JP2005121494A - 相互変調測定方法及び装置 - Google Patents

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陽 山口
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Abstract

【課題】
与えられた基本波成分と3次変調歪み波成分との強度比の測定下限が低い相互変調測定方法及び装置を提供することを目的とする。
【解決手段】
測定対象15の非線形性を評価する相互変調測定方法において、周波数の異なる複数の信号を測定対象15に入力するステップと、測定対象15の出力信号に含まれる、測定対象15に入力された信号と同じ周波数を持つ基本波成分と測定対象15に入力された信号と異なる周波数を持つ歪み波信号とのうち、基本波成分の強度を測定下限値以上の範囲内で選択的に減衰14bさせるステップと、基本波成分および歪み波成分の周波数スペクトルを測定下限値以上の範囲で観測16するステップと、観測16した歪み波信号の強度と観測した減衰後の基本波成分の強度との比を測定することにより、測定対象15の非線形性を評価するステップと、を有するように構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、素子や回路の非線形性の評価に関する。
高周波素子や回路の非線形性の評価に用いられる手法の一つに、相互変調測定法がある。この相互変調測定法は、周波数の異なる2つの信号を評価対象である高周波素子や回路に入力し、この高周波素子や回路から出力される入力信号と同じ周波数を持つ信号と、高周波素子や回路の有する非線形性によって発生し入力信号と異なる周波数を持つ相互変調信号と、の強度比を求めることによって、高周波素子や回路の非線形性を評価する手法である。
図4は、従来の相互変調測定装置の模式図である(非特許文献1参照)。
図4の2つの信号源41a、41bからそれぞれ発生した周波数fa、fb(fa>fb)の信号は、合波器43で合成される。一般に、合成される前の2つの信号の強度は、同一になるように設定される。なお、アイソレータ42a、42bは、他の部品からの反射信号から各信号源を絶縁する。
合波器43で合成された信号は、フィルタ44で高調波が除去され、経路47aを通して、高周波素子や回路などの測定対象45に入力される。この測定対象45に入力される信号の周波数スペクトルを図5に示す。
測定対象45から出力される信号は、減衰器48で減衰された後、スペクトラムアナライザ46でその周波数スペクトルが測定される。なお、アイソレータ42cは、スペクトラムアナライザ46からの反射信号から他の部品を絶縁する。
図6は、スペクトラムアナライザ46で測定された信号の周波数スペクトルを示す図である。
図6に示すように、測定対象45の出力信号には、入力信号と同じ周波数を持つ基本波成分と呼ばれる信号成分(61a、61b)と3次変調歪み波成分(62a、62b)と呼ばれる信号成分とが併存する。この3次変調歪み波成分(62a、62b)は、2つの入力信号の周波数差分(|fa−fb|)だけ基本波成分(61a、61b)から離れた周波数2fa−fb、2fb−faを有している。
この3次変調歪み波成分(62a、62b)は測定対象45の非線形性から生じているため、基本波成分(61a、61b)と3次変調歪み波成分(62a、62b)とを測定し、両者の強度比を求めれば、測定対象45の非線形性を評価することができる。
ところで、従来の相互変調測定装置は減衰器48を備えているが、この減衰器48は、スペクトラムアナライザ46に入力する信号の強度を下げて、スペクトラムアナライザ46自身が生じさせる3次変調歪み信号を抑制するために挿入されている。
すなわち、スペクトラムアナライザ46に入力される信号の強度が大きいと、スペクトラムアナライザ46自身が生じさせる3次変調歪み信号の強度が雑音レベルを越えてしまうため、基本波成分(61a、61b)の強度に較べて著しく小さい3次変調歪み波成分(62a、62b)の強度の測定が困難となる。
