JP2005136613A - ネットワーク監視システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 通常の業務用のネットワーク網と監視用のネットワーク網を統合し、システム全体の費用対効果を向上させると共に、ネットワーク管理作業は業務用、監視用ともに一元化するネットワーク監視システムを提供することを目的とする。
【解決手段】 監視映像を配信する複数の映像配信部と、少なくとも前記監視映像を管理するサーバと、前記監視映像により監視を行う少なくとも1つの監視端末とを有し、前記複数の映像配信部と、前記サーバと、前記少なくとも1つの監視端末がネットワークに接続されたネットワーク監視システムにおいて、前記サーバには、前記複数の映像配信部に対する所定の優先順位が設定され、前記少なくとも1つの監視端末より前記サーバに前記監視映像の配信要求が為された場合に、ネットワーク上のトラフィック状況及び前記優先順位に基づいて前記複数の映像配信部が監視映像を配信し、該配信を受信した当該監視端末に前記監視映像を表示することを特徴とする。
【選択図】 図4

Description

本発明は、映像をネットワークに配信して端末にて監視を行うネットワーク監視システムに関し、特に、ネットワーク上のトラフィックに応じて適応的に配信するネットワーク監視システムに関する。
図3は、従来のネットワーク監視システムの一例を示す。
ネットワーク301は、複数の映像配信拠点101と複数の監視拠点314が分散して配置してある。
各映像配信拠点101は通常1つの映像配信機器102が備えられ、この映像配信機器102は監視カメラで撮影した映像の映像信号を変調し、ネットワーク301上に映像ストリームを送信する装置である。
各監視拠点314は通常1つの映像表示装置315が備えられ、前記映像配信機器102より配信された映像ストリームを受け取り、復調して表示する装置である。
また、ネットワーク監視システムの全体を管理サーバ307にて管理する。
この管理サーバ307は、ユーザーの認証や映像配信先の指定、映像切換制御等を主な機能として行う装置である。
そして、ネットワーク301によるネットワーク監視システムは、各映像配信拠点の少なくとも1つを1つの監視エリア対象として、監視を行う独立したネットワーク網である。
一方、ネットワーク302は、複数の業務拠点303が分散して配置され、映像による監視以外の用途に用いられる業務用のネットワーク網である。
業務拠点303は、業務形態にあわせて複数の拠点が存在し、パソコン等による業務用端末304を含み、サーバ群106にネットワーク302を介して接続される。
サーバ群106は、業務に供するサービスを提供するサーバ群であって、例えば、データベースサーバ、WEBサーバ、タイムサーバ、メールサーバなどの各種の業務の用途に合わせたサーバがある。
また、従来のネットワーク監視システムに関する技術として例えば特許文献1〜特許文献3がある。
特開2002−165208号公報 特開2003−125326号公報 特開2003−289528号公報
前述した従来のネットワーク監視システムは、映像ストリームの伝送帯域が一般業務に使用するデータに比べて過大であるため、映像用のネットワーク301と業務用のネットワーク302が独立しているのが一般的であった。
このように、ネットワーク網が独立するため、各ネットワーク網の新規整備、各ネットワーク機器の購入、インフラ整備、それに付随する工事や作業が多く発生し、また、各ネットワーク網の導入後も各ネットワーク毎に管理作業が必要であるため、システム投資金額が大きくなってしまうという問題点があった。
本発明は上記従来技術に鑑みて為されたもので、通常の業務用のネットワーク網と監視用のネットワーク網を統合し、システム全体の費用対効果を向上させると共に、ネットワーク管理作業は業務用、監視用ともに一元化するネットワーク監視システムを提供することを目的とする。
さらに、ネットワークを統合した場合に、業務用のデータの送受信が監視映像データの送受信によって大きな影響を受けないようにする、すなわち、ネットワーク上のトラフィックを必要以上に増大させないように、あるいはトラフィックが増大すると予想される場合に事前にそれを回避することのできるネットワーク監視システムを提供することを目的とする。
