JP2005121575A - 移動スケジュール管理システム、移動スケジュール管理方法及び移動スケジュール管理プログラム - Google Patents

移動スケジュール管理システム、移動スケジュール管理方法及び移動スケジュール管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 移動する際に影響する交通機関の障害を考慮した移動スケジュール管理システムを提供する。
【解決手段】 交通機関の運行状況の情報を収集して、内部に記憶する運行情報収集手段と、出発地から目的地までの経路を探索する条件を入力する条件入力手段と、運行情報を参照して、運行に障害がある路線を特定し、この路線を除外して、条件に合致する経路を求めて出力する経路探索手段と、条件に合致する移動経路の中から1つの経路を選択する経路選択手段と、選択された移動経路情報を記憶する記憶手段と、一定時間毎に運行情報を参照して、記憶手段に記憶されている移動経路上を移動する際に障害となり得る運行情報を検出する検出手段と、移動経路上を移動する際に障害となり得る運行情報を検出されたことを通知する通知手段とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、交通手段の経路探索結果に基づいて、旅行者や出張者等の移動スケジュールを管理する移動スケジュール管理システム、移動スケジュール管理方法及び移動スケジュール管理プログラムに関する。
従来から移動のスケジュールを管理するシステムとして、予め設定された目的地、到着希望時刻に対して、出発するべき時刻と移動経路とを出力することが可能なシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。このシステムは、何処にいても予め設定された待ち合わせ時間と待ち合わせ場所に対して、出発すべきタイミングとルートとを表示し、またその時刻を通知することを可能とするとともに、通知にもかかわらず、出発が遅れた場合は、補正情報を通知することを可能とするものである。
特開2003−207363号公報
しかしながら、特許文献1に示すシステムにあっては、目的地までの交通機関による所要時間算出に経路探索の結果として得られる所要時間を適用していたため、交通機関において発生した事故等による遅れの影響を考慮したスケジュール管理を行うことができないという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、移動する際に影響する交通機関の障害を考慮した移動スケジュール管理システム、移動スケジュール管理方法及び移動スケジュール管理プログラムを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、交通機関の運行状況の情報を収集して、内部に記憶する運行情報収集手段と、出発地から目的地までの経路を探索する条件を入力する条件入力手段と、前記運行情報を参照して、運行に障害がある路線を特定し、この路線を除外して、前記条件に合致する経路を求めて出力する経路探索手段と、前記条件に合致する移動経路の中から1つの経路を選択する経路選択手段と、前記選択された移動経路情報を記憶する記憶手段と、一定時間毎に前記運行情報を参照して、前記記憶手段に記憶されている移動経路上を移動する際に障害となり得る運行情報を検出する検出手段と、前記移動経路上を移動する際に障害となり得る運行情報を検出されたことを通知する通知手段とを備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、前記検出手段により、前記移動経路上を移動する際に障害となり得る運行情報を検出された場合に、現在移動中の移動経路情報と前記運行情報とに基づいて、前記目的地までの経路を探索する際の条件を生成する条件生成手段をさらに備え、前記経路探索手段は、前記条件生成手段により生成した探索条件に基づいて、新たな移動経路を求めることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、前記運行情報は、路線に障害が発生している場合の代替交通機関の情報を含み、前記経路探索手段は、該代替交通機関を使用することを優先して移動経路探索を行うことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