JP2005135712A - 人体アース装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】専門的な技術や知識が不要で、安定して高い効果を得ることができる人体アース装置を提供する。
【解決手段】アース線11は、一端側が2本の分岐線15から成り、各分岐線15の端部に人体接続部17を有し、他端側に接地用接続部18を有している。高周波電流制限装置13は、アース線11に直列に接続され、遮断可能な高周波電流の周波帯域を選択的に切換え可能な構成を有している。電流逆流防止装置12は、各分岐線15に直列に接続されている。電流方向制御装置14は、他端側に直列に接続されている。電流方向制御装置14は、一端側から他端側に電流を流す第1ダイオード23と、他端側から一端側に電流を流す第2ダイオード24と、両方向に電流を流す切換え用アース線25と、第1ダイオード23と第2ダイオード24と切換え用アース線25とを選択的に切換え可能なスイッチ26とを有している。
【選択図】図1

Description

本発明は、人体内のイオンや電子の過不足の解消を行うための人体アース装置に関する。
生体内では、Na,Ca,K等の原子がイオン化することによって電子を生じ、様々な活動の電気的なエネルギーとなっていることが知られている。心電図、脳波、筋電図などは、これらの微弱な電位の違いを測定するものである。また、細胞が傷つけられて痛みを感じる場合には、その場所に電子が集まることが知られており、負傷電流と呼ばれている。さらに、慢性化した鈍重感、局所のしびれ、違和感などでは、電子が不足して細胞の活動が鈍化し、血流が悪くなることが知られている。
従来、このような生体内のイオンや電子の過不足を解消することにより治療を行う方法として、イオンパンピング療法やダイオード療法がある。イオンパンピング療法は、痛みの部位とそこから離れた部位とに鍼を刺し、両鍼間をダイオード内蔵のコード(特許文献1、2参照)で結び、痛みの部位の過剰な陽イオンを中和するものである。ダイオード療法は、ダイオードを経穴に貼り、同様の効果を得るものである。
また、従来の人体をアースする装置として、アース線と、アース線に接続された、人体と接触される電極とを具備し、人体に蓄積された静電気を除去する装置がある(特許文献3参照)。
実開昭50−64387号公報 実開昭50−64388号公報 特開平7−275371号公報
しかしながら、イオンパンピング療法は、刺した鍼を結んで治療を行うため、針灸の技術の専門的な知識と技術が必要となるという課題があった。ダイオード療法もまた、経穴にダイオードを貼るために専門的な知識が必要となるという課題があった。また、特許文献3記載の従来の装置は、静電気の除去には有効であるが、人体内のイオンや電子の過不足の解消を行う効果にはばらつきがあり、効果が十分でないという課題があった。
本発明は、このような課題に着目してなされたもので、専門的な技術や知識が不要で、安定して高い効果を得ることができる人体アース装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明に係る人体アース装置は、一端側に人体接続部を有し他端側に接地用接続部を有するアース線と、前記アース線に直列に接続された高周波電流制限装置とを、有することを特徴とする。
本発明に係る人体アース装置は、人体接続部を人体に接触させ、接地用接続部を接地して使用される。このとき、人体内のイオンや電子の過不足の状態により、電子が人体から地面へ、または地面から人体へ移動し、人体内のイオンや電子の過不足を解消することができる。また、人体が静電気により帯電している場合、電子が人体から地面へ、または地面から人体へ移動し、静電気を除去することができる。