上記従来の問題点を解決するための本発明は、監視映像を配信する複数の映像配信部と、少なくとも前記監視映像を管理するサーバと、前記監視映像により監視を行う少なくとも1つの監視端末とを有し、前記複数の映像配信部と、前記サーバと、前記少なくとも1つの監視端末がネットワークに接続されたネットワーク監視システムにおいて、前記サーバには、前記複数の映像配信部に対する所定の優先順位が設定され、前記少なくとも1つの監視端末より前記サーバに前記監視映像の配信要求が為された場合に、ネットワーク上のトラフィック状況及び前記優先順位に基づいて前記複数の映像配信部が監視映像を配信し、該配信を受信した当該監視端末に前記監視映像を表示することを特徴とする。
また、上記従来の問題点を解決するため本発明は、監視映像を配信する少なくとも1つの映像配信部と、少なくとも前記監視映像を管理するサーバと、前記監視映像により監視を行う複数の監視端末とを有し、前記少なくとも1つの映像配信部と、前記サーバと、前記複数の監視端末がネットワークに接続されたネットワーク監視システムにおいて、前記サーバには、前記複数の監視端末に対する所定の優先順位が設定され、前記複数の監視端末のうちの任意の監視端末より前記サーバに前記監視映像の配信要求が為された場合に、ネットワーク上のトラフィック状況及び前記優先順位に基づいて前記少なくとも1つの映像配信部が監視映像を配信し、該配信を受信した当該監視端末に前記監視映像を表示することを特徴とする。
また、上記従来の問題点を解決するため本発明は、監視映像を配信する複数の映像配信部と、少なくとも前記監視映像を管理するサーバと、前記監視映像により監視を行う複数の監視端末とを有し、前記複数の映像配信部と、前記サーバと、前記複数の監視端末がネットワークに接続されたネットワーク監視システムにおいて、前記サーバには、所定の前記複数の映像配信部、及び、前記複数の監視端末の少なくとも一方に対する所定の優先順位が設定され、前記複数の監視端末のうちの任意の監視端末より前記サーバに対して前記複数の映像配信部のうちの任意の映像配信部に映像の配信要求が為された場合に、ネットワーク上のトラフィック状況及び前記優先順位に基づいて前記配信要求のあった任意の映像配信部が監視映像を配信し、これを受信した当該監視端末に前記監視映像を表示することを特徴とする。
さらに本発明は、前記映像配信部は監視カメラを含み、前記監視端末は映像表示を行う表示部を含み、前記サーバは前記監視カメラと前記表示部のうちの少なくとも一方に関する優先順位を設定した記憶部を有することを特徴とする。
本発明により、通常の業務用のネットワーク網と監視用のネットワーク網を統合し、システム全体の費用対効果を向上させると共に、ネットワーク管理作業は業務用、監視用ともに一元化するネットワーク監視システムを提供することができる。
さらに本発明により、ネットワークを統合した場合に、業務用のデータの送受信が監視映像データの送受信によって大きな影響を受けないようにする、すなわち、ネットワーク上のトラフィックを必要以上に増大させないように、あるいはトラフィックが増大すると予想される場合に事前にそれを回避することのできるネットワーク監視システムを提供することができる。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施の形態であるネットワーク監視システムの第1実施例を示す。
ネットワーク103は、複数の映像配信拠点101と複数の監視拠点104が分散して配置してあり、業務データ及び監視映像データが送受信される、いわば複合ネットワークである。
各映像配信拠点101は通常1つの映像配信機器102が備えられ、この映像配信機器102は監視カメラで撮影した映像の映像信号を変調し、ネットワーク103上に映像ストリームを送信する。
各監視拠点104は通常1つの映像表示装置105が備えられ、前記映像配信機器102より配信された映像ストリームを受け取り、復調して表示する。
さらに、各監視拠点104は、業務形態にあわせて各種の業務を行い、前記映像表示装置105は、パソコン等に接続されて、サーバ群106及び管理サーバ107にネットワーク103を介して接続される。
サーバ群106は、業務に供するサービスを提供するサーバ群であって、例えば、データベースサーバ、WEBサーバ、タイムサーバ、メールサーバなどの各種の業務の用途に合わせたサーバであり、管理サーバ107は、ネットワーク監視システムの全体を管理する。
この管理サーバ107は、ネットワーク上のトラフィックの監視、ユーザーの認証や優先順位付け、監視映像の映像配信先の指定、映像切換制御等を主な機能として行う装置である。
次に、本発明の実施の形態であるネットワーク監視システムの動作について図4〜図8を用いて説明する。
