JP2005087680A - 電動トイレブラシ - Google Patents

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Abstract

【課題】モーターの回転による振動がケーシングを把持する部分に伝わりにくい、使用者に不快感を与えることがない構造とし、防水対策は万全であり、便器の開口部の段差部分を清掃する際に対象位置の視認容易で作業がやりやすく、ブラシ部とケーシングとの着脱も容易に行なえ、ブラシを傷めずに保管もできる。
【解決手段】ケーシング1の外面と、ブラシ部2の嵌合部2bの内面とが、弾性材で形成したOリング4aを介して接する。ブラシ部2の嵌合部2bとブラシ2aとの間には径を細くした部分2cを形成する。ケーシング1とブラシ部2との着脱構造はバヨネット構造7を用いる。ブラシ部2の嵌合部2bは、使用者が着脱時、手で握るに充分な長さを備える。ケーシング1にブラシ部2を取り付けた垂直状態で収納可能な置き台3を設け、収納時ブラシ2a先端が置き台の底面に接しない高さに段差部3dを形成、ここにケーシング1側の段差部Dを引っ掛けて保持収納する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、トイレや浴室等の清掃に用い、洗浄用のブラシを備える電動トイレブラシに関する。
従来、このようなブラシを備える電動トイレブラシについては、種々提案されているが、その中に、筒状の柄の中に収容したモーターの回転軸にアンバランスのウエイトを取り付け、モーターの回転によって発生する振動をブラシ部に伝える構造の電動トイレブラシがある。このような構造の例としては、例えば、図4に示すようなものがある。
この例は、先端部を閉鎖したケーシング11の中に、偏心ウエイトを回転軸に取り付けたモーターを収容し、このモーターの回転によって発生する振動をブラシ部12に伝え、ブラシ部12のブラシ12aが振動して便器などを清掃することができる構造となっている。そして、このブラシ部12はケーシング11に対し同図のA部において、ネジ構造あるいは爪と溝とを係合させる構造によって着脱可能とし、ブラシ消耗に伴うブラシ部12のみの交換を可能としてある。
発明が解決しょうとする課題
このような構造の電動トイレブラシにおいては、モーターの回転によって発生する振動がブラシ部12に伝達されると同時に、振動がケーシング11の手で把持する部分にも伝達され使用者に不快感を与える。そこで、図示はしていないが、ケーシング11を分割し、モーターを収容した部分と把持する部分とに分け、両者を蛇腹状の部分で結合することによって振動が把持部分に伝達されるのを防ぐ工夫も考えられるが、電動トイレブラシの目的からして、防水対応の必要があり、該部分の防水対策や、該部分にモーターへの電線配置は困難である。
また、モーターによる電動式であるために、モーターを収容するケーシング11は太めなものとなり、従ってブラシ部12を着脱する部分も太めとなるので、便器の開口部の段差部分を清掃する際など、対象位置が見えにくく、作業が難しいものであった。
また、ブラシ部12をケーシング11に対し図4のA部において着脱する際、両者を両手でそれぞれ握って回転させる必要がある。このとき、ブラシ部12を握る部分は同図でわかるように、短く設定されているので、握りにくく力をかけにくいものであるので、着脱が容易とは言えないものであった。
本発明は、このような従来の電動トイレブラシを、モーターの回転による振動がケーシングを把持する部分に伝わりにくい、使用者に不快感を与えることがない構造とし、しかも防水対策は万全であり、また、便器の開口部の段差部分を清掃する際にも、対象位置の視認を容易として作業をやりやすく、さらに、ブラシ部とケーシングとの着脱も容易に行なえ、さらにまた、ブラシを傷めずに保管することができるものとすることを目的としている。
課題を解決するための手段