、交通機関の運行状況の情報を収集して、内部に記憶する運行情報収集過程と、出発地から目的地までの経路を探索する条件を入力する条件入力過程と、前記運行情報を参照して、運行に障害がある路線を特定し、この路線を除外して、前記条件に合致する経路を求めて出力する経路探索過程と、前記条件に合致する移動経路の中から1つの経路を選択する経路選択過程と、前記選択された移動経路情報を記憶する記憶過程と、一定時間毎に前記運行情報を参照して、前記記憶過程により記憶された移動経路上を移動する際に障害となり得る運行情報を検出する検出過程と、前記移動経路上を移動する際に障害となり得る運行情報を検出されたことを通知する通知過程とを有することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、前記検出過程により、前記移動経路上を移動する際に障害となり得る運行情報を検出された場合に、現在移動中の移動経路情報と前記運行情報とに基づいて、前記目的地までの経路を探索する際の条件を生成する条件生成過程をさらに有し、前記経路探索過程は、前記条件生成過程により生成した探索条件に基づいて、新たな移動経路を求めることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、前記運行情報は、路線に障害が発生している場合の代替交通機関の情報を含み、前記経路探索過程は、該代替交通機関を使用することを優先して移動経路探索を行うことを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、交通機関の運行状況の情報を収集して、内部に記憶する運行情報収集処理と、出発地から目的地までの経路を探索する条件を入力する条件入力処理と、前記運行情報を参照して、運行に障害がある路線を特定し、この路線を除外して、前記条件に合致する経路を求めて出力する経路探索処理と、前記条件に合致する移動経路の中から1つの経路を選択する経路選択処理と、前記選択された移動経路情報を記憶する記憶処理と、一定時間毎に前記運行情報を参照して、前記記憶処理により記憶された移動経路上を移動する際に障害となり得る運行情報を検出する検出処理と、前記移動経路上を移動する際に障害となり得る運行情報を検出されたことを通知する通知処理とをコンピュータに行わせることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、前記検出処理により、前記移動経路上を移動する際に障害となり得る運行情報を検出された場合に、現在移動中の移動経路情報と前記運行情報とに基づいて、前記目的地までの経路を探索する際の条件を生成する条件生成処理をさらにコンピュータに行わせ、前記経路探索処理は、前記条件生成処理により生成した探索条件に基づいて、新たな移動経路を求めることを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、前記運行情報は、路線に障害が発生している場合の代替交通機関の情報を含み、前記経路探索処理は、該代替交通機関を使用することを優先して移動経路探索を行うことを特徴とする。
請求項1、4、7に記載の発明によれば、移動中の移動経路上において、影響を受ける障害のみの通知を受信することが可能になるという効果が得られる。
また、請求項2、5、8に記載の発明によれば、条件等の再入力を行うことなく新たな移動経路を決定することが可能になるという効果が得られる。
また、請求項3、6、9に記載の発明によれば、代替交通機関の経路を優先的に選択するようにしたため、新たな運賃が発生することなく移動を行うことができるという効果が得られる。
以下、本発明の一実施形態による移動スケジュール管理システムを図面を参照して説明する。図1は同実施形態の構成を示すブロック図である。この図において、符号1は、移動通信網を介してインターネット接続可能な携帯端末である。符号2は、移動通信網に接続される基地局であり、携帯端末1との間で無線通信を行う。符号3は、基地局2を介して通信が確立した携帯端末1をインターネットに接続する接続サーバである。符号4は、インターネットである。符号5は、移動スケジュールを管理するサービスを提供するサービス提供サーバである。
