JP2005084041A - 光伝送システムの伝送損失測定装置、およびその方法 - Google Patents

光伝送システムの伝送損失測定装置、およびその方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明は、光ファイバの伝送損失の距離分布や障害点を測定する時間領域光反射測定法(OTDR:Optical Time Domain Reflectomety)において、光伝送システムがシビアなハザードレベルに分類されない、光伝送システムの伝送損失測定装置、およびその方法を提供することを目的とするものである。
【解決手段】 伝送損失測定装置30は、光ファイバ50に光パルスを出力するOTDR出力器31と、光ファイバ50で発生した後方散乱光を検出する後方散乱光検出器33と、光パルスが増幅される第一励起光パルスを光ファイバ50に出力する励起光出力器32と、を備え、励起光出力器32は、光パルスに同期して第一励起光パルスを出力することを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光ファイバの伝送損失の距離分布や障害点を測定する時間領域光反射測定法(OTDR:Optical Time Domain Reflectomety)に関し、特に、長距離光伝送システムに適用する場合において安全性の高い伝送損失測定装置、およびその方法に関するものである。
従来より、光伝送システムにおける光ファイバの保守・運用を目的とした試験方法として、OTDR測定が知られている。OTDR測定とは、光パルス(OTDR信号パルス)を光ファイバに入射させて、発生する後方散乱光の強度を時間経過的に観測し、光ファイバの伝送損失の距離分布や障害点を測定する試験方法である。
一方において、主信号光を増幅させて離間した二つの端局間の光伝送距離を長距離化させることを目的として、ラマン増幅技術や遠隔励起光増技術等を用いた無中継システムの研究が進められている。この無中継システムは、有中継システムが必要とする中継器(光−電気変換による増幅器)が不要であるためシステムの稼動・保守・管理の面で負担が軽減する点で優れる(特許文献1参照)。
ラマン増幅技術とは、端局から主信号光の波長(通常1.53〜1.58μm)より約0.1μm短波長の励起光を光ファイバに入射することにより、伝送する光ファイバにおいて主信号光を増幅させる技術である。
遠隔励起光増幅技術とは、二つの端局間を結ぶ光ファイバ上にEDF(エルビウムドープ光ファイバ)を所定の位置に配置し、端局から1.48μm帯の波長を持つ励起光を入射することにより、このEDFにおいて主信号光を増幅させる技術である。
無中継システムにおいて主信号光は、何れかの端局より出力された励起光が奏するラマン増幅作用ならびに遠隔励起光増幅作用により、パワーが増幅されて伝送されることとなる。
このような、無中継システムにOTDR測定を適用する場合、測定可能距離を延伸化させる為、OTDR信号パルスも長距離伝送させる必要がある。この長距離伝送を実現させる方法として、波長が主信号光と同一であるOTDR信号パルスに、主信号光の増幅に用いる励起光源から出力する定常パワー励起光を重畳させて、このOTDR信号パルスを増幅させる方法が提案されている。
図9は、光伝送システムに対して、従来のOTDR測定を適用した場面を示す説明図である。図9に示すように、OTDR信号パルスS1、S2は、パルス間隔Tで光ファイバに出力される。このパルス間隔Tは、このOTDR信号パルスS1により発生した後方散乱光が、OTDR信号パルスS2が出力される以前に、端局に到達するように測定距離を考慮しつつ決定されるものである。そして、定常パワー励起光RC(波長帯域1.46〜1.48μm帯)により1.5μm帯のOTDR信号パルスS1、S2および逆方向に進行する後方散乱光がラマン増幅される。
以上述べたOTDR測定方法により、長距離光伝送システムにおける伝送損失の距離分布や障害点の探索が可能となる。さらに、遠隔励起光増幅を実施している無中継システムの場合は、EDFより遠方の探索も可能となる利点がある。この点については、本出願人は、特願2003−070318号明細書(段落0017〜0028、図1等)において開示している。