この課題を解決するために本発明は、振動する本体側のケーシングの外周面と、これに嵌め込んで使用するブラシ部の嵌合部内面との間の複数箇所に、弾性材で形成したOリングを介装してモーターの回転による振動がケーシングを把持する部分に伝わりにくい構造としたものである。これにより、使用感の優れた電動トイレブラシが得られる。そしてこのOリングは防水機能も兼ね備えるので低コストで二つの課題を解決することができる。
ブラシ部の嵌合部と、その先のブラシの部分との間には、径を細くした「くびれ」を設けるようにする。これにより、清掃対象の凹んだ部分、例えば便器の上端開口の縁の屈曲したような箇所でも、「くびれ」を利用してブラシを屈曲部の内角部分に達せしめ、対象箇所を目視しながら清掃することができるものとなる。
また、前記の「くびれ」はモーターの回転による振動がブラシに伝達しやすくなるとともにケーシングを把持する部分に伝わりにくくする作用もあるので、使用感の優れた電動トイレブラシが得られる。
本体側のケーシングと、これに着脱するブラシ部との着脱機構には、バヨネット機構を利用する。これにより、単なるねじ込みや凹凸の爪止めにより係止させているものに比し、格段に、位置決めが容易であり、装着の「しっかり感」を得ることができる。
ブラシ部をケーシングに装着する際に手で把持するブラシ部の長さを、片手で握るのに充分な長さとしておく。このようにすることで、前記のバヨネット機構とともに、ブラシ部の着脱操作を容易確実なものとすることができる。
ケーシングにブラシ部を取り付け、垂直に立てた状態で収納可能な置き台を設けるようにする。そして、ケーシングとブラシ部との両端面が接する部分近傍にはケーシング後端寄り側を大径とした段差部を設ける。さらに置き台の上部には、この段差部を引っ掛けることができる浅い棚状の保持部を形成し、この部分で保持して収納することにより、収納しやすい電動トイレブラシとすることができる。
そして、置き台の高さは、置き台の保持部に電動トイレブラシの段差部を引っ掛けて保持し収納した場合、ブラシ先端が置き台の底面に接することがない高さとする。このようにすることで、ブラシの水切りがよく、また、比較的重い電動型の電動トイレブラシの、収納中におけるブラシの損傷を防ぐことができる。
発明の効果
本発明によれば、振動する本体側のケーシングの外周面と、これに嵌め込んで使用するブラシ部の嵌合部内面との間の複数箇所に、弾性材で形成したOリングを介装してモーターの回転による振動がケーシングを把持する部分に伝わりにくい構造としたので、使用感の優れた電動トイレブラシが得られ、このOリングは防水機能も兼ね備えるので低コストで防振、防水が行なえるという有利な効果が得られる。
また、ブラシ部の嵌合部と、その先のブラシの部分との間には、径を細くした「くびれ」を設けるようにしたので、清掃対象の凹んだ部分、例えば便器の上端開口の縁の屈曲したような箇所でも、「くびれ」を利用してブラシを屈曲部の内角部分に達せしめ、対象箇所を目視しながら清掃することができるものとなる有利な効果が得られる。
また、前記の「くびれ亅はモーターの回転による振動がブラシに伝達しやすくなるとともにケーシングを把持する部分に伝わりにくくする作用もあるので、使用感の優れた電動トイレブラシとなる有利な効果が得られる。
さらに、本体側のケーシングと、これに着脱するブラシ部との着脱機構には、バヨネット機構を利用するようにしたので、単なるねじ込みや凹凸の爪止めにより係止させているものに比し、格段に、位置決めが容易であり、装着の「しっかり感」を得ることができる。
また、ブラシ部をケーシングに装着する際に手で把持するブラシ部の長さを、片手で握るのに充分な長さとしておく。このようにすることで、前記のバヨネット機構とともに、ブラシ部の着脱操作を容易確実なものとする有利な効果が得られる。
さらに、ケーシングにブラシ部を取り付け、垂直に立てた状態で収納可能な置き台を設けるようにする。そして、ケーシングとブラシ部との両端面が接する部分近傍にはケーシング後端寄り側を大径とした段差部を設け、置き台の上部には、この段差部を引っ掛けることができる浅い棚状の保持部を形成し、この部分で保持して収納するようにしたので、収納しやすい電動トイレブラシとすることができる。
