JP2005117454A - 複数の記録媒体を装着する映像記録装置およびカメラレコーダ - Google Patents
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Abstract
【課題】 複数の記録媒体に対して連続して映像信号を記録し、複数の記録媒体を単一のボリュームとして扱う場合、個々の記録媒体を取り出しても再生することは出来ず、一部の映像信号を再生する場合でも、すべての記録媒体を参照する必要があった。
【解決手段】 複数の記録媒体に順次映像信号をファイル化して記録し、管理情報ファイル別媒体の映像ファイル情報を記録する。また、音声ファイルも映像ファイルと同一の同期した時間記録し、単一の記録媒体のみでも再生が可能とする。
【選択図】 図1
【解決手段】 複数の記録媒体に順次映像信号をファイル化して記録し、管理情報ファイル別媒体の映像ファイル情報を記録する。また、音声ファイルも映像ファイルと同一の同期した時間記録し、単一の記録媒体のみでも再生が可能とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、複数の記録媒体に連続して映像および音声を記録することが可能な映像記録装置およびカメラレコーダに関する。
近年、光ディスクや、半導体メモリなどの記録媒体に、映像信号をファイル化して記録する装置が一般的になり、記録媒体の大容量化に伴い、記録時間も拡大している。しかし、単一の記録媒体の容量は限られるため、複数の記録媒体に映像信号を連続記録し、記録時間の拡大を図る方式が提案されている。
従来の複数の記録媒体に連続して記録する方法としては、複数の光ディスクを交換しながらこれらの光ディスクに映像を途切れなく連続して記録する方法があった。(例えば、特許文献1参照)。前記従来例では、光ディスク記録装置内にサブディスクを設けることによって、メインディスクを入れ替えている間にも録画を継続できるものであり、メインディスクを順次入れ替えることにより、長時間の記録を実現するものである。さらに、光ピックアップがメインディスクとサブディスクとの間の移動中においても、バッファメモリによって、連続して入力されてくるTV放送の映像音声信号などの記録データを、欠落させることなく録画できるものであった。
特開平10−106152号公報
しかしながら、上記のような記録方法では、録画時に複数のメインディスクおよびサブディスクのそれぞれの録画開始アドレスと録画終了アドレスとを情報メモリに格納し、再生時はこの内容に従って順次再生するという構成のため、連続記録された複数の記録媒体のみを取り出し、別の装置で連続再生する事は困難であった。
本発明は前記従来の課題を解決するもので、複数の記録媒体に連続して映像信号を映像ファイルとして記録する映像記録装置において、映像信号を記録する際に個々の記録媒体に記録時間を分割して独立した映像ファイルとして順次記録すると共に、映像ファイルの情報を示す管理情報ファイルを個々の記録媒体に記録し、前記管理情報ファイルには他の記録媒体に記録される前後の映像ファイルの情報を記録する。
本構成によって、複数の記録媒体にまたがって記録されている連続した映像を別の装置で再生する場合でも、前記管理情報を参照することで、個々の映像ファイルの前後関係が明確になり、複数記録媒体を使用した連続再生が可能になる。また、個々の記録媒体の映像ファイルは独立しているため、記録媒体単独でもその中に記録された映像の再生が可能である。
本発明のカメラレコーダおよび映像記録装置では、個々の記録媒体について映像信号の記録が完了する時点で、前後の映像ファイルの情報は確定しており、管理情報ファイルの記録も完了する事が出来る。したがって記録済みの媒体を新規の媒体と逐次交換することで時間制限の無い連続記録動作が可能となる。
また、複数の記録媒体に連続して記録する場合、個別の記録媒体のファイルは独立しており、個々の記録媒体1個のみを取り出した場合でも、クリップとして再生する事が可能である。そして、管理情報に前後のクリップの情報を記録するため、複数のクリップを結合して連続再生をすることが容易に可能である。