本発明者らは、本発明に係る人体アース装置で実験の結果、人体内のイオンや電子の過不足を解消することにより、人体内のイオンや電子の過不足による痛みやしびれなどをとることができることを発見した。さらに、実験の結果、痛みで電子が過剰なときには、人体から地面へ電子を移動させることにより、痛みを軽減または除去できること、慢性の鈍重感やしびれなどで電子が不足しているときには、地面から人体へ電子を移動させることにより、鈍重感やしびれなどを軽減または除去できることを発見した。
また、本発明者らは、従来の人体アース装置を使用したところ、人体内のイオンや電子の過不足を解消する効果にばらつきがあり、効果が十分ではないことを見出した。本発明者らは、このばらつきが装置を使用する環境によって変化することから、テレビ、ラジオ、携帯電話、パソコン、その他の無線機器からの高周波電流がアース線に流れ、電子の流れを妨害したり、電子を逆流させたりすることが原因であると推測した。そこで、本発明者らは、この高周波電流を遮断するために、高周波電流制限装置をアース線に直列に接続したところ、高周波電流制限装置を接続しない場合に比べて、安定して人体内のイオンや電子の過不足を解消する効果が得られた。こうして、本発明を完成するに至った。
このように、本発明に係る人体アース装置では、高周波電流制限装置が、アース線に流れる無線機器からの高周波電流を遮断することができる。このため、高周波電流による影響を防ぎ、人体内のイオンや電子の過不足の解消について安定して高い効果を得ることができる。なお、高周波電流制限装置は、例えば、コイルにフェライトビーズを用いたラインフィルタから成ることが好ましい。ラインフィルタは、信号を選択的に分離するものであり、ローパスフィルタのように高周波電流を遮断し、直流電流を流すことができる。また、フェライトビーズを用いると、小型で丈夫なラインフィルタを簡単に作ることができる。
本発明に係る人体アース装置では、人体接続部は、足の裏の土踏まずや、痛みやしびれがある部位に接触させることが好ましい。人体接続部は、金属板などの導電性の板から成ることが好ましい。本発明に係る人体アース装置は、鍼灸のように専門的な技術や知識が不要なため、容易に利用できる。
本発明に係る人体アース装置で、前記一端側は2本の分岐線から成り、各分岐線の端部に人体接続部を有し、各分岐線に直列に接続された電流逆流防止装置を有していることが好ましい。この場合、2つの人体接続部を人体の2箇所で接触させるため、電子を効率よく移動させることができる。このため、人体内のイオンや電子の過不足の解消や静電気の除去を効果的に行うことができる。また、電流逆流防止装置が、人体と各分岐線との間で環流する無線機器からの高周波電流を遮断することができる。このため、高周波電流による影響を防ぎ、人体内のイオンや電子の過不足の解消について安定して高い効果を得ることができる。
本発明に係る人体アース装置は、前記他端側に直列に接続された電流方向制御装置を有していることが好ましい。また、前記電流方向制御装置は、前記一端側から前記他端側に電流を流す第1ダイオードと、前記他端側から前記一端側に電流を流す第2ダイオードと、両方向に電流を流す切換え用アース線と、前記第1ダイオードと前記第2ダイオードと前記切換え用アース線とを選択的に切換え可能なスイッチとを有していることが好ましい。この場合、慢性の鈍重感やしびれなどで電子が不足しているときには、スイッチを第1ダイオードに切換えて人体から地面へ電流を流し、地面から人体へ電子を移動させることにより、鈍重感やしびれを軽減または除去できる。痛みなどで電子が過剰なときには、スイッチを第2ダイオードに切換えて地面から人体へ電流を流し、人体から地面へ電子を移動させることにより、痛みを軽減または除去できる。また、イオンや電子の過不足の状態が不明なときや静電気が帯電しているときには、スイッチを切換え用アース線に切換えて両方向に電流が流れ、両方向に電子が移動できるようにすることにより、その不快感を軽減または除去できる。このように電子の移動方向を制御して、人体内のイオンや電子の過不足の解消や静電気の除去を効果的に行うことができる。
