JP2005140019A - 圧縮機 - Google Patents

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Koji Baba
広司 馬場
Koji Takizawa
孝二 滝澤
Yoshinobu Ichikawa
喜伸 市川
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Abstract

【課題】 シリンダブロックと、シリンダブロックに形成された複数のシリンダボアと、シリンダボア内で往復移動するピストンと、シリンダボアへ被圧縮流体を導く複数の吸入孔が形成された弁板と、複数の吸入孔を開閉する複数の帯板状の吸入弁とを備え、弁板はシリンダブロックと協働して吸入弁の基部を挟持固定すると共に吸入弁の吸入孔に対峙する部位の面外変形を許容するように構成された圧縮機であって、吸入弁の振動に起因して特定周波数の振動、ガス脈動が顕著になるのが防止された圧縮機を提供する。
【解決手段】 シリンダブロックと、シリンダブロックに形成された複数のシリンダボアと、シリンダボア内で往復移動するピストンと、シリンダボアへ被圧縮流体を導く複数の吸入孔が形成された弁板と、複数の吸入孔を開閉する複数の帯板状の吸入弁とを備え、弁板はシリンダブロックと協働して吸入弁の基部を挟持固定すると共に吸入弁の吸入孔に対峙する部位の面外変形を許容し、吸入弁の面外変形可能な部位の平面形状が吸入弁毎に又は複数の吸入弁のグループ毎に異なる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、シリンダブロックと、シリンダブロックに形成された複数のシリンダボアと、シリンダボア内で往復移動するピストンと、シリンダボアへ被圧縮流体を導く複数の吸入孔が形成された弁板と、複数の吸入孔を開閉する複数の帯板状の吸入弁とを備え、弁板はシリンダブロックと協働して吸入弁の基部を挟持固定すると共に吸入弁の吸入孔に対峙する部位の面外変形を許容するように構成された圧縮機に関するものである。
シリンダブロックと、シリンダブロックに形成された複数のシリンダボアと、シリンダボア内で往復移動するピストンと、シリンダボアへ被圧縮流体を導く複数の吸入孔が形成された弁板と、複数の吸入孔を開閉する複数の帯板状の吸入弁とを備え、弁板はシリンダブロックと協働して吸入弁の基部を挟持固定すると共に吸入弁の吸入孔に対峙する部位の面外変形を許容するように構成された圧縮機が特許文献1等に開示されている。
特許文献1等に開示された従来の圧縮機においては、吸入弁の面外変形可能な部位の平面形状が全ての吸入弁で同一であり、また吸入孔の形状寸法も全ての吸入孔で同一である。
特開平8−261154
特許文献1等に開示された従来の圧縮機には、吸入弁の面外変形可能な部位の先端が弁板から離れた後シリンダボアに形成された開度規制用のリセスに当接するまでの間の、前記部位の振動特性、吸入孔から吸入するガスが前記部位に印加する外力特性が全ての吸入弁で同一になるので、全ての吸入弁の前記部位が同一の周波数で振動し、当該周波数の振動、ガス脈動が顕著になり、近傍機器に悪影響を与えるという問題がある。
