JP2005093638A - 微動ステージ - Google Patents

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Abstract

【課題】 ステージの弾性振動の影響を低減し、位置決め制御特性を向上させる。
【解決手段】 本発明においては、天板面に垂直な方向に推力を発生するアクチュエータと天板面に水平な方向に推力を発生するアクチュエータの可動子を一体とした可動子ユニットを3個以上備えることを特徴とする。それにより、弾性振動の発生を抑えることが可能となり、位置決め制御特性を向上させることができる。さらに、可動子ユニット間を相互に連結することにより、よりいっそうの剛性アップが可能となり、さらに位置決め制御特性を向上させることができる。さらに、可動子ユニットに相対する固定子も一体化したユニットとすることにより、冷却用配管、電気配線部材が減らせるため、真空中での使用により好適になる。部品点数が減らせるため、コストを低減させる事ができる。全体の質量を減らすことができると共に、小型化することができる。といった効果が得られる。
【選択図】 図1

Description

本発明は半導体露光装置、工作機械など高速、高精度の位置、速度制御が求められる分野において、可動体の弾性振動が制御精度に影響を与える場合の弾性振動の抑制方法に関わる。
ここでは従来技術として、特開2000−106344に記載のステージを例に説明を行う。
半導体露光装置においては露光線幅の微細化に伴い、露光装置のウェハステージに求められる位置制御精度は数nmのオーダーに達している。また、生産性の向上の観点からステージの移動加速度および速度は年々増大の傾向にある。このような高速・高精度の位置制御を実現するためには、ウェハステージ位置制御系のサーボ帯域が高いことが必要である。高いサーボ帯域は目標値への応答性が高く、外乱などの影響にも頑健なシステムを実現する。従って、装置を作る立場からは可能な限り高いサーボ帯域を実現する、ウェハステージ、本体構造体等の設計が行われる。
図8は従来例のウェハステージの斜視図である。
(XYステージの説明)
ベース定盤502上にYヨーガイド550が固定されている。Yヨーガイド550の側面とベース定盤502の上面でガイドされるYステージ551が、Yステージ551に設けられた不図示エアスライドによりY方向に沿って滑動自在に支持されている。
Yステージ551は、主に2本のXヨーガイド552とYスライダ大553、Yスライダ小554の4部材から構成される。Yスライダ大553は、その側面及び下面に設けた不図示エアパッドを介してYヨーガイド550側面及びベース定盤502上面と対面している。また、Yスライダ小554は、その下面に設けた不図示エアパッドを介してベース定盤502上面と対面している。この結果Yステージ全体としては前述のようにYヨーガイド550の側面とベース定盤502の上面でY方向に滑動自在に支持されることになる。一方、Xステージ561は、主に2枚のXステージ側板562と、上のXステージ上板563、下のXステージ下板564の4部材から構成され、Yステージ551のXヨーガイド552をX軸まわりに囲むように設けられる。Xステージ561は、X方向に不図示のエアスライドにより滑動自在に支持されている。Xステージ561は、Yステージ551の構成部材である2本のXヨーガイド552の側面とベース定盤502の上面とでガイドされる。Xステージ下板564はその下面に設けた不図示エアパッドを介してベース定盤502上面と対面し、2枚のXステージ側板562はその側面に設けた不図示エアパッドを介してYステージ551の構成部材である2本のXヨーガイド552の側面と対面している。Xステージ上板563の下面とXヨーガイド552の上面、およびXステージ下板564の上面とXヨーガイド552の下面は非接触になっている。この結果、Xステージ561全体としては、前述のように2本のXヨーガイド552の側面とベース定盤502の上面でX方向に滑動自在に支持されることになる。結果的に、Xステージ561は、Yステージ551がY方向に移動するときは共にY方向に移動し、Yステージ551に対してはX方向に移動可能であるため、XYの2次元に滑動自在となる。