符号11は、携帯端末1内において、移動スケジュール管理を実施するために処理を統括する制御部である。符号12は、基地局2との間で通信を確立する通信部である。符号13は、文字や数値等を入力する入力部である。符号14は、ディスプレイで構成される表示部である。符号15は、移動スケジュール管理処理を行う移動スケジュール管理部dある。符号16は、探索経路を記憶する探索経路記憶部である。
符号51は、インターネット4を介して通信を行う通信部である。符号52は、入力された探索条件に基づいて、移動経路を探索して出力する経路探索部である。符号53は、経路探索部52において経路探索の対象となる交通機関の運行状況の最新情報を交通機関事業者から収集し、内部蓄えておく運行情報収集部である。符号54は、インターネット4を介して、携帯端末1に対して電子メールを配信するメール配信部である。
次に、図2を参照して、図1に示すシステムの動作を説明する。ここでは、交通機関を使用して、旅行や出張する者を移動者と称し、移動者は、複数の鉄道会社の鉄道を使用して、移動するものとして説明する。
まず、移動者は、携帯端末1からURL等を入力することにより、自分で所有している携帯端末1をインターネット4介してサービス提供サーバ5に接続する。続いて、移動者は、入力部13より経路探索の探索条件を入力する。ここで入力する探索条件の必須項目は、「出発駅」、「目的駅」、「出発日時または到着日時」である。また、探索条件には、この他に「時間最短」、「費用最安」、「乗り換え回数最小」、「乗り換え歩行距離最短」、「待ち時間最小」、「始発列車優先」、「始発駅からの距離優先」、「乗車率優先」、「乗車時間最小」、「優等列車非選択」、「優先列車優先」、「探索件数」等があり、移動者が希望に応じて選択して指定する。
この探索条件の入力を受けて、制御部11は、この探索条件を入力部13より読み込み、この読み込んだ探索条件を含む経路探索要求を送出する(ステップS1)。この経路探索要求は、経路探索部52が受信する。これを受けて、経路探索部52は、探索条件を内部に保持するとともに、運行情報収集部53に対して、運行情報取得要求を送出する(ステップS2)。
運行情報収集部53は、この運行情報取得要求に対して、内部に蓄えられている運行情報を読み出し、この運行情報を運行情報応答として経路探索部52へ返す(ステップS3)。この運行情報は、「○○会社線xx駅〜yy駅間で運転見合わせ」、「□□線全線で運転見合わせ」、「△△線10〜30分の遅れ」等の情報を、「路線を示す識別番号、路線中の区間(駅から駅まで)を示す識別番号、状態(遅れ、運転見合わせ、運休)を示す識別情報」で表現した情報で構成されている。
次に、経路探索部52は、運行情報収集部53から受け取った運行情報を参照して、携帯端末1から受け取った探索条件を満たす移動経路を探索する(ステップS4)。そして、得られた経路探索結果を経路探索応答として、携帯端末1へ送出する(ステップS5)。この経路探索応答に含まれる移動経路情報は、制御部11が受信し、内部に保持するとともに、受信した探索経路情報を表示部14へ表示する。この移動経路情報には、出発駅の出発時刻、使用路線、乗り換え前の路線の到着時刻、乗り換え路線の出発時刻、目的駅の到着時刻が含まれる。移動者は、入力部13を操作して、この表示された移動経路の中から所望の経路を1つ選択する(ステップS6)。これを受けて、制御部11は、選択された移動経路を特定し、この移動経路情報を移動スケジュール管理部15へ通知する(ステップS7)。これを受けて、移動スケジュール管理部15は、通知された移動経路情報を探索経路記憶部16へ保存する(ステップS8)。そして、移動スケジュール管理部15は、通知された移動経路情報と携帯端末1の電子メールアドレスを含む経路決定通知を運行情報収集部53へ送出する(ステップS9)。
次に、運行情報収集部53は、通知された移動経路情報と携帯端末1の電子メールアドレスとを関連付けて内部に保持する。そして、運行情報収集部53は、運行情報に変化が発生した場合(障害が発生した場合)、内部に保持している移動経路に影響を与えるかを判断する(ステップS10)。このとき、運行情報収集部53は、内部のタイマにより現在時刻を取得し、移動経路情報に含まれる路線の中で、現在時刻以降に使用する路線においてのみ影響を受けるか否かを判定し、既に通過した路線は、影響を与えるか否かの判定対象としない。
