JP2005132152A - 衝撃吸収式ステアリング装置 - Google Patents

衝撃吸収式ステアリング装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005132152A
JP2005132152A JP2003367691A JP2003367691A JP2005132152A JP 2005132152 A JP2005132152 A JP 2005132152A JP 2003367691 A JP2003367691 A JP 2003367691A JP 2003367691 A JP2003367691 A JP 2003367691A JP 2005132152 A JP2005132152 A JP 2005132152A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
driver
absorbing
oil chamber
energy
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003367691A
Other languages
English (en)
Inventor
Masafumi Uota
雅史 魚田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koyo Seiko Co Ltd
Original Assignee
Koyo Seiko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koyo Seiko Co Ltd filed Critical Koyo Seiko Co Ltd
Priority to JP2003367691A priority Critical patent/JP2005132152A/ja
Publication of JP2005132152A publication Critical patent/JP2005132152A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Steering Controls (AREA)

Abstract

【課題】衝撃吸収式ステアリング装置において、運転者の体重に応じて二次衝突時の衝撃吸収エネルギを調節する場合、感圧センサ、ECU、電磁弁といった複数の電気的手段を用いると、動作の信頼性が低下する。
【解決手段】運転者21が操舵部材2に衝突する二次衝突時の衝撃によってエネルギ吸収用油室27の内圧が体重感応油室29の内圧よりも高くなると、逆止弁36が開放される。アッパーコラムチューブ14および油圧シリンダ23のピストン25が斜め下方へ移動し、エネルギ吸収用油室27が収縮する。エネルギ吸収用油室27内の油を通路35を介して所定の流通抵抗を持って体重感応油室29へ排出し、衝撃エネルギを吸収する。運転者21の体重に応じて逆止弁36の開放開始圧力を調整する。運転者21の体重が重いほど衝撃吸収エネルギが大きくなる。
【選択図】 図1

