JP2005090976A - 電気泳動用ゲル層担持プレート用アダプタ及び該アダプタを用いた半自動試料分注方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】多数の試料での電気泳動操作において起こる問題を解決すべく、サブマリン型及び垂直型電気泳動装置に用いるゲル層担持プレートのアダプタ及び該アダプタを用いた半自動試料分注方法を提供すること。
【解決手段】サブマリン型及び垂直型電気泳動装置に用いるゲル層作成プレートのアダプタが自動分注器の一般的なトレイのサイズであるマルチウェルプレートのサイズに一致するアダプタ、並びに該アダプタに装填されるゲルプレートのゲル上のホールに自動的に試料を正確かつ迅速に分注できる方法を提供することによって達成される。
【解決手段】サブマリン型及び垂直型電気泳動装置に用いるゲル層作成プレートのアダプタが自動分注器の一般的なトレイのサイズであるマルチウェルプレートのサイズに一致するアダプタ、並びに該アダプタに装填されるゲルプレートのゲル上のホールに自動的に試料を正確かつ迅速に分注できる方法を提供することによって達成される。
Description
本発明は、核酸、タンパク質などの試料を分子量の違いで分画する電気泳動法に用いる電気泳動用ゲル層担持プレートのアダプタ及び該アダプタを用いた半自動試料分注方法に関する。
バイオ関連等の実験及び研究の電気泳動操作において、電気泳動用ゲル層担持プレート上または内の電気泳動用ゲルのサンプルウェルに試料を分注する工程は、まず電気泳動用ゲルを電気泳動用ゲル層担持プレートと共に電気泳動槽に装填してから該泳動槽を泳動バッファーで満たし、試料がバッファー中で拡散せずに自重によって目的のサンプルウェルに落下するように慎重に長時間をかけて行う必要があった。
特に最近頻用されるようになってきたハイスループットスクリーニングのような、一度に多数の試料を電気泳動法で分析する際には、電気泳動用ゲルのサンプルウェルへの試料分注が全工程中で多くの時間を費やす問題となっていた。
例えば、サブマリン型電気泳動の場合、従来のサブマリン型電気泳動操作において、ゲル作製から試料分注までの工程は、以下のように行われる。まず、電気泳動用ゲル層担持プレート用アダプタに電気泳動用ゲル層担持プレートを装填し、次に櫛状長方板を該プレートに設置させる。続いて、該プレートに電気泳動用ゲルを注入、固化させる。ゲルの固化後、櫛状長方板を取り外すことで、サンプルウェルを作製する。次に作製した電気泳動用ゲルを該プレートと共に電気泳動槽に装填してから泳動槽を泳動バッファーで満たし、試料が自重によって目的のサンプルウェルに落下するようピペットマン等を用いてバッファーを波立てないように試料を慎重に分注する。このように、サンプルウェルへの試料の分注はあらかじめゲルを泳動槽に装填して泳動バッファーで満たしておいてから行うことが一般的である。
しかし、上記の方法をそのまま自動分注器での試料分注に適用しようとすると、電気泳動槽全体を自動分注器に装填する必要性が生じ、自動分注器の大掛かりな改造が必要であった。
しかし、上記の方法をそのまま自動分注器での試料分注に適用しようとすると、電気泳動槽全体を自動分注器に装填する必要性が生じ、自動分注器の大掛かりな改造が必要であった。
また、垂直型電気泳動の場合、従来の垂直型電気泳動操作における試料分注工程では、電気泳動用ゲルが充填されている市販品プレート(PAGEL,ATTO社製)又は実験者が自らゲル充填した電気泳動用ゲル層担持プレートを電気泳動槽に装填してから泳動槽を泳動バッファーで満たし、試料が自重によって目的のサンプルウェルに落下するようピペットマン等を用いてバッファーを波立てないように試料を慎重に分注している。サブマリン型電気泳動の場合と同様に、サンプルウェルへの試料の分注はあらかじめゲルを泳動槽に装填して泳動槽を泳動バッファーで満たしておいてから行うことが一般的である。
