JP2005094324A - 逸脱監視方法および逸脱監視装置 - Google Patents

逸脱監視方法および逸脱監視装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005094324A
JP2005094324A JP2003324635A JP2003324635A JP2005094324A JP 2005094324 A JP2005094324 A JP 2005094324A JP 2003324635 A JP2003324635 A JP 2003324635A JP 2003324635 A JP2003324635 A JP 2003324635A JP 2005094324 A JP2005094324 A JP 2005094324A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
movement
group
deviation
individual
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003324635A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4223361B2 (ja
Inventor
Masashi Doi
昌司 土肥
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FFC Ltd
Original Assignee
FFC Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by FFC Ltd filed Critical FFC Ltd
Priority to JP2003324635A priority Critical patent/JP4223361B2/ja
Publication of JP2005094324A publication Critical patent/JP2005094324A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4223361B2 publication Critical patent/JP4223361B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】移動する集団から逸脱する人や物、動物などを効率良くかつ高い確度で検出すること。
【解決手段】グループに属する各メンバの移動位置10および11の情報を取得して、取得した移動位置10および11の情報をもとにグループ全体の代表移動位置14と代表移動方向15とを算出し、算出したグループ全体の代表移動位置14および代表移動方向15と各メンバの移動位置11および移動方向12とを比較することによりグループの移動傾向から逸脱しているメンバを抽出し、各メンバに逸脱しているメンバが発生したことを通知する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、所定の集団に属する個体の当該集団からの逸脱を監視する逸脱監視方法および逸脱監視装置に関し、特に、移動する集団から逸脱する人や物、動物などを効率良くかつ高い確度で検出することのできる逸脱監視方法および逸脱監視装置に関するものである。
近年、人や物、動物などの現在位置の情報を利用者に提供する位置情報提供サービスが実用化されている。この位置情報提供サービスでは、位置を確認したい人や物、動物などに、位置情報を送信する端末装置をあらかじめ備え、その端末装置により送信された位置情報を受信することにより位置を確認する。
ところが、遠足などのように、人がグループで移動していて、全員が逸れずにいるかどうかを確認したい場合には、グループの各メンバの位置をそれぞれ調べる必要があり、時間と手間がかかるという問題があった。
そのため、特許文献1には、各メンバが備える端末装置において親端末装置と子端末装置とを設定し、親端末装置と子端末装置との間の距離が所定の距離以上になった場合に通報する位置監視システムが開示されている。
特開2003−18635号公報
しかしながら、上記特許文献1の従来技術では、親端末装置自体がグループから離れてしまうと、すべての子端末装置が逸れたものとして検出され、位置監視システムがうまく機能しないという問題があった。このことは、遊園地に友人同士で来たような場合など、目的地を定めてグループを引率する引率者が必ずしも存在しないような状況下において特に問題となることである。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するためになされたものであり、移動する集団から逸脱する人や物、動物などを効率良くかつ高い確度で検出することのできる逸脱監視方法および逸脱監視装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明は、所定の集団に属する個体の当該集団からの逸脱を監視する逸脱監視方法であって、前記個体の移動に係る情報を取得して前記集団全体の移動に係る状況を判定する移動状況判定工程と、前記移動状況判定工程により判定された集団全体の移動に係る状況に基づいて前記集団から逸脱した個体が存在するかどうかを判定する逸脱判定工程と、前記逸脱判定工程により判定された結果を出力する判定結果出力工程と、を含んだことを特徴とする。
この発明によれば、所定の集団に属する個体の当該集団からの逸脱を監視する逸脱監視方法であって、個体の移動に係る情報を取得して集団全体の移動に係る状況を判定し、判定された集団全体の移動に係る状況に基づいて、集団から逸脱した個体が存在するかどうかを判定し、判定された結果を出力する。
また、本発明は、前記移動状況判定工程は、前記集団から逸脱していると判定される逸脱個体の候補を抽出し、抽出された逸脱個体を除いた集団全体の移動に係る状況を判定することを特徴とする。
この発明によれば、集団から逸脱していると判定される逸脱個体の候補を抽出し、抽出された逸脱個体を除いた集団全体の移動に係る状況を判定する。
また、本発明は、前記移動状況判定工程は、各個体の移動方向を代表する前記集団全体の移動方向を前記移動に係る状況として判定することを特徴とする。
この発明によれば、各個体の移動方向を代表する集団全体の移動方向を移動に係る状況として判定する。
また、本発明は、前記移動状況判定工程は、各個体の移動位置を代表する前記集団全体の移動位置を前記移動に係る状況としてさらに判定することを特徴とする。
