JP2005080826A - 肘置き装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 パチンコ台に取り付ける肘置き装置において、着脱可能に取り付けを行い、また遊技者に好適な高さに調節でき、さらに使用しないときにはパチンコ台のテーブル裏面にコンパクトに収納可能な肘置き装置を提供することである。
【解決手段】 本発明に係る肘置き装置1は、遊技者の肘を置く肘置き部3と、この肘置き部を上下に高さ調節して固定可能な位置調節部2と、この位置調節部2を回動可能に軸支する支持部11と、パチンコ台テーブルに着脱可能にコの字状又はU字状に形成されるパチンコ台装着部10とを有し、支持部11はU字状のパチンコ台装着部10の下面に設置されることを特徴として有するものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は台に取り付けて用いる肘置き装置に関するものであり、特にはパチンコ台に取り付けて、パチンコ遊技者がパチンコを行う際に肘を置いて疲労を軽減させるための肘置き装置に関するものである。
一般に、パチンコを行う際には、遊技者は椅子に座った姿勢で、片手でハンドルを握る。長時間この姿勢を取り続けると、首や肩、腕などが疲労する。そのために集中力が低下し、パチンコを十分に楽しめないという課題があった。
このような課題に対し、パチンコ遊技中に遊技者の疲労を軽減させるための肘置きに関する発明や考案が開示されている。
例えば、特許文献1には名称を「折り畳み可能なパチンコ用ひじ掛台」として、パチンコ台に取り付け可能なひじ掛台の考案が開示されている。
以下、図を参照してパチンコ台に取り付ける肘置きの従来例について説明する。
図7はパチンコ台用の肘置き装置の従来例を示す外形図である。折り畳み可能なパチンコ用ひじ掛台30は、ひじ掛本体35上のクッション40に肘を乗せて使用するものである。また当該のひじ掛台はパチンコ台(図示せず)に、取付台31をネジ等で固定させて設置するものである。取付台31にはストッパーピン36挿通させる孔が数箇所設けられている。支柱32はこのストッパーピン36に当接することで立設可能である。
また、支柱32は溝32aを備え、可動筒33を上下にスライド可能に係合する。可動筒33は、端部に軸受金具34を備えており、この軸受金具34に設けられた固定ピン38と上軸39を介してひじ掛本体35と連結される。可動筒33を遊技者の肘を置くのに好適な位置に調整し、溝32aに嵌るようにネジ37を螺合することで可動筒33の位置が固定されるものである。
当該のひじ掛台は、「まず支柱32を起こしてストッパーピン36に当接させる。次にひじ掛本体35の長穴35bの先端が上軸39に当接する状態で180度回転してひじ掛本体35を倒立させる。その後、切り欠かれた係止部35aを固定ピン38に沿って移動させながら水平になる迄回転する。このとき、ひじ掛本体35は固定ピン38で位置が決められる。また上軸39は長穴35bの後端側に来る。次にひじ掛本体35を持ち上げて使い易い高さを決め、止めネジ37を締付けて固定させる」という順に組み立て、使用するものである。
このように構成された折り畳み可能なパチンコ用ひじ掛台30においては、クッション40が座ぶとん状、あるいはエアークッション状のものであるので、遊技者の疲労を軽減させるという作用を有する。さらに可動筒33が高さ調節可能であるので、遊技者の肘の位置に合わせることが可能である。
また、支柱32および可動筒33はパチンコ台方向に倒れ、その上部にひじ掛本体35が置かれ、断面Z字型に折り畳むことが可能である。遊技者が当該の折り畳み可能なパチンコ用ひじ掛台30を使用しない場合には、このようにコンパクトに畳め、スペースを有効に活用することができるという利点を有する。
特許文献2には、名称を「パチンコ用ひじ掛台」として、高さ調節可能なひじ掛台に関する考案が開示されている。
当該のひじ掛台は、パチンコ台に釘やネジを用いて取付板を取り付けるものである。この取付板上には蝶番で接続された可動板を設けるものであり、この可動板上には中空の固定支柱が立設され、この内部にひじ掛板を上下に調節可能な波形のラックの付いた可動支柱が設けられている。この可動支柱を任意の位置に固定させるのが係止杆に連結した爪である。この爪を波形のラックに係合することで高さ調節を行う。
さらに、可動板は蝶番によって、遊技者の手前方向からパチンコ台のテーブル部分の裏側に向かって回動可能である。この状態においては、取付板と可動板は90度の角度を成す。またこのとき、パチンコ台の底面部には係止具が設けられており、この固定具によって固定支柱が係止される。
このように構成されたパチンコ用ひじ掛台においては、可動支柱に設けられたラックと、これに係合する爪、またその調節を行う係止杆によって、ひじ掛板を遊技者にとって好適な高さに調節可能である。