XYステージ(移動装置)の駆動機構は、X駆動用に1本、Y駆動用に2本の多相コイル切り替え方式の長距離リニアモータ510が用いられている。X駆動用の長距離Xリニアモータ510Xの固定子512XはYステージ551に設けられ、長距離Xリニアモータ510Xの可動子511XはXステージ561に設けられており、Xステージ561とYステージ551との間でX方向に駆動力を発生する。長距離Yリニアモータ510Yの固定子512Yは、ベース定盤502と一体的に設けても良いし、ベース定盤502と振動的に独立した部材に設けても良い。長距離Yリニアモータ510Yの可動子511Yは、連結板555を介してYステージ551と一体的に設けられている。これにより、Y駆動用の長距離Yリニアモータ510Yは、Yステージ551をベース定盤502に対してY方向に駆動する。
長距離リニアモータ510の固定子512は、ストローク方向に並べた複数個のコイル513をコイル固定枠514に保持した物である。長距離リニアモータ510の可動子511は、磁極ピッチが上記コイルのコイルスパンに等しい4極の磁石をヨーク板の上にならべたもので上記コイルを挟むように対向させて形成した箱形の磁石で構成される。長距離リニアモータは、可動子の位置によって固定子のコイルに選択的に電流を流すことにより推力を発生する。
(ウェハ天板501の説明)
ウェハ天板501(移動可能なステージ)は、工作物であるウェハをウェハチャック571により載置し、並進XYZ方向及び回転ωxωyωz方向の6自由度方向に位置決めするものである。ウェハ天板501は、矩形の板状の形をしており中央に窪み572が設けられ、窪み部分572にウェハを載置するためのウェハチャック571が設けられている。ウェハ天板501の側面には干渉計(第1の計測器)のレーザーを反射するためのミラー529が設けられウェハ天板501の位置を計測できるようになっている。
(位置計測の説明)
次に、図9を用いて、Xステージ561の位置計測とウェハ天板501の位置計測について説明する。
Xステージ561の上板563の側面には、Xステージ561の位置計測を行う干渉計(第2の計測器)の計測光を反射するためのミラーが形成されている。X方向およびY方向からレーザー干渉計の計測光がXステージ側面ミラー539に照射され、Xステージ561のXY方向の位置をレーザー干渉計で精密に計測できるようになっている。
ウェハ天板501の側面には、干渉計のレーザーを反射するためのミラー529が設けられ、ウェハ天板501の位置を計測できるようになっている。ウェハ天板501には6本の光ビームが照射され、ウェハ天板501の6自由度の位置を計測している。X軸に平行でZ位置の異なる2本の干渉計ビームにより、ウェハ天板501のX方向の位置およびωy方向の回転量が計測できる。また、Y軸に平行でX位置およびZ位置の異なる3本の干渉計ビームにより、Y方向の位置およびωxωy方向の回転量が計測できる。さらにウェハチャック571に載置されたウェハに斜めに計測光を入射し、この計測光の反射位置を計測することにより、ウェハのZ方向の位置(つまりウェハ天板のZ方向の位置)が計測できる。
以上のように、Xステージ561及びウェハ天板501の位置を計測することにより、Xステージ561の位置計測とウェハ天板501の位置計測は、互いに独立して位置をレーザー干渉計で精密に計測できるようになっている。
(微動アクチュエータの説明)
次に、図10を用いて、Xステージ561とウェハ天板501との間で駆動力を発生する微動アクチュエータユニットの説明を行う。図10は、Xステージ561とウェハ天板501との間に設けられた微動リニアモータ503および電磁石508等を用いたアクチュエータの分解図を表している。
ウェハ天板501の下方にはウェハ天板501に推力や吸引力を作用する基準となる前述のXYステージが配置される。
ウェハ天板501の下面には8個の微動リニアモータ可動子504が取り付けられている。各可動子504は、厚み方向に着磁された2極の磁石574およびヨーク575を2組み有している。この2組の磁石574およびヨーク575は、側板576で連結して箱状の構造を形成し、後述の微動リニアモータ固定子505を非接触で挟み込むように対面する。
8個の可動子504のうちの4個の可動子505Zは、矩形状天板501の辺のほぼ中央部に配置され、ウェハ天板501をXステージ561に対してZ方向に微動駆動するためのZ可動子を形成する。Z可動子505Zにおいては、前記2極の磁石574ZがZ方向に沿って配列されており、後述のZ方向に直角な直線部をもつZ固定子505Zの長円コイル578Zに流れる電流と相互作用してZ方向の推力を発生する。これをZ1〜Z4可動子と名づける。