この発明によれば、各個体の移動位置を代表する集団全体の移動位置を移動に係る状況としてさらに判定する。
また、本発明は、前記逸脱判定工程は、前記個体の移動に係る情報を基にして算出された、各個体の移動に係る数値の平均および標準偏差に基づいて、前記個体が前記集団から逸脱したかどうかを判定することを特徴とする。
この発明によれば、個体の移動に係る情報を基にして算出された、各個体の移動に係る数値の平均および標準偏差に基づいて、個体が集団から逸脱したかどうかを判定する。
また、本発明は、所定の集団に属する個体の当該集団からの逸脱を監視する逸脱監視装置であって、前記個体の移動に係る情報を取得して前記集団全体の移動に係る状況を判定する移動状況判定手段と、前記移動状況判定手段により判定された集団全体の移動に係る状況に基づいて前記集団から逸脱した個体が存在するかどうかを判定する逸脱判定手段と、前記逸脱判定手段により判定された結果を出力する判定結果出力手段と、を備えたことを特徴とする。
この発明によれば、所定の集団に属する個体の当該集団からの逸脱を監視する逸脱監視装置であって、個体の移動に係る情報を取得して集団全体の移動に係る状況を判定し、判定された集団全体の移動に係る状況に基づいて、集団から逸脱した個体が存在するかどうかを判定し、判定された結果を出力する。
また、本発明は、前記移動状況判定手段は、各個体の移動方向を代表する前記集団全体の移動方向を前記移動に係る状況として判定することを特徴とする。
この発明によれば、各個体の移動方向を代表する集団全体の移動方向を移動に係る状況として判定する。
本発明によれば、所定の集団に属する個体の当該集団からの逸脱を監視する逸脱監視方法であって、個体の移動に係る情報を取得して集団全体の移動に係る状況を判定し、判定された集団全体の移動に係る状況に基づいて、集団から逸脱した個体が存在するかどうかを判定し、判定された結果を出力することとしたので、移動する集団から逸脱する人や物、動物などを効率良くかつ高い確度で検出することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、集団から逸脱していると判定される逸脱個体の候補を抽出し、抽出された逸脱個体を除いた集団全体の移動に係る状況を判定することとしたので、逸脱していると判定される個体を除外することにより、より正確に集団全体の移動に係る状況を判定することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、各個体の移動方向を代表する集団全体の移動方向を移動に係る状況として判定することとしたので、移動方向が集団全体の移動方向から逸脱した人や物、動物などを効率良くかつ高い確度で検出することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、各個体の移動位置を代表する集団全体の移動位置を移動に係る状況としてさらに判定することとしたので、集団全体の移動方向に加えて、集団全体の移動位置の情報をさらに考慮することにより、移動する集団から逸脱する人や物、動物などをさらに確実に検出することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、個体の移動に係る情報を基にして算出された、各個体の移動に係る数値の平均および標準偏差に基づいて、集団から逸脱した個体が存在するかどうかを判定することとしたので、移動する集団から人や物、動物などが逸脱しているかどうかを高い精度で検出することができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る逸脱監視方法および逸脱監視装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。ここでは、複数のメンバから構成されるグループが一団となって移動する場合に、移動するグループからのメンバの逸脱を監視する場合について説明することとする。
まず、本発明に係る逸脱監視処理の概念について説明する。図1は、本発明に係る逸脱監視処理の概念を説明する図である。図1に示す破線丸印10は、グループを構成するメンバのある時刻T1における位置を示しており、実線丸印11は、ある時刻T2(>T1)におけるメンバの移動後の移動位置を示している。また、矢印12は、メンバが移動した移動方向を示している。
破線ばつ印13は、時刻T1における各メンバの位置10を平均した位置であり、時刻T1におけるグループの代表位置である。また、実線ばつ印14は、時刻T2における各メンバの移動位置11を平均した位置であり、時刻T2におけるグループの代表移動位置である。また、矢印15は、各メンバの移動方向12を平均した移動方向であり、グループの代表移動方向である。
本発明に係る逸脱監視処理においては、グループの代表移動位置および代表移動方向から逸脱した移動位置および移動方向であるメンバを検出し、そのメンバが逸脱していることを当該メンバおよび他のメンバに通知する。逸脱を検出する方法は、具体的には、メンバの移動位置および移動方向がグループの代表移動位置14および代表移動方向15からそれぞれ所定の度合いだけ外れた場合にそのメンバが逸脱しているものとして検出する。
たとえば、図1では、グループの代表移動位置14および代表移動方向15に対して、位置10aから位置11aへ移動方向12aの方向に移動したメンバが逸脱していると判定される。その場合、逸脱していると判定されたメンバに対して逸脱していることを通知して、グループに合流するよう促す処理をおこなう。
このように、グループの中から親メンバを定め、親メンバと離れたメンバを逸脱したメンバとして検出するのではなく、グループの代表移動位置および代表移動方向を求め、その代表移動位置および代表移動方向と各メンバの移動位置および移動方向とを比較して、グループから逸脱したメンバが存在するかどうかを検出することとしているので、どのメンバが逸脱しても、それを効率良くかつ高い確度で検出することができる。
つぎに、本実施例に係る逸脱監視システムのシステム構成について説明する。図2は、本実施例に係る逸脱監視システムのシステム構成を示す図である。図2に示すように、この逸脱監視システムは、携帯電話20a〜20cと逸脱監視装置22とが、インターネット21を介して接続される。この逸脱監視装置22は、たとえば、ASP(Application Service Provider)センタなどに設置される。
