JP2005115021A - 携帯端末のlcd表示画面色調整システム及び方法 - Google Patents

携帯端末のlcd表示画面色調整システム及び方法 Download PDF

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Abstract

【課題】バックライトの輝度調整に伴う色温度変化に対して色成分の調整を容易にする。
【解決手段】映像データを映像として表示するLCD13とLCDの白色光源であるLCDバックライト14とを有する携帯端末のLCD表示画面色調整システムに、R成分、G成分、B成分を有する映像データを受信しLCDに送信するグラフィックLSI12と、グラフィックLSIにより送信される映像データのR成分、G成分、B成分のうち、少なくとも1つの成分の増減を行う映像色成分増減部12Aと、R光源、G光源、B光源からなり、同時に発光させて白色光を発色するLCDバックライトの輝度を調整する輝度調整部14Aと、映像色成分増減部による増減後に輝度調整部による輝度の調整を行い、LCDバックライトの輝度調整の前後で色温度が変化する場合にLCDバックライトのR光源、G光源、B光源のうち、少なくとも1つの色成分の増減を行う発光色成分増減部14Bとを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は携帯端末のLCD(Liquid Crystal Display)に関する。特に、本発明は、携帯端末のLCD表示画面色調整システム及び方法に関する。
また、従来の携帯電話機ではバックライトの色をユーザーが見やすい好みの色に設定するために、制御手段に内蔵されパルス幅を変更する複数のパルス幅変調回路と、複数のパルス幅変調回路から出力されたパルスが入力される複数のLED駆動用トランジスタと、複数のLED駆動用トランジスタの出力で駆動されて、発光する複数の発光ダイオードとを具備し、ユーザーの好みに合った自由なバックライト色を選択することができるようにしている(例えば、特許文献1参照)。
従来の画像表示装置では、入力した映像信号の指定した部分の色、ガンマカーブを希望する色、ガンマカーブにディスプレイに設定されたデフォルト値を調整することが容易に可能となるように、有線または無線で外部接続された外部接続のポインティングデバイスと表示すべき画像の1フレーム分を記憶する画像記憶手段と画像記憶手段から読み出した画像を表示中にポインティングデバイスで操作者が指定した特定画面部分の色合いを画面上で確認しながら希望色に調整するための色調整手段と表示画面の明るさを表示中の画像を見ながら希望する輝度レベルにガンマカーブを調整するための輝度調整手段とを含む表示手段と、色調整手段および輝度調整手段を制御するCPUとを備えている(例えば、特許文献2参照)。
特開平11−266295号公報 特開2003−122336号公報
ところで、近年の透過型LCDを有する携帯端末では、従来技術の上記特許文献1に記載されるように簡単な透過型LCDを有する携帯電話機と比較して、益々高解像度、高色数のLCD表示になっており、さらに、携帯端末にカメラが搭載され、カメラの映像がLCD表示されるようになってきた。
さらに、近年の携帯端末では、インターネット経由で、LCD表示された商品を基に商品の購入が行われるようになってきた。
また、従来技術の上記特許文献2に記載されるように、映像情報を、輝度調整手段を介して、色調整手段に与え表示させているが、近年の透過型LCDを有する携帯端末では、明るい所で使用されたりすると、携帯端末のLCDが外光の反射の影響を受けるので、画面を見やすくするために、LCDバックライトの発光強度を強くし、暗い所で使用する場合に消費電力を節減するために、LCDバックライトの発光強度を弱くしたりし、換言すれば、使用環境の明暗に応じて、LCDバックライトの輝度の調整を行っている。
このように、色調整後にLCDバックライトの輝度を調整した前後で、LCDバックライトの色温度が変化し、これに伴ってR(赤色)成分、G(緑色)成分、B(青色)成分の強度のバランスがくずれ、折角調整した希望色が変化するという問題がある。
このような場合、LCDバックライトの色温度変化に伴ってユーザーの希望色に合わなかったり、携帯端末のカメラを介したLCDの表示色と実際の色とが微妙に違うことが生じることがある。
さらに、インターネット経由で商品を購入する場合、携帯端末のLCDに表示された商品の色と実際の商品の色が相違していれば、商品の到着後にトラブルが発生することがある。
したがって、本発明は上記問題点に鑑みて、LCDバックライトの輝度調整に伴う色温度変化に対して、R成分、G成分、B成分を容易に調整することを可能にする携帯端末のLCD表示画面色調整システム及び方法を提供することを目的とする。
本発明は前記問題点を解決するために、映像データを映像として表示するLCDと前記LCDの白色光源であるLCDバックライトとを有する携帯端末のLCD表示画面色調整システムにおいて、R成分、G成分、B成分を有する映像データを受信し前記LCDに送信するグラフィックLSIと、前記グラフィックLSIにより送信される映像データのR成分、G成分、B成分のうち、少なくとも1つの成分の増減を行う映像色成分増減部と、R光源、G光源、B光源からなり、同時に発光させて白色光を発色する前記LCDバックライトの輝度を調整する輝度調整部と、前記映像色成分増減部による増減後に前記輝度調整部による輝度の調整を行い、前記LCDバックライトの輝度調整の前後で色温度が変化する場合に前記LCDバックライトのR光源、G光源、B光源のうち、少なくとも1つの色成分の増減を行う発光色成分増減部とを備えることを特徴とする携帯端末のLCD表示画面色調整システムを提供する。
