおいて、
所定の前記価値情報再現装置でのみ復号可能なように、前記価値情報再現必須情報記憶手段によって記憶されている価値情報再現必須情報を暗号化し、暗号化価値情報再現必須情報を生成する暗号化手段と、
前記暗号化手段によって生成される暗号化価値情報再現必須情報を外部へ出力する価値情報再現必須情報出力手段とを備え、
前記提供許否判定手段は、前記提供回数制限情報記憶手段によって記憶されている提供回数制限情報に基づいて、前記暗号化手段による前記価値情報再現必須情報の暗号化、及び/又は、前記価値情報再現必須情報出力手段による前記暗号化価値情報再現必須情報の外部への出力を許可するか否かを判定すること、
を特徴とするICカード。 - ひとまとまりのデータ及び/又はプログラムである価値情報を再現する価値情報再現装置へ提供するため、前記価値情報の欠片、及び/又は、暗号化された前記価値情報を復号するための復号鍵を含み、前記価値情報を再現するのに不可欠な価値情報再現必須情報を記憶する価値情報再現必須情報記憶手段と、提供回数制限情報記憶手段とを備えるICカードのCPUに実行させるICカードプログラムであって、
前記提供回数制限情報記憶手段に記憶されている提供回数制限情報に基づいて、前記価値情報再現必須情報記憶手段に記憶されている価値情報の複製、及び/又は、外部への出力を許可するか否かを判定する提供許否判定手順を備えること、
を特徴とするICカードプログラム。 - ひとまとまりのデータ及び/又はプログラムである価値情報を再現する価値情報再現装置へ提供するため、前記価値情報の欠片、及び/又は、暗号化された前記価値情報を復号するための復号鍵を含み、前記価値情報を再現するのに不可欠な価値情報再現必須情報を記憶する価値情報再現必須情報記憶手段を備えるICカードのCPUに実行させるICカードプログラムであって、
所定の前記価値情報再現装置でのみ再現可能なように、前記価値情報記憶手段によって記憶されている価値情報再現必須情報を暗号化し、暗号化価値情報再現必須情報を生成する暗号化手順と、
前記暗号化手順において生成した暗号化価値情報再現必須情報を出力する価値情報再現必須情報出力手順とを備えること、
を特徴とするICカードプログラム。 - 請求項5に記載のICカードプログラムにおいて、
前記価値情報再現必須情報記憶手段に記憶されている価値情報再現必須情報の複製若しくは暗号化及び/又は外部への出力に応じて、前記価値情報再現必須情報を提供できる回数を減少させるように、前記提供回数制限情報を書き換える提供回数制限情報書き換え手順を備えること、
を特徴とするICカードプログラム。 - 請求項7に記載のICカードプログラムにおいて、
所定の前記価値情報再現装置でのみ復号可能なように、前記価値情報再現必須情報記憶手段によって記憶されている価値情報再現必須情報を暗号化し、暗号化価値情報再現必須情報を生成する暗号化手順と、
前記暗号化手順において生成した暗号化価値情報再現必須情報を外部へ出力する価値情報再現必須情報出力手順とを備え、
前記提供許否判定手順は、前記提供回数制限情報記憶手段に記憶されている提供回数制限情報に基づいて、前記暗号化手順における前記価値情報再現必須情報の暗号化、及び/又は、前記価値情報再現必須情報出力手順における前記暗号化価値情報再現必須情報の外部への出力を許可するか否かを判定すること、
を特徴とするICカードプログラム。
Priority Applications (1)
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JP2003386109A JP2005149166A (ja) | 2003-11-17 | 2003-11-17 | Icカード及びicカードプログラム |
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Publication Number | Publication Date |
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Family Applications (1)
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2003
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