携帯電話20a〜20cは、無線通信を利用した電話機であるだけでなく、自機の現在位置を割り出すことのできるGPS(Global Positioning System)機能を備えた電話機である。そして、この携帯電話20a〜20cは、割り出した現在位置の情報を定期的に逸脱監視装置22に送信し、グループの移動傾向から逸脱した場合に、逸脱監視装置22からの通報を受け付ける。
また、この携帯電話20a〜20cは、逸脱監視装置22にアクセス可能なインターネット端末としての機能も備え、逸脱監視装置22との間でインターネット21を介してさまざまなデータを送受信できる。データの送受信は、電子メールやWEB(World Wide Web)ブラウザなどを利用しておこなう。
たとえば、メンバは、携帯電話20a〜20cから逸脱監視装置22に対して、他のメンバの移動位置や移動方向などの移動情報の通知要求を送信することができ、それに応じて逸脱監視装置22から送信された他のメンバの移動情報を受信する。そして、メンバは、受信した他のメンバの移動情報を携帯電話20a〜20cの画面上で確認することができる。
逸脱監視装置22は、本発明に係る装置であり、各携帯電話20a〜20cから定期的に送信される移動位置の情報を受信し、受信した移動位置の情報を基にしてメンバがグループの移動傾向から逸脱しているかどうかを判定し、逸脱している場合に各携帯電話20a〜20cに通報する装置である。
この逸脱監視装置22は、逸脱を判定する際に、各メンバの移動位置および移動方向を代表するグループ全体の代表移動位置および代表移動方向を算出し、そのグループ全体の代表移動位置および代表移動方向から逸れた移動位置および移動方向のメンバを逸脱したメンバとして検出する。そして、検出したメンバの移動状況を各メンバの携帯電話20a〜20cに通報する処理をおこなう。
逸脱監視装置22は、インターフェース部220、入力部221、表示部222、記憶部223および制御部224を有する。インターフェース部220は、インターネット21を介して携帯電話20a〜20cと情報の授受をおこなうネットワークインターフェースである。入力部221は、キーボードやマウスなどの入力デバイスであり、表示部222は、ディスプレイなどの表示デバイスである。
記憶部223は、ハードディスク装置などの記憶デバイスであり、地図情報223a、グループ情報223b、メンバ情報223cおよび移動状況情報223dを記憶している。地図情報223aは、携帯電話20a〜20bにメンバの移動状況を地図上に示して出力する際に利用される地図情報である。
グループ情報223bは、メンバの逸脱を監視する対象となるグループの情報を記憶したデータである。図3は、図2に示したグループ情報223bの一例を示す図である。このグループ情報223bは、グループID、メンバ数、サービス開始日時およびサービス終了日時の各項目を有する。
グループIDは、各グループを識別する識別IDであり、メンバ数は、各グループに属するメンバの数である。サービス開始日時は、逸脱監視のサービスの提供を逸脱監視装置22が開始する日時であり、サービス終了日時は、逸脱監視のサービスの提供を逸脱監視装置22が終了する日時である。
図2の説明に戻ると、メンバ情報223cは、グループ情報223bに記憶された各グループを構成するメンバの情報を記憶したデータである。図4は、図2に示したメンバ情報223cの一例を示す図である。このメンバ情報223cは、グループID、メンバID、メンバ名および電子メールアドレスの各項目を有する。
グループIDは、図3に示したグループIDに対応するものであり、各グループを識別する識別IDである。メンバIDは、グループに属する各メンバを識別する識別IDである。メンバ名は、各メンバの名前であり、電子メールアドレスは、各メンバが有する携帯電話20a〜20cの電子メールアドレスである。図4では、1つのグループに対するメンバ情報223cを示したが、その他のグループに対しても同様のメンバ情報が記憶される。
図2の説明に戻ると、移動状況情報223dは、グループ情報223bに記憶された各グループを構成するメンバの移動位置および移動方向の情報を記憶したデータである。図5は、図2に示した移動状況情報223dの一例を示す図である。
この移動状況情報223dは、グループID、時刻およびメンバ移動状況の各項目を有する。グループIDは、図3に示したグループIDに対応するものであり、各グループを識別する識別IDである。時刻は、次に説明する各メンバの移動位置および移動方向の情報を記憶した時刻である。
メンバ移動状況は、各時刻におけるグループ内のメンバの移動位置と移動方向とを記憶したデータである。ここでは、各メンバの移動位置を、図1に示したような直交座標系における2次元座標(xi,j,yi,j)で表し、移動方向を角度di,jで表す。iは各メンバのメンバIDに対応し、jは各時刻に対応した数である。角度di,jは、逆正接関数arctanを用いて、
(数1)di,j=arctan{(yi,j−yi,j-1)/(xi,j−xi,j-1)}
により算出される(j≧1)。図4では、1つのグループに対する移動状況情報223dを示したが、その他のグループに対しても同様の移動状況情報が記憶される。
図2の説明に戻ると、制御部224は、逸脱監視装置22を全体制御する制御部であり、グループ登録部224a、メンバ情報通知部224b、移動状況判定部224c、逸脱判定部224dおよび判定結果出力部224eを有する。
グループ登録部224aは、逸脱監視サービスの提供を受けるグループの登録を携帯電話20a〜20cから受け付ける登録部である。このグループ登録部224aは、携帯電話20a〜20cからグループに属するメンバのメンバ数、サービス開始日時、サービス終了日時、メンバ名および電子メールアドレスの情報を受け付け、グループ情報223bおよびメンバ情報223cに登録する。その際、グループ登録部224aは、グループI
DおよびメンバIDを各グループおよび各メンバに割り振る処理をおこなう。
メンバ情報通知部224bは、携帯電話20a〜20cから各メンバの移動位置および移動方向の情報の通知要求を受け付けた場合に、移動状況情報223dからそれらの情報を読み出して、携帯電話20a〜20cに電子メールで出力する通知部である。
移動状況判定部224cは、グループ情報223bに記憶されたサービス開始日時とサービス終了日時の間に、定期的に携帯電話20a〜20cから送信される各メンバの移動位置の情報を受信して、グループ全体の代表移動位置および代表移動方向を算出し、グループ全体の移動状況を判定する判定部である。