また、複数の記録媒体に連続して記録する場合、個別の記録媒体のファイルは独立しており、個々の記録媒体1個のみを取り出した場合でも、クリップとして再生する事が可能である。そして、管理情報に前後のクリップの情報を記録するため、複数のクリップを結合して連続再生をすることが容易に可能である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施例を説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態のカメラレコーダの構成を示す。映像記録再生装置は、システム制御部101と、I/Oバス121と、着脱可能な複数の記録メモリ111〜114と、記録メモリと接続するPCMCIA I/F部110と、ファイルの記録や再生を指示する入力手段130と、CCDなどにより映像を入力するカメラ部127と撮影した映像信号の処理をおこなう映像処理手段132と、映像信号の符号化を行うエンコーダ131と、音声信号を入力するマイク部138と、入力した音声信号の処理を行う音声処理手段135と、映像信号を復号化するデコーダ133と、復号された映像信号を出力する映像出力手段134と、音声信号を出力する音声出力手段136と、機器の動作状態を示す表示部139を含む。
図1は、本発明の実施の形態のカメラレコーダの構成を示す。映像記録再生装置は、システム制御部101と、I/Oバス121と、着脱可能な複数の記録メモリ111〜114と、記録メモリと接続するPCMCIA I/F部110と、ファイルの記録や再生を指示する入力手段130と、CCDなどにより映像を入力するカメラ部127と撮影した映像信号の処理をおこなう映像処理手段132と、映像信号の符号化を行うエンコーダ131と、音声信号を入力するマイク部138と、入力した音声信号の処理を行う音声処理手段135と、映像信号を復号化するデコーダ133と、復号された映像信号を出力する映像出力手段134と、音声信号を出力する音声出力手段136と、機器の動作状態を示す表示部139を含む。
記録メモリ111〜114はPCMCIAの形状で脱着可能な構成となっており、スロット1から4までの4個のスロットを持つPCMCIA I/F部110とはPCカード規格により接続される。
システム制御部101は、例えば、マイコンとメモリとによって実現される。システム制御部101に含まれる各手段は、マイコンが各種のプログラムを実行することによって実現される。システム制御部101に含まれる各メモリは、例えば、単一のメモリを用途ごとに領域を分けて使うことによって実現される。
カメラ部137にて入力された映像信号は、映像処理部132にて記録に適した処理が行われたのち、エンコーダ131にて例えばSMPTE−314M(DV−Based 25M)の圧縮処理により約1/5の符号量に圧縮される。映像ファイル処理102では圧縮されたSMPTE−314Mの圧縮データを1フレーム単位を基準としてファイル化する(DIF形式ファイル)。NTSCの場合、DIF形式ファイルは1フレームあたりのデータ量は固定量の120000Byteとなる。
図2(a)にDIF形式ファイルの構造を示す。ファイルのヘッダ等は無く、フレームの順に圧縮データが並んでいる構造であるため、Nフレーム記録時のファイルサイズは上記1フレームあたりの符号量のN倍となる。
また、DIF形式ファイルの中では音声2チャンネルを格納出来るが、本実施の形態ではDIF形式ファイル内の音声データは使用せず、別ファイルとして記録する。これは、放送局などの業務用途の編集作業では、映像と音声を独立して編集作業を行う事が多く、業務用途のノンリニア編集機では映像と音声を別ファイルとするのが一般的である為である。
マイク部138にて入力された音声データは音声処理手段135にて記録に適した処理が行われた後、音声ファイル処理103にてWave形式でファイル化される。Wave形式ファイルの一例を図2(b)に示す。Waveファイルは、RIFF(Resource Interchange File Format)の一つであり複数のチャンクで構成されている。各チャンクは4文字のID(ASCII 4Byte)と4バイトのチャンクデータサイズ、そして実際のチャンクデータで構成される。ファイルの先頭にはRIFFチャンクがあり、Wave形式である事を表している。fmtチャンクではファイルに格納されている音声データのサンプル周波数、量子化数などの構造が格納されている。dataチャンクには、チャンクIDとチャンクサイズ(合計8Byte)に続いて実際の音声データが格納されている。音声の量子化数を16bitとした場合のファイルサイズは以下の様になる。
RIFF + fmt +8 +(M×(16/8)) Byte
RIFF=RIFFチャンクのバイト数
fmt =fmtチャンクのバイト数
M =音声データの総サンプル数
1つの音声ファイルには1チャンネルの音声だけを記録する。従って、記録する音声のチャンネル数が2チャンネルの場合は、Waveファイルをチャンネル毎に独立して2個記録する。
RIFF=RIFFチャンクのバイト数
fmt =fmtチャンクのバイト数
M =音声データの総サンプル数