図4は、本発明の実施の形態であるネットワーク監視システムの動作チャートを示す。
複数の監視拠点104のうち、任意の監視拠点104は、管理サーバ107に接続し、映像配信拠点101より監視映像が配信されることについての認証を求める(ステップS1)。
管理サーバ107は、後述する図5のメモリテーブル1を参照し、当該認証を求めた監視拠点104が、映像配信拠点101より映像配信を行うことが可能である登録が為されているか否かを認証する(ステップS2)。
登録されている監視拠点104ならば、操作用コンテンツを提供し(ステップS3)、登録されていない場合には登録外であって映像配信できない旨の信号を通知する(ステップS12)。
監視拠点104は、提供された操作用コンテンツから任意の映像配信拠点101を選択し、管理サーバ107へ配信要請を通知する(ステップS4)。
管理サーバ107は、後述する図5のメモリテーブル1及び図6のメモリテーブル2を参照し、当該監視拠点104が選択された映像配信拠点101より映像配信される権限があるか否かを登録された優先度に応じて判断する(ステップS6)。
映像配信を許可されたとき、管理サーバ107より選択された映像配信拠点101に対して当該監視拠点104を配信先とするように指定して通知する(ステップS7)。
通知を受けた映像配信拠点101は、当該許可された監視拠点104に対して映像配信を行い(ステップS8)、これを受信した監視拠点104は表示装置105に映像表示を行う(ステップS9)。
この際、配信される映像信号としての映像ストリームは、管理サーバ107を経由せず、当該映像配信拠点101から当該監視拠点104へ直接伝送され、これにより、管理サーバ107へトラフィックが集中することが回避される。
一方、ステップS6による判断にて、映像配信が許可されなかった場合は優先度によって配信できない旨の信号が管理サーバ107より当該監視拠点104に通知される。
なお、映像監視以外の業務用のデータの送受信を最優先して行う必要がある場合などは、映像配信を行わないよう「緊急事態」として映像配信を行わない旨を管理サーバ107より当該監視拠点104に通知される(ステップS11)。
図5は、本発明の実施の形態である管理サーバに記憶された映像配信拠点と登録された監視拠点の優先度のテーブル(メモリテーブル1)を示す。
このメモリテーブル1は、エリア名M51、映像配信拠点コードM52、監視拠点コードM53、より構成され、監視拠点コードM53には、優先度に応じて各監視拠点コードが登録されている。
尚、各コードは任意のコードナンバーや任意の文字列によるコードで示されるが、本実施例においては、判りやすくするため、映像配信拠点コード101−1、101−2、・・・、101−n、及び、監視拠点コード104−1、104−2、・・・、104−n、という連続した番号で示す。
各エリア名M51には、それぞれ映像配信拠点があって、M51「正門外」にはM52「101−1」が配置され、M51「正門内」にはM52「101−2」が配置され、・・・、M51「裏門内」にはM52「101−8」が配置され、というように各エリアを監視カメラが撮像監視し、その映像を各映像配信機器102より配信するように設定されている。
そして、映像配信拠点M52(または各エリアM51)には、各々優先度に応じた監視拠点コードが登録されており、M52「101−1」には優先度1の監視拠点コード「104−1」が設定され、優先度2には監視拠点コード「104−2、及び、104−5」が設定され、優先度3には「104−1〜104−n」、すなわち、監視拠点となる表示装置105の全てが設定されている。
また、M52「101−3」の場合、優先度1に監視拠点コード「104−3」が設定され、優先度2に監視拠点コード「104−4」が設定され、優先度3には監視拠点コード「104−2、5、6、7」が設定されている。
ここで、前述した図1のネットワーク103には監視拠点以外の端末も接続されることがあり、優先度3の列に登録されているか否かにより監視拠点として許可されるか否かが判断される。
図6は、本発明の実施の形態である管理サーバに記憶されたトラフィックによるレート及び優先度のテーブル(メモリテーブル2)を示す。
このメモリテーブル2は、BER値(ビットエラーレート)M61、伝送レートM62、配信最大数M63、優先度M64より構成され、予め任意に設定したBER値の範囲に応じて、伝送レート、配信最大数、優先度が決定される。