Description

本発明は車両の衝突時に操舵部材から入力される二次衝突の衝撃を吸収するための衝撃吸収式ステアリング装置に関する。
車両の衝突時に運転者が操舵部材としてのステアリングホイールに二次衝突することがある。二次衝突の衝撃の大きさは、運転者の体重によって変化する。なぜならば、二次衝突の衝撃、つまりステアリングホイールに入力される運転者の運動エネルギーは、運転者の質量(体重)に比例するからである。
大柄な運転者に合わせて衝撃吸収能力を設定すると、運転者が小柄な女性等である場合には、その運動エネルギが当然に小さくなるため、このような運転者がステアリングホイールに衝突しても、ステアリングホイールを十分な量で前進させることができず、その結果、衝撃エネルギ吸収量が不足するおそれがある。
逆に、小柄な運転者に合わせて衝撃吸収能力を設定すると、運転者が大柄な男性等にとっては、ステアリングホイールを前進させるに必要な荷重が小さ過ぎて、充分な効果を発揮できないおそれがある。
そこで、二次衝突時のステアリングシャフトの移動に伴って容積を減少させる油室と、この油室からの油の排出を規制する電磁弁とを備える衝撃吸収式ステアリング装置において、運転者の体重を検知する感圧センサからの電気信号に基づいて、ECUが電磁弁の開度を調整するようにした衝撃吸収式ステアリング装置が提案されている(例えば特許文献1)。
特開2000−225727号公報
しかしながら、感圧センサ、ECU、電磁弁といった複数の電気的手段を用いるうえに、これらの動作を電気信号を介して関連付けるので、動作の信頼性の点で問題がある。また、製造コストが高いという問題がある。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、信頼性に優れ且つ安価な衝撃吸収式ステアリング装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、車両の衝突時に運転者から操舵部材に入力される二次衝突の衝撃を吸収するためのエネルギ吸収用液体室を含む衝撃吸収機構と、運転者の体重に感応して内圧が変化する体重感応液体室と、二次衝突時にエネルギ吸収用液体室からの油の流出を許容する逆止弁とを備え、体重感応液体室の内圧を用いて逆止弁を閉じ方向に付勢することを特徴とするものである。
本発明では、運転者の体重が重い場合は、運転者の体重が軽い場合と比較して、衝撃吸収用液体室の内圧がより高くならないと、逆止弁を介して油が排出されない。したがって、運転者の体重が重いほど衝撃吸収エネルギが大きくなるように自動的に調整されることになる。しかも、これを、電気的構成部品や電気信号を用いないで達成でき、動作の信頼性を格段に向上させることができる。特に液体圧を介するので、逆止弁への付勢力の設定の自由度が高い。
また、本発明において、上記エネルギ吸収用液体室と体重感応液体室とを連通可能な通路をさらに備え、この通路に上記逆止弁が配置される場合がある。この場合、二次衝突時にエネルギ吸収用液体室から体重感応液体室へ液体を送出することができる。排出先として、体重感応液体室を利用できるので、構造を簡素化することができる。
また、本発明は、車両の衝突時に運転者から操舵部材に入力される二次衝突の衝撃を吸収するために相対摺動可能な内側および外側のコラムチューブと、内外のコラムチューブを所定の保持力で連結するかしめ部と、運転者の体重に感応して内圧が変化する体重感応液体室と、外側のコラムチューブを挿通する状態に保持され体重感応液体室の内圧によって内側のコラムチューブを押圧可能なプランジャとを備えることを特徴とするものである。
本発明では、運転者の体重が重い場合は、運転者の体重が軽い場合と比較して、プランジャによる押圧力が高くなり、内外のコラムチューブを相対摺動させるのに要する荷重をより高くすることができる。すなわち、運転者の体重が重いほど衝撃吸収エネルギが大きくなるように自動的に調整することができる。しかも、これを、電気的構成部品や電気信号を用いないで達成でき、動作の信頼性を格段に向上させることができる。特に液体圧を介するので、プランジャの押圧力の設定の自由度が高い。
以下、本発明の好ましい実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の一実施の形態に係る衝撃吸収式ステアリング装置の一部破断模式的側面図である。図1を参照して、本衝撃吸収式ステアリング装置1(以下では、単にステアリング装置1ともいう)は、例えばステアリングホイール等の操舵部材2に一体回転可能に連結された中空軸からなるアッパーシャフト3と、このアッパーシャフト3と同軸上に嵌合されて一体回転可能に連結されたロアーシャフト4と、このロアーシャフト4の端部に自在継手5を介して連結された中間軸6と、この中間軸6の端部と自在継手7を介して連結されたピニオン軸8と、ピニオン軸8の先端のピニオン9と噛み合うラック10を有して車両の左右方向に延びるラック軸11とを備える。
図示していないが、ラック軸11の両端にタイロッドを介してナックルアームが結合され、このナックルアームが転舵輪を操向可能に支持している。
操舵部材2が回転操作されてアッパーシャフト3およびロアーシャフト4が回転されると、この回転がピニオン9及びラック10によって、車両の左右方向に沿ってのラック軸11の直線運動に変換され、これにより、転舵輪が転舵される。
アッパーシャフト3およびロアーシャフト4は互いにスプライン嵌合されてステアリングシャフト12を構成している。衝撃吸収時には、図2に示すように、アッパーシャフト3がロアーシャフト4に対して同軸上に移動してステアリングシャフト12が全体として軸方向に収縮できるようになっている。
