JP2005102056A - ネットワークシステム、ネットワーク機器及びその監視方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ネットワーク機器としてのホームサーバとセンタサーバとの間のネットワーク経路に異常があった場合にも、ホームサーバのリセットを行うことを可能とする。
【解決手段】マンション等の各居室に設けられるホームサーバ102〜104は、監視部とリセット部とを有し、監視部とリセット部とに、自身の動作状態を出力する状態端子、それを監視する端子、外部からハードウェアのリセットを行うリセット端子、その他のサーバのリセット端子を制御する端子が設けられ、複数のホームサーバのこれらの端子が相互接続されている。通常、センタサーバ101がホームサーバの再起動を行う構成であるため、ホームサーバは、他のホームサーバの異常を発見した場合、センタサーバにホームサーバが異常であることを通知するが、この通信が正常に行われなかった場合、異常を発見したホームサーバが異常のあるホームサーバの再起動を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ネットワークシステム、ネットワーク機器及びその監視方法に係り、特に、ビルや集合住宅あるいは一般住宅内のネットワーク機器を監視可能としたネットワークシステム、ネットワーク機器及びその監視方法に関する。
従来、一般家庭やホテル、マンション等の集合住宅等に設置される空調機、給湯器、照明機器や各種家電製品は、それを使用する家庭の住人等がスイッチのオン、オフ等を行うことにより、人手により直接制御されていた。
しかし、ネットワーク技術の発展と共に、これらの機器もネットワークを介して相互に接続され、集中管理を行うことが可能になってきている。このようなシステムは、これらの家庭内の家電等の機器を宅内に構築されたネットワークに接続し、そのネットワークに接続されているサーバ機器(以下、ホームサーバという)により集中管理するようにしたものである。このようなシステムでのホームサーバと各機器との接続は、RS―232C等のシリアル接続やECHONET規格、Etherネットワークにより行われている。
また、前述したようなネットワーク機器としてのホームサーバは、宅内のネットワークとインターネット等の外部ネットワークとを接続することが可能であり、その際、プロトコル変換を行うゲートウェイの役割も果たしている。宅内のネットワークと外部のネットワークとが接続されることにより、宅外からの宅内機器の制御、宅外に設置したサーバ(以下、センタサーバと呼ぶ)によるホームサーバの動作状態の情報やメンテナンス情報、ホームサーバに接続されている宅内機器状態の情報の集中管理を行うことが可能となる。そして、前述したようなシステムは、ホームサーバの動作状態をセンタサーバが集中管理することにより、ホームサーバに動作不良が発生した場合にセンタサーバ側からホームサーバにリセットをかけてシステムの自動復旧を行うことが可能である。
なお、遠隔地からの観測局側に対する制御に関するシステムの従来技術として、観測局がフリーズした場合に、遠隔からリセットをかける手段が、例えば、特許文献1等に記載されて知られている。
特開2003−116184号公報
集合住宅等の各居室内のネットワーク機器としてのホームサーバの状態をセンタサーバが監視する前述した従来技術は、通常、ホームサーバに不具合が発生した場合、センタサーバがネットワークを介してホームサーバのリセットを行うことにより、システムの復旧を行っている。しかし、この従来技術は、ホームサーバとセンタサーバとの間のネットワーク経路に異常があった場合、センタサーバがホームサーバの監視を行うことができず、ホームサーバに不具合が発生した場合、ホームサーバの復旧を行うことができないという問題点を有している。
本発明の目的は、前述した従来技術の問題点を解決し、ネットワーク機器としてのホームサーバとセンタサーバとの間のネットワーク経路に異常があった場合にも、ホームサーバのリセットを行うことを可能としたネットワークシステム、ネットワーク機器及びその監視方法を提供することにある。
本発明によれば前記目的は、屋内ネットワークに接続される機器の制御を行う複数のネットワーク機器がローカルネットワークにより接続されたネットワークシステムにおいて、前記複数のネットワーク機器のそれぞれが、自機器の動作状態を他のネットワーク機器に通知し、通知された他のネットワーク機器からの動作状態を受信して他のネットワーク機器を監視し、外部からのリセットを受け付けて、他のネットワーク機器のリセットを行うことにより達成される。
また、前記目的は、屋内ネットワークに接続される機器の制御を行う複数のネットワーク機器がローカルネットワークにより接続されたネットワークシステムにおいて、前記複数のネットワーク機器のそれぞれが、自機器の動作状態を他のネットワーク機器に通知する手段と、通知された他のネットワーク機器の動作状態を受信して他のネットワーク機器を監視する手段と、外部からのリセットを受け付ける手段と、他のネットワーク機器のリセットを行う手段とを備え、ネットワーク機器同士で互いの動作状態を監視することにより達成される。
また、前記目的は、ネットワーク機器を、自機器の動作状態を他のネットワーク機器に通知する出力端子と、他のネットワーク機器から通知された他のネットワーク機器の動作状態を入力する入力端子と、自機器のリセットを受け付ける入力端子と、他のネットワーク機器をリセットする出力端子とを備えて構成することにより達成される。
さらに、前記目的は、屋内ネットワークに接続される機器の制御を行う複数のネットワーク機器がローカルネットワークにより接続されたネットワークシステムにおけるネットワーク機器の監視方法において、前記複数のネットワーク機器のそれぞれが、自機器の動作状態を他のネットワーク機器に通知し、通知された他のネットワーク機器の動作状態を受信して他のネットワーク機器を監視し、外部からのリセットを受け付け、他のネットワーク機器のリセットを行うことにより、ネットワーク機器同士で互いの動作状態を監視することにより達成される。