残りの4個の可動子504Xのうち矩形状天板の対角の隅部に配置される2個の可動子は、ウェハ天板501をXステージ561に対してX方向に微動駆動するためのX可動子を形成する。X可動子504Xにおいては、前記2極の磁石574XがX方向に沿って配列されており、後述のX方向に直角な直線部をもつX固定子505Xの長円コイル578Xに流れる電流と相互作用してX方向の推力を発生する。これをX1、X2可動子と名づける。
残りの2個の可動子504Yもまた矩形状天板501の対角の隅部に配置され、ウェハ天板501をXステージ561に対してY方向に微動駆動するためのY可動子を形成する。Y可動子504Yにおいては、前記2極の磁石574がY方向に沿って配列されており、後述のY方向に直角な直線部をもつY固定子505Yの長円コイル578Yに流れる電流と相互作用してY方向の推力を発生する。これをY1、Y2可動子と名づける。
また、ウェハ天板501の下面の矩形のほぼ中央部には、円筒形状の磁性体支持筒580が設けられている。そしてこの磁性体支持筒580の外周部には4つの円弧状の磁性体ブロック507が固定されている。このうち2個の円弧状磁性体ブロック507Xは、X方向に沿うように配置され、やはりX方向に沿うように配置された後述のE形状電磁石508Xと非接触で対面し、E形状電磁石508XからX方向の大きな吸引力を受けられるようになっている。この、X方向に沿って配置された円弧状の磁性体ブロック507XをX1、X2ブロックと名づける。
残りの2個の円弧状磁性体ブロック507Yは、Y方向に沿うように配置され、やはりY方向に沿うように配置された後述のE形状電磁石508Yと非接触で対面し、E形状電磁石508YからY方向の大きな吸引力を受けられるようになっている。この、Y方向に沿って配置された円弧状の磁性体ブロック507YをY1、Y2ブロックと名づける。
円筒形状の磁性体支持筒580の中空部分には、自重補償ばね581が配置され、その上端がウェハ天板501の下面中央部と結合され、ウェハ天板501の自重を支持するようになっている。自重補償ばね581は自重支持方向および他の5自由度方向のばね定数が極めて小さく設計されており、ばね581を介してXステージ561からウェハ天板501への振動伝達がほぼ無視できるようになっている。
X1X2可動子504Xが発生する力の作用線のZ座標は概ね一致している。X1X2可動子504Xが発生する力の作用線のZ座標は、X1X2可動子504X、Y1Y2可動子504Y、Z1Z2Z3Z4可動子504Zおよび磁性体支持筒580および4つの円弧状磁性体ブロック507を含むウェハ天板501の重心のZ座標と概ね一致するようになっていることが望ましい。この場合、X1X2可動子504Xに発生するX方向の推力によって、Y軸まわりの回転力がほとんどウェハ天板501に作用しないようになる。
Y1Y2可動子504Yが発生する力の作用線のZ座標は概ね一致している。Y1Y2可動子504Yが発生する力の作用線のZ座標は、X1X2可動子504Y、Y1Y2可動子504Y、Z1Z2Z3Z4可動子504Zおよび磁性体支持筒580および4つの円弧状磁性体ブロック507を含むウェハ天板501の重心のZ座標と概ね一致するようになっていることが望ましい。この場合Y1Y2可動子504Yに発生するY方向の推力によって、X軸まわりの回転力がほとんどウェハ天板501に作用しないようになる。
X1X2ブロック507Xに作用する吸引力の作用線のZ座標は概ね一致している。X1X2ブロック507Xに作用する吸引力の作用線のZ座標は、X1X2可動子504X、Y1Y2可動子504Y、Z1Z2Z3Z4可動子504Zおよび磁性体支持筒580および4つの円弧状磁性体ブロック507を含むウェハ天板501の重心のZ座標と概ね一致するようになっていることが望ましい。この場合X1X2ブロック507Xに作用するX方向の吸引力によって、Y軸まわりの回転力がほとんどウェハ天板501に作用しないようになる。
また、このX1X2ブロック507Xに作用するX方向の吸引力の作用線のX座標は、X1X2可動子504X、Y1Y2可動子504Y、Z1Z2Z3Z4可動子504Zおよび磁性体支持筒580および4つの円弧状磁性体ブロック507を含むウェハ天板501の重心のX座標と概ね一致するようになっている。このためX1X2ブロックに作用するX方向の吸引力によって、Z軸まわりの回転力がほとんどウェハ天板501に作用しないようになっている。
Y1Y2ブロック507Yに作用する吸引力の作用線のZ座標は概ね一致している。Y1Y2ブロック507Yに作用する吸引力の作用線のZ座標は、X1X2可動子504X、Y1Y2可動子504Y、Z1Z2Z3Z4可動子504Zおよび磁性体支持筒580および4つの円弧状磁性体ブロック507を含むウェハ天板501の重心のZ座標と概ね一致するようになっていることが望ましい。この場合Y1Y2ブロック507Yに作用するY方向の吸引力によって、X軸まわりの回転力がほとんどウェハ天板501に作用しないようになる。