特許第2714611号明細書(第5−9頁、図7等)
しかし、以上述べた、定常パワー励起光RC(図9)を用いるOTDR測定方法は、充分なラマン増幅あるいは遠隔励起光増幅効果を得るため、励起光源の出力が500mW程度を超える高出力となってしまう。特別な安全機能を具備せずにこの高出力レーザを用いた光伝送システムは、ハザードレベル3B或いはハザードレベル4に分類されてしまう問題があった。
ハザードレベルとは、レーザおよび光伝送システムにおける光源の波長、光のパワー(ラマン増幅及び遠隔励起光増幅のための励起光も含む)およびパルス化した場合にあってはパルス条件等に対する安全基準を分類したものである。そして、国際電気標準会議(IEC:International Electrotechnical Commission)は、人体への安全性に配慮して、ハザードレベルの分類に応じた安全対策を光伝送システムに施すことを要求している。また、IEC60825−2に、光ファイバ通信システムのハザードレベルの各分類に対する許容値が規定されている。
一方、通常の通信時に、同じ励起光源の出力(500mW)を用いる場合にあっては、OTDR測定を実施する場合よりもハザードレベルを緩和させることができる。これは、光伝送路上に破断が生じた場合に備えてレーザを所定時間内にシャットダウンさせる機能を具備すれば、高出力レーザを使用する光伝送システムであってもハザードレベルを緩和できるといった特別規定がIECに定められていることによる。しかし、光ファイバが破断して、高出力レーザが漏洩する可能性があるとの前提にたって行われるOTDR測定にあっては、かかる特別規定の適用はない。
このように、定常パワー励起光RCを用いた従来のOTDR測定方法は、光伝送システムがシビアなハザードレベルに分類されてしまうため、IECの定める管理区域の設定やハザードレベルの表示等の安全対策を施す必要があり、保守運用面において不利であった。
本発明は、以上の問題点を解決することを目的としてなされたものであり、光伝送システムがシビアなハザードレベルに分類されない、光伝送システムの伝送損失測定装置およびその方法を提供することを目的とするものである。
本発明は、前記した目的を達成するために創案されたものであり、まず請求項1に記載の伝送損失測定装置は、光伝送システムの端局のうち少なくとも一方に設けられており、光パルス出力手段と、後方散乱光検出手段と、励起光出力手段と、を備え、前記第一励起光パルス出力手段は、前記光信号パルスに同期して第一励起光パルスを出力することを特徴とする。
かかる構成によれば、光パルス出力手段(ODTR信号出力器)から、光パルス(ODTR信号パルス)が光ファイバに出力される。そして、励起光出力手段(励起光出力器)は、前記光パルスに重畳して光ファイバを伝送するとこの光パルスを増幅させる励起光がパルス化してなる第一励起光パルス(OTDR信号用励起光パルス)を光パルスに同期して出力させる。
光パルスは、第一励起光パルスのサポートにより伝送距離が伸びるので、光伝送システムにおいて遠方までこの光パルスを到達させることができる。この光パルスの伝送経路に障害点などがあれば、この地点において後方散乱光が発生する。この後方散乱光は、光パルスの進行方向とは逆方向に伝送し、光パルス出力手段と共に設けられている後方散乱光検出手段によりパワーが検出される。
この検出された後方散乱光のパワーの遅延時間分布を計測することにより、光ファイバの長距離区間にわたる伝送損失の距離分布や障害点が計測されることになる。一方、励起光出力手段が出力する励起光は、パルス化されているため、平均出力エネルギを低く抑えることができるのでIECで規定されるハザードレベルを緩和させることができる。
請求項2に記載の伝送損失測定装置は、請求項1に記載の伝送損失測定装置において前記励起光出力手段は、前記第一励起光パルスの出力後、第二励起光パルスを所定の時間間隔遅延させて前記光ファイバに出力することを特徴とする。
かかる構成によれば、出力された第二励起光パルス(後方散乱光用励起光パルス)は、逆方向に伝送する後方散乱光とすれ違う期間において、この後方散乱光を増幅させる作用を奏する。これにより、後方散乱光検出手段において検出される後方散乱光のパワーの検出感度を高めることができる。なお、第二励起光パルスもパルス化されていることにより励起光出力手段の平均出力エネルギを低く抑えることができ、IECで規定されるハザードレベルを緩和させることが可能である。
