JP2005128568A - 光ファイバーケーブル用の密閉シールされたコネクタおよびフィードスルー、ならびに光ファイバーケーブルの密閉シールを効果的にする方法 - Google Patents

光ファイバーケーブル用の密閉シールされたコネクタおよびフィードスルー、ならびに光ファイバーケーブルの密閉シールを効果的にする方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 密閉シールを伴うコネクタまたはフィードスルーの利益を受ける用途の光ファイバーコネクタおよびフィードスルー
【解決手段】 密閉シール光ファイバーコネクタまたはフィードスルーである。コネクタは、少なくとも2つの光ファイバーケーブルを接続し、2つの延長部を有する中心部材を含む。延長部の各々は、円筒形かつ同軸であり、第1の係合手段および第1のシーリング手段を含む。中心部材は、延長部に対して軸方向に配置されたチャネルを定義する。第1のコネクタは、バックシェルを含む。このバックシェルは、延長部の第1の延長部の第1の係合手段と補完的な関係にある第2の係合手段と、延長部の第1の延長部の第1のシーリング手段と補完的な関係にある第2のシーリング手段とを含む。第1のコネクタは、フェルールシートと、フェルールシートに接合されたフェルールとを含み、フェルールシートに接合された円筒形クリンプソケットを含む。
【選択図】 図1

Description

(発明の分野)
本発明は、概して、光ファイバーケーブルと共に用いられるコネクタおよびフィードスルーに関し、より詳細には、密閉シールを伴うコネクタまたはフィードスルーの利益を受ける用途の光ファイバーコネクタおよびフィードスルーに関する。
(発明の背景)
光ファイバー通信システムは、従来のワイヤ導線通信システムに取って代わるものとして急速に利用されている。光ファイバーケーブルシステムの出現に伴い、接続金具、コネクタおよびフィードスルーがこのようなシステムに関連する。光ファイバーケーブル、特に、ファイバー自体は、とりわけ応力および周囲の汚染物質に対して弱い。例えば、光ファイバーは、ファイバーの損傷を避けるために、注意深く取り扱われ、設置されなければならない。通常、設置手順は、ファイバーに応力を加えることを避けるために、所与の曲率半径よりもケーブルを曲げないことが要請される。ファイバーに対するどんな破損、微小曲げ、または他の構造的ダメージもファイバーの透過性を劣化させて、信号損失あるいは完全なファイバー破損へとつながり得る。さらに、任意の理由で、例えば、別のケーブルに繋ぐためにケーブルを終端する場合、ケーブル内のファイバーは、周囲の汚染物質に晒され得、ファイバーの透過性および整合性にダメージを与えることとなる。
光ファイバーケーブルの特別の感度が原因で、従来のコネクタおよび接続金具は、通常、労働集約的で、時間を浪費し、現場で設置することが難しい。しかし、光ファイバー通信システムの使用が増加するにつれて、それに対応して、このようなシステムを設置し、維持し、そして更新することが必要である。従来のコネクタおよびそれらに関連する設置手順の複雑さは、ファイバシステムを維持する労働コストを増加させ得る。従って、当該分野では、効果的で、効率的かつ容易に設置された光ファイバーコネクタおよびフィードスルーが必要である。
(発明の要旨)
本発明のコネクタは、少なくとも2つの光ファイバーケーブルを接続し、2つの延長部を有する中心部材を含む。延長部の各々は、円筒形かつ同軸である。延長部の各々は、第1の係合手段および第1のシーリング手段を含み、中心部材は、延長部に対して軸方向に配置されたチャネルを定義する。
第1のコネクタは、バックシェルを含む。このバックシェルは、延長部の第1の延長部の第1の係合手段と補完的な関係にある第2の係合手段と、延長部の第1の延長部の第1のシーリング手段と補完的な関係にある第2のシーリング手段とを含む。第1のコネクタは、フェルールシートと、フェルールシートに接合されたフェルールとを含み、フェルールシートに接合された円筒形クリンプソケットを含む。クリンプソケットは、第1の光ファイバーケーブルを受ける軸方向チャネルを定義する。このフェルールシートは、軸方向チャネルと通信するフェルールを配置するボアを定義する。このボアは、第1の光ファイバーケーブルの光ファイバーを受け、第1の光ファイバーと光通信するフェルールを配置する。
本発明のフィードスルーは、光ファイバーケーブルをシールして、光ファイバーケーブルを受ける延長部と同軸であるチャネルを定義する2つの円筒形かつ同軸の延長部を有するフィードスルーからなる。スリーブがチャネル内で、光ファイバーケーブル周りに位置付けられる。環状フランジが延長部に対して垂直に配置され、フランジは、環状溝を定義する。Oリングがその環状溝に配置される。第1の歪み緩和ブートは、光ファイバーケーブルと係合し、延長部の第1の延長部と係合する。第2の歪み緩和ブートは、光ファイバーケーブルと係合し、延長部の第2の延長部と係合する。
従って、本発明は、少なくとも2つの光ファイバーケーブルを接合する密閉シールされたコネクタであって、該ケーブルの各々は、光ファイバーを含み、
2つの延長部を有する中心部材であって、該延長部の各々は、円筒形かつ同軸であり、第1の係合手段および第1のシーリング手段を含み、該中心部材は、該延長部に対して軸方向に配置されたチャネルを定義する、中心部材と、