また、このY1Y2ブロック507Yに作用するY方向の吸引力の作用線のX座標は、X1X2可動子504X、Y1Y2可動子504Y、Z1Z2Z3Z4可動子504Zおよび磁性体支持筒580および4つの円弧状磁性体ブロック507を含むウェハ天板501の重心のX座標と概ね一致するようになっている。このためY1Y2ブロック507Yに作用するY方向の吸引力によって、Z軸まわりの回転力がほとんどウェハ天板501に作用しないようになっている。
Xステージ上板563の上部には、ウェハ天板501を6軸方向に位置制御するための8個の微動リニアモータ503の固定子505、ウェハ天板501にXY方向の加速度を与えるための電磁石支持円筒583に支持された4個のE形電磁石508、ウェハ天板501の自重を支持するための自重支持ばねの一端が固定されている。
各固定子505は、長円形のコイル578をコイル固定枠579で支持する構造になっており、前述のウェハ天板501下面に固定されたリニアモータ可動子504と非接触で対面するようになっている。
8個の固定子505のうちの4個の固定子505Zは、矩形状のXステージ上板563の辺のほぼ中央部に配置され、ウェハ天板501をXステージ561に対してZ方向に微動駆動するためのZ固定子を形成する。Z固定子505Zは、前記長円コイル578Zの直線部がZ方向と直角になるように配置されており、前記Z可動子504ZのZ方向に沿って配置された2極の磁石574ZにZ方向の推力を作用できるようになっている。このコイルをZ1〜Z4コイルと名づける。
残りの4個の固定子のうち2個の固定子505Xは、矩形状のXステージ上板563の対角の隅部に配置され、X固定子を形成する。X固定子505Xでは、前記長円コイル578Xの2つの直線部がX方向と直角になり、2つの直線部がX方向に沿うように配置されており、前記X可動子504XのX方向に沿って配置された2極の磁石574XにX方向の推力を作用できるようになっている。このコイルをX1X2コイルと名づける。
残りの2個の固定子505Yも矩形状のXステージ上板563の対角の隅部に配置され、Y固定子を形成する。Y固定子505Yでは、前記長円コイル578Yの2つの直線部がY方向と直角になり、2つの直線部がY方向に沿うように配置されており、前記Y可動子504YのY方向に沿って配置された2極の磁石504YにY方向の推力を作用できるようになっている。このコイルをY1Y2コイルと名づける。
また、電磁石支持円筒583は、矩形状のXステージ上板563のほぼ中央部に配置され、電磁石支持円筒583の内部には4つのE形電磁石508が設けられている。E形電磁石508は、Z方向からみたとき概ねE形の断面を有する磁性体ブロック585と、コイル586とを具備している。コイル585は、Eの字の中央の突起の周りに巻きまわされる。Eの字の3つの突起部の端面は、直線ではなく円弧になっている。このE形電磁石508の3つの突起部の端面は、前記ウェハ天板501に固定された円弧状磁性体ブロック507と数十ミクロン程度以上の空隙を介して非接触で対面し、コイルに電流を流すことによって円弧状磁性体ブロック585に吸引力を作用するようになっている。
ここでは、電磁石支持円筒583および円弧状磁性体ブロック585については、詳しく説明しない。
以上の構成により、Xステージ561からウェハ天板501に対して、リニアモータにより6軸方向の推力を与えることができ、電磁石508によりXY方向の大きな吸引力を与えることができる。
並進Z方向および回転ωxωyωz方向は長いストロークを動かす必要はないが、XY方向は長いストロークにわたって推力や吸引力を作用させる必要がある。しかし、リニアモータ503も電磁石508もXY方向のストロークが極めて短い。一方、Xステージ561はXY方向に長いストロークを有する。そこで、Xステージ561をXY方向に移動させながらウェハ天板501にXY方向の推力や吸引力を作用させることにより、XY方向の長きにわたってウェハ天板501にXY方向の推力や吸引力を作用させるようにしている。