本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、シリンダブロックと、シリンダブロックに形成された複数のシリンダボアと、シリンダボア内で往復移動するピストンと、シリンダボアへ被圧縮流体を導く複数の吸入孔が形成された弁板と、複数の吸入孔を開閉する複数の帯板状の吸入弁とを備え、弁板はシリンダブロックと協働して吸入弁の基部を挟持固定すると共に吸入弁の吸入孔に対峙する部位の面外変形を許容するように構成された圧縮機であって、吸入弁の振動に起因して特定周波数の振動、ガス脈動が顕著になるのが防止された圧縮機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明においては、シリンダブロックと、シリンダブロックに形成された複数のシリンダボアと、シリンダボア内で往復移動するピストンと、シリンダボアへ被圧縮流体を導く複数の吸入孔が形成された弁板と、複数の吸入孔を開閉する複数の帯板状の吸入弁とを備え、弁板はシリンダブロックと協働して吸入弁の基部を挟持固定すると共に吸入弁の吸入孔に対峙する部位の面外変形を許容し、吸入弁の面外変形可能な部位の平面形状が吸入弁毎に又は複数の吸入弁のグループ毎に異なることを特徴とする圧縮機を提供する。
また本発明においては、シリンダブロックと、シリンダブロックに形成された複数のシリンダボアと、シリンダボア内で往復移動するピストンと、シリンダボアへ被圧縮流体を導く複数の吸入孔が形成された弁板と、複数の吸入孔を開閉する複数の帯板状の吸入弁とを備え、弁板はシリンダブロックと協働して吸入弁の基部を挟持固定すると共に吸入弁の吸入孔に対峙する部位の面外変形を許容し、吸入弁の面外変形可能な部位の断面形状が吸入弁毎に又は複数の吸入弁のグループ毎に異なることを特徴とする圧縮機を提供する。
上記本発明に係る圧縮機においては、吸入弁の面外変形可能な部位の平面形状又は断面形状が、吸入弁毎に或いは複数の吸入弁のグループ毎に異なるので、前記部位の先端が弁板から離れた後シリンダボアに形成された開度規制用のリセスに当接するまでの間の、固有振動数、振動モード等の前記部位の振動特性は吸入弁毎に或いは複数の吸入弁のグループ毎に異なり、前記部位に顕著に発現する振動の周波数は、吸入弁毎に或いは複数の吸入弁のグループ毎に異なる。この結果、吸入弁の振動に起因して特定周波数の振動、ガス脈動が顕著になるのが防止される。
本発明においては、シリンダブロックと、シリンダブロックに形成された複数のシリンダボアと、シリンダボア内で往復移動するピストンと、シリンダボアへ被圧縮流体を導く複数の吸入孔が形成された弁板と、複数の吸入孔を開閉する複数の帯板状の吸入弁とを備え、弁板はシリンダブロックと協働して吸入弁の基部を挟持固定すると共に吸入弁の吸入孔に対峙する部位の面外変形を許容し、吸入孔の形状及び/又は寸法が吸入孔毎に異に又は複数の吸入孔のグループ毎に異なることを特徴とする圧縮機を提供する。
本発明に係る圧縮機においては、吸入孔の形状及び/又は寸法が、吸入弁毎に或いは複数の吸入弁のグループ毎に異なるので、吸入弁の面外変形可能な部位の先端が弁板から離れた後シリンダボアに形成された開度規制用のリセスに当接するまでの間の、前記部位近傍の吸入ガスの流動状態ひいては吸入ガスが前記部位に印加する変動外力の周波数は吸入弁毎に或いは複数の吸入弁のグループ毎に異なり、前記部位に顕著に発現する振動の周波数は吸入弁毎に或いは複数の吸入弁のグループ毎に異なる。この結果、吸入弁の振動に起因して特定周波数の振動、ガス脈動が顕著になるのが防止される。
本発明においては、シリンダブロックと、シリンダブロックに形成された複数のシリンダボアと、シリンダボア内で往復移動するピストンと、シリンダボアへ被圧縮流体を導く複数の吸入孔が形成された弁板と、複数の吸入孔を開閉する複数の帯板状の吸入弁とを備え、弁板はシリンダブロックと協働して吸入弁の基部を挟持固定すると共に吸入弁の吸入孔に対峙する部位の面外変形を許容し、吸入弁の面外変形可能な部位の先端と吸入孔との吸入弁長手方向の相対位置が、吸入弁毎に又は複数の吸入弁のグループ毎に異なることを特徴とする圧縮機を提供する。