BER値M61「大」では、伝送レートM62「遅」、配信最大数M63「2」、優先度M64「1」であり、すなわち、BER値に基づいて任意に設定したエラー率が悪い場合には、伝送レートを遅くし、また、1つの映像配信拠点101より配信を行う監視拠点104の数を2個までとし、また、優先度1の監視拠点104のみが配信されることを許可される。
また、BER値M61「中」では、伝送レートM62「普通」、配信最大数M63「5」、優先度M64「2」であり、すなわち、BER値が通常程度の場合には、伝送レートを通常の速度とし、また、1つの映像配信拠点101より配信を行う監視拠点104の数を5個までとし、また、優先度2以上(優先度1と優先度2)の監視拠点104のみが配信されることを許可される。
また、BER値M61「小」では、伝送レートM62「速」、配信最大数M63「20」、優先度M64「3」であり、すなわち、BER値が良い場合には、伝送レートを高速とし、また、1つの映像配信拠点101より配信を行う監視拠点104の数を20個までとし、また、優先度3以上(優先度1と優先度2と優先度3)の監視拠点104のみが配信されることを許可される。
ここで、前述した図5のメモリテーブル1の映像配信拠点コードM52について、複数の映像配信拠点コードを1つの単位とする、すなわちグループ化したものとして優先度を設定することもできる。
例えば、映像配信拠点コード101−1及び101−2を1つのグループとして設定することで、エリア名M51「正門外」「正門内」の両方に対して監視拠点コード104−1に優先度1が設定されるものである。
またさらに、優先度をプログラマブルな設定として可変設定とすることもできる。
これは時間帯により優先度を設定し、例えば、午前7:00〜午前11:00には、任意の監視拠点、または、任意の監視拠点グループに対して優先度1を設定し、午後10:00〜午前7:00には優先度3を設定し、その他の時間帯は優先度2を設定する、というものである。
このように時間帯での優先度設定により、例えば監視員が監視拠点を移動する、または、夜間の時間帯による1箇所での集中的な監視、というような各種の業務形態に効果的に適用することができる。
図7は、本発明の実施の形態である管理サーバの動作フローチャートを示す。
この図7は、前述した図4の動作チャートの管理サーバ107における詳細な動作を示したものである。
前述のステップ1からステップ2により、任意の監視拠点104より配信の認証を求められた場合、メモリテーブル1(図5)のM53「優先度3」の列を参照し、当該認証を求めた監視拠点104が、映像配信拠点101より映像配信を行うことが可能である登録が為されているか否かを判定する(ステップS71)。
このステップS71の判定の結果、可能である場合(ステップS71のY)、ステップS3の操作用コンテンツを提供した後、ステップ4による監視拠点104のコードと共に選択された映像配信拠点101のコードを配信要請として受信する(ステップS72)。
一方、ステップS71の判定の結果、可能でない場合(ステップS71のN)、登録外であって映像配信できない旨の信号として当該監視拠点104へ通知する(ステップS12、ステップS75)。
ステップS72の後、管理サーバ107は、ネットワーク103のトラフィックをBER値等により確認する(ステップS73)。
そして、前述した図5のメモリテーブル1及び図6のメモリテーブル2を参照し、当該監視拠点104が選択された映像配信拠点101より映像配信される権限があるか否かを登録された優先度に応じて判断する(ステップS74)。
映像配信される権限がある場合(ステップS74のY)、選択された映像配信拠点101に対して当該監視拠点104を配信先とするように指定して通知する(ステップS77)。
一方、ステップS74にて映像配信が許可されなかった場合(ステップS74のN)、優先度によって配信できない旨の信号が当該監視拠点104に通知される(ステップS10、ステップS75)。
なお、ステップS71のYの後、または、ステップS74のYの後、緊急事態であるか否かを判定し(ステップS78)、緊急制限が必要な場合(ステップS78のY)には、緊急事態であり映像配信を行わない旨を当該監視拠点104に通知される(ステップS11、ステップS75)。
このような緊急制限は、例えば、映像監視以外の業務用のデータの送受信を最優先して行う必要がある、または、ネットワーク上のメンテナンス等による制限、などがある。