請求項3に記載の伝送損失測定装置は、請求項2に記載の伝送損失測定装置において、前記励起光出力手段は、前記時間間隔を順次変化させて前記第二励起光パルスを出力することを特徴とする。
かかる構成によれば、EDF増幅器のような遠隔励起光増幅作用を有するものを光ファイバの途中経路に設けた場合でも、このEDF増幅器より遠方で発生した後方散乱光は、RDF増幅器で吸収されることなく後方散乱光検出手段まで到達できる。
請求項4に記載の伝送損失測定方法は、光伝送システムにおいて主信号光の伝送損失を測定する方法において、光パルス出力ステップと、光パルス増幅ステップと、後方散乱光発生ステップと、後方散乱光検出ステップと、を有することを特徴とする。
かかる方法によれば、請求項1に記載の発明と同等の作用・効果が得られる。
請求項5に記載の伝送損失測定方法は、請求項4に記載の伝送損失測定方法において、前記後方散乱光検出ステップの前に、第二励起光パルスが出力される第二励起光出力ステップを含み、前記後方散乱光検出ステップで検出される前記後方散乱光は、前記第二励起光パルスにより増幅された後方散乱光であることを特徴とする。
かかる方法によれば、請求項2に記載の発明と同等の作用・効果が得られる。
請求項6に記載の伝送損失測定方法は、請求項5に記載の伝送損失測定方法において、前記第二励起光出力ステップにおいて、前記二次励起光パルスの出力は、前記光パルスが出力してから経過する時間を順次変化させたタイミングで行われることを特徴とする。
かかる方法によれば、請求項3に記載の発明と同等の作用・効果が得られる。
本発明に係る伝送損失測定装置、およびその方法により以下に示す優れた効果を奏する。
すなわち本発明によれば、励起光をパルス化することにより、OTDR信号に充分なラマン増幅および遠隔励起光増幅効果を与える一方、IECの安全規定する低いハザードレベルの光伝送システムに分類されるように運用することを可能とし、特別な安全機構を具備する必要なく、長距離のOTDR測定が可能となる。
以下本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
(第一の実施の形態)
図1および図2を参照して本発明における第一の実施の形態について説明する。図1は本発明にかかる伝送損失測定部(伝送損失測定装置)を有する光伝送システムの基本構成を示すブロック図である。
光伝送システム1は、相互に離間した送信局(端局)10と受信局(端局)20とが主信号光Sの伝送される光ファイバ50の両端に接続されて構成されている。そして、光ファイバ50の途中経路には、EDF増幅器40が設けられている。
送信局10は、合波器11と、通信媒介となる主信号光を光ファイバ50に送出する主信号光送信部12と、伝送損失測定部30とが設置されている。
受信局20は、合波器21と、主信号光用励起光源22と、光ファイバ50を伝送する主信号光を受信する主信号光受信部23とが設置されている。
EDF増幅器40は、希土類元素の一つであるエルビウム(Er)がドープされた数m〜100mの長さの石英系ファイバによって構成されている。この石英系ファイバにドープされたEr3+イオンに、後記する励起光出力器32が出力する1480nmの励起光パルスRが入力すると、電子が高いエネルギ準位に励起される。そして、この励起状態にあるEr3+イオンに波長1550nm帯(Cバンド)の後記するOTDR信号パルスSが入射すると誘導放出が生じてこのOTDR信号パルスSのパワーが大きく増幅される。
主信号光用励起光源22は、送信局10と受信局20との間で通信を行う際に動作するものであって、主信号光用励起光を発生して主信号光を増幅させることを主目的とする。この主信号光用励起光は、励起光パルスRと同様1480nmの波長を有するため、EDF増幅器40に入力されると、前記したように通過する主信号光Sを増幅させる遠隔励起光増幅作用を奏する。さらに、この主信号光用励起光は、主信号光が光ファイバ50bの部分を伝送すると、この主信号光をラマン増幅させる作用も有する。