さらに、前記映像色成分増減部による映像データのR成分、G成分、B成分を増減する調整では、前記グラフィックLSIに受信される映像データのR成分、G成分、B成分に対して前記グラフィックLSIから送信される映像データのR成分、G成分、B成分を増減する調整を行い、増減した映像データのR成分、G成分、B成分の比率で、調整後に前記映像色成分増減部に受信される映像データのR成分、G成分、B成分の増減を行う。
さらに、前記LCDに複数の画面が表示され、画面毎に表示される色が違う場合には、前記映像色成分増減部は画面毎に前記グラフィックLSIにより送信される映像データのR成分、G成分、B成分のうち、少なくとも1つの成分の増減を行い、画面の違いを無くした後に、前記輝度調整部による輝度の調整を行い、前記LCDバックライトの輝度調整の前後で色温度が変化する場合に前記LCDバックライトのR光源、G光源、B光源のうち、少なくとも1つの色成分の増減を行う。
さらに、前記グラフィックLSIに映像を取り込むカメラモジュールが接続され、前記グラフィックLSIに受信した映像データと前記カメラモジュールから取り込んだ映像データに対して前記映像色成分増減部はそれぞれ色のR成分、G成分、B成分を増減し、R成分、G成分、B成分を増減した映像データを合成し、合成した映像データに対して、前記輝度調整部による輝度の調整を行い、前記LCDバックライトの輝度調整の前後で色温度が変化する場合に前記LCDバックライトのR光源、G光源、B光源のうち、少なくとも1つの色成分の増減を行う。
さらに、前記LCDバックライトがR光源、G光源、B光源を間欠発光させる場合、前記輝度調整部が前記LCDバックライトの輝度を調整する場合にはR光源、G光源、B光源の発光時間を同時に調整し、前記発光色成分増減部は増減すべきR光源、G光源、B光源の発光時間を個別に増減する。
さらに、前記LCDバックライトのR光源、G光源、B光源の各々を発光ダイオードで構成し、前記輝度調整部、前記発光色成分増減部は間欠発光する前記発光ダイオードの発光時間の同時調整、個別増減をそれぞれ行う。
さらに、本発明は、映像データを映像として表示するLCDと前記LCDの白色光源であるLCDバックライトとを有する携帯端末のLCD表示画面色調整システムにおいて、R成分、G成分、B成分を有する映像データを受信し前記LCDに送信するグラフィックLSIと、前記グラフィックLSIに受信される映像データのR成分、G成分、B成分に対して前記グラフィックLSIから送信される映像データのR成分、G成分、B成分のうち、少なくとも1つの成分を増減する調整を行い、増減した映像データのR成分、G成分、B成分の比率で、調整後に前記グラフィックLSIに受信される映像データのR成分、G成分、B成分の増減を行う映像色成分増減部と、R光源、G光源、B光源からなり、同時に発光させて白色光を発色する前記LCDバックライトがR光源、G光源、B光源を間欠発光させる場合、R光源、G光源、B光源の発光時間を同時に調整し前記LCDバックライトの輝度を調整する輝度調整部と、前記映像色成分増減部による増減後に前記輝度調整部による輝度の調整を行い、前記LCDバックライトの輝度調整の前後で色温度が変化する場合に前記LCDバックライトのR光源、G光源、B光源のうち、少なくとも1つの光源について発光時間を個別に増減し色成分の増減を行う発光色成分増減部とを備えることを特徴とする携帯端末のLCD表示画面色調整システムを提供する。
さらに、本発明は、映像データを映像として表示するLCDと前記LCDの白色光源であるLCDバックライトとを有する携帯端末のLCD表示画面色調整システムにおいて、R成分、G成分、B成分を有する映像データを受信し前記LCDに送信するグラフィックLSIと、前記LCDに複数の画面が表示され、画面毎に表示される色が違う場合には、前記グラフィックLSIに受信される映像データのR成分、G成分、B成分に対して画面毎に前記グラフィックLSIにより送信される映像データのR成分、G成分、B成分のうち、少なくとも1つの成分の増減を行い、増減した映像データのR成分、G成分、B成分の比率で、調整後に前記グラフィックLSIに受信される映像データのR成分、G成分、B成分の増減を行う映像色成分増減部と、R光源、G光源、B光源からなり、同時に発光させて白色光を発色する前記LCDバックライトがR光源、G光源、B光源を間欠発光させる場合、複数の画面について映像データのR成分、G成分、B成分の違いを無くした後にR光源、G光源、B光源の発光時間を同時に調整し前記LCDバックライトの輝度を調整する輝度調整部と、前記映像色成分増減部による増減後に前記輝度調整部による輝度の調整を行い、前記LCDバックライトの輝度調整の前後で色温度が変化する場合に前記LCDバックライトのR光源、G光源、B光源のうち、少なくとも1つの光源について発光時間を個別に増減し色成分の増減を行う発光色成分増減部とを備えることを特徴とする携帯端末のLCD表示画面色調整システムを提供する。