具体的な動作として例えば、監視拠点コード「104−2」より、映像配信拠点コード「101−1」に対して配信要請があった場合、当該監視拠点コード「104−2」は映像配信拠点コード「101−1」に対して「優先度2」であるので、BER値M61が「中」または「小」の状態の場合に当該映像配信拠点コード「101−1」より映像の配信が為され、BER値M61が「大」の状態の場合には「優先度1のために配信不可」である旨の通知が為される。
また例えば、監視拠点コード「104−5」より、映像配信拠点コード「101−3」に対して配信要請があった場合、当該監視拠点コード「104−5」は映像配信拠点コード「101−3」に対して「優先度3」であるので、BER値M61が「小」の状態の場合に当該映像配信拠点コード「101−1」より映像の配信が為され、BER値M61が「中」または「大」の状態の場合には「優先度2のために配信不可」または「優先度1のために配信不可」である旨の通知が為される。
ここで、前述した図6のメモリテーブル2の配信最大数M63については、一定数以上の配信によりトラフィックが悪くならないように、各映像配信拠点から配信される数量に制限をかけており、特定の映像配信拠点101に対して、映像配信要請が集中した場合に、制限数を超える場合に、前述したステップS74のNによる動作が為され、「配信数量制限のため配信不可」の旨の通知が為される(ステップS10、ステップS75)。
図8は、本発明の実施の形態である監視拠点の表示画面例を示す。
この図8は、監視拠点104から配信要請したが配信不可である旨の通知を受けた場合の表示装置105に表示される画面例であり、(a)は前述したステップS10による優先度または数量制限により配信されない場合、(b)は前述したステップS11による緊急事態により配信されない場合、(c)は前述したステップS12による登録外により配信されない場合、の各表示画面である。
図8(a)によると、当該監視拠点104が「優先度が達していない」または「数量制限」である旨として、例えば「トラフィックの影響で配信不可」という表示が為される。
図8(b)によると、「緊急事態」である旨として、例えば「業務データ優先中のため映像配信停止中」という表示が為される。
図8(c)によると、当該監視拠点が「登録外」である旨として、例えば「この端末では映像配信拠点は閲覧できません」という表示が為され、さらに「閲覧可能な映像配信拠点は次より選択してください」という表示が為されて、「登録一覧」を画面クリックすることにより自端末(自監視拠点)がどの映像配信拠点より映像配信を受けることができるのかを表示する画面に移行することができる。
この登録一覧による画面表示は、例えば、前述した図5のメモリテーブル1を参照することで、自端末がどの映像配信拠点より映像配信を受けることができるのかを表示することができる。
図2は、本発明の実施の形態であるネットワーク監視システムの第2実施例を示す。
この第2実施例は、既存のネットワーク網に対して映像配信拠点101や監視拠点104を追加設備として設置する場合に特に有効な複合ネットワーク網とすることができ、また、動作そのものは前述した図4や図7のものと同様である。
基幹線路203は、例えばFDDIなどの光ネットワーク等が中心となっており、複合ネットワーク網の基幹となる線路である。
そして、枝線路201は映像配信拠点101から基幹線路203に接続する枝路部分であり、枝線路204は管理サーバ107から基幹線路203に接続する枝路部分であり、枝線路205は監視拠点104から基幹線路203に接続する枝路部分であり、ルータ202は前記基幹線路203と各枝線路(201、204、205)をブリッジングあるいはルーティングすることでバス接続する装置である。
なお、このルータ202は、多段階で中継されている場合もある。
例えば既存設備である基幹線路203に対して、枝線路201と映像配信拠点101を追加設置する場合、枝線路201に接続されるノードのトラフィックの集中を抑止する必要がある。
そこで、監視拠点105は基幹線路203に接続されるエリア毎(すなわち枝線路201毎)に、当該枝線路201(すなわち当該映像配信拠点101)に対する優先度を前述した図5のメモリテーブル1のように設定する。
ここで、何れかの映像配信拠点101において、何らかの緊急事態が発生し、それぞれ分散的に設置されている監視拠点105から映像配信を要求してきた場合、前述した図6のメモリテーブル2を参照して枝線路201に対する伝送レートに基づいて配信最大数を制限することで枝線路201のトラフィック集中が回避される。
そして制限される配信先は、メモリテーブル1の優先度に基づき、当該映像配信拠点101に対して優先度の低い監視拠点104がアクセス制限されることとなる。