以上述べた光伝送システム1において伝送損失測定部30を除く構成は、一般的な無中継システムの基本構成を示すものである。無中継システムは、離間した送信局10と受信局20とを結ぶ光ファイバ50の途中経路で主信号光が光の状態で増幅されて長距離通信が可能になるものである。
光伝送システム1による、主信号光を媒介にした通信動作についてふれる。主信号光送信部12から送出された主信号光は、光ファイバ50を伝送するうちに伝送損失によりパワーを減じる。このパワーが減衰された主信号光は、EDF増幅器40に入力すると、主信号光用励起光による、前記した遠隔励起光増幅作用により増幅利得を得る。そして、EDF増幅器40を通過した主信号光Sは、光ファイバ50bを伝送すると、今度は、ラマン増幅効果により、伝送損失が軽減された状態で主信号光受信部23により受信される。
次に、図1および図2を参照して、本発明にかかる伝送損失測定装置および第一実施の形態における伝送損失測定方法について説明する。図2は、第一の実施形態における励起光パルスとOTDR信号パルスの送出時間の関係を示す説明図である。
伝送損失測定部30は、図1に示すように、OTDR信号出力器(光パルス出力手段)31と、励起光出力器(励起光出力手段)32と、後方散乱光検出器(後方散乱光検出手段)33と、から構成される。なお、伝送損失測定部30は、前記したような、一般的な無中継システムに付加的に接続されるものであって、図1においては送信局10側に設置されているが、受信局22側の合波器21に接続されていてもよい。
OTDR信号出力器(光パルス出力手段)31は、図2に示すように、1.5μm帯の波長を有し、一定のパルス間隔TでODTR信号パルス(光パルス)S(S1…)を光ファイバ50(図2)に出力するものである。そして、このOTDR信号パルスS1…は、光ファイバ50を伝送する過程において、OTDR信号パルスSとは進行方向が逆方向の後方散乱光を発生させる。
後方散乱光とは、光ファイバ50を光(ここではOTDR信号パルスS)が進行する際、コア屈折率の微妙な揺らぎが原因となって生じるレイリー散乱のうち、出力された光ファイバの入射端に戻ってくる光をいう。
励起光出力器(励起光出力手段)32は、1.5μm帯の波長を有するOTDR信号パルスS1…とともに光ファイバ50を伝送すると、このODTR信号パルスS1…をラマン増幅させる波長帯(1.45〜1.48μm)である励起光パルスRxを発生する。この、励起光パルスRxは、OTDR信号パルスSと同期して出力されるOTDR信号用励起光パルス(第一励起光パルス)RO1,RO2…、のパルス列からなる。これらOTDR信号用励起光パルスRO1…のパルス高H0は、OTDR信号パルスSが充分にラマン増幅されるように設定されている。さらに、OTDR信号用励起光パルスRO1…のパルス幅W0は、ラマン増幅の応答時間と、OTDR信号パルスS1…およびOTDR信号用励起光パルスRO1…の波長分散による群速度遅延と、を考慮して設定されている。
後方散乱光検出器(後方散乱光検出手段)33は、後記する図3(a)に示すようにODTR信号パルスSの進行により発生し、逆方向に進行する後方散乱光Bを検出するものである。そして、この検出される後方散乱光Bの遅延時間分布より、光ファイバ50における伝送損失の距離分布や障害点が計測されることになる。
次に、図1乃至図3を参照して、伝送損失測定の動作について説明し、効果を検討する。
まず、図2に示すように、OTDR信号用励起光パルスRO1は、増幅を担当するODTR信号パルスS1を包含するように同期して光ファイバ50に伝送される。これにより、ODTR信号パルスS1はOTDR信号用励起光パルスRO1からエネルギを吸収してラマン増幅するので、伝送損失による減衰効果が緩和され、光ファイバ50の長距離伝送を可能化する。そして、OTDR信号用励起光パルスRO1により発生した後方散乱光Bが、光ファイバ50を逆方向に伝送し、後方散乱光検出器33によりパワーが検出される。このようにして検出されたパワーの遅延時間分布より光ファイバ50の伝送損失の距離分布や障害点が測定される。
以上述べたように、ODTR信号パルスS1…を増幅させる励起光(OTDR信号用励起光パルスRO1…)がパルス化されているので、ODTR信号パルスS1…の出力がない期間は励起光出力器32が出力されないこととした。また、OTDR信号用励起光パルスRO1…のパルス高H0およびパルス幅W0は、前記したように適切に設定されている。
