JP2005103663A - Method for attaching/detaching barrel to/from barrel grinder and mounting barrel for barrel grinder - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、バレル研磨の分野で使用され、バレルを簡単且つ迅速に着脱できるバレル研磨機へのバレルの着脱方法及びバレル研磨機用装着バレルに関するものである。 The present invention relates to a method of attaching and detaching a barrel to and from a barrel polishing machine that is used in the field of barrel polishing and can easily and quickly attach and detach the barrel, and a barrel for mounting the barrel polishing machine.
従来の装着バレル(特公昭46−1960号公報参照)は、図9〜11に示すように、図10のバレル8を図9のバレルケース1の口部より押し込み、その後、バレルの鈎部9、9’がバレルケースの突起4、5に当接するまでバレルを回転し、スプリング6の反力でバレルケース1内に掛止していた。詳述すると、図11のようにバレル8の外壁端には切欠部11が設けてあり、バレル8の押し込み時は、この切欠部11と前記突起4、5を摺動させながら行う。続いてバレル8の底がバレルケース1の底部に当たったら、バレルを約15度回転してバレル8の外壁に設けた鈎部9、9’とバレルケース1の内壁に設けた突起4、5とを当接させる。そして押し込み力を開放すると、スプリング6の反力によりバレル8が押出され、鈎部9、9’と突起4、5が掛止して、バレル8がバレルケース1内に確実に保持された。
As shown in FIGS. 9 to 11, the conventional mounting barrel (see Japanese Examined Patent Publication No. 46-1960) pushes the
しかし、従来の装着バレルには次のような問題があった。即ち、作業者はバレル8を手で持ってバレルケース1内へ押し込み、その後、押し込み力を維持したまま約15度回転する必要があった。この際、スプリング6の反力は相当に大きいため、装着作業は作業者にとって大きな負担となっていた。同様に、バレル研磨が終わってバレル8を取り出す場合も、前記と逆の動作を行うため、相当な労力を強いられた。通常、この装着バレルが用いられるバレル研磨機は、公転するターレット上に等間隔に4個のバレルケースを有するため、作業者は前記着脱作業を4回繰り返さなければならず、その負担はいっそう大きなものとなっていた。
However, the conventional mounting barrel has the following problems. That is, the operator needs to hold the
またバレル8の掛止は、バレルケースの3箇所に設けた突起4、5と、対するバレルの鈎部9、9’で行う。これらを掛止可能とするには互いに若干の遊嵌構造とする必要がある。一方でバレル研磨中は、研磨機の自転公転作用により、バレルの半径方向に揺動作用が生じる。そのため、バレル8がバレルケース1内で微振動をしてガタツキ音が生じることがあった。この度重なる微振動によって、時には突起4、5や鈎部9、9’が偏磨耗してバレル8やバレルケース1の交換を余儀なくされた。
以上より本発明が解決しようとする課題は、バレルの着脱が困難でなく簡単且つ迅速に行うことができ、しかも研磨中にガタツキ音の発生もないこととしている。 As described above, the problem to be solved by the present invention is that it is easy and quick to attach and detach the barrel, and that no rattling noise is generated during polishing.
上記課題を解決するために請求項1に係る方法の発明は、公転可能なターレットに自転可能なバレルケースを複数取り付けたバレル研磨機にバレルを着脱する方法であって、前記バレルケースにバレルを装着するときは、バレルを押し込むことによってバレルケースに設けた抑止片付弾性部材とバレルの対向箇所に設けた係合部とを係合させてバレルを装着し、前記バレルケースからバレルを取り出すときは、バレルを一旦押し込んで前記係合を解除し、続いてバレルを回転して前記解除位置からバレルの係合部を離間させてバレルを取り出すことを特徴とする。
In order to solve the above problems, the method according to
次に請求項2に係る物の発明は、回転軸を有するケース基板と、このケース基板に設けられて装着されたバレルを脱出方向へ押圧する弾性体と、同じくケース基板に設けられて装着されたバレルが脱出するのを抑止するとともにバレルを内側へ押圧する抑止片付弾性部材とからなるバレルケースと、このバレルケースに装着され前記抑止片と係合する係合部を有するバレルとからなることを特徴とする。またこの発明において請求項3に係る物の発明は、前記抑止片付弾性部材の弾性部材が板ばねであることを特徴とする。 Next, the invention according to claim 2 is a case substrate having a rotating shaft, an elastic body for pressing a barrel mounted on the case substrate in the escape direction, and also mounted on the case substrate. A barrel case comprising an elastic member with a restraining piece that restrains the barrel from escaping and presses the barrel inward, and a barrel having an engaging portion that is attached to the barrel case and engages with the restraining piece. It is characterized by that. According to a third aspect of the present invention, the elastic member of the elastic member with a restraining piece is a leaf spring.