上記本発明に係る圧縮機においては、吸入弁の面外変形可能な部位の先端と吸入孔との吸入弁長手方向の相対位置が、吸入弁毎に或いは複数の吸入弁のグループ毎に異なるので、吸入弁の面外変形可能な部位の先端が弁板から離れた後シリンダボアに形成された開度規制用のリセスに当接するまでの間の、前記部位近傍の吸入ガスの流動状態ひいては吸入ガスが前記部位に印加する変動外力の周波数は吸入弁毎に或いは複数の吸入弁のグループ毎に異なり、前記部位に顕著に発現する振動の周波数は吸入弁毎に或いは複数の吸入弁のグループ毎に異なる。この結果、吸入弁の振動に起因して特定周波数の振動、ガス脈動が顕著になるのが防止される。
本発明に係る圧縮機においては、吸入弁の面外変形可能な部位の平面形状又は断面形状が、吸入弁毎に或いは複数の吸入弁のグループ毎に異なるので、前記部位の先端が弁板から離れた後シリンダボアに形成された開度規制用のリテーナに当接するまでの間の、固有振動数、振動モード等の前記部位の振動特性は吸入弁毎に或いは複数の吸入弁のグループ毎に異なり、前記部位に顕著に発現する振動の周波数は、吸入弁毎に或いは複数の吸入弁のグループ毎に異なる。この結果、吸入弁の振動に起因して特定周波数の振動、ガス脈動が顕著になるのが防止される。
本発明の実施例に係る斜板式圧縮機を説明する。
図1、2に示すように、柱状のシリンダブロック1の両端を覆って、フロントハウジング2とシリンダヘッド3とが配設されている。フロントハウジング2の内部にクランク室4が形成され、シリンダブロック1の内部に周方向に互いに間隔を隔てて複数のシリンダボア5が形成されている。クランク室4内に、斜板6が配設されている。斜板6の中心に駆動軸7が挿通されている。駆動軸7は、図示しないベアリングを介して、フロントハウジング2とシリンダブロック1とに回転可能に支持されている。
駆動軸7に、ローター8が固定されている。ローター8は、スラストベアリング9を介してフロントハウジング2に支持されている。
斜板6は、リンク機構10を介して、駆動軸7に対する傾角変動可能に、且つローター8に対する駆動軸7回りの相対回転不能に、ローター8に連結されている。
斜板6に、シュー11を介してピストン12が係合している。ピストン12は、駆動軸7と平行に延在し、シリンダボア5に往復摺動可能に挿入されている。
シリンダヘッド3の内部に、吸入室13と吐出室14とが画成されている。シリンダヘッド3に形成された吸入ポート3aが吸入室13に連通している。シリンダヘッド3に形成された図示しない吐出ポートが吐出室14に連通している。
シリンダブロック1とシリンダヘッド3とに挟持されてガスケット15と弁板16とが配設されている。弁板16には、シリンダボア5と吸入室13とに連通する円形の吸入孔16aと、シリンダボア5と吐出室14とに連通する円形の吐出孔16bとが形成されている。弁板15は、吸入室13から離隔する側で吸入孔16aを開閉する吸入弁17と、吐出室14側で吐出孔16bを開閉する吐出弁18とを装備している。吸入弁17、吐出弁18は、内外の圧力差により面外方向へ弾性変形して吸入孔16a、吐出孔16bを開閉する帯板状のリード弁として構成されている。
吐出弁18を間に挟んで弁板16に対峙し吐出弁18の開度を規制するリテーナ19が、吐出室14内に配設されている。リテーナ19は吐出弁18、弁板16、吸入弁17と共にシリンダブロック1にボルト固定されている。リテーナ19は、弁板16と協働して部吐出弁18の基部を挟持固定すると共に、吐出弁18の吐出孔16bに対峙する部位の面外変形を許容している。
