JP2005096835A - フィルターバルブ構造の注ぎ口 - Google Patents
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Abstract
【課題】
醤油やジュースなどが入ったペットボトル等が、蓋が開いた状態で倒してしまうと、内容物がこぼれ出し、周囲を汚してしまう。また、注ぐ際に容器を傾けすぎると、多量に流出し、空気流入を交互に繰り返す現象が生じ、流出量の調整が難しい。不用意なこぼれ出しを防ぎ、注ぎ出しの調整を容易にし、また単純で低コストな構造であることを課題とする。
【解決手段】
ペットボトル等の注ぎ口に、こぼれ出し防止機能を有するフィルターバルブを閉塞設置する。このフィルターバルブは、繊維ないし多孔室状のフィルターで、接する液体の張力により、容器内への空気流入と、容器外への液体流出を制限でき、容器が倒れても、こぼれ出しを微量に抑えることができ、容器を傾けすぎても内容物がこぼれ出すことがなく、容器を握るなど、容器内圧を高めることで注ぎ出し、握り加減で流出量を調整する。また、吸引することによって内容物を取り出すことができる。
【選択図】 図1
Description
この発明は、ペットボトルに類型する液体保存容器の注ぎ口に関する。
従来の醤油や清涼飲料等の液体を保存するペットボトル類は、注ぎ出すために、図7のように、容器1上部に通常、円形の開放された開口部である注ぎ口2を設け、保存時の流出を防ぐために、蓋5で密閉する構造もしくは、注ぎ口キャップにて容器開口部を被覆固定したのち、蓋5で密閉する構造である。
しかしながら、以上の技術によれば、ペットボトル類の注ぎ口には、流出を制限する機能が無いために、蓋を外した状態で倒れると、内容物である醤油やジュース等の液体がこぼれ出し周囲を汚す。また、内容物を注ぎ出す際に、容器を傾けすぎると多量に流出し、空気流入を交互に繰り返す現象が生じ、流出量の調整が難しい。
そこで、この発明は、ペットボトル類が転倒した際に、内容物のこぼれ出しを防ぎ、容器を傾けすぎた状態の注ぎ出しにおいても、流出量の調整を容易にすること課題とする。また、単純で低コストな構造であることも課題とする。
そこで、この発明は、ペットボトル類が転倒した際に、内容物のこぼれ出しを防ぎ、容器を傾けすぎた状態の注ぎ出しにおいても、流出量の調整を容易にすること課題とする。また、単純で低コストな構造であることも課題とする。
以上の課題を解決するために、第一発明は、フィルターバルブに接する液体の張力により、空気流入と液体流出を制限し、こぼれ出しを防ぐ密度を有する繊維もしくは多孔質状のフィルターバルブを、ペットボトルに類型する液体保存容器の注ぎ口に閉塞設置することを特徴とする。
また第二発明は、第一発明に該当するフィルターバルブを、直接もしくは固定具に接着し、液体保存用ペットボトル類の開口部に挿入固定することを特徴とする。
また第三発明は、第一発明に該当するフィルターバルブを、直接もしくは固定具に接着し、液体保存用ペットボトル類の開口部に被覆固定することを特徴とする。
また第四発明は、第一発明に該当するフィルターバルブを、直接もしくはシール材に接着し、液体保存用ペットボトル類の開口部に接着することを特徴とする。
また第五発明は、注ぎ口キャップと容器が分離した構造の液体保存用ペットボトル類において、注ぎ口キャップの開口部に、第一発明に該当するフィルターバルブを接着することを特徴とする。
また第二発明は、第一発明に該当するフィルターバルブを、直接もしくは固定具に接着し、液体保存用ペットボトル類の開口部に挿入固定することを特徴とする。
また第三発明は、第一発明に該当するフィルターバルブを、直接もしくは固定具に接着し、液体保存用ペットボトル類の開口部に被覆固定することを特徴とする。
また第四発明は、第一発明に該当するフィルターバルブを、直接もしくはシール材に接着し、液体保存用ペットボトル類の開口部に接着することを特徴とする。
また第五発明は、注ぎ口キャップと容器が分離した構造の液体保存用ペットボトル類において、注ぎ口キャップの開口部に、第一発明に該当するフィルターバルブを接着することを特徴とする。
第一発明、または第二発明から第五発明によれば、蓋を外した液体保存用ペットボトル類が倒れても、内容物が流れ出さず、こぼれ出しを微量で抑えることができる。また、容器を傾けすぎても内容物が多量に流出したり、空気流入を繰り返す現象が無く、容器を握るなど容器内圧を高めることで注ぎ出すことができ、加圧する力量で流出量が調整できる。また口などの吸引によっても内容物を取り出すことができる。
この発明の実施形態を、図1から図6に示す。
ペットボトルに類型する合成樹脂製液体保存容器1は変形しやすく復元しやすい素材構造で、握るなどの行為で容器内圧を高めることができる。そして容器には通常、円形の注ぎ口2を設けている。この注ぎ口に、フィルターバルブ3を設置する。設置の仕方は用途に合わせ、直接あるいは固定具等4に接着したのち設置する。図1は使用者がフィルターバルブの付け外しが可能な形態例としての固定具4aである。図2は使用者が不用意に外すことを防ぐ挿入例としての固定具4b。同じく図3の被覆固定例として、注ぎ口と一体構造の固定具4cと、図4のシール材4dを介しての接着固定例である。図5は口での吸引に特化した固定具4eの取り付け例を示す。
ペットボトルに類型する合成樹脂製液体保存容器1は変形しやすく復元しやすい素材構造で、握るなどの行為で容器内圧を高めることができる。そして容器には通常、円形の注ぎ口2を設けている。この注ぎ口に、フィルターバルブ3を設置する。設置の仕方は用途に合わせ、直接あるいは固定具等4に接着したのち設置する。図1は使用者がフィルターバルブの付け外しが可能な形態例としての固定具4aである。図2は使用者が不用意に外すことを防ぐ挿入例としての固定具4b。同じく図3の被覆固定例として、注ぎ口と一体構造の固定具4cと、図4のシール材4dを介しての接着固定例である。図5は口での吸引に特化した固定具4eの取り付け例を示す。