本発明によれば、ネットワーク機器相互間で機器の異常を監視し、異常を生じたネットワーク機器のリセットを行うことができ、また、ネットワーク機器とホストとの間のネットワーク経路に異常があった場合にも、異常を生じたネットワーク機器のリセットを行うことができる。
以下、本発明によるネットワークシステム、ネットワーク機器及びその管理方法の実施形態を図面により詳細に説明する。なお、以下に説明する本発明の実施形態は、本発明をマンションの各居室に設けられ、室内機器の制御を行うネットワーク機器としてのホームサーバを外部のに設けたホスト機器としてのセンタサーバから監視制御するシステムに適用した例である。
図1は本発明の一実施形態によるネットワークシステムの構成を示すブロック図、図2はホームサーバの内部機器構成を示すブロック図である。図1、図2において、101はセンタサーバ、102〜104はホームサーバ、105はスイッチングハブ(SW−HUB)、106はルータ、107は外部ネットワーク、110はホームサーバ監視部、121、131は監視部、122、132はリセット部、201はCPU、202は周辺制御装置、203は状態インタフェース(I/F)、204はメインメモリ、205はEPROM、206は不揮発性記憶装置、207はバス、208はWANインタフェース(I/F)、209はLANインタフェース(I/F)、210はECHONETインタフェース(I/F)、211は電子錠インタフェース(I/F)、212はカードリーダインタフェース(I/F)である。
図1に示す本発明の実施形態によるネットワークシステムは、マンション外部の機器としてのセンタサーバ101と、マンション内の機器として各居室内にあるネットワーク機器としてのホームサーバ102、103、104と、マンション内のネットワークを構成するスイッチングハブ105と、マンション内のネットワークとしてのローカルネットワークとインターネット等の外部ネットワーク107ととしてのグローバルネットワークの間のデータのルーティングを行うルータ106とから構成されている。そして、センタサーバ101にはホームサーバ監視部110が設けられ、各ホームサーバ102、103には、監視部121、131、及び、リセット部122、132が設けられている。ホームサーバ104についても同様である。
ルータ106には、外部ネットワーク107側にグローバルIPアドレスが割り当てられており、マンション内のネットワークでは、ホームサーバ102、103、104にそれぞれプライベートIPアドレスが割り振られている。ルータ106は、センタサーバ101からの通信を受けた際、通信を受けたポート番号により、どのホームサーバにアクセスするかを振り分ける。センタサーバ101は、外部ネットワーク107、ルータ106、スイッチングハブ105を介して各ホームサーバ102、103、104とネットワーク接続されており、センタサーバ101上で動作しているアプリケーションであるホームサーバ監視部110により各ホームサーバ102、103、104の状態取得及び制御を行う。
図1にはセンタサーバを1台だけ示しているが、本発明は、センタサーバを複数設置して、各センタサーバが各ホームサーバの状態を取得すように構成してもよい。また、本発明は、センタサーバ101を外部ネットワークに接続するのではなく、マンションのローカルネットワーク内に設置して構成することも可能である。
ホームサーバ102、103、104は、図2により詳述するように、それぞれ、屋内ネットワークを介して各居室にある電子錠、カードリーダ、家電機器等の機器を制御するものであり、各機器の状態の取得及び制御を行い、また、各機器の状態や制御の情報をセンタサーバに送信する。ホームサーバ102は、監視部121、リセット部122を持ち、ホームサーバ103は、監視部131、リセット部132を持つというように、それぞれのホームサーバは、監視部とリセット部とを備えて構成される。
監視部121は、ホームサーバ103とそのリセット部132や、その他のホームサーバとそのリセット部に接続される。そして、監視部121は、接続されたホームサーバ103やその他のホームサーバの監視を行い、異常を発見した場合にリセット部に対して信号を出力し、異常を発見したホームサーバのリセットを行うことが可能である。リセット部122は、ホームサーバ103の監視部131やその他のホームサーバの監視部と接続され、監視部からの信号を受けた場合にホームサーバ102のリセットを行う。
前述で説明したような本発明の実施形態でのネットワーク構成において、居室を一戸の住宅と考え、ルータ106とSW−HUB105とを省いて、ホームサーバを直接外部ネットワーク107に接続する構成であってもよい。
ホームサーバは、図2にその内部機器構成を示しているように、CPU201、周辺制御装置202、メインメモリ204、EPROM205、磁気ディスク装置等により構成される不揮発性記憶装置206を備えて構成される。CPU201、周辺制御装置202、メインメモリ204、EPROM205は、バス207を介して接続されており、不揮発性記憶装置206は、周辺制御装置202を介して接続されている。ホームサーバに電源が投入されると、CPU201が起動する。CPU201は、EPROM205に記憶されているブートプログラムを実行し、OSの起動を行う。その後、ブートプログラムは、不揮発性記憶装置206に記憶されているプログラムをロードし、各タスクの実行を開始させる。本発明の実施形態においてどのようなタスクが実行されるかについては後述する。
