JP2005145398A - Wheel for motorcycle - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、自動二輪車用の車輪に関する。詳細には、本発明は、タイヤとリムとを備えた車輪に関する。 The present invention relates to a wheel for a motorcycle. In particular, the present invention relates to a wheel provided with a tire and a rim.
自動二輪車のタイヤには、気密の目的でチューブが用いられることがある。チューブは、リムとこのリムに装着されたタイヤとによって形成される空間に配置される。チューブによってタイヤの内圧が保持され、タイヤの剛性、乗り心地等が発現される。 Tubes are sometimes used for motorcycle tires for airtight purposes. The tube is disposed in a space formed by a rim and a tire attached to the rim. The internal pressure of the tire is maintained by the tube, and the rigidity and riding comfort of the tire are expressed.
モトクロス競技では自動二輪車は不整地を走行するので、タイヤが激しい局部変形をくり返す。モトクロス競技では、ジャンプの着地時にタイヤに大きな衝撃が加わる。局部変形や衝撃によって、チューブがパンクすることがある。パンクが発生すると、ライダーは競技を継続することができない。 In motocross competition, motorcycles run on rough terrain, so tires repeatedly undergo local deformation. In a motocross competition, a great impact is applied to the tire when landing on a jump. The tube may puncture due to local deformation or impact. If a puncture occurs, the rider cannot continue the competition.
パンクの抑制の目的で、厚肉のチューブが用いられることがある。しかし、このチューブでも、パンクは完全には防止されない。しかも、厚肉のチューブは車輪の質量を増大させてしまう。 For the purpose of suppressing puncture, a thick tube may be used. However, even with this tube, punctures are not completely prevented. Moreover, thick tubes increase the wheel mass.
内圧の高いチューブが用いられれば、変形が抑制され、パンクが低減される。しかし、このチューブでも、パンクは完全には防止されない。しかも、内圧の高いチューブの使用は、操縦安定性を阻害する。 If a tube having a high internal pressure is used, deformation is suppressed and puncture is reduced. However, even with this tube, punctures are not completely prevented. Moreover, the use of a tube having a high internal pressure hinders steering stability.
特開2001−80310公報には、チューブに代えてムース体(発泡体)が用いられた自動二輪車用車輪が開示されている。特開2001−97004公報には、互いに発泡倍率が異なる複数の層を備えたムース体が用いられた自動二輪車用車輪が開示されている。特開2002−52905公報には、中心と表層とで発泡倍率が異なるムース体が用いられた自動二輪車用車輪が開示されている。ムース体が用いられることにより、パンクが防止される。
ムース体が用いられた従来の車輪では、加わる荷重に応じて縦方向バネ定数が二次曲線的に増大する。従って、低荷重領域で適度な縦剛性が得られるムース体が用いられた場合は、高荷重領域での縦剛性が過大であり、乗り心地が不十分となる。一方、高荷重領域で適度な縦剛性が得られるムース体が用いられた場合は、低荷重領域での縦剛性が過小であり、操縦安定性が不十分となる。ムース体が用いられた車輪は、チューブが用いられた車輪の性能には達していない。本発明の目的は、パンクが防止され、しかも操縦安定性及び乗り心地に優れた自動二輪車用車輪の提供にある。 In a conventional wheel using a mousse body, the longitudinal spring constant increases in a quadratic curve according to the applied load. Therefore, when a mousse body that can obtain an appropriate longitudinal rigidity in the low load region is used, the longitudinal rigidity in the high load region is excessive, and the ride comfort is insufficient. On the other hand, when a mousse body capable of obtaining an appropriate longitudinal rigidity in a high load area is used, the longitudinal rigidity in the low load area is too low, and the steering stability becomes insufficient. The wheel using the mousse body does not reach the performance of the wheel using the tube. An object of the present invention is to provide a wheel for a motorcycle that is prevented from being punctured and that is excellent in handling stability and ride comfort.