よって、ODTR信号パルスS1…は、従来例(図9)で示したような定常パワー励起光RCによる場合と同等のラマン増幅利得を得ることができる。このように、励起光出力器32は、OTDR信号パルスS1…の所望のラマン増幅利得を維持しつつ平均出力エネルギを落とせるので、伝送損失測定部30が、IEC規定の小さいハザードレベルに分類されることが可能になる。
図3は、第一の実施の形態における伝送損失測定方法の効果を示す説明図である。図3(a)は、図1に示す伝送路を簡略化して示す図である。図3(b)は、光ファイバ50上の単位長さ当たりの利得(損失)の距離分布を示す。図3(c)は、伝送路(光ファイバ50)上で発生する後方散乱光のパワーを伝送損失測定部30において検出し、この検出されたパワーを伝送路上の距離分布として示す図である。
図3(b)の曲線(b1)に示すように、OTDR信号パルスSは、励起光パルスRxを入射した場合(定常パワー励起光RCの場合であっても同じ)は、光ファイバに伝送直後においては大きな利得の増加が見込めるが、その後、減少し利得の減少(損失)示す。これは、ゼロクロスする以前においては、伝送損失による減衰よりラマン増幅効果が上回っており、ゼロクロス以降においては、逆転するためである。これに対して、励起光が入射されない場合(破線で示される直線(b2))は、光ファイバ50上において、伝送損失による一定損失が示されている。
なお、図3(b)の曲線(b1)のEDF増幅器40の設置地点における局所的な利得増加は、EDF増幅器40による遠隔励起光増幅効果によるものである。これに対して、破線(b2)の場合にあっては、励起光のサポートがないので後方散乱光Bは、EDF増幅器40によりエネルギが吸収されてしまうので曲線(b1)とは、反対の挙動を示している。
図3(c)において、曲線(c1)は、第一の実施の形態におけるデータ曲線を示し、曲線(c2)は、励起光のサポートがない場合におけるデータ曲線を示し、曲線(c3)は、従来例(図9)におけるデータ曲線を示している。
EDF増幅器40の手前の光ファイバ50a上において、曲線(c1)の曲線(c2)に対する利得の増加分は、励起光パルスRxによるOTDR信号パルスSの増幅効果に基づくものである。これに対し、曲線(c1)の曲線(c3)に対する利得の減少分は、後方散乱光Bが励起光により増幅されていないことに基づくものである。
EDF増幅器40より遠方の光ファイバ50b上において、曲線(c3)の利得の増加は、EDF増幅器40による遠隔励起光増幅効果によるものである。これに対して、曲線(c1),(c2)においては、後方散乱光Bは、EDF増幅器40によりエネルギが吸収されてしまうのでパワーの検出はゼロとなる。これは、EDF増幅器40が、励起光の照射が無い状態では通過しようとする1.5μm帯の光を吸収する性質を有するためである。
すなわち、ODTR信号パルスSのみを増幅させ、後方散乱光Bを増幅させる思想を有しない第一の実施の形態における伝送損失測定方法においては、ラマン増幅技術のみを用いた無中継遠隔通信システムには適用可能であるが、遠隔励起光増幅技術も用いる場合にあっては、EDF増幅器が設置された地点より遠方において適用が不可能である。なぜならば、EDF増幅器40から遠方にある光ファイバ50bにおける欠陥にOTDR信号パルスが到達して後方散乱光を発生させても、この後方散乱光はEDF増幅器40に吸収され、伝達損失測定部30に到達できないからである。
(第二の実施の形態)
次に図1、図4および図5を参照して本発明における第二の実施の形態について説明する。図4は、第二の実施の形態におけるOTDR信号パルスと励起光パルスとの送出時間の関係を示す説明図である。なお、すでに第一の実施の形態において説明した重複する部分は、図面上同一の符号を付し、対応する記載を省略することとする。
本実施の形態において励起光出力器32が出力する励起光パルスRyは、OTDR信号パルスS1…に同期したOTDR信号用励起光パルスRO1…に加えて、後方散乱光Bを増幅させるための後方散乱光用励起光パルスRB1…も含まれる。