また、使用しないときには、可動板がパチンコ台のテーブル部分の裏面に向かって回動し、この裏面において係止されるので、台上を広く活用することが可能である。
また特許文献3には、名称を「パチンコ遊戯機用腕支受け具及び腕受け装置」として、同じくパチンコをするときに遊技者がハンドルを持つ側の腕を置いて使用する装置に関する考案が開示されている。
当該考案においては、弾性材よりなる四角形の支持部材と、この支持部材の底面部に接する保持体、この保持体の底面部に接する挟持機構より構成される。
この挟持機構については、バネの反発力を用いて台を咬合するもの、あるいは断面コの字型の取付部材を台に嵌め込み、取付け部材の下部からネジを螺合して挟持するものである。
このように構成された当該の腕支受け具及び腕受け装置においては、遊支持部材が遊技者の手首から肘にかけての腕を支えるため、ハンドルを握ることによって起こる疲労を軽減することができるという効果を有する。
また、遊技者によって持ち運びもでき、他店でも使用可能である。
実開平6−83085号公報 実開平5−41587号公報 実用新案登録第3081036号公報
しかしながら、上述の特許文献1に開示された考案においては、パチンコ台にひじ掛台が固定されているため、遊技者が他のパチンコ店等に持ち運びをして使用することができない。また、当該ひじ掛台はパチンコ台上に折り畳むことが可能であるが、パチンコ台が過密に並べられて一人当たりのスペースが小さい場合には、台上にこのひじ掛台があると玉の入ったケースや遊技者の腕に接して邪魔になる。
また当該ひじ掛台を折り畳むには、「まずネジ37を弛めてひじ掛本体35の高さが一番下になるまで下げる。そしてひじ掛本体35を前側に回転させ倒立させ、固定ピン38から係止部35aが外れるように、長穴35bをずらしながらひじ掛本体35を回転して支柱32と当接させて折り畳む。そして支柱32を前方へ回転させて取付台31に当接するまで倒す」と説明されるように、手順が煩雑であり、手間と時間を要するという課題がある。
さらに部品点数が多いため、製造コストが高くなるという課題もある。
特許文献2に開示された考案においては、蝶番によって連結された可動板と可動板上に設けられた固定支柱やひじ掛板をパチンコ台のテーブル裏面に回動可能であるので、台上をより広く使うことができるが、他のパチンコ台との間が過密で、一人当たりのスペースが小さい場合、テーブルの裏に折り畳んだひじ掛台が遊技者の腹や脚に触れ、不快に感じられる可能性がある。
また、当該ひじ掛も特許文献1と同じく取り外して他の台に設置することが不可能である。
さらに、特許文献3に開示された発明においては、当該の装置は移動可能であるが、個々の遊技者に好適な高さに調節することができない。
以上、本発明が解決しようとする課題は、肘を置くための台および装置がパチンコ台に固定されているため、遊技者の希望する場所に設置できない点、また設置が煩雑である点、その肘掛台あるいは装置を折り畳む際に時間や手間がかかり、しかも場所を取る点、さらにはそれらは部品点数が多く、製造や組立てにコストを生じる点である。
本発明の肘置き装置においては、上述の課題を解決するため、パチンコ台テーブルに取り付け可能な肘置き装置において、遊技者の肘を置く肘置き部と、この肘置き部を上下に高さ調節して固定可能な位置調節部と、この位置調節部を回動可能に軸支する支持部と、パチンコ台テーブルに着脱可能にコの字状又はU字状に形成される装着部とを有し、支持部はコの字状又はU字状の装着部の下面に設置されることを特徴とするものである。
上記構成の肘置き装置においては、肘置き部がパチンコ遊技者のハンドルを握る腕を支え、位置調節部が肘置き部を遊技者に好適な高さに調節、固定するという作用を有する。
また、コの字状又はU字状の装着部はパチンコ台の前に設置される水平テーブルを挟み込むように設置され、当該肘置き装置全体の荷重を支えるという作用を有する。さらに支持部は位置調節部を軸支し、肘置き部および位置調節部をパチンコ台のテーブル裏面まで回動させるため、不使用時には本肘置き装置はパチンコ台テーブル下側に収納され、テーブル上に全く露出しないという作用を有する。
請求項2に記載の発明である肘置き装置は、支持部の底面に位置調節部を掛止可能な掛止部を備えることを特徴とするものである。
上記構成の肘置き装置においては、位置調節部をパチンコ台のテーブル裏面まで回動した位置調節部および肘置き部を掛止して、肘置き部や位置調節部がテーブル下面で垂れ下がることを防止するという作用を有する。
請求項3に記載の発明である肘置き装置は、装着部に板バネを備えることを特徴とするものである。
上記構成の肘置き装置においては、板バネがパチンコ台テーブルと接して付勢するため安定した取付け状態を維持することができる。特に、装着部の内高よりもパチンコ台の厚みが薄かった場合に有効である。