1つの音声ファイルには1チャンネルの音声だけを記録する。従って、記録する音声のチャンネル数が2チャンネルの場合は、Waveファイルをチャンネル毎に独立して2個記録する。
記録メモリ111〜114はFAT16やFAT32等のファイルシステムでフォーマットされており、記録メモリへのファイルの書き込みは、システム制御部内のファイルシステム106によりFATの管理情報の更新と、記録メモリへのデータ書き込み動作により行われる。
記録メモリ111〜114のそれぞれの空き容量は記録メモリ処理手段105が個々の記録メモリの空き容量をファイルシステム106で確認することにより認識しており、映像音声記録時における複数の記録メモリの中からの記録対象メモリの指定は記録メモリ処理手段105によって行う。
映像と音声の記録動作は、入力手段130からの指示に従って行う。記録開始の指示があった場合は、映像を記録する1個のDIF形式映像ファイルと、音声を記録する2個のWave形式音声ファイルをオープンし、データを記録していく。この際、映像の記録開始時刻と音声の記録開始時刻は同期して行う。
また、記録メモリへのデータ書き込みは、記録動作の停止指示があった場合に終了し、上記ファイルをそれぞれクローズする。従って、この1連続の記録動作(1クリップ)の実行により映像ファイル1個と音声ファイル2個が新規に作成される。ここで、記録時における映像ファイルと音声ファイルの同期を図3に示す。フレーム周波数29.97HzのNTSCの場合、音声のサンプル周期を48kHzとすると1フレーム分の時間での音声サンプル数は整数とならず、5フレーム分の時間で整数(8008サンプル)となる。音声のWave形式ファイルでは映像のフレーム周期は記述しないが、映像との同期をとる為、5フレーム周期でフレームあたりのサンプル数を、1600、1602、1602、1602、1602と変化させてカウントし、記録開始から終了までのサンプル数をこの5フレームを基準に算出する。この5フレームの繰り返しの位相をシーケンスNO.で表し、シーケンスNO.は0〜4の繰り返しとなる。従って、1フレームあたりの音声のデータサイズ(2チャンネル分)は以下のようになる。
1600×2 Byte (シーケンスNO.=0)
1602×2 Byte (シーケンスNO.=1、2、3、4)
これらの式により、所定のフレーム数のWave形式ファイルのファイルサイズを算出する事が可能になる。また、記録開始時のシーケンスNO.は0とする。
1602×2 Byte (シーケンスNO.=1、2、3、4)
これらの式により、所定のフレーム数のWave形式ファイルのファイルサイズを算出する事が可能になる。また、記録開始時のシーケンスNO.は0とする。
また、クリップ記録終了の際には、クリップの管理情報が記述されているIndexファイルの更新がIndexファイル処理104により行われる。図4にIndexファイルと映像ファイル、音声ファイル、クリップの関係を示す。
Indexファイルは記録メモリ1個に付き1ファイルが記録され、記録メモリ内に含まれるクリップの情報、クリップと映像ファイル、音声ファイルのリンク関係等を表す。
図5にIndexファイルの記述の一例、図6にIndexファイルの各要素を示す。Indexファイルには、記録メモリ固有の情報を表すMedia Indexとクリップ毎の固有の情報を表すClip Indexの2階層のデータが含まれ、それぞれ図6に表される要素を記述している。Indexファイルはテキスト形式のファイルとして記録され、それぞれの要素はカンマで区切られている。
Media Index中のMedia IDはメディア毎にユニークとなる様に付加されるIDであり、例えばメディアをフォーマットする際に、フォーマット時の時刻及び機器のID等の組み合わせにより固有のIDを付加する事が出来る。
Media Titleはユーザが任意に付加する事の出来るメディア固有のタイトルであり、ユーザが認識し易い名前を自由に付加する事が出来る。機器内でのメディアの特定はMedia IDによるため、Media Titleは映像ファイルや音声ファイルが記録された状態でも自由に変更する事が可能である。
Clip Index中のClip IDは同一メディア内でクリップ毎にユニークとなる様に付加されるIDであり、例えばクリップの記録をする際に、記録開始時の時刻及び機器のID等の組み合わせにより固有のIDを付加する事が出来る。映像ファイルおよび音声ファイルとクリップとの関連付けはこのClip IDをファイル名に記述する事で行う。例えばClip IDがC001の映像ファイルはC001.DIFとし、音声2CH分のファイルはそれぞれC001_1.WAV、C001_2.WAVとする事でクリップと映像及び音声ファイルとの関連付けが出来る。