なお、複数の監視拠点104が同等の優先度である場合、先に接続した方が優先され、また、後で接続要求が為された監視拠点104が有る場合、優先度の低い監視拠点104より強制的に切断されるようにしても良い。
映像配信拠点101や監視拠点104が設置された場合、基幹線路203は、各枝線路に比較すると伝送容量が大きいとはいえ、各映像配信拠点101からの映像ストリームの合算によってネットワーク全体としてトラフィックが過大となる場合があり、そのため全体としてのトラフィックを制限する必要がある。
その場合、管理サーバ107において、前述した図6のメモリテーブル2による配信最大数M63について、基幹線路203の合算の最大配信数を予め任意に設定しておくことで制限することが可能となる。
なお、優先度によっては、どのような状況下でも、特定の映像配信拠点101より映像配信が為されない(接続できない)監視拠点104を設定しておくこともできる。
以上、詳細に説明したように本発明の実施の形態は、複数の映像配信拠点と複数の監視拠点とその他の各種の端末が設置された複合ネットワークにおいて、管理サーバを設け、前記複数の映像配信拠点、または、前記複数の監視拠点に、予め任意に定めた優先順位を前記管理サーバに設定し、前記複数の監視拠点のうちの任意の監視端末より前記管理サーバに前記映像配信拠点の映像配信要求が為された場合に、トラフィック状況及び前記優先順位に基づいて前記映像配信要求のあった映像配信拠点より当該監視拠点に対して映像配信が為されるものである。
また、複合ネットワークにおいて、想定外のトラフィック集中が発生した場合に備え、システム上で最も優先度の高い監視拠点104を設定しておき、この監視拠点105によりの監視拠点104を強制切断するようにし、強制的な閲覧禁止を行うことも可能となる。
これは、既設のネットワーク(基幹線路)に枝線路を追加設置したような場合、突発的なトラフィックが発生する場合があるため、映像配信拠点101をトラフィックに合わせて、適時配信できるだけの映像ストリームを配信する機能を持たせることとする。
例えば、伝送帯域が充分である場合には、映像配信は15BPS、帯域が少ししか取れない場合は、映像配信は5BPSとなるように、適応的に配信の伝送レートを可変設定することで適時できる限りの配信を行う。
また、既設のネットワーク網に、監視カメラ等の映像配信機器102を接続することで、第1実施例や第2実施例に示すネットワーク監視システムを構築することができる。
このことは、汎用PCで映像表示をすることにより、業務用PCがそのまま利用でき、既存のネットワークに対して管理サーバ107と映像配信拠点101を接続することによって、通常の業務と共に、映像による監視業務を行うことのできる監視拠点104とすることができる。
既存ネットワークは一般業務以外の用途にも用いられる複合ネットワーク網となる。ネットワーク機器、インフラは既設のものを利用でき、業務用端末が監視用PCとして利用できる。
以上詳述したように本発明によると、画像データを扱う複合ネットワーク網において映像ストリームを流し、分散した監視拠点において監視を行うネットワーク監視システムに関し、通常業務データとカメラ映像データを一元化し、ネットワーク上のトラフィック、及び、各端末が各監視カメラに対して予め任意に設定した優先度に応じて、カメラ映像データの配信を行う、場合によっては制限して行うことができる。
また本発明によると、既設ネットワーク網に監視システムを組込み、費用対効果を向上させると共に、ネットワーク管理作業は業務用、監視用ともに一元化する。このために、業務用ネットワークを圧迫しない、あるいは圧迫すると予想される場合に事前回避を行う仕組みを持つネットワーク監視システムとすることができる。
また本発明によると、映像配信拠点単位における映像配信数の制限とシステム全体の映像配信数の制限を個別に行い、配信拠点での局所的な負荷、システム全体としての負荷を軽減するとともに、映像配信機器は努力最善型の配信を行うことで、ネットワークのトラフィックに合わせた適時配信を行うことができる。
また本発明によると、既設ネットワーク網に、監視カメラによる映像信号等のデータ量の多いシステムを組込むことができ、費用対効果を向上させることが可能となる。
このことは、既設ネットワーク網を利用することにより、ネットワーク管理作業は業務用、監視用ともに一元化でき、また、既設ネットワーク網のトラフィック状況に合わせた映像ストリームの配信、制限を行い局所的あるいは全体的なトラフィックの集中を回避し、既存ネットワーク設備との共存を果たすことが可能となる。