そして、置き台の高さは、置き台の保持部に電動トイレブラシの段差部を引っ掛けて保持し収納した場合、ブラシ先端が置き台の底面に接することがない高さとする。このようにすることで、ブラシの水切りがよく、また、比較的重い電動型の電動トイレブラシの、収納中におけるブラシの損傷を防ぐことができるという有利な効果が得られる。
本発明の請求項1に記載の発明は、先端寄りには、偏心ウエイトを回転軸に取り付けたモーターを収容し、後端寄りを、使用者が握る把持部とした筒状のケーシングと、前記ケーシング先端に対し着脱可能とするための筒状の嵌合部を後端に備え、先端には清掃用のブラシを備えるブラシ部と、からなり、前記ケーシングの先端に前記ブラシ部を装着する場合、ケーシングの外面と、前記ブラシ部の嵌合部の内面とが、弾性材で形成したOリングを介して接するものであることを特徴とする電動トイレブラシとしたものであり、振動がケーシング側の手で把持する部分に伝達されにくく、使用感がよいという作用、及び、防水機能が向上するという作用を有する。
請求項2に記載の発明は、先端寄りには、偏心ウエイトを回転軸に取り付けたモーターを収容し、後端寄りを、使用者が握る把持部とした筒状のケーシングと、前記ケーシング先端に対し着脱可能とするための筒状の嵌合部を後端に備え、先端には清掃用のブラシを備えるブラシ部と、からなり、前記ブラシ部の嵌合部とブラシとの間には径を細くした部分を形成したことを特徴とする電動トイレブラシとしたものであり、清掃対象の凹んだ部分、例えば便器の上端開口の縁の屈曲したような箇所でも、径を細くした「くびれ」を利用してブラシを屈曲部の内角部分に達せしめ、対象箇所を目視しながら清掃することができるものという作用を有する。また、前記の「くびれ」はモーターの回転による振動がブラシには伝わりやすく、ケーシングを把持する部分には伝わりにくくする作用があるので、使用感の優れた電動トイレブラシが得られる。
請求項3に記載の発明は、先端寄りには、偏心ウエイトを回転軸に取り付けたモーターを収容し、後端寄りを、使用者が握る把持部とした筒状のケーシングと、前記ケーシング先端に対し着脱可能とするための筒状の嵌合部を後端に備え、先端には清掃用のブラシを備えるブラシ部と、からなり、前記ケーシングと前記ブラシ部との着脱構造はバヨネット機構を用いたことを特徴とする電動トイレブラシとしたものであり、位置決めが容易であり、装着の「しっかり感」を得ることができるという作用を有する。
請求項4に記載の発明は、先端寄りには、偏心ウエイトを回転軸に取り付けたモーターを収容し、後端寄りを、使用者が握る把持部とした筒状のケーシングと、前記ケーシング先端に対し着脱可能とするための筒状の嵌合部を後端に備え、先端には清掃用のブラシを備えるブラシ部と、からなり、前記ブラシ部の、前記ケーシングに対する着脱部分は、使用者が着脱時、把持するに充分な長さを備えて構成することを特徴とする電動トイレブラシとしたものであり、ブラシ部の着脱操作を容易確実なものとすることができる。
請求項5に記載の発明は、先端寄りには、偏心ウエイトを回転軸に取り付けたモーターを収容し、後端寄りを、使用者が握る把持部とした筒状のケーシングと、前記ケーシング先端に対し着脱可能とするための筒状の嵌合部を後端に備え、先端には清掃用のブラシを備えるブラシ部と、前記ケーシングに前記ブラシ部を取り付け、垂直に立てた状態で収納可能な置き台と、からなり、前記ケーシングと前記ブラシ部との両端面が接する部分近傍にはケーシング後端寄り側を大径とした段差部を設け、前記置き台の上部には、前記ケーシング側を大径とした段差部を引っ掛けることができる保持部を形成し、この部分で保持して収納することを特徴とする電動トイレブラシとしたものであり、収納しやすい電動トイレブラシとすることができる。