具体的には、携帯電話20a〜20cから各メンバの移動位置を2次元座標(xi,j,yi,j)で取得し、取得した時刻におけるグループ全体の代表移動位置(μx1,μy1)を
(数2)μx1=1/m×Σxi,j
(数3)μy1=1/m×Σyi,j
により算出する。ここで、iは各メンバのメンバIDに対応し、jは各時刻に対応した数である。そして、Σは、すべてのiに対してxi,jおよびyi,jを加え合わせることを意味しており、mは、グループに属するメンバのメンバ数である。また、取得した各メンバの移動位置(xi,j,yi,j)は移動状況情報223dに記憶される。
また、携帯電話20a〜20cから受信した各メンバの移動位置から各メンバの移動方向di,jを(数1)により算出し、算出した各メンバの移動方向を基にしてグループ全体の代表移動方向μd1を、
(数4)μd1=1/m×Σdi,j
により算出する。ここで、Σは、すべてのiに対してdi,jを加え合わせることを意味している。また、算出した各メンバの移動方向di,jは移動状況情報223dに記憶される。
さらに、移動状況判定部224cは、各メンバの移動位置の標準偏差(σx1,σy1)を(数5)σx1=√{1/m×Σ(xi,j−μx12},
(数6)σy1=√{1/m×Σ(yi,j−μy12
により算出する。ここで、Σは、すべてのiに対して(xi,j−μx12および(yi,j−μy12を加え合わせることを意味している。
また、各メンバの移動方向の標準偏差σd1
(数7)σd1=√{1/m×Σ(di,j−μd12
により算出する。ここで、Σは、すべてのiに対して(di,j−μd12を加え合わせることを意味している。
移動状況判定部224cは、上記の各値を算出した後、逸脱していると判定されるメンバの候補を逸脱候補メンバとして抽出する処理をおこなう。そして、抽出された逸脱候補メンバを除いたメンバの移動位置の情報を用いて、グループの代表位置および代表移動方向の算出を再度おこなう。
具体的には、移動位置(xi,j,yi,j)におけるxi,jがμx1±2σx1の範囲外で、かつ、yi,jがμy1±2σy1の範囲外であり、さらに、移動方向di,jがμd1±2σd1の範囲外であるメンバを逸脱候補メンバとして抽出する。
図6は、逸脱候補メンバの抽出方法を説明する図である。図6に示すμ1は、グループ全体の代表移動位置(μx1,μy1)またはグループ全体の代表移動方向μd1を表しており
、σ1は、各メンバの移動位置の標準偏差(σx1,σy1)または各メンバの移動方向の標準偏差σd1を表している。
図6に示されるように、移動状況判定部224cは、移動位置(xi,j,yi,j)または移動方向di,jがμ1±2σ1の範囲外であるメンバを、逸脱候補メンバとして抽出する処理をおこなう。ここで、メンバの移動位置や移動方向の分布が正規分布であるとすると、μ1から±2σ1の範囲には、全体の分布の約95.4%が含まれることになる。したがって、抽出された逸脱候補メンバは残りの約4.6%に属するものであり、逸脱メンバである可能性がかなり高いメンバとなる。
逸脱候補メンバを抽出した後、移動状況判定部224cは、抽出した逸脱候補メンバを除いた残りのメンバの移動位置の情報から、(数2)〜(数7)を用いて、グループ全体の代表移動位置、代表移動方向、各メンバの移動位置および移動方向の標準偏差を再計算する。
以降、再計算されたグループ全体の代表移動位置を(μx2,μy2)、グループ全体の代表移動方向をμd2、各メンバの移動位置の標準偏差を(σx2,σy2)、各メンバの移動方向の標準偏差をσd2で表す。このように、逸脱していると判定されるメンバを除外することにより、より正確にグループ全体の移動傾向を判定することができる。
図2の説明に戻ると、逸脱判定部224dは、移動状況判定部224cにより算出されたグループ全体の代表移動位置および代表移動方向に基づいて、メンバがグループ全体の移動傾向から逸脱しているかどうかを判定する判定部である。具体的には、移動位置(xi,j,yi,j)におけるxi,jがμx2±3σx2の範囲外で、かつ、yi,jがμy2±3σy2の範囲外であり、さらに、移動方向di,jがμd2±3σd2の範囲外であるメンバを逸脱メンバとして抽出する。
図7は、逸脱メンバの抽出方法を説明する図である。図7に示すμ2は、グループ全体の代表移動位置(μx2,μy2)またはグループ全体の代表移動方向μd2を表しており、σ2は、各メンバの移動位置の標準偏差(σx2,σy2)または各メンバの移動方向の標準偏差σd2を表している。
図7に示すように、逸脱判定部224dは、移動位置(xi,j,yi,j)または移動方向di,jがμ2±3σ2の範囲外であるメンバを、逸脱メンバとして抽出する処理をおこなう。ここで、メンバの移動位置や移動方向の分布が正規分布であるとすると、μ2±3σ2の範囲には、全体の分布の約99.7%が含まれることになる。したがって、抽出された逸脱メンバは残りの約0.3%に属するものであり、この範囲に属するメンバはグループの移動傾向から逸脱したものとみなすことができる。
図2に戻ると、判定結果出力部224eは、逸脱判定部224dによりグループの移動傾向から逸脱していると判定された逸脱メンバの携帯電話20a〜20cに、逸脱していることを通知する電子メールを出力する出力部である。また、この判定結果出力部224eは、逸脱メンバ以外のメンバの携帯電話20a〜20cに、逸脱メンバが発生したことを電子メールで通知する処理をおこなう。
図8−1は、逸脱メンバの携帯電話20a〜20cに出力する逸脱発生メッセージの一例を示す図である。図8−1に示すように、判定結果出力部224eは、逸脱していることを通知するメッセージと、グループ全体の代表移動方向とを出力する。
また、図8−2は、逸脱メンバ以外のメンバの携帯電話20a〜20cに出力する逸脱
発生メッセージの一例を示す図である。図8−2に示すように、判定結果出力部224eは、逸脱したメンバが発生したことを通知するメッセージと、逸脱メンバの移動方向とを出力する。さらに、判定結果出力部224eは、逸脱メンバおよびその他のメンバの移動位置および移動方向を示した地図を出力するようにしてもよい。
つぎに、本実施例に係る逸脱監視処理の処理手順を説明する。図9は、本実施例に係る逸脱監視処理の処理手順を示すフローチャートである。図9に示すように、まず、逸脱監視装置22の移動状況判定部224cは、各メンバの移動位置および移動方向の情報を取得する(ステップS901)。