請求項1、2の発明によれば、バレルの装着は、「1.バレルを押し込むだけ」で行うことができる。バレルの取り出しは、「2.バレルを一旦押し込む」「3.その後押し込みを維持して回転する」で行うことができ、全3工程で着脱することができる。一方の従来技術は、バレルの装着は、「1.バレルを押し込む」「2.その後押し込みを維持して回転する」で行い、バレルの取り出しは、「3.バレルを押し込む」「4.その後押し込みを維持して回転する」の全4工程を必要とし、従来技術に比べ、着脱が迅速でしかも作業負担も小さくて済むという効果を奏する。 According to the first and second aspects of the invention, the mounting of the barrel can be performed by “1. Just pushing the barrel”. The barrel can be taken out by “2. Pressing the barrel once” and “3. Rotating while maintaining the pressing”, and can be attached and detached in all three steps. On the other hand, according to the prior art, the barrel is mounted by “1. Pushing the barrel” “2. After that, keep pushing and rotating”, and taking out the barrel is “3. Pushing the barrel” “4. Pushing after that” All the four steps of “maintaining and rotating” are required, and there is an effect that the attaching / detaching is quicker and the work load can be reduced as compared with the prior art.
また上記発明によれば、抑止片付弾性部材がバレルの係合部と密着して、研磨中もバレルを常に内側へ押圧しているからバレルが微振動することがなく、ガタツキ音も生じない。さらに請求項3の発明によれば、抑止片付弾性部材の弾性部材を板ばねとすることによって、簡単な構造でバレルの脱出を抑止でき、しかも内側への押圧力も併せ持つので、所期の目的を十分達成することができる。
Further, according to the invention, the elastic member with the restraining piece is in close contact with the engaging portion of the barrel, and the barrel is always pressed inward even during polishing, so the barrel does not vibrate slightly and no rattling sound is generated. . Furthermore, according to the invention of
本発明に用いるバレル研磨機用装着バレルの構造を図に沿って説明する。図1のケース基板31には回転軸32が設けられ、バレル研磨機(不図示)の駆動部と結合されるようになっている。このケース基板31は、バレル研磨機の公転するターレット(不図示)の円周上に等間隔で複数個配置され、回転軸32が軸受(不図示)を介して自転可能となっている。通常、ターレット上には4個のケース基板が配置されている。ケース基板31の上面には後述のバレル39を脱出方向へ押圧する円錐ばね33(請求項2の弾性体に相当)がボルトにより取り付けられている。またケース基板31の上面周縁にはボルトによって支柱34が6本植設され、その上端にはバレル着脱時の案内をするガイドリング35が取り付けられている。さらにケース基板31の上面にはL字状を成した板ばね36(請求項2の抑止片付弾性部材の弾性部材に相当)が等間隔で3個設けられ、その上端にはバレル39の係合部42と係合する抑止片37が設けられている。以上の構成により、バレルケース38が構成されている。
The structure of a barrel for barrel polishing machine used in the present invention will be described with reference to the drawings. The
次に本発明に用いるバレル39について説明する。バレル39は、図4のようにバレル本体40と後述の蓋体46とから成る。バレル本体40の内部は図7に示すように断面6角形で、ウレタンライニング41が施行されている。バレル本体40の外面には、図4、5に示すように、等間隔で係合部42が6個穿設され、前記の抑止片37と係合する形状となっている。バレル本体40の開口部周縁には図5に示すように、湾曲した板状部材43がねじ止めされ、上部に取っ手44となる穴が切りかかれている。またこの板状部材43の内側には後述のレバー51を係止する突起45が設けられている(図6参照)。
Next, the