図1を参照して、ステアリングシャフト12はステアリングコラム13によって回動自在に支持されている。このステアリングコラム13は、筒状をなすアッパーコラムチューブ14とロアーコラムチューブ15を嵌合させて構成されており、アッパーコラムチューブ14は主にアッパーシャフト3を収容して図示しない軸受を介して回動自在に支持する。一方、ロアーコラムチューブ15は主にロアーシャフト4を収容し、その軸方向下端に設けた軸受16を介してロアーシャフト4を回動自在に支持する。
また、ステアリングシャフト12はステアリングコラム13を軸方向に貫通しており、アッパーコラムチューブ14から突出するアッパーシャフト3の軸方向上端には操舵部材2が固定される。また、ロアーコラムチューブ15から突出するロアーシャフト4の軸方向下端は自在継手5に連結される。
アッパーコラムチューブ14にはアッパー固定ブラケット17が溶接により固定されている。このアッパー固定ブラケット17は所定の係止力で車体側部材18に係止されており、車両の衝突時には、上記所定の係止力を超える衝撃力を受けると上記係止が解除され、図2に示すようにアッパー固定ブラケット17とアッパーコラムチューブ14が車体に対して移動できるようになっている。
再び図1を参照して、ロアーコラムチューブ15にはロアー固定ブラケット19が溶接により固定されている。このロアー固定ブラケット19は例えばボルト等により車体側部材20に固定されている。
したがって、図2に示すように、車両の衝突時に運転者21が操舵部材2に衝突する二次衝突時には、ロアー固定ブラケット19とロアーコラムチューブ15は不動であり、アッパー固定ブラケット17、アッパーコラムチューブ14およびアッパーシャフト3が一体的に斜め下方に下降してくるようになっている。
図1および図2を参照して、本ステアリング装置1は、運転者21から操舵部材2に入力される二次衝突の衝撃を吸収するための衝撃吸収機構22を備える。衝撃吸収機構22は、ステアリングシャフト3に平行に配置された液体圧シリンダとしての油圧シリンダ23を含み、油圧シリンダ23はシリンダチューブ24と、シリンダチューブ24内を摺動自在なピストン25と、ピストン25と軸方向に一体移動可能であってシリンダチューブ24内に進退するロッド26とを備える。
ピストン25によって油圧シリンダ23内に二次衝突の衝撃を吸収するためのエネルギ吸収用液体室としてのエネルギ吸収用油室27が区画されている。
シリンダチューブ24はロアー固定ブラケット19によって、車体側部材20およびロアーコラムチューブ15に固定されている。ロッド26の一端26aに上記ピストン25が固定され、ロッド26の他端26bはブラケット43を介してアッパーコラムチューブ14に固定されている。これにより、二次衝突時に、ロッド26がアッパーコラムチューブ14と一体移動してシリンダチューブ24内に押し込まれ、ピストン25によってエネルギ吸収用油室27が収縮されるようになっている。
一方、運転者21の座席28の下方には、運転者21の体重に感応して内圧が変化する体重感応液体室としての体重感応油室29が備えられている。具体的には、座席28は、液体圧シリンダとしての油圧シリンダ30によって支持されている。油圧シリンダ30は車体側部材31に固定されたシリンダチューブ32と、シリンダチューブ32内を摺動自在なピストン33と、ピストン33と軸方向に一体移動可能であってシリンダチューブ32内に進退するロッド34とを備える。ロッド34の一端に座席28が固定され、ロッド34の他端にピストン33が固定されている。
ピストン33によってシリンダチューブ32内に上記の体重感応油室29が区画されており、運転者21の体重がロッド34およびピストン33を介して体重感応油室29内に負荷されるようになっている。
また、エネルギ吸収用油室27と体重感応油室29との間を連通可能な通路35が形成されており、この通路35に、二次衝突時にエネルギ吸収用油室27からの油の流出を許容するための逆止弁36が配置されている。
通路35は、エネルギ吸収用油室27に連なる小径路37と、この小径路37に連なる大径路38と、大径路38と体重感応油室29とを連通する接続路39とを含む。
逆止弁36は、通路35の小径路37と大径路38の間に形成された例えば円錐テーパ面からなる弁座40と、弁座40によって受けられた状態で通路35を閉塞可能な弁体としての例えばボール41と、ボール41を閉じ方向である弁座40側に付勢する付勢手段としての圧縮コイルばね42とを備える。
体重感応油室29の内圧は、接続路39、大径路38を介してボール41を弁座40に押し付ける方向に働く。すなわち、体重感応油室29の内圧は逆止弁36を閉じ方向に付勢するように働く。この体重感応油室29の内圧は、運転者21の体重が重いほど高くなる。
本実施の形態によれば、運転者21が操舵部材2に衝突する二次衝突時の衝撃により、エネルギ吸収用油室27の内圧が体重感応油室29の内圧よりも高くなると、逆止弁36が開放される。その結果、アッパーシャフト3、アッパーコラムチューブ14および油圧シリンダ23のピストン25が斜め下方へ移動し、エネルギ吸収用油室27が収縮することにより、エネルギ吸収用油室27内の油が通路35を介して体重感応油室29へ排出される。この排出時、油の流れが通路35の小径路37で絞られ、油の流れに所定の流通抵抗が与えられる。この流通抵抗に抗して油圧シリンダ23がエネルギ吸収用油室27を収縮させて仕事をすることで衝撃エネルギを吸収する。