さらに、本発明は、映像データを映像として表示するLCDと前記LCDの白色光源であるLCDバックライトとを有する携帯端末のLCD表示画面色調整システムにおいて、R成分、G成分、B成分を有する映像データを受信し前記LCDに送信するグラフィックLSIと、前記携帯端末に搭載され、R成分、G成分、B成分を有する映像データを取り込み、取り込んだ映像データと前記グラフィックLSIに受信した映像データと合成させるためのカメラモジュールと、前記グラフィックLSIで合成される映像データ毎にR成分、G成分、B成分に対して前記グラフィックLSIから送信される映像データのR成分、G成分、B成分のうち、少なくとも1つの成分を増減する調整を行い、増減した映像データのR成分、G成分、B成分の比率で、調整後に前記映像色成分増減部に受信される映像データのR成分、G成分、B成分の増減を行う映像色成分増減部と、R光源、G光源、B光源からなり、同時に発光させて白色光を発色する前記LCDバックライトがR光源、G光源、B光源を間欠発光させる場合、R光源、G光源、B光源の発光時間を同時に調整し前記LCDバックライトの輝度を調整する輝度調整部と、前記映像色成分増減部による増減後に前記輝度調整部による輝度の調整を行い、前記LCDバックライトの輝度調整の前後で色温度が変化する場合に前記LCDバックライトのR光源、G光源、B光源のうち、少なくとも1つの光源について発光時間を個別に増減し色成分の増減を行う発光色成分増減部とを備えることを特徴とする携帯端末のLCD表示画面色調整システムを提供する。
さらに、本発明は、映像データを映像として表示するLCDと前記LCDの白色光源であるLCDバックライトとを有する携帯端末のLCD表示画面色調整方法において、R成分、G成分、B成分を有する映像データを受信し前記LCDに送信する工程と、受信される映像データのR成分、G成分、B成分に対して送信される映像データのR成分、G成分、B成分のうち、少なくとも1つの成分を増減する調整を行う工程と、増減した映像データのR成分、G成分、B成分の比率で、調整後に受信される映像データのR成分、G成分、B成分の増減を行う工程と、前記映像データのR成分、G成分、B成分の増減後にR光源、G光源、B光源からなり、同時に発光させて白色光を発色する前記LCDバックライトがR光源、G光源、B光源を間欠発光し、R光源、G光源、B光源の発光時間を同時に調整し前記LCDバックライトの輝度を調整する工程と、前記LCDバックライトの輝度の調整を行い、前記LCDバックライトの輝度調整の前後で色温度が変化する場合に前記LCDバックライトのR光源、G光源、B光源のうち、少なくとも1つの光源について発光時間を個別に増減し色成分の増減を行う工程とを備えることを特徴とする携帯端末のLCD表示画面色調整方法を提供する。
以上説明したように、本発明によれば、携帯端末のLCDの発光色によってはユーザーの好みに合わなかったりしていたが、発光色を調整することにより、特に、LCDの輝度の調整前後で色温度の変化を防止したので、好みに合わないという不満が解消されるという効果を期待することができる。
また、携帯端末からインターネット経由で商品を購入する場合、実際の商品と携帯端末のLCDに表示される商品の色が相違していれば、商品の到着後にトラブルが発生する場合があるので、例えば、購入する前にカラーチャートに従ってLCDの発光色を調整すれば、発光色の相違がなくなり、上記のようなトラブルを未然に防止することが可能になる。
また、LCDに複数の画面が表示されている場合にも、画面に表示された色を相互に合わせることが可能になる。
また、カメラ付き携帯端末の場合、カメラモジュールを通して、LCDに表示される色を調整することにより、カメラモジュールにて撮影した画像と実際の色とが合わせられ、かつ背景画面との色が合わせられるようになった。これにより正確な色を相手に伝えることが可能になる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明に係る携帯端末のLCD表示画面色調整システムにおける概略構成を示すブロック図である。
本図に示すように、携帯端末のLCD表示画面色調整システムは、R成分、G成分、B成分を有する映像データを映像として表示する携帯端末の透過型のLCD13に対して、表示画面色の調整を行う。
携帯端末のLCD表示画面色調整システムにはグラフィックLSI12が設けられる。グラフィックLSI12は映像制御線15を介して、R成分、G成分、B成分を有する映像データ、映像制御データを受信し、映像線16を介してグラフィックLSI12に映像データを送信する機能を有する。
さらに、グラフィックLSI12には映像色成分増減部12Aが設けられ、映像色成分増減部12AはグラフィックLSI12に受信した映像制御データに従い、受信した映像データのR成分、G成分、B成分のうち、少なくとも1つの色成分の増減を行って、LCD13に送信すべき映像色成分を増減する動作を実行する機能を有する。
これにより、携帯端末のLCDの発色がユーザーの好みに合わなかったりしていたが、色を調整することにより、好みに合わないという不満が解消されるという効果が期待される。
さらに、携帯端末のLCD表示画面色調整システムにはLCDバックライト14が設けられ、LCDバックライト14は、LCD13の白色光源であり、R成分、G成分、B成分を独自に発光する3つの発光源、例えば、R、G、Bの発光ダイオード(LED)からなり、同時に発光することにより白色光を発色する機能を有する。
さらに、LCDバックライト14には輝度調整部14A、発光色成分増減部14Bが設けられる。輝度調整部14AはLCDバックライト14の白色光の輝度を調整する機能を有し、発光色成分増減部14Bは、LCDバックライト14の3つ発光源のうち、少なくとも1つの色成分を増減する機能を有する。