しかし、上記の方法をそのまま自動分注器での試料分注に適用しようとすると、前述と同様に電気泳動槽を自動分注器に装填するための自動分注器の大掛かりな改造が必要であるばかりでなく、垂直型電気泳動用ゲル層担持プレートの場合は、自動分注器の分注ノズルの先端がある特定の幅をもっているため、以下の理由から試料の正確な分注が不可能であった。一般に、図5に示すように、分注ノズル(501)の先端周辺の外形(505)はゲルの間隙(506)よりも大きい。よって、図6−Aに示すように、サンプルウェルに試料を分注する時に、分注ノズルの先端を2枚のプレートの内低い方のプレート(一般に、垂直型電気泳動用ゲル層担持プレートは長さのちがう2枚のプレート間隙にゲルを充装してなる構成)の位置(503)とほぼ一致させると、この時分注ノズルの外径(505)はゲルの間隙(506)よりも大きいためチップの先端がサンプルウェルに一致しない。また、図6−Bに示すように、チップの先端をサンプルウェルに一致させるために、該チップの先端を2枚のプレートの内高い方のプレートの位置(504)に設定すると、チップの先端とサンプルウェルと距離が遠い(図6―B)。よって、手で分注するときのように試料を正確に分注することは物理的に不可能であった。
したがって、本発明の目的は、電気泳動操作において起こる上記問題を解決すべく、<1>サブマリン型及び<2>垂直型電気泳動装置に用いる電気泳動用ゲル層担持プレート用アダプタ及び該アダプタを用いた半自動試料分注方法を提供することである。
本発明者はさまざまな試料分注方法を検討した結果、電気泳動用ゲルを充填したサブマリン型電気泳動用ゲル層担持プレートまたは垂直型電気泳動用ゲル層担持プレートをそれぞれ対応する本発明に係るアダプタに装填することによって、電気泳動槽なしで自動分注器のマルチウェルプレートの大きさに一致する自動分注器内のトレイに装填させ、試料の自動分注を高速かつ正確に行うことが可能であること、さらに、試料分注後にゲルを電気泳動槽に装填し泳動バッファーを満たす際に静かにバッファーを注ぐことによって試料のクロスコンタミが無く電気泳動を行うことが可能であることを発見した。
また、さまざまなアダプタの水平面と垂直型電気泳動用ゲル層担持プレートの面とのなす角度を検討し、アダプタの水平面と垂直型電気泳動用ゲル層担持プレートの面とのなす角度が70度から85度では、自動分注器のノズルの先端がサンプルウェルに一致しかつ距離が近いために、正確に分注できることを確認した。
すなわち、上記目的は、本発明に係る、<1>サブマリン型及び<2>垂直型電気泳動装置に用いる電気泳動用ゲル層担持プレートのアダプタが自動分注器の一般的なトレイのサイズであるマルチウェルプレートのサイズに一致するアダプタ、並びに該アダプタに装填される電気泳動用ゲル層担持プレートの電気泳動用ゲル上のサンプルウェルに自動的に試料を正確かつ迅速に分注できる方法を提供することによって達成される。
また、さまざまなアダプタの水平面と垂直型電気泳動用ゲル層担持プレートの面とのなす角度を検討し、アダプタの水平面と垂直型電気泳動用ゲル層担持プレートの面とのなす角度が70度から85度では、自動分注器のノズルの先端がサンプルウェルに一致しかつ距離が近いために、正確に分注できることを確認した。
すなわち、上記目的は、本発明に係る、<1>サブマリン型及び<2>垂直型電気泳動装置に用いる電気泳動用ゲル層担持プレートのアダプタが自動分注器の一般的なトレイのサイズであるマルチウェルプレートのサイズに一致するアダプタ、並びに該アダプタに装填される電気泳動用ゲル層担持プレートの電気泳動用ゲル上のサンプルウェルに自動的に試料を正確かつ迅速に分注できる方法を提供することによって達成される。
つまり本発明は、以下からなる。
「1.マルチウェルプレートの装填用のトレイを持つサンプル自動分注器のトレイに対応して装填可能な以下から選ばれる少なくとも1)及び2)、又は1)及び3)の機能を担持する構造を有する電気泳動用ゲルの固定用アダプタ:
1)アダプタが、電気泳動用ゲル層担持プレートを装填可能な構造を有し、アダプタのサイズが自動分注器のトレイのサイズ内であり、少なくとも縦横のどちらか一方が、トレイのサイズに相応しており、トレイに対するアダプタ、電気泳動用ゲル及び電気泳動用ゲルの試料分注空間(サンプルウェル)の位置決めが可能である。
2)アダプタに装填される電気泳動用ゲル層担持プレート上の電気泳動用ゲルは、電気泳動時の泳動方向に対して略垂直に試料を充填するものであり、該電気泳動用ゲル層担持プレートは泳動方向に略水平にアダプタに装填される。
3)アダプタに装填される電気泳動用ゲル層担持プレート内の電気泳動用ゲルは、電気泳動時の泳動方向と略同一方向に試料を充填するものであり、該電気泳動用ゲル層担持プレートは泳動方向に略斜角度にアダプタに装填される。
2.前項1のアダプタが、電気泳動用ゲルの作製並びに電気泳動用ゲル層担持プレートの取り出しを行うことのできる機能を担持する構造を有することを特徴とする電気泳動用ゲルの固定用アダプタ。
3.前項1の1)及び3)の機能を有するアダプタにおいて、電気泳動用ゲル層担持プレートとアダプタの水平面とのなす角度が70〜85度で該プレートがアダプタに装填されることを特徴とする電気泳動用ゲルの固定用アダプタ。