また、ホームサーバは、外部とのインターフェースとしての状態インターフェース203、WANインターフェース208、LANインターフェース209、ECHONETインターフェース210、電子錠インターフェース211、カードリーダインターフェース212が、周辺制御装置202を介して接続されて備えている。周辺制御装置202は、CPU201からのデータを受け、各インタフェースの制御を行う。また、周辺制御装置202は、CPU201、メインメモリ204、各インタフェースの制御を行うチップのリセット端子に接続されており、状態I/F203の制御を受け、各チップをリセットすることができるように構成されている。また、周辺制御装置202は、図示しない主電源と接続されており、状態インタフェース203からの制御により、主電源のOFF/ONを行う構成になっていてもよい。状態インタフェース203は、ホームサーバの動作状態を示す信号の入出力、ホームサーバのリセットを行う入出力を制御するインタフェースであり、ホームサーバの監視部及びリセット部のためのインタフェースである。状態インタフェース203の詳細については後述する。
WANインタフェース208は、宅外のネットワークに対するインタフェースであり、本発明の実施形態ではスイッチングハブ105と接続されている。ホームサーバは、このWANインタフェース208を介してセンタサーバ101との通信を行う。LANインタフェース209は、宅内のネットワークに対するインタフェースであり、PCやWebカメラ等の宅内に接続された機器との通信を行う。ECHONETインタフェース210は、家電制御ネットワークの規格であるECHONETの通信を行うインタフェースである。電子錠インタフェース211、カードリーダインタフェース212は、それぞれ、電子錠とカードリーダの制御を行うインタフェースであり、ホームサーバがカードリーダの情報を取得して、その情報を元に電子錠の開閉の判定を行い、判定の結果に応じた電子錠の操作を行う。
前述したように構成される本発明の実施形態によるネットワークシステムにおいて、図1に示す各ホームサーバ102〜104内の監視部121及びリセット部122は、図2に示すCPU24が実行するソフトウェアにより実現することができ、ホームサーバ相互間の監視信号の授受、リセット信号の授受及び外部機器との間での情報の授受は、周辺制御装置203、状態I/F203を介して行われる。
前述した本発明の実施形態によるホームサーバは、LANインタフェース209、ECHONETインタフェース210、電子錠インタフェース211、カードリーダインタフェース212等の複数のインタフェースを有するとしているが、これら以外の機器用のインタフェースを持つことも可能であり、また、これらのインタフェースが例えばLANインタフェース209の1つのインタフェースに統合されていてもよい。
図3は状態インタフェース203の構成と他のホームサーバとの接続方法を示す図である。図3において、231、331は状態端子、232、332はリセット端子、233、333はディップスイッチ、303は、他のホームサーバの状態インタフェース、311は状態信号線、312はリセット信号線である。
状態インタフェース203は、状態端子231とリセット端子232とディップスイッチ(SW)233とから構成される。状態端子231は、n本の状態出力とn本の状態入力とn本のリセット出力との端子を持つ。nは、適当な正の整数であり、少なくとも相互に接続されるホームサーバの数である。それぞれの出力は、“0”、“1”の二値を取り、レジスタが利用され一度設定した値を保持することが可能な構成とする。リセット端子232は、同様に、n本のリセット入力を持つ。状態出力、状態入力、リセット出力、リセット入力には、それぞれ1〜nの端子番号が割り振られる。
それぞれのホームサーバの状態端子のうち同じ端子番号の状態出力と状態入力とは、同じ状態信号線311により相互に接続され、また、リセット入力、リセット出力も同様に同じリセット信号線312により相互に接続される。ホームサーバは、状態出力をn本持つことになるが、自身の状態を出力するのはどれか1本でありる。1つの信号線に複数のホームサーバの状態を出力できないため、各ホームサーバで何番の信号線に自身の状態を出力するかが、他のホームサーバと競合しないように設定される。リセットの入出力に関しても同様に設定される。この設定をソフトウェア上で行うとソフトが暴走した際に機能しなくなる恐れがあるため、設定はディップスイッチ233で行うこととする。状態出力とリセット入力とに関しては、ディップスイッチ233に設定された番号の端子が有効になり、状態入力とリセット出力とに関しては、ディップスイッチ233に設定された番号以外の端子が有効になる。図3に示す例の場合、実線の部分が有効な信号線で、点線の部分が有効でない信号線を表す。
図4はセンタサーバ101及びホームサーバ102上で動作するソフトウェアの相互の関連を説明する図、図5は状態監視タスクが使用する監視機器データについて説明する図、図6はホームサーバ内に保持されホームサーバ同士がどのような構成で相互監視を行っているかを示す監視構成データについて説明する図、図7はホームサーバ内に保持され各ホームサーバの動作状態を示す状態データについて説明する図である。図4において、401は状態監視タスク、402は状態取得プログラム、403は復旧プログラムであり、他の符号は図1の場合と同一である。
図4に示すように、ホームサーバ102内では、他のサービスを行うタスクとともに、状態監視タスク401が動作し、センタサーバ101上では、状態取得プログラム402と復旧プログラム403とが動作する。
図5に示す監視機器データ501は、状態監視タスク401が利用するデータであり、状態インタフェース203の端子番号と、その端子に接続されているホームサーバの設置されている居室の居室番号と、そのホームサーバのマンション内のネットワークでのアドレスと、その端子に接続されているホームサーバを監視してよいか否かを示す監視可能のデータと、監視対象のホームサーバの状態端子の状態と、その状態が何回連続続いているかを示すカウントの組からなる。ホームサーバは、他の複数のホームサーバにより監視されるため、あるホームサーバにより異常が発見されて再起動している最中に他のホームサーバにより再び再起動されないようにする必要がある。そのため、本発明の実施形態は、あるホームサーバにより再起動中、他のホームサーバの監視可能のデータを“NG”に設定し、監視対象のホームサーバの状態が異常であっても監視可能データが“NG”の場合にはリセットをかけないようにしており、これにより、再起動処理が重複することを防止している。