「実施形態の効果」
この実施形態によれば、注ぎ口のフィルターバルブとそれに浸透した液体の張力により、容器の内と外を遮断し、空気流入と液体流出を制限するため、転倒しても内容物がほとんどこぼれ出さずに容器内に留まる。また注ぐ際に傾けすぎても、前記の効果によりほとんど流出しない。容器を握るなど、内圧を高めることで注ぎ出すことができ、握り加減で流出量が調整できる。同様に口で吸引することによっても内容物を取り出せる。
この実施形態によれば、注ぎ口のフィルターバルブとそれに浸透した液体の張力により、容器の内と外を遮断し、空気流入と液体流出を制限するため、転倒しても内容物がほとんどこぼれ出さずに容器内に留まる。また注ぐ際に傾けすぎても、前記の効果によりほとんど流出しない。容器を握るなど、内圧を高めることで注ぎ出すことができ、握り加減で流出量が調整できる。同様に口で吸引することによっても内容物を取り出せる。
「他の実施形態」
図1から図5の実施形態では、容器開口部へのこぼれ出し防止フィルターの設置であるが、注ぎ口キャップと蓋が一体構造等、注ぎ口と容器と分離できる構造のペットボトル類には、図6のように注ぎ口キャップ側にこぼれ出し防止フィルターバルブを接着する。
また、フィルターバルブを固定具に接着固定する以外に、抽出成型段階で一体構造として製造する方法もある。
図1から図5の実施形態では、容器開口部へのこぼれ出し防止フィルターの設置であるが、注ぎ口キャップと蓋が一体構造等、注ぎ口と容器と分離できる構造のペットボトル類には、図6のように注ぎ口キャップ側にこぼれ出し防止フィルターバルブを接着する。
また、フィルターバルブを固定具に接着固定する以外に、抽出成型段階で一体構造として製造する方法もある。
1 ペットボトル類の容器部分
2 注ぎ口
3 こぼれ出し防止フィルターバルブ
4a、4b、4c、4e フィルター固定具 4d シール材
5 蓋
6 蓋と一体構造の注ぎ口キャップ
2 注ぎ口
3 こぼれ出し防止フィルターバルブ
4a、4b、4c、4e フィルター固定具 4d シール材
5 蓋
6 蓋と一体構造の注ぎ口キャップ
Claims (5)
- フィルターバルブに接する液体の張力により、空気流入と液体流出を制限し、こぼれ出しを防ぐ密度を有する繊維もしくは多孔質状のフィルターバルブを、ペットボトルに類型する液体保存容器の注ぎ口に、閉塞設置することを特徴とする。
- 請求事項1に該当するフィルターバルブを、直接もしくは固定具に接着し、液体保存用ペットボトル類の開口部に挿入固定することを特徴とする。
- 請求事項1に該当するフィルターバルブを、直接もしくは固定具に接着し、液体保存用ペットボトル類の開口部に被覆固定することを特徴とする。
- 請求事項1に該当するフィルターバルブを、直接もしくはシール材に接着し、液体保存用ペットボトル類の開口部に接着することを特徴とする。
- 請求事項1に該当するフィルターバルブを、注ぎ口キャップと容器が分離する構造の液体保存用ペットボトル類において、注ぎ口キャップの開口部に、接着することを特徴とする。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003334955A JP2005096835A (ja) | 2003-09-26 | 2003-09-26 | フィルターバルブ構造の注ぎ口 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003334955A JP2005096835A (ja) | 2003-09-26 | 2003-09-26 | フィルターバルブ構造の注ぎ口 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005096835A true JP2005096835A (ja) | 2005-04-14 |
Family
ID=34462480
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003334955A Pending JP2005096835A (ja) | 2003-09-26 | 2003-09-26 | フィルターバルブ構造の注ぎ口 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005096835A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008253878A (ja) * | 2007-03-31 | 2008-10-23 | Tsuchiya Chemical Kk | 水性塗料をスプレーするためのキット |
KR102057075B1 (ko) * | 2018-11-30 | 2019-12-19 | 우승열 | 페트병에 장착되는 여과장치 |
-
2003
- 2003-09-26 JP JP2003334955A patent/JP2005096835A/ja active Pending
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JP2008253878A (ja) * | 2007-03-31 | 2008-10-23 | Tsuchiya Chemical Kk | 水性塗料をスプレーするためのキット |
KR102057075B1 (ko) * | 2018-11-30 | 2019-12-19 | 우승열 | 페트병에 장착되는 여과장치 |
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