4.前項1〜3のいずれか1に記載のアダプタを用い、電気泳動用ゲルを充填した電気泳動用ゲル層担持プレートを装填したアダプタを自動分注器のトレイに装填し、次いで試料の分注を行うことを特徴とする試料分注方法。
5.前項4の方法において、試料の分注を行う前に、電気泳動用ゲルのサンプルウェルに予め電気泳動バッファー又は水を充填しておくことを特徴とする前項1の1)及び2)、又は1)及び3)の機能を担持する構造を有することを特徴とする電気泳動用ゲルの固定用アダプタを用いた試料分注方法。」
「1.マルチウェルプレートの装填用のトレイを持つサンプル自動分注器のトレイに対応して装填可能な以下から選ばれる少なくとも1)及び2)、又は1)及び3)の機能を担持する構造を有する電気泳動用ゲルの固定用アダプタ:
1)アダプタが、電気泳動用ゲル層担持プレートを装填可能な構造を有し、アダプタのサイズが自動分注器のトレイのサイズ内であり、少なくとも縦横のどちらか一方が、トレイのサイズに相応しており、トレイに対するアダプタ、電気泳動用ゲル及び電気泳動用ゲルの試料分注空間(サンプルウェル)の位置決めが可能である。
2)アダプタに装填される電気泳動用ゲル層担持プレート上の電気泳動用ゲルは、電気泳動時の泳動方向に対して略垂直に試料を充填するものであり、該電気泳動用ゲル層担持プレートは泳動方向に略水平にアダプタに装填される。
3)アダプタに装填される電気泳動用ゲル層担持プレート内の電気泳動用ゲルは、電気泳動時の泳動方向と略同一方向に試料を充填するものであり、該電気泳動用ゲル層担持プレートは泳動方向に略斜角度にアダプタに装填される。
2.前項1のアダプタが、電気泳動用ゲルの作製並びに電気泳動用ゲル層担持プレートの取り出しを行うことのできる機能を担持する構造を有することを特徴とする電気泳動用ゲルの固定用アダプタ。
3.前項1の1)及び3)の機能を有するアダプタにおいて、電気泳動用ゲル層担持プレートとアダプタの水平面とのなす角度が70〜85度で該プレートがアダプタに装填されることを特徴とする電気泳動用ゲルの固定用アダプタ。
4.前項1〜3のいずれか1に記載のアダプタを用い、電気泳動用ゲルを充填した電気泳動用ゲル層担持プレートを装填したアダプタを自動分注器のトレイに装填し、次いで試料の分注を行うことを特徴とする試料分注方法。
5.前項4の方法において、試料の分注を行う前に、電気泳動用ゲルのサンプルウェルに予め電気泳動バッファー又は水を充填しておくことを特徴とする前項1の1)及び2)、又は1)及び3)の機能を担持する構造を有することを特徴とする電気泳動用ゲルの固定用アダプタを用いた試料分注方法。」
本発明に係る電気泳動用ゲル層担持プレート用アダプタを使用すると、一般的なマルチウェルプレートを装填できるトレイを持つ自動分注器で電気泳動用ゲルのサンプルウェルに試料の自動分注が可能であり、多数の試料を高速かつ正確に電気泳動分析することが可能である。
本発明のサブマリン型及び垂直型電気泳動用ゲル層担持プレートアダプタを図面を参照して説明する。但し、以下の説明で用いるサブマリン型及び垂直型電気泳動用ゲル層担持プレートは、各社から市販されているもの又は実験者が自ら作製したものを示している。また、自動分注器は、マルチウェルプレートを設置できるトレイ(マルチウェルプレート装填可能なトレイを複数持つ自動分注器も含む)を持つ各社から市販されている一般的な自動分注器を示している。マルチウェルプレートは、マイクロタイタープレートとも呼ばれ、任意の数である複数のサンプルウェルを有してよく、また任意の幅または深さのサンプルウェルを有してよい。好ましくは、外形が長方形で、標準的なサンプルウェルの配列およびフォーマットを有するマルチウェルプレートであり、プレート当たりのサンプルウェルの数は、6、12、24、48、96、384、1536、3456等である。現在最も汎用されているマルチウェルプレートの外部寸法は縦 85.7mm×横 128mmであり、サンプルウェルの数は96である。さらに、自動分注器のチャンネルピペッター(分注ノズル)の数には限定されず、1、8、16、24等のチャンネルピペッターで良い。これらのチャンネルの設定は、自動分注器を通常使用している当業者なら容易にプログラムを変更することによってできる。よって、本発明に係るアダプタは各社から市販されている電気泳動用ゲル層担持プレート又は実験者が自ら作製した電気泳動用ゲル層担持プレート、並びに一般的な分注器に対応できる汎用性のあるものである。