本発明に係る自動二輪車用車輪は、リムと、このリムに装着されたタイヤと、リムとタイヤとによって形成される空間に装填された弾性体とを備えている。この弾性体は、多数の微少気泡を含むポリマー成形体からなる。この弾性体の外側部の密度Doの内側部の密度Diに対する比(Do/Di)は、1.2以上2.0以下である。 A motorcycle wheel according to the present invention includes a rim, a tire mounted on the rim, and an elastic body loaded in a space formed by the rim and the tire. This elastic body consists of a polymer molded body containing a large number of microbubbles. The ratio (Do / Di) of the density Do of the outer part of the elastic body to the density Di of the inner part is 1.2 or more and 2.0 or less.
低荷重時の操縦安定性及び高荷重時の乗り心地の両立の観点から、外側部が外寄りの第一外側部及び内寄りの第二外側部に区分され、内側部が外寄りの第一内側部及び内寄りの第二内側部に区分されたとき、第一外側部の密度Do1が第二外側部の密度Do2よりも大きく、第二外側部の密度Do2が第一内側部の密度Di1よりも大きく、第一内側部の密度Di1が第二内側部の密度Di2よりも大きいことが好ましい。好ましくは、車輪は下記数式(I)を満たす。 From the viewpoint of achieving both low-load handling stability and high-load riding comfort, the outer part is divided into an outer first outer part and an inner second outer part, and the inner part is the outer first. When the inner portion and the inner second inner portion are divided, the density Do1 of the first outer portion is larger than the density Do2 of the second outer portion, and the density Do2 of the second outer portion is the density Di1 of the first inner portion. It is preferable that the density Di1 of the first inner portion is larger than the density Di2 of the second inner portion. Preferably, the wheel satisfies the following formula (I).
この車輪では、低荷重が加わる場合には、主として外側部が変形する。外側部は高密度なので、十分な縦剛性が発現される。一方、高荷重が加わる場合には、外側部とともに内側部も変形する。低密度な内側部の変形により、過大な縦剛性が抑制される。この車輪では、低荷重時の操縦安定性及び高荷重時の乗り心地が両立される。 In this wheel, when a low load is applied, the outer portion is mainly deformed. Since the outer portion has a high density, sufficient longitudinal rigidity is exhibited. On the other hand, when a high load is applied, the inner part is deformed together with the outer part. Excessive vertical rigidity is suppressed by the deformation of the low density inner portion. This wheel achieves both handling stability at low loads and ride comfort at high loads.
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。 Hereinafter, the present invention will be described in detail based on preferred embodiments with appropriate reference to the drawings.
図1は、本発明の一実施形態に係る車輪2が示された断面図である。この車輪2は、リム4、タイヤ6及び弾性体8を備えている。この車輪2には、既知のリム4及び既知のタイヤ6が用いられうる。タイヤ6は、トレッド部10、サイドウォール部12及びビード部14を備えている。ビード部14の外面がリム4の内面に当接することで、タイヤ6がリム4に装着されている。弾性体8は、リム4とタイヤ6とによって形成される空間に装填されている。
FIG. 1 is a cross-sectional view showing a
図2(a)は図1の弾性体8が示された平面図であり、図2(b)はその正面図であり、図2(c)はその右側面図である。図2には、無荷重状態の弾性体8が示されている。弾性体8はリング状であり、その断面は円である。図1と図2との対比から明らかなように、弾性体8は変形した状態で、リム4とタイヤ6とによって形成される空間に装填されている。変形の形態は、主として圧縮変形である。図1に示されるように、装填された状態では、弾性体8の内面がリム4の外面と当接し、弾性体8の外面がトレッド部10の内面と当接している。