バックシェルを含む第1のコネクタであって、該バックシェルは、該延長部の該第1の延長部の該第1の係合手段と補完的な関係にある第2の係合手段と、該延長部の該第1の延長部の該第1のシーリング手段と補完的な関係にある第2のシーリング手段とを含み、該第1のコネクタは、フェルールシートと、該フェルールシートに接合されたフェルールとを含み、該フェルールシートに接合された円筒形クリンプソケットを含み、該クリンプソケットは、第1の光ファイバーケーブルを受ける軸方向チャネルを定義し、該フェルールシートは、該軸方向チャネルと通信する該フェルールを配置するボアを定義し、該ボアは、該第1の光ファイバーケーブルの該光ファイバーを受けて、該第1のファイバーと光通信する該フェルールを配置する、コネクタ、を提供する。
本発明はまた、光ファイバーケーブルに密閉シールされたコネクタによって光ファイバーケーブルを終端処理する方法であって、該方法は、
該光ファイバーケーブル上にクリンプスリーブを配置するステップと、
外被膜を該ケーブルから剥がして、内被膜を晒すステップと、
内被膜を該ケーブルから剥がして、光ファイバーを晒すステップと、
該光ファイバーケーブルを受けるように適応したコネクタスリーブを有するコネクタを提供するステップと、
チューブを該コネクタスリーブ内に挿入するステップと、
エポキシを該コネクタスリーブ内に注入するステップと、
該コネクタスリーブを該チューブにクリンピングするステップと、
該クリンプスリーブを該コネクタスリーブ上にクリンピングするステップと
を包含する、方法、を提供する。
本発明はさらに、光ファイバーケーブルに密閉シーリングするためのフィードスルーであって、該フィードスルーは、
2つの円筒形かつ同軸の延長部を有し、該光ファイバーケーブルを受ける該延長部と同軸であるチャネルを定義するフィードスルーと、
該チャネル内、および該光ファイバーケーブル周りに位置付けられたスリーブと、
該延長部に垂直に配置されて、環状溝を定義する環状フランジと、
該環状溝に配置されたOリングと、
該光ファイバーケーブルおよび該延長部の第1の延長部と係合する第1の歪み緩和ブートと、
該光ファイバーケーブルおよび該延長部の第2の延長部と係合する第2の歪み緩和ブートと
を含む、フィードスルー、を提供する。
本発明はさらに、密閉シールされたフィードスルーを光ファイバーケーブルに設置する方法であって、
第1の歪み緩和ブートを該光ファイバーケーブルに配置するステップと、
2つの延長部を有するフィードスルーを提供するステップであって、該延長部は、それらを通るチャネルを定義する、ステップと、
チューブを該チャネルに挿入するステップと、
該光ファイバーケーブルを該チューブに挿入するステップと、
該チューブを該光ファイバーケーブルに係合させるために該延長部をクリンプするステップと、
該延長部の第1の延長部、および該光ファイバーケーブルに該第1の歪み緩和ブートを係合させるステップと、
第2の歪み緩和ブートを該光ファイバーケーブルに配置するステップと、
該延長部の第2の延長部、および該光ファイバーケーブルに該第2の歪み緩和ブートを係合させるステップと
を包含する、方法、を提供する。
(詳細な説明)
図1は、本発明の例示的な実施形態に従って構成された、分解された形式のコネクタの平面図である。密閉シールドコネクタ10は、2つの光ファイバーケーブル17および18を繋ぐ。ケーブル17およびケーブル18の各々は、光ファイバーを含む。コネクタ10は、中心部材30、第1のケーブルターミネータ20および第2のケーブルターミネータ40を含む。
図2を参照する。中心部材30は、2つの延長部31および32を含む。例示的な実施形態において、各延長部31および32は、円筒形であり、2つの延長部31および32は、同軸である。各延長部31および32は、係合手段33およびシーリング手段34を含む。例示的な係合手段33は、各延長部31および32の外面周りに配置された雄ネジ部である。この係合手段33は、第1および第2のケーブルターミネータ20および40によって提供された補係合手段と共働し、ケーブルターミネータ20および40を中心部材30に固定する。
例示的なシーリング手段34は、係合手段32に近接して示されるように位置づけられたOリング34である。このOリングは、各延長部31および32内に切り込まれた環状の溝に配置される。シーリング手段34は、中心部材30と各ケーブルターミネータ20および40との間にバリアを提供し、周囲の汚染物質がコネクタ10に入り込み、第1および第2の光ファイバーケーブル17および18内に含まれた敏感な光ファイバーにダメージを与えることを防ぐ。
中心部材30はまた、隆起した、環状段部35を含む。ケーブルターミネータ20および40が完全に中心部材30と係合するとき、ケーブルターミネータ20および40は、段部35を支え、中心部材30とのスナグ(snug)機械的結合を提供する。このスナグ機械的結合は、光ファイバー17と光ファイバー18との間の最適な位置的関係を維持する。
