JP2005087708A - 背屈運動を促す足関節矯正保護バンド - Google Patents
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Abstract
【課題】頻発する足関節の内反捻挫から生じる前距腓靭帯損傷部を回復させ、歩行時の安定性を確保し歩行を支援する。
【解決手段】本発明は、伸縮自在の足首保護帯1裏面に長手方向に横非伸縮布部3を配置し、他端に衝撃吸収材料のパッド4を設け端非伸縮布部5で被い、足首保護帯1に設けた二つの横非伸縮布部3と端非伸縮布部5間の上部にダーツ6を入れ、足首保護帯1に伸縮自在の足裏保護帯2をT字に連結し足裏保護帯2のT字連結部7と、その下端部に二か所の弾力性伸縮材9を取り付け足裏保護帯2中央部に縦非伸縮布部8を設け二か所の弾力性伸縮材9の両端を被い、足裏保護帯2裏面の端部及び足首保護帯1の端部に面ファスナー10を設けた背屈運動を促す足関節矯正保護バンドを設けたことを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】本発明は、伸縮自在の足首保護帯1裏面に長手方向に横非伸縮布部3を配置し、他端に衝撃吸収材料のパッド4を設け端非伸縮布部5で被い、足首保護帯1に設けた二つの横非伸縮布部3と端非伸縮布部5間の上部にダーツ6を入れ、足首保護帯1に伸縮自在の足裏保護帯2をT字に連結し足裏保護帯2のT字連結部7と、その下端部に二か所の弾力性伸縮材9を取り付け足裏保護帯2中央部に縦非伸縮布部8を設け二か所の弾力性伸縮材9の両端を被い、足裏保護帯2裏面の端部及び足首保護帯1の端部に面ファスナー10を設けた背屈運動を促す足関節矯正保護バンドを設けたことを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、歩行が容易な背屈運動を促す足関節矯正保護バンドに関するものである。
装具療法は運動器官である靭帯、腱の保護や補助または除痛を目的にしている。その重要性は投薬療法や固定包帯及びテーピングの効果に限界がある事からますます高まっている。図4において、下腿部を支持する硬質の第一支持プレート及びこれに対して屈曲及び伸展可能に連結される第二支持プレートからなる一対のシェルを設けている。また、第一支持プレートの内面にに付けられた軟質の第一パッドと、第二支持プレート内面の軟質の第二パッドと、第一支持プレートを下腿部に固定するバンドとを備え、第二支持プレートは下腿に靴の側面と連結可能であり実用上十分であった。
しかし、足関節保護装置は装具の継手が一軸のものが大半である。足関節の生理軸は単なる一軸ではなく、歩行状態により軟部組織または関節(骨形状)の変化がおこるため、関節軸が変化し装具との間にずれが生じフイット性及び運動追従性が悪く、また、捻挫の治癒力を高めるバンドによる靭帯損傷部の圧迫保護をする考え方がなく、さらに、下腿下部をバンドで螺旋状に固定し足関節の背屈、底屈運動が阻害されるので十分に対応する必要がある。図1は背屈運動を促す足関節矯正保護バンドを示したものであり、9は弾力性伸縮材、4は衝撃吸収材料のパッドを表す。このように足関節の生理軸と装具の機械軸の乖離や、バンドによる靭帯損傷部の圧迫保護の考え方がないという欠点があった。
足関節捻挫の治療や再発防止の用途において、この欠点は大きな傷害である。具体的には足関節の外果・内果の前下方にある前距腓靭帯損傷部の圧迫保護が不十分で、靭帯の延長から生じる腫脹、疼痛を和らげることができず、また、体重荷重時のアキレス腱への衝撃緩和もできないなどの問題があった。
この改善策として、足関節矯正保護バンドを収縮部と固定部に機能分担し足関節の生理軸と装具の機械軸を一致させる方法がある。
はこの方法による背屈運動を促す足関節矯正保護バンドの実施例を示す側面図である。バンドのずれを防ぎフイット性及び運動追従性を改善し、また、足関節の外果・内果の前下方にある前距腓靭帯損傷部を弾力性伸縮材で圧迫保護し、脆弱化した靭帯の延長を防ぎ疼痛、腫脹を和らげ、また、体重荷重時のアキレス腱の圧縮を衝撃吸収材料のパッドが緩和して、さらに、歩行時の足関節の背屈運動を促すことで、歩行を補助する機能に加えリハビリ機能及び回復への治癒力を併せ持つことが出来る。
実用新案登録3022256参照
解決しようとする問題点は、頻発する足関節の内反捻挫から生じる前距腓靭帯損傷部を回復させ、歩行時の安定性を確保し歩行を支援する点である。
本発明は、伸縮自在の足首保護帯裏面に長手方向に横非伸縮布部を配置し、他端に衝撃吸収材料のパッドを設け端非伸縮布部で被い、足首保護帯に設けた二つの横非伸縮布部と端非伸縮布部間の上部にダーツを入れ、足首保護帯に伸縮自在の足裏保護帯をT字に連結し、足裏保護帯のT字連結部と、その下端部に二か所の弾力性伸縮材を取り付け足裏保護帯中央部に縦非伸縮布部を設け二か所の弾力性伸縮材の両端を被い、足裏保護帯裏面の端部及び足首保護帯の端部に面ファスナーを設けた背屈運動を促す足関節矯正保護バンドを設けたことを特徴とする。
本発明の背屈運動を促す足関節矯正保護バンドは、バンドを伸縮部と固定部に機能分担しずれを防ぎ、足関節の外果・内果の前下方にある前距腓靭帯損傷部を弾力性伸縮材で圧迫保護し、靭帯の延長から生じる腫脹疼痛を和らげ治癒力を高め、足関節の背屈運動を促すことで“つまずき”を防ぎ背屈方向の可動性補助と歩行支援ができるという利点がある。
装具と足関節のずれを防ぎ、足関節の前距腓靭帯損傷部の治癒を促進し、足関節の背屈運動を促すことで背屈方向の可動性補助及び歩行支援を行い、支持性、快適性、動きやすさいう目的を実現した。
図2は、背屈運動を促す足関節歩行支援バンドの足首保護帯1に設けた衝撃吸収材料のパッド4をアキレス腱に当て、足首保護帯1の一端に面ファスナー10で接着する。
図3に示される実施例では、足裏保護帯2のT字連結部7に設けた弾力性伸縮材9を内果(内くるぶし)前方に当て足裏に回し、足裏保護帯2端部の弾力性伸縮材9を外果(外くるぶし)前方の足首保護帯1に面フアスナー10で接着する。
足首保護帯1裏面の長手方向に横非伸縮布部3を配置し、他端に衝撃吸収材料のパッド4を端非伸縮布部5で被い、足首保護帯1に設けた二つの横非伸縮布部3、端非伸縮布部5間の上部にダーツ6を入れた事により、足関節に外傷が生じた場合に、距腿関節(脛骨と腓骨)の前額面の離開を防ぎ靭帯損傷部を解剖学的に適合することが出来る。
また、足首の上部が細くて下部が太くなっているので、足首保護帯1に設けた二つの横非伸縮布部3、端非伸縮布部5間の上部にダーツ6を入れた事により装着感やフイット性が良くなる。
また、伸縮自在の足首保護帯1裏面に長手方向に横非伸縮布部3を配置し、他端に衝撃吸収材料のパッド4を設け端非伸縮布部5で被った事により、歩行時の体重荷重時に加わるアキレス腱の圧縮を緩和する事も出来る。
また、パッド4は足部傷害予防にインソールで利用されている人工筋肉(衝撃吸収材料)といわれる粘弾性高分子化合物を使用した。
足首保護帯1に伸縮自在の足裏保護帯2をT字に連結し、足裏保護帯2のT字状連結部7と、その下端部に二か所の弾力性伸縮材9を取り付けたことにより、バンドを収縮部と固定部に機能分担し、足関節の外果・内果の前下方にある前距腓靭帯損傷部を二カ所の弾力性伸縮材9で圧迫保護し治癒を促進して、足関節の背屈運動を促すことで背屈方向の可動性補助及び歩行支援ができる。
足首保護帯1に伸縮自在の足裏保護帯2をT字に連結し、足裏保護帯2のT字状連結部7と、その下端部に二か所の弾力性伸縮材9を取り付けたので、足首と足裏を一体的に保護し安全性に優れ運動追従性も良い。
さらに、歩行中の筋活動を見ると、他の筋群と異なり足関節の背屈筋が下肢筋中で常に休みもなく筋収縮するので足関節背屈筋の機能低下が起こりやすく、足首保護帯1に伸縮自在の足裏保護帯2をT字に連結し、足裏保護帯2のT字状連結部7と、その下端部に二か所の弾力性伸縮材9を取り付け背屈を促すことにより足関節の背屈筋の機能を改善する事が出来る。
足関節の外果・内果の前下方にある前距腓靭帯を二カ所の弾力性伸縮材9で圧迫保護することにより足関節の腫脹や疼痛の軽減効果がある。
また、足関節の外果・内果の前下方にある前距腓靭帯損傷部を二カ所の弾力性伸縮材9で圧迫保護することにより、脆弱化した靭帯の延長を防ぎ靭帯の修復を促して関節の支持性を回復するので、頻発する足関節捻挫の後遺症から生じる変形の予防にもなる。
また、二カ所の弾力性伸縮材及9び衝撃吸収材料のパッド4の協働により、歩行を補助する機能に加えリハビリ機能及び回復への治癒力を併せ持った足関節矯正用バンドとしても有効である。
また、二カ所の弾力性伸縮材9及び衝撃吸収材料のパッド4の協働により、足関節のスプリング機能を高め足関節の圧縮を緩和するので体重の支持及び免荷も可能になる。
そして、下肢10個所の関節可動域の中でも、足関節の背屈及び底屈の可動域の低下(加齢変化)がもっとも著しいことがわかっており、この要素が歩行機能の加齢変化として指摘されている立脚期蹴り出し期の足関節機能の低下と、遊脚期接地直前の足先の高さの低下(つまずき)の原因になると言われているが、内果・外果の前下方に設けた二カ所の弾力性伸縮材9により、足関節の背屈角が増加し歩行時の背屈運動を促すので遊脚期接地直前の足先の高さの低下を防ぎ高齢者の歩行支援を行うことも出来る。
足関節捻挫の保護や捻挫の再発防止を目的で使用され、歩行時の足関節の歩行支援を行い医療、介護、スポーツ分野に適応できる。
1 足首保護帯
2 足裏保護帯
3 横非伸縮布部
4 衝撃吸収材料のパッド
5 端非伸縮布部
6 ダーツ
7 T字連結部
8 縦非伸縮布部
9 弾力性伸縮材
10 面ファスナー
2 足裏保護帯
3 横非伸縮布部
4 衝撃吸収材料のパッド
5 端非伸縮布部
6 ダーツ
7 T字連結部
8 縦非伸縮布部
9 弾力性伸縮材
10 面ファスナー
Claims (1)
- 伸縮自在の足首保護帯裏面に長手方向に横非伸縮布部を配置し、他端に衝撃吸収材料のパッドを設け端非伸縮布部で被い、足首保護帯に設けた二つの横非伸縮布部と端非伸縮布部間の上部にダーツを入れ、足首保護帯に伸縮自在の足裏保護帯をT字に連結し足裏保護帯のT字連結部と、その下端部に二か所の弾力性伸縮材を取り付け足裏保護帯中央部に縦非伸縮布部を設け二か所の弾力性伸縮材の両端を被い、足裏保護帯裏面の端部及び足首保護帯の端部に面ファスナーを設けた背屈運動を促す足関節矯正保護バンド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003366689A JP2005087708A (ja) | 2003-09-19 | 2003-09-19 | 背屈運動を促す足関節矯正保護バンド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003366689A JP2005087708A (ja) | 2003-09-19 | 2003-09-19 | 背屈運動を促す足関節矯正保護バンド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005087708A true JP2005087708A (ja) | 2005-04-07 |
Family
ID=34463640
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003366689A Pending JP2005087708A (ja) | 2003-09-19 | 2003-09-19 | 背屈運動を促す足関節矯正保護バンド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005087708A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008264151A (ja) * | 2007-04-19 | 2008-11-06 | Shoji Yamauchi | 足関節強化訓練具 |
JP2019033998A (ja) * | 2017-08-18 | 2019-03-07 | モディアクリエイト株式会社 | サポーター |
-
2003
- 2003-09-19 JP JP2003366689A patent/JP2005087708A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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