<1>サブマリン型電気泳動用ゲル層担持プレートアダプタ
図1は、サブマリン型電気泳動用ゲル層担持プレートアダプタの全体図を、また図2−Aは、サブマリン型電気泳動用ゲル層担持プレートアダプタの上面図を表したものである。上記アダプタの外形{縦(113)85.7mm×横(111)128mm}}は、マルチウェルプレートの外形と一致しており、一般的な試料分注器のトレイに装填できる大きさに設定されている。また、アダプタの槽(101)は各社から市販されているサブマリン型電気泳動用ゲル層担持プレートを装填させることができる大きさ{縦(114)60mm×横(112)110mm)}であり、さらに試料分注後に当該プレートの取出しが容易可能であるが、過剰な空隙によってゲルのはみ出しがおこらないサイズに、槽及びプレートサイズに相応するように調節されるように設定されている。ここで、サブマリン型電気泳動装置とは、ゲル層担持プレートが電気泳動装置中の浴槽中に水平に置かれている状態で電気泳動操作を行うタイプのことを言う。
図1は、サブマリン型電気泳動用ゲル層担持プレートアダプタの全体図を、また図2−Aは、サブマリン型電気泳動用ゲル層担持プレートアダプタの上面図を表したものである。上記アダプタの外形{縦(113)85.7mm×横(111)128mm}}は、マルチウェルプレートの外形と一致しており、一般的な試料分注器のトレイに装填できる大きさに設定されている。また、アダプタの槽(101)は各社から市販されているサブマリン型電気泳動用ゲル層担持プレートを装填させることができる大きさ{縦(114)60mm×横(112)110mm)}であり、さらに試料分注後に当該プレートの取出しが容易可能であるが、過剰な空隙によってゲルのはみ出しがおこらないサイズに、槽及びプレートサイズに相応するように調節されるように設定されている。ここで、サブマリン型電気泳動装置とは、ゲル層担持プレートが電気泳動装置中の浴槽中に水平に置かれている状態で電気泳動操作を行うタイプのことを言う。
嵌合溝(102又は103)は、電気泳動用ゲル層担持プレートのゲルのサンプルウェルを作製するための櫛状長方板(図3)を嵌合させるための溝であり、嵌合溝に挿入させる櫛状長方板の端部(108)が挿入するのに十分な深さである12.5mm以上である必要があり、溝の幅(116)は1mmである。溝の数は、通常両端1組(102)の2個であるが、両端1組の溝(103)を増やすことによって、櫛状長方板をさらに一本使用することも可能である。また、溝の位置は、図2−Aにおけるように、電気泳動が2系統行えるように、一方は端部(117)、他方は槽の端からの長さ(115)が30mmである位置(104)が好適であるが、槽(101)に装填した電気泳動用ゲル層担持プレートの電気泳動用ゲル内に櫛状長方板(図3)が挿入されることが可能であり、櫛状長方板設置後、電気泳動用ゲルを固化した時に、サンプルウェルができれば特に限定されない。
図2−Bは、アダプタに装填されたサブマリン型電気泳動用ゲル層担持プレート(106)に、櫛状長方板(図3)が設置されている状態の正面からの横断面図である。ここで、櫛状長方板の歯(105)の先端がゲル層担持プレート(106)の底面と接触はせず、約1mmの隙間(107)がある。また、アダプタの高さ(109)は12.5mm、アダプタの槽の深さ(110)は10.0mmであるが、櫛状長方板の歯(105)の先端がゲル層担持プレートの底面(106)と約1mmの隙間がある限り、特には限定されない。
図3は、本発明に係るサブマリン型電気泳動用ゲルの櫛状長方板の全体図(図中において、櫛状長方板の両端以外の歯の記載を省略)である。櫛状長方板の歯(105)の数は、通常のサブマリン型電気泳動用ゲルの櫛状長方板の歯と同じ25本であるが、これに限定されない。櫛状長方板の歯の厚み(202)は2.7mm(ピッチ4.2mm)、櫛状長方板の歯間の幅(201)は、1.5mmである。しかし、櫛状長方板の歯の厚み(202)、櫛状長方板の歯間の幅(201)、及び櫛状長方板の歯(105)の数を変えることによって、ゲル上のサンプルウェルの直径の大きさ及び本数を変化させることができる。また、櫛状長方板の端部の長さ(204)は15mm以上、櫛状長方板の端部から歯の幅(203)3mm以上であることが好ましい。
<2>垂直型電気泳動用ゲル層担持プレートアダプタ