次に上記バレル本体40に被冠する蓋体46について説明する。蓋体46のバレル本体40側にもウレタンライニング47が施行されている(図2参照)。蓋体46の上面にはハウジング48が設けられ、ここに押ねじ49が貫通し、その下端には押ねじ49がハウジング48から抜けないようにストッパー50が取り付けられている。また押ねじ49にはレバー51が螺合し、押ねじ49を回すとレバー51が上下動して前記の突起45に係止するようになっている(図5、6参照)。
Next, the
次に上記バレル研磨機用装着バレルの動作説明をする。まずバレル本体40内に研磨石と被加工物、要すれば水、コンパウンドを投入する。次に蓋体46をバレル本体40の開口部に載せる。レバー51が板状部材43の突起45の下に来るように合わせる(図6)。続いて押ねじ49を回すと、これに螺合したレバー51が上昇し、その先端が突起45に係止される。こうして蓋体46がバレル本体40を密閉する。
Next, the operation of the barrel mounting machine barrel will be described. First, polishing stones and workpieces, if necessary, water and compounds are put into the barrel
次にこのバレル39をバレルケース38に装着する。バレル39の取っ手44を持ってバレルケース38に装入すると、バレル底が抑止片37に当たって、抑止片付の板ばね36が外側へ開く。さらにバレル39を円錐ばね33の反力に抗して押し込むと、係合部42が抑止片37と対向し抑止片付板ばね36が復元して係合する。こうしてバレル39は、円錐ばね33の反力とバレルを脱出しないように保持する抑止片37と、バレル39を内側へ押圧する板ばね36の力とで確実に装着保持される(図1)。この後、不図示のバレル研磨機を始動すると、バレル39は回転軸32の作用を受けて自転及び公転して内部の被加工物を研磨する。
Next, the
研磨が終了したらバレル39をバレルケース38から取り外す。バレル39の取り外しはまず、取っ手44を持ってバレルを押し込む。すると抑止片37が係合部42から外れる。次にバレル39を約30度回転すると、係合部42は抑止片37の位置から完全に離間する(図8参照)。続いて円錐ばね33の反力を利用してバレル39をバレルケース38から取り出す。バレルの蓋体46の取り外しは先ほどと逆の動作を行えばよい。
When polishing is completed, the
以上の実施形態では、抑止片37の付いた板ばね36を3個設けたが、例えば6個としても良い。そうすれば1つ当たりの板ばねのたわみ量を小さくすることができる。また、ガイドリング35の内径とバレル本体40の外径とを極力近いサイズとすれば、ガイドリング35の内周面でバレル39を保持するとともに板ばね36のたわみ量も小さく設定することができる。
In the above embodiment, three
31 ケース基板
32 回転軸
33 弾性体(円錐ばね)
36 弾性部材(板ばね)
37 抑止片
38 バレルケース
39 バレル
42 係合部
31
36 Elastic member (leaf spring)
37 restraining
Claims (3)
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JP2003336492A JP2005103663A (en) | 2003-09-26 | 2003-09-26 | Method for attaching/detaching barrel to/from barrel grinder and mounting barrel for barrel grinder |
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JP2003336492A Pending JP2005103663A (en) | 2003-09-26 | 2003-09-26 | Method for attaching/detaching barrel to/from barrel grinder and mounting barrel for barrel grinder |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012245601A (en) * | 2011-05-31 | 2012-12-13 | Hitachi Automotive Systems Ltd | Deburring device |
CN109571263A (en) * | 2018-12-11 | 2019-04-05 | 湖北开明高新科技有限公司 | A kind of rotary kiln tyre grinding attachment of pressure adjustable |
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CN109571263A (en) * | 2018-12-11 | 2019-04-05 | 湖北开明高新科技有限公司 | A kind of rotary kiln tyre grinding attachment of pressure adjustable |
CN109571263B (en) * | 2018-12-11 | 2021-02-19 | 湖北开明高新科技有限公司 | Pressure-adjustable rotary kiln wheel belt grinding device |
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