本発明に係る人体アース装置で、前記高周波電流制限装置は遮断可能な高周波電流の周波帯域を選択的に切換え可能な構成を有していることが好ましい。この場合、アース線に流れる高周波電流の周波数が場所により変化しても、その変化に対応して高周波電流を遮断することができる。このため、高周波電流による影響を効果的に防ぎ、人体内のイオンや電子の過不足の解消について安定して高い効果を得ることができる。
本発明に係る人体アース装置は、直流電源と回路選択スイッチとを有し、前記回路選択スイッチは各分岐線を前記直流電源と前記アース線とに選択的に接続可能に構成され、各分岐線は前記回路選択スイッチを介して一方が前記直流電源のマイナス端子に、他方がプラス端子に接続されていてもよい。
この構成では、回路選択スイッチを直流電源に接続すると、人体と各分岐線との間で直流電流を環流させることができる。これにより、慢性化した組織に変化を与えることができる。その後、回路選択スイッチを切り換えてアースすることにより、慢性化した痛みを効果的に軽減または除去できる。
本発明に係る人体アース装置は、前記人体接続部を温める加熱部を有することが好ましい。加熱部は、例えば電気保温器や使い捨てカイロ収納部から成り、人体接続部に接触して温めるようになっている。加熱部を有する場合、足などの接触部位を温めて発汗させ、その汗により電気を流れやすくして、イオンや電子の過不足解消の効果を高めることができる。
本発明によれば、専門的な技術や知識が不要で、安定して高い効果を得ることができる人体アース装置を提供することができる。
以下、図面に基づき、本発明の実施の形態について説明する。
図1乃至図3は、本発明の実施の形態の人体アース装置を示している。
図1に示すように、人体アース装置10は、アース線11と2つの電流逆流防止装置12と高周波電流制限装置13と電流方向制御装置14とを有している。
アース線11は、絶縁されたコードから成り、長さが数m〜10m程度である。アース線11は、一端側が2本の分岐線15から成り、他端側が1本の幹線16から成る。アース線11は、各分岐線15の端部にそれぞれ人体接続部17を有し、幹線16の端部に、接地用接続部18を有している。各人体接続部17は、アース線11に電気的に接続しており、導電性を有する楕円形状の金属板から成っている。各人体接続部17は、特にステンレスから成ることが好ましい。接地用接続部18は、アース線11に電気的に接続しており、クリップから成っている。
各電流逆流防止装置12は、コイルにフェライトビーズを用いたラインフィルタから成り、それぞれ各分岐線15に直列に接続されている。
高周波電流制限装置13は、幹線16に直列に接続されている。高周波電流制限装置13は、2つのラインフィルタ19,20と切換え用コード21と2点連動スイッチ22とから成る。一方のラインフィルタ19は、幹線16に直列に接続されている。2点連動スイッチ22は、他方のラインフィルタ20と切換え用コード21とを選択的に切換え可能に、幹線16の端部側に直列に接続されている。なお、各ラインフィルタ19,20は、コイルにフェライトビーズを用いて成っている。
電流方向制御装置14は、高周波電流制限装置13と幹線16の端部との間に、直列に接続されている。電流方向制御装置14は、第1ダイオード23と第2ダイオード24と切換え用アース線25と3点連動スイッチ26とから成る。第1ダイオード23は、アース線11の他端側から一端側に電子を移動させるよう、アノードを一端側に向けカソードを他端側に向けて接続されている。第2ダイオード24は、一端側から他端側に電子を移動させるよう、カソードを一端側に向けアノードを他端側に向けて接続されている。切換え用アース線25は、両方向に電子が移動できるよう、コード線から成る。3点連動スイッチ26は、第1ダイオード23と第2ダイオード24と切換え用アース線25とを選択的に切換え可能に構成されている。
次に、作用について説明する。