これにより、LCDバックライト14のLCDの輝度を調整することが可能になり、前述のように、映像データの色を調整し、この時のLCDバックライト14の色温度と調整前の色温度が違う場合、LCDの輝度によってLCDに表示された映像データの色合いが変化するが、LCDバックライト14の3つ発光源の色成分を調整することにより、色温度の影響を防ぐことが可能になる。
さらに、携帯端末のLCD表示画面色調整システムには表示画面調整制御部11が設けられ、表示画面調整制御部11は、CPU(中央演算装置)で構成され、映像制御線15を介してグラフィックLSI12に接続され、LCDバックライト制御線17を介してLCDバックライト14に接続され、グラフィックLSI12に対してLCD13への映像の制御を行う上記の映像制御データを形成し、また、LCDバックライト14に対して輝度調整の制御を行う機能を有する。
さらに、表示画面調整制御部11はグラフィックLSI12の映像色成分増減部12Aに対して、映像色成分を増減する制御を行う機能を有し、また、LCDバックライト14の輝度調整部14Aに対して輝度の制御を行い、発光色成分増減部14Bに対して発光色成分増減の制御を行う。
以上の説明では、LCD13の全画面を前提にした。LCD13には複数の画面が表示される場合があるので、画面相互で表示される色が違う場合がある。この場合には、画面毎にグラフィックLSI12の映像色成分増減部12Aで、映像データのR成分、G成分、B成分のうち、少なくとも1つの色成分の増減を行って、LCD13に送信すべき映像色成分を増減する動作を実行する。このようにして、複数の画面相互で表示される色の違いを無くした後に、LCDバックライト14の輝度調整部14A、発光色成分増減部14Bによる動作を行う。
このようにして、複数の画面に対しても本発明を適用することが可能になる。
グラフィックLSI12に受信する映像データに関し、一例として、R:G:B=5:6:5の場合、より具体的には、R成分が5ビット、G成分が6ビット、B成分が5ビットとする。この場合、R成分では5ビット、G成分では6ビット、B成分では5ビット分の色の変化が可能である。
映像色成分増減部12Aでは、ある特定の映像において、赤色を弱くするためにはR成分の5ビットデータを小さくし、赤色を強くするためにR成分の5ビットデータを大きくする。
同様に、ある特定の映像において、緑色を弱くするためにはG成分の6ビットデータを小さくし、緑色を強くするためにG成分の6ビットデータを大きくする。
同様に、ある特定の映像において、青色を弱くするためにはB成分の5ビットデータを小さくし、青色を強くするためにB成分の5ビットデータを大きくする。
次に、R成分の5ビット、G成分の6ビット、B成分の5ビットはいつも固定ではないので、以下のように、調整した値を反映させる必要がある。
図2は図1におけるグラフィックLSI12の映像色成分増減部12Aにより映像データの色成分を減少させる動作例を説明する図である。
本図(a)に示すように、映像色成分増減部12AによるR成分の減少調整前では、グラフィックLSI12に受信するR成分の5ビットデータをa1とすると、グラフィックLSI12が送信するR成分の5ビットデータもa1となる。
映像色成分増減部12AによりR成分を減少する調整では、グラフィックLSI12に受信するR成分の5ビットデータをa1とすると、グラフィックLSI12が送信するR成分の5ビットデータはb1(<a1)となる。
映像色成分増減部12AによりR成分を減少した調整後では、比率b1/a1を用いて、グラフィックLSI12に受信するR成分の5ビットデータをa1’とすると、グラフィックLSI12が送信するR成分の5ビットデータがb1’(=a1’×b1/a1)となるように映像色成分増減部12Aにより算出が行われる。
同様に、 本図(b)に示すように、映像色成分増減部12AによるG成分の減少調整前では、グラフィックLSI12に受信するR成分の5ビットデータをa2とすると、グラフィックLSI12が送信するG成分の6ビットデータもa2となる。
映像色成分増減部12AによりG成分を減少する調整では、グラフィックLSI12に受信するG成分の6ビットデータをa2とすると、グラフィックLSI12が送信するR成分の5ビットデータはb2(<a2)となる。
映像色成分増減部12AによりG成分を減少した調整後では、比率b2/a2を用いて、グラフィックLSI12に受信するG成分の6ビットデータをa2’とすると、グラフィックLSI12が送信するR成分の6ビットデータがb2’(=a2’×b2/a2)となるように映像色成分増減部12Aにより算出が行われる。
同様に、本図(c)に示すように、映像色成分増減部12AによるB成分の減少調整前では、グラフィックLSI12に受信するB成分の5ビットデータをa3とすると、グラフィックLSI12が送信するR成分の5ビットデータもa3となる。
映像色成分増減部12AによりB成分を減少する調整では、グラフィックLSI12に受信するB成分の5ビットデータをa3とすると、グラフィックLSI12が送信するR成分の5ビットデータはb3(<a3)となる。
映像色成分増減部12AによりB成分を減少した調整後では、比率b3/a3を用いて、グラフィックLSI12に受信するR成分の5ビットデータをa3’とすると、グラフィックLSI12が送信するR成分の5ビットデータがb3’(=a3’×b3/a3)となるように映像色成分増減部12Aにより算出が行われる。
このようにして、グラフィックLSI12では、受信した映像データに対し色成分の減少の調整結果に相応した送信を行うことができる。