そこで、従来の相互変調測定装置は、スペクトラムアナライザ46自身が生じさせる3次変調歪み信号の強度がスペクトラムアナライザ46の雑音レベル以下になるように、スペクトラムアナライザ46に入力される信号を減衰器48において減衰していた。
D.E.Oates著、H.Weinstock and M. Nisenoff編、"Microwave Superconductivity"、Dorderecht、Kluwer Academic Publishers、2001、p.113148
しかしながら、この減衰器48は基本波成分のみならずその3次変調歪み信号の強度をも減衰させる。また、減衰後の3次変調歪み信号の強度がスペクトラムアナライザ46の雑音レベルよりも低い場合、3次変調歪み信号の測定は困難となる。
したがって、従来の相互変調測定装置では、減衰後の3次変調歪み信号の強度がスペクトラムアナライザ46の雑音レベルと等しい場合の、減衰器48を通過する前の経路47bでの3次変調歪み信号成分(62a、62b)の基本波成分に対する強度比が、測定下限になってしまうという問題があった。
以下、この問題を詳細に説明する。
まず、スペクトラムアナライザ46の雑音レベルをNL(dBm)、スペクトルアナライザ46自身が発生する3次変調歪み信号(62a、62b)の強度がNL(dBm)となる入力信号レベルをIMX(dBm)、基本波成分(61a、61b)の強度をIF(dBm)として、
が成り立っている場合に、減衰器48の減衰度をAT(dB)とすると、
となる。したがって、測定の下限SMN(dB)は、
により、
で与えられる。
そして、スペクトラムアナライザ46のダイナミックレンジDR(dB)を、
で定義すれば、
となる。
このように、従来の相互変調測定装置では、IF(dBm)がIMX(dBm)を越えている場合、基本波成分(61a、61b)と3次変調歪み波成分(62a、62b)の強度比がスペクトラムアナライザ46のダイナミックレンジを越えると、測定不可能になる。
そこで、本発明は、かかる事情に鑑み、与えられた基本波成分と3次変調歪み波成分との強度比の測定下限が低い相互変調測定方法及び装置を提供することを目的とする。
本発明によれば、上記課題は、次の手段により解決される。
第1の発明は、測定対象の非線形性を評価する相互変調測定方法において、周波数の異なる複数の信号を前記測定対象に入力するステップと、前記測定対象の出力信号に含まれる、前記測定対象に入力された信号と同じ周波数を持つ基本波成分と前記測定対象に入力された信号と異なる周波数を持つ歪み波信号とのうち、前記基本波成分の強度を測定下限値以上の範囲内で選択的に減衰させるステップと、前記基本波成分および前記歪み波成分の周波数スペクトルを前記測定下限値以上の範囲で観測するステップと、前記観測した歪み波信号の強度と前記観測した減衰後の基本波成分の強度との比を測定することにより、前記測定対象の非線形性を評価するステップと、を有することを特徴とする相互変調測定方法である。
第2の発明は、測定対象の非線形性を評価する相互変調測定方法において、周波数の異なる複数の信号を前記測定対象に入力するステップと、前記測定対象の出力信号に含まれる、前記測定対象に入力された信号と同じ周波数を持つ基本波成分と前記測定対象に入力された信号と異なる周波数を持つ歪み波信号とのうち、前記基本波成分の周波数における信号強度レベルと測定下限値との差よりも小さい範囲内で、前記歪み波成分の少なくとも1つよりも前記基本波成分を大きく減衰させるステップと、前記基本波成分および前記歪み波成分の周波数スペクトルを前記測定下限値以上の範囲で観測するステップと、前記観測した歪み波信号の強度と前記観測した減衰後の基本波成分の強度との比を測定することにより、前記測定対象の非線形性を評価するステップと、を有することを特徴とする相互変調測定方法である。
第3の発明は、周波数の異なる複数の信号を入力された測定対象の出力信号に含まれる、前記入力された信号と同じ周波数を持つ基本波成分と前記入力された信号と異なる周波数を持つ歪み波信号と、を測定する相互変調測定装置において、前記基本波成分および前記歪み波成分の周波数スペクトルを観測する観測器と、前記測定対象と前記観測器との間の信号経路上に配置され、前記基本波成分の強度を前記観測器の測定下限値以上の範囲内で選択的に減衰させるフィルタと、を備えることを特徴とする相互変調測定装置である。