中心部材30は、各延長部31および32の端部で隣接面36を含む。各隣接面36は、アライメント手段37を含む。例示的なアライメント手段37は、以下に記載されるように、各ケーブルターミネータ20および40に提供された対応するアライメントピン28(図3に示す)を受ける開口部37である。開口部37とアライメントピン28との間のこの関係が本発明の範囲内で容易に反転されることが理解されるべきである。中心部材30はアライメントピン28を提供し得、ケーブルターミネータ20および40は開口部37を定義し得る。アライメント手段37は、完全に組み立てられたケーブル17および18上にコネクタ10が設置された後に、2つの光ファイバーケーブル17および18が適切な半径方向の関係で維持されることを保証する。例えば、一方のケーブル17が他方のケーブル18に対して捩れているか、回転している場合、コネクタ10を通る光の伝送は、対応する信号品質の損失を伴う後方反射、損失等により劣化され得る。
中心部材30は、延長部31および32に対して軸方向に配置されたチャネル38を定義する。チャネル38は、中心部材30の長さ全体に沿って通っており、ケーブルターミネータ20および40の各々によって提供された一対のフェルール25を受け、コネクタ10が完全に組み立てられたときにフェルール25の間を光が通ることを可能にする。これらのフェルールをアライメントする手段39は、チャネル38によって提供されてもよい。例示的なアライメント手段39は、図2に示される分割スリーブ39である。
図3を参照する。第1のケーブルターミネータ20は、中心部材30の延長部31または32のうちの1つと係合するバックシェル21を含む。このバックシェル21は、延長部31および32によって提供される第1の係合手段33と共働し、補完的な関係にある第2の係合手段22を含む。また、バックシェル21は、延長部31および32によって提供されるシーリング手段34と共働し、補完的な関係にある第2のシーリング手段23を含む。例示的な第2の係合手段22は、各延長部31および32上の雄ネジ部上に貫通する(thread)バックシェル21内部の雌ネジ部22(図4)である。例示的な第2のシーリング手段23は、延長部31および32によって提供されたOリングと係合するバックシェル21内部の平坦部23である。
第1のケーブルターミネータ20は、フェルールシート24、フェルールシート24に接合されて、そこから延長しているフェルール25を含む。円筒形コネクタステム26は、フェルールシート24に接合され、コネクタステム26は、光ファイバーケーブル17および18のうちの1つを受ける軸方向チャネルを定義する。フェルールシート24は、コネクタステム26によって定義された軸方向チャネルと通信しているボアを定義する。フェルールシート24のボアは、フェルール25を受け、さらに、光ファイバーケーブル17または18に含まれた光ファイバーを受ける。このように、ボアは、光ファイバーと光通信するようにフェルール25を位置付ける。
フェルールシート24は、隣接面27を含む。この隣接面27は、中心部材30によって提供されるアライメント手段37に対して補完的であるアライメント手段28が提供される。上記の例示的な実施形態では、アライメント手段28は、中心部材30によって定義される開口部37と係合するアライメントピン28である。上記のように、この配置は、本発明の範囲内で容易に反転され得る。
バックシェル21は、コネクタステム26に沿ってスライドし、バックシェル21は、コネクタステム26に対して回転して、バックシェル21が中心部材30と係合するか、中心部材30上に貫通することを可能にする。図3に示されるように、バックシェル21は、コネクタステム26に対して最大限の後方の位置に移動されているように示される。図6に示されるように、バックシェルは、最大限前方に移動されて、中心部材30と係合しているように示される。
図5Aおよび5Bは、図3のライン5−5に沿った、ケーブルターミネータ20のコネクタステム26の断面図である。図3、5Aおよび5Bは、ケーブルターミネータ20を図示しており、ケーブルターミネータ40は、同じ構造を含む。図5Aおよび5Bは、コネクタ10が光ファイバーケーブル周りの密閉シールにどのように効果をもたらすかを示す。図5Aは、クリンピング(crimping)前のコネクタステム26の断面を提供し、一方、図5Bは、クリンピング後の同じ断面を示す。図5Aでは、弾性スリーブ14がコネクタステム26内に配置され、中空スペース52がそれらの間に示されている。さらに、光ファイバーケーブルのケーブル被膜50およびファイバー51が弾性スリーブ14内に配置されて示されており、中空スペース52がそれらの間に示されている。図5Aに示される中空スペース52が例示的な構成であり、制限する構成ではないことは、理解されるべきである。さらに、図5Aおよび5Bは、縮尺が正しくない。したがって、全ての中空スペース52は、図5Aに示される構成に制限されない。