図3は図1におけるグラフィックLSI12の映像色成分増減部12Aにより映像データの色成分を増加させる動作例を説明する図である。
本図(a)に示すように、映像色成分増減部12AによるR成分の増加調整前では、グラフィックLSI12に受信するR成分の5ビットデータをa1とすると、グラフィックLSI12が送信するR成分の5ビットデータもa1となる。
映像色成分増減部12AによりR成分を増加する調整では、グラフィックLSI12に受信するR成分の5ビットデータをa1とすると、グラフィックLSI12が送信するR成分の5ビットデータはb1(>a1)となる。
映像色成分増減部12AによりR成分を増加した調整後では、比率b1/a1を用いて、グラフィックLSI12に受信するR成分の5ビットデータをa1’とすると、グラフィックLSI12が送信するR成分の5ビットデータがb1’(=a1’×b1/a1)となるように映像色成分増減部12Aにより算出が行われる。
同様に、 本図(b)に示すように、映像色成分増減部12AによるG成分の増加調整前では、グラフィックLSI12に受信するR成分の5ビットデータをa2とすると、グラフィックLSI12が送信するG成分の6ビットデータもa2となる。
映像色成分増減部12AによりG成分を増加する調整では、グラフィックLSI12に受信するG成分の6ビットデータをa2とすると、グラフィックLSI12が送信するR成分の5ビットデータはb2(>a2)となる。
映像色成分増減部12AによりG成分を増加した調整後では、比率b2/a2を用いて、グラフィックLSI12に受信するG成分の6ビットデータをa2’とすると、グラフィックLSI12が送信するR成分の6ビットデータがb2’(=a2’×b2/a2)となるように映像色成分増減部12Aにより算出が行われる。
同様に、本図(c)に示すように、映像色成分増減部12AによるB成分の増加調整前では、グラフィックLSI12に受信するB成分の5ビットデータをa3とすると、グラフィックLSI12が送信するR成分の5ビットデータもa3となる。
映像色成分増減部12AによりB成分を増加する調整では、グラフィックLSI12に受信するB成分の5ビットデータをa3とすると、グラフィックLSI12が送信するR成分の5ビットデータはb3(>a3)となる。
映像色成分増減部12AによりB成分を増加した調整後では、比率b3/a3を用いて、グラフィックLSI12に受信するR成分の5ビットデータをa3’とすると、グラフィックLSI12が送信するR成分の5ビットデータがb3’(=a3’×b3/a3)となるように映像色成分増減部12Aにより算出が行われる。
このようにして、グラフィックLSI12では、受信した映像データに対し色成分の増加の調整結果に相応した送信を行うことができる。
図1におけるLCDバックライト14は常時発光又は間欠発光のいずれでもよい。LCDバックライト14が間欠の発光を行っているとして、輝度調整部14A、発光色成分増減部14Bの説明を以下に行う。
図4は図1におけるLCDバックライト14の輝度調整部14Aによる輝度を増加させる場合の発光色成分増減部14Bによる動作例を説明する図である。
本図(a)に示すように、例えば、携帯端末が建物の中にある場合、携帯端末が建物外にあり、昼間で空が曇っている、雨が降っている場合等には、LCDバックライト14のRの発光源、Gの発光源、Bの発光源の各輝度が100%になっている。
本図(b)に示すように、例えば、建物外にあり、昼まで空が晴れている場合等には、輝度調整部14AによりLCDバックライト14のRの発光源、Gの発光源、Bの発光源の発光時間(デューティ比)を同時に長くし各輝度が110%になっている。太陽光の反射により携帯端末の画面が見にくくなっているので、LCDバックライト14の輝度を増加して太陽光の発射の影響を防ぐためである。
このように、輝度調整部14Aにより、LCDバックライト14の輝度を増加すると、輝度100%、110%では、LCDバックライト14が白色を発光するが、色温度が変化して、例えば、B成分が弱くなり又は強くなる場合がある。
B成分が弱くなる場合には、本図(c)に示すように、LCDバックライト14のBの発光源について発光時間(デューティ比)を個別に長くし、輝度を例えば110%から115%に増加させる。
B成分が強くなる場合には、本図(d)に示すように、LCDバックライト14のBの発光源について発光時間(デューティ比)を個別に短くし輝度を例えば110%から95%に減少させる。
これにより、LCDバックライト14色温度の影響を除去することが可能になる。
図5は図1におけるLCDバックライト14の輝度調整部14Aによる輝度を減少させる場合の発光色成分増減部14Bによる動作例を説明する図である。
本図(a)に示すように、例えば、携帯端末が建物の中にある場合、携帯端末が建物外にあり、昼間で空が曇っている、雨が降っている場合等には、LCDバックライト14のRの発光源、Gの発光源、Bの発光源の各輝度が100%になっている。
本図(b)に示すように、例えば、建物の中で照明が暗い場合、建物の外で夜で周囲が暗い場合等には、輝度調整部14AによりLCDバックライト14のRの発光源、Gの発光源、Bの発光源の発光時間(デューティ比)を同時に短くし各輝度が90%になっている。LCDバックライト14の発光時間を短くし輝度を減少させて携帯端末の電池の消耗を防ぐためである。
このように、輝度調整部14Aにより、LCDバックライト14の発光時間を短くし輝度を減少すると、輝度100%、90%では、LCDバックライト14が白色を発光するが、色温度が変化して、例えば、B成分が弱くなり又は強くなる場合がある。