ホームサーバは、自身の状態を状態端子から出力するが、状態出力には一本の信号線を用い、その状態を定期的に変化させることにより、自身が正常であることを示す状態として出力する。但し、他のホームサーバが状態端子を確認するタイミングによっては同じ出力となってしまう場合があるため、同じ出力が続いた回数をカウントしておき、カウント数が一定値を超えた場合に異常と判断するようにする。
図6に示す監視構成データ601は、ホームサーバ同士がどのような構成で相互監視を行っているかを示すデータであり、居室番号、グループ番号、端子番号の組からなり、センタサーバ101に保持される。居室番号は、各ホームサーバがどの居室に設置されているかを示す。グループ番号は、ホームサーバ同士が相互監視を行うグループを示しており、グループ番号の同一のホームサーバ同士が相互監視を行っていることを示す。端子番号は、グループ内のそれぞれのホームサーバがどの端子に状態を出力しているかを示す。
図7に示す状態データ701は、各ホームサーバの動作状態を示すデータであり、居室番号、状態、管理機器、ポート番号からなり、センタサーバ101に保持される。居室番号は、各ホームサーバがどの居室に設置されているかを示す。状態は、各居室のホームサーバの動作状態を示し、正常、異常、再起動中、不明の各値をとる。管理機器は、そのホームサーバの再起動を行っている機器を示し、ホームサーバの居室番号である。再起動を行っている機器がセンタサーバである場合、“0”と示される。ポート番号は、センタサーバからホームサーバに外部ネットワーク107を介してアクセスする際のポート番号である。センタサーバは、マンションにアクセスする際、センタサーバに記憶されているマンションのグローバルIPアドレスとポート番号とを指定して通信を行う。ルータ106は、ポート番号に応じて、どのホームサーバがアクセスされるかの振り分けを行う。
図4の参照に戻って、状態監視タスク401は、自身の動作状態及び状態インタフェース203を介して他のホームサーバの状態を監視し、その状態の情報をセンタサーバ101に通知する。その際、状態監視タスク401は、ホームサーバに記憶されているセンタサーバ101のアドレスに対して通信を行うが、ホームサーバに複数のセンタサーバのアドレスを記憶しておき、それぞれのセンタサーバに対して通信を行ってもよい。また、状態監視タスク401は、センタサーバ101から再起動の通知を受けた場合に、自身あるいは監視対象のホームサーバの再起動を行い、また、自身あるいは監視対象のホームサーバの異常を検知した場合で、センタサーバ101との通信を行うことができない場合、自身の再起動、監視対象のホームサーバの再起動を行う。
センタサーバの状態取得プログラム402は、ホームサーバ102から送信される状態通知の受信とホームサーバ102へ状態取得の要求の送信とを行う。状態取得の要求は、一定時間毎か、センタサーバ101とホームサーバ102が最後に通信してから一定時間後、あるいは、センタサーバでのオペレータの操作により行われる。状態取得プログラム402は、ホームサーバからの状態通知、あるいは、ホームサーバへの状態取得の要求により、ホームサーバの状態が変化したことを確認した場合、状態データ701の情報を更新し、復旧プログラム403へ状態変更があったことを通知する。
センタサーバの復旧プログラム403は、状態取得プログラム402から状態変更の通知を受けると、状態データ701の確認を行い、異常のあるホームサーバの状態監視タスクに対して再起動の通知を送信する。復旧プログラム403は、異常のあるホームサーバと通信を行うことができない場合、監視構成データ601から、異常のあるホームサーバと同一グループの別のホームサーバの居室番号を取得し、そのホームサーバに対して、異常のあったホームサーバの再起動を依頼する。
図8はホームサーバ内の状態監視タスク401の処理動作を説明するフローチャートであり、次に、これについて説明する。
(1)ホームサーバ102が起動されると、各種サービスを行うタスクやホームサーバに接続されている機器の制御を行うタスクと共に状態監視タスク401も起動される。状態監視タスク401は、起動されると、状態インタフェース203を介して状態端子の初期化を行う。状態端子の初期化の処理は、ディップスイッチ233から、自分が利用する端子番号を取得し、その端子番号の状態出力に“0”を設定する処理である(ステップS801)。
(2)その後、状態監視タスクのメインループ処理が開始される。状態監視タスク401は、常に通信受信待ちを行っており、通信を受信した場合に通信内容に応じた処理を行う。通信内容の処理に関しては後述する(ステップS802)。
(3)状態監視タスク401は、ステップS802での通信受信処理を行いながら、前回の状態監視の動作を行ってから一定時間経過しているか否かを確認し、一定時間経過していなければ通信受信処理を続ける(ステップS803)。
(4)ステップS803の経過時間の確認で、一定時間経っていた場合、状態監視タスク401は、自機器の状態確認と他機器の状態確認との処理を開始し、自機器上で動作するタスクの一覧とその動作状態とを取得する。タスク一覧とその動作状態とは、OSが提供する関数を用いて取得することが可能である(ステップS804)。
(5)状態監視タスク401は、取得したタスク一覧と動作状態とを確認し、停止しているタスクがあるか否かにより状態が異常であるか否かを判断する(ステップS805)。
(6)ステップS805の判断で、自身に異常がないと判断した場合、状態監視タスク401は、状態インタフェース203に対する制御を行い、状態端子の出力を反転させる。この状態端子の出力の反転は、自身に異常がなければ、ステップ803での経過時間監視毎の一定時間毎に行われることになり、この定期的な状態端子の出力の反転を他のホームサーバが確認することにより、そのホームサーバが正常に動作していることを判断できる(ステップS806)。