そして、移動状況判定部224cは、各メンバの移動位置の平均、すなわちグループ全体の代表移動位置(μx1,μy1)および各メンバの移動位置の標準偏差(σx1,σy1)、また、各メンバの移動方向の平均、すなわちグループ全体の代表移動方向μd1および各メンバの移動方向の標準偏差σd1を算出する(ステップS902)。その後、移動状況判定部224cは、移動位置および移動方向がμ1±2σ1の範囲外であるメンバを逸脱候補メンバとして抽出する(ステップS903)。
つづいて、移動状況判定部224cは、逸脱候補メンバ以外のメンバの移動位置の平均、すなわちグループ全体の修正された代表移動位置(μx2,μy2)と、逸脱候補メンバ以外のメンバの移動位置の標準偏差(σx2,σy2)とを、また、各メンバの移動方向の平均、すなわちグループ全体の修正された代表移動方向μd2と、各メンバの移動方向の標準偏差σd2とを算出する(ステップS904)。
そして、逸脱判定部224cは、ステップS903で抽出された逸脱候補メンバの中から1人を選択し(ステップS905)、選択した逸脱候補メンバの移動位置および移動方向がμ2±3σ2の範囲外であるかどうかを調べる(ステップS906)。
逸脱候補メンバの移動位置および移動方向がμ2±3σ2の範囲外である場合には(ステップS906,Yes)、選択された逸脱候補メンバを逸脱メンバとして抽出する(ステップS907)。逸脱候補メンバの移動位置および移動方向がμ2±3σ2の範囲外でない場合には(ステップS906,No)、そのままステップS908に移行する。
その後、すべての逸脱候補メンバに対してステップS906の判定処理が終了したかどうかを調べ(ステップS908)、まだステップS906の判定処理が終了していない逸脱候補メンバがいる場合は(ステップS908,No)、ステップS905に移行して次の逸脱候補メンバを1人選択し、ステップS906の判定処理をおこなう。すべての逸脱候補メンバに対してステップS906の判定処理が終了した場合には(ステップS908,Yes)、つづいて、逸脱メンバが抽出されたかどうかを調べる(ステップS909)。
逸脱メンバが抽出された場合には(ステップS909,Yes)、各メンバの携帯電話20a〜20cに逸脱メンバが発生したことを通知するメッセージを出力するとともに、逸脱メンバの携帯電話20a〜20cに他のメンバの移動位置や移動方向などの移動状況の情報を、さらに、逸脱メンバ以外のメンバの携帯電話20a〜20cに逸脱メンバの移動位置や移動方向などの移動状況の情報を出力する処理をおこなう(ステップS910)。
ところで、上記実施例で説明した逸脱監視装置22および逸脱監視方法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーションなどのコンピュータシステムで実行することによって実現することができる。そこで、上記実施例で説明
した逸脱監視装置22(逸脱監視方法)と同様の機能を有する逸脱監視プログラムを実行するコンピュータシステムについて説明する。
図10は、本実施例に係るコンピュータシステムの構成を示すシステム構成図であり、図11は、このコンピュータシステムにおける本体部の構成を示すブロック図である。図10に示すように、本実施例に係るコンピュータシステム100は、本体部101と、本体部101からの指示によって表示画面102aに画像などの情報を表示するためのディスプレイ102と、このコンピュータシステム100に種々の情報を入力するためのキーボード103と、ディスプレイ102の表示画面102a上の任意の位置を指定するためのマウス104とを備える。
また、このコンピュータシステム100における本体部101は、図11に示すように、CPU121と、RAM122と、ROM123と、ハードディスクドライブ(HDD)124と、CD−ROM109を受け入れるCD−ROMドライブ125と、フレキシブルディスク(FD)108を受け入れるFDドライブ126と、ディスプレイ102、キーボード103並びにマウス104を接続するI/Oインターフェース127と、ローカルエリアネットワークまたはワイドエリアネットワーク(LAN/WAN)106に接続するLANインターフェース128とを備える。
さらに、このコンピュータシステム100には、インターネットなどの公衆回線107に接続するためのモデム105が接続されるとともに、LANインターフェース128およびLAN/WAN106を介して、他のコンピュータシステム(PC)111、サーバ112ならびにプリンタ113などが接続される。
そして、このコンピュータシステム100は、所定の記録媒体に記録された逸脱監視プログラムを読み出して実行することで逸脱監視装置22(逸脱監視方法)を実現する。ここで、所定の記録媒体とは、フレキシブルディスク(FD)108、CD−ROM109、MOディスク、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」の他に、コンピュータシステム100の内外に備えられるハードディスクドライブ(HDD)124や、RAM122、ROM123などの「固定用の物理媒体」を含む。
さらに、この所定の記録媒体は、モデム105を介して接続される公衆回線107や、他のコンピュータシステム111ならびにサーバ112が接続されるLAN/WAN106などのように、プログラムの送信に際して短期にプログラムを保持する「通信媒体」など、コンピュータシステム100によって読み取り可能な逸脱監視プログラムを記録する、あらゆる記録媒体を含むものである。
すなわち、逸脱監視プログラムは、上記した「可搬用の物理媒体」、「固定用の物理媒体」、「通信媒体」などの記録媒体に、コンピュータ読み取り可能に記録されるものであり、コンピュータシステム100は、このような記録媒体から逸脱監視プログラムを読み出して実行することで逸脱監視装置22および逸脱監視方法を実現する。
なお、逸脱監視プログラムは、コンピュータシステム100によって実行されることに限定されるものではなく、他のコンピュータシステム111またはサーバ112が逸脱監視プログラムを実行する場合や、これらが協働して逸脱監視プログラムを実行するような場合にも、本発明を同様に適用することができる。
上述してきたように、本実施例によれば、グループに属する各メンバの移動位置10および11の情報を取得して、取得した移動位置10および11の情報をもとにグループ全体の代表移動位置14と代表移動方向15を算出し、算出したグループ全体の代表移動位