B成分が弱くなる場合には、本図(c)に示すように、LCDバックライト14のBの発光源について発光時間(デューティ比)を個別に長くし輝度を例えば90%から95%に増加させる。
B成分が強くなる場合には、本図(d)に示すように、LCDバックライト14のBの発光源について発光時間(デューティ比)を個別に短くし輝度を例えば90%から85%に減少させる。
これにより、LCDバックライト14色温度の影響を除去することが可能になる。
図6は図1における表示画面調整制御部11の動作例を説明するフローチャートである。
ステップS21において、表示画面調整制御部(CPU)11は映像制御線15を介して映像データ及び映像制御データをグラフィックLSI12に送信する。
ステップS22において、表示画面調整制御部11の制御により、グラフィックLSI12の映像色成分増減部12Aは受信した映像データを映像制御データに従って、色のR成分、G成分、B成分をそれぞれ増減する。
ステップS23において、表示画面調整制御部11の制御により、グラフィックLSI12は映像線16を介して増減された映像データをLCD13に送信する。
ステップS24において、表示画面調整制御部11の制御により、LCD13は増減し、合成された映像データを表示する。
ステップS25において、表示画面調整制御部(CPU)11はLCDバックライト制御線17を介して、輝度調整データ、色成分増減データをLCDバックライト14に送信する。
ステップS26において、表示画面調整制御部11の制御により、LCDバックライト14は輝度調整部14A、発光色成分増減部14Bにより輝度調整データ、色成分増減データに基づき任意の色に発光する。
ステップS27において、表示画面調整制御部11の制御により、LCD13がLCDバックライト14の発光色の影響を受けてLCD13の表示色が変化する。
以上の説明により、本発明によれば、携帯端末のLCDの発光色によってはユーザーの好みに合わなかったりしていたが、発光色を調整することにより、特に、LCDの輝度の調整前後で色温度の変化を防止したので、好みに合わないという不満が解消されるという効果を期待することができる。
また、携帯端末からインターネット経由で商品を購入する場合、実際の商品と携帯端末のLCDに表示される商品の色が相違していれば、商品の到着後にトラブルが発生する場合があるので、例えば、購入する前にカラーチャートに従ってLCDの発光色を調整すれば、発光色の相違がなくなり、上記のようなトラブルを未然に防止することが可能になる。
図7は図1における変形例の概略構成を示すブロック図である。携帯端末にカメラモジュール18が搭載され、本図に示すように、図と比較して、グラフィックLSI12に映像線19を介してカメラモジュール18が接続され、カメラモジュール18は風景、人物を含み、R成分、G成分、B成分を有する映像データを取り込み、取り込んだ映像をグラフィックLSI12で扱うことができる映像データに変換し、映像線19を介して映像データをグラフィックLSI12に送信する機能を有する。
グラフィックLSI12には表示画面調整制御部11、カメラモジュール18からの映像データを合成し、映像線16を介して合成した映像データをLCD13に送信する機能が追加される。
このようにして、カメラモジュール18からの映像と背景画面を合成した映像データに対して、映像色成分増減部12A、輝度調整部14A、発光色成分増減部14Bによる処理が、以下のように、行われる。
図8は図7における表示画面調整制御部11の動作例を説明するフローチャートである。
本図に示すように、ステップS31において、表示画面調整制御部11は映像制御線15を介して映像データ及び映像制御データをグラフィックLSI12に送信する。
ステップS32において、カメラモジュール18は取り込んだ映像をグラフィックLSI12で扱うことができる映像データに変換し映像線19を介して映像データをグラフィックLSI12の送信する。
ステップS33において、グラフィックLSI12の映像色成分増減部12Aは受信した表示画面調整制御部11及びカメラモジュール18からの映像データを表示画面調整制御部11からの映像制御データに従い、それぞれ色のR成分、G成分、B成分を増減する。これにより、受信した表示画面調整制御部11及びカメラモジュール18からの映像データについて表示される色の違いが無くなり、実際の色との違いが無くなる。
ステップS34において、表示画面調整制御部11の制御により、グラフィックLSI12はそれぞれ増減された表示画面調整制御部11及びカメラモジュール18からの映像データを合成する。
ステップS35により、表示画面調整制御部11の制御により、グラフィックLSI12は映像線16を介して増減しさらに合成した映像データをLCD13に送信する。
ステップS36において、表示画面調整制御部11の制御により、LCD13は増減し、合成された映像データを表示する。
ステップS37において、表示画面調整制御部11の制御により、表示画面調整制御部11はLCDバックライト制御線17を介して輝度調整データ、色成分増減データをLCD13に送信する。
ステップS38において、表示画面調整制御部11の制御により、LCDバックライト14は輝度調整部14A、発光色成分増減部14Bにより輝度調整データ、色成分増減データに基づき任意の色に発光する。
ステップS39において、表示画面調整制御部11の制御により、LCD13がLCDバックライト14の発光色の影響を受けてLCD13の表示色が変化する。