(7)ステップS806の動作の後、状態監視タスク401は、他のホームサーバの状態の確認を行い、必要であれば、他のホームサーバの再起動を行った後、ステップS802の処理に戻って、通信受信待ちの状態になる(ステップS807)。
(8)ステップS805の判断で、自機器の状態が異常と判断された場合、状態監視タスク401は、状態通知としてタスクの動作状態一覧をセンタサーバに送信する。この場合、状態端子の出力の反転が行われないため、他のホームサーバはこのホームサーバが異常であると判断することができる(ステップS808)。
図9は図8に示すフローにおけるステップS807での他のホームサーバの状態確認のシーケンスを示す図であり、次に、これにつてい説明する。
図9において、ホームサーバ103の状態監視タスク431がホームサーバ103の状態インタフェース303の状態端子に対し定期的に出力の反転を行っているものとする。この出力の反転は、ホームサーバ102の状態インタフェース203の状態端子へ伝播している。そして、図9に示す例は、2度状態が反転した後、ホームサーバ103のCPU231にエラーが発生し、状態監視タスク431が停止し、以降の状態の反転が行われない例である。
ホームサーバ102の状態監視タスク401は、シーケンスS901、S902、S903、S904において、監視対象のホームサーバの状態確認を行う。
図10は図9におけるシーケンスS901〜S904での状態確認の処理動作を説明するフローチャートであり、次に、これについて説明する。
(1)ホームサーバ102の状態監視タスク401は、まず、状態インタフェース203から状態端子の値を取得し、図5に示す監視機器データ501のそれぞれの端子番号に対応する状態の値と比較し、前回の値と同一の値であるか否かを判定する(ステップS1001、S1002)。
(2)ステップS1002の判定で、取得した状態端子の値が前回と同一であった場合、監視機器データ501のそれぞれの端子番号に対応する監視可能のデータを確認し、監視可能が“OK”となっているか否かを判定して、“OK”となっていなかった場合、ここでの処理を終了する(ステップS1003)。
(3)ステップS1003の判定で、監視可能が“OK”となっていた場合、すなわち、取得した状態端子の値が前回と同一で、かつ、監視可能が“OK”であった場合、カウントに1を加えてインクリメントする(ステップS1004)。
(4)ステップS1004の処理の後、ホームサーバ102の状態監視タスク401は、カウントの値が一定値以上であるか否かを確認し、一定値以上であった場合、状態端子に対応するホームサーバが異常であると判定し、そうでない場合、ここでの処理を終了する(ステップS1005)。
(5)ステップS1002の判定で、取得した状態端子の値が前回と同一でなかった場合、監視機器データ501のそれぞれの端子番号に対応する監視可能のデータを確認し、監視可能が“OK”となっているか否かを判定して、“OK”となっていた場合、カウントを“0”に設定し対応するホームサーバが正常である判断して、ここでの処理を終了する(ステップS1006、S1007)。
(6)ステップS1006の判定で、監視可能が“OK”となっていなかった場合、すなわち、状態端子の値が前回と異なっており、監視可能が“OK”でなかった場合、カウントの値をデクリメントし、カウントの値が“0”であるか否かの判定を行う(ステップS1008、S1009)。
(7)ステップS1009の判定で、カウントの値が“0”でなかった場合、ここでの処理を終了し、カウントの値が“0”であった場合、監視可能を“OK”に変更して、ここでの処理を終了する(ステップS1010)。
前述した処理により、再起動を行うために一度監視対象外になったホームサーバは、起動後に正常な状態に戻った後、一定期間様子を見た後、自動的に監視対象に戻されることになる。そして、図9に示す例では、カウントが“2”以上の場合に異常であると判断することとしており、シーケンスS904において、ホームサーバ103の異常が判断される。
図11は図9におけるシーケンスS904において、ホームサーバ102がホームサーバ103の異常を判定した場合のシーケンスを示す図であり、次に、これについて説明する。
(1)ホームサーバ102の状態監視タスク401は、ホームサーバ103に異常が発生したと判定すると、監視機器データ501から自身と異常のあったホームサーバ以外のホームサーバ、説明している例ではホームサーバ104とのアドレスを取得し、それぞれのアドレスに対して状態異常検知通知を送信する。状態異常検知通知には、ホームサーバ102の端子番号と異常のあったホームサーバ103の端子番号とが含まれる(シーケンスS1101)。
(2)ホームサーバ104は、ホームサーバ102の状態監視タスク401から状態異常検知通知を受信すると、状態異常検知通知から異常のあったホームサーバ103の端子番号を取得する。そして、ホームサーバ104は、まだホームサーバ103の異常を検知していなかった場合、自サーバ内の監視機器データ501のホームサーバ103の端子番号に対応する監視可能のデータを“NG”に変更し、ホームサーバ102に対して処理委譲応答を送信する。また、ホームサーバ104は、既にホームサーバ103の異常を検知していた場合、状態異常検知通知から通知してきたホームサーバ102の端子番号を取得し、自身の端子番号との比較を行い、自身の端子番号が大きかった場合には、自身の監視機器データ501のホームサーバ103の端子番号に対応する監視可能のデータを“NG”に変更しホームサーバ102に対して処理委譲応答を送信する。さらに、ホームサーバ104は、自身の端子番号が小さかった場合、ホームサーバ104自身がホームサーバ103の再起動処理を実行するとして、ホームサーバ102に対して処理不可の応答を送信する。このように、端子番号によるプライオリティを設定することにより、複数のホームサーバがあるホームサーバの異常を同時に発見した場合に、再起動処理が競合することを防止することができる(シーケンスS1102)。