半導体露光装置のステージ装置においては露光する線幅の解像度が高いため、その位置制御精度が高いことが要求される。また、半導体露光装置は生産設備であるから生産性の観点からスループットが高いことも要求される。この要求を満たすためにはステージのサーボ系の応答性が高く、かつ高速で移動できることが必要である。ステージの位置制御精度を高めるため、設計者は位置制御系のゲインを可能な限り高く設定し、高いサーボ帯域を実現する。しかし、ゲインをある程度以上高く設定しようとしても、サーボ系の発振によりその上限は制約される。サーボ帯域を制限する要因は種々あるが、制御ループ内に存在する機械系の弾性振動もその要因の一つである。
図5にウェハ天板501の弾性振動モードの解析結果の例を示す。ここでは1次から4次までの弾性振動モードを示した。このように薄い板ではZ方向の剛性が弱いため、曲げあるいは捩れのような弾性変形による振動が発生する。このときZ方向のアクチュエータから計測点までの伝達特性は、図6のようになり、弾性振動の共振点は高いピークをもつ。このような系で例えばZ方向の位置制御系のループゲインを高くしていくと、前記の弾性振動の共振点が励起こされステージの制御精度を悪化させる。ある程度、低いループゲインでは、前記振動が大きく現れるだけであるが、さらにゲインを高くすると、サーボ系は不安定になり発振状態になる。
このようにウェハ天板501などに弾性振動が存在するため、サーボ系は不安定になる。あるいは不安定にならないまでも、制御誤差が大きくなり、制御仕様を満たさない恐れがある。通常、サーボ帯域はこの弾性振動の最低次の共振周波数の1/3から1/4程度に制限される。
従来例に示したように、ウェハ天板501上にはウェハやレチクルが搭載されるため、アクチュエータは天板に対して搭載面とは反対側に設置される。これには、設置スペース上の問題もあるが、アクチュエータが発生する熱が天板やウェハ/レチクルに伝わりにくくし、熱による変形を起こさないようにするという目的もある。
一方で、このような構造は天板にアクチュエータという比較的大きな質量をもつ物体が多数ぶら下がっていることになるため、天板の固有値を下げ、弾性振動モードの周波数を下げるという影響もある。また、これらのアクチュエータが個々に質量として振動するため、アクチュエータが増えると天板の弾性振動モードが増えてしまう。
また、アクチュエータ自身も弾性振動モードを持つため、多数のアクチュエータをつけることによりさらに、弾性振動モードが増える。
以上のように、アクチュエータが多数付属している場合は、天板単体の場合に比べて、弾性振動モードの周波数が下がるとともに数も増えているため、サーボ系は不安定になりやすい状態だといえる。
また、アクチュエータの駆動点と天板との位置関係によって、特にXY方向のアクチュエータを駆動した場合に、天板から駆動点までの距離に比例して天板にねじり変形を生じやすくなる。これをウェハ天板を側面から見た模式図、図7で説明する。
従来例のステージのように、ウェハ天板501に対して、各アクチュエータ可動子504は下にぶら下がるような形で付属している。aに示すようにこの場合、矢印で示す水平方向アクチュエータ504Hの作用軸は、天板面から離れた位置にある。そのため、天板に対してねじりトルクを発生させ、bに示すように天板を変形させてしまう。さらに、重心と駆動点がずれている場合、天板全体が回転してしまうので、回転させないために、cに示すように同時に垂直方向アクチュエータ504Vも駆動する必要がある。これらの力は天板に対して応力を発生させ、さらに変形を助長する方向に働く。その結果、天板の弾性振動モードを励起こし、サーボ系が不安定となりやすくなる。
このように従来の位置制御系においては、制御対象の弾性振動の共振周波数により位置制御系のサーボ帯域が制限される。従ってより高いサーボ帯域を実現するためには、弾性振動の共振周波数を高める、あるいは減衰性を高める必要があり、そのために天板の剛性を高くする、あるいは質量を軽くする、などの方策が必要となる。
また、半導体露光装置では光源の短波長化にともない、今後は真空中で露光することが必要とされている。そのため、ステージにおいても、真空中で使用できる材料を用いるとともに、真空度を下げないためにできる限りシンプルな構造にすることが求められている。個々のアクチュエータには駆動用の電気配線や、冷却用の液冷配管が接続されているが、これらの配線材はガスの放出量が大きく、真空度を下げる大きな要因となっている。
そこで、本発明においては、天板面に垂直な方向に推力を発生するアクチュエータと天板面に水平な方向に推力を発生するアクチュエータの可動子を天板面に平行に連結し一体とした可動子ユニットを天板の基板搭載面とは反対側の面に3個以上備えることを特徴とする。