二次衝突時に、運転者21の体重が重い場合、エネルギ吸収用油室27の内圧が、運転者21の体重が軽い場合と比較して、より高くならないと、逆止弁36が開放されない。すなわち、運転者21の体重が重いほど、逆止弁36の開放開始圧力が高くなる。したがって、運転者21の体重が重いほど衝撃吸収エネルギが大きくなるように自動的に調整されることになる。しかも、これを、電気的構成部品や電気信号を用いないで達成でき、動作の信頼性を格段に向上させることができる。特に油圧を介するので、両油圧シリンダ23,30の断面積比や、小径路37および大径路38の断面積比の設定等を通じて逆止弁36への付勢力を自在に設定できる点で好ましい。
また、エネルギ吸収用油室27と体重感応油室29とを連通可能な通路35に逆止弁36を配置し、二次衝突時のエネルギ吸収用油室27からの油の排出先として、体重感応油室29を利用できるので、構造を簡素化することができる。
上記の実施の形態において、通路35とは別にエネルギ吸収用油室27からの排出路を設け、この排出路を介して別途に設けた排出タンクへ排出するようにしても良い。
図3および図4は本発明の別の実施の形態を示している。図3を参照して、本実施の形態では、衝撃吸収機構22Aとして、外側のコラムチューブとしてのアッパーコラムチューブ14と内側のコラムチューブとしてのロアーコラムチューブ15とを所定の保持力で連結するための1乃至複数のかしめ部51を設けると共に、アッパーコラムチューブ14を挿通する状態に保持され、アッパーコラムチューブ14およびロアーコラムチューブ15を所定の保持力で連結可能な油圧式のプランジャ52を設けた。かしめ部51は、アッパーコラムチューブ14の内周面に形成され、ロアーコラムチューブ15の外周にかしめ付けられるかしめ突起を含む。
図4を参照して、外側のアッパーコラムチューブ14には挿通孔53が形成されている。アッパーコラムチューブ14の外周面14aは、挿通孔53の周縁に保持筒54を一体に設けている。
プランジャ52は、保持筒54に嵌合固定されたシリンダ55と、シリンダ55内に摺動自在に収容されたピストン56と、このピストン56と一体に設けられシリンダ55から突出するプランジャ本体57とを備える。
ピストン56はシリンダ55内に液体室としての油室58を区画しており、この油室58は通路59を介して体重感応油室29と連通されている。
プランジャ本体57は、アッパーコラムチューブ14の挿通孔53を通して内側のロアーコラムチューブ15の外周面に当接し、体重感応油室29の内圧に応じた押圧力でロアーコラムチューブ15を押圧している。ロアーコラムチューブ15の外周面に、プランジャ本体57の頂部に係合する係合凹部を設けておいても良い。
なお、他の構成については、図1の実施の形態と同様であるので、図に同一符号を付して、その説明を省略する。
本実施の形態によれば、運転者21の体重が重い場合、運転者21の体重が軽い場合と比較して、ロアーコラムチューブ15に対するプランジャ52による押圧力が高くなり、二次衝突時において、両コラムチューブ14,15を相対摺動させるのに要する荷重をより高くすることができる。すなわち、運転者21の体重が重いほど衝撃吸収エネルギが大きくなるように自動的に調整される。しかも、これを、電気的構成部品や電気信号を用いないで達成でき、動作の信頼性を格段に向上させることができる。特に油圧を介するので、プランジャ52の押圧力の設定の自由度が高い。
なお、本発明は上記各実施の形態に限定されるものではなく、例えば、図1の実施の形態において、逆止弁36として他の公知の逆止弁構造を採用することができる。
また、図3の実施の形態において、体重感応油室29からの油圧供給を受ける複数のプランジャ52を設けることもできる。図3の実施の形態において、アッパーコラムチューブ14が内側のコラムチューブであって、ロアーコラムチューブ15が外側のコラムチューブであっても良い。この場合、プランジャ52はロアーコラムチューブ15に保持されることになる。その他、本発明の特許請求の範囲で種々の変更を施すことができる。
本発明の一実施の形態の衝撃吸収式ステアリング装置の模式的断面図である。 図1の衝撃吸収式ステアリング装置の二次衝突時の状態を示す模式的断面図である。 本発明の別の実施の形態の衝撃吸収式ステアリング装置の模式的断面図である。 図3の衝撃吸収式ステアリング装置の要部の拡大断面図である。
符号の説明
1 ステアリング装置
2 操舵部材
3 アッパーシャフト
4 ロアーシャフト
12 ステアリングシャフト
13 ステアリングコラム
14 アッパーコラムチューブ(外側のコラムチューブ)
15 ロアーコラムチューブ(内側のコラムチューブ)
17 アッパー固定ブラケット
18 車体側部材
19 ロアー固定ブラケット
20 車体側部材
21 運転者
22,22A 衝撃吸収機構
23 油圧シリンダ
24 シリンダチューブ
25 ピストン
26 ロッド
27 エネルギ吸収用油室(エネルギ吸収用液体室)
28 座席
29 体重感応油室(体重感応液体室)
30 油圧シリンダ
31 車体側部材
32 シリンダチューブ
33 ピストン
34 ロッド
35 通路
36 逆止弁
37 小径路
38 大径路
39 接続路
40 弁座
41 ボール(弁体)
42 圧縮コイルばね
51 かめし部
52 プランジャ
53 挿通孔
54 保持筒
55 シリンダ
56 ピストン
57 プランジャ本体
58 油室
59 連通路