第4の発明は、前記フィルタは、前記基本波成分の周波数における信号強度レベルと前記観測器の測定下限値との差よりも小さい範囲内で、前記歪み波成分の少なくとも1つよりも前記基本波成分を大きく減衰させる、ことを特徴とする第3の発明に係る相互変調測定装置である。
以上説明したように、本発明によれば、与えられた基本波成分と3次変調歪み波成分との強度比の測定下限を、従来よりも低くすることができる。したがって、本発明によれば、種々の高周波装置や部品の微小な非線形性を精密に評価することが可能になる。よって、本発明によれば、近年急速に普及が拡大している携帯電話や無線LANなどに代表される種々の無線通信システムに要求される高品質の高周波装置および部品の研究開発へ多大な貢献をなすことができる。
以下に、添付した図面を参照しつつ、本発明を実施するための好適な実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る相互変調測定装置の模式図である。
図1に示すように、本発明の実施の形態に係る相互変調測定装置は、信号源11a、11bと、アイソレータ12a、12b、12cと、合波器13と、フィルタ14a、14bと、減衰器18と、スペクトラムアナライザ16と、を備えている。
図1の2つの信号源11a、11bからそれぞれ発生した周波数fa、fb(fa>fb)の信号は、合波器13で合成される。一般に、合成される前の2つの信号の強度は、同一になるように設定する。なお、アイソレータ12a、12bは、他の部品からの反射信号から各信号源を絶縁する。
合波器13で合成された信号は、フィルタ14aで高調波が除去され、経路17aを通して、高周波素子や回路などの測定対象15に入力される。この測定対象15に入力される信号の周波数スペクトルは、図5に示すとおりである。また、この測定対象15から出力される信号の周波数スペクトラムは、図6に示すとおりである。図6に示すように、測定対象15の出力信号には、基本波成分(11a、11b)と3次変調歪み波成分(12a、12b)とが併存する。この3次変調歪み波成分(12a、12b)は、2つの入力信号の周波数差分(|fa−fb|)だけ基本波成分から離れた周波数2fa−fb、2fb−faを有している。
測定対象15の出力信号は、スペクトラムアナライザ16に到達する前にフィルタ14bを通過する。このフィルタ14bは、周波数fa、fbでの減衰度が周波数2fa−fbまたは2fb−faの少なくとも一方での減衰度よりも大きく、周波数faまたはfbの少なくとも一方での減衰度がその周波数における信号強度レベルとスペクトラムアナライザの雑音レベルの差よりも小さくなるという周波数特性を有している。このフィルタ14bの周波数特性の一例を図2に示す。
図2中、フィルタ14bでの周波数2fa−fb、faにおける減衰度を、それぞれAT1(dB)、AT2(dB)とする。AT1(dB)は、AT2(dB)よりも小さく設定されている。また、AT2(dB)は、経路17bでの信号のうちの周波数faを持つ基本波成分の強度とスペクトラムアナライザ16の雑音レベルの差よりも小さく設定されている。
したがって、図2のフィルタ14b通過後の基本波成分(周波数fa)の強度は、スペクトラムアナライザ16の雑音レベルよりも高い。よって、図2のフィルタ14bによれば、スペクトラムアナライザ16で基本波成分の強度を測定できる。
このように、フィルタ14bによれば、測定対象15の出力信号における基本波成分を、2つの3次変調歪み波成分のうちの少なくとも1つに較べて相対的に大きく減衰させることができるため、3次変調歪み波成分がスペクトラムアナライザに到達するまでに受ける減衰を従来の相互変調測定装置に較べて小さくすることができる。また、このフィルタ14bによれば、2つの基本波成分のうちの少なくとも1つの減衰後の信号強度をスペクトラムアナライザの雑音レベル以上にすることができる。したがって、このフィルタ14bを備える本発明の実施の形態に係る相互変調測定装置によれば、基本波成分と3次変調歪み波成分との強度比の測定下限を下げることができる。