この判定の結果、影響を与えないのであれば、運行情報監視動作(ステップS10)を続行する。一方、障害が発生した路線が、移動経路中に含まれていた場合、運行情報収集部53は、メール配信部54に対して、運行情報(障害発生情報)と電子メールアドレスを含むメール配信要求を送出する(ステップS11)。これを受けて、メール配信部54は、この運行情報(障害発生情報)含む障害発生通知を、通知された電子メールアドレスに対してメール送信する(ステップS12)。これにより、移動者は障害が発生したことを知ることができる。
次に、制御部11は、障害発生通知の電子メールを開封した時点で、表示部14に対して、路線を変更するか否かを問うメッセージを表示する(ステップS13)。このメッセージに対して、移動者は「Yes」または「No」の応答を入力部13より入力する。この応答が、「No」であった場合、制御部11は処理を終了する。移動者は、この時点で新たな経路探索を行えば、前述した動作(ステップS1〜S13)が再度実行され、新たな移動経路の管理処理が行われることとなる。
一方、応答が「Yes」であった場合、制御部11は、移動スケジュール管理部15に対して、障害発生情報を含む経路変更要求を送出する(ステップS14)。これを受けて、移動スケジュール管理部15は、探索経路記憶部16に記憶されている移動経路情報を読み出す(ステップS15)。そして、移動スケジュール管理部15は、読み出した移動経路情報と、経路変更要求に含まれる障害発生情報とに基づいて、新たな探索条件を生成する(ステップS16)。このとき、現在時刻から現在位置を推定し、直近の乗り換え駅または、次の停車駅を出発駅とする探索条件を生成する。そして、移動スケジュール管理部15は、生成した探索条件を含む経路探索要求を経路探索部52へ送出する(ステップS17)。この動作以降は、ステップS2〜S12と同一である。
このように、自分の移動経路に影響する障害が発生した時のみに障害発生通知を電子メールによって送信するようにしたため、影響を受ける障害のみの通知を受信することができる。また、障害が発生した場合に、自動的に探索条件を生成するようにしたため、条件等の再入力を行うことなく移動経路決定することが可能となる。
次に、図3を参照して、障害の影響を移動スケジュール管理部15が行う場合の動作を説明する。図3において、ステップS1〜S8、S13〜S17は、図2に示すステップS1〜S8、S13〜S17と同様なので説明を省略する。
移動スケジュール管理部15は、移動経路情報を保存した(ステップS8)後に、運行情報収集部53に対して、運行情報取得要求を送出する(ステップS91)。これを受けて、運行情報収集部53は、内部に保持されている運行情報を読み出し、この運行情報を運行情報応答として移動スケジュール管理部15へ返す(ステップS92)。
次に、移動スケジュール管理部15は、受け取った運行情報に含まれる障害発生情報が内部に保持している移動経路に影響を与えるかを判断する(ステップS93)。このとき、移動スケジュール管理部15は、内部のタイマにより現在時刻を取得し、移動経路情報に含まれる路線の中で、現在時刻以降に使用する路線においてのみ影響を受けるか否かを判定し、既に通過した路線は、影響を与えるか否かの判定対象としない。
この判定の結果、影響を与えないのであれば、所定時間(例えば、5分)経過後に運行情報取得要求を実行する(ステップS91)。一方、障害が発生した路線が、移動経路中に含まれていた場合、移動スケジュール管理部15は、運行情報(障害発生情報)含む障害発生通知を、制御部11へ通知する(ステップS94)。これを受けて、制御部11は、メール受信時と同様に、着信音等により移動者に対して、障害が発生したことを通知するとともに、障害発生情報を表示部14へ表示する。これにより、移動者は障害が発生したことを知ることができる。
このように、障害が発生した場合に、この障害が影響を与えるか否かの判断を携帯端末
1側で行うようにしたため、サービス提供サーバ5内の処理の負荷を低減することができる。
次に、図4を参照して、他の実施形態を説明する。図4に示す構成が、図1に示す構成と異なる点は、移動スケジュール管理部15と探索経路記憶部16をサービス提供サーバ5内に設けた点である。
次に、図5を参照して、図4に示すシステムの動作を説明する。
