JP2005134513A - 印刷装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 本発明はトナーセットC2にRFIDタグ40と取り付け、プリンタ装置1内に取り付けたアンテナを介してRFID通信部42によりCPU41との間でデータの授受を行い、「使用済みフラグ1」〜「使用済みフラグ3」、及び「使用済みフラグ選択データ」を使用し、不正に充填されたトナーセットC2の使用を禁止すると共に、正規のトナーの充填を行った再生トナーセットC2に対して複数回の使用を可能とするプリンタ装置1を提供するものである。
【選択図】 図1
Description
そこで、従来トナーカートリッジ等の消耗品にEEPROM等の不揮発メモリを装着し、充填物が欠乏した際、この欠乏を示す記録を書き込み、当該記録が存在する限りプリンタ装置の印刷が不可能な状態にする消耗品の不正利用防止装置が提案されている。
本願発明は、このような問題を解決すべく提案されたものであり、不正業者によるトナーカートリッジ等の消耗品の再使用を不可能にすると共に、正規の業者によるトナー充填、及びトナーカートリッジの再販売を可能とする機能を有する印刷装置を提供するものである。
また、前記演算に使用する式は、前記第2の記憶手段のエリアによって異なり、前記判断手段の判断結果が一致する時、前記第2の記憶手段の対応するエリアに使用不可の指示があることを判別する構成である。
また、前記判断手段による一致判断、及び禁止手段による禁止判断は、ネットワークを介してサーバで行う構成である。このように構成することにより、印刷装置のメモリ容量を減らし、演算処理等の負担を軽減することができる。
また、前記固有情報が書き込まれたRFIDタグを取り付けた消耗品と、該消耗品の使用情報を記録する不揮発性記憶手段とを内蔵する印刷装置において、前記書込手段による前記消耗品の使用情報の記憶は、前記RFIDタグに記憶された前記固有情報が一致する時行う構成である。
また、前記記憶手段による消耗品の使用情報の記憶は、ネットワークを介してサーバで行う構成である。このように構成することにより、印刷装置のメモリ容量を減らし、演算処理等の負担を軽減することができる。
また、印刷中電源異常等が生じても、RFIDタグに正確な印刷枚数等の情報を記録することができる。
(実施形態1)
図2は、本実施形態の説明に使用するタンデム方式のプリンタ装置(印刷装置)の例である。
感光体ドラム9は矢印方向に回動し、先ず帯電器10aからの電荷付与により、感光体ドラム9の周面を一様に帯電する。そして、印字ヘッド10bからの印字情報に基づく光書き込みにより、感光体ドラム9の周面に静電潜像を形成し、現像ロール10cによる現像処理によりトナー像を形成する。この時、感光体ドラム9の周面に形成されるトナー像は、現像容器10cに収納したイエロー(Y)色のトナーによる。このようにして感光体ドラム9の周面に形成されるトナー像は、感光体ドラム9の矢印方向の回動に伴って転写器10dの位置に達し、感光体ドラム9の直下を矢印方向に移動する用紙に転写される。
尚、上述の用紙は給紙カセット11から搬出される用紙のみならず、MPFトレイ16から供給される用紙も含まれ、この場合には用紙は給紙コロ16aによって搬入され、前述の経路によって印刷処理が行われる。
一方、図1はトナーセットC2に取り付けられたRFIDタグ40、及びプリンタ装置1本体に構築されるCPU42とRFID通信部42の構成を示す。トナーセットC2に取り付けられたRFIDタグ40にはRFIDタグチップが内蔵され、このRFIDタグチップのメモリ構成は図5に示す内容である。
先ず、「固有識別子」のデータをRFIDタグ40から読み出す(ステップ(以下、Sで示す)1)。すなわち、CPU41はRFID通信部42を制御してRFIDタグ41から「固有識別子」のデータを読み出す。前述のように、この「固有識別子」のデータはRFIDタグ毎に固有の値であり、例えば複数桁の数値やアルファベット等を使用したコードである。
一方、前述の判断(S3)において、上記演算結果が「使用済みフラグ選択データ」に記録されたデータと一致しなければ(S3がNO)、予め用意されている他の関数f2(X)のXに「固有識別子」の値を入力し、同様に演算処理を行う(S6)。そして、この演算結果が「使用済みフラグ選択データ」のデータと一致するか判断する(S7)。ここで、上記演算結果が「使用済みフラグ選択データ」に記録されたデータと一致していれば(S7がYES)、「使用済みフラグ2」のフラグ情報を読み込み(S8)、読み込んだフラグが使用済みフラグ“0”に一致するか判断する(S5)。そして、当該フラグが“0”であれば、前述のように使用可能状態と判断し、プリンタ装置1の印刷処理を許可する(S5)。
尚、上記実施形態の説明では、使用する消耗品としてトナーセットC2の例で説明したが、トナーセットC2に限らず、ドラムセットC1等の他の消耗品についても適用可能である。
次に、本発明の実施形態2について説明する。
本例においても、トナーセットC2に取り付けられたRFIDタグを使用する構成であり、RFIDタグとプリンタ装置1との関係は図9に示す通りである。前述の実施形態1で使用した図1と異なる構成は、図10に示すようにRFIDタグ45内のデータとして、「固有識別子」、「シリアル番号」、「印刷枚数カウンRFIDタグ45内のデータとして、「固有識別子」、「シリアル番号」、「印刷枚数カウンタ」が記述されている点である。
図12は本例の処理を説明するフローチャートであり、プリンタ装置1の電源投入、又はプリンタ装置1のフロントカバー22を閉じた時に開始する。