Clip Titleはユーザが任意に付加する事の出来るクリップ固有のタイトルであり、ユーザが認識し易い名前を自由に付加する事が出来る。機器内でのクリップの特定はClip IDによるため、Clip Titleは映像ファイルや音声ファイルが記録された状態でも自由に変更する事が可能である。
UMID(Unique Material Identifier)はSMPTE330にて規定されている素材を特定する為のIDであり、Clip単位でユニークなUMIDを設定する。
Frmae Rateは映像信号のフレーム周波数を表し、Durationはクリップに含まれるフレーム数を表す。また、Frame RateとDurationによりクリップ全体の記録時間を計算する事が可能である。
Sequence NO.はクリップ先頭でのシーケンスNO.を表し、記録開始時刻とクリップの先頭が同一となる通常の記録動作では0となるが、複数の記録メモリに連続記録する場合は0以外の値となる場合がある(後述する)。
Offsetは記録開始からクリップの先頭までの時間を表し、Sequence NO.と同様に、記録開始時間とクリップの先頭が同一となる通常の記録動作では0となるが、複数の記録メモリに連続記録する場合は0以外の値となる(後述する)。
Previous Clip、Next Clipについても説明は後述する。
以下、複数の記録メモリにわたって連続記録する動作について説明する。
記録を開始する直前では、4個の記録メモリの状態は図7に示す様になっているとする。図7は、各記録メモリの内部のファイル構成を示している。記録メモリ111(Media ID M001)には、記録時間がT0(フレーム)であるClip ID C001が記録されており、ファイルとしては、映像ファイルC001.DIF、音声ファイルC001_1.WAVおよびC001_2.WAV、そしてIndexファイルIndex.txtが記録されており、それ以外は空き領域である。記録メモリ113(Media ID M003)には同様に記録時間がT10(フレーム)であるClip ID C001が記録されており、空き容量はほとんど無い状態である。
記録メモリ112(Media ID M002)、および114(Media ID M004)にはIndexファイルIndex.txtのみが記録されている。また、図8に記録時の映像ファイルと音声ファイル及びクリップの関係を示す。
映像記録を開始するにあたっては、カメラレコーダでの記録等のように、記録終了までの時間が確定していない事が多い。従って記録動作の開始時点では1個の記録メモリ内で記録が終了するかどうかは不明である。しかし前述した様に1フレームあたりの映像ファイルと音声ファイルのデータ量は確定している為、記録メモリ111に記録する時点で記録メモリ111に記録出来る時間T1(フレーム)は計算する事が出来る。ここで、T1はMedia ID M001において現在の空き領域に映像ファイルおよび音声ファイル2CHを全て記録出来る最大の時間である。
同様に記録メモリ112、113、114についても記録時間を計算し、空き領域が所定の時間Txを下回る記録メモリには記録せず、次の記録メモリに記録を行う。
これは、記録する映像音声を極端に時間の短いファイルに分割すると、1回の記録動作で使用する記録メモリの個数を増やすこととなり、他の機器に複数のメディアを移動して再生する場合などにハンドリングが悪化するため、これを防ぐためである。ただし、なるべく記録メモリの交換を減らしたい場合等は、Tx=0であっても良い。
本実施の形態では、記録メモリ111(Media ID M001)に対して新規のクリップ(ClipID C002)を作成して記録を開始する。そして記録中に記録時間がT1(フレーム)を超える場合は、Media ID M001でのClip ID C002は終了し、新規の記録メモリ(Media ID M002)に新規のクリップ(Clip ID C001)を作成し、連続して記録する。記録メモリ112(Media ID M002)の空き領域がなくなって記録が終了した場合、前述した様に記録メディア113(Media ID M003)には所定の時間以上の空き領域がないため記録せず、空き容量のある記録メモリ114(Media ID M004)に記録する事とする。
また、フレーム単位の音声ファイルのサンプル数を示すSequenceNO.はMedia ID M001の記録メモリ中のClip ID C002とMedia ID M002の記録メモリ中のClip ID C001とで連続となる様に記録する。図8では、Media ID M001の記録メモリ中のClip ID C002におけるSequenceNO.は3で終了している。したがって、続きの映像音声を記録するMedia ID M002の記録メモリ中のClip ID C001におけるSequenceNO.は4から開始することになる。