また、これらの可動子ユニットは天板面に垂直な方向に推力を発生するアクチュエータを天板面に水平な方向に推力を発生するアクチュエータに対し、水平な方向に推力を発生するアクチュエータの作用軸方向に配置し直線状となるようすることが望ましい。
また、これらの可動子ユニットは天板面に垂直な方向に推力を発生するアクチュエータを天板面に水平な方向に推力を発生するアクチュエータに対し、水平な方向に推力を発生するアクチュエータの作用軸方向に配置しT字状となるようすることが望ましい。
また、これらの可動子ユニットは天板面に垂直な方向に推力を発生するアクチュエータを天板面に水平な方向に推力を発生するアクチュエータに対し、水平な方向に推力を発生するアクチュエータの作用軸方向に配置しL字状となるようすることが望ましい。
また、これらの可動子ユニットを相互に連結することが望ましい。
また、これらのアクチュエータはリニアモータであることが望ましい。
また、可動子ユニットに相対する固定子も一体化することが望ましい。
さらに、固定子ユニットは、1ユニットに付き1組の電気配線と冷却用配管を有することが望ましい。
また、これらの複数個のユニットは、同一形状であることが望ましい。
内での使用にもより好適となる。
以上説明したように、本発明においては、天板面に垂直な方向に推力を発生するアクチュエータと天板面に水平な方向に推力を発生するアクチュエータの可動子を一体としたユニットとしたことにより、
ユニットあたりの天板への取り付け面積が増えることにより、取り付け剛性がアップするため、天板の弾性振動モードの周波数が高くなる。
ユニットあたりの天板への取り付け面積が増えることにより、アクチュエータを駆動しても天板の弾性振動モードを励振しにくくなる。
ユニット自体の剛性もアップするため、ユニットの持つ弾性振動モードの周波数が高くなる。
ユニット数が減ることにより、全体の弾性振動モードの数も少なくなる。
等の効果を、質量を増加させることなく得ることができる。それにより、弾性振動の発生を抑えることが可能となり、位置決め制御特性を向上させることができる。
さらに、可動子ユニット間を相互に連結することにより、よりいっそうの剛性アップが可能となり、さらに位置決め制御特性を向上させることができる。
さらに、可動子ユニットに相対する固定子も一体化したユニットとすることにより、
冷却用配管、電気配線部材が減らせるため、真空中での使用により好適になる。
部品点数が減らせるため、コストを低減させる事ができる。
全体の質量を減らすことができると共に、小型化することができる。といった効果が得られる。
(実施例1)
図1は、本発明の実施例1にかかるウェハ天板501のアクチュエータ配置図である。なお、図では構造をわかりやすくするため、ウェハ天板501を下から見た図を描いてある。また、説明に必要ない磁性体ブロックなどは省略している。
本実施例においては、水平方向のアクチュエータ可動子ユニット504H(図中にて矢印を表示したもの)と垂直方向のアクチュエータ可動子ユニット504Vを一組として、天板面に平行な方向に連結して一体構造としてウェハ天板501に取り付けられている。これにより、ウェハ天板501に取り付けられる可動子ユニットの数を減らすことができ、弾性振動モードの総数も減らすことができる。
6自由度を駆動するためには、水平方向アクチュエータ504H、垂直方向アクチュエータ504V共に最低3個必要である。そのため、一体化したアクチュエータユニットも最低3個以上備える必要がある。従来例のように4個備えてもよいし、それ以上でもよい。図1には、3個備えた場合と、4個備えた場合のアクチュエータ配置の例を示す。
水平方向アクチュエータ可動子504Hと垂直方向アクチュエータ可動子504Vを一体化する場合に配置については、直線状、T字状、L字状等がある。これらは、ウェハ天板501に対する設置スペースに応じて選ぶ。ただし、後述する理由により、水平方向アクチュエータの作用線上に垂直方向アクチュエータを配置することが望ましい。
図2は、本発明の実施例1にかかるリニアモータを用いたアクチュエータユニットの図である。可動子ユニット504には、垂直方向駆動用の磁石574と水平方向駆動用の磁石574を備える。これらが同一の構造体に取り付けられており、一体としてウェハ天板501に取り付けられている。これにより、ユニット1つ当たりの取り付け面積が増え、取り付け剛性を向上させることができる。垂直方向リニアモータ可動子504Vと水平方向リニアモータ可動子504Hは、機械的には一体となっているが、磁気回路を共有する必要はなく、駆動時の干渉を避けるためには、むしろ磁気的には独立しているほうが望ましい。