図4−Aは、垂直型電気泳動用ゲル層担持プレートアダプタの上面図を表したものである。上記アダプタの外形{縦(307)85.7mm×横(306)128mm}は、マルチウェルプレートの外形と一致しており、一般的な試料分注器のトレイに装填できる大きさに設定されている。また長径溝の長径(301)は、121mmに設定されているので、垂直型電気泳動用ゲル層担持プレートの横の長さが121mm以下のものに使用できる。また該ゲル層担持プレートの縦の長さには限定されない。むろん、本発明に係る垂直型電気泳動用ゲル層担持プレートアダプタの縦長のプレート保持用の複数の長径溝(305)に差込みできる範囲なら、実験者が自らゲルを充填して作製した垂直型電気泳動用ゲル層担持プレートを用いることもできる。また、長径溝の短径(308)は、垂直型電気泳動用ゲル層担持プレートを差込み可能な十分な長さである5mm以上必要である。ここで、垂直型電気泳動装置とは、ゲル層担持プレートが電気泳動装置中の浴槽中に略垂直に置かれている状態で電気泳動操作を行うタイプのことを言う。
図4−Aは、垂直型電気泳動用ゲル層担持プレートアダプタの上面図を表したものである。上記アダプタの外形{縦(307)85.7mm×横(306)128mm}は、マルチウェルプレートの外形と一致しており、一般的な試料分注器のトレイに装填できる大きさに設定されている。また長径溝の長径(301)は、121mmに設定されているので、垂直型電気泳動用ゲル層担持プレートの横の長さが121mm以下のものに使用できる。また該ゲル層担持プレートの縦の長さには限定されない。むろん、本発明に係る垂直型電気泳動用ゲル層担持プレートアダプタの縦長のプレート保持用の複数の長径溝(305)に差込みできる範囲なら、実験者が自らゲルを充填して作製した垂直型電気泳動用ゲル層担持プレートを用いることもできる。また、長径溝の短径(308)は、垂直型電気泳動用ゲル層担持プレートを差込み可能な十分な長さである5mm以上必要である。ここで、垂直型電気泳動装置とは、ゲル層担持プレートが電気泳動装置中の浴槽中に略垂直に置かれている状態で電気泳動操作を行うタイプのことを言う。
図4−Bは、垂直型電気泳動用ゲル層担持プレートアダプタの横面切断図を表したものである。当該長径溝間の幅(302)は、9mmに設定されているが、該幅を変化させることによって該長径溝の数を1〜8個まで変えることができる。該長径溝の奥行きの長さ(303)は、24mmに設定されているが、この長さは1〜8枚の垂直型電気泳動用プレートを長径溝に差込みさせたときに、該プレートが倒れないための十分な長さである。よって、長径溝に差込みさせたプレートが倒れない限り、この長さに限定されない。アダプタの水平面とプレート面のなす角度(304)は、80度に設定されているが、該角度は自動分注器のピペッターが垂直型電気泳動用ゲル層担持プレートのゲル上のサンプルウェルに試料を分注することができる限り限定されない。該角度は、70度〜85度の範囲なら特に問題ないが、好適には80度である。また、垂直型電気泳動用ゲル層担持プレートアダプタの高さ(309)は、28mmであるが、この値に限定されない。
上記説明した、本発明に係る電気泳動用ゲル層担持プレートアダプタ及び櫛状長方板の材質としては、約60〜85℃で熱膨張しない材質であれば良い。例えば、ステンレス、ポリプロピレン樹脂、ポリエチレン樹脂等のプラスチックが挙げられるが特には限定されない。しかし、垂直型電気泳動用ゲル層担持プレートアダプタは、8枚の垂直型電気泳動用ゲル層担持プレートを載置した時にプレートが倒れないほどの強度を持つ材質である必要がある。
以下、実施例をあげて本発明を詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されない。
サブマリン型電気泳動用ゲル層担持プレートアダプタを用いた半自動試料分注方法
本発明に係るサブマリン型電気泳動装置を用いた電気泳動操作における試料分注工程では、サブマリン型電気泳動用ゲル層担持プレートを、電気泳動時の泳動方向に対して略水平にアダプタに装填した。次にサブマリン型電気泳動用ゲルと櫛状長方板を使用して、サンプルウェルを作製し、サンプルウェルには泳動バッファーあるいは水等の液体を満たしておいた。続いて、手等で該アダプタを自動分注器の96ウェルプレートの大きさに一致するトレイに装填させて、自動分注器内でのサンプルウェルの空間座標を決定した。ここで、あらかじめプログラミングされた自動分注器の一個〜数十個の分注ノズルがゲル上の一個〜数十個のサンプルウェルに関連付けられ、電気泳動時の泳動方向に対して略垂直に試料を各サンプルウェルに正確かつ迅速に分注した。試料分注後にサブマリン型電気泳動用ゲル層担持プレート又はサブマリン型電気泳動用ゲル層担持プレートを装填させたアダプタを手等で自動分注器のトレイから取り外し、サブマリン型電気泳動装置に装填してから電気泳動槽内に静かに泳動バッファーを満たした。以後の操作は、通常の電気泳動操作と同様に行った。