これら、後方散乱光用励起光パルスRB1…の動作態様は、図4に示す、後方散乱光用励起光パルスRB2を例にとると、ODTR信号パルスS1により発生させられた後方散乱光(図示せず)をすれ違いざまに増幅させることである。よって、後方散乱光用励起光パルスRB1…が出力されるタイミングは、例えば時間t1において出力されたODTR信号パルスS1により生じた後方散乱光(図示せず)が伝送損失測定部30に到達するまでに後方散乱光用励起光パルスRB2が送出されるように設定されなければならない。
このため、後方散乱光用励起光パルスRB1…が出力されるタイミングは、測定する伝送距離を考慮して決定されるべきである。なぜなら、後方散乱光用励起光パルスRB1…自身が伝送損失することを鑑みれば、なるべく後方散乱光検出器33の手前で後方散乱光(図示せず)と後方散乱光用励起光パルスRB1…とを対面させるほうが検出感度が稼げるからである。また、後方散乱光用励起光パルスRB1…のパルス高HBおよびパルス幅WBは、充分なラマン増幅を得るようにかつIECの安全規定を考慮して決定されるものである。
図5は、第二の実施の形態における伝送損失測定方法の効果を示す説明図である。図5(a)は、図1に示す伝送路を簡略化して示す図である。図5(b)は、光ファイバ50上の単位長さ当たりの利得(損失)の距離分布を示す。図5(c)は、伝送路(光ファイバ50)上で発生する後方散乱光のパワーを伝送損失測定部30において検出し、この検出されたパワーを伝送路上の距離分布として示す図である。なお、以下、図面の説明において、図3において行った説明と重複する内容は記載を省略する。
図5(b)の曲線(b1)は、図3(b)の曲線(b1)に同じであるので説明を省略する。第二の実施の形態において、OTDR信号パルスS1…が増幅される態様は、第一の実施の形態における場合と同様であるからである。図5(b)の曲線(b2)は、後方散乱光Bについて示している。図5(b)の曲線(b2)が曲線(b1)に比較して利得が小さいのは、後方散乱光Bの増幅される期間がパルス幅WBで示される極めて短期間であることによる。
図5(c)において、曲線(c1)は、第二の実施の形態におけるデータ曲線を示し、曲線(c2)は、励起光のサポートがない場合におけるデータ曲線を示し、曲線(c3)は、従来例(図9)におけるデータ曲線を示している。
EDF増幅器40の手前の光ファイバ50a上において、図5(c)の曲線(c1)は、図3(c)の曲線(c1)と比較して上方にシフトして表わされている。これは、後方散乱光用励起パルスRB1…により、後方散乱光Bが増幅された分、増加したことによる。
そして、EDF増幅器40より遠方における矩形状シフトEは、この地点において発生した後方散乱光BのEDF増幅器40に入射するタイミングが後方散乱光用励起パルスRB1…のEDF増幅器40を通過するタイミングに一致していることを示している。よって、Eの位置において発生した後方散乱光Bは、EDF増幅器40を通過して、伝送損失測定部30において検出されることとなる。また、Eの位置は、OTDR信号用励起パルスS1…と後方散乱用励起パルスRB1…との間隔に依存して変化するものである。
このように第二の実施の形態では、後方散乱光Bを増幅させる後方散乱光用励起光パルスRB1…を導入することにより、後方散乱光が、すれ違う後方散乱光用励起光パルスRB1…のパルス幅で定められた期間においてラマン増幅され、後方散乱検出器33における検出感度が向上する。これにより、伝送損失測定部30がIEC規定の小さいハザードレベルに分類されつつ、第一の実施の形態と比較して後方散乱検出器33における検出感度の向上が達成される。一方、第二の実施の形態は、第一の実施の形態における場合と同様、遠隔励起光増幅技術を用いる無中継遠隔通信システムの場合にあっては、EDF増幅器が設置された地点より遠方において適用が一部を除いて不可能である。なぜならば、OTDR信号用励起パルスRB1…を出力させても、このOTDR信号用励起パルスRB1…がEDF増幅器40を通過するタイミングに後方散乱光Bが入射しなければ、後方散乱光BはEDF増幅器40を通過できないからである。
(第三の実施の形態)
次に図6および図7を参照して本発明における第三の実施の形態について説明する。図6は、第三の実施の形態におけるOTDR信号パルスと励起光パルスとの送出時間の関係を示す説明図である。