Media ID M002の記録メモリにおいても予め計算されている記録可能な時間T2フレームを超えた場合は、Media ID M004の記録メモリに連続して記録を行う。この場合もSequenceNO.は、Media ID M002の記録メモリのClip ID C001とMedia ID M004の記録メモリ中のClip ID C001とで連続となる様に記録する。
Media ID M004の記録メモリでの記録時間がT3フレームで終了した場合、図8に示す様に3個のメディアに渡る3個のクリップとして記録されている。それぞれの記録メモリに記録されたファイルを図9に示す。また、図10にそれぞれの記録メモリにおけるIndexファイルの内容を示す。
図6に示すIndexファイル内の各要素の中でClip Index中のPrevious Clipは、そのクリップの直前に接続するクリップのMedia IDとClip IDを示し、Next Clipは直後に接続するMedia IDとClip IDを示す。従って図10に示す様に、3個の記録メモリに分割された3個のクリップはIndexファイルにより以下の接続情報を表す事が出来る。
・Previous Clip
Media ID M002 Clip ID C001の直前のクリップ
= Media ID M001 Clip ID C002
Media ID M004 Clip ID C001の直前のクリップ
= Media ID M002 Clip ID C001
・Next Clip
Media ID M001 Clip ID C002の直後のクリップ
= Media ID M002 Clip ID C001
Media ID M002 Clip ID C001の直後のクリップ
= Media ID M004 Clip ID C001
また、Offsetには記録開始時から、そのClipの先頭の時間をフレーム単位で記述するため、連続した複数のクリップの中で、先頭のクリップ(Media ID M001 Clip ID C002)は0となり、2番目のクリップ(Media ID M002 Clip ID C001)はT1、3番目のクリップ(Media ID M004 Clip ID C001)はT1+T2となる。
Media ID M002 Clip ID C001の直前のクリップ
= Media ID M001 Clip ID C002
Media ID M004 Clip ID C001の直前のクリップ
= Media ID M002 Clip ID C001
・Next Clip
Media ID M001 Clip ID C002の直後のクリップ
= Media ID M002 Clip ID C001
Media ID M002 Clip ID C001の直後のクリップ
= Media ID M004 Clip ID C001
また、Offsetには記録開始時から、そのClipの先頭の時間をフレーム単位で記述するため、連続した複数のクリップの中で、先頭のクリップ(Media ID M001 Clip ID C002)は0となり、2番目のクリップ(Media ID M002 Clip ID C001)はT1、3番目のクリップ(Media ID M004 Clip ID C001)はT1+T2となる。
また、連続する3個のクリップのUMIDについては、図10に示す様に(UMID1)として同一のIDを与える事により、後の編集工程等で3個のクリップを連結する際にUMIDの統一性を保つ事が出来る。
次に、記録中に記録メモリを交換する事により長時間連続記録を行う方法について説明する。図11にメモリ交換を指示する表示手段の一例を示す。図11において「記録中」ランプが点灯している記録メモリは記録動作が行われている状態であり、交換を禁止する(交換不可能である)事を示している。また、「記録済み」」ランプが点灯している記録メモリは空き容量が無い状態まで記録が終了し、交換が可能な事を示している。
記録を開始する直前の各記録メモリの状態が図7に示す通りである場合、記録を開始した時点での表示手段の状態は図11 A)の様になる。記録動作が連続して行われることにより記録メモリ111及び記録メモリ112の全容量まで映像音声が記録され、記録メモリ114に記録途中である時点では、各記録メモリ内は図9に示す状態であり、表示手段の状態は図11 B)の様になる。これは、スロット1〜3の記録メモリ111、112、113は既に記録済みであり、交換が可能な事を示している。また、記録メモリ114は記録中であり、取り外してはいけない事を示している。