弁板16は、シリンダブロック1と協働して吸入弁17の基部を挟持固定すると共に、吸入弁17の吸入孔16aに対峙する部位の面外変形を許容している。シリンダボア5に、吸入弁17の開度を規制するリセス5aが形成されている。
吸入弁17の面外変形可能な部位17aの先端部平面形状は、所定数の吸入弁17では広幅に、残余の吸入弁17では狭幅に設定されている。吸入孔16aの径は全ての吸入孔16aで同一値に設定されている。
本実施例に係る斜板式圧縮機の作動を以下に説明する。
図示しない外部駆動源によって駆動軸7が回転駆動され、駆動軸7の回転に伴って斜板6が回転する。斜板6の回転に伴って、ピストン12がシリンダボア5内を往復移動する。ピストン12の往行移動に伴い、ボア5内の圧力が低下し、吸入弁17の面外変形可能な部位17aの先端が弁板16から離れて吸入孔16aが開く。前記部位17aの先端がリセス5aの底面に当接することにより、吸入弁17の開度が規制される。外部冷凍回路から吸入ポート3aを通って吸入室13へ流入した冷媒ガスが、吸入孔16aを通ってボア5内に吸入され、ボア5内で圧縮される。ボア5内の冷媒ガス圧が上昇し、吐出弁18の面外変形可能な部位の先端が弁板16から離れて吐出孔16bが開く。前記部位の先端がリテーナ19に当接することにより、吐出弁18の開度が規制される。ボア5内の加圧冷媒ガスは、吐出孔16bを通って吐出室14へ吐出し、吐出室14から図示しない吐出ポートを通って外部冷凍回路へ流出する。
本実施例に係る斜板式圧縮機においては、吸入弁17の面外変形可能な部位17a先端部の平面形状が、所定数の吸入弁17では広幅に、残余の吸入弁17では狭幅に設定されており、前記部位17aの平面形状が複数の吸入弁17のグループ毎に異なるので、前記部位17aの先端が弁板16から離れた後開度規制用のリセス5aの底面に当接するまでの間の、固有振動数、振動モード等の前記部位17aの振動特性は複数の吸入弁17のグループ毎に異なり、前記部位17aに顕著に発現する振動の周波数は、複数の吸入弁17のグループ毎に異なる。この結果、吸入弁17の振動に起因して特定周波数の振動、ガス脈動が顕著になるのが防止される。
吸入弁17の面外変形可能な部位17aの平面形状を、3つ以上のグループ毎に異ならしめても良い。
吸入弁17の面外変形可能な部位17aの先端部の平面形状を異ならしめても良く、部位17a全体の平面形状を異ならしめても良い。
グループの形成に、例えば一つおきにピックアップした吸入弁17で一つのグループを形成し、残余の吸入弁17でもう一つのグループを形成する等の規則性を持たせる必要は無い。
吸入弁17の面外変形可能な部位17aの平面形状を、吸入弁17毎に異ならしめても良い。
吸入弁17の面外変形可能な部位17aの平面形状が吸入弁17毎に異なるので、前記部位17aの先端が弁板16から離れた後開度規制用のリセス5aの底面に当接するまでの間の、固有振動数、振動モード等の前記部位17aの振動特性は吸入弁17毎に異なり、前記部位17aに顕著に発現する振動の周波数は吸入弁17毎に異なる。この結果、吸入弁17の振動に起因して特定周波数の振動、ガス脈動が顕著になるのが防止される。
吸入弁17の面外変形可能な部位17aの平面形状を吸入弁17毎に又は複数の吸入弁17のグループ毎に異ならしめるのに代えて、図3に示すように、吸入弁17の面外変形可能な部位17aの横断面形状を吸入弁17毎に又は複数の吸入弁17のグループ毎に異ならしめても良い。