(3)ホームサーバ102の状態監視タスク401は、ホームサーバ104から処理不可の応答を受信した場合、自サーバ内の監視機器データ501のホームサーバ103の端子番号に対応する監視可能のデータを“NG”に変更し、ホームサーバ103のリセットの処理は行わない。
(4)ホームサーバ102の状態監視タスク401は、ホームサーバ104から処理委譲の応答を受信した場合、ホームサーバ102に保存されているセンタサーバ101のアドレスを取得し、センタサーバ101に対して状態通知を送信する。状態通知には、自身のホームサーバの設置された居室の居室番号と異常が確認されたホームサーバの設置された居室の居室番号と異常があった旨の情報とが含まれる(シーケンスS1103)。
(5)センタサーバ101は、状態通知を受信すると、状態通知から異常のあったホームサーバの居室番号を確認し、状態データ701から居室番号に対応したホームサーバのポート番号を取得する。その後、通常の場合であると、センタサーバ101は、異常のあったホームサーバに対して再起動通知を送信する。
(6)図11に示す例では、ここで、センタサーバ101とホームサーバ102との間のネットワークに障害が発生する等により、ホームサーバ102がセンタサーバ101へ状態通知を送信することができない状態になったものとする。この場合、ホームサーバ102は、状態通知送信のリトライを数回試みる。その際、ホームサーバ102は、自サーバ内に記憶されているセンタサーバ101以外のセンタサーバのアドレスを取得し、それぞれのアドレスに対して通信を試みてもよい。センタサーバ101以外のセンタサーバと通信可能であった場合は、そのセンタサーバがセンタサーバ101と同様の処理を行う。
(7)前述の処理で、ホームサーバ102がどのセンタサーバとも通信を行うことができない場合、ホームサーバ102は、一定時間経過後に、状態インタフェース203のホームサーバ103に対応するリセット端子にリセット信号を出力する。その際、ホームサーバ102は、自身が持つ監視機器データ501のホームサーバ103の端子番号に対応する監視可能を“NG”に変更する(シーケンスS1103、S1104)。
(8)ホームサーバ103は、自サーバの状態インタフェース303のリセット入力にリセット信号を受けると、CPU231のリセットを行う(シーケンスS1105)。
(9)その後、ホームサーバ103が再起動され正常な状態に戻ると、ホームサーバ102は、図10により説明したフローのステップS1001、S1002、S1006、S1008、S1009、S1010を経て、再度ホームサーバ103を監視する状態となる。
図12はセンタサーバ101内の状態取得プログラム402の処理動作を説明するフローチャートであり、次に、これについて説明する。
(1)状態取得プログラム402は、ホームサーバからの通信受信処理とホームサーバの状態取得とを行っており、ホームサーバから通信を受信すると、その通信が状態通知であるか否かを判定し、受信した通信が状態通知であると判定した場合、状態通知の内容から異常のあるホームサーバを特定する(ステップS1201、S1202)。
(2)状態取得プログラム402は、状態通知中に異常のあるホームサーバの居室番号を発見した場合、状態データ701の居室番号に対応する状態のデータを“異常”に変更し、復旧プログラム403に対して状態変更を通知し、通信受信の処理に戻って処理を繰り返す(ステップS1203、S1204)。
(3)図12のフローに示していないが、ステップS1201の判定で、受信した通信が状態通知であって、タスクの状態一覧であった場合、状態取得プログラム402は、停止しているタスクがないか否か、あるいは、センタサーバ101が保持するホームサーバ上で動作しているべきタスクの一覧と状態通知から得られたタスク一覧との比較を行い、ホームサーバ上で動作するタスクが増えていたり減っていたりしてないかを確認する。そして、タスクに異常がみられた場合、状態データ701のタスク一覧を送信してきたホームサーバに対応する状態のデータを“異常”に変更し、復旧プログラム403に対して状態変更を通知する(ステップS1203、S1204)。
(4)ステップS1201の判定で、受信した通信が状態通知でなかった場合、ホームサーバからのそのホームサーバが起動を完了したことの通知である起動完了通知の受信であるか否かを判定し、起動完了通知の受信であった場合、状態データ701の起動完了通知を送信してきたホームサーバに対応する状態のデータを“正常”に更新する(ステップS1205、S1206)。
(5)その後、状態データの対応する管理機器のデータをクリアし、通信受信の処理に戻って処理を繰り返す(ステップS1207)。
(6)ステップS1205の判定で、起動完了通知の受信でなかった場合、通信処理以外の処理を続け、一定時間経過したか否かを判定し、一定時間経過していなければ、通信受信の処理に戻って処理を繰り返し、一定時間経過していれば、後述する、ホームサーバの状態取得処理を行う(ステップS1208、S1209)。
図13は図12に示すフローにおけるステップS1209でのホームサーバの状態取得の処理動作を説明するフローチャートであり、次に、これについて説明する。
(1)状態取得プログラム402は、状態データ701を取得し、状態データ701から各ホームサーバのポート番号を取得する。そして、状態取得プログラム402はそれぞれのホームサーバに対して、状態取得のメッセージを送信して、ホームサーバの状態を取得する(ステップS1301〜S1303)。
(2)状態取得プログラム402は、ホームサーバに対してメッセージが送信できなかったか否かにより、そのホームサーバが異常であるか否か、あるいは、ホームサーバから状態通知が返信された場合、図12に示すフローのステップS1202の処理と同様にして、ホームサーバが異常であるか否かを判定する(ステップS1304)。