Claims (3)

  1. 車両の衝突時に運転者から操舵部材に入力される二次衝突の衝撃を吸収するためのエネルギ吸収用液体室を含む衝撃吸収機構と、
    運転者の体重に感応して内圧が変化する体重感応液体室と、
    二次衝突時にエネルギ吸収用液体室からの油の流出を許容する逆止弁とを備え、
    体重感応液体室の内圧を用いて逆止弁を閉じ方向に付勢することを特徴とする衝撃吸収式ステアリング装置。
  2. 請求項1において、上記エネルギ吸収用液体室と体重感応液体室とを連通可能な通路をさらに備え、この通路に上記逆止弁が配置されることを特徴とする衝撃吸収式ステアリング装置。
  3. 車両の衝突時に運転者から操舵部材に入力される二次衝突の衝撃を吸収するために相対摺動可能な内側および外側のコラムチューブと、
    内外のコラムチューブを所定の保持力で連結するかしめ部と、
    運転者の体重に感応して内圧が変化する体重感応液体室と、
    外側のコラムチューブを挿通する状態に保持され体重感応液体室の内圧によって内側のコラムチューブを押圧可能なプランジャとを備えることを特徴とする衝撃吸収式ステアリング装置。
JP2003367691A 2003-10-28 2003-10-28 衝撃吸収式ステアリング装置 Pending JP2005132152A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003367691A JP2005132152A (ja) 2003-10-28 2003-10-28 衝撃吸収式ステアリング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003367691A JP2005132152A (ja) 2003-10-28 2003-10-28 衝撃吸収式ステアリング装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005132152A true JP2005132152A (ja) 2005-05-26

Family

ID=34645627

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003367691A Pending JP2005132152A (ja) 2003-10-28 2003-10-28 衝撃吸収式ステアリング装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005132152A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105667569A (zh) * 2016-03-16 2016-06-15 长安大学 一种危险情况下角度可变的缓冲吸震方向盘

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105667569A (zh) * 2016-03-16 2016-06-15 长安大学 一种危险情况下角度可变的缓冲吸震方向盘

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7427073B2 (en) Active roll control system using a motor
US6217049B1 (en) Bicycle suspension system with spring preload adjuster and hydraulic lockout device
US7364142B2 (en) Spring strut unit for suspension systems of motor vehicles
US5332260A (en) Telescopically length variable steering column arrangement
US5193848A (en) Adjustable motor vehicle safety steering column
US7258365B2 (en) Steering column arrangement for a motor vehicle
AU1102083A (en) Safety stabilizer for vehicle steering linkage
US5052528A (en) Steering knuckle damper
US6035740A (en) Steering column of a motor vehicle
WO2005102819A3 (de) Sicherheitslenksäule für ein kraftfahrzeug
US20080163716A1 (en) Steering Column With Impact Energy Absorbing Device
US5113716A (en) Releasable locking device for a vehicle steering column adjustable in the longitudinal direction
KR20080081995A (ko) 전동 파워 스티어링 장치
EP2857712A2 (en) Suspension apparatus and suspension system
US8151953B2 (en) Suspension and damping device for motor vehicles
JP5181605B2 (ja) 衝撃吸収式ステアリングコラム装置
JP2005132152A (ja) 衝撃吸収式ステアリング装置
JP3581136B2 (ja) 安全ステアリングコラム
JP4622690B2 (ja) ステアリングコラム装置
WO2005114001A3 (fr) Dispositif d'amortisseur a deceleration asservie, et son application a l'amortissement de la colonne de direction escamotable d'un vehicule automobile
EP2980440A1 (en) Hydraulic shock absorber and method of injecting work fluid into hydraulic shock absorber
CN110998129A (zh) 加压伸缩式前叉腿、前叉和车辆
US20060021833A1 (en) Suspension and damping device for motor vehicles
JP2007177877A (ja) 油圧緩衝器
US20070138717A1 (en) Impact absorber