2A is a plan view showing the
弾性体8は、多数の微少気泡を含むポリマー成形体(いわゆる発泡体)から構成されている。弾性体8の基材ポリマーとしては、天然ゴム又は合成ゴムが用いられうる。合成ゴムの具体例としては、ポリブタジエン、ポリイソプレン、スチレン−ブタジエン共重合体、アクリロニトリル−ブタジエン共重合体、エチレン−プロピレン−ジエン共重合体、ポリクロロプレン、イソブチレン−イソプレン共重合体、ポリウレタン及びアクリルゴムが挙げられる。弾性体8が後述される独立気泡を含む場合は、空気透過性に優れるイソブチレン−イソプレン共重合体が用いられるのが好ましい。基材ポリマーとして、合成樹脂又は熱可塑性エラストマーが用いられてもよい。合成樹脂の具体例としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、エチレン酢酸ビニル共重合体及びポリ塩化ビニルが挙げられる。熱可塑性エラストマーの具体例としては、熱可塑性ポリウレタンエラストマー、熱可塑性ポリエステルエラストマー、熱可塑性ポリスチレンエラストマー、熱可塑性ポリアミドエラストマー及び熱可塑性ポリオレフィンエラストマーが挙げられる。これらのポリマーは、単独で、又は2種以上が混合されて用いられうる。
The
弾性体8が独立気泡を含んでもよく、連続気泡を含んでもよい。形状復元力、非吸水性等の観点から、独立気泡が好ましい。気泡は、通常は熱分解型発泡剤の発泡によって形成されうる。用いられる熱分解型発泡剤としては、アゾ化合物(例えばアゾジカルボンアミド)、ニトロソ化合物(例えばジニトロソペンタメチレンテトラミン)及びトリアゾール化合物が例示される。気泡が、ガス吹き込み法、低沸点タイプの発泡剤が気化される方法、撹拌法又は微小中空球(いわゆるマイクロバルーン)が分散される方法によって形成されてもよい。
The
弾性体8のためのポリマー組成物には、必要に応じ、発泡助剤、架橋剤、加硫促進剤、充填剤、着色剤、劣化防止剤、紫外線吸収剤、難燃剤、軟化剤、加工助剤等の添加剤が適量配合される。
The polymer composition for the
リム4とタイヤ6とによって形成される空間に装填されていない状態での弾性体8の体積の、リム4とタイヤ6とによって形成される空間の容積に対する比率Pは、105%以上150%以下が好ましい。比率Pが上記範囲未満であると、操縦安定性が不十分となることがある。この観点から、比率Pは110%以上がより好ましい。比率Pが上記範囲を越えると、装填に労力を要する。この観点から、比率Pは140%以下がより好ましい。比率Pの算出では、タイヤ6が実車リムに組み込まれて実使用内圧とされた状態で、リム4とタイヤ6とによって形成される空間の容積が測定される。実使用内圧は、通常は80kPaから90kPa、特には85kPaである。
The ratio P of the volume of the
図3は、図2のIII−III線に沿った拡大断面図である。図3の断面(ハッチングが施された面)において、下側は半径方向内側であり、上側は半径方向外側である。この断面の直径は、符号dで示されている。図3における二点差線L1は、断面中心を通過し車輪2(図1参照)の軸方向に延びる線である。この二点差線L1により、断面は半径方向に二分割されている。 FIG. 3 is an enlarged cross-sectional view taken along line III-III in FIG. In the cross section (hatched surface) in FIG. 3, the lower side is the radially inner side, and the upper side is the radially outer side. The diameter of this section is indicated by d. 3 is a line that passes through the center of the cross section and extends in the axial direction of the wheel 2 (see FIG. 1). The cross section is divided into two in the radial direction by the two-point difference line L1.
弾性体8は、二点差線L1よりも外寄りの外側部16と、二点差線L1よりも内寄りの内側部18とに区分される。外側部16は内側部18よりも高密度である。外側部16は内側部18よりも路面に近いので、この車輪2では、低荷重が加わる場合には主として外側部16が変形する。外側部16は高密度なので過剰な変形が防止され、十分な縦剛性が発現される。この車輪2は、低荷重時の操縦安定性に優れる。この車輪2では、高荷重が加わる場合には、外側部16とともに内側部18も変形する。低密度な内側部18の変形により、過大な縦剛性が抑制される。この車輪2は、高荷重時の乗り心地に優れる。この車輪2では、操縦安定性及び乗り心地が両立される。
The
操縦安定性及び乗り心地の観点から、外側部16の密度Doの内側部18の密度Diに対する比(Do/Di)は、1.2以上に設定される。比(Do/Di)は、1.3以上がより好ましい。比(Do/Di)が過大であると、低荷重時の乗り心地が不十分となるか、又は高荷重時の操縦安定性が不十分となる。この観点から、比(Do/Di)は2.0以下に設定される。比(Do/Di)は、1.8以下がより好ましい。
From the viewpoint of handling stability and riding comfort, the ratio (Do / Di) of the density Do of the