複数個の可動子ユニット504は、部品点数を削減しコストを低減するためには、同一形状であることが望ましいが、天板への配置の都合や、制御特性上の必要がある場合には、異なった形状であってもかまわない。固定子505については、制御特性に影響しないので、従来通り個別のユニットでも構わない。
次に、図3を用いて本実施例における効果を説明する。本図は、ウェハ天板501を側面から見た模式図である。
aに示すように、矢印で示す水平方向アクチュエータ504Hの作用軸は、天板面から離れた位置にある。そのため、天板に対してねじりトルクを発生させ、bに示すように天板を変形させてしまう。しかし、アクチュエータユニットを天板に平行な方向に連結して一体化することにより、設置面積が増え、取り付け剛性が増加するため、変形量を小さく押さえることが可能となる。また、このとき垂直方向アクチュエータ504Vが水平方向アクチュエータ504Hの作用線上にあるため、変形を生じる方向に対して効果的に変形を押さえることが可能となる。また、水平方向アクチュエータ504Hの横方向に対する変形も同時に抑える必要がある場合には、T字状、L字状に配置することもできる。これらの効果は、アクチュエータユニットを一体化しなくても、単に取り付け面積を大きくすることでも得られるが、その場合にはユニットが大型化し質量が増大してしまう。本発明においては、アクチュエータユニットを一体化することによって、余分な質量増加を招くことなく、この目的を達成することができる。
さらに、重心と駆動点がずれている場合、天板全体が回転してしまうので、回転させないために、cに示すように同時に垂直方向アクチュエータ504Vも駆動する必要がある。これはさらに変形を助長する方向に働く。しかし、垂直方向アクチュエータ504Vが水平方向アクチュエータ504Hと一体化しているため、従来、天板を介して働いていた2つの方向の力が、アクチュエータユニット内の内力となり、天板に対しては応力を発生させず、変形を生じない。
しかし、他のユニットが発生する力は、天板に対して変形を生じさせる。天板の変形が生じると、各アクチュエータユニット間の相対距離が変化する。そこで、各ユニット間を連結棒593で連結することにより、アクチュエータユニット間の相対距離の変化を抑え、ウェハ天板501の変形を抑えることが可能となる。アクチュエータユニット間の相対距離の変化は天板から離れるほど大きくなるので、連結棒593は天板からできるだけ離れた位置に取り付けることが望ましい。
以上説明したように、垂直方向アクチュエータ可動子504Vと水平方向アクチュエータ可動子504Hを一体化することにより、弾性振動モードを減らし、余分な質量増加を招くことなく取り付け剛性を向上させることができ、アクチュエータ駆動時の天板の変形を効果的に抑えることが可能となる。これにより、制御系が発振しにくくなり、位置決め制御特性を向上させることが可能となる。
(実施例2)
図4は、本発明の実施例2にかかるアクチュエータユニットの図である。本実施例においては、アクチュエータユニットの固定子505についても一体化した点が、実施例1と異なる。
一体化された可動子ユニット504に対する、垂直方向コイル578Vと水平方向コイル578Hと同一のコイル固定枠506に対して固定し、一体化してXステージ上板に取り付ける。これにより、可動子ユニット504に対する組み立ての相対誤差を、個々のコイルでなく固定枠506に対して保証すればよいため、組み立てが容易になる。また、固定子側で部材を共有することにより、固定子ユニットを小型化することができるため、相対する可動子ユニット504も軽量化が可能となる。
さらに、固定子ユニット505の垂直方向用コイル578Vと、水平方向用コイル578Hを、固定枠506内に用意された共通の冷却配管592を用いて冷却する。これにより実施例1では1ユニットに対して2組用意する必要があった冷却配管592を、1組で済ますことができる。Xステージ上板563に設ける配管数が減るため、Xステージ上板563の構造が簡単になり、加工が容易になると共に、剛性も向上する。また、固定子ユニット505とXステージ上板563間の接続のためのOリング(不図示)や接続配管も減るため、リークの危険性も減る。図には、冷却配管592がXステージ天板563内をとおっている状態を示したが、Xステージ天板563外に独立した配管を用意した場合でも、同様に冷却配管592を減らす効果は得られる。
コイル駆動用の電気配線590についても、配線数こそは同じだが、コネクタ591を共通化することができ、部品点数を削減、接続ミスの低減が可能となる。