図5Bでは、コネクタステム26がダニエルツール150(図10)によってクリンプされており、全ての中空スペース52が消えている。図10で以下にさらに記載されるように、ダニエルツール150は、複数のクリンプ53をコネクタステム26内に位置付けるために用いられる。ダニエルツール150の代わりに、IDEALTMクリンピングツールまたは他の適切なクリンピングツールが用いられてもよい。ダニエルツール150は、選択的に置換可能なダイ151を用いて、コネクタステム26がクリンプされる深さを決定する。異なるダイ151は、異なる深さにクリンプする。コネクタステム26をクリンプすることによって、ファイバー51の構造的な整合性に影響を与えることなく全ての中空スペース52を移動させることが好ましい。詳細には、クリンプ53は、ファイバー51にケーブル被膜50が食い込む(drive)(とりわけ、ファイバー51を切断する、ファイバー51に微小曲げを生じる)程に深くなるべきではない。コネクタステム26、弾性スリーブ14およびケーブル被膜50のそれぞれの直径によって決定される中空スペース52の容積に依存しているため、クリンプ53の深さは、図5Bに示されるように、全ての中空スペース52を消して、光ファイバーケーブルのケーブル被膜50周りの密閉シールを効果的にするように選択されるべきである。より明確には、クリンプ53を効果的にするために用いられる適切なダイ151(図10)は、異なる用途に対して様々である。しかし、一度適切なケーブル/クリンプの組み合わせが決定されると、その組み合わせは、現場では、最小限の微調整あるいは調節することで、繰り返して、再現可能に何度も用いられ得る。
図6は、分解された形式の、図1に示されたコネクタ10の例示的な実施形態の部分的切断図である。ケーブルターミネータ20および40は、中心部材30に組み立てられて示される。
中心部材30は、本体1を含む。例示的な実施形態において、本体1は、ステンレス鋼から機械加工される。本体1は、中心部材30の外部表面特性を定義するケーシングを提供し、延長部31および32のネジ部、段部35、およびシーリング手段23および24(図3)にシートを提供する環状溝を含む。適切なシーリング手段23は、0.260’’の内直径、および0.032’’の直径を有するOリングであり、ネオプレンから形成される。適切なOリングは、Apple Rubber Products,Inc.から市販されている。
本体1は、フェルールシェル3を含む内部軸方向通路を定義する。例示的な実施形態では、この内部軸方向通路は、ステンレス鋼から機械加工される。フェルールシェル3は、所与のコネクタ10によって用いられるフェルール25の直径に応じて寸法が決定される。さらに、フェルールシェル3は、上記のアライメント手段28を提供し、スライド可能にフェルール25を受ける軸方向内部通路を定義する。上記のように、ジルコニアから作られた分離スリーブ37等の適切なフェルールアライメント手段は、フェルールシェル3によって定義された通路に提供される。適切な分離スリーブ37は、Johanson,Inc.から部品番号S25AA114として市販されている。
ケーブルターミネータ20および40は、図6に示される例示的な実施形態では、それぞれ、中心部材30の各延長部に係合される。フェルール25は、フェルール24に結合され、フェルール24から延長している。適切なフェルール25は、ジルコニアから構成され得る。適切なフェルールシート24は、ステンレス鋼から機械加工され得る。ピン28等のアライメント手段は、フェルールシート24から延長し、フェルールシート24によって定義される開口部等の補アライメント手段と係合する。
曲状ワッシャー15は、フェルールシート24の後ろに提供され、フェルールシート24とバックシェル21の内部底面との間に示されるように捕らえられる。曲状ワッシャー15の代わりに、Bellevilleワッシャーが用いられてもよい。適切な曲状ワッシャー21は、Allied Devicesおよび数多くの他のベンダーから市販されている。曲状ワッシャー15は、バックシェル21がコネクタステム26に沿って前進することを抑止する。保持リング7は、コネクタステム26の後ろに提供されて、バックシェル21の後進を抑止する。適切な保持リングは、部品番号DAZ3としてAllied Devicesから市販されている。バックシェル21は、必要なら、手動操作を容易にするために、ギザギザを付けられて(knurled)もよいし、点描されて(stippled)もよい。
Oリング16等のさらなるシーリング手段は、バックシェル21とコネクタステム26との間に配置され、コネクタステム26に沿った毛管現象によってコネクタ10に周囲の汚染物質が入ることを防ぐ。適切なOリング16は、Apple Rubber Products,Inc.から市販されている。Oリング16用の例示的な寸法は、0.150’’の内直径および0.051’’の直径であり、Oリング16は、ネオプレンから形成され得る。
Wilmington,DEのDuPont,Inc.によって販売されているTEFZELTM等の弾性材料のスリーブ14は、コネクタステム26内に配置され、コネクタステムは、スリーブ14を固定するためにスリーブ14にクリンプされる。TEFZELTMは、スリーブ14を形成するために適切な例示的な材料としてリストに挙げられている。しかし、低温クリープおよび低温フロー特性を有する任意の弾性材料がスリーブ14に適切である。詳細には、材料自体が移動することも、流れることもなく、長期間(数ヶ月または数年)クリンプされた位置を維持する任意の弾性材料が適切である。クリンプスリーブ8は、以下に記載されるように、コネクタステム26と係合して、ファイバーケーブル17または18を固定する。スリーブ14をコネクタ10内に固定する例示的なプロセスは、以下に説明される。クリンプスリーブ8および弾性スリーブ14は、所定の位置にクリンプされた後、光ファイバーケーブルをコネクタ内に捕らえる役割がある。弾性スリーブ14は、光ファイバーケーブル17または18の鞘(sheath)周りに密閉シールを形成し、液体、気体または他の周囲の汚染物質が光ファイバーケーブル17または18に沿ってコネクタに入ることを防ぐ。
クリンプスリーブ8をコネクタステム26にクリンピングすることによってコネクタ10が組み立てられた後、熱収縮チューブ11がクリンプスリーブ8周りに適用されて、周囲の汚染物質に対してさらなるバリアを提供し得る。最も多い用途では、熱収縮チューブ11は、必ずしも絶対に必要ではない。しかし、熱収縮チューブ11は、特定の用途においては望ましいであろうある程度の保護を提供し得る。適切な熱収縮チューブ11は、プラスチックから形成され、内部に粘着性の内面を有する。熱収縮チューブ11は、光ファイバーケーブル17および18に対する任意の軸方向または引っ張り負荷をコネクタ10に直接通すことを助長することによって、さらなる歪み緩和部材を提供する。その結果、脆弱な光ファイバーがこのような負荷を支えることを防ぐ。さらに、熱収縮チューブ11は、光ファイバーケーブル17および18上で収縮した場合、コネクタ10に近い光ファイバーケーブル17および18の湾曲を妨げ、光ファイバーケーブル17および18が曲げられて、非常に厳しい曲率半径となることを防ぐ。例示的な実施形態では、熱収縮チューブ11は、上記に記載のパラメータを十分満たす厚さ、および耐久特性を有する。適切な熱収縮チューブ11は、数多くのベンダーから容易に入手可能である。
図1に示される例示的な実施形態では、第2のケーブルターミネータ40は、第1のケーブルターミネータ20に同一である。従って、第1のケーブルターミネータ20に関する上記の記述は、第2のケーブルターミネータ40に等しく適用し、繰り返されない。
コネクタ10の様々な部品を開示してきたが、光ファイバーケーブル17および18に密閉シールされたコネクタ10を有する光ファイバーケーブル17および18を終端処理する例示的な方法が次に説明される。
熱収縮チューブ11が用いられる場合、寸法どおりにある長さに切ったこのような熱収縮チューブ11をケーブル17または18上に配置して、それをケーブル17または18に、一時的に邪魔にならないところにスライドさせる。クリンプスリーブ8を光ファイバーケーブル17または18上に配置して、さらに、それをケーブル17または18に、および一時的に邪魔にならないところにスライドさせる。光ファイバーケーブル17または18のプラスチック外被膜または鞘(約2.5’’)を剥がして、強化部材を曝す。この強化部材は、通常、KEVLARTMまたは類似の耐久力のある、繊維状材料から作られる。強化部材をケーブルから剥がして、プラスチック内部鞘内に配置されて、保護された光ファイバーを取り囲むプラスチック内部鞘を曝す。強化部材を一方の手に集めて、内部鞘を剥がし、900μmを外部ケーブル被膜から1.0’’の点に提供する。イソプロピルアルコールに浸した布を用いて光ファイバーから残余物を取り除く。これにより、光ファイバーを準備する結果となる。光ファイバーは、ここでコネクタ10内に挿入される準備が整う。
本発明に従って構成されたコネクタ10を提供し、コネクタステム26を光ファイバーケーブル17または18を受けるように適応させる。弾性スリーブ14をコネクタステム26内に挿入する。上記したように、弾性スリーブ14は、TEFZELTMまたは他の適切な弾性材料から形成され得る。ファイバーをフェルールシート24にドライフィッティングさせて、フェルール24がファイバーを収容することを確実にする。必要なら、適切なフィッティングを保証するためにファイバーを調節する。強化部材(KEVLARTM)を外部鞘上の約0.3’’に切り取る。ファイバーがフェルールシート24内に正確にフィッティングした後、エポキシ製造業者によって提供された指示に従って適切な量のエポキシを混ぜる。適切なエポキシは、Tra−Con BA−F113SCである。好ましくは、20g1.5’’長の使い捨て針を用いて、エポキシをコネクタステム26に注入する。この針をコネクタステム26の底部に完全に挿入し、フェルール25の端部に小さなビーズが現れるまで、コネクタステム26をエポキシで満たす。コネクタステム26を過剰に満たしてはならず、コネクタステム26の外面から残りのエポキシを取り除く。
コネクタステム26の後ろがケーブル17または18の外被膜によりかかるまで、ファイバー51をコネクタステム26の後ろに挿入する。強化部材(KEVLARTM)をコネクタステム26の端部の上に配置する。このとき、コネクタステム26は、強化部材と、光ファイバーを取り囲む内部鞘との間を通過する。ダニエルクリンプツール上のカスタムダイキャビティを用いて、コネクタステム26を弾性スリーブ14上にクリンプする。第1のクリンピング動作は、コネクタステム26を弾性スリーブ14上にクリンプして、弾性スリーブ14を光ファイバーケーブル17または18の内部鞘に食い込ませる(drive)ことによって、弾性スリーブ14をコネクタステム26内に固定する。以下にさらに詳細に記載されるように、この第1のクリンピング動作は、コネクタステム26と、光ファイバーケーブル17または18の内部鞘との間の密閉シールを形成する。