本発明の実施の形態に係る相互変調測定装置は、測定対象15からの信号をスペクトラムアナライザ16へ導く経路にフィルタ14bを配置して、基本波成分の強度をスペクトラムアナライザ16の雑音レベル以上の範囲内で選択的に減衰させる点で、従来の相互変調測定装置と大きく異なる。
フィルタ14bから出力された信号は、減衰器18で減衰された後、スペクトラムアナライザ16でその周波数スペクトルが測定される。ここで、減衰器18の減衰度は、この減衰した基本波成分31aによってスペクトラムアナライザ16自身が発生する3次変調歪み信号の強度がスペクトラムアナライザ16の雑音レベル以下になるレベルに設定される。したがって、3次変調歪み波成分がスペクトラムアナライザ16に到達するまで(フィルタ14a、減衰器18)に受ける減衰の合計は、従来よりも小さくなる。なお、アイソレータ12cは、スペクトラムアナライザ16からの反射信号から他の部品を絶縁する。
本発明の実施の形態に係る相互変調測定装置によれば、基本波成分と3次変調歪み波成分との強度比の測定下限が、減衰後の3次変調歪み波成分32aの強度がスペクトラムアナライザ16の雑音レベルと等しい場合の、減衰器を通過する前の経路17bでの3次変調歪み信号の基本波信号に対する強度比で与えられる。
ここで、スペクトラムアナライザ16の雑音レベルをNL(dBm)、スペクトルアナライザ16自身が発生する3次変調歪み信号の強度がNL(dBm)となる入力信号レベルをIMX(dBm)、基本波成分の強度をIF(dBm)、減衰器18の減衰度をAT(dB)として、
が成り立っているとする。
フィルタ14bでの周波数2fa−fb、faにおける減衰度を、図2のように、それぞれAT1(dB)、AT2(dB)として、両者の差をATD(dB) (=AT2(dB)−AT1(dB))とする。ここで、AT2(dB)はIF(dBm)−NL(dBm)よりも小さく設定される。これは、基本波成分の強度を測定するためには、フィルタ14bで減衰を受けた周波数faにおける基本波成分の信号強度(IF(dBm)−AT2(dB))が、NL(dBm)よりも大きくなる必要があることによる。
AT2(dB)がIF(dBm)−IMX(dBm)よりも小さいか等しい場合、減衰器18の減衰度AT(dB)は、
と設定される。
したがって、この場合の測定下限SMN(dB)は、
により、
で与えられる。
スペクトラムアナライザ16のダイナミックレンジDR(dB)を、
で定義すれば、
となる。
AT2(dB)がIF(dBm)−IMX(dBm)よりも大きい場合には、フィルタ14bで減衰を受けた周波数faにおける基本波成分の信号強度は、
となり、IMX(dBm)よりも小さいため、減衰器18の減衰度AT(dB)は0dBに設定される。
したがって、この場合の測定下限SMN(dB)は、
により、
で与えられる。
スペクトラムアナライザ16のダイナミックレンジDR(dB)の定義を用いれば、
となる。
以上の説明から、本発明の実施の形態に係る相互変調測定装置では、AT2(dB)がIF(dBm)−IMX(dBm)よりも小さいか等しい場合にはATD(dB)だけ、AT2(dB)がIF(dBm)−IMX(dBm)よりも大きい場合には(ATD(dB)−(AT2(dB)−(IF(dBm)−IMX(dBm)))だけ、それぞれ測定下限が従来の相互変調測定装置よりも下がり、基本波成分と3次変調歪み波成分の強度比がスペクトラムアナライザ16のダイナミックレンジを越えた場合にも測定が可能になることがわかる。
したがって、本発明の実施の形態に係る相互変調測定装置によれば、基本波成分の強度に較べて著しく小さい3次変調歪み波成分の強度の測定を、従来よりも容易に行うことができる。
なお、図1においては、測定対象15−フィルタ14b−アイソレータ12c−減衰器18−スペクトラムアナライザ16と接続しているが、フィルタ14b、アイソレータ12c、減衰器18の位置の順序は任意である。したがって、たとえば、測定対象15−減衰器18−アイソレータ12c−フィルタ14b−スペクトラムアナライザ16と接続してもよいし、測定対象15−アイソレータ12c−減衰器18−フィルタ14b−スペクトラムアナライザ16などと接続してよい。