まず、移動者は、携帯端末1からURL等を入力することにより、自分で所有している携帯端末1をインターネット4介してサービス提供サーバ5に接続する。続いて、移動者は、入力部13より経路探索の探索条件を入力する。
この探索条件の入力を受けて、制御部11は、この探索条件を入力部13より読み込み、この読み込んだ探索条件を含む経路探索要求を送出する(ステップS21)。この経路探索要求は、経路探索部52が受信する。これを受けて、経路探索部52は、探索条件を内部に保持するとともに、運行情報収集部53に対して、運行情報取得要求を送出する(ステップS22)。
運行情報収集部53は、この運行情報取得要求に対して、内部に蓄えられている運行情報を読み出し、この運行情報を運行情報応答として経路探索部52へ返す(ステップS23)。続いて、経路探索部52は、運行情報収集部53から受け取った運行情報を参照して、携帯端末1から受け取った探索条件を満たす移動経路を探索する(ステップS24)。そして、得られた経路探索結果を経路探索応答として、携帯端末1へ送出する(ステップS25)。この経路探索応答に含まれる移動経路情報は、制御部11が受信し、内部に保持するとともに、受信した探索経路情報を表示部14へ表示する。この移動経路情報には、出発駅の出発時刻、使用路線、乗り換え前の路線の到着時刻、乗り換え路線の出発時刻、目的駅の到着時刻が含まれる。移動者は、入力部13を操作して、この表示された移動経路の中から所望の経路を1つ選択する(ステップS26)。これを受けて、制御部11は、選択された移動経路を特定し、この移動経路情報を移動スケジュール管理部55へ通知する(ステップS27)。これを受けて、移動スケジュール管理部55は、通知された移動経路情報を探索経路記憶部56へ保存する(ステップS28)。そして、移動スケジュール管理部55は、通知された移動経路情報と携帯端末1の電子メールアドレスを含む経路決定通知を運行情報収集部53へ送出する(ステップS29)。
次に、運行情報収集部53は、通知された移動経路情報と携帯端末1の電子メールアドレスとを関連付けて内部に保持する。そして、運行情報収集部53は、運行情報に変化が発生した場合(障害が発生した場合)、内部に保持している移動経路に影響を与えるかを判断する(ステップS30)。このとき、運行情報収集部53は、内部のタイマにより現在時刻を取得し、移動経路情報に含まれる路線の中で、現在時刻以降に使用する路線においてのみ影響を受けるか否かを判定し、既に通過した路線は、影響を与えるか否かの判定対象としない。
この判定の結果、影響を与えないのであれば、運行情報監視動作(ステップS30)を続行する。一方、障害が発生した路線が、移動経路中に含まれていた場合、運行情報収集部53は、メール配信部54に対して、運行情報(障害発生情報)と電子メールアドレスを含むメール配信要求を送出する(ステップS31)。これを受けて、メール配信部54は、この運行情報(障害発生情報)含む障害発生通知を、通知された電子メールアドレスに対してメール送信する(ステップS32)。これにより、移動者は障害が発生したことを知ることができる。
次に、制御部11は、障害発生通知の電子メールを開封した時点で、表示部14に対して、路線を変更するか否かを問うメッセージを表示する(ステップS33)。このメッセージに対して、移動者は「Yes」または「No」の応答を入力部13より入力する。この応答が、「No」であった場合、制御部11は処理を終了する。移動者は、この時点で新たな経路探索を行えば、前述した動作(ステップS21〜S33)が再度実行され、新たな移動経路の管理処理が行われることとなる。
一方、応答が「Yes」であった場合、制御部11は、移動スケジュール管理部55に対して、障害発生情報を含む経路変更要求を送出する(ステップS34)。これを受けて、移動スケジュール管理部55は、探索経路記憶部56に記憶されている移動経路情報を読み出す(ステップS35)。そして、移動スケジュール管理部55は、読み出した移動経路情報と、経路変更要求に含まれる障害発生情報とに基づいて、新たな探索条件を生成する(ステップS36)。このとき、現在時刻から現在位置を推定し、直近の乗り換え駅または、次の停車駅を出発駅とする探索条件を生成する。そして、移動スケジュール管理部55は、生成した探索条件を含む経路探索要求を経路探索部52へ送出する(ステップS37)。この動作以降は、ステップS22〜S32と同一である。