第三の実施の形態においては、図6に示すようにOTDR信号パルスSk…に同期したOTDR信号用励起光パルスRO1…に加えて、後方散乱光(図示せず)を増幅するための後方散乱光用励起光パルスRB1…がタイミングを順次ずらして送出される。
ここで、励起光パルスRZ1の状態において、後方散乱光用励起パルスRB2の位置は、OTDR用励起パルスRO2の時点t2からT/nだけ時間軸方向にシフトした位置にあるとする。さらに、励起光パルスRZ1の状態からT経過後の励起光パルスRZ2の状態では、後方散乱光用励起パルスRB3の位置は、OTDR用励起パルスRO3の時点t3から2T/nだけ時間軸方向にシフトした位置にあるとする。以降の後方散乱光用励起パルスRB4…の位置は、OTDR用励起パルスから、このようにT/n間隔づつずれて送出されることとする。さらに、後方散乱光用励起パルスのパルス幅は、T/nより大きいこととし、二つのODTR信号パルスSkと同Sk-1とが挟む区間において励起光の照射されない期間が存在しないようにした。
このようにして、OTDR信号パルスRO1…の送出される時点から後方散乱光用励起光パルスRB1…が送出されるまでの時間間隔を、OTDR信号パルスRO1…の送出ごとに順次ずらすことにした。これにより、EDF増幅器40より遠方の光ファイバ50b上で発生した後方散乱光(図示せず)がEDF増幅器40に入射しても、何れか一つの後方散乱光用励起光パルスRB1…がEDF増幅器40を通過するタイミングに合致することとなる。これにより、EDF増幅器40より遠方の任意の区間における光ファイバの伝播損失の距離分布や障害点を測定することが可能となる。さらに、分割数nを大きくすることで、測定の距離分解能を向上させることが可能である。
図7は、第三の実施の形態における伝送損失測定方法の効果を示す説明図である。図7(a)は、図1に示す伝送路を簡略化して示す図である。図7(b)は、光ファイバ50上の単位長さ当たりの利得(損失)の距離分布を示す。図7(c)は、伝送路(光ファイバ50)上で発生する後方散乱光のパワーを伝送損失測定部30において検出し、この検出されたパワーを伝送路上の距離分布として示す図である。なお、以下、図面の説明において、図3において行った説明と重複する内容は記載を省略する。
図7(b)は、図5(b)と同じであるので説明を省略する。第三の実施の形態において、OTDR信号パルスS1…が増幅される態様ならびに後方散乱光Bが増幅される態様は、第二の実施の形態における場合と同様であるからである。
同様に、図7(c)の原点からEDF増幅器40の位置に至るまでの、曲線(c1)は、図5の曲線(c1)と同じであるので、説明を省略する。そして、図7(c)のEDF増幅器40より遠方におけるデータ曲線が連続的に示されるのは、x軸上任意の地点で発生した後方散乱光は、EDF増幅器40に入力すると図6に示す何れか一つの後方散乱光用励起パルスRB1…によって増幅されることによる。第三の実施の形態における光伝送システム1は、EDF増幅器40を越えた遠方の任意の地点の測定が可能である点において、第一、第二の実施の形態における場合よりも優れる。
以上、本発明にかかる伝送損失測定方法を適用させた図1に示す光伝送システム1は、説明のための一例であり、本発明の適用はこの光伝送システム1に限定されるものでなく、発明の要旨の範囲内で種々の変形が可能である。例えば、図8に示すように、光伝送システム2は、離間した二地点に存在する端局A、および端局Bの各々に主信号光送信部12a,12b、主信号光受信部23a,23bを設け、二本の光ファイバ50、50で連結して双方向通信可能な構成をとっていてもよい。
光伝送システム2では、端局Aおよび端局Bにそれぞれ伝送損失測定部30´aおよび同30´bが設けられている。そして、これら伝送損失測定部30´a,30´bは、合波器42a,42b,43a,43bを介して光ファイバ50,50の端部に接続され励起光パルスRが出射されるように構成されている。
なお、光伝送システム2においては、図1における主信号光用励起光源22と励起光出力器32とが担う機能を一つの励起光源22a,22bで負担させる構成をとっている。このため、図中に記載が省略されているが、伝送損失測定部30´a,30´bは、OTDR信号パルスSに同期して励起光パルスRを励起光源22a,22bから出力させる同期手段(図示せず)を備えて構成されている。また、同じく図8中、記載が省略されているが、伝送損失測定部30´a,30´bは、図1に示すOTDR信号出力器31および後方散乱検出器33も有している。