吸入弁17の面外変形可能な部位17aの横断面形状が吸入弁17毎に又は複数の吸入弁17のグループ毎に異なるので、前記部位17aの先端が弁板16から離れた後開度規制用のリセス5aの底面に当接するまでの間の、固有振動数、振動モード等の前記部位17aの振動特性は吸入弁17毎に又は複数の吸入弁17のグループ毎に異なり、前記部位17aに顕著に発現する振動の周波数は、吸入弁17毎に又は複数の吸入弁17のグループ毎に異なる。この結果、吸入弁17の振動に起因して特定周波数の振動、ガス脈動が顕著になるのが防止される。
吸入弁17の面外変形可能な部位17aの、長手方向断面形状を吸入弁17毎に又は複数の吸入弁17のグループ毎に異ならしめても良い。
吸入弁17の面外変形可能な部位17a全体の断面形状を異ならしめても良く、或いは部分的に、例えば前記部位17aの先端部の断面形状のみ、固定端近傍部の断面形状のみを異ならしめても良い。
グループの形成に規則性を持たせる必要は無い。
吸入弁17の面外変形可能な部位17aの平面形状を吸入弁17毎に又は複数の吸入弁17のグループ毎に異ならしめるのに代えて、図4に示すように、吸入弁17の面外変形可能な部位17aの平面形状は全ての吸入弁17で同一とし、吸入孔16aの径を所定数の吸入孔16aでは大きく、残余の吸入孔16aでは小さく設定しても良い。
吸入孔16aの形状寸法が複数の吸入孔16aのグループ毎に異なるので、吸入弁17の面外変形可能な部位17aの先端が弁板16から離れた後開度規制用のリセス5aの底面に当接するまでの間の、前記部位17a近傍の吸入ガスの流動状態ひいては前記部位17aに印加される変動外力の周波数は複数の吸入孔16aのグループ毎に異なり、前記部位17aに顕著に発現する振動の周波数は複数の吸入孔16aのグループ毎に異なる。この結果、吸入弁17の振動に起因して特定周波数の振動、ガス脈動が顕著になるのが防止される。
吸入孔16aの径を、3つ以上のグループ毎に異ならしめても良い。
吸入孔16aの径を、吸入孔16a毎に異ならしめても良い。
吸入孔16aの形状は円形に限定されない。例えば楕円形の吸入孔16aの寸法を異ならしめても良い。
グループの形成に規則性を持たせる必要は無い。
吸入孔16aの形状を、吸入孔16a毎に又は複数の吸入孔16aのグループ毎に、例えば円形、楕円形、ハート形等に異ならしめても良い。
吸入孔16a形状が吸入孔16a毎に又は複数の吸入孔16aのグループごとに異なるので、吸入弁17の面外変形可能な部位17aの先端が弁板16から離れた後開度規制用のリセス5aの底面に当接するまでの間の、前記部位17a近傍の吸入ガスの流動状態ひいては前記部位17aに印加される変動外力の周波数は吸入孔16a毎に又は複数の吸入孔16aのグループ毎に異なり、前記部位17aに顕著に発現する振動の周波数は吸入孔16a毎に又は複数の吸入孔16aのグループ毎に異なる。この結果、吸入弁17の振動に起因して特定周波数の振動、ガス脈動が顕著になるのが防止される。
グループの形成に規則性を持たせる必要は無い。
吸入弁17の面外変形可能な部位17aの平面形状を吸入弁17毎に又は複数の吸入弁17のグループ毎に異ならしめるのに代えて、図5に示すように、吸入弁17の面外変形可能な部位17aの先端と吸入孔16aとの吸入弁17長手方向の相対位置を、吸入弁17毎に又は複数の吸入弁17のグループに異ならしめても良い。
吸入弁17の面外変形可能な部位17aの先端と吸入孔16aとの吸入弁17長手方向の相対位置が、吸入弁17毎に或いは複数の吸入弁17のグループ毎に異なるので、前記部位17aの先端が弁板16から離れた後開度規制用のリセス5aの底面に当接するまでの間の、吸入弁17の前記部位17a近傍の吸入ガスの流動状態ひいては吸入ガスが吸入弁17の前記部位17aに印加する変動外力の周波数は吸入弁17毎に或いは複数の吸入弁17のグループ毎に異なり、吸入弁17の前記部位17aに顕著に発現する振動の周波数は吸入弁17毎に或いは複数の吸入弁17のグループ毎に異なる。この結果、吸入弁17の振動に起因して特定周波数の振動、ガス脈動が顕著になるのが防止される。