上記の第1のクリンピング動作の後、クリンプスリーブ8をケーブル17または18に沿って、かつコネクタステム26上にスライドさせて、強化部材(KEVLARTM)材料をコネクタステム26とクリンプスリーブ8との間に捕える。フェルールシート24と接合するコネクタステム26の端部で、クリンプスリーブ8の上部と段部との間に約0.1’’残す。ダニエルクリンプツール上の0.128’’六角キャビティを用いてクリンプスリーブ8をクリンプし、これにより、ケーブル17または18の繊維状強化部材をクリンプスリーブ8と以前にクリンプしたコネクタステム26との間に固定する。この第2のクリンピング動作は、コネクタステム26を通ってケーブル17または18に機械的にコネクタ10を接合して、ケーブルに沿って軸方向に加えられた任意の歪みがコネクタ10からケーブル17または18に引っ張られることを防ぐ。
製造業者の指示に従ってエポキシを硬化し、所望または必要なように、組み立てられたコネクタ10を磨く。熱収縮チューブ11が用いられる場合、それをケーブル17または18へとクリンプスリーブ8上にスライドさせて、クリンプスリーブ8の上部とコネクタステム26の段部との間の0.1’’のギャップを覆う。チューブ11を熱収縮させる間は注意しなければならない。なぜなら、チューブ11を収縮させるために必要とされる熱は、ある領域で熱が過剰に集中する場合、ケーブル17または18の外部被膜を溶かし得るからである。
本発明の例示的な実施形態では、上記の第1のクリンピング動作の前に、中空スペースがコネクタステム16と弾性スリーブ14との間に残される。弾性スリーブ14の外直径に対するコネクタステム26の内直径の大きさ、および、弾性スリーブ14の内直径に対するファイバーケーブル17または18の外直径の大きさは、コネクタステム26がクリンプされる場合に、これらの全ての中空スペースが弾性材料14によって移動されるように選択される。これにより、光ファイバーケーブル17または18周りの密閉シールを効果的にする。
中空スペースの容積、ならびに、ケーブル17または18、コネクタステム26および弾性スリーブ14の比例直径は、クリンプ、およびその結果に生じるコネクタステムの任意の変形が中空スペースの容積に応じてスペースの容積を移動させるように選択される。クリンプの容積が中空スペースの全容積を移動させない場合、中空スペースが弾性スリーブ14周りに残り、密閉シールが形成されないというリスクが付随する。逆に、クリンプの容積が中空スペースの全容積以上の容積を移動させる場合、弾性材料は、ファイバーケーブル17または18にあまりにもきつく駆り立てられ得、光ファイバーが破損し得るというリスクが付随する。しかし、ケーブル17または18、コネクタステム26、および弾性スリーブ14の直径が所与の用途に対して決定された後、本発明の装置および方法を用いて、密閉シールは、現場において、繰り返して、再現可能に実行され得る。信頼して、かつ繰り返して密閉シールを効果的にすることを可能にすることは、特に、従来の方法が現場で手動の微調整および調節を必要とする場合、光ファイバーケーブルを終端処理して、接続する従来の方法を上回る重要な利点である。
さらに、図1に示されるダニエルツール等のクリンピングツールが好ましい。なぜなら、そのツールは、コネクタステムをクリンプする光ファイバーケーブルに均一な半径方向圧力を加えるからである。均一かつ均等圧力を加えることは重要である。なぜなら、クリンピング中に加えられた不均等な圧力は、ファイバーを歪ませ得、ファイバーに微小曲げまたは破損を生じる可能性がある。微小曲げは、ケーブルの透過性を減少させて、信号損失を生じ、破損は、ケーブル全体の破損へとつながる。
図7は、本発明に従って構成されたフィードスルー70の例示的な実施形態の上面図である。一方、図8は、図7のライン8−8に沿った、本発明のフィードスルー70の切断図である。図7および図8に示されるように、フィードスルー70は、光ファイバーケーブル78を密閉してシールする。このフィードスルー70は、ケーブル78をフィードスルー70内に固定して、ケーブル78がフィードスルー70に対して移動することを防いだまま、特に、光ファイバーケーブル78を壁または他のバリア(図示せず)に通過させる用途を見出す。フィードスルー70によって効果的にされた密閉シールは、液体、気体または他の周囲の汚染物質がケーブル78に沿った壁または他のバリアを通過することを防ぎ、一方で、ケーブル78の整合性を維持する。このフィードスルー70は、開口部71を通って、ボルト、ねじ、他の取り付け手段等の部材を取り付けることによって、壁またはバリアに固定される。
このフィードスルー70は、2つの円筒形および同軸延長部75および76を有するフィードスルーチューブを含む。延長部75および76は、光ファイバーケーブル78を受ける延長部75および76を同軸に有するチャネルを定義する。弾性スリーブ77は、チャネル内、および光ファイバーケーブル78周りに配置される。フランジ72は、延長部75および76に垂直に配置され、環状の溝73を定義する。Oリング74等のシーリング手段は、環状溝73内に配置されて、液体、気体、または他の周囲の汚染物質に対してフランジ72をシールする。例示的な実施形態では、Oリング72は、VITONまたは他の類似のゴム状材料から製造される。VITON等の適切な材料は、Beamer Engineering,Inc.から市販されている。Oリング72は、例示的な内直径0.650’’および直径0.098’’を有する。第1の歪み緩和ブート(図示せず)は、光ファイバーケーブル78と係合し、延長部75または76のうちの第1の延長部と係合して、ケーブル78を所定の位置に保持する。同様に、第2の歪み緩和ブート(図示せず)は、光ファイバーケーブル78と係合し、さらに強化するために延長部75または76のうちの第2の延長部と係合し、ケーブルの歪みは、フィードスルー70に対するいずれのケーブルの運動に対しても緩和する。
フィードスルー70は、ステンレス鋼の1つの塊から機械加工され得る。あるいは、延長部75および76、ならびにフランジ72を含む、フィードスルー70のいくつかの特徴は、別々に機械加工されて、その後、溶接されてもよいし、完全なフィードスルー70を形成するために共に接合されてもよい。弾性スリーブ77は、図6に示された弾性スリーブ14に関して上記された同じ低温クリープおよび低温フローを有する材料から形成される。上記されたように、DuPontから市販されているTEFZELTMは、弾性スリーブ77として使用するために適している。
フィードスルー70のいくつかの部品を記載してきたので、密閉シールされたフィードスルー70を光ファイバケーブル78に設置する例示的な方法が次に記載される。第1の歪み緩和ブートを光ファイバーケーブル78に置いて、それをケーブル78に沿って、一時的に邪魔にならないところにスライドさせる。上記の本発明に従って構成されたフィードスルー70を提供する。例示的な実施形態では、フィードスルー70は、2つの延長部75および76を有する。これらの延長部75および76は、延長部75および76の両方を通るチャネルを定義する。上記の特性を有する弾性スリーブ77をチャネル内に挿入する。上記のように、低温クリープおよび低温コールドフロー特性を有するTEFZELTMまたは他の弾性材料が弾性スリーブ77を形成するために適している。光ファイバーケーブル78を弾性チューブ77に挿入し、ケーブル78がフィードスルー70以上に十分長く延長していることを保証する。
延長部75および76をクリンプして、光ファイバーケーブル78に対して弾性スリーブ77を係合する。例示的な方法において、延長部75および76は、2つの延長部75および76のうちの各々に対して二度クリンプされる。フィードスルー70を90°回転して、例示的な方法で各延長部75および76に対して二度、フィードスルー70を再びクリンプする。延長部75および76をクリンプすることによって、弾性スリーブ77は、光ファイバーケーブル78とスナグ係合させられる。このスナグ係合は、2つの目的を促進する。第1に、ケーブル78は、フィードスルー70に対して移動することを制約される。第2に複数のクリンプは、密閉シールを提供して、液体または周囲の汚染物質がフィードスルー70に入ることを冗長的に保護する。フィードスルー70が大気チャンバの壁を通過するように用いられる場合、密閉フィードスルー70は、外部の汚染物質が入り、光ファイバーケーブル78に沿って漏れることによるチャンバ汚染可能性を防ぐ。
延長部75および76がクリンプされた後、第1の歪み緩和ブートをケーブル78の下にスライドさせて、それを延長部75および76のうちの第1の延長部、および光ファイバーケーブル78に係合させる。歪み緩和ブートは、ケーブル78をフィードスルー70にしっかりと結合し、ケーブル78によって発生した任意の引っ張り歪みをフィードスルー70に導く。このように、歪み緩和ブートは、比較的脆弱な光ファイバー51によって発生した任意の軸方向または引っ張り歪みを最小化させることを助ける。さらに強化するために、第2の歪み緩和ブートをケーブル78の反対の端部(すなわち、フィードスルー70を通って最初に挿入された端部)に沿ってスライドさせる。第2の歪み緩和ブートを光ファイバーケーブル78上に係合させる。
コネクタ10(図5)をクリンピングすることについての中空スペースに関する上記の記載は、等しく、フィードスルー70をクリンピングすることに適用される。詳細には、フィードスルー延長部75および76、光ファイバーケーブル78、および弾性スリーブ77の直径は、延長部75および76がクリンプされる場合に、これらの部品の間の中空スペース全部が弾性材料によって移動されるような比率を取る。これにより、光ファイバーケーブル78周りの密閉シールを効果的にする。中空スペースの容積は、クリンプ、および結果的に生じた延長部75および76の変形が同じ容積のスペースだけ消すように選択されるべきである。