図2に示すように、人体アース装置10は、各人体接続部17を足の裏の土踏まずや、痛みやしびれがある部位に接触させ、接地用接続部18を室内のアース端子などに接続して使用される。人体アース装置10では、慢性の鈍重感やしびれなどで電子が不足しているときには、3点連動スイッチ26を第1ダイオード23に切換えて地面2から人体1へ電子を移動させる。痛みなど電子が過剰なときには、3点連動スイッチ26を第2ダイオード24に切換えて人体1から地面2へ電子を移動させる。
また、イオンや電子の過不足の状態が不明なときや静電気が帯電しているときには、3点連動スイッチ26を切換え用アース線25に切換えて両方向に電子が移動できるようにする。このとき、人体1内のイオンや電子の過不足の状態により、電子が人体1から地面2へ、または地面2から人体1へ移動する。このように、人体アース装置10は、電子の移動方向を制御して、人体1内のイオンや電子の過不足の解消や、静電気の除去を効果的に行うことができる。また、2つの人体接続部17を人体1の2箇所で接触させるため、電子を効率よく移動させることができる。これにより、人体1内のイオンや電子の過不足による痛みやしびれなどをとることができる。
人体アース装置10では、高周波電流制限装置13が、アース線11に流れる無線機器からの高周波電流を遮断することができる。また、2点連動スイッチ22をラインフィルタ20または切換え用コード21に切換えて、遮断可能な高周波電流の周波帯域を選択的に切換えることができる。これにより、アース線11に流れる高周波電流の周波数が場所により変化しても、その変化に対応して高周波電流を遮断することができる。特に、アース線11は数m〜10m程度の長さを有し、無線機器からの高周波電流が流れやすいため、高周波電流制限装置13による高周波電流の遮断が効果的である。このため、高周波電流による影響を効果的に防ぎ、人体1内のイオンや電子の過不足の解消について安定して高い効果を得ることができる。
人体アース装置10では、電流逆流防止装置12が、人体1と各分岐線15との間で環流する無線機器からの高周波電流を遮断することができる。このため、高周波電流による影響を防ぎ、人体1内のイオンや電子の過不足の解消について安定して高い効果を得ることができる。
このように、人体アース装置10は、鍼灸のように専門的な技術や知識が不要なため、容易に利用できる。
なお、図3に示すように、人体アース装置10は、直流電源27と、回路選択スイッチ28とを有していてもよい。直流電源27は、乾電池29と抵抗30と可変抵抗31とを直列に接続して成り、回路選択スイッチ28は、2点連動のスイッチから成り、各分岐線15を直流電源27とアース線11の他端側とに選択的に接続可能に構成されている。各分岐線15は、回路選択スイッチ28を介して一方が直流電源27のマイナス端子に、他方がプラス端子に接続される。図3に示す構成では、回路選択スイッチ28を直流電源27に接続すると、人体1と各分岐線15との間で直流電流を環流させることができる。これにより、慢性化した堅固な組織に変化を与えることができる。その後、回路選択スイッチ28を他端側に切り換えてアースすることにより、慢性化した痛みを効果的に軽減または除去できる。
以下に、人体アース装置10を使用した治療例を示す。
1.急性の痛み、自発痛、動作痛をハッキリと訴えた症例。人体1内の電子が過剰であり、3点連動スイッチ26を第2ダイオード24に切換えて人体1から地面2へ電子を移動させる治療を行った。
[症例1] 右母指の腱鞘炎、62才、女性
来院の半年前より、右母指腱鞘炎。整形外科にて、局所に注射。内科にて、薬を服用するものの、改善せず。
母指伸展時に痛みが走る。2〜3日温めたところ、痛みが増大したと訴えて来院。軽い自発痛を伴う。
人体アース装置10の3点連動スイッチ26を第2ダイオード24にセットし、人体接続部17を装着したところ、即座に痛みが半減。隔日5回の治療で、痛みが殆ど感じないまでに改善し、治癒した。
[症例2] 膝関節痛、65才、男性