請求項6に記載の発明は、前項において、置き台の高さは、置き台の保持部に電動トイレブラシの段差部を引っ掛けて保持し収納した場合、ブラシ先端が置き台の底面に接することがない高さとすることを特徴とする電動トイレブラシとしたものであり、ブラシの水切りがよく、また、比較的重い電動型の電動トイレブラシの、収納中におけるブラシの損傷を防ぐことができるものとする。
図1は一部を断面とした全体図、図2は外観図を示し、図1において、1はケーシングであって電動トイレブラシの本体を構成するものであり、筒状の成形品で、後部の、使用者が作業時に握りやすい形状とした把持部1a、中間の中継部1b、そして先端のモーター保持部1cとからなり、把持部1a先端には中継部1bが嵌め込まれてねじ1nで固定され、中継部1b先端にはモーター保持部1cが嵌め込まれて接合部で接着等の手段で相互に固定される。この構成はこの例に限定されるものではなく、一体としてもよい。また、図示は省略したが、各部を殻状に左右2体として構成し、内部に部品を取り付けた後、閉じるようにしてもよい。
把持部1a内部は電池ケースとして後述のモーターを駆動する電池Bが収容される。図2における1pは電池B交換のための着脱可能な電池蓋である。SWは把持部1aの外周面の適所に配置したスイッチ操作部であり、電池Bとモーターとを接続する回路をオン、オフ操作する。5はモーター保持部1c内に固定されたモーターである。モーター5の回転軸5aには偏心ウエイト5bが取り付けられて、軸回転時、振動を発生させる。モーター保持部1cと把持部1aとは前記したように中継部1bによって結合されており、全体として一つの筒状のものである。なお、モーター保持部1c先端はモーター保持部蓋1hにより閉鎖されており、その他の接合部も防水対応として構成されている。
ブラシ部2は先端に毛やスポンジ等で構成したブラシ2aを固定して備え、後端は筒状の嵌合部2bとして形成される。筒状の嵌合部2bは、その内径がケーシング1の、中継部1bとモーター保持部1cとで形成される外径部に適度の嵌合度で嵌め込めるような寸法形状に設定される。そして、ケーシング1の中継部1bとモーター保持部1cとで形成される外径面の所定位置にはリング状に外周を一周するリング状の溝が形成されており、ここに嵌装した弾性材で形成したOリング4a、4bはケーシング1の中継部1bとモーター保持部1cとで形成される外径面と、ブラシ部2の嵌合部2bの内径面との間などに介在して、両者の間の防水対応機能を果たす。詳細は後述する。
ブラシ部2のブラシ2aと嵌合部2bとの中間には、小径部2cを設けてある。この小径部2cは、後述するが、ブラシ使用時、対象物の段差や屈曲部分を清掃する際、対象面を目視しやすくし、また、振動が把持部1aに伝達されるのを減少させる機能がある。
7はバヨネット機構である。バヨネット機構そのものについては公知の技術であるので、詳細は省略するが、相互に回動させて嵌め込むものの一方には溝、他方には突起を設け、溝の一部を軸方向に開口させておき、ここから突起を導入して回動させ、突起が溝の終点位置まで達した状態でロックする構造を、ケーシング1とブラシ部2とに設けることによって、両者を容易、確実に着脱することができる。
Dは段差部である。ブラシ部2の嵌合部2bの開口側の端部を、フランジ状にやや大径として段差部としてある。これを利用して後述の置き台3に、電動トイレブラシを保持させる。詳細は後述する。
スイッチ操作部SWを操作し、電源をオンとすれば、電線Wを経て電池Bがモーター5に電源を供給し、偏心ウエイト5bを取り付けた軸5aが所定回転数で回転するので、ケーシング1が振動する。振動はブラシ部2のブラシ2aに伝達され、ブラシ2aによって清掃対象面をクリーニングすることができる。
便器の開口部の段差部分を清掃する際など、対象位置が見えにくく、作業が難しい対象位置であっても、ブラシ部2のブラシ2aと嵌合部2bとの中間には、小径部2cを設けてあるので、ブラシ使用時、対象物の段差や屈曲部分を清掃する際、対象面を目視しやすくする。
振動はブラシ部2に向け伝達されるのが望ましく、ケーシング1の把持部1aには振動が達しないことが望ましい。そこで本実施の形態では、Oリング4aを介装することによって、把持部1aへの振動の影響を減少させ、使用者の不快感を防いでいる。また、ブラシ部2のブラシ2aと嵌合部2bとの中間の小径部2cも振動が把持部1aに伝達されるのを減少させる機能がある。このOリング4aは振動対策だけでなく、防水機能の向上にも効果がある。
なお、本実施の形態では、振動対策を主目的としたOリング4aは、モーター保持部1cのモーター配置位置付近、中継部1bの中間付近、そして中継部1bの後端付近の3箇所に配置した。また、防水対策を主目的としたOリング4bはモーター保持部1cの前後端にそれぞれ配置した。
ブラシ部2自体の清掃や、消耗による交換時など、該部分を取り外すには、ブラシ部2の嵌合部2bの外周を手で掴み、他方の手でバヨネット機構7を操作して回動させ、取り外す。取り付け時は逆の操作を行なう。ブラシ部2の嵌合部2bの長さは手で握るのに充分な長さを備えているので、掴みやすく、さらにブラシ部2のケーシング1への組み付けはバヨネット機構を用いているので、単なるねじ込みや凹凸の爪止めにより係止させているものに比し、格段に、位置決めが容易であり、装着の「しっかり感」を得ることができる。
なお、ブラシ部2の嵌合部2bはバヨネット操作時の把持のための長さ確保の他に通常時の清掃における内側への水の浸入を防ぐ長さになっており、その長さは現存する便器の大部分をカバーできる長さとなっていて、水を流している状態でもその長さまで水が達することがない。
また、ブラシ部2のくびれた小径部2cは対象箇所を目視しながら清掃を可能にし、ブラシ振動を効率よく伝達するために設けたものであるが、本来はブラシが対象箇所に到達しなければならず本装置のようにモーターを使用しアンバランスウエイトをつけて振動させる場合にモーター付近の径が大きくなってしまい、そのため便器内部の対象箇所にブラシが届かなくなるような場合が、通常の手動式のブラシより多く発生することになる。とくに水溜りの狭い部分についてそうなる。そこで清掃可能な範囲が狭まるのを防ぐために小径部2cを設けたものであり、この部分による振動力低下は実験の結果発生していない。
重ねて言えば、本装置が便器に当たって清掃範囲を制限されるのではなく、ブラシ先端がこれ以上入り込めない所まで入っても出来るだけ本装置が便器に当たらないようにして清掃可能範囲を手動式ブラシと遜色ないレベルにするために小径部2cがくびれとして存在するものである。
図3は電動トイレブラシを置き台3に収納した状態の側面図である。置き台3は前方を開口した上面視U字型であり、そして正面及び側面視ではスカート状に下方を拡張した構造であって、樹脂等で形成される。前面開口は蓋3aで閉じられるが、蓋3aは下方でほぼ直角に水平かつ奥行き方向に折り曲げられて受皿としての底面3aを形成し、また、この屈曲部付近で軸3bにより置き台3に対し軸支されて回動可能となっており、図3の矢印R方向に回動させることによって前面開口が露出する構造である。
置き台3の上部には棚状の段差部3dが上面視U字状に設けてあり、この寸法は電動トイレブラシの段差部D、すなわち、ブラシ部2の嵌合部2bの開口側の端部を、フランジ状にやや大径とした段差部Dが載置可能なものとしてある。従って、この部分に電動トイレブラシを引っ掛ければ保持されて保管することができる。
段差部3dに電動トイレブラシ側の段差部Dを引っ掛けて保持させた状態では、ブラシ部2のブラシ2aの先端は、図3のように、置き台3の蓋3aの底面3aとは間隔Sが維持されるように設定されている。従って、保管状態でブラシ2a先端が底面3a面に接することがないので、水切りされ、衛生的であり、重い電動トイレブラシであってもブラシ先端を変形させたり、傷めたりすることがない。また、受皿部分が汚れていてもブラシ先端が触れないので、この点でも衛生的である。
置き台から電動トイレブラシを取り出す際は、把持部1aを掴んで手前に移動させれば、蓋3aが回動して開くのに伴い回動する底面3aがブラシ2aを持ち上げるので、取り出しやすい。
なお、以上の説明では、モーターを駆動する電源は乾電池等の電池としたが、商用電源を用いるようにすることもできる。また、充電式電池(パック)を用いてもよく、この場合は、乾電池をわざわざ購入しなくてもいいので経済的であり、電源コードの取り回しの煩わしさが解消され、コードレスによる快適な作業を行なうことができ、便利性、商品のアピール性で有効な手段といえる。
また、ケーシング1は3つの部分からなるように説明したが、一体あるいは2体以上の複数体で構成して支障はない。
また、防振、防水対応のOリングの位置と個数も前記実施の形態に記載したものに限定されるものではない。
本発明の電動トイレブラシの一部を断面とした側面図である。 本発明の電動トイレブラシの側面外観図である。 本発明の電動トイレブラシを置き台にセットした状態の側面外観図である。 従来の電動トイレブラシの外観斜視図である。
符号の説明
1 ケーシング
1a 把持部
1b 中継部
1c モーター保持部
2 ブラシ部
2a ブラシ
2b 嵌合部
2c 小径部
3 置き台
4a、4b Oリング
5 モーター
7 バヨネット機構

Claims (6)

  1. 先端寄りには、偏心ウエイトを回転軸に取り付けたモーターを収容し、後端寄りを、使用者が握る把持部とした筒状のケーシングと、
    前記ケーシング先端に対し着脱可能とするための筒状の嵌合部を後端に備え、先端には清掃用のブラシを備えるブラシ部と、からなり、
    前記ケーシングの先端に前記ブラシ部を装着する場合、前記ケーシングの外面と、前記ブラシ部の嵌合部の内面とが、弾性材で形成したOリングを介して接するものであることを特徴とする電動トイレブラシ。
  2. 先端寄りには、偏心ウエイトを回転軸に取り付けたモーターを収容し、後端寄りを、使用者が握る把持部とした筒状のケーシングと、
    前記ケーシング先端に対し着脱可能とするための筒状の嵌合部を後端に備え、先端には清掃用のブラシを備えるブラシ部と、からなり、
    前記ブラシ部の嵌合部とブラシとの間には径を細くした部分を形成したことを特徴とする電動トイレブラシ。
  3. 先端寄りには、偏心ウエイトを回転軸に取り付けたモーターを収容し、後端寄りを、使用者が握る把持部とした筒状のケーシングと、
    前記ケーシング先端に対し着脱可能とするための筒状の嵌合部を後端に備え、先端には清掃用のブラシを備えるブラシ部と、からなり、
    前記ケーシングと前記ブラシ部との着脱構造はバヨネット機構を用いたことを特徴とする電動トイレブラシ。
  4. 先端寄りには、偏心ウエイトを回転軸に取り付けたモーターを収容し、後端寄りを、使用者が握る把持部とした筒状のケーシングと、
    前記ケーシング先端に対し着脱可能とするための筒状の嵌合部を後端に備え、先端には清掃用のブラシを備えるブラシ部と、からなり、
    前記ブラシ部の、前記ケーシングに対する着脱部分は、使用者が着脱時、把持するに充分な長さを備えて構成することを特徴とする電動トイレブラシ。
  5. 先端寄りには、偏心ウエイトを回転軸に取り付けたモーターを収容し、後端寄りを、使用者が握る把持部とした筒状のケーシングと、
    前記ケーシング先端に対し着脱可能とするための筒状の嵌合部を後端に備え、先端には清掃用のブラシを備えるブラシ部と、
    前記ケーシングに前記ブラシ部を取り付け、垂直に立てた状態で収納可能な置き台と、からなり、
    前記ケーシングと前記ブラシ部との両端面が接する部分近傍にはケーシング後端寄り側を大径とした段差部を設け、
    前記置き台の上部には、前記ケーシング側を大径とした段差部を引っ掛けることができる保持部を形成し、この部分で保持して収納することを特徴とする電動トイレブラシ。
  6. 置き台の高さは、置き台の保持部に電動トイレブラシの段差部を引っ掛けて保持し収納した場合、ブラシ先端が置き台の底面に接することがない高さとすることを特徴とする請求項5に記載の電動トイレブラシ。
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