置14および代表移動方向15と各メンバの移動位置11および移動方向12とを比較することにより逸脱しているメンバを抽出し、各メンバに逸脱しているメンバが発生したことを通知することとしたので、移動するグループから逸脱するメンバを効率良くかつ高い確度で検出することができる。
さて、これまで本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、上記特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施例にて実施されてもよいものである。
たとえば、本実施例では、グループ全体の移動位置および移動方向の両方を考慮して、グループから逸脱したメンバを抽出することとしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、グループ全体の移動位置あるいは移動方向の一方のみを考慮して抽出することとしてもよい。
また、本実施例では、携帯電話20a〜20cが各メンバの移動位置の情報を逸脱監視装置22に送信し、逸脱監視装置22がその情報に基づいて各メンバの移動方向を算出することとしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、携帯電話20a〜20cが各メンバの移動方向の算出までおこなって、移動方向の情報を移動位置の情報とともに逸脱監視装置22に送信することとしてもよい。
また、本実施例では、携帯電話20a〜20cが各メンバの移動位置の情報を逸脱監視装置22に送信することとしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、GPS機能を備えたPDA(Personal Digital Assistants)など、他の種類の情報端末が移動位置の情報の送信をおこなうこととしてもよい。
また、本実施例では、人がグループから逸脱するのを監視することとしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、物や動物の逸脱を監視することとしてもよい。この場合には、物や動物に移動位置の情報を送信する装置を備え、物や動物がそれらが属する集団から逸脱した場合に、逸脱監視装置22が監視者に逸脱が発生したことを通知することとしてもよい。
また、本実施例において説明した各処理のうち、自動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を手動的におこなうこともでき、あるいは、手動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的におこなうこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示のように構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
(付記1)所定の集団に属する個体の当該集団からの逸脱を監視する逸脱監視方法であって、
前記個体の移動に係る情報を取得して前記集団全体の移動に係る状況を判定する移動状況判定工程と、
前記移動状況判定工程により判定された集団全体の移動に係る状況に基づいて前記集団から逸脱した個体が存在するかどうかを判定する逸脱判定工程と、
前記逸脱判定工程により判定された結果を出力する判定結果出力工程と、
を含んだことを特徴とする逸脱監視方法。
(付記2)前記移動状況判定工程は、前記集団から逸脱していると判定される逸脱個体の候補を抽出し、抽出された逸脱個体を除いた集団全体の移動に係る状況を判定することを特徴とする付記1に記載の逸脱監視方法。
(付記3)前記移動状況判定工程は、各個体の移動方向を代表する前記集団全体の移動方向を前記移動に係る状況として判定することを特徴とする付記1または2に記載の逸脱監視方法。
(付記4)前記移動状況判定工程は、各個体の移動位置を代表する前記集団全体の移動位置を前記移動に係る状況としてさらに判定することを特徴とする付記3に記載の逸脱監視方法。
(付記5)前記逸脱判定工程は、前記個体の移動に係る情報を基にして算出された、各個体の移動に係る数値の平均および標準偏差に基づいて、前記個体が前記集団から逸脱したかどうかを判定することを特徴とする付記1〜4のいずれか1つに記載の逸脱監視方法。
(付記6)所定の集団に属する個体の当該集団からの逸脱を監視する逸脱監視装置であって、
前記個体の移動に係る情報を取得して前記集団全体の移動に係る状況を判定する移動状況判定手段と、
前記移動状況判定手段により判定された集団全体の移動に係る状況に基づいて前記集団から逸脱した個体が存在するかどうかを判定する逸脱判定手段と、
前記逸脱判定手段により判定された結果を出力する判定結果出力手段と、
を備えたことを特徴とする逸脱監視装置。
(付記7)前記移動状況判定手段は、各個体の移動方向を代表する前記集団全体の移動方向を前記移動に係る状況として判定することを特徴とする付記6に記載の逸脱監視装置。
以上のように、本発明に係る逸脱監視方法および逸脱監視装置は、移動する集団から逸脱する人や物、動物などを効率良くかつ高い確度で検出する必要のある逸脱監視方法および逸脱監視装置に適している。
本発明に係る逸脱監視処理の概念を説明する図である。 本実施例に係る逸脱監視システムのシステム構成を示す図である。 図2に示したグループ情報の一例を示す図である。 図2に示したメンバ情報の一例を示す図である。 図2に示した移動状況情報の一例を示す図である。 逸脱候補メンバの抽出方法を説明する図である。 逸脱メンバの抽出方法を説明する図である。 逸脱メンバの携帯電話に出力する逸脱発生メッセージの一例を示す図である。 逸脱メンバ以外のメンバの携帯電話に出力する逸脱発生メッセージの一例を示す図である。 本実施例に係る逸脱監視処理の処理手順を示すフローチャートである。 本実施例に係るコンピュータシステムの構成を示すシステム構成図である。 図10に示したコンピュータシステムにおける本体部の構成を示すブロック図である。
符号の説明
10,10a,11,11a メンバ移動位置
12,12a メンバ移動方向
13,14 グループ全体の代表移動位置
15 グループ全体の代表移動方向
20a〜20c 携帯電話
21 インターネット
22 逸脱防止装置
220 インターフェース部
221 入力部
222 表示部
223 記憶部
223a 地図情報
223b グループ情報
223c メンバ情報
223d 移動状況情報
224 制御部
224a グループ登録部
224b メンバ情報通知部
224c 移動状況判定部
224d 逸脱判定部
224e 判定結果出力部