(3)ステップS1304の判定で、ホームサーバに異常があると判定された場合、状態取得プログラム402は、状態データ701の異常のあったホームサーバに対応する状態のデータを“異常”に変更し、復旧プログラム403に状態変更を通知する(ステップS1305、S1306)。
(4)ステップS1306の処理の後、あるいは、ステップS1304の判定で、ホームサーバに異常がなかった場合、全てのホームサーバの状態取得の処理が終了したか否かを判定し、まだ終了していなければ、ステップS1302からの処理に戻って、次のホームサーバの状態取得の処理を繰り返し、全てのホームサーバの状態取得の処理が終了していれば、ここでの処理を終了する(ステップS1307)。
図14はセンタサーバ101上で動作する復旧プログラム403の処理動作を説明するフローチャートであり、次に、これについて説明する。
(1)復旧プログラム403は、状態取得プログラム402から状態変更の通知があるのを監視しており、状態変更の通知を受けると、状態データ701を取得する(ステップS1401、S1402)。
(2)復旧プログラム403は、状態データ701のそれぞれのホームサーバの状態のデータの確認を行い、状態のデータが“異常”でないか否かを判定し、異常でなかった場合、全てのホームサーバの状態のデータを確認するまで処理を繰り返す(ステップS1403〜S1405)。
(3)ステップ1404の判定でホームサーバの状態が“異常”であった場合、復旧プログラム403は、異常のあったホームサーバに対して再起動通知を送信する。再起動通知には、再起動を行いたいホームサーバの居室番号が含まれる(ステップS1406)。
(4)ステップS1406の処理での再起動通知が送信可能であったか否かを判定し、再起動通知を送信することができなかった場合、復旧プログラム403は、監視構成データ601を取得し、取得した監視構成データ601から再起動を行いたいホームサーバとグループ番号が同一の別のホームサーバの居室番号とポート番号とを取得する(ステップS1407〜S1409)。
(5)復旧プログラム403は、状態データ701の再起動を行いたいホームサーバに対応する管理機器のデータを、ステップS1409の処理で取得した居室番号に変更し、取得したポート番号に対して再起動通知を送信する。その際の再起動通知には、通信相手のホームサーバの居室番号ではなく、再起動を行いたいホームサーバの居室番号が含まれる(ステップS1410、S1411)。
(6)ステップS1411の処理後、あるいは、ステップS1407の判定で、異常のあったホームサーバに再起動通知を送信することができたと判定された場合、状態データ701の再起動通知を送ったホームサーバに対応した状態のデータを“再起動中”に変更して、ステップS1401の処理に戻って、状態取得プログラム402から状態変更の通知があるのを監視する処理を続ける(ステップS1412)。
図15はセンタサーバ101が何らかの通信を行った際に、その通信ができなかった場合のシーケンスを示す図であり、次に、これについて説明する。
図15に示す例では、センタサーバ101がホームサーバ103の状態監視状態を取得する通信(シーケンスS1501)を行った結果、ホームサーバ103からの応答がなく、通信を行うことができなかった場合を示している。この場合、センタサーバは、ホームサーバ103との通信を行うことができないことにより、図14に示したフローのステップS1408の処理以降の処理を実行することになる。そして、ここに示す例では、セータサーバ101は、ホームサーバ103との通信を行うことができなくなってから一定時間後、ホームサーバ102の状態監視タスク401に、図14に示したフローのステップS1411の処理で再起動通知の通信を行っている。
図15に示すように、ホームサーバ102の状態監視タスク401は、センタサーバ101からの前述した再起動通知を受信すると、再起動通知から再起動対象の居室番号を取得する。その居室番号が自身の居室番号と一致した場合、状態監視タスク401は、自ホームサーバ102のリセットを行うが、ここでは、居室番号が自身の居室番号と一致しないとした場合を示しており、監視機器データ501から居室番号に対応する端子番号を取得し、そのリセット端子に信号を出力し再起動対象のホームサーバ、ここではホームサーバ103のリセットを行う。ホームサーバ102からリセット通知を受けたホームサーバ103では、自身のCPU231がリセットされて再スタートする。ホームサーバ103の状態監視タスク431は、CPU231がリセットされて再スタートしたことにより、センタサーバ101の起動通知を送信する。
なお、図15には示していないが、ホームサーバ102の状態監視タスク401が、センタサーバ101からの前述した再起動通知の代わりに状態取得通知を受け取る場合がある。状態取得の通知を受信した場合、ホームサーバ102は、図8に示すフローでのステップS804の処理と同様に、タスクの一覧とその状態を取得してセンタサーバ101に送信する。
前述した本発明の実施形態におけるホームサーバ及びセンタサーバでの各処理は、処理プログラムとして構成することができ、この処理プログラムは、HD、DAT、FD、MO、DVD−ROM、CD−ROM等の記録媒体に格納して提供することができる。