このようにして、カメラ付き携帯端末の場合、カメラモジュール18を通して、LCD13に表示される色を調整することにより、カメラモジュール18にて撮影した画像と実際の色とを合わせられるようになった。これにより正確な色を相手に伝えることができるという効果が期待される。
本発明は持ち運び可能なノート型パーソナルコンピュータにも利用可能である。
本発明に係る携帯端末のLCD表示画面色調整システムにおける概略構成を示すブロック図である。 図1におけるグラフィックLSI12の映像色成分増減部12Aにより映像データの色成分を減少させる動作例を説明する図である。 図1におけるグラフィックLSI12の映像色成分増減部12Aにより映像データの色成分を増加させる動作例を説明する図である。 図1におけるLCDバックライト14の輝度調整部14Aによる輝度を増加させる場合の発光色成分増減部14Bによる動作例を説明する図である。 図1におけるLCDバックライト14の輝度調整部14Aによる輝度を減少させる場合の発光色成分増減部14Bによる動作例を説明する図である。 図1における表示画面調整制御部11の動作例を説明するフローチャートである。 図1における変形例の概略構成を示すブロック図である。 図7における表示画面調整制御部11の動作例を説明するフローチャートである。
符号の説明
11…表示画面調整制御部
12…グラフィックLSI
12A…映像色成分増減部
13…LCD
14…LCDバックライト
14A…輝度調整部
14B…発光色成分増減部
15…映像制御線
16、19…映像線
17…LCDバックライト制御線
18…カメラモジュール

Claims (10)

  1. 映像データを映像として表示するLCDと前記LCDの白色光源であるLCDバックライトとを有する携帯端末のLCD表示画面色調整システムにおいて、
    R成分、G成分、B成分を有する映像データを受信し前記LCDに送信するグラフィックLSIと、
    前記グラフィックLSIにより送信される映像データのR成分、G成分、B成分のうち、少なくとも1つの成分の増減を行う映像色成分増減部と、
    R光源、G光源、B光源からなり、同時に発光させて白色光を発色する前記LCDバックライトの輝度を調整する輝度調整部と、
    前記映像色成分増減部による増減後に前記輝度調整部による輝度の調整を行い、前記LCDバックライトの輝度調整の前後で色温度が変化する場合に前記LCDバックライトのR光源、G光源、B光源のうち、少なくとも1つの色成分の増減を行う発光色成分増減部とを備えることを特徴とする携帯端末のLCD表示画面色調整システム。
  2. 前記映像色成分増減部による映像データのR成分、G成分、B成分を増減する調整では、前記グラフィックLSIに受信される映像データのR成分、G成分、B成分に対して前記グラフィックLSIから送信される映像データのR成分、G成分、B成分を増減する調整を行い、増減した映像データのR成分、G成分、B成分の比率で、調整後に前記映像色成分増減部に受信される映像データのR成分、G成分、B成分の増減を行うことを特徴とする、請求項1に記載の携帯端末のLCD表示画面色調整システム。
  3. 前記LCDに複数の画面が表示され、画面毎に表示される色が違う場合には、前記映像色成分増減部は画面毎に前記グラフィックLSIにより送信される映像データのR成分、G成分、B成分のうち、少なくとも1つの成分の増減を行い、画面の違いを無くした後に、前記輝度調整部による輝度の調整を行い、前記LCDバックライトの輝度調整の前後で色温度が変化する場合に前記LCDバックライトのR光源、G光源、B光源のうち、少なくとも1つの色成分の増減を行うことを特徴とする、請求項1に記載の携帯端末のLCD表示画面色調整システム。
  4. 前記グラフィックLSIに映像を取り込むカメラモジュールが接続され、前記グラフィックLSIに受信した映像データと前記カメラモジュールから取り込んだ映像データに対して前記映像色成分増減部はそれぞれ色のR成分、G成分、B成分を増減し、R成分、G成分、B成分を増減した映像データを合成し、合成した映像データに対して、前記輝度調整部による輝度の調整を行い、前記LCDバックライトの輝度調整の前後で色温度が変化する場合に前記LCDバックライトのR光源、G光源、B光源のうち、少なくとも1つの色成分の増減を行うことを特徴とする、請求項1に記載の携帯端末のLCD表示画面色調整システム。
  5. 前記LCDバックライトがR光源、G光源、B光源を間欠発光させる場合、前記輝度調整部が前記LCDバックライトの輝度を調整する場合にはR光源、G光源、B光源の発光時間を同時に調整し、前記発光色成分増減部はR光源、G光源、B光源の発光時間を個別に増減することを特徴とする、請求項1、3又は4のいずれか1の請求項に記載の携帯端末のLCD表示画面色調整システム。
  6. 前記LCDバックライトのR光源、G光源、B光源の各々を発光ダイオードで構成し、前記輝度調整部、前記発光色成分増減部は間欠発光する前記発光ダイオードの発光時間の同時調整、個別増減をそれぞれ行うことを特徴とする、請求項5に記載の携帯端末のLCD表示画面色調整システム。
  7. 映像データを映像として表示するLCDと前記LCDの白色光源であるLCDバックライトとを有する携帯端末のLCD表示画面色調整システムにおいて、
    R成分、G成分、B成分を有する映像データを受信し前記LCDに送信するグラフィックLSIと、