Claims (5)

  1. 所定の集団に属する個体の当該集団からの逸脱を監視する逸脱監視方法であって、
    前記個体の移動に係る情報を取得して前記集団全体の移動に係る状況を判定する移動状況判定工程と、
    前記移動状況判定工程により判定された集団全体の移動に係る状況に基づいて前記集団から逸脱した個体が存在するかどうかを判定する逸脱判定工程と、
    前記逸脱判定工程により判定された結果を出力する判定結果出力工程と、
    を含んだことを特徴とする逸脱監視方法。
  2. 前記移動状況判定工程は、前記集団から逸脱していると判定される逸脱個体の候補を抽出し、抽出された逸脱個体を除いた集団全体の移動に係る状況を判定することを特徴とする請求項1に記載の逸脱監視方法。
  3. 前記移動状況判定工程は、各個体の移動方向を代表する集団全体の移動方向を前記移動に係る状況として判定することを特徴とする請求項1または2に記載の逸脱監視方法。
  4. 前記移動状況判定工程は、各個体の移動位置を代表する集団全体の移動位置を前記移動に係る状況としてさらに判定することを特徴とする請求項3に記載の逸脱監視方法。
  5. 所定の集団に属する個体の当該集団からの逸脱を監視する逸脱監視装置であって、
    前記個体の移動に係る情報を取得して前記集団全体の移動に係る状況を判定する移動状況判定手段と、
    前記移動状況判定手段により判定された集団全体の移動に係る状況に基づいて前記個体が前記集団から逸脱したかどうかを判定する逸脱判定手段と、
    前記逸脱判定手段により判定された結果を出力する判定結果出力手段と、
    を備えたことを特徴とする逸脱監視装置。