外側部16の密度Doは、通常は0.17g/cm3以上0.21g/cm3以下である。後述されるように外側部16は密度分布を有するので、この外側部16全体が測定に供されて密度Doが算出される。内側部18の密度Diは、通常は0.14g/cm3以上0.18g/cm3以下である。後述されるように内側部18は密度分布を有するので、この内側部18全体が測定に供されて密度Diが算出される。
The density Do of the
弾性体8は一体成形されているので、内側部18から外側部16に向けて、密度は徐々に変化する。弾性体8が2以上のリング状部材が接合されることで得られてもよい。この場合は、接合箇所において密度が急激に変化してもよい。
Since the
密度分布は、弾性体8の成形の際に温度分布を備えた金型が用いられ、部位によって発泡倍率が異ならされることによって達成されうる。2以上のリング状部材が接合されることで弾性体8が得られる場合は、各部材の金型温度、発泡剤種類又は発泡剤配合量が互いに異ならされることで、密度分布が達成されてもよい。
The density distribution can be achieved by using a mold having a temperature distribution during molding of the
図3において二点差線L2及びL3は、車輪2の軸方向に延びる線である。二点差線L2により、外側部16は半径方向に二分割されている。外側部16は、二点鎖線L2よりも外寄りの第一外側部20と、二点鎖線L2よりも内寄りの第二外側部22とに区分される。二点差線L3により、内側部18は半径方向に二分割されている。内側部18は、二点鎖線L3よりも外寄りの第一内側部24と、二点鎖線L3よりも内寄りの第二内側部26とに区分される。
In FIG. 3, two-point difference lines L <b> 2 and L <b> 3 are lines extending in the axial direction of the
第一外側部20の密度Do1は第二外側部22の密度Do2よりも大きく、第二外側部22の密度Do2は第一内側部24の密度Di1よりも大きく、第一内側部24の密度Di1は第二内側部26の密度Di2よりも大きい。換言すれば、密度Do1、密度Do2、密度Di1及び密度Di2は、下記数式(II)を満たす。
Di2<Di1<Do2<Do1 (II)
この車輪2では、操縦安定性及び乗り心地がよりよく両立される。もちろん、上記数式(II)が満たされない場合でも、比(Do/Di)が1.2以上2.0以下とされることで、ある程度良好な操縦安定性及び乗り心地が得られる。
The density Do1 of the first
Di2 <Di1 <Do2 <Do1 (II)
In this
第一外側部20の密度Do1は、通常は0.19g/cm3以上0.21g/cm3以下である。第二外側部22の密度Do2は、通常は0.17g/cm3以上0.19g/cm3以下である。第一内側部24の密度Di1は、通常は0.16g/cm3以上0.18g/cm3以下である。第二内側部26の密度Di2は、通常は0.14g/cm3以上0.16g/cm3以下である。
The density Do1 of the first
操縦安定性及び乗り心地の観点から、密度Do1、密度Do2、密度Di1及び密度Di2が上記数式(I)を満たすことが好ましい。 From the viewpoint of handling stability and riding comfort, it is preferable that the density Do1, the density Do2, the density Di1, and the density Di2 satisfy the above formula (I).
以下、実施例によって本発明の効果が明らかにされるが、この実施例の記載に基づいて本発明が限定的に解釈されるべきではない。 Hereinafter, the effects of the present invention will be clarified by examples. However, the present invention should not be construed in a limited manner based on the description of the examples.
[実施例1]
発泡剤を含むゴム組成物を、温度分布を有する金型で加熱して、ゴムに架橋反応を起こさせた。架橋反応と同時に発泡剤が発泡し、微小気泡が形成された。こうして得られた弾性体と、リムと、タイヤとを組み立てて、自動二輪車用の後輪を得た。タイヤのサイズは、「110/90−19」である。この弾性体の(Do1/Di2)は1.2であり、(Do2/Di2)は1.1であり、(Di1/Di2)は1.1であり、(Do/Di)は1.2である。
[Example 1]
The rubber composition containing the foaming agent was heated with a mold having a temperature distribution to cause a crosslinking reaction in the rubber. Simultaneously with the crosslinking reaction, the foaming agent foamed and microbubbles were formed. The elastic body, the rim, and the tire thus obtained were assembled to obtain a rear wheel for a motorcycle. The size of the tire is “110 / 90-19”. (Do1 / Di2) of this elastic body is 1.2, (Do2 / Di2) is 1.1, (Di1 / Di2) is 1.1, and (Do / Di) is 1.2. is there.