来院の2週間前に山登りをした後、右膝の関節が痛む。病院にて注射をしても改善せず、「年をとって軟骨が減っているので仕方がない」と診断される。膝関節の右下際に著明な圧痛。
人体アース装置10を取り付け、3点連動スイッチ26を第2ダイオード24に切換え、痛がっていた部分を押してみるが、殆ど痛みなし。階段を降りると痛みが残るというので、週2回のペースで治療。6回目で痛みがなくなり、治癒した。
[症例3] ぎっくり腰、54才、男性
来院の一昨日前、物を持ち上げて腰に痛みが走り、後屈できず、前屈みになってしか歩けない状態で来院。
ベットに寝かせて膝を立て、腰を持ち上げるよう指示してみるが、痛みのため上がらず。人体アース装置10を取り付け、3点連動スイッチ26を第2ダイオード24に切換え、動かすように指示すると、痛みは感じるが大分上がるように改善する。
[症例4] アトピー性皮膚炎、25才、女性
生理前になると下半身(特に腰部)のカユミ、ハレがひどくなり、じっとしていられない位になる症状。
うつ伏せになり、カユミの最もひどい腰部をアルミ箔で被い、人体アース装置10の3点連動スイッチ26を第2ダイオード24に切換えて人体接続部17をアルミ箔につなぐ。30分後、カユミが殆どない状態に改善する。
[症例5] 手首骨折後の痛み、43才、男性
昔骨折した手首の部位が痛む。アルミ板を曲げて手首に密着。人体アース装置10の3点連動スイッチ26を第2ダイオード24に切換えて人体接続部17をアルミ板に接続すると、手首を曲げても殆ど痛みがなくなる。アルミ板をはずしても、治療前より痛みが3割位まで減少し、改善する。
2.慢性の鈍痛、シビレ感、倦怠感を訴えた症例。人体1内の電子が不足しており、3点連動スイッチ26を第1ダイオード23に切換えて地面2から人体1へ電子を移動させる治療を行った。
[症例6] 抜歯後の不快な違和感、35才、男性
右奥歯を2本抜いた後の不快な鈍痛が5年間とれない。病院にて、あらゆる痛み止めを服用。局部に麻酔注射をするも、効果なし。
人体アース装置10を取り付け、3点連動スイッチ26を切換える。第1ダイオード23にセットしてそのまま15分おくと、鈍痛が6割位に減り、改善する。
[症例7] 風邪後の倦怠感、足のシビレ感、74才、女性
風邪の症状が2週間以上続き、咳が治ったものの、だるさが抜けず、足がシビレ、力が入らない症状。
人体アース装置10を取り付け、3点連動スイッチ26を切換える。第1ダイオード23にセットして15分おく。治療後、足に力が入り、シビレも感じない程度に改善する。
[症例8] 抗ガン剤投与中の足のシビレ、56才、女性
乳ガンが腰部に転移し、通院で抗ガン剤投与中。脱毛、爪の壊死、倦怠感に加えて、足底がしびれる。
人体アース装置10を取り付ける。3点連動スイッチ26を第1ダイオード23に設定する。15分すると、足のシビレも半減し、だるさも楽になり、改善する。
3.健康管理、疲労回復の症例および、亜急性の痛み、筋肉痛を訴えた症例。3点連動スイッチ26を切換え用アース線25に切換えて両方向に電子が移動できるようにして治療を行った。
[症例9] ムチウチ後の頸から手の鈍痛、シビレ、53才、女性
来院の半年前に交通事故により、頸部捻挫。以後、整形外科に通院するものの改善せず。精査の結果、頸部のヘルニアも認められるので、シビレはとれないと診断されて来院。
人体アース装置10を取り付け、3点連動スイッチ26を切換えながら上を向いてもらうと、切換え用アース線25にて殆ど症状消失。30分後にはずすと、痛み、シビレが半減する。同上の治療6回にて、症状殆ど消失、治癒とする。
[症例10] ゴルフ後の疲労感、筋肉痛、78才、男性
ゴルフ後に疲労感を感じ来院。診察時、血圧150/90、脈拍85にて不整脈も出る。
人体アース装置10を取り付け、3点連動スイッチ26を切換え用アース線25に切換えて、30分間休息。血圧130/80、脈拍75にて安定する。翌日、疲労感もなくなり、筋肉痛もかなり軽減する。