ここで、スロット1〜3の記録メモリを空き容量のある新しい記録メモリと交換する。記録メモリの交換に際しては記録済みの記録メモリを抜く時にPCMCIAのアンマウント処理を行う。アンマウント処理を行う前には映像ファイル及び音声ファイルはクローズし、Indexファイルの更新も完了しておく。また、新しい記録メモリを装着した時にマウント処理を実行する。この間も別スロットである記録メモリ114では記録動作を連続して行う事が可能である。
図12に記録メモリ交換後の各記録メモリの状態を示す。記録メモリ111〜113は新規の記録メモリであり、マウント処理時にそれぞれ新規のIndexファイルの作成を行う。Indexファイルの作成においてMedia IDは各記録メモリに固有のIDを付与する。図12では記録メモリ111〜113に対してそれぞれMedia ID M005、M006、M007を付与している。この事により、交換前にスロットに装着されていたMedia ID M001〜M003と容易に区別する事が可能である。
」記録動作をT3(フレーム)以上継続し、記録時間がT4(フレーム)の時点で記録メモリ114の空き容量が無くなると、前記に示したのと同様の記録先の切り替え動作を行った後、交換後の新しい記録メモリ111(Media ID M005)への書き込みを行う。さらに、記録メモリ111での容量が無くなった時点で同様に記録メモリ112への書き込みを行う。記録メモリ112への書き込み途中で記録が終了した場合の、各記録メモリに記録されたファイルの状態を図13に示す。
また、図14、15にそれぞれの記録メモリにおけるIndexファイルの内容を示す。図14、15に示す様に、Media ID M001、M002、M004、M005、M006の5個の記録メモリに分割された5個のクリップはIndexファイルにより、以下の接続情報を表す事が出来る。
・Previous Clip
Media ID M002 Clip ID C001の直前のクリップ
= Media ID M001 Clip ID C002
Media ID M004 Clip ID C001の直前のクリップ
= Media ID M002 Clip ID C001
Media ID M005 Clip ID C001の直前のクリップ
= Media ID M004 Clip ID C001
Media ID M006 Clip ID C001の直前のクリップ
= Media ID M005 Clip ID C001
・Next Clip
Media ID M001 Clip ID C002の直後のクリップ
= Media ID M002 Clip ID C001
Media ID M002 Clip ID C001の直後のクリップ
= Media ID M004 Clip ID C001
Media ID M004 Clip ID C001の直後のクリップ
= Media ID M005 Clip ID C001
Media ID M005 Clip ID C001の直後のクリップ
= Media ID M006 Clip ID C001
また、Media ID M001、M002、M004、M005、M006のそれぞれに記録されたフレーム時間をT1、T2、T4、T5、T6とすると、Offsetには記録開始時から、そのClipの先頭の時間をフレーム単位で記述するため、連続した複数の中で、先頭のクリップ(Media ID M001 Clip ID C002)は0となり、2番目のクリップ(Media ID M002 Clip ID C001)はT1、3番目のクリップ(Media ID M004 Clip ID C001)はT1+T2、4番目のクリップ(Media ID M005 Clip ID C001)はT1+T2+T4、5番目のクリップ(Media ID M006 Clip ID C001)はT1+T2+T4+T5となる。
・Previous Clip
Media ID M002 Clip ID C001の直前のクリップ
= Media ID M001 Clip ID C002
Media ID M004 Clip ID C001の直前のクリップ
= Media ID M002 Clip ID C001
Media ID M005 Clip ID C001の直前のクリップ
= Media ID M004 Clip ID C001
Media ID M006 Clip ID C001の直前のクリップ
= Media ID M005 Clip ID C001