本発明に係るサブマリン型電気泳動装置を用いた電気泳動操作における試料分注工程では、サブマリン型電気泳動用ゲル層担持プレートを、電気泳動時の泳動方向に対して略水平にアダプタに装填した。次にサブマリン型電気泳動用ゲルと櫛状長方板を使用して、サンプルウェルを作製し、サンプルウェルには泳動バッファーあるいは水等の液体を満たしておいた。続いて、手等で該アダプタを自動分注器の96ウェルプレートの大きさに一致するトレイに装填させて、自動分注器内でのサンプルウェルの空間座標を決定した。ここで、あらかじめプログラミングされた自動分注器の一個〜数十個の分注ノズルがゲル上の一個〜数十個のサンプルウェルに関連付けられ、電気泳動時の泳動方向に対して略垂直に試料を各サンプルウェルに正確かつ迅速に分注した。試料分注後にサブマリン型電気泳動用ゲル層担持プレート又はサブマリン型電気泳動用ゲル層担持プレートを装填させたアダプタを手等で自動分注器のトレイから取り外し、サブマリン型電気泳動装置に装填してから電気泳動槽内に静かに泳動バッファーを満たした。以後の操作は、通常の電気泳動操作と同様に行った。
その結果、電気泳動用ゲルおよびサブマリン型電気泳動用ゲル層担持プレートをアダプタに装填することによって、電気泳動槽なしで自動分注器の96サンプルウェルプレートの大きさに一致する自動分注器内のトレイに装填させ、試料の自動分注を高速かつ正確に行うことが可能であった。さらに、試料分注後にゲルを電気泳動槽に装填し泳動バッファーを満たしても試料のクロスコンタミが無く電気泳動を行うことが可能であった。
垂直型電気泳動用ゲル層担持プレートアダプタを用いた半自動試料分注方法
本発明に係る垂直型電気泳動装置を用いた電気泳動操作における試料分注工程では、ゲルが充填されている市販品プレート(PAGEL、ATTO社製)又は実験者が自らゲル充填した垂直電気泳動用ゲル層担持プレートを、予め櫛状長方板が装填されている端部を上にして、他の端部からアダプタの長径溝(305)に差込みすることで電気泳動時の泳動方向に対して略斜角度にアダプタに装填した。垂直型電気泳動用ゲル層担持プレート面とアダプタの水平面のなす角度については、さまざまな角度を検討した。次に櫛状長方板を抜き取って作製されたサンプルウェルには泳動バッファーあるいは水等の液体を満たしておいた。続いて、手等で該アダプタを自動分注器の96ウェルプレートの大きさに一致するトレイに装填させ、自動分注器内でのサンプルウェルの空間座標を決定した。ここで、あらかじめプログラミングされた自動分注器の一個〜数十個の分注ノズルがゲルの一個〜数十個のサンプルウェルに関連付けられ、電気泳動時の泳動方向に対して横側から試料を充填することにより、各サンプルウェルに試料を正確かつ迅速に分注した(図9−A)。該試料が分注された垂直型電気泳動用ゲル層担持プレートを手等で自動分注器のトレイから取り外して垂直型電気泳動装置に装填し、泳動バッファーを静かに注いで泳動槽を満たした。以後の操作は、通常の電気泳動操作と同様に行った。なお、垂直型電気泳動用ゲル層担持プレートから、櫛状長方板を抜き取る工程は、試料注入前ならいずれの段階で行ってもよかった。
本発明に係る垂直型電気泳動装置を用いた電気泳動操作における試料分注工程では、ゲルが充填されている市販品プレート(PAGEL、ATTO社製)又は実験者が自らゲル充填した垂直電気泳動用ゲル層担持プレートを、予め櫛状長方板が装填されている端部を上にして、他の端部からアダプタの長径溝(305)に差込みすることで電気泳動時の泳動方向に対して略斜角度にアダプタに装填した。垂直型電気泳動用ゲル層担持プレート面とアダプタの水平面のなす角度については、さまざまな角度を検討した。次に櫛状長方板を抜き取って作製されたサンプルウェルには泳動バッファーあるいは水等の液体を満たしておいた。続いて、手等で該アダプタを自動分注器の96ウェルプレートの大きさに一致するトレイに装填させ、自動分注器内でのサンプルウェルの空間座標を決定した。ここで、あらかじめプログラミングされた自動分注器の一個〜数十個の分注ノズルがゲルの一個〜数十個のサンプルウェルに関連付けられ、電気泳動時の泳動方向に対して横側から試料を充填することにより、各サンプルウェルに試料を正確かつ迅速に分注した(図9−A)。該試料が分注された垂直型電気泳動用ゲル層担持プレートを手等で自動分注器のトレイから取り外して垂直型電気泳動装置に装填し、泳動バッファーを静かに注いで泳動槽を満たした。以後の操作は、通常の電気泳動操作と同様に行った。なお、垂直型電気泳動用ゲル層担持プレートから、櫛状長方板を抜き取る工程は、試料注入前ならいずれの段階で行ってもよかった。
