JP2005144353A - 水処理装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 貯蔵槽12に所定量の廃水が溜まると、制御部10は、ポンプ21を駆動して、貯蔵槽12内の廃水を被処理水として電解槽11に送り、電極17,18へ電力を供給する。これにより、電解槽11に導入された被処理水に対して電解処理がなされることになる。このとき、電解促進剤供給槽14および/またはpH調整剤供給槽15から電解槽11へと所定の薬剤が導入される。制御部10、電解槽11、電解促進剤供給槽14、および、pH調整剤供給槽15は、水処理装置の本体側に固定されている。一方、貯蔵槽12は、当該水処理装置の本体に対して着脱可能に構成されている。貯蔵槽12は、水処理装置の本体から取り外されて、様々な場所へと持ち運び可能に構成されている。
【選択図】 図1
Description
図1に、本実施の形態の水処理装置を含む水処理システムの構成を模式的に示す。
2Cl− →Cl2 +2e− …(2)
Cl2 +H2 O→HClO+H+ +Cl− …(3)
本実施の形態において、廃液中の医薬物がアノード電極において直接的に酸化されることによって、または、アノード電極において酸化された医薬物以外の物質と廃液中の医薬物とが反応することによって、当該医薬物の化学構造の少なくとも一部が分解または変形し、当該医薬物の薬理学的活性および/または毒性が消滅または減少する。そして、上記したように電解槽11で生じた次亜ハロゲン酸が、ここで言う医薬物の化学構造の少なくとも一部に分解または変形させるものに含まれる。
図2に、本実施の形態の水処理装置を含む水処理システムの構成を模式的に示す。
図3に、本実施の形態の水処理装置を含む水処理システムの構成を模式的に示す。
したがって、熱損失は、式(5)から、44%と算出される。
このように、電位差が10ボルトとされると、熱損失は、大きな値となってしまう。そして、電極17と電極18の電位差は、熱損失が20%以下となるようにされるのがことが好ましい。つまり、上記した、電位差についての所定の範囲とは、熱損失をこのような程度に抑えることのできるような範囲とされることが好ましい。
図4に、本実施の形態の水処理装置を含む水処理システムの構成を模式的に示す。
図5に、本実施の形態の水処理装置を含む水処理システムの構成を模式的に示す。
Claims (13)
- 電極対と、
前記電極対を収容する電解槽と、
薬理学的に活性を有する化学物質を含む被処理水を貯留可能であり、前記電解槽に対して着脱可能に構成された貯蔵槽と、
前記貯蔵槽に貯留された被処理水を前記電解槽に導入させる導入手段とを含む、水処理装置。 - 電極対と、
前記電極対を収容する電解槽と、
薬理学的に活性を有する化学物質を含む被処理水を貯留可能に構成された貯蔵槽と、
前記貯蔵槽に貯留された被処理水を前記電解槽に導入させる導入手段と、
被処理水を通すことができ、それぞれが前記貯蔵槽に連結される複数の配管とを含む、水処理装置。 - 前記貯蔵槽は、前記電解槽以上の容量を有する、請求項1または請求項2に記載の水処理装置。
- 電極対と、
薬理学的に活性を有する化学物質を含む被処理水および前記電極対を収容する電解槽と、
前記電極対への電力の供給態様を制御する第1の制御手段と、
前記電解槽への被処理水の導入、および、当該電解槽からの被処理水の排出を制御する第2の制御手段とを含み、
前記第2の制御手段は、前記電解槽に被処理水を導入させた後、所定の条件が成立するまで前記第1の制御手段により前記電極対に電力が供給されたことを条件として、当該電解槽に導入させた被処理水を当該電解槽外へ排出させる、水処理装置。 - 前記電解槽内の被処理水のpHを検出するpH検出手段、および/または、前記電解槽内の被処理水内の残留塩素濃度を検出する残留塩素濃度検出手段をさらに含み、
前記第1の制御手段は、前記pH検出手段と前記残留塩素濃度検出手段の少なくとも一方の検出出力に基づいて、前記電極対への電力の供給態様を制御する、請求項4に記載の水処理装置。 - 前記電極対は、第1の極性を与えられる第1の電極、および、前記第1の極性とは異なる第2の極性を与えられる第2の電極からなり、
前記第1の制御手段は、定電流電源により前記電極対へ電力が供給させるように、当該電極対への電力の供給態様を制御し、
前記第1の電極と前記第2の電極との間の電位差を検出する電位差検出手段と、
前記第1の電極および前記第2の電極を移動することができ、前記電位差検出手段の出力する電位差が2ボルトを下回った場合に、当該電位差が2ボルト以上となるように前記第1の電極と前記第2の電極の間の距離を広げる、距離調整手段とをさらに含む、請求項1〜請求項5のいずれかに記載の水処理装置。 - 前記電極対は、第1の極性を与えられる第1の電極、および、前記第1の極性とは異なる第2の極性を与えられる第2の電極からなり、
前記第1の制御手段は、定電流電源により前記電極対へ電力が供給させるように、当該電極対への電力の供給態様を制御し、
前記第1の電極と前記第2の電極との間の電位差を検出する電位差検出手段と、
前記第1の電極および前記第2の電極を移動することができ、前記電位差検出手段の出力する電位差が10ボルトを上回った場合に、当該電位差が10ボルト以下となるように前記第1の電極と前記第2の電極の間の距離を短くする、距離調整手段とをさらに含む、請求項1〜請求項6のいずれかに記載の水処理装置。 - 前記電位差検出手段は、前記電解槽内の被処理水の導電率を検出する導電率検出手段を備え、当該導電率検出手段の検出する導電率に基づいて前記電位差を算出し、当該算出された電位差を出力する、請求項6または請求項7に記載の水処理装置。
- 前記電解槽は、微生物により水処理を行なう槽の前段に設置される、請求項1〜請求項8のいずれかに記載の水処理装置。
- 電極対と、
前記電極対、および、塩化物イオンを含む水溶液を収容する電解槽と、
薬理学的に活性を有する化学物質を含む被処理水を収容する処理水槽と、
前記処理水槽に、前記電解槽内の溶液を導入する導入手段とを含む、水処理装置。 - 前記処理水槽内の被処理水中の残留塩素を除去する手段をさらに含む、請求項10に記載の水処理装置。
- 前記処理水槽内の被処理水に対して、前記残留塩素を除去する手段によって残留塩素を除去された後、6〜8のpH値となるようにpHを調整するpH調整手段をさらに含む、請求項11に記載の水処理装置。
- 前記電解槽に接続され、前記電解槽内の気体を当該電解槽外へ導く排気管と、
前記排気管内の気体の塩素ガス濃度を検出する塩素ガス濃度検出手段と、
前記塩素ガス濃度検出手段が検出する塩素ガス濃度が所定の濃度を越えた場合に、前記電解槽に、当該塩素ガス濃度が前記所定の濃度以下となるまで当該電解槽内の被処理水中でアルカリ性を呈する薬剤を添加する、薬剤添加手段とをさらに含む、請求項1〜請求項12のいずれかに記載の水処理装置。
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