そして、両データが一致するか判断する(ST3)。ここで、両データが一致していれば(ST3がYES)、当該トナーセットC2はプリンタ装置1に装着されていたトナーセットC2に間違いないと判断し、プリンタ装置1本体内のEEPROM48の「枚数カウンタ」のデータをRFIDタグの「枚数カウンタ」の記憶エリアに書き込む(ST4)。
以上のように、本例によれば、何らかの原因で印刷処理中電源異常が発生しても、電源復帰時に、RFIDタグに正確な「印字回数カウンタ」のデータを入力することができる。
(実施形態3)
次に、本発明の実施形態3について説明する。
図13は、前述の図6に示すLAN等のネットワーク53に接続されたコンピュータシステムの構成図であり、本例のプリンタ装置1はパーソナルコンピュータ54a、54b等からの印刷データを受信し、印刷処理を行っている。また、プリンタ装置1は定期的或いはトラブル発生時に使用状態やトラブルの内容をサポート情報として電子メールで送信する機能を有する。
図15は電子メールの内容を一部示すものである。同図に示すトナーカウンタ(TSカウンタ)はトナーセットC2の使用状態を示すカウンタであり、TSシリアル番号は各トナーセットC2の固有番号である。したがって、サポート情報として、ユーザが使用するトナーセットC2のシリアル番号を集計サーバ58で把握する。
2・・・画像形成部
3・・・両面印刷用搬送ユニット
4・・・給紙部
5〜8・・・画像形成ユニット
9・・・感光体ドラム
10a・・・帯電器
10b・・・印字ヘッド
10c・・・現像ロール
10d・・・転写器
11・・・給紙カセット
12・・・待機ロール
13・・・搬送ベルト
14・・・駆動ロール
15・・・定着ユニット
16・・・MPFトレイ
18a〜18e・・・搬送ロール
19・・・搬送ロール
20・・・排紙ローラ
21・・・排紙スタッカ
22・・・フロントカバー
23・・・サイドカバー
24・・・操作パネル
40、45・・・RFIDタグ
41、47・・・CPU
42、46・・・RFID通信部
50・・・インターフェース(I/F)コントローラ
51・・・エンジンコントローラ
52・・・アンテナ
53・・・ネットワーク
54a、54b・・・パーソナルコンピュータ
55・・・メールサーバ
56・・・インターネット
57・・・メールサーバ
58・・・集計サーバ
60・・・ユーザ
61・・・メーカ
Claims (6)
- 固有情報が書き込まれたRFIDタグを取り付けた消耗品と、該消耗品の不正再生品の検出を行う検出手段とを内蔵する印刷装置において、
前記RFIDタグは、前記固有情報を記憶する第1の記憶手段と、装置使用不可の指示を記憶する第2の記憶手段と、前記固有情報に基づいて演算を行った結果を記憶する第3の記憶手段とを有し、
前記検出手段は、前記第1の記憶手段から前記固有情報を読み出し演算を行う演算手段と、該演算結果が前記第3の記憶手段に記憶された結果に一致するか判断する判断手段と、前記結果が一致する時前記第2の記憶手段の対応するエリアに使用不可の指示があることを判別し、該消耗品の使用を禁止する禁止手段とを有することを特徴とする印刷装置。 - 前記演算の式は、前記第2の記憶手段のエリアによって異なり、前記判断手段の判断結果が一致する時、前記第2の記憶手段の対応するエリアに使用不可の指示があることを判別することを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
- 前記判断手段による一致判断、及び禁止手段による禁止判断は、ネットワークを介してサーバで行うことを特徴とする請求項1、又は2記載の印刷装置。
- 固有情報が書き込まれたRFIDタグを取り付けた消耗品と、該消耗品の使用情報を記録する不揮発性記憶手段とを内蔵する印刷装置において、
前記消耗品の使用情報を記憶する記憶手段と、
所定のタイミングで前記記憶手段に記憶された消耗品の使用情報を前記記憶手段から前記RFIDタグに書き込む書込手段と、
を有することを特徴とする印刷装置。 - 前記固有情報が書き込まれたRFIDタグを取り付けた消耗品と、該消耗品の使用情報を記録する不揮発性記憶手段とを内蔵する印刷装置において、
前記書込手段による前記消耗品の使用情報の記憶は、前記RFIDタグに記憶された前記固有情報が一致する時行うことを特徴とする請求項4記載の印刷装置。 - 前記記憶手段による消耗品の使用情報の記憶は、ネットワークを介してサーバで行うことを特徴とする請求項4、又は5記載の印刷装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2003368573A JP2005134513A (ja) | 2003-10-29 | 2003-10-29 | 印刷装置 |
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Related Child Applications (1)
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Family Applications (1)
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009033412A (ja) * | 2007-07-26 | 2009-02-12 | Kyocera Mita Corp | 画像形成システムおよび画像形成装置 |
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2003
- 2003-10-29 JP JP2003368573A patent/JP2005134513A/ja active Pending
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