本発明にかかる伝送損失測定装置を有する光伝送システムの基本構成を示すブロック図である。 第一の実施の形態において励起光パルスとOTDR信号パルスとの送出時間の関係を示す説明図である。 第一の実施の形態における伝送損失測定方法の効果を示す説明図である。 第二の実施の形態において励起光パルスとOTDR信号パルスとの送出時間の関係を示す説明図である。 第二の実施の形態における伝送損失測定方法の効果を示す説明図である。 第三の実施の形態における励起光パルスとOTDR信号パルスとの送出時間の関係を示す説明図である。 第三の実施の形態における伝送損失測定方法の効果を示す説明図である。 本発明にかかる伝送損失測定装置を有する光伝送システムの基本構成で他の一例を示すブロック図である。 従来例において励起光パルスとOTDR信号パルスとの送出時間の関係を示す説明図である。
符号の説明
1、2 光伝送システム
10 送信局(端局)
20 受信局(端局)
30 伝送損失測定部(伝送損失測定装置)
31 OTDR信号出力器(光パルス出力手段)
32 励起光出力器(励起光出力手段)
33 後方散乱光検出器(後方散乱光検出手段)
50 光ファイバ
1、S2 OTDR信号パルス(光パルス)
RO1、RO2 OTDR信号用励起光パルス(第一励起光パルス)
RB1、RB2 後方散乱光用励起光パルス(第二励起光パルス)

Claims (6)

  1. 光ファイバの両端に設置される二つの端局間で主信号光が伝送される光伝送システムの前記端局のうちの少なくとも一方に設けられた伝送損失測定装置であって、
    前記光ファイバに光パルスを出力する光パルス出力手段と、
    前記光パルスが伝送することにより前記光ファイバで発生する後方散乱光を検出する後方散乱光検出手段と、
    前記光パルスと共に前記光ファイバに伝送させると前記光パルスが増幅される励起光がパルス化してなる第一励起光パルスを前記光ファイバに出力する励起光出力手段と、
    を備え、前記励起光出力手段は、前記光パルスに同期して前記第一励起光パルスを出力することを特徴とする光伝送システムの伝送損失測定装置。
  2. 前記励起光出力手段は、前記第一励起光パルスの出力後、第二励起光パルスを所定の時間間隔遅延させて前記光ファイバに出力することを特徴とする請求項1に記載の光伝送システムの伝送損失測定装置。
  3. 前記励起光出力手段は、前記時間間隔を順次変化させて前記第二励起光パルスを出力することを特徴とする請求項2に記載の光伝送システムの伝送損失測定装置。
  4. 光ファイバの両端に設置される二つの端局間で主信号光が伝送される光伝送システムにおいて前記主信号光の伝送損失を測定する伝送損失測定方法であって、
    前記端局の何れか一方から前記光ファイバに光パルスを出力する光パルス出力ステップと、
    前記光パルスに同期して前記光ファイバを伝送する第一励起光パルスが、前記光パルスを増幅させる光パルス増幅ステップと、
    前記光パルス増幅ステップにおいて増幅された光パルスが前記光ファイバに伝送する過程で後方散乱光を発生させる後方散乱光発生ステップと、
    前記後方散乱光が前記光パルスの進行方向とは逆方向に伝送して前記端局において検出される後方散乱光検出ステップと、
    を含むことを特徴とする光伝送システムの伝送損失測定方法。
  5. 前記後方散乱光検出ステップの前に、第二励起光パルスが出力される第二励起光出力ステップを含み、
    前記後方散乱光検出ステップで検出される前記後方散乱光は、前記第二励起光パルスにより増幅された後方散乱光であることを特徴とする請求項4に記載の光伝送システムの伝送損失測定方法。
  6. 前記第二励起光出力ステップにおいて、前記二次励起光パルスの出力は、前記光パルスが出力してから経過する時間を順次変化させたタイミングで行われることを特徴とする請求項5に記載の光伝送システムの伝送損失測定方法。
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