グループの形成に規則性を持たせる必要は無い。
本発明は斜板式圧縮機に限らず、シリンダブロックと、シリンダブロックに形成された複数のシリンダボアと、シリンダボア内で往復移動するピストンと、シリンダボアへ被圧縮流体を導く複数の吸入孔が形成された弁板と、複数の吸入孔を開閉する複数の帯板状の吸入弁とを備え、弁板はシリンダブロックと協働して吸入弁の基部を挟持固定すると共に吸入弁の吸入孔に対峙する部位の面外変形を許容するように構成された種々の往復動圧縮機に適用可能である。
本発明の第1実施例に係る斜板式圧縮機の断面図である。 図1のII−II矢視図である。 本発明の第2実施例に係る斜板式圧縮機の部分断面図である。 本発明の第3実施例に係る斜板式圧縮機の図2に相当する図である。 本発明の第4実施例に係る斜板式圧縮機の図2に相当する図である。
符号の説明
1 シリンダブロック
2 ハウジング
3 シリンダヘッド
4 クランク室
5 シリンダボア
6 斜板
12 ピストン
13 吸入室
14 吐出室
16 弁板
16a 吸入孔
16b 吐出孔
17 吸入弁
17a 面外変形可能な部位
18 吐出弁
19 リテーナ

Claims (4)

  1. シリンダブロックと、シリンダブロックに形成された複数のシリンダボアと、シリンダボア内で往復移動するピストンと、シリンダボアへ被圧縮流体を導く複数の吸入孔が形成された弁板と、複数の吸入孔を開閉する複数の帯板状の吸入弁とを備え、弁板はシリンダブロックと協働して吸入弁の基部を挟持固定すると共に吸入弁の吸入孔に対峙する部位の面外変形を許容し、吸入弁の面外変形可能な部位の平面形状が吸入弁毎に又は複数の吸入弁のグループ毎に異なることを特徴とする圧縮機。
  2. シリンダブロックと、シリンダブロックに形成された複数のシリンダボアと、シリンダボア内で往復移動するピストンと、シリンダボアへ被圧縮流体を導く複数の吸入孔が形成された弁板と、複数の吸入孔を開閉する複数の帯板状の吸入弁とを備え、弁板はシリンダブロックと協働して吸入弁の基部を挟持固定すると共に吸入弁の吸入孔に対峙する部位の面外変形を許容し、吸入弁の面外変形可能な部位の断面形状が吸入弁毎に又は複数の吸入弁のグループ毎に異なることを特徴とする圧縮機。
  3. シリンダブロックと、シリンダブロックに形成された複数のシリンダボアと、シリンダボア内で往復移動するピストンと、シリンダボアへ被圧縮流体を導く複数の吸入孔が形成された弁板と、複数の吸入孔を開閉する複数の帯板状の吸入弁とを備え、弁板はシリンダブロックと協働して吸入弁の基部を挟持固定すると共に吸入弁の吸入孔に対峙する部位の面外変形を許容し、吸入孔の形状及び/又は寸法が吸入孔毎に異に又は複数の吸入孔のグループ毎に異なることを特徴とする圧縮機。
  4. シリンダブロックと、シリンダブロックに形成された複数のシリンダボアと、シリンダボア内で往復移動するピストンと、シリンダボアへ被圧縮流体を導く複数の吸入孔が形成された弁板と、複数の吸入孔を開閉する複数の帯板状の吸入弁とを備え、弁板はシリンダブロックと協働して吸入弁の基部を挟持固定すると共に吸入弁の吸入孔に対峙する部位の面外変形を許容し、吸入弁の面外変形可能な部位の先端と吸入孔との吸入弁長手方向の相対位置が、吸入弁毎に又は複数の吸入弁のグループ毎に異なることを特徴とする圧縮機。
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