本発明の一実施形態によるネットワークシステムの構成を示すブロック図である。 ホームサーバの内部機器構成を示すブロック図である。 状態インタフェースの構成と他のホームサーバとの接続方法を示す図である。 センタサーバ及びホームサーバ上で動作するソフトウェアの相互の関連を説明する図である。 状態監視タスクが使用する監視機器データについて説明する図である。 ホームサーバ内に保持されホームサーバ同士がどのような構成で相互監視を行っているかを示す監視構成データについて説明する図である。 ホームサーバ内に保持され各ホームサーバの動作状態を示す状態データについて説明する図である。 ホームサーバ内の状態監視タスクの処理動作を説明するフローチャートである。 図8に示すフローにおけるステップS807での他のホームサーバの状態確認のシーケンスを示す図である。 図9におけるシーケンスS901〜S904での状態確認の処理動作を説明するフローチャートである。 図9におけるシーケンスS904において、ホームサーバ102がホームサーバ103の異常を判定した場合のシーケンスを示す図である。 センタサーバ内の状態取得プログラムの処理動作を説明するフローチャートである。 図12に示すフローにおけるステップS1209でのホームサーバの状態取得の処理動作を説明するフローチャートである。 センタサーバ上で動作する復旧プログラムの処理動作を説明するフローチャートである。 センタサーバが何らかの通信を行った際に、その通信ができなかった場合のシーケンスを示す図である。
符号の説明
101 センタサーバ
102〜104 ホームサーバ
105 スイッチングハブ(SW−HUB)
106 ルータ
107 外部ネットワーク
110 ホームサーバ監視部
121、131 監視部
122、132 リセット部
201 CPU
202 周辺制御装置
203、303 状態インタフェース(I/F)
204 メインメモリ
205 EPROM
206 不揮発性記憶装置
207 バス
208 WANインタフェース(I/F)
209 LANインタフェース(I/F)
210 ECHONETインタフェース(I/F)
211 電子錠インタフェース(I/F)
212 カードリーダインタフェース(I/F)
231、331 状態端子
232、332 リセット端子
233、333 ディップスイッチ
311 状態信号線
312 リセット信号線
401 状態監視タスク
402 状態取得プログラム
403 復旧プログラム

Claims (11)

  1. 屋内ネットワークに接続される機器の制御を行う複数のネットワーク機器がローカルネットワークにより接続されたネットワークシステムにおいて、
    前記複数のネットワーク機器のそれぞれは、自機器の動作状態を他のネットワーク機器に通知し、通知された他のネットワーク機器からの動作状態を受信して他のネットワーク機器を監視し、外部からのリセットを受け付けて、他のネットワーク機器のリセットを行うことを特徴とするネットワークシステム。
  2. 屋内ネットワークに接続される機器の制御を行う複数のネットワーク機器がローカルネットワークにより接続されたネットワークシステムにおいて、
    前記複数のネットワーク機器のそれぞれは、自機器の動作状態を他のネットワーク機器に通知する手段と、通知された他のネットワーク機器の動作状態を受信して他のネットワーク機器を監視する手段と、外部からのリセットを受け付ける手段と、他のネットワーク機器のリセットを行う手段とを備え、ネットワーク機器同士で互いの動作状態を監視することを特徴とするネットワークシステム。
  3. 前記監視手段により、他のネットワーク機器の異常を検知したネットワーク機器は、異常を生じたネットワーク機器のリセットを行うことを特徴とする請求項1記載のネットワークシステム。
  4. 前記ローカルネットワークに、グローバルネットワークを介したホスト機器が接続され、他のネットワーク機器の異常を検知したネットワーク機器は、前記ホスト機器に対してネットワーク機器の異常を通知することを特徴とする請求項1記載のネットワークシステム。
  5. 前記ネットワーク機器の異常の通知を受け取ったホスト機器は、異常が生じたとされるネットワーク機器のリセットを行うことを特徴とする請求項3記載のネットワークシステム。
  6. 前記他のネットワーク機器の異常を検知したネットワーク機器は、前記ホスト機器に対してネットワーク機器の異常を通知した際に、ネットワーク異常を検出した場合、異常を検知したネットワーク機器のリセットを行うことを特徴とする請求項3記載のネットワークシステム。
  7. 前記ホスト機器は、あるネットワーク機器がどのネットワーク機器を監視しているかを表す相互監視構成の情報を有することを特徴とする請求項3記載のネットワークシステム。
  8. 前記ホスト機器は、異常が生じたとされるネットワーク機器のリセットを行うための通信を行うことができない場合、前記相互監視構成の情報から異常が生じたとされるネットワーク機器を監視している別のネットワーク機器を検索し、検索したネットワーク機器に対して、異常が生じたとされるネットワーク機器のリセットを依頼することを特徴とする請求項6記載のネットワークシステム。
  9. 前記異常が生じたとされるネットワーク機器のリセットの依頼を受けたネットワーク機器は、異常が生じたとされるネットワーク機器のリセットを行うことを特徴とする請求項7記載のネットワークシステム。
  10. 自機器の動作状態を他のネットワーク機器に通知する出力端子と、他のネットワーク機器から通知された他のネットワーク機器の動作状態を入力する入力端子と、自機器のリセットを受け付ける入力端子と、他のネットワーク機器をリセットする出力端子とを備えたことを特徴とする請求項1記載のネットワークシステムにおけるネットワーク機器。
  11. 屋内ネットワークに接続される機器の制御を行う複数のネットワーク機器がローカルネットワークにより接続されたネットワークシステムにおけるネットワーク機器の監視方法において、
    前記複数のネットワーク機器のそれぞれは、自機器の動作状態を他のネットワーク機器に通知し、通知された他のネットワーク機器の動作状態を受信して他のネットワーク機器を監視し、外部からのリセットを受け付け、他のネットワーク機器のリセットを行うことにより、ネットワーク機器同士で互いの動作状態を監視することを特徴とするネットワーク機器の監視方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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