・Next Clip
Media ID M001 Clip ID C002の直後のクリップ
= Media ID M002 Clip ID C001
Media ID M002 Clip ID C001の直後のクリップ
= Media ID M004 Clip ID C001
Media ID M004 Clip ID C001の直後のクリップ
= Media ID M005 Clip ID C001
Media ID M005 Clip ID C001の直後のクリップ
= Media ID M006 Clip ID C001
また、Media ID M001、M002、M004、M005、M006のそれぞれに記録されたフレーム時間をT1、T2、T4、T5、T6とすると、Offsetには記録開始時から、そのClipの先頭の時間をフレーム単位で記述するため、連続した複数の中で、先頭のクリップ(Media ID M001 Clip ID C002)は0となり、2番目のクリップ(Media ID M002 Clip ID C001)はT1、3番目のクリップ(Media ID M004 Clip ID C001)はT1+T2、4番目のクリップ(Media ID M005 Clip ID C001)はT1+T2+T4、5番目のクリップ(Media ID M006 Clip ID C001)はT1+T2+T4+T5となる。
また、連続する5個のクリップのUMIDについては、図10に示す様に(UMID1)として同一のIDを与える事により、後の編集工程等で5個のクリップを連結する際にUMIDの統一性を保つ事が出来る。
この様な構成により、複数の記録メモリに連続して映像を記録した場合でも、個別の記録メモリのIndexファイルを参照する事で、前後に相当する記録メモリのクリップを特定する事が可能であり、連続クリップの再生が容易になる。
また、記録開始からクリップ先頭までの時間をOffsetにより得る事が出来るため、一部のクリップしか得られない場合でも、連続記録の時間を知ることができる。
さらに、記録済みの記録メモリを新しい記録メモリと交換する事により、連続記録動作を時間の制限無しに行う事が可能となる。その場合においても、Media IDがユニークである為、別の機器で再生する場合においても、複数の記録メディアにクリップに分割された連続記録素材を連続再生する事が可能である。さらにクリップの関連付けはMedia IDに従って行う為、記録時のスロット番号に依存する事無く再生が可能である。
なお、本実施の形態では圧縮方式としてSMPTE−314Mについて説明したが、フレーム内で固定長の圧縮方式であれば同様の効果が得られる事は明らかである。
本発明にかかるカメラレコーダおよび映像記録装置は、複数の記録媒体を交換しながら長時間の記録を可能とし、記録容量の限られた半導体メモリを応用した映像記録機器に広く適用可能である。
101 システム制御部
102 映像ファイル処理手段
103 音声ファイル処理手段
104 Indexファイル処理手段
105 記録メモリ処理手段
106 ファイルシステム
107 ファイルシステム用メモリ
108 記録バッファメモリ
109 再生バッファメモリ
110 記録メモリI/F
111、112、113、114 記録メモリ
121 I/Oバス
130 入力手段
131 エンコーダ
132 映像処理手段
133 デコーダ
134 映像出力手段
135 音声処理手段
136 音声出力手段
137 カメラ
138 マイク
102 映像ファイル処理手段
103 音声ファイル処理手段
104 Indexファイル処理手段
105 記録メモリ処理手段
106 ファイルシステム
107 ファイルシステム用メモリ
108 記録バッファメモリ
109 再生バッファメモリ
110 記録メモリI/F
111、112、113、114 記録メモリ
121 I/Oバス
130 入力手段
131 エンコーダ
132 映像処理手段
133 デコーダ
134 映像出力手段
135 音声処理手段
136 音声出力手段
137 カメラ
138 マイク
Claims (12)
- 複数の記録媒体を装着する複数のスロットを備えた映像記録装置であって、
前記複数のスロットに装着された複数の記録媒体の空き容量を検出し、前記記録媒体の空き容量に応じて記録する記録媒体を選択し、入力される映像信号を独立した映像データとして複数の記録媒体に順次記録する映像記録装置。 - 空き容量が所定の容量以下の前記記録媒体は記録対象としないように構成した請求項1記載の映像記録装置。