JP2003324635A 2003-09-17 2003-09-17 逸脱監視方法および逸脱監視装置 Expired - Fee Related JP4223361B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003324635A JP4223361B2 (ja) 2003-09-17 2003-09-17 逸脱監視方法および逸脱監視装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003324635A JP4223361B2 (ja) 2003-09-17 2003-09-17 逸脱監視方法および逸脱監視装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005094324A true JP2005094324A (ja) 2005-04-07
JP4223361B2 JP4223361B2 (ja) 2009-02-12

Family

ID=34455334

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003324635A Expired - Fee Related JP4223361B2 (ja) 2003-09-17 2003-09-17 逸脱監視方法および逸脱監視装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4223361B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009008035A1 (ja) * 2007-07-06 2009-01-15 Navitime Japan Co., Ltd. 情報収集システム、情報登録サーバ、情報収集方法、及び携帯端末装置
JP2012138965A (ja) * 2012-04-19 2012-07-19 Navitime Japan Co Ltd 情報収集システム、情報登録サーバ、情報収集方法、及び携帯端末装置
JP2016180741A (ja) * 2015-03-25 2016-10-13 株式会社Nttドコモ 位置解析装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009008035A1 (ja) * 2007-07-06 2009-01-15 Navitime Japan Co., Ltd. 情報収集システム、情報登録サーバ、情報収集方法、及び携帯端末装置
JPWO2009008035A1 (ja) * 2007-07-06 2010-08-26 株式会社ナビタイムジャパン 情報収集システム、情報登録サーバ、情報収集方法、及び携帯端末装置
JP2012138965A (ja) * 2012-04-19 2012-07-19 Navitime Japan Co Ltd 情報収集システム、情報登録サーバ、情報収集方法、及び携帯端末装置
JP2016180741A (ja) * 2015-03-25 2016-10-13 株式会社Nttドコモ 位置解析装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4223361B2 (ja) 2009-02-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Quercia et al. Friendsensing: recommending friends using mobile phones
JP6540314B2 (ja) 施設推定方法、デバイス及びプログラム
US11755675B2 (en) Method and apparatus for managing region tag
CN102695121A (zh) 向社交网络中的用户推送好友信息的方法和系统
US9679301B2 (en) Method, apparatus and computer program product for developing, aggregating, and utilizing user pattern profiles
CN103502999A (zh) 用于使用可视数据流标记和增强地理特定位置的系统
JP2015115696A (ja) タグ情報管理装置、プログラム及びタグ情報管理システム
CA3154877C (en) System and method for identifying a disease affected area
JP5803148B2 (ja) 文書情報記録装置、文書情報記録方法、文書情報記録プログラムおよび文書情報記録システム
JP2008152575A (ja) クレーム処理方法及び装置
JP2007033310A (ja) 迷子通知システム,方法,管理サーバおよびプログラム
US9418351B2 (en) Automated network inventory using a user device
JP6097774B2 (ja) 匿名化処理方法、匿名化処理プログラム、及び匿名化処理装置
JP4223361B2 (ja) 逸脱監視方法および逸脱監視装置
Zhao et al. Identifying stops from mobile phone location data by introducing uncertain segments
JP2006260081A (ja) 情報提供装置及びプログラム並びに方法
EP1357517A1 (en) Animation data creating method, animation data creating device, terminal device, computer-readable recording medium recording animation data creating program and animation data creating program
CN103295042A (zh) 一种发布用户活动信息的方法及装置
KR20120095199A (ko) 소셜 검색 시스템, 서버, 단말기 및 방법
JP2011243113A (ja) 友人推薦装置及び方法及びプログラム
Wang et al. A Spatial-Temporal-Semantic Method for Location Prediction in Indoor Spaces
EP2939122A1 (en) Information providing system, information terminal and information providing server
KR20060011298A (ko) 이동 통신 단말기를 이용한 위치 정보 제공 시스템 및 방법
JP5681050B2 (ja) 経路探索装置、経路探索方法及び経路探索プログラム
Zahedi et al. Estimating activity patterns using spatio-temporal data of cell phone networks

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060628

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080828

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080902

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081027

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081118

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081119

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4223361

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111128

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111128

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121128

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121128

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131128

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees