JP2005095220A - Rolled damp hand towel preparing apparatus - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は巻きおしぼり製造装置に関し、特に、排出皿を取り外し可能に構成して、大量の巻きおしぼりを詰まらせることなく連続して製造することができる巻きおしぼり製造装置に関するものである。 The present invention relates to a winding hand towel manufacturing apparatus, and more particularly, to a winding hand towel manufacturing apparatus that can be continuously manufactured without clogging a large amount of winding hand towels by making a discharge tray removable.
紙や不織布からなるシート材をロール状に巻き込んで巻きおしぼりを製造する巻きおしぼり製造装置がある。一般に、この巻きおしぼり製造装置の前面側には、開閉可能に構成された排出皿が設けられている。この排出皿は、製造された巻きおしぼりを載置しておくための部材であり、装置本体内の成形部でロール状に巻き込まれた巻きおしぼりは、開放状態にある排出皿へ向けて放出される。ユーザーは、この排出皿から巻きおしぼりを取り出して、使用する。
しかしながら、上述した巻きおしぼり製造装置では、大量(例えば、30本)の巻きおしぼりを連続して製造する場合、巻きおしぼりが排出皿上に収容しきれなくなる。そのため、排出皿から溢出した巻きおしぼりが成形部の放出口を塞ぐことにより、成形部から巻きおしぼりを放出できなくなり、その結果、成形部で巻きおしぼりの詰まりが発生するという問題点があった。 However, in the above-described rolling hand towel manufacturing apparatus, when a large amount (for example, 30) of winding towels are manufactured continuously, the winding towel cannot be accommodated on the discharge tray. For this reason, there is a problem in that the winding hand towel overflowing from the discharge tray blocks the discharge port of the molding portion, so that the winding hand towel cannot be discharged from the molding portion, resulting in clogging of the winding towel in the molding portion.
特に、近年では、厚手のシート材を使用して、高級感のある巻きおしぼりを提供することが求められているが、この場合には、巻きおしぼりが大径となるため、大量の巻きおしぼりを連続して製造する場合には、排出皿上に巻きおしぼりの収容スペースを確保できず、上述した問題の発生が顕著となる。 In particular, in recent years, it has been demanded to use a thick sheet material to provide a high-class winding hand towel, but in this case, since the winding hand towel has a large diameter, a large amount of winding hand towel is required. In the case of continuous production, it is not possible to secure a space for wrapping hand towels on the discharge tray, and the occurrence of the above-described problem becomes significant.
一方、大量の巻きおしぼりを収納可能とするべく、排出皿を大きく形成した場合には、その分、装置本体の前面側から排出皿が突出する突出寸法が大きくなるため、かかる排出皿が通常の使用時(例えば、巻きおしぼり1本のみの製造時)に邪魔になるばかりか、排出皿の突出により巻きおしぼり製造装置の設置場所が制限されたり、デザイン上の外観が損なわれるという問題点があった。 On the other hand, when a large discharge tray is formed so as to be able to store a large amount of hand towels, the projection size from which the discharge tray protrudes from the front side of the apparatus main body is increased accordingly. In addition to being a hindrance during use (for example, when manufacturing only one hand towel), there is a problem that the installation location of the hand towel manufacturing device is limited by the protrusion of the discharge tray and the appearance of the design is impaired. It was.
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、排出皿を取り外し可能に構成して、大量の巻きおしぼりを詰まらせることなく連続して製造することができる巻きおしぼり製造装置を提供することを目的としている。 The present invention has been made to solve the above-described problems, and has a winding hand towel manufacturing apparatus that can be continuously manufactured without clogging a large number of winding hand towels by detachably configuring a discharge tray. It is intended to provide.
この目的を達成するために、請求項1記載の巻きおしぼり製造装置は、装置本体の前面側に開閉可能に配設される排出皿を備え、タオルロールから引き出し切断したシート材をロール状に巻き込んで巻きおしぼりを成形すると共に、その成形された巻きおしぼりを前記排出皿へ放出するものであり、前記排出皿の両側面から突出する一対の突出軸と、前記排出皿の両側面の外側に互いに対向して立設される一対の支持板と、前記突出軸を着脱自在に保持するべく前記支持板に形成された一対の保持溝とを備え、その保持溝から前記突出軸を抜脱することにより、前記排出皿を装置本体から取り外し可能に構成されている。
In order to achieve this object, the rolling hand towel manufacturing apparatus according to
請求項2記載の巻きおしぼり製造装置は、請求項1記載の巻きおしぼり製造装置において、前記保持溝は、前記突出溝が通過可能な通過経路と、その通過経路の下端部に形成され前記突出軸を回転可能に保持する保持部と、前記通過経路の上端部に開口して形成される開口部とを備え、前記通過経路は、少なくともその一部が屈曲して形成されている。
The rolling hand towel manufacturing apparatus according to
請求項3記載の巻きおしぼり製造装置は、請求項2記載の巻きおしぼり製造装置において、前記通過経路は、前記保持部が前記開口部よりも装置本体の奥側に配置されるように屈曲して形成されている。
The wound hand towel manufacturing apparatus according to
請求項4記載の巻きおしぼり製造装置は、請求項2又は3に記載の巻きおしぼり製造装置において、前記排出皿の突出軸は、その排出皿の載置面から所定距離だけ離間して形成されると共に、その突出軸を回転可能に保持する前記保持溝の保持部は、前記突出軸が前記載置面から離間する離間距離分だけ前記装置本体の前面側から装置本体内へ後退した位置に配設されており、前記排出皿を閉じた場合には、その排出皿の載置面裏面側が前記装置本体の前面側と略面一となる一方、前記排出皿を開放した場合には、その排出皿の載置面の少なくとも一部が前記装置本体の内部へ入り込むように構成されている。
The rolling hand towel manufacturing apparatus according to
請求項5記載の巻きおしぼり製造装置は、請求項1から4のいずれかに記載の巻きおしぼり製造装置において、前記排出皿の載置面上において、その排出皿の巻きおしぼり受け入れ側に形成される内壁面との間に少なくとも巻きおしぼりの直径以上の間隔を隔てつつ、前記巻きおしぼりの放出方向と略直交する方向に延在して立設される規制板を備え、前記巻きおしぼりが開放状態の排出皿へ向けて放出される場合には、その放出された巻きおしぼりの移動を前記規制板で規制して、前記巻きおしぼりが放出方向と略直交する方向に整列するように構成されている。
The rolled hand towel manufacturing apparatus according to
請求項6記載の巻きおしぼり製造装置は、請求項1から5のいずれかに記載の巻きおしぼり製造装置において、前記排出皿の巻きおしぼり受け入れ側に形成される内壁面の上端部は、少なくとも前記排出皿が開放された状態では、その排出皿へ向けて放出される巻きおしぼりと接触可能な位置に配設されている。
The rolled hand towel manufacturing apparatus according to
請求項7記載の巻きおしぼり製造装置は、請求項6記載の巻きおしぼり製造装置において、前記上端部は、1段の略階段状に形成されると共に、その階段状部は、前記排出皿の開放状態において、前記巻きおしぼりの放出方向へ向けて下降するように形成されており、前記巻きおしぼりが開放状態の排出皿へ向けて放出される場合には、その放出された巻きおしぼりが前記階段状部の上段と下段とに順に接触した後に前記排出皿の載置面へ放出されるように構成されている。
The wound hand towel manufacturing apparatus according to
請求項8記載の巻きおしぼり製造装置は、請求項6又は7に記載の巻きおしぼり製造装置において、前記ロール状に巻き込まれた巻きおしぼりを搬送し前記排出皿に放出する搬送ベルトを備え、前記排出皿が開放された状態では、前記上端部が前記搬送ベルトの下流側端部に連設されるように構成されている。
The wound hand towel manufacturing apparatus according to
請求項9記載の巻きおしぼり製造装置は、請求項1から8のいずれかに記載の巻きおしぼり製造装置において、前記排出皿が開放されているか否かを検出する開閉検出手段と、その開閉検出手段によって前記排出皿が開放されていないことが検出された場合には、巻きおしぼりの製造を禁止する禁止手段とを備えている。
The rolling hand towel manufacturing apparatus according to
請求項10記載の巻きおしぼり製造装置は、請求項9記載の巻きおしぼり製造装置において、前記開閉検出手段は、前記排出皿が開放されているか否かにより異なる検出結果を得ることができ、かつ、前記排出皿が装置本体から取り外されている場合には、前記排出皿が開放されている場合と同じ検出結果が得られるように構成されており、前記禁止手段は、前記排出皿が開放されていないという検出結果が前記開閉検出手段によって得られた場合には巻きおしぼりの製造を禁止する一方、前記排出皿が開放されているか取り外されているという検出結果が前記開閉検出手段によって得られた場合には巻きおしぼりの製造を禁止しないように構成されている。
The rolled hand towel manufacturing apparatus according to
請求項11記載の巻きおしぼり製造装置は、請求項1から10のいずれかに記載の巻きおしぼり製造装置において、前記タオルロールから引き出されたシート材に散水する散水手段と、その散水手段により散水されたシート材をロール状に巻き込む成形手段と、その成形手段から滴下する水を貯留する貯留皿とを備え、その貯留皿は、前記排出皿の下方に配設されると共に、前記装置本体の前面側に形成された開口部を介して着脱可能に構成されている。
The rolled hand towel manufacturing apparatus according to
請求項12記載の巻きおしぼり製造装置は、請求項11記載の巻きおしぼり製造装置において、前記成形手段から滴下する水を収集する収集口と、その収集口により収集された水を前記貯留皿へ送出する送出口とを有し、前記成形手段と前記貯留皿との間に配設される収集部材を備えている。
The rolling hand towel manufacturing apparatus according to
請求項13記載の巻きおしぼり製造装置は、請求項11又は12に記載の巻きおしぼり製造装置において、前記貯留皿の上面開放部を被覆すると共に、前記収集部材の送出口に対応する位置に開口部が形成された蓋部材を備えている。
The rolled hand towel manufacturing apparatus according to
請求項14記載の巻きおしぼり製造装置は、請求項13記載の巻きおしぼり製造装置において、前記蓋部材は、透明な樹脂材料から構成されており、前記貯留皿内に貯留された水量を視認可能に構成されている。
The wound hand towel manufacturing apparatus according to claim 14 is the wound hand towel manufacturing apparatus according to
請求項15記載の巻きおしぼり製造装置は、請求項11から14のいずれかに記載の巻きおしぼり製造装置において、前記貯留皿は、透明な樹脂材料から構成されており、貯留された水量を視認可能に構成されている。
The wound hand towel manufacturing apparatus according to claim 15 is the wound hand towel manufacturing apparatus according to any one of
請求項1記載の巻きおしぼり製造装置によれば、排出皿の突出軸は、保持溝に着脱自在に保持されているので、保持溝から突出軸を抜脱し、排出皿を装置本体から取り外すことにより、大量の巻きおしぼりを詰まらせることなく連続して製造することができるという効果がある。
According to the rolling towel manufacturing apparatus according to
請求項2記載の巻きおしぼり製造装置によれば、請求項1記載の巻きおしぼり製造装置の奏する効果に加え、保持部と開口部とを連通する通過経路が屈曲して形成されているので、排出皿がその開閉操作時に上方に持ち上げられた場合でも、排出皿の突出軸を通過経路で係止して、その突出軸が開口部から抜脱されることを抑制することができる。その結果、排出皿が装置本体から不用意に外れてしまうことを抑制して、その排出皿の開閉操作のを容易に行うことができるという効果がある。
According to the rolling hand towel manufacturing apparatus according to
請求項3記載の巻きおしぼり製造装置によれば、請求項2記載の巻きおしぼり製造装置の奏する効果に加え、通過経路は、保持部が開口部よりも装置本体の奥側に配置されるように屈曲して形成されているので、その分、開放状態にある排出皿を装置本体の内部へ入り込ませることができるという効果がある。その結果、開放した排出皿が装置本体の前面側から突出する突出量が小さくなるので、かかる排出皿が邪魔になり装置本体の設置場所が制限されたり、装置本体の美観が損なわれたりすることを抑制することができる。
According to the rolling hand towel manufacturing apparatus according to
また、このように構成することで、排出皿を装置本体の手前側に移動させつつ上方に持ち上げることで、排出皿を装置本体から取り外すことができる。即ち、排出皿を装置本体の奥側(内部)へ向けて移動させる必要がないので、かかる排出皿と装置本体の内部に配設されている部材(例えば、搬送ベルト)との干渉を考慮する必要がないので、干渉を回避するスペースが不要となり、その分、装置全体としての小型化を図ることができるという効果がある。 Moreover, by comprising in this way, a discharge tray can be removed from an apparatus main body by raising upwards, moving a discharge tray to the near side of an apparatus main body. That is, since it is not necessary to move the discharge tray toward the back side (inside) of the apparatus main body, the interference between the discharge tray and a member (for example, a conveyor belt) disposed inside the apparatus main body is taken into consideration. Since this is not necessary, there is no need for a space for avoiding interference, and the size of the entire apparatus can be reduced accordingly.
請求項4記載の巻きおしぼり製造装置によれば、請求項2又は3に記載の巻きおしぼり製造装置の奏する効果に加え、排出皿を開放した場合には、排出皿の載置面の少なくとも一部が装置本体の内部へ入り込むように構成されているので、排出皿が装置本体の前面側から突出する突出量を小さくすることができるという効果がある。その結果、開放状態の排出皿が邪魔になり装置本体の設置場所が制限されたり、装置本体の美観が損なわれたりすることを抑制することができる。
According to the rolling hand towel manufacturing apparatus according to
請求項5記載の巻きおしぼり製造装置によれば、請求項1から4のいずれかに記載の巻きおしぼり製造装置の奏する効果に加え、排出皿の載置面上には、規制板が立設されているので、巻きおしぼりを放出方向と略直交する方向に整列させることができる。よって、放出された巻きおしぼりが載置面上で斜めになることを抑制して、ユーザーに見栄え良く巻きおしぼりを提供することができると共に、一定面積の載置面上に巻きおしぼりを効率良く載置して、載置可能本数をより多くすることができるという効果がある。
According to the rolling hand towel manufacturing apparatus according to
請求項6記載の巻きおしぼり製造装置によれば、請求項1から5のいずれかに記載の巻きおしぼり製造装置の奏する効果に加え、排出皿の巻きおしぼり受け入れ側に形成される内壁面の上端部は、その排出皿へ向けて放出された巻きおしぼりと接触可能な位置に配設されている。よって、排出皿へ向けて巻きおしぼりが放出された場合には、巻きおしぼりを上端部に接触させて跳ね返すことができるので、その巻きおしぼりを放出方向のより遠方へ跳躍させることができるという効果がある。
According to the rolled hand towel manufacturing apparatus according to
その結果、複数の巻きおしぼりを製造し排出皿へ放出する場合には、先に放出された巻きおしぼりが載置面上に既に載置されていても、これを越えさせることができる。よって、各巻きおしぼりを載置面上において、奥側から手前側まで一部に偏らせることなく均等に配置することができるという効果がある。 As a result, when a plurality of wound hand towels are manufactured and discharged to the discharge tray, even if the previously discharged wound hand towels are already placed on the placement surface, they can be exceeded. Therefore, there is an effect that each hand towel can be arranged evenly on the placement surface without being partially biased from the back side to the near side.
請求項7記載の巻きおしぼり製造装置によれば、請求項1から5のいずれかに記載の巻きおしぼり製造装置の奏する効果に加え、上端部が巻きおしぼりの放出方向へ向けて下降する1段の略階段状に形成されており、排出皿へ向けて巻きおしぼりが放出された場合には、その放出された巻きおしぼりが階段状部の上段と下段とに順に接触した後に排出皿の載置面へ放出されるように構成されている。よって、かかる巻きおしぼりの勢いを阻害することなく跳ね返すことができるので、巻きおしぼりをより遠方へ跳躍させることができるという効果がある。
According to the rolled hand towel manufacturing apparatus according to
請求項8記載の巻きおしぼり製造装置によれば、請求項6又は7に記載の巻きおしぼり製造装置の奏する効果に加え、排出皿が開放された状態では、上端部が搬送ベルトの下流側端部に連設されるように構成されているので、搬送ベルトから排出皿の載置面へ巻きおしぼりを直接放出することができる。よって、従来の巻きおしぼり製造装置のように、搬送ベルトと排出皿との間に案内板を架設して、かかる案内板上を転動させることにより、巻きおしぼりを排出皿まで搬送する必要がない。よって、案内板を不要とした分、部品点数を減少して、装置全体としての製品コストの低減を図ることができるだけでなく、従来の巻きおしぼり製造装置のように、案内板上を転動する際に巻きおしぼりの巻きが崩れてしまうことを回避することができるので、巻きおしぼりを良好な巻き状態のままでユーザーに提供することができるという効果がある。
According to the rolling hand towel manufacturing apparatus according to
請求項9記載の巻きおしぼり製造装置によれば、請求項1から8のいずれかに記載の巻きおしぼり製造装置の奏する効果に加え、排出皿が開放されていないことが開閉検出手段によって検出された場合には、巻きおしぼりの製造を禁止する禁止手段を備えているので、排出皿が閉じられた状態のままで巻きおしぼりが製造されることを回避することができるという効果がある。よって、例えば、排出皿が閉じられた状態のままでユーザーが不用意に巻きおしぼりの製造を指示した場合でも、巻きおしぼりの製造が開始されることを回避することができるので、装置本体内で巻きおしぼりの詰まりが発生したり、更には、その詰まりに起因して成形部の駆動モータの負荷が過大となり破損してしまうという不具合を未然に回避することができる。
According to the rolling hand towel manufacturing apparatus according to
請求項10記載の巻きおしぼり製造装置によれば、請求項9記載の巻きおしぼり製造装置の奏する効果に加え、巻きおしぼりの製造を禁止する禁止手段は、排出皿が開放されていない場合に作動(製造を禁止)する一方、排出皿が開放されている場合および取り外されている場合には作動(製造を禁止)しないように構成されている。よって、排出皿の開閉有無を検出可能とし、かつ、その排出皿を取り外し可能に構成した場合でも、排出皿の取り外し時に巻きおしぼりの製造が禁止されないようにするべく、排出皿が取り外されているか否かを検出する検出手段や、排出皿が取り外された場合に禁止手段の動作を解除する解除手段などを別途設ける必要がなく、構成を簡素化することができる。その結果、部品点数や設計コストを低減して、その分、製品全体として製品コストの低減を図ることができるという効果がある。
According to the rolling hand towel manufacturing apparatus according to
請求項11記載の巻きおしぼり製造装置によれば、請求項1から10のいずれかに記載の巻きおしぼり製造装置の奏する効果に加え、貯留皿が装置本体の前面側に形成された開口を介して着脱可能に構成されているので、従来の巻きおしぼり製造装置のように、貯留皿を取り出すために装置本体の前面パネルを取り外す必要がなく、貯留皿の着脱操作が簡素化されるので、貯留皿に貯留された水の廃棄を行う際の操作性の向上を図ることができるという効果がある。
According to the rolled hand towel manufacturing apparatus according to
請求項12記載の巻きおしぼり製造装置によれば、請求項11記載の巻きおしぼり製造装置の奏する効果に加え、成形手段と貯留手段との間には、収集部材が配設されており、成形手段から滴下する水は、この収集部材の収集口で収集して貯留皿へ送出口から送出することができるので、排出皿の横幅を成形手段の横幅よりも狭く構成することができるという効果がある。即ち、従来の巻きおしぼり製造装置のように、成形手段から滴下する水を貯留皿で直接収集するべく、貯留皿の横幅を成形手段の横幅よりも広く構成しておく必要がなく、貯留皿の横幅を小型化することができる。よって、貯留皿の横幅を小型化した分だけ、貯留皿の横幅方向両側にその貯留皿の移動を案内するガイド部材を設けるためのスペースを確保して、装置本体の小型化を図ることができるという効果がある。
According to the rolling hand towel manufacturing apparatus according to
請求項13記載の巻きおしぼり製造装置によれば、請求項11又は12に記載の巻きおしぼり製造装置の奏する効果に加え、貯留皿の上面開放部を被覆すると共に、収集部材の送出口に対応する位置に開口部が形成された蓋部材を備えているので、貯留皿の取り出し作業時にかかる貯留皿が揺れたり傾斜したような場合でも、貯留した水が外部に流出することを蓋部材によって抑制することができるので、その貯留皿の装置本体からの取り出し作業を安全に行うことができるという効果がある。
According to the rolling hand towel manufacturing apparatus according to
請求項14記載の巻きおしぼり製造装置によれば、請求項11記載の巻きおしぼり製造装置の奏する効果に加え、蓋部材が透明な樹脂材料から構成されているので、かかる蓋部材を取り外さなくても、貯留皿内に貯留された水量を視認により確認することができるという効果がある。
According to the wound hand towel manufacturing apparatus according to claim 14, in addition to the effect of the wound hand towel manufacturing apparatus according to
請求項15記載の巻きおしぼり製造装置によれば、請求項11から14のいずれかに記載の巻きおしぼり製造装置の奏する効果に加え、貯留皿が透明な樹脂材料から構成されているので、かかる貯留皿を装置本体内から取り出さなくても、即ち、貯留皿を装置本体内に設置したままの状態でも、装置本体の前面側に形成された開口を介して、かかる貯留皿内に貯留された水量を視認により確認することができるという効果がある。
According to the rolled hand towel manufacturing apparatus according to claim 15, in addition to the effect exhibited by the wound towel manufacturing apparatus according to any of
以下、本発明の好ましい実施例について、添付図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施例における巻きおしぼり製造装置1の外観斜視図であり、上カバー3が取り外された状態の巻きおしぼり製造装置1を図示している。まず、この図1を参照して、巻きおしぼり製造装置1の外観構成について説明する。
Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings. FIG. 1 is an external perspective view of a wound
巻きおしぼり製造装置1は、紙、不織布、化学繊維パルプ等からなるシート材を使用して巻きおしぼりM(図3参照)を製造するための装置であり、図1に示すように、本体2と、上カバー3とを主に備えている。本体2は、巻きおしぼり製造装置1の骨格をなす部材であり、略箱状体の外観を有して構成されている。この本体2の上方(図1上側)は、図1に示すように、開口して構成されており、この開口部は、上カバー3によって閉封することができる。
A rolled hand
なお、上カバー3は、その一対の開閉軸3aが本体2に凹設された一対の凹溝2aに回転可能に軸支される。また、凹溝2aの一端側(図1左側)には、開口部が開口されているので、回転軸3aを凹溝2aから抜き取ることにより、上カバー3を本体2から容易に取り外すことができる。従って、後述するタオルロールRや水タンクTの交換作業等を行う場合には、凹溝2a及び開閉軸3aの軸支部を支点として上カバー3を開放して作業を行うこともできる一方、巻きおしぼり製造装置1の上方(図1上側)に上カバー3を開放するためのスペースが確保できない場合には、図1に示すように、かかる上カバー3を取り外して作業を行うこともできる。
The
本体2の前面側(図1左方)には、ユーザーが各種操作を行うための操作パネル4が設けられている。この操作パネル4には、運転・停止ボタン4aなどの各種ボタンが設けられており、これらのボタンを押下することにより、各種の操作が行われる。また、操作パネル4には、7セグメントLED4bなどの各種表示装置が設けられており、巻きおしぼり製造装置1の設定状態や各種の操作メッセージ等が必要に応じて表示される。例えば、7セグメントLED4bには、複数本の巻きおしぼりMを製造する場合に、残りの製造本数がカウントダウン表示される。
An
操作パネル4の下方(図1下側)には、受け皿兼用蓋5が開閉可能かつ着脱可能に配設されている。この受け皿兼用蓋5は、開放状態において、その上面側に複数本の巻きおしぼりMを載置可能に構成されており(図3参照)、製造された巻きおしぼりMは、巻きおしぼり製造装置1内から受け皿兼用蓋5上に放出され、ユーザーに提供される。
Below the operation panel 4 (lower side in FIG. 1), a
受け皿兼用蓋5の下方(図1下側)には、開口部2bが開口形成されている。この開口部2bは、後述する水受け皿7の取り出し口となる部位であり、受け皿兼用蓋5と略同等の幅を有すると共に、本体2の内部空間内と連通して構成されている(図3参照)。なお、水受け皿7及び上述した受け皿兼用蓋5の詳細構成については、後述する。
An
本体2の内部空間内には、後述するように、複数の部材や装置などが収納されており(図3参照)、これらの内のタオルロールRと、送給手段20と、水タンクTとは、図1に示すように、その交換等の作業性を考慮して、本体2の開口部近傍に配設されている。
As will be described later, a plurality of members and devices are accommodated in the internal space of the main body 2 (see FIG. 3), and a towel roll R, a feeding means 20, a water tank T As shown in FIG. 1, in consideration of workability such as replacement, it is disposed near the opening of the
タオルロールRは、巻きおしぼりMの原料となるシート材S(図3参照)の終端を中芯に接着してロール状に巻回したものであり、図1に示すように、本体2の前面側(図1左手前側)、即ち、上カバー3の軸支側(図1右奥側)とは反対側に着脱自在に保持されている。よって、上カバー3が半開とされる場合でも、本体2の前面側を大きく開放して、タオルロールRの上方に十分な作業スペースを確保することができるので、その交換作業を円滑に行うことができる。
The towel roll R is obtained by adhering the end of a sheet material S (see FIG. 3), which is a raw material for the wound towel M, to a core and winding it in a roll shape. As shown in FIG. It is detachably held on the side (left front side in FIG. 1), that is, on the side opposite to the shaft support side (right rear side in FIG. 1) of the
送給手段20は、タオルロールRからシート材Sを引き出すための駆動装置であり、シート材Sを本体2の背面側に向かって引き出すべく(図3参照)、タオルロールRよりも本体2の背面側に配設されている。水タンクTは、巻きおしぼりMに湿り気を付与するための水を貯留する容器であり、本体2の背面側に着脱自在に配設されている。
The feeding means 20 is a driving device for pulling out the sheet material S from the towel roll R, and in order to pull out the sheet material S toward the back side of the main body 2 (see FIG. 3), the feeding means 20 is more of the
次に、図2を参照して、巻きおしぼり製造装置1の電気的構成について説明する。図2は、巻きおしぼり製造装置1の電気的構成を模式的に示したブロック図である。制御回路Cには、CPU71、ROM72、RAM73、各種駆動回路81〜86、各種制御回路87,88等が備えられ、これらはバスライン74を介して相互に接続されている。
Next, with reference to FIG. 2, the electrical configuration of the wound
CPU71は、巻きおしぼり製造装置1による巻きおしぼりMの製造を実行するべく、バスライン74により接続された各部を制御する演算装置である。ROM72は、CPU71により実行される制御プログラムや固定値データ等を格納した書換不能なメモリであり、RAM73は、制御プログラムの実行時に各種のデータを書き換え可能に記憶するためのメモリである。
The CPU 71 is an arithmetic device that controls each part connected by the
ここで、CPU71は、図3に示すように、割込端子71aを備えて構成されている。この割込端子71aには、送給モータ81aに規定値以上の電流(過電流)が流れた場合に、過電流検出回路81bから出力される検出信号93が入力されるように構成されており、過電流の検出により、過電流検出時処理(割込処理)が即座に実行される。
Here, as shown in FIG. 3, the CPU 71 includes an interrupt terminal 71a. The interrupt terminal 71a is configured to receive a
送給モータ駆動回路81は、CPU71からの指示に基づいて送給モータ81aを駆動制御するための回路であり、送給モータ81aは、駆動ローラ23(図3参照)に回転力を付与するためのモータである。送給モータ81aを駆動することにより、駆動ローラ23が所定回転数だけ回転され、タオルロールRからシート材Sが所定寸法長だけ引き出される。
The feed
送給モータ駆動回路81は、過電流検出回路81bを備えている。過電流検出回路81bは、送給モータ81aに過電流が流れた場合に、CPU71の割込端子71aへ検出信号93を出力するための回路である。過電流検出回路81bは、送給モータ81aに流れる電流値を監視し、この電流値が規定値以上となった場合に過電流の発生と判断して、検出信号93をCPU71へ出力するように構成されている。
The feed
なお、送給モータ81aに過電流が流れたということは、タオルロールRのシート材Sが終端に達したことを意味している。即ち、タオルロールRの中芯に挿嵌されるロール回転ガイドRaは、後述するように、シート材Sの引き出し方向への移動が案内溝13の第2側壁部材13bによって規制されている(図3参照)。よって、タオルロールRのシート材Sが終端に達した場合には、シート材Sの引き出し抵抗の増大により、駆動ローラ23の回転抵抗が大きくなる。その結果、送給モータ81aの負荷が増大することにより、送給モータ81aに規定値以上の電流(過電流)が流れる。
Note that the fact that an overcurrent has flowed through the feeding motor 81a means that the sheet material S of the towel roll R has reached the end. That is, as will be described later, the roll rotation guide Ra inserted into the center of the towel roll R is restricted by the second
切断モータ駆動回路82は、CPU71からの指示に基づいて切断モータ82aを駆動制御するための回路であり、切断モータ82aは、回転刃32(図3参照)に回転力を供給するためのモータである。切断モータ82aを上述した送給モータ81aと連動する所定のタイミングで駆動することにより、回転刃32が回転して、タオルロールRから引き出されたシート材Sが先端部から所定寸法長の位置で切断される。
The cutting
噴射ポンプ駆動回路83は、CPU71からの指示に基づいて噴射ポンプ83aを駆動制御するための回路であり、噴射ポンプ83aは、水タンクT(図3参照)から吸引した水を散水部42(図3参照)へ送出するためのポンプである。噴射ポンプ83aを駆動することにより、タオルロールRから引き出されたシート材Sに散水部42から水が散水され、巻きおしぼりMに湿り気が付与される。
The injection
ヒータ駆動回路84は、CPU71からの指示に基づいてヒータ84aを駆動制御するための回路であり、ヒータ84aは、貯留手段としての貯留室を備えると共に、その貯留室内に貯留される水を所定の温度に加熱して、所定の温度に維持するいわゆる電熱器である。ヒータ84a(図3参照)を駆動することにより、シート材Sに温水が噴射(散水)され、暖かな巻きおしぼりMが製造される。
The
なお、本実施例の巻きおしぼり製造装置1は、水の加熱手段としてのヒータ84aのみを備える構成としたが、必ずしもこれに限られるわけではなく、ヒータ84aに代えて、又は、ヒータ84aに加えて、水の冷却手段を備えるように構成することは当然可能である。水の冷却手段としては、公知の種々の技術を適用することができ、例えば、ペルチェ素子(電子冷凍素子)を使用することができる。これにより、シート材Sに冷水を噴射(散水)して、冷たい巻きおしぼりMを製造することができる。
In addition, although the winding hand
搬送モータ駆動回路85は、CPU71からの指示に基づいて搬送モータ85aを駆動制御するための回路であり、搬送モータ85aは、搬送ベルト51(図3参照)に回転力を供給するためのモータである。搬送モータ85aを駆動することにより、上述した回転刃32によって所定寸法長で切断された一枚のシート材Sが搬送ベルト51によって下流側へ搬送される。
The conveyance
反転モータ駆動回路86は、CPU71からの指示に基づいて反転モータ86aを駆動制御するための回路であり、反転モータ86aは、反転リング53(図3参照)に回転力を供給するためのモータである。反転モータ86aを駆動することにより、反転リング53が駆動され、その反転リング53は、搬送ベルト51と共動して、シート材Sをロール状に巻き込んで巻きおしぼりMを製造する。
The reverse
音声・表示制御回路87は、CPU71からの指示に基づいて7セグメントLED4bなどの各種表示装置による表示を制御すると共に、スピーカ88による警告音等の出力を制御するための回路である。
The sound /
センサ制御回路89は、各種センサ90の検出状態を確認して、CPU71に出力するための回路であり、CPU71は、その各種センサ90の検出状態に応じて送給モータ81a等の駆動を制御する。例えば、受け皿兼用蓋5が閉じられていると後述する光センサ120によって検出された場合には、CPU71は、巻きおしぼりMが本体2内で詰まってしまうことを防止するべく、上述した運転・停止ボタン4aの押下を無効として、巻きおしぼりMの製造を禁止する。なお、各種センサ90には、後述するや光センサ120の他に、例えば、温度センサ(図示せず)が含まれており、この温度センサにより、ヒータ84aの温度異常が検出される。
The
他の入出力回路91には、上述した運転・停止ボタン4aを含む各種ボタン92が接続されている。例えば、運転・停止ボタン4aがユーザーによって押下された場合には、その押下がバスライン74を介してCPU71によって検知され、CPU71は、各駆動回路81〜89等を制御することにより、送給モータ81a等を駆動して、巻きおしぼりMの製造等を行う。
Various buttons 92 including the above-described operation /
次に、図3を参照して、巻きおしぼり製造装置1の内部構成について説明する。図3は、巻きおしぼり製造装置1の側断面図であり、理解を容易とするために、主要な構成のみを模式的に図示している。例えば、図3では、送水ホース43の一部や光センサ120の図示が省略されている。
Next, with reference to FIG. 3, the internal configuration of the winding hand
巻きおしぼり製造装置1は、主に、ロール保持手段10、送給手段20、切断手段30、散水手段40、成形手段50とから概略構成されている。ロール保持手段10は、タオルロールRを回転自在に保持するためのものであり、収納室11と、支持溝12と、案内溝13とを主に備えている。収納室11は、タオルロールRを収納するための部材であり、図3に示すように、側面視略U字状に形成されつつ上方(図3上方)が開放して構成されている。タオルロールRは、この収納室11内により形成された収納空間内に収納され、その収納空間の上方から覆設される上カバー3によって被覆される。
The rolled hand
なお、収納室11は、本体2に着脱自在に装着されている。即ち、収納室11は、上方が開放された略箱状体に構成されており、かかる箱状体を上方(図3上方)へ向けて引き抜くことにより、本体2から取り外すことができる一方、その箱状体の両側面(図3紙面奥側及び手前側)に突設された後述する案内溝13の裏面側を本体2の内側面に凹設された凹部に沿って嵌め込みつつ、かかる箱状体を下方(図3下方)へ向けて押し込むことにより、本体2内に装着される(図1参照)。
The
支持溝12は、タオルロールRを回転自在に保持するための部位であり、タオルロールRの両端面外側において互いに対向する収納室11の一対の側壁部(図3紙面手前側及び紙面奥側)において、図3に示すように、側面視略円弧状に凹設されている。タオルロールRは、その中芯に挿嵌される一対のロール回転ガイドRaが支持溝12に遊嵌されることにより、収納室11内において回転自在に保持される。
The
支持溝12からは、図3に示すように、案内溝13が上方に向かって直線状に延設されている。この案内溝部13は、タオルロールRの中芯に挿嵌されたロール回転ガイドRaを本体2の開口部から支持溝12へ案内すると共に、ロール回転ガイドRaがシート材Sの引き出し方向(図3右方向)へ移動することを規制するためのものであり、所定間隔を隔てつつ互いに対向して立設される第1及び第2側壁部材13a,13bを備えている。
As shown in FIG. 3, a
よって、タオルロールRを交換する場合には、案内溝13の第1及び第2側壁部材13a,13b間に形成された案内経路によりロール回転ガイドRaを案内することができるので、支持溝12への着脱作業を容易として、タオルロールRの装着作業や取り出し作業の円滑化を図ることができる。
Therefore, when the towel roll R is exchanged, the roll rotation guide Ra can be guided by the guide path formed between the first and second
また、案内溝13(第1及び第2側壁部材13a,13b)は、その上端が収納室11の上端縁、即ち、本体2の開口部と略同一の高さに形成されると共に(図1参照)、図3に示すように、その上端部の案内経路幅がテーパ状に拡幅されている。よって、例えば、上カバー3を全開とすることができず、案内溝13を視認できない場合でも、かかる案内溝13へロール回転ガイドRaを容易に挿通させることができるので、案内溝13への位置合わせを容易として、タオルロールRの装着作業の円滑化を図ることができる。
Further, the upper end of the guide groove 13 (first and second
更に、第2側壁部材13bの立設方向は、図3に示すように、支持溝12から上方(図3上方)へ向かって略垂直とされているので、シート材Sが終端に達した場合にかかるシート材Sがロール回転ガイドRaを引き寄せる方向(図3において支持溝12から駆動ローラ23へ向かう右斜め上方向)との間に所定の交差角を形成することができる。その結果、かかる交差角の分だけ、ロール回転ガイドRaの移動を確実に規制することができるので、タオルロールRのシート材Sが終端に達した場合には、かかる第2側壁部材13bによる規制作用によって、駆動ローラ23の回転抵抗を大きくして、送給モータ81a(図2参照)に既定値以上の電流(過電流)を確実に流させることができる。
Further, as shown in FIG. 3, the upright direction of the second
なお、第2側壁部材13bは、図3に示すように、上方へ略垂直に延設されている必要は必ずしもなく、例えば、側面視略「く」字状(又は、逆「く」字状)に屈曲して構成されていても良い。これにより、第2側壁部材13bの傾斜部や屈曲部によりロール回転ガイドRaの移動の規制をより確実なものとすることができる。或いは、第2側壁部材13bの表面に係止突起を第1側壁部材13a方向へ向けて突設しても良い。この場合にも、ロール回転ガイドRaを係止して、その移動を確実に規制することができる。
As shown in FIG. 3, the second
送給手段20は、上述したロール保持手段10に回転自在に保持されたタオルロールRからシート材Sを引き出して、その引き出したシート材Sを後述する切断手段30及び散水部42へ送給するための装置であり、図3示すように、カバー部材22、駆動ローラ23、補助ローラ24等を主に備えている。
The feeding means 20 pulls out the sheet material S from the towel roll R rotatably held by the roll holding means 10 described above, and feeds the drawn sheet material S to the cutting means 30 and the water sprinkling section 42 described later. As shown in FIG. 3, the apparatus mainly includes a
カバー部材22は、後述する駆動ローラ23等によってタオルロールRから引き出されたシート材Sを所定の方向へ案内するための部材であり、図3に示すように、その上流側(図3左側)は略水平に形成される一方、下流側(図3右側)は駆動ローラ23の外周に沿って円弧状に湾曲して形成されている。カバー部材22と駆動ローラ23との間の空隙がシート材Sの搬送経路とされている。シート材Sは、この搬送経路を通過することにより、下方へ案内され、後述する切断手段30及び散水部42へ送給される。
The
なお、搬送経路を形成するカバー部材22の湾曲面には、送給方向に延設される複数のリブが突出して形成されている。このリブにより、シート材Sとの摩擦抵抗を低減することができるので、かかるシート材Sを安定して送給することができる。
A plurality of ribs extending in the feeding direction protrude from the curved surface of the
駆動ローラ23及び補助ローラ24は、タオルロールRからシート材Sを引き出すと共に、その引き出したシート材Sを上述した搬送経路を介して後述する切断手段30及び散水部42へ送給するための部材であり、これらは、図3に示すように、シート材Sを挟持可能に配設されている。
The driving
駆動ローラ23は、上述した送給モータ81a(図2参照)により駆動される回転部材であり、その外周面にゴム製のリング状体が周設されて構成されている。なお、このリンク状体は、シート材Sの幅方向(図3紙面垂直方向)に所定間隔を隔てつつ複数本(本実施例では4本)が配設されている。一方、補助ローラ24は、ステンレス等の金属材料から1本の略棒状体として構成されると共に、その両端側がカバー部材22に回転可能に軸支されている。
The driving
ここで、カバー部材22は、本体2に軸22aを介して回転可能に軸支されると共に、ねじりばね(図示せず)によって駆動ローラ23方向(図3反時計回り)に付勢されている。よって、かかるねじりばねの付勢力により補助ローラ24を駆動ローラ23へ向けて付勢して、シート材Sを駆動ローラ23へ押圧することができるので、かかるシート材Sを滑動させることなく確実に搬送することができる。
Here, the
また、タオルロールRのシート材Sが終端に達し、シート材Sの引き出し抵抗が増大した場合にも、シート材Sに対する駆動ローラ23の滑動を防止することができるので、駆動ローラ23の回転抵抗を大きくして、送給モータ81a(図2参照)に過電流を確実に発生させることができる。その結果、タオルロールRのシート材Sが終端に達したことが確実に検出されるのである。
Further, even when the sheet material S of the towel roll R reaches the end and the pull-out resistance of the sheet material S increases, the sliding of the driving
なお、カバー部材22を駆動ローラ23へ向けて付勢するねじりばねの付勢力は、略50g〜略250g程度とすることが好ましく、本実施例では、略150gに設定されている。かかる付勢力が略50gに満たない場合には、シート材Sを駆動ローラ23に十分に圧設させることができず、駆動ローラ23がシート材Sに対して滑動するおそれがあるからである。一方、略250gを超える場合には、駆動ローラ23の回転抵抗が大きくなり、送給モータ81aに過剰な負荷が作用するため、過電流が誤検出されるおそれがあるからである。
Note that the urging force of the torsion spring that urges the
切断手段30は、上述した送給手段20から下方(図3下方)に垂下するシート材Sを所定寸法長で切断するための装置であり、固定刃31と回転刃32とを主に備えている。固定刃31は、シート材Sの幅方向(図3紙面垂直方向)に延設されており、この固定刃31とシート材Sを挟んで対向する位置には、回転刃32が回転可能に軸支されている。回転刃32は、連結ギヤ(図示せず)を介して、切断モータ82a(図2参照)に連結されており、この切断モータ82aが所定のタイミングで回転されることにより、回転刃32が反時計回り(図3左回り)に回転され、固定刃31との間に挟まれたシート材Sを先端部から所定寸法長の位置で切断する。
The cutting means 30 is an apparatus for cutting the sheet material S that hangs downward (downward in FIG. 3) from the feeding means 20 described above to a predetermined length, and mainly includes a fixed
散水手段40は、シート材Sに湿り気を付与するためのものであり、タンク収納室41、噴射ポンプ83a、ヒータ84a、散水部42等を主に備えている。タンク収納室41は、水タンクTを着脱自在に収納するための部材であり、送給手段20よりも本体2の背面側(図3右側)に配設されている。水タンクTは、倒立状態でタンク収納室41内に収納され、その給水口Tmがポンプ吸水管を介して噴射ポンプ83aに連通される。
The water sprinkling means 40 is for applying moisture to the sheet material S, and mainly includes a
このように、水タンクTは、送給手段20および後述する散水部42よりも本体2の背面側(図3右側)に配設されているので、図3に示すように、タオルロールRから送給手段20によりシート材Sが引き出されている場合でも、かかる状態のまま水タンクTを交換することができる。よって、水タンクTとタオルロールRとの交換時期が一致せず、水タンクTのみを交換する場合でも、かかる水タンクTを本体2内から取り出すために送給手段20により一旦引き出されたシート材Sを巻き戻すといった煩雑な作業を不要とすることができる。
Thus, since the water tank T is arrange | positioned rather than the feed means 20 and the watering part 42 mentioned later on the back side (FIG. 3 right side) of the
噴射ポンプ83aの吐出口は、図3に示すように、送水ホース43を介して、ヒータ84a及び散水部42に接続されている。ヒータ84aは、上述したように、内部の貯留室に所定量の水を保持(貯留)可能に構成されており、ヒータスイッチ(図示せず)がオンされることにより、その貯留室内の水を加熱制御して、所定の温度に維持する。ヒータ84a内で加熱された温水は、散水部42からシート材Sに散水される。
As shown in FIG. 3, the discharge port of the injection pump 83 a is connected to the
なお、ヒータ84aは、上述したように、ペルチェ素子等を使用して、水を冷却可能に構成することは当然可能である。また、本実施例では、噴射ポンプ83aをヒータ84aの上流側に配置したが、これに代えて、噴射ポンプ83aをヒータ84aの下流側に配置することは当然可能である。即ち、噴射ポンプ83aの圧送力をヒータ84aへ吸引力として作用させ、ヒータ84aから吸い上げた水を送水ホース43へ圧送するように構成するのである。
As described above, the
散水手段42は、後述するカバー部材52の先端側(図3右側)に配設されており、散水ローラ42aと、散水本体42bと、ノズル部42cとを備えている。散水ローラ42aは、ステンレス等の金属材料から略棒状体に構成される回転体であり、散水本体42bの底面側(図3下側)に回転可能に軸支されると共に、後述する搬送ベルト51の搬送面と接触するように配設されている。よって、搬送ベルト51が駆動され、シート材Sが搬送ベルト51上を搬送されると、そのシート材Sの搬送と共に散水ローラ42aが回転される。なお、この散水ローラ42aの長手方向寸法は、搬送ベルト51の横幅(図3紙面垂直方向寸法)と略同等とされている。
The water sprinkling means 42 is disposed on the front end side (right side in FIG. 3) of a
散水本体42bは、シート材Sへ散水するための水を貯留するための部材であり、樹脂材料から後述するカバー部材52と一体に形成されている。この散水本体42bは、内部空間を有する略箱状体に形成されており、その内部空間内には、後述するノズル部42cから噴出された水が貯留される。
The watering
上述した散水ローラ42aは、散水本体42bの底面に開口形成された開口部に回転可能に軸支されており、その散水ローラ42aと底面の開口部との間には、若干の隙間が設けられている。よって、後述する噴射ノズル42cから噴射された水が散水本体42bの内部空間内に貯留され、かつ、搬送ベルト51の駆動開始により散水ローラ42aが回転されると、内部空間内に貯留された水が散水ローラ42aの回転によって開口部から流出し、シート材Sに散水される。
The watering
ノズル部42cの先端側は、散水本体42b内に開口されており、噴射ポンプ83aから送水ホース43を介して送出された水は、散水本体42bの内部空間内へ噴出され貯留される。なお、ノズル部42cの先端側は、先端端面側(図3下側)が閉塞されると共に、その側壁側(図3紙面手前側及び奥側)が開口されて構成されており、散水ローラ42aの長手方向全体に水を噴出可能とされている。
The front end side of the
散水部42により湿り気が付与されると共に切断手段30により所定寸法長で切断された一枚のシート材Sは、成形手段50の搬送ベルト51上を下流側(図3左側)へ向かって搬送される。なお、散水部42から散水されシート材Sに吸収されなかった水は、搬送ベルト51又はケース54の底面(図4参照)を介して、後述する水受け皿7により回収されるので、巻きおしぼり製造装置1内の汚れや電装部品の故障等を防止することができる。
One sheet material S, which has been wetted by the sprinkler 42 and cut by the cutting means 30 to a predetermined length, is conveyed on the conveying
成形手段50は、シート材Sを円柱状(ロール状)に巻き込んで巻きおしぼりMに成形するための装置であり、搬送ベルト51と、カバー部材52と、反転リング53とを主に備えて構成されている。
The forming means 50 is an apparatus for winding the sheet material S into a cylindrical shape (roll shape) and forming it into a wound towel M, and mainly comprises a
本実施例の巻きおしぼり製造装置1は、巻きおしぼりMを搬送ベルト51の片側面(図3上側)のみで成形するように構成されている。よって、上述したように、タオルロールRを本体2の前面側に配設したことに起因して、シート材Sを本体2の背面側に向かって引き出す場合でも、そのシート材Sの成形処理経路を複雑化させることなく、巻きおしぼりMを操作パネル4が配設される本体2の前面側から排出することができ、その結果、巻きおしぼり製造装置1の小型化を図りつつ、ユーザーの使い勝手の良い巻きおしぼり製造装置1を提供することができる。
The winding hand
搬送ベルト51は、複数の突起(図示せず)を外周面全域に有するゴム製の平ベルトであり、ケース54(図4参照)に回転可能に軸支される一対の回転ローラ51a間に架設されている。この搬送ベルト51の上側(図3上側)の搬送面には、カバー部材52が対向して配設されている。
The
カバー部材52には、搬送ベルト51との対向面間に複数の突起52aが洗濯板状に突出して形成されているので、搬送ベルト51により搬送されるシート材Sに適度な摩擦力を付与して、シート材Sの先端に巻き込みの核を確実に惹起させることができる。その結果、かかる核を中心として、シート材Sをロール状に確実に巻き込むことができ、成形不良の抑制を図ることができる。
The
カバー部材52の下流側(図3左側)には、傾斜部材52bがシート材Sの搬送方向(図3左方向)に向けて上昇傾斜して延設されている。この傾斜部材52bは、ロール成形時にシート材Sを保持するための部材であり、搬送ベルト51の幅方向(図3紙面垂直方向)に所定間隔を隔てつつ複数個(本実施例では、6個)が略櫛状に配設されている。
On the downstream side (left side in FIG. 3) of the
なお、各傾斜部材52の下面側(図3下側)には、カバー部材52と同様に、洗濯板状の突起が突設されている。また、複数個の傾斜部材52bの内の一部(本実施例では、2個)は、その先端側(図3左側)が後述する反転リング53の回転ローラ53aに接触可能な位置まで延設されており、かかる回転ローラ53aが上方へ移動された場合には、その上方への移動を抑制するように構成されている。
In addition, on the lower surface side (lower side in FIG. 3) of each
これら搬送ベルト51の各隣接間には、複数本(本実施例では、5本)の反転リング53がそれぞれ配設されている。反転リング53は、ゴム製のリングであり、ケース54(図4参照)に回転可能に軸支される一対の回転ローラ53a間に架設されると共に、搬送ベルト51と共同してシート材Sをロール状に巻き込むべく、図3に示すように、搬送ベルト51に対向して配設されている。
A plurality of (in this embodiment, five) reversing
ここで、一対の回転ローラ53aの内のシート材Sの搬送方向側(図3左側)に位置する回転ローラ53aの両端は、ケース54に上下に刻設された縦溝54aに回転可能かつ搬送ベルト51側(図3下側)又は搬送ベルト51の反対側(図3上側)に向けて移動可能に挿嵌されている。よって、シート材Sをロール状に巻き込む場合には、そのロール直径の増加と共に反転リング53を上方に移動させることができるので、シート材Sの厚みやシート長に関わらず、巻きおしぼりMの成形を円滑に行うことができる。
Here, both ends of the
搬送ベルト51が架設される回転ローラ51aの一方には、搬送モータ85a(図2参照)が複数のギヤを介して連結されており、かかる搬送モータ85aが回転駆動されると、搬送ベルト51が反時計回り(図3左回り)に回転される。一方、反転リング53が架設される回転ローラ53aの一方には、反転モータ86a(図2参照)が複数のギヤを介して連結されており、かかる反転モータ86aが回転駆動されると、反転リング53が時計回り(図3右回り)に、即ち、搬送ベルト51と逆方向に回転される。なお、各連結ギヤの減速比や各モータ85a,86aの出力特性は、搬送ベルト51と反転リング53との両対向面の絶対速度搬送が略等しくなるように設定されている。
A
上述した散水部42を通過して搬送ベルト51の搬送方向上流側(図3右側)に垂下されたシート材Sは、搬送ベルト51の回転により下流方向(図3左方向)へ向かって搬送される。その結果、シート材Sは、カバー部材52との対向面間において、その先端に巻き込みの核が惹起されると共に、反転リング53との対向面間において、傾斜部材52bの下面側に保持されつつ、その惹起された核を中心としてロール状に巻き込まれることにより、円柱状の巻きおしぼりMに成形される。
The sheet material S that has passed through the watering section 42 and is hung on the upstream side in the conveyance direction of the conveyance belt 51 (right side in FIG. 3) is conveyed toward the downstream direction (left direction in FIG. 3) by the rotation of the
なお、反転リング53と搬送ベルト51との対向面は、上述したように、互いに反対方向へ略等しい速度で移動されている。よって、両対向面の相対速度差を大きくすることができるので、シート材Sの巻き込み速度を高速化して、その分、巻きおしぼりMの成形時間の短縮を図ることができる。
Note that the opposing surfaces of the reversing
巻きおしぼりMの成形が終了すると、反転リング53の回転が停止されるので、巻きおしぼりMは、搬送ベルト51の回転によって下流側(図3左側)へ向けて搬送され、後述する受け皿兼用蓋5上に放出される。
When the forming of the winding hand towel M is completed, the rotation of the reversing
なお、搬送ベルト51の下流側には、図3に示すように、垂下帯59がケース54(図4参照)から吊設されている。この垂下帯59は、搬送中に巻きおしぼりMの巻きが崩れることを防止するための部材であり、柔軟性を有するゴム材料から搬送ベルト51と略同等の横幅を有するシート状に構成されている。よって、搬送ベルト51上を搬送される巻きおしぼりMは、この垂下帯59に外周面が擦られつつ下流側へ搬送されるので、巻きおしぼりMを転動させることなく搬送して、その巻きおしぼりMの巻きが崩れることを抑制することができる。
As shown in FIG. 3, a hanging
なお、巻きおしぼりMは、巻きの核を中心として右回り(図3時計回り)に巻き込まれるので、垂下帯59により巻き方向へ擦られることとなり、その巻きの終端が解けることはない。また、垂下帯59の基部(図3上側)は、ケース54(図4参照)に回転可能に軸支されており、巻きおしぼりMの搬送に伴って上下に移動可能に構成されている。更に、垂下帯59には、搬送ベルト51と対向する側(図3右側)の面に複数の突起部が突設されており、巻きおしぼりMへの接触抵抗が大きくなるように構成されている。
Since the winding hand towel M is wound clockwise (FIG. 3 clockwise) around the core of the winding, it is rubbed in the winding direction by the drooping
図3に示すように、成形手段50(搬送ベルト51)の下流端(図3左側)であって、本体2の前面側(図3左側)には、受け皿兼用蓋5が配設されると共に、その受け皿兼用蓋5の下方には、水受け皿7が配設されている。
As shown in FIG. 3, a
受け皿兼用蓋5は、上述したように、その開放時には、複数本の巻きおしぼりMを載置する受け皿として使用される一方、閉じた場合には、その裏面側で本体2の前面側を閉封する蓋として使用される(図1参照)。また、水受け皿7は、散水部42のノズル部42cから噴射された水を回収するための容器であり、本体2の前面側(図3左側)に開口する開口部2bから着脱可能に構成されている。ここで、図4及び図5を参照して、受け皿兼用蓋5及び水受け皿7の詳細構成について説明する。
As described above, the
図4及び図5は、巻きおしぼり製造装置1の部分拡大断面図であり、それぞれ受け皿兼用蓋5が閉じられた状態と開放された状態とを表している。
4 and 5 are partially enlarged cross-sectional views of the wound-wet hand
受け皿兼用蓋5は、巻きおしぼりMが載置される載置面5aと、その載置面5aの後端側(図4下側、図5左側)から立設される後端壁5bと、それら載置面5aおよび後端壁5bの両側部(図4及び図5紙面奥側及び手前側)に互いに対向して立設される一対の側壁部5cとを主に備えており、これら各部材から上方(図4左側、図5上側)が開放され複数本の巻きおしぼりMを保持可能な容器状に構成されている(図6参照)。
The tray-
載置面5aは、図4及び図5に示すように、前後方向(図5左右方向)両側が上昇傾斜されており、図5に示す側断面視において、略凹状に構成されている。載置面5aの前後方向略中央部には、規制板5a1が立設されている。この規制板5a1は、搬送ベルト51から載置面5a上に放出された巻きおしぼりMの移動を規制して整列させるための部材であり、後述する後端壁5bとの間に巻きおしぼりMの直径以上の間隔を隔てつつ(図6参照)、巻きおしぼりMの放出方向と略直交する方向(図4及び図5紙面垂直方向)に延在するように形成されている(図7参照)。
As shown in FIGS. 4 and 5, the mounting
後端壁5bの上端部(図4左側、図5上側)は、搬送ベルト51により搬送されてきた巻きおしぼりMを搬送面へ向けて跳躍させるための部位であり、図5に示すように、受け皿兼用蓋5が開放されると、搬送ベルト51の下流端(図4及び図5右側)と隣接するように構成されている。よって、巻きおしぼりMが搬送ベルト51から搬送されてくると、その巻きおしぼりMを後端壁5bの上端部に接触させ跳ね返すことができるので、かかる巻きおしぼりMを載置面5aのより遠方へ向けて跳躍させることができる。
The upper end of the
更に、この後端壁5bの上端部は、載置面5aへ向けて下降する1段の略階段状に形成されている。即ち、この階段状部には、搬送ベルト51側に配設される上段部5b1と、載置面5a側に配設される下段部5b2とが形成されているので、巻きおしぼりMを上段部5b1と下段部5b2とに順に接触させて跳ね返すことができるので、かかる巻きおしぼりMの勢いを阻害することなく載置面5aへ向けて跳躍させることができる。
Further, the upper end portion of the
なお、上述したように、本実施例の巻きおしぼり製造装置1によれば、受け皿兼用蓋5が開放された状態では、後端壁5bの上端が搬送ベルト51の下流側端部に隣接されるように構成されているので、搬送ベルト51から受け皿兼用蓋5の載置面5aへ巻きおしぼりMを直接放出することができる。よって、従来の巻きおしぼり製造装置のように、搬送ベルト51と受け皿兼用蓋5との間に案内板を架設して、かかる案内板上を転動させることにより、巻きおしぼりを受け皿兼用蓋5まで搬送する必要がない。
As described above, according to the hand
よって、案内板を不要とした分、部品点数を減少して、巻きおしぼり製造装置1全体としての製品コストの低減を図ることができるだけでなく、従来の巻きおしぼり製造装置のように、案内板上を転動する際に巻きおしぼりMの巻きが崩れてしまうことを回避することができるので、巻きおしぼりMを良好な巻き状態のままでユーザーに提供することができる。
Therefore, not only can the guide plate be eliminated, but the number of parts can be reduced to reduce the product cost of the entire wound
両側壁部5cの外面(図4及び図5紙面奥側及び手前側)には、突出軸5c1がそれぞれ突設されており、この突出軸5c1は、後述する支持板8に凹設された保持溝9に回転可能かつ着脱自在に保持されている。よって、受け皿兼用蓋5は、図4及び図5に示すように、かかる突出軸5c1を支点として、開閉可能に構成されると共に、突出軸5c1を保持溝9から抜脱することにより、本体2から取り外し可能に構成されている。
Projecting shafts 5c1 project from the outer surfaces of the
支持板8は、両側壁部5cの外側に互いに対向して配設される一対の板状部材であり、これら支持板8の両対向面には、保持溝8が凹設されている。保持溝8は、上述した突出軸5c1を回転自在かつ着脱自在に保持するための断面略コ字状の凹溝であり、図4及び図5に示すように、その下端側(図4及び図5下側)に円弧状に形成される保持部で突出軸5c1を回転可能に保持すると共に、その突出軸5c1を上端側(図4及び図5上側)に開口形成された開口部から抜脱又は挿入することができる。
The
また、下端側の保持部と上端側の開口部とを連結する保持溝9の通過経路は、図4及び図5に示すように、正面視略く字状に屈曲して形成されている。そのため、受け皿兼用蓋5をユーザーが開閉操作する際に、その受け皿兼用蓋5が不用意に上方に持ち上げられた場合でも、かかる受け皿兼用蓋5の突出軸5c1が保持溝9の開口部から抜脱されることを抑制することができるので、受け皿兼用蓋5が開閉操作時に本体2から外れてしまうことを抑制することができる。その結果、受け皿兼用蓋5の開閉操作の操作性を向上させることができる。
Further, as shown in FIGS. 4 and 5, the passage path of the holding
なお、保持溝9の通過経路は、本体2の背面側(図4及び図5右側)へ向けて、即ち、下端側の保持部が上端側の開口部よりも本体2の背面側(奥側)に配置されるように屈曲して形成されているので、その分、図5に示すように、開放した受け皿兼用蓋5を本体2の内部へ入り込ませることができる。よって、開放した受け皿兼用蓋5が本体2の前面側(図4及び図5左側)から突出する突出量を小さくすることができるので、かかる受け皿兼用蓋5が邪魔になり巻きおしぼり製造装置1の設置場所が制限されたり、巻きおしぼり製造装置1の美観が損なわれたりすることを抑制することができる。
Note that the passage of the holding
また、保持溝9をこのように屈曲させて構成することで、受け皿兼用蓋5を取り外す場合には、かかる受け皿兼用蓋5を本体2の手前側(図4及び図5左側)に移動させつつ上方に持ち上げることで、取り外しが可能となる。即ち、受け皿兼用蓋5を本体2の奥側(図4及び図5右側)へ向けて移動させる必要がないので、かかる受け皿兼用蓋5と本体2内の各部材(例えば、搬送ベルト51等)との干渉を考慮する必要がなくなるので、干渉を回避するための空きスペースを設けることが不要となり、その分、巻きおしぼり製造装置1全体としての小型化を図ることができる。
Further, by configuring the holding
本体2の開口部2bの側壁には、図4及び図5に示すように、光センサ120が配設されている。この光センサ120は、照射した光の反射量の変化に基づいて受け皿兼用蓋5の開閉状態を検出するためのセンサであり、赤外線を照射する光源としての発光素子120aと、その反射光を受光する受光素子120bとを備えて構成されている。これら発光素子120aの光照射面と受光素子120bの光受光面とは、図4及び図5に示すように、受け皿兼用蓋5の側壁部5cと対向可能となるように、互いに開口部2bの側壁の同一面上に配設されている。
As shown in FIGS. 4 and 5, an
なお、本実施例の光センサ120は、発光素子120aが赤外線LEDから構成されると共に、受光素子120bがフォトトランジスタから構成されている。但し、照射光は赤外線に限られるものではなく、他の波長の光を照射(受光)可能に構成することは当然に可能である。
In the
発光素子120aから照射され、対象物(受け皿兼用蓋5の側壁部5c又は反対側の側壁)で反射した赤外線が受光素子120bにより受光されると、その受光量がセンサ制御回路89(図2参照)によりデジタル値にAD変換され、CPU71(図2参照)により読み取られる。CPU71は、読み取った値が予め定められたしきい値以上で有るか否かにより、受け皿兼用蓋5の開閉状態を判断する。
When the infrared ray irradiated from the
詳細には、受け皿兼用蓋5が閉じられている場合には、図4に示すように、発光素子120aの直前に受け皿兼用蓋5の側壁部5cが配置されるため、その発光素子120aから照射された赤外光は、受け皿兼用蓋5の側壁部5cで直接反射され、受光素子120bが受光する受光量は大きなもの(しきい値以上)となる。一方、受け皿兼用蓋5が開放されている場合には、図5に示すように、発光素子120aの前方には障害物がない状態となるので、発光素子120aから照射された赤外光は、開口部2bの反対側の側壁で反射され、受光素子120bが受光する受光量は小さなもの(しきい値以下)となる。その結果、受光素子120bにより受光された受光量に応じて、受け皿兼用蓋5の開閉状態を検出することができる。
Specifically, when the pan /
なお、本実施例の巻きおしぼり製造装置1は、図5に示すように、光センサ120が開放状態にある受け皿兼用蓋5の側壁部5c端縁(図5上側端縁)に近接して配設されているので、受け皿兼用蓋5が図4に示す完全に閉じられていない場合、即ち、半開き状態となった場合であっても、受け皿兼用蓋5が開放されていると光センサ120が検出することはない。即ち、本実施例の巻きおしぼり製造装置1は、受け皿兼用蓋5が図5に示す完全に開放された状態となった場合に、受け皿兼用蓋5が開放されていると光センサ120に検出させることができる。
In addition, as shown in FIG. 5, the rolling hand
受け皿兼用蓋5が閉じられていると光センサ120によって検出されると、CPU71(図2参照)は、上述したように、運転・停止ボタン4aの押下を無効として、巻きおしぼりMの製造を禁止する。よって、例えば、ユーザーが受け皿兼用蓋5が閉じられた状態のままで運転・停止ボタン4aを押下して、巻きおしぼりMの製造を指示した場合でも、その製造が開始されることを回避することができるので、受け皿兼用蓋5まで巻きおしぼりMが到達せず、本体2(成形手段50)内で巻きおしぼりMの詰まりが発生したり、更には、その詰まりに起因して搬送・反転モータ85a,86aの負荷が過大となり破損してしまうという不具合を未然に回避することができる。
When the
また、本実施例の巻きおしぼり製造装置1は、上述したように、受け皿兼用蓋5が閉じられた場合にその受け皿兼用蓋5が光センサ120の前方を遮るように構成されているので(図4及び図5参照)、受け皿兼用蓋5が本体2から取り外された場合には、図5に示す受け皿兼用蓋5が開放されている場合と同様の検出結果を光センサ120に発生させることができる。
Further, as described above, the rolling
よって、受け皿兼用蓋5を本体2から取り外した場合でも、巻きおしぼりMの製造が禁止されることはないので、かかる禁止動作が作動しないように、受け皿兼用蓋5が取り外されているか否かを検出する検出手段や、禁止動作を解除する解除手段などを別途設ける必要がなく、構成を簡素化することができるので、部品点数や設計コストを低減して、その分、巻きおしぼり製造装置1全体として製品コストの低減を図ることができる。
Therefore, even if the pan /
なお、受け皿兼用蓋5の側壁部5cが淡色(例えば、白色など)で構成される場合には、光センサ120の配設面と反対側の開口部2bの側壁を濃色(例えば、黒色など)で構成することが好ましく、側壁部5cSが濃色で構成される場合には、開口部2bの側壁を淡色で構成することが好ましい。これにより、受け皿兼用蓋5の開閉状態に応じて変化する反射光の光量差を大きくして、光センサ120の検出精度を高めることができる。
In addition, when the
受け皿兼用蓋5の下方には、図4及び図5に示すように、水受け皿7が着脱可能に配設されている。この水受け皿7は、上述した散水部42から散水されシート材Sに吸収されなかった水を回収するための容器であり、上面側(図4及び図5上側)が開放された略箱状体に構成されている。
As shown in FIGS. 4 and 5, a
本体2の前面側(図4及び図5左側)には、上述したように、開口部2bが形成されており、水受け皿7は、受け皿兼用蓋5の開閉状態に関わらず、開口部2bを介して着脱可能に構成されている。よって、従来の巻きおしぼり製造装置のように、装置本体の前面パネルを取り外す必要がなく、水受け皿7の着脱操作が簡素化されるので、水受け皿7に貯留された水の廃棄を容易に行うことができる。なお、水受け皿7の横幅方向(図4及び図5紙面垂直方向)両側には、ガイド部材(図示せず)が配設されており、かかるガイド部材によって、水受け皿7の前後方向(図4及び図5左右方向)移動が案内される。
As described above, the
水受け皿7と搬送ベルト51との間には、図4及び図5に示すように、収集部材6が配設されている。この収集部材6は、搬送ベルト51又はケース54の底面54aを伝って流下した水を収集して、水受け皿7へ送出するための部材であり、流下する水をすべて収集するべく、上端(図4及び図5上側)に開放する収集口が底面54aの横幅(図4及び図5紙面垂直方向寸法)よりも若干大きな横幅を有して形成されている。なお、収集部材6によって収集された水は、その収集部材6の下端に縮径して形成された送出口6aから水受け皿7内へ送出される。
As shown in FIGS. 4 and 5, the collecting
このように、搬送ベルト51等から流下する水は、収集部材6で収集されるので、水受け皿7の横幅(図4及び図5紙面垂直方向寸法)を搬送ベルト51等の横幅よりも狭く構成することができる。よって、従来の巻きおしぼり製造装置のように、搬送ベルト等から流下する水を水受け皿で直接収集するべく、その水受け皿の横幅を搬送ベルトの横幅よりも広く構成しておく必要がない。よって、その分、水受け皿7の横幅を小型化することができるので、上述したガイド部材を設けるためのスペースを水受け皿7の横幅方向両側に確保することができ、その結果、巻きおしぼり製造装置1の横幅をコンパクトに構成することができる。
In this way, the water flowing down from the
ここで、水受け皿7の上面側(図4及び図5上側)には、その上面開放部を被覆する蓋部材7aが着脱可能に装着されると共に、その蓋部材7aには、収集部材6の送出口6aに対応する位置に開口部7a1が穿設されている。よって、水受け皿7の取り出し作業時には、かかる水受け皿7が揺れたり傾斜するようなことがあっても、内部に貯留された水が外部に流出してしまうことを蓋部材7aによって抑制することができるので、かかる取り外し作業を安全かつ迅速に行うことができる。
Here, on the upper surface side (the upper side of FIGS. 4 and 5) of the
なお、水受け皿7又は蓋部材7aの少なくとも一方は、透明な樹脂材料から構成することが好ましい。水受け皿7を透明な樹脂材料で構成した場合には、かかる水受け皿7を本体2内から取り出すことなく、即ち、本体2内に設置したままの状態で、本体2の開口部2bから水受け皿7内の水量を視認することができる。一方、蓋部材7aを透明な樹脂材料で構成した場合には、かかる蓋部材7aを取り外さなくても、水受け皿7内の水量を視認することができる。
In addition, it is preferable to comprise at least one of the
次に、図6及び図7を参照して、巻きおしぼり製造装置1で製造された巻きおしぼりMが受け皿兼用蓋5へ放出され整列される態様について説明する。
Next, with reference to FIG.6 and FIG.7, the aspect by which the winding hand towel M manufactured with the winding hand
図6は、巻きおしぼり製造装置1の部分拡大断面図であり、受け皿兼用蓋5が開放された状態を表している。また、図7は、図6の矢印VII方向から見た受け皿兼用蓋5の上面図である。なお、図6では、説明の便宜上、巻きおしぼりMの符号をその製造順に「M1〜M4」とした。また、図7では、巻きおしぼりM2〜M4や垂下帯59等の図示が省略されている。
FIG. 6 is a partially enlarged cross-sectional view of the wound
まず、成形手段50で最初に製造された1本目の巻き込まれた巻きおしぼりM1は、上述したように、搬送ベルト51により搬送され、載置面5a上へ放出される。この場合、載置面5a上には、規制板5a1が立設されているので、巻きおしぼりM1は、その移動が規制板5a1によって規制され、図7に示すように、放出方向と略直交する方向(図7上下方向)に整列される。
First, as described above, the first wound hand towel M1 produced first by the forming
その結果、1本目の巻きおしぼりM1が載置面5a上で斜めになることを抑制することができるので、限られた面積の載置面5a上に2本目以降の各巻きおしぼりM2〜M4を効率良く載置して、その載置可能本数をより多くすることができると共に、これら各巻きおしぼりM1〜M4を載置面5a上で整列させ、ユーザーに見栄え良く提供することができる。
As a result, since it is possible to suppress the first winding towel M1 from being inclined on the
次いで、成形手段50で製造された2本目の巻き込まれた巻きおしぼりM2は、上述と同様に、搬送ベルト51により搬送され、載置面5a上へ放出される。この場合、載置面5a上には、既に、1本目の巻きおしぼりM1が載置されているので、巻きおしぼりM2は、その移動が巻きおしぼりM1によって規制され、放出方向と略直交する方向(図7上下方向)に整列される(図6参照)。
Next, the second wound hand towel M2 manufactured by the forming
次いで、成形手段50で製造された3本目の巻きおしぼりM3は、上述と同様に、搬送ベルト51により搬送され、受け皿兼用蓋5の後端壁5bに形成された上段部5b1及び上段部5b2に順に接触して跳ね返されつつ、載置面5aへ向けて放出される。その結果、巻きおしぼりM3は、既に載置面5a上に載置されている2本目の巻きおしぼりM2に接触しつつ飛び越えることができ、更に、載置面5aの先端側(図6及び図7左側)にまで到達される。
Next, the third hand towel M3 manufactured by the forming
なお、載置面5aの先端側は、図6に示すように、後端壁5b側へ向けて下降傾斜されているので、巻きおしぼりM3は、後端壁5b側へ下降して、その移動が規制板5a1によって規制される。その結果、3本目の巻きおしぼりM3も放出方向と略直交する方向(図7上下方向)に整列させることができる(図6参照)。
As shown in FIG. 6, the front end side of the mounting
次いで、成形手段50で製造された4本目の巻きおしぼりM4は、上述と同様に、搬送ベルト51により搬送され、受け皿兼用蓋5の後端壁5bに形成された上段部5b1及び上段部5b2に順に接触して跳ね返されつつ、載置面5aへ向けて放出される。その結果、巻きおしぼりM4は、既に載置面5a上に載置されている2本目の巻きおしぼりM2及び3本面の巻きおしぼりM3を飛び越えることができる。その結果、4本目の巻きおしぼりM3も、載置面5aの先端側において、放出方向と略直交する方向(図7上下方向)に整列される(図6参照)。
Next, the fourth hand towel M4 manufactured by the forming
このように、本実施例の巻きおしぼり製造装置1によれば、受け皿兼用蓋5へ向けて巻きおしぼりMが放出された場合には、巻きおしぼりMを後端壁5bの上端部(上端部5b1及び下段部5b2)に接触させて跳ね返すことができるので、その巻きおしぼりMを放出方向のより遠方へ跳躍させることができる。その結果、複数の巻きおしぼりMを製造する場合には、受け皿兼用蓋5の載置面5a上に巻きおしぼりMが既に載置されていても、これを越えさせることができるので、複数の巻きおしぼりMを載置面5a上において前後方向(図6左右方向)にばらけさせることができる。
Thus, according to the rolled hand
また、本実施例の巻きおしぼり製造装置1によれば、受け皿兼用蓋5が本体2から取り外し可能に構成されているので、大量の巻きおしぼりMを連続して製造する場合には、かかる受け皿兼用蓋5を取り外すと共に、おぼん等の他の容器を本体2の前面側に別途設置しておくことにより、大量の巻きおしぼりを本体2内に詰まらせることなく連続して製造することができる。
In addition, according to the rolled hand
以上、実施例に基づき本発明を説明したが、本発明は上述した実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変更が可能であることは容易に推察できるものである。 The present invention has been described above based on the embodiments. However, the present invention is not limited to the above-described embodiments, and various modifications and changes can be easily made without departing from the spirit of the present invention. Can be inferred.
1 巻きおしぼり製造装置
2 本体(装置本体)
2b 開口部(装置本体の開口部)
5 受け皿兼用蓋(排出皿)
5a 載置面
5a1 規制板
5b 後端壁(内壁面)
5b1 上段部(階段状部の一部)
5b2 下段部(階段状部の一部)
5c1 突出軸
6 収集部材
6a 送出口
7 水受け皿(貯留皿)
7a 蓋部材
7a1 開口部(蓋部材の開口部)
8 支持板
9 保持溝
42 散水部(散水手段の一部)
50 成形手段
51 搬送ベルト
120 光センサ(開閉検出手段の一部)
R タオルロール
S シート材
M 巻きおしぼり
1 Rolling
2b Opening (opening of the device body)
5 Cap for both tray and tray (discharge tray)
5a Placement surface 5a1
5b1 Upper part (part of the stepped part)
5b2 Lower part (part of stepped part)
7a Lid member 7a1 Opening (opening of lid member)
8
50 Forming means 51 Conveying
R Towel roll S Sheet material M Rolled towel
Claims (15)
前記排出皿の両側面から突出する一対の突出軸と、前記排出皿の両側面の外側に互いに対向して立設される一対の支持板と、前記突出軸を着脱自在に保持するべく前記支持板に形成された一対の保持溝とを備え、
その保持溝から前記突出軸を抜脱することにより、前記排出皿を装置本体から取り外し可能に構成されていることを特徴とする巻きおしぼり製造装置。 Equipped with a discharge tray that can be opened and closed on the front side of the main body of the apparatus. The sheet material drawn from the towel roll and cut is wound into a roll shape to form a wound hand towel, and the formed hand towel is transferred to the discharge tray. In the winding hand towel manufacturing equipment to be released,