- 個々の前記記録媒体には、映像データの情報及び、別の記録媒体に分割して記録された前後の映像データを特定する為の情報を記録する請求項1記載の映像記録装置。
- 前記映像データは独立した映像ファイルと音声ファイルとを含み、対応する映像ファイルと音声ファイルの記録時間が等しくなるように前記映像データを記録する請求項3記載の映像記録装置。
- 記録動作中においても、既に記録済みの記録媒体を他の記録媒体に交換することを可能とし、前記他の記録媒体が挿入された場合は前記他の記録媒体の空き容量を検出する請求項3記載の映像記録装置。
- 前記複数のスロット毎に表示手段を有し、前記記録済みの記録媒体に対しては交換可能な事を表示し、記録中の記録媒体に対しては取り外し禁止を表示する請求項5記載の映像記録装置。
- 映像を撮影するカメラ部と、
複数の記録媒体を装着する複数のスロットとを備えたカメラレコーダであって、
前記複数のスロットに装着された複数の記録媒体の空き容量を検出し、前記記録媒体の空き容量に応じて記録する記録媒体を選択し、前記カメラ部で撮影した映像信号を独立した映像データとして複数の記録媒体に順次記録するカメラレコーダ。 - 空き容量が所定の容量以下の前記記録媒体は記録対象としないように構成した請求項7記載のカメラレコーダ。
- 個々の前記記録媒体には、映像データの情報及び、別の記録媒体に分割して記録された前後の映像データを特定する為の情報を記録する請求項7記載のカメラレコーダ。
- 前記映像データは独立した映像ファイルと音声ファイルとを含み、対応する映像ファイルと音声ファイルの記録時間が等しくなるように前期映像データを記録する請求項9記載のカメラレコーダ。
- 記録動作中においても、既に記録済みの記録媒体を他の記録媒体に交換することを可能とし、前記他の記録媒体が挿入された場合は前記他の記録媒体の空き容量を検出する請求項9記載のカメラレコーダ。
- 前記複数のスロット毎に表示手段を有し、前記記録済みの記録媒体に対しては交換可能な事を表示し、記録中の記録媒体に対しては取り外し禁止を表示する請求項11記載のカメラレコーダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003350495A JP2005117454A (ja) | 2003-10-09 | 2003-10-09 | 複数の記録媒体を装着する映像記録装置およびカメラレコーダ |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003350495A JP2005117454A (ja) | 2003-10-09 | 2003-10-09 | 複数の記録媒体を装着する映像記録装置およびカメラレコーダ |
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JP2005117454A true JP2005117454A (ja) | 2005-04-28 |
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ID=34542025
Family Applications (1)
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JP2003350495A Pending JP2005117454A (ja) | 2003-10-09 | 2003-10-09 | 複数の記録媒体を装着する映像記録装置およびカメラレコーダ |
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JP (1) | JP2005117454A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007267142A (ja) * | 2006-03-29 | 2007-10-11 | Toshiba Corp | 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム |
-
2003
- 2003-10-09 JP JP2003350495A patent/JP2005117454A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007267142A (ja) * | 2006-03-29 | 2007-10-11 | Toshiba Corp | 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム |
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