このように、移動スケジュール管理処理をサービス提供サーバ5内で行うようにしたため、携帯端末1内の処理負荷を低減することが可能となる。
次に、図6を参照して、障害の影響を移動スケジュール管理部55が行う場合の動作を説明する。図6において、ステップS21〜S28、S33〜S37は、図5に示すステップS21〜S28、S33〜S37と同様なので説明を省略する。
移動スケジュール管理部55は、移動経路情報を保存した(ステップS28)後に、運行情報収集部53に対して、運行情報取得要求を送出する(ステップS291)。これを受けて、運行情報収集部53は、内部に保持されている運行情報を読み出し、この運行情報を運行情報応答として移動スケジュール管理部55へ返す(ステップS292)。
次に、移動スケジュール管理部55は、受け取った運行情報に含まれる障害発生情報が内部に保持している移動経路に影響を与えるかを判断する(ステップS293)。このとき、移動スケジュール管理部55は、内部のタイマにより現在時刻を取得し、移動経路情報に含まれる路線の中で、現在時刻以降に使用する路線においてのみ影響を受けるか否かを判定し、既に通過した路線は、影響を与えるか否かの判定対象としない。
この判定の結果、影響を与えないのであれば、所定時間(例えば、5分)経過後に運行情報取得要求を実行する(ステップS291)。一方、障害が発生した路線が、移動経路中に含まれていた場合、移動スケジュール管理部55は、運行情報(障害発生情報)含む障害発生通知を、制御部11へ通知する(ステップS294)。これを受けて、制御部11は、メール受信時と同様に、着信音等により移動者に対して、障害が発生したことを通知するとともに、障害発生情報を表示部14へ表示する。これにより、移動者は障害が発生したことを知ることができる。
このように、障害が発生した場合に、この障害が影響を与えるか否かの判断を移動スケジュール管理部55側で行うようにしたため、運行情報収集部53内の処理の負荷を低減することができる。
なお、運行情報収集部53は、各路線の障害発生情報に加え、振り替え輸送に関する情報も収集し、内部に蓄えるようにしてもよい。例えば、○○線が運転見合わせになった場合において、「□□線のxx駅からyy駅の区間」、「△△線の全線」が振り替え輸送の対象となった場合、障害が発生した路線と振り替え輸送の路線とを関連付けて内部に蓄えておき、運行情報取得要求に対する応答の中に振り替え輸送の情報を加えるようにする。そして、経路探索時には、この振り替え輸送路線を優先して経路探索を行うようにすれば、新たな運賃が発生することなく、新たな経路探索を行うことが可能となる。
また、図1、4における各処理部の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより移動スケジュール管理処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)を備えたWWWシステムも含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
本発明の一実施形態の構成を示すブロック図である。 図1に示すシステムの動作を示すシーケンス図である。 図1に示すシステムの動作を示すシーケンス図である。 本発明の他の実施形態の構成を示すブロック図である。 図4に示すシステムの動作を示すシーケンス図である。 図4に示すシステムの動作を示すシーケンス図である。
符号の説明
1・・・携帯端末
11・・・制御部
12・・・通信部
13・・・入力部
14・・・表示部
15,55・・・移動スケジュール管理部
16,56・・・探索経路記憶部
2・・・基地局
3・・・接続サーバ
4・・・インターネット
5・・・サービス提供サーバ
51・・・通信部
52・・・経路探索部
53・・・運行情報収集部
54・・・メール配信部

Claims (9)

  1. 交通機関の運行状況の情報を収集して、内部に記憶する運行情報収集手段と、
    出発地から目的地までの経路を探索する条件を入力する条件入力手段と、
    前記運行情報を参照して、運行に障害がある路線を特定し、この路線を除外して、前記条件に合致する経路を求めて出力する経路探索手段と、
    前記条件に合致する移動経路の中から1つの経路を選択する経路選択手段と、
    前記選択された移動経路情報を記憶する記憶手段と、