本発明の実施の形態に係る相互変調測定装置の模式図である。 本発明の実施の形態に係るフィルタの周波数特性の一例を示す図である。 フィルタ14bによる減衰を受けた出力信号の周波数スペクトルを示す図である。 従来の相互変調測定装置の模式図である。 従来の相互変調測定装置における入力信号の周波数スペクトルを示す図である。 従来の相互変調測定装置における評価対象の出力信号の周波数スペクトルを示す図である。
符号の説明
11a 周波数faの信号源
11b 周波数fb(fa>fb)の信号源
12a、12b、12c アイソレータ
13 合波器
14a、14b フィルタ
15 測定対象
16 スペクトラムアナライザ
17a、17b、17c、17d、17e 信号の経路
18 減衰器
AT1(dB) 周波数2fa−fbでの減衰度
AT2(dB) 周波数fa、fbでの減衰度
ATD(dB) AT2(dB)とAT1(dB)の差
31a、31b 周波数がfa、fbの減衰を受けた基本波成分
32a、32b 周波数2fa−fb、2fb−faの減衰を受けた3次変調歪み波成分
41a 周波数faの信号源
41b 周波数fb(fa>fb)の信号源
42a、42b、42c アイソレータ
43 合波器
44 フィルタ
45 測定対象
46 スペクトラムアナライザ
47a、47b、47c 信号の経路
48 減衰器
51a 周波数faの信号
51b 周波数fb(fa>fb)の信号
61a、61b 周波数がfa、fbの基本波成分
62a、62b 周波数2fa−fb、2fb−faの3次変調歪み波成分

Claims (4)

  1. 測定対象の非線形性を評価する相互変調測定方法において、
    周波数の異なる複数の信号を前記測定対象に入力するステップと、
    前記測定対象の出力信号に含まれる、前記測定対象に入力された信号と同じ周波数を持つ基本波成分と前記測定対象に入力された信号と異なる周波数を持つ歪み波信号とのうち、前記基本波成分の強度を測定下限値以上の範囲内で選択的に減衰させるステップと、
    前記基本波成分および前記歪み波成分の周波数スペクトルを前記測定下限値以上の範囲で観測するステップと、
    前記観測した歪み波信号の強度と前記観測した減衰後の基本波成分の強度との比を測定することにより、前記測定対象の非線形性を評価するステップと、
    を有することを特徴とする相互変調測定方法。
  2. 測定対象の非線形性を評価する相互変調測定方法において、
    周波数の異なる複数の信号を前記測定対象に入力するステップと、
    前記測定対象の出力信号に含まれる、前記測定対象に入力された信号と同じ周波数を持つ基本波成分と前記測定対象に入力された信号と異なる周波数を持つ歪み波信号とのうち、前記基本波成分の周波数における信号強度レベルと測定下限値との差よりも小さい範囲内で、前記歪み波成分の少なくとも1つよりも前記基本波成分を大きく減衰させるステップと、
    前記基本波成分および前記歪み波成分の周波数スペクトルを前記測定下限値以上の範囲で観測するステップと、
    前記観測した歪み波信号の強度と前記観測した減衰後の基本波成分の強度との比を測定することにより、前記測定対象の非線形性を評価するステップと、
    を有することを特徴とする相互変調測定方法。
  3. 周波数の異なる複数の信号を入力された測定対象の出力信号に含まれる、前記入力された信号と同じ周波数を持つ基本波成分と前記入力された信号と異なる周波数を持つ歪み波信号と、を測定する相互変調測定装置において、
    前記基本波成分および前記歪み波成分の周波数スペクトルを観測する観測器と、
    前記測定対象と前記観測器との間の信号経路上に配置され、前記基本波成分の強度を前記観測器の測定下限値以上の範囲内で選択的に減衰させるフィルタと、
    を備えることを特徴とする相互変調測定装置。
  4. 前記フィルタは、前記基本波成分の周波数における信号強度レベルと前記観測器の測定下限値との差よりも小さい範囲内で、前記歪み波成分の少なくとも1つよりも前記基本波成分を大きく減衰させる、
    ことを特徴とする請求項3に記載の相互変調測定装置。
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