その結果、アダプタの水平面と垂直型電気泳動用ゲル層担持プレートの面とのなす角度が69度以下では、装填したゲル層担持プレートの上端部(803)が自動分注器内で隣り合うトレイ(802)に覆い被さり、分注動作の障害になった(図8―B)。また85度以上では、ゲル層担持プレート間の間隔(801)が狭く、分注ノズルの先端とサンプルウェルとの距離が近くに設定することができなかった。しかし、70度から85度まで、特に80度では、自動分注器のノズルの先端がサンプルウェルに一致しかつ距離が近いために、正確に分注できることが判明した(図7)。
バイオ関連等の実験及び研究の電気泳動操作において、電気泳動用ゲル上のサンプルウェルに半自動的に試料を正確かつ迅速に分注できる方法が利用可能となる。
101 槽
102 櫛状長方板を設置させるための嵌合溝
103 櫛状長方板を設置させるための嵌合溝
104 溝の位置
105 櫛状長方板の歯
106 サブマリン型電気泳動用ゲル層担持プレート
107 櫛状長方板の歯の先端とゲル層担持プレートの底面の隙間
108 嵌合溝に挿入させる櫛状長方板の端部
109 アダプタの高さ
110 槽の深さ
111 アダプタの横の長さ
112 槽の横の長さ
113 アダプタの縦の長さ
114 槽の縦の長さ
115 槽の端からの長さ
116 溝の幅
117 溝の位置
201 櫛状長方板の歯間の幅
202 櫛状長方板の歯の厚み
203 櫛状長方板の端部から歯の幅
204 櫛状長方板の端部の長さ
301 長径溝の長径
302 長径溝間の幅
303 長径溝の奥行きの長さ
304 アダプタの水平面とプレート面のなす角度
305 長径溝
306 アダプタの横の長さ
307 アダプタの縦の長さ
308 長径溝の短径
309 アダプタの高さ
501 自動分注器の分注ノズル
502 低い方のプレート
503 2枚のプレートの内低い方のプレートの位置
504 2枚のプレートの内高い方のプレートの位置
505 分注ノズルの先端周辺の外形
506 ゲルの間隙
507 電気泳動用ゲル
508 高い方のプレート
801 ゲル層担持プレート間の間隔
802 自動分注器内で隣り合うトレイ
803 装填したゲル層担持プレートの上端部
901 複数の分注ノズル
902 複数枚の垂直型電気泳動用ゲル層担持プレート
903 垂直型電気泳動用ゲル層担持プレートのアダプタ
102 櫛状長方板を設置させるための嵌合溝
103 櫛状長方板を設置させるための嵌合溝
104 溝の位置
105 櫛状長方板の歯
106 サブマリン型電気泳動用ゲル層担持プレート
107 櫛状長方板の歯の先端とゲル層担持プレートの底面の隙間
108 嵌合溝に挿入させる櫛状長方板の端部
109 アダプタの高さ
110 槽の深さ
111 アダプタの横の長さ
112 槽の横の長さ
113 アダプタの縦の長さ
114 槽の縦の長さ
115 槽の端からの長さ
116 溝の幅
117 溝の位置
201 櫛状長方板の歯間の幅
202 櫛状長方板の歯の厚み
203 櫛状長方板の端部から歯の幅
204 櫛状長方板の端部の長さ
301 長径溝の長径
302 長径溝間の幅
303 長径溝の奥行きの長さ
304 アダプタの水平面とプレート面のなす角度
305 長径溝
306 アダプタの横の長さ
307 アダプタの縦の長さ
308 長径溝の短径
309 アダプタの高さ
501 自動分注器の分注ノズル
502 低い方のプレート
503 2枚のプレートの内低い方のプレートの位置
504 2枚のプレートの内高い方のプレートの位置
505 分注ノズルの先端周辺の外形
506 ゲルの間隙
507 電気泳動用ゲル
508 高い方のプレート
801 ゲル層担持プレート間の間隔
802 自動分注器内で隣り合うトレイ
803 装填したゲル層担持プレートの上端部
901 複数の分注ノズル
902 複数枚の垂直型電気泳動用ゲル層担持プレート
903 垂直型電気泳動用ゲル層担持プレートのアダプタ
Claims (5)
- マルチウェルプレートの装填用のトレイを持つサンプル自動分注器のトレイに対応して装填可能な以下から選ばれる少なくとも1)及び2)、又は1)及び3)の機能を担持する構造を有する電気泳動用ゲルの固定用アダプタ:
1)アダプタが、電気泳動用ゲル層担持プレートを装填可能な構造を有し、アダプタのサイズが自動分注器のトレイのサイズ内であり、少なくとも縦横のどちらか一方が、トレイのサイズに相応しており、トレイに対するアダプタ、電気泳動用ゲル及び電気泳動用ゲルの試料分注空間(サンプルウェル)の位置決めが可能である。
2)アダプタに装填される電気泳動用ゲル層担持プレート上の電気泳動用ゲルは、電気泳動時の泳動方向に対して略垂直に試料を充填するものであり、該電気泳動用ゲル層担持プレートは泳動方向に略水平にアダプタに装填される。
3)アダプタに装填される電気泳動用ゲル層担持プレート内の電気泳動用ゲルは、電気泳動時の泳動方向と略同一方向に試料を充填するものであり、該電気泳動用ゲル層担持プレートは泳動方向に略斜角度にアダプタに装填される。 - 請求項1のアダプタが、電気泳動用ゲルの作製並びに電気泳動用ゲル層担持プレートの取り出しを行うことのできる機能を担持する構造を有することを特徴とする電気泳動用ゲルの固定用アダプタ。
- 請求項1の1)及び3)の機能を有するアダプタにおいて、電気泳動用ゲル層担持プレートとアダプタの水平面とのなす角度が70〜85度で該プレートがアダプタに装填されることを特徴とする電気泳動用ゲルの固定用アダプタ。
- 請求項1〜3のいずれか1に記載のアダプタを用い、電気泳動用ゲルを充填した電気泳動用ゲル層担持プレートを装填したアダプタを自動分注器のトレイに装填し、次いで試料の分注を行うことを特徴とする試料分注方法。
- 請求項4の方法において、試料の分注を行う前に、電気泳動用ゲルのサンプルウェルに予め電気泳動バッファー又は水を充填しておくことを特徴とする請求項1の1)及び2)、又は1)及び3)の機能を担持する構造を有することを特徴とする電気泳動用ゲルの固定用アダプタを用いた試料分注方法。
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JP2003320752A JP2005090976A (ja) | 2003-09-12 | 2003-09-12 | 電気泳動用ゲル層担持プレート用アダプタ及び該アダプタを用いた半自動試料分注方法 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPWO2008096757A1 (ja) * | 2007-02-06 | 2010-05-20 | 凸版印刷株式会社 | 生体分子検出方法及び生体分子検出用チップ |
WO2011078159A1 (ja) * | 2009-12-24 | 2011-06-30 | シャープ株式会社 | 電気泳動用器具および電気泳動装置 |
JP2013117541A (ja) * | 2013-02-26 | 2013-06-13 | Sharp Corp | 電気泳動用器具および電気泳動装置 |
-
2003
- 2003-09-12 JP JP2003320752A patent/JP2005090976A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPWO2008096757A1 (ja) * | 2007-02-06 | 2010-05-20 | 凸版印刷株式会社 | 生体分子検出方法及び生体分子検出用チップ |
JP5262725B2 (ja) * | 2007-02-06 | 2013-08-14 | 凸版印刷株式会社 | 核酸検出方法及び核酸検出用チップ |
WO2011078159A1 (ja) * | 2009-12-24 | 2011-06-30 | シャープ株式会社 | 電気泳動用器具および電気泳動装置 |
JP2011133311A (ja) * | 2009-12-24 | 2011-07-07 | Sharp Corp | 電気泳動用器具および電気泳動装置 |
CN102687002A (zh) * | 2009-12-24 | 2012-09-19 | 夏普株式会社 | 电泳用器具及电泳装置 |
CN102687002B (zh) * | 2009-12-24 | 2015-02-11 | 夏普株式会社 | 电泳用器具及电泳装置 |
JP2013117541A (ja) * | 2013-02-26 | 2013-06-13 | Sharp Corp | 電気泳動用器具および電気泳動装置 |
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Legal Events
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