    一定時間毎に前記運行情報を参照して、前記記憶手段に記憶されている移動経路上を移動する際に障害となり得る運行情報を検出する検出手段と、
    前記移動経路上を移動する際に障害となり得る運行情報を検出されたことを通知する通知手段と
    を備えたことを特徴とする移動スケジュール管理システム。
  2. 前記検出手段により、前記移動経路上を移動する際に障害となり得る運行情報を検出された場合に、現在移動中の移動経路情報と前記運行情報とに基づいて、前記目的地までの経路を探索する際の条件を生成する条件生成手段をさらに備え、
    前記経路探索手段は、前記条件生成手段により生成した探索条件に基づいて、新たな移動経路を求めることを特徴とする請求項1に記載の移動スケジュール管理システム。
  3. 前記運行情報は、路線に障害が発生している場合の代替交通機関の情報を含み、
    前記経路探索手段は、該代替交通機関を使用することを優先して移動経路探索を行うことを特徴とする請求項2に記載の移動スケジュール管理システム。
  4. 交通機関の運行状況の情報を収集して、内部に記憶する運行情報収集過程と、
    出発地から目的地までの経路を探索する条件を入力する条件入力過程と、
    前記運行情報を参照して、運行に障害がある路線を特定し、この路線を除外して、前記条件に合致する経路を求めて出力する経路探索過程と、
    前記条件に合致する移動経路の中から1つの経路を選択する経路選択過程と、
    前記選択された移動経路情報を記憶する記憶過程と、
    一定時間毎に前記運行情報を参照して、前記記憶過程により記憶された移動経路上を移動する際に障害となり得る運行情報を検出する検出過程と、
    前記移動経路上を移動する際に障害となり得る運行情報を検出されたことを通知する通知過程と
    を有することを特徴とする移動スケジュール管理方法。
  5. 前記検出過程により、前記移動経路上を移動する際に障害となり得る運行情報を検出された場合に、現在移動中の移動経路情報と前記運行情報とに基づいて、前記目的地までの経路を探索する際の条件を生成する条件生成過程をさらに有し、
    前記経路探索過程は、前記条件生成過程により生成した探索条件に基づいて、新たな移動経路を求めることを特徴とする請求項4に記載の移動スケジュール管理方法。
  6. 前記運行情報は、路線に障害が発生している場合の代替交通機関の情報を含み、
    前記経路探索過程は、該代替交通機関を使用することを優先して移動経路探索を行うことを特徴とする請求項5に記載の移動スケジュール管理方法。
  7. 交通機関の運行状況の情報を収集して、内部に記憶する運行情報収集処理と、
    出発地から目的地までの経路を探索する条件を入力する条件入力処理と、
    前記運行情報を参照して、運行に障害がある路線を特定し、この路線を除外して、前記条件に合致する経路を求めて出力する経路探索処理と、
    前記条件に合致する移動経路の中から1つの経路を選択する経路選択処理と、
    前記選択された移動経路情報を記憶する記憶処理と、
    一定時間毎に前記運行情報を参照して、前記記憶処理により記憶された移動経路上を移動する際に障害となり得る運行情報を検出する検出処理と、
    前記移動経路上を移動する際に障害となり得る運行情報を検出されたことを通知する通知処理と
    をコンピュータに行わせることを特徴とする移動スケジュール管理プログラム。
  8. 前記検出処理により、前記移動経路上を移動する際に障害となり得る運行情報を検出された場合に、現在移動中の移動経路情報と前記運行情報とに基づいて、前記目的地までの経路を探索する際の条件を生成する条件生成処理をさらにコンピュータに行わせ、
    前記経路探索処理は、前記条件生成処理により生成した探索条件に基づいて、新たな移動経路を求めることを特徴とする請求項7に記載の移動スケジュール管理プログラム。
  9. 前記運行情報は、路線に障害が発生している場合の代替交通機関の情報を含み、
    前記経路探索処理は、該代替交通機関を使用することを優先して移動経路探索を行うことを特徴とする請求項8に記載の移動スケジュール管理プログラム。
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