    前記グラフィックLSIに受信される映像データのR成分、G成分、B成分に対して前記グラフィックLSIから送信される映像データのR成分、G成分、B成分のうち、少なくとも1つの成分を増減する調整を行い、増減した映像データのR成分、G成分、B成分の比率で、調整後に前記グラフィックLSIに受信される映像データのR成分、G成分、B成分の増減を行う映像色成分増減部と、
    R光源、G光源、B光源からなり、同時に発光させて白色光を発色する前記LCDバックライトがR光源、G光源、B光源を間欠発光させる場合、R光源、G光源、B光源の発光時間を同時に調整し前記LCDバックライトの輝度を調整する輝度調整部と、
    前記映像色成分増減部による増減後に前記輝度調整部による輝度の調整を行い、前記LCDバックライトの輝度調整の前後で色温度が変化する場合に前記LCDバックライトのR光源、G光源、B光源のうち、少なくとも1つの光源について発光時間を個別に増減し、色成分の増減を行う発光色成分増減部とを備えることを特徴とする携帯端末のLCD表示画面色調整システム。
  8. 映像データを映像として表示するLCDと前記LCDの白色光源であるLCDバックライトとを有する携帯端末のLCD表示画面色調整システムにおいて、
    R成分、G成分、B成分を有する映像データを受信し前記LCDに送信するグラフィックLSIと、
    前記LCDに複数の画面が表示され、画面毎に表示される色が違う場合には、前記グラフィックLSIに受信される映像データのR成分、G成分、B成分に対して画面毎に前記グラフィックLSIにより送信される映像データのR成分、G成分、B成分のうち、少なくとも1つの成分の増減を行い、増減した映像データのR成分、G成分、B成分の比率で、調整後に前記グラフィックLSIに受信される映像データのR成分、G成分、B成分の増減を行う映像色成分増減部と、
    R光源、G光源、B光源からなり、同時に発光させて白色光を発色する前記LCDバックライトがR光源、G光源、B光源を間欠発光させる場合、複数の画面について映像データのR成分、G成分、B成分の違いを無くした後にR光源、G光源、B光源の発光時間を同時に調整し前記LCDバックライトの輝度を調整する輝度調整部と、
    前記映像色成分増減部による増減後に前記輝度調整部による輝度の調整を行い、前記LCDバックライトの輝度調整の前後で色温度が変化する場合に前記LCDバックライトのR光源、G光源、B光源のうち、少なくとも1つの光源について発光時間を個別に増減し色成分の増減を行う発光色成分増減部とを備えることを特徴とする携帯端末のLCD表示画面色調整システム。
  9. 映像データを映像として表示するLCDと前記LCDの白色光源であるLCDバックライトとを有する携帯端末のLCD表示画面色調整システムにおいて、
    R成分、G成分、B成分を有する映像データを受信し前記LCDに送信するグラフィックLSIと、
    前記携帯端末に搭載され、R成分、G成分、B成分を有する映像データを取り込み、取り込んだ映像データと前記グラフィックLSIに受信した映像データと合成させるためのカメラモジュールと、
    前記グラフィックLSIで合成される映像データ毎にR成分、G成分、B成分に対して前記グラフィックLSIから送信される映像データのR成分、G成分、B成分のうち、少なくとも1つの成分を増減する調整を行い、増減した映像データのR成分、G成分、B成分の比率で、調整後に前記映像色成分増減部に受信される映像データのR成分、G成分、B成分の増減を行う映像色成分増減部と、
    R光源、G光源、B光源からなり、同時に発光させて白色光を発色する前記LCDバックライトがR光源、G光源、B光源を間欠発光させる場合、R光源、G光源、B光源の発光時間を同時に調整し前記LCDバックライトの輝度を調整する輝度調整部と、
    前記映像色成分増減部による増減後に前記輝度調整部による輝度の調整を行い、前記LCDバックライトの輝度調整の前後で色温度が変化する場合に前記LCDバックライトのR光源、G光源、B光源のうち、少なくとも1つの光源について発光時間を個別に増減し色成分の増減を行う発光色成分増減部とを備えることを特徴とする携帯端末のLCD表示画面色調整システム。
  10. 映像データを映像として表示するLCDと前記LCDの白色光源であるLCDバックライトとを有する携帯端末のLCD表示画面色調整方法において、
    R成分、G成分、B成分を有する映像データを受信し前記LCDに送信する工程と、
    受信される映像データのR成分、G成分、B成分に対して送信される映像データのR成分、G成分、B成分のうち、少なくとも1つの成分を増減する調整を行う工程と、
    増減した映像データのR成分、G成分、B成分の比率で、調整後に受信される映像データのR成分、G成分、B成分の増減を行う工程と、
    前記映像データのR成分、G成分、B成分の増減後にR光源、G光源、B光源からなり、同時に発光させて白色光を発色する前記LCDバックライトがR光源、G光源、B光源を間欠発光し、R光源、G光源、B光源の発光時間を同時に調整し前記LCDバックライトの輝度を調整する工程と、
    前記LCDバックライトの輝度の調整を行い、前記LCDバックライトの輝度調整の前後で色温度が変化する場合に前記LCDバックライトのR光源、G光源、B光源のうち、少なくとも1つの光源について発光時間を個別に増減し色成分の増減を行う工程とを備えることを特徴とする携帯端末のLCD表示画面色調整方法。
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