4.喘息発作の症例。3点連動スイッチ26を第2ダイオード24に切換えて人体1から地面2へ電子を移動させる治療を行った。
[症例11] 喘息発作、中〜重等度、55才、女性
来院の2日前から発作が出る。なお、通常の治療では、1日2本の喘息治療用点滴を3日位続けることにより発作を抑えている。
人体アース装置10を取り付け、3点連動スイッチ26を第2ダイオードに切換えると、喘息発作の症状が治療前の3割位に減少し、軽減する。念のため点滴も行ったが、1本の点滴で十分であった。
[症例12] 喘息発作、重度、36才、男性
風邪をひき、喘息発作を併発。喉の痛みもあり、喘息治療用点滴を3本行っても症状の軽減がみられない。
人体アース装置10を取り付け、3点連動スイッチ26を第2ダイオードに切換えると、喉の痛みが軽減し、呼吸の苦しさも2〜3割位に減少する。30分安静にした後、人体アース装置10を取り外した。その後も、呼吸の苦しさは2〜3割位に減少した状態を保った。
5.人体アース装置10と特許文献1,2記載のイオンパンピング用のコードとを併用して治療を行った。
[症例11] ギックリ腰、60才、女性
来院の2日前に草刈りをしていて腰にギクッとした痛みを感じ、以後、動作の度に痛みを感じる。
3点連動スイッチ26を第2ダイオード24に切換えて人体アース装置10を装着すると、動作痛が半減した。うつ伏せにして、痛みの残る部位に鍼を打ち、その鍼から人体接続部17にイオンパンピング用のコードをつないだ。翌日、痛みは減少したものの、まだ右半身に痛みを感じる。そこで、同じ治療法にて、特許文献1,2記載のイオンパンピング用のコードを人体アース装置10に替えて治療を行った。その結果、右半身の痛みは減少し、3回目の来院による治療で、殆ど痛みは消失し、治癒した。
この症例では、高周波電流制限装置が、コードに流れる無線機器からの高周波電流を遮断したため、安定して高い効果を得ることができたものと考えられる。
6.慢性の痛みを訴えた症例。図3に示す人体アース装置10を使用して治療を行った。
[症例14] 慢性腰痛、50才、女性
介護の仕事をしていて、腰が重苦しくなり、来院。
人体アース装置10の回路選択スイッチ28を他端側に切り換えて治療を行うと、腰の重苦しさは3割位になるが、その後変化なし。
回路選択スイッチ28を直流電源27に切り換える。10分後、回路選択スイッチ28を他端側に切り換え、3点連動スイッチ26を切換え用アース線25に切換えて、さらに10分おくと、重苦しさが軽減する。以前の治療に比べて、楽になり、改善する。
[症例15] 慢性腰痛、座骨神経痛、55才、女性
来院歴が数年になるが、症状は軽減するものの、週末になると腰の重苦しさが強くなる。
回路選択スイッチ28を直流電源27に切り換え、その後、回路選択スイッチ28を他端側に切り換え、3点連動スイッチ26を切換え用アース線25に切換えると、腰の重苦しさが軽減する。その後、以前より腰の重苦しさが少なくなり、改善する。
これらの症例により、人体アース装置10は、以下に示す症状などに効果が期待できる。
1.様々な原因で起きる痛みのうち、体(局所)の陽イオン、陰イオンや電子の過不足が原因となっているもの。
2.急性や亜急性の殆どの痛みに効果が期待できる。特に、末期ガンの痛みに効果が期待できる。
3.塩分(Na)のとり過ぎにより血圧が上昇し、血圧を下げるにはカリウムが有効であることが知られている。これにより、血圧の上昇は、カリウム、ナトリウムのイオンアンバランスが原因であると考えられるので、高血圧に効果が期待できる。
4.アレルギー性の疾患のうち、アトピー性皮膚炎、喘息発作は、ダイオード療法で効果があることから、イオンバランスが関係していると考えられ、効果が期待できる。
5.様々な病気の原因となることが知られ始めた活性酸素も、原子のフリーラジカルが関係しているため、電子の過不足を調整することで、効果が期待できる。