[実施例2〜4及び比較例]
金型の温度分布を異ならせた他は実施例1と同様にして、実施例2から4及び比較例の車輪を得た。各弾性体の仕様が下記の表1に示されている。
[Examples 2 to 4 and Comparative Example]
Wheels of Examples 2 to 4 and Comparative Example were obtained in the same manner as Example 1 except that the temperature distribution of the mold was varied. The specifications of each elastic body are shown in Table 1 below.
[参照例]
弾性体に代えて、内圧が80kPaであるチューブを装填した他は実施例1と同様にして、参照例の車輪を得た。
[Reference example]
A wheel of a reference example was obtained in the same manner as in Example 1 except that a tube having an internal pressure of 80 kPa was loaded instead of the elastic body.
[乗り心地の評価]
各車輪を、自動二輪車(DL社の商品名「D739」)に装着した。ライダーに、ダートコースを走行中(すなわち低荷重時)の操縦安定性及びジャンプの後の着地時(すなわち高荷重時)の乗り心地を評価させた。参照例の評価値が100とされたときの指数が、下記の表1に示されている。指数が大きいことは、評価が悪いことを意味する。
[Evaluation of ride comfort]
Each wheel was mounted on a motorcycle (trade name “D739” from DL). The rider was asked to evaluate the handling stability during running on the dirt course (ie, under low load) and the ride comfort during landing after jumping (ie during high load). The index when the evaluation value of the reference example is 100 is shown in Table 1 below. A large index means bad evaluation.
表1に示されるように、実施例の車輪では、低荷重時の操縦安定性が参照例(チューブが用いられたもの)と同等であり、しかも高荷重時の乗り心地が参照例に近い。この評価結果より、本発明の優位性は明らかである。 As shown in Table 1, in the wheels of the examples, the steering stability at the time of low load is equivalent to that of the reference example (the one using the tube), and the riding comfort at the time of high load is close to that of the reference example. From this evaluation result, the superiority of the present invention is clear.
以上モトクロス用自動二輪車に適用される場合が例とされて本発明が説明されたが、本発明に係る車輪は、通常の路面を走行する自動二輪車に装着された場合にも優れた効果を発揮する。 The present invention has been described above by taking the case where it is applied to a motorcycle for motocross as an example, but the wheel according to the present invention exhibits an excellent effect even when mounted on a motorcycle traveling on a normal road surface. To do.
2・・・車輪
4・・・リム
6・・・タイヤ
8・・・弾性体
10・・・トレッド部
12・・・サイドウォール部
14・・・ビード部
16・・・外側部
18・・・内側部
20・・・第一外側部
22・・・第二外側部
24・・・第一内側部
26・・・第二内側部
DESCRIPTION OF
Claims (3)
この弾性体が多数の微少気泡を含むポリマー成形体からなり、
この弾性体の外側部の密度Doの内側部の密度Diに対する比(Do/Di)が1.2以上2.0以下である自動二輪車用車輪。 A rim, a tire mounted on the rim, and an elastic body loaded in a space formed by the rim and the tire,
This elastic body consists of a polymer molded body containing a large number of microbubbles,
A wheel for a motorcycle in which a ratio (Do / Di) of the density Do of the outer part of the elastic body to the density Di of the inner part is 1.2 or more and 2.0 or less.
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JP2003390078A JP2005145398A (en) | 2003-11-20 | 2003-11-20 | Wheel for motorcycle |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007099269A (en) * | 2005-10-07 | 2007-04-19 | Pietro Garavaglia | Self-supporting type tire for wheel for bicycle and motorcycle |
JP2008037406A (en) * | 2006-08-01 | 2008-02-21 | Masaru Sueyoshi | Blowout-less tire for bicycle |
JP2016120879A (en) * | 2014-12-25 | 2016-07-07 | 株式会社イノアックコーポレーション | Re filler and method for manufacturing same, tire, and wheel chair |
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2003
- 2003-11-20 JP JP2003390078A patent/JP2005145398A/en active Pending
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