図9Aおよび9Bは、本発明の別の実施形態に従って構成されたコネクタ90の切断図である。図9Cは、図9Aのライン9C−9Cに沿った、コネクタ90の断面図である。図9A、9Bおよび9Cに示されたコネクタ90は、コネクタ10に関して説明されたように、ねじによる係合ではなく、ツイストロック(twist−lock)係合を用いている。その他の点では、コネクタ90は、実質的にコネクタ10と同じであり、コネクタ10と同様の構造は、同様の参照番号で示される。詳細には、第1のケーブルターミネータ91および92は、1つのステンレス鋼の塊から機械加工される。第1のケーブルターミネータ91または92のアライメント手段93は、他のケーブルターミネータ91または92のかみ合い面によって提供された補アライメント手段93と係合する。図10に示される例示的な実施形態では、アライメント手段93は、第1のケーブルターミネータ91または92のかみ合い面から延長しているアライメントピンを含み、それと共に、他のケーブルターミネータ91または92のかみ合い面で定義された対応する、補環状スロットを含む。保持クリップ95は、アライメント手段93を所定の位置に保持するために提供され得る。シーリング手段94は、弾性材料から形成され、ケーブルターミネータ91および92の間のシールは、周辺の汚染物質がコネクタ90に入って、フェルールまたはコネクタ90の他の内部部品にダメージを与えることを防ぐ。アライメント手段37は、適切な保持手段によって所定の位置に保持される。この保持手段は、図示されるように、Oリング96であってもよい。さらに、Oリング96は、第2の密閉シールの役割を果たす。このOリング96は、上記されたようにVITONから製造され得る。コネクタ90は、光ファイバーケーブル周りの密閉シーリングを効果的にするために、図5と共に上記された技術と同じクリンピング技術を用いる。
図10、11および12は、上記のクリンピング動作に用いられた例示的なクリンピングツール150を示す。図10に示されるように、クリンピングツール150は、2つのハンドル152および選択して取替え可能なダイ151を含む。図11に示されるように、ダイ151は、複数のクリンピング部材153を含む。このクリンピング部材153は、ダイ151に対して半径方向に配置される。ハンドル152を共に締めると、クリンピング部材153は、ダイ151の中心方向に均一かつ半径方向に締められ、これにより、図12に示されるクリンプを効果的にする。上記されるように、所望のクリンプ深さに応じて、異なるダイ151が選択されて、クリンピングツール150に設置されてもよい。適切なクリンプツール150は、ダニエルタイプクリンプツールとして業界で公知であり、市販されている。クリンプツール150が規格品の品物であるため、その内部の構造および動作は、本明細書中では詳細に説明されない。
図1は、本発明の例示的な実施形態に従って構成された、分解された形式のコネクタの平面図である。 図2は、図1に示されたコネクタの中心部材の斜視図である。 図3は、図1に示されたケーブルターミネータの斜視図である。 図4は、図3に示されたケーブルターミネータの一部として示されたバックシェルの断面図である。 図5Aは、図3のライン5−5に沿った、ケーブルターミネータのコネクタステムの断面図である。 図5Bは、図3のライン5−5に沿った、ケーブルターミネータのコネクタステムの断面図である。 図6は、分解された形式の、図1に示されたコネクタの部分的切断図である。 図7は、本発明に従って構成されたフィードスルーの例示的な実施形態の上面図である。 図8は、図2のライン3−3に沿った、本発明のフィードスルーの例示的な実施形態の切断図である。 図9Aは、本発明の別の実施形態に従って構成されたコネクタの第1の切断図である。 図9Bは、本発明の別の実施形態に従って構成されたコネクタの第2の切断図である。 図9Cは、図9Aのライン9C−9Cに沿った、コネクタの別の実施形態の断面図である。 図10は、本明細書で説明されたクリンピング動作を実行するために適切なクリンピングツールの斜視図である。 図11は、図10で示されたクリンピングツールの一部として提供されるダイおよびクリンピング部材の拡大図である。 図12は、図10で示されたクリンピングツールによって形成されるクリンプの斜視図である。

Claims (1)

  1. 少なくとも2つの光ファイバーケーブルを接合する密閉シールされたコネクタであって、該ケーブルの各々は、光ファイバーを含み、
    2つの延長部を有する中心部材であって、該延長部の各々は、円筒形かつ同軸であり、第1の係合手段および第1のシーリング手段を含み、該中心部材は、該延長部に対して軸方向に配置されたチャネルを定義する、中心部材と、
    バックシェルを含む第1のコネクタであって、該バックシェルは、該延長部の該第1の延長部の該第1の係合手段と補完的な関係にある第2の係合手段と、該延長部の該第1の延長部の該第1のシーリング手段と補完的な関係にある第2のシーリング手段とを含み、該第1のコネクタは、フェルールシートと、該フェルールシートに接合されたフェルールとを含み、該フェルールシートに接合された円筒形クリンプソケットを含み、該クリンプソケットは、第1の光ファイバーケーブルを受ける軸方向チャネルを定義し、該フェルールシートは、該軸方向チャネルと通信する該フェルールを配置するボアを定義し、該ボアは、該第1の光ファイバーケーブルの該光ファイバーを受けて、該第1のファイバーと光通信する該フェルールを配置する、コネクタ。
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