また、可動子ユニット504と同様に、固定子ユニット505についても、それぞれ同一ユニットとすることにより、部品点数の削減が可能となる。
以上説明したように、アクチュエータユニットの小型化が可能となり、軽量化、剛性アップによる制御性能向上が可能となる。また、部品点数が減り、構造が簡単になり、製造コストを下げることができる。また、冷却配管、電気配線部材を減らすことができ、真空内での使用にもより好適となる。
本発明の実施例1にかかる微動ステージの概略図である。 本発明の実施例1にかかるアクチュエータユニットの図である。 本発明の実施例1にかかる変形の様子を示す図である。 本発明の実施例2にかかるアクチュエータユニットの図である。 天板の弾性モード振動を示す図である。 天板の力から変位への伝達特性を示す図である。 並進方向のアクチュエータによる変形を示す図である。 従来例におけるステージの構成を示す図である。 従来例における微動ステージの構成を示す図である。 従来例における微動ステージの構成を示す図である。
符号の説明
501 ウェハ天板
502 ベース定盤
503 微動リニアモータ
504 微動リニアモータ可動子
505 微動リニアモータ固定子
506 コイル固定枠
507 ブロック
508 電磁石
509 自重補償ばね
510 長距離リニアモータ
511 長距離リニアモータ可動子
512 長距離リニアモータ固定子
513 長距離リニアモータコイル
514 コイル固定枠
528 ウェハ天板位置計測系
529 ウェハ天板側面ミラー
538 ステージ位置計測器
539 Xステージ側面ミラー
550 Yヨーガイド
551 Yステージ
552 Xヨーガイド
553 Yスライダ大
554 Yスライダ小
555 連結板
561 Xステージ
562 Xステージ側板
563 Xステージ上板
564 Xステージ下板
571 ウェハチャック
572 窪み
574 磁石
575 ヨーク
576 側板
578 コイル
579 コイル固定枠
580 磁性体支持筒
581 自重補償ばね
583 電磁石支持円筒
585 E形磁性体
586 コイル
590 駆動配線
591 コネクタ
592 冷却配管
593 連結棒

Claims (9)

  1. 基板を搭載可能な天板と、天板面に垂直な方向に推力を発生するアクチュエータと天板面に水平な方向に推力を発生するアクチュエータをそれぞれ3個以上備え、並進3自由度と回転3自由度の計6自由度に移動可能な微動ステージにおいて、垂直な方向に推力を発生するアクチュエータと水平方向に推力を発生するアクチュエータ各1個の可動子を天板面に平行な方向に連結し一体化した可動子ユニットを、天板の基板搭載面とは反対側の面に3個以上備えることを特徴とする微動ステージ。
  2. 前記可動子ユニットにおいて天板面に垂直な方向に推力を発生するアクチュエータを天板面に水平な方向に推力を発生するアクチュエータに対し、水平な方向に推力を発生するアクチュエータの作用軸方向に配置し直線状となるようにしたことを特徴とする、請求項1に記載の微動ステージ。
  3. 前記可動子ユニットにおいて天板面に垂直な方向に推力を発生するアクチュエータを天板面に水平な方向に推力を発生するアクチュエータに対し、水平な方向に推力を発生するアクチュエータの作用軸方向に配置しT字状となるようにしたことを特徴とする、請求項1に記載の微動ステージ。
  4. 前記可動子ユニットにおいて天板面に垂直な方向に推力を発生するアクチュエータを天板面に水平な方向に推力を発生するアクチュエータに対し、水平な方向に推力を発生するアクチュエータの作用軸方向に配置しL字状となるようにしたことを特徴とする、請求項1に記載の微動ステージ。
  5. 前記複数個の可動子ユニットを、相互に連結したことを特徴とする、請求項1から請求項4に記載の微動ステージ。
  6. 前記アクチュエータは、リニアモータであることを特徴とする、請求項1から請求項5に記載の微動ステージ。
  7. 前記各可動子ユニットに相対する、コイルを有する固定子も一体としてユニット化したことを特徴とする、請求項6に記載の微動ステージ。
  8. 前記各固定子ユニットに対して、一組の電気配線と冷却液用配管を備えることを特徴とする、請求項7に記載の微動ステージ。
  9. 前記複数個の可動子ユニットは、同一形状であることを特徴とする、請求項1から請求項8に記載の微動ステージ。
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