本発明の実施の形態であるネットワーク監視システムの第1実施例を示す。 本発明の実施の形態であるネットワーク監視システムの第2実施例を示す。 従来のネットワーク監視システムの一例を示す。 本発明の実施の形態であるネットワーク監視システムの動作チャートを示す。 本発明の実施の形態である管理サーバに記憶された映像配信拠点と登録された監視拠点の優先度のテーブル(メモリテーブル1)を示す。 本発明の実施の形態である管理サーバに記憶されたトラフィックによるレート及び優先度のテーブル(メモリテーブル2)を示す。 本発明の実施の形態である管理サーバの動作フローチャートを示す。 本発明の実施の形態である監視拠点の表示画面例を示し、(a)は優先度または数量制限により配信されない場合、(b)は緊急事態により配信されない場合、(c)は登録外により配信されない場合、の各表示画面である。
符号の説明
101(101−1、101−2、・・・、101−n):映像配信拠点、
102:映像配信機器(監視カメラ)、
104(104−1、104−2、・・・、104−n):監視拠点、
105:映像表示装置(画像表示装置)、
106:サーバ群(業務用)、107:管理サーバ(監視用)、
201、204、205:枝線路、202:ルータ装置、203:基幹線路、
301:ネットワーク網(従来)、302:ネットワーク網(従来、既設)、
303:業務拠点、304:業務用端末(パソコン)、304:管理サーバ(従来)、
314:監視拠点(従来)、315:映像表示装置(従来)、
M51〜M53:メモリテーブル1、M61〜M64:メモリテーブル2、

Claims (4)

  1. 監視映像を配信する複数の映像配信部と、少なくとも前記監視映像を管理するサーバと、前記監視映像により監視を行う少なくとも1つの監視端末とを有し、
    前記複数の映像配信部と、前記サーバと、前記少なくとも1つの監視端末がネットワークに接続されたネットワーク監視システムにおいて、
    前記サーバには、前記複数の映像配信部に対する所定の優先順位が設定され、
    前記少なくとも1つの監視端末より前記サーバに前記監視映像の配信要求が為された場合に、ネットワーク上のトラフィック状況及び前記優先順位に基づいて前記複数の映像配信部が監視映像を配信し、該配信を受信した当該監視端末に前記監視映像を表示することを特徴とするネットワーク監視システム。
  2. 監視映像を配信する少なくとも1つの映像配信部と、少なくとも前記監視映像を管理するサーバと、前記監視映像により監視を行う複数の監視端末とを有し、
    前記少なくとも1つの映像配信部と、前記サーバと、前記複数の監視端末がネットワークに接続されたネットワーク監視システムにおいて、
    前記サーバには、前記複数の監視端末に対する所定の優先順位が設定され、
    前記複数の監視端末のうちの任意の監視端末より前記サーバに前記監視映像の配信要求が為された場合に、ネットワーク上のトラフィック状況及び前記優先順位に基づいて前記少なくとも1つの映像配信部が監視映像を配信し、該配信を受信した当該監視端末に前記監視映像を表示することを特徴とするネットワーク監視システム。
  3. 監視映像を配信する複数の映像配信部と、少なくとも前記監視映像を管理するサーバと、前記監視映像により監視を行う複数の監視端末とを有し、
    前記複数の映像配信部と、前記サーバと、前記複数の監視端末がネットワークに接続されたネットワーク監視システムにおいて、
    前記サーバには、所定の前記複数の映像配信部、及び、前記複数の監視端末の少なくとも一方に対する所定の優先順位が設定され、
    前記複数の監視端末のうちの任意の監視端末より前記サーバに対して前記複数の映像配信部のうちの任意の映像配信部に映像の配信要求が為された場合に、ネットワーク上のトラフィック状況及び前記優先順位に基づいて前記配信要求のあった任意の映像配信部が監視映像を配信し、これを受信した当該監視端末に前記監視映像を表示することを特徴とするネットワーク監視システム。
  4. 前記映像配信部は監視カメラを含み、
    前記監視端末は映像表示を行う表示部を含み、
    前記サーバは前記監視カメラと前記表示部のうちの少なくとも一方に関する優先順位を設定した記憶部を有することを特徴とする前記請求項1乃至請求項3に記載のネットワーク監視システム。
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