A pair of projecting shafts projecting from both side surfaces of the discharge tray, a pair of support plates erected on the outer sides of both side surfaces of the discharge tray, and the support for detachably holding the projecting shaft A pair of holding grooves formed in the plate,
A winding hand towel manufacturing apparatus, wherein the discharge tray is detachable from the apparatus main body by removing the protruding shaft from the holding groove.
前記通過経路は、少なくともその一部が屈曲して形成されていることを特徴とする請求項1記載の巻きおしぼり製造装置。 The holding groove is formed through a passage path through which the protruding groove can pass, a holding section formed at a lower end portion of the passage path to rotatably hold the protruding shaft, and an opening at an upper end portion of the passage path. And an opening
The winding hand towel manufacturing apparatus according to claim 1, wherein at least a part of the passage path is bent.
前記排出皿を閉じた場合には、その排出皿の載置面裏面側が前記装置本体の前面側と略面一となる一方、前記排出皿を開放した場合には、その排出皿の載置面の少なくとも一部が前記装置本体の内部へ入り込むように構成されていることを特徴とする請求項2又は3に記載の巻きおしぼり製造装置。 The protruding shaft of the discharge tray is formed at a predetermined distance from the mounting surface of the discharge tray, and the holding portion of the holding groove that rotatably holds the protruding shaft is described above. It is disposed at a position retracted from the front side of the apparatus main body into the apparatus main body by a distance separated from the placement surface,
When the discharge tray is closed, the rear surface side of the discharge tray is substantially flush with the front surface side of the apparatus main body, and when the discharge tray is opened, the discharge tray mounting surface The apparatus for producing a wound towel as claimed in claim 2 or 3, wherein at least a part of the apparatus is configured to enter the inside of the apparatus main body.
前記巻きおしぼりが開放状態の排出皿へ向けて放出される場合には、その放出された巻きおしぼりの移動を前記規制板で規制して、前記巻きおしぼりが放出方向と略直交する方向に整列するように構成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の巻きおしぼり製造装置。 On the placement surface of the discharge tray, the gap is at least perpendicular to the direction of the discharge of the hand towel, with a gap of at least the diameter of the hand towel being spaced from the inner wall surface formed on the side of the discharge hand of the discharge tray. It is equipped with a regulation plate that extends in the direction and stands
When the wound hand towel is discharged toward the discharge tray in the open state, the movement of the discharged hand towel is restricted by the restriction plate, and the wound hand towel is aligned in a direction substantially orthogonal to the discharge direction. It is comprised as follows. The winding hand towel manufacturing apparatus in any one of Claim 1 to 4 characterized by the above-mentioned.
前記巻きおしぼりが開放状態の排出皿へ向けて放出される場合には、その放出された巻きおしぼりが前記階段状部の上段と下段とに順に接触した後に前記排出皿の載置面へ放出されるように構成されていることを特徴とする請求項6記載の巻きおしぼり製造装置。 The upper end portion is formed in a one-step substantially stepped shape, and the stepped portion is formed so as to descend toward the discharge direction of the hand towel in the opened state of the discharge tray,
When the hand towel is discharged toward the open discharge tray, the discharged hand towel touches the upper and lower steps of the stepped portion in order, and then is discharged onto the mounting surface of the discharge tray. It is comprised so that it may be comprised, The winding hand towel manufacturing apparatus of Claim 6 characterized by the above-mentioned.
前記排出皿が開放された状態では、前記上端部が前記搬送ベルトの下流側端部に連設されるように構成されていることを特徴とする請求項6又は7に記載の巻きおしぼり製造装置。 A transport belt for transporting the hand towel hand wound in the roll and discharging it to the discharge tray;
The winding hand towel manufacturing apparatus according to claim 6 or 7, wherein the upper end portion is connected to the downstream end portion of the conveyor belt in a state where the discharge tray is opened. .
前記禁止手段は、前記排出皿が開放されていないという検出結果が前記開閉検出手段によって得られた場合には巻きおしぼりの製造を禁止する一方、前記排出皿が開放されているか取り外されているという検出結果が前記開閉検出手段によって得られた場合には巻きおしぼりの製造を禁止しないように構成されていることを特徴とする請求項9記載の巻きおしぼり製造装置。 The open / close detection means can obtain different detection results depending on whether or not the discharge tray is opened, and when the discharge tray is removed from the apparatus body, the discharge tray is opened. Is configured to obtain the same detection results as
The prohibiting means prohibits the manufacture of the hand towel when the detection result that the discharge tray is not opened is obtained by the open / close detection means, while the discharge tray is open or removed. The winding hand towel manufacturing apparatus according to claim 9, wherein when the detection result is obtained by the opening / closing detection means, the manufacturing of the winding hand towel is not prohibited.
その貯留皿は、前記排出皿の下方に配設されると共に、前記装置本体の前面側に形成された開口部を介して着脱可能に構成されていることを特徴とする請求項1から10のいずれかに記載の巻きおしぼり製造装置。 Water sprinkling means for sprinkling the sheet material drawn from the towel roll, forming means for winding the sheet material sprinkled by the water sprinkling means in a roll shape, and a storage tray for storing water dripped from the forming means,
11. The storage tray according to claim 1, wherein the storage tray is disposed below the discharge tray and is detachable through an opening formed on a front side of the apparatus main body. The winding hand towel manufacturing apparatus in any one.
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Legal Events
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