6.倦怠感にも効果が期待でき、また、使用中非常に心地良いことから、精神的なリラクゼーションの効果も期待できる。このため、医療の現場のみならず、良好なアースさえ行えれば、家庭でも健康管理に十分使用が可能である。
7.人体アース装置10を装着した状態で、鍼灸を施術しても、病院で点滴をしても一向に差し支えない。人体アース装置10を装着した状態で症状が半減すれば、残りの症状をとるための鍼、灸、点滴等は、最小限で済む。このため、施術による患者の苦痛、モルヒネやステロイドなどの投薬による副作用、経済的負担を減らすことができる。
8.鍼灸院、接骨院、病院、そして家庭において、広く利用できる可能性がある。しかも、人体アース装置10さえあれば、電気代もいらず、半永久的に利用できる。
9.痛みが増大しているときや炎症を起こしているときには、足底や痛みの局所からアースするよりも、左足なら右手、右足なら左手といった手足で反対の側からアースした方が効果が得られやすい。
10.慢性化した鈍重感や、残っている痛みに、効果が期待できる。
さらに、人体アース装置10は、以下に示す症状にも応用が期待できる。
1.一般にアトピー、喘息といったアレルギー疾患を抑えるのに多量のステロイドが使われている。人体アース装置10の利用でステロイドの量をコントロールできる可能性がある。
2.外科手術の現場で、手術後に利用して痛みが緩和できれば、痛み止めの量を減らし、回復を早める可能性がある。
3.スポーツ選手の疲労後の乳酸値も、イオンバランスに関係するとすれば、練習後の回復を早める可能性がある。
4.一般の家庭でも、常時使用することにより、体内電子をコントロールし、疾病予防に十分に役立つ可能性がある。
本発明の実施の形態の人体アース装置を示す回路図である。 図1に示す人体アース装置の使用状態を示すブロック回路図である。 図1に示す人体アース装置の直流電源を有する変形例を示す回路図である。
符号の説明
1 人体
2 地面
10 人体アース装置
11 アース線
12 電流逆流防止装置
13 高周波電流制限装置
14 電流方向制御装置
15 分岐線
16 幹線
17 人体接続部
18 接地用接続部
19,20 ラインフィルタ
21 切換え用コード
22 2点連動スイッチ
23 第1ダイオード
24 第2ダイオード
25 切換え用アース線
26 3点連動スイッチ
27 直流電源
28 回路選択スイッチ
29 乾電池
30 抵抗
31 可変抵抗

Claims (6)

  1. 一端側に人体接続部を有し他端側に接地用接続部を有するアース線と、
    前記アース線に直列に接続された高周波電流制限装置とを、
    有することを特徴とする人体アース装置。
  2. 前記一端側は2本の分岐線から成り、各分岐線の端部に人体接続部を有し、各分岐線に直列に接続された電流逆流防止装置を有することを、特徴とする請求項1記載の人体アース装置。
  3. 前記他端側に直列に接続された電流方向制御装置を有することを、特徴とする請求項1または2記載の人体アース装置。
  4. 前記電流方向制御装置は、前記一端側から前記他端側に電流を流す第1ダイオードと、前記他端側から前記一端側に電流を流す第2ダイオードと、両方向に電流を流す切換え用アース線と、前記第1ダイオードと前記第2ダイオードと前記切換え用アース線とを選択的に切換え可能なスイッチとを有することを特徴とする請求項3記載の人体アース装置。
  5. 前記高周波電流制限装置は遮断可能な高周波電流の周波帯域を選択的に切換え可能な構成を有することを、特徴とする請求項1,2,3または4記載の人体アース装置。
  6. 直流電源と回路選択スイッチとを有し、前記回路選択スイッチは各分岐線を前記直流電源と前記アース線とに選択的に接続可能に構成され、各分岐線は前記回路選択スイッチを介して一方が前記直流電源のマイナス端子に、他方がプラス端子に接続されることを、特徴とする請求項2,3,4または5記載の人体アース装置。
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