本発明の肘置き装置は、位置調節部を上下にスライドさせて、遊技者に好適な高さに位置調節部を調節可能である。これにより遊技者の身長などに応じて好適な肘置きの位置を確保して、疲労を軽減させパチンコを長時間継続して楽しむことが可能である。
また、装着部は着脱可能であるため、遊技者が当該装置を持ち運んで任意の台で使用することができる。従って、パチンコ店経営者は、全台に設置する必要がなく遊技者に貸し出すようにして導入コストの削減を図ることができる。さらに、チェーン店などを展開するホールであれば、チェーン店間で融通を図ることができ、さらにコストの削減を図ることも可能である。
さらに、位置調節部はパチンコ台テーブルの裏面に回動させ、掛止部によって掛止可能であるため、当該の装置を使用しないときにはパチンコ台テーブルの裏面側に収納可能であり、遊技者の邪魔になって不快感を生じさせることがない。
また、板バネの付勢によって装着部がパチンコ台テーブルをより強く挟むためパチンコ遊技者の肘の重さやその他の力がかかっても安定して肘置きの機能を発揮することができる。
加えて、構成部材がシンプルであるため、製造においても組み立てにおいてもコストを削減することが可能である。
以下に本発明の第1の実施の形態に係る肘置き装置を、図1乃至図3に基づき説明する。(特に、請求項1および請求項2に対応)
図1は本発明の第1の実施の形態に係る肘置き装置の外形図である。肘置き装置1は、肘置き部3と、肘置き部3の下部に設けられ肘置き部の位置を調節するための位置調節部2と、位置調節部2を回動可能に軸支する支持部11と、この支持部11をその下面に設置してパチンコ台のテーブル(図示せず)を挟み込んで肘置き装置1を固定するパチンコ台装着部10とを備えるものである。
また、位置調節部2は、肘置き部3の下面側に当接させる固定板4と、この固定板4を肘置き部3に固定するための止め具5aと、肘置き部3及び固定板4を支持しながら肘置き部3の高さを調整可能とする可動シャフト6と、可動シャフト6の位置を調節して固定する高さ調節ネジ8と、スリーブ9とその上部に備えられて高さ調節ネジ8と共に可動シャフト6を固定するカバー7を含むものである。止め具5aは固定板4と肘置き部3、可動シャフト6と固定板4とを固定するものである。可動シャフト6は上下にスライド可能であり、カバー7とスリーブ9に挿通されている。カバー7に設けられた高さ調節ネジ8を締めることで、可動シャフト6の任意の位置に固定することが可能である。
パチンコ台装着部10は止め具5bによって支持部11に固定される。また支持部11はその底面に掛止部12を備えており、図では起立しているスリーブ9あるいは可動シャフト6を、支持部11周りに座金13とネジ14を軸として回動させてパチンコ台装着部10の下面側に収容した際には掛止することができ、スリーブ9や可動シャフト6及び肘置き部3が垂れ下がるのを防止することができる。
なお、本発明の肘置き装置の詳細な構成は、図2を用いて後述する。
図において肘置き部3は四角形であるが、円または楕円形などのカーブを備えるものであってもよく、平面の形状は限定されるものではない。また、肘や腕のカーブに沿うように立体的に湾曲しているものであってもよい。さらに肘置き部3の素材は、皮膚に対して害を及ぼすような材料以外であれば、木材、プラスチック、金属など適宜選択可能であって限定されるものではない。またこれらを土台として、肘置き部3の上部にポリウレタン、スポンジなどの弾性体を貼り付けたり、このように弾性を持つ素材を布や皮や合成樹脂などでカバーして構成してもよい。
また、パチンコ台装着部10においても、金属あるいはプラスチックなどの剛性とある程度の弾性を備える材質によって構成され、遊技者やパチンコ台に触れたときに傷を付けることなく安全であるように、コの字状あるいはU字状の板材の端部の角部分を丸くすることにしてもよい。さらに、パチンコ台装着部10をパチンコ台に装着した際に、パチンコ台とパチンコ台装着部10の上面との段差を少なくするためにコの字状あるいは板材のU字状の端部の厚みを曲部の厚みよりも薄く設けてもよい。
加えて、図においては肘置き部3と固定板4、固定板4と可動シャフト6は複数の止め具5aによって固定されているが、接着剤や熱を用いて圧着するものであってもよく、さらに固定板4を用いず、肘置き部3と可動シャフト6とを直接接着するものであってもよい。
同様にパチンコ台装着部10と支持部11とを止め具5bによって固定し、支持部11と掛止部12を止め具5cによって固定しているが、これらも他の手段によって固定可能であることは言うまでもない。
このように構成された肘置き装置1においては、肘置き部3が遊技者の肘を支えて、疲労を軽減するという作用を有する。また可動シャフト6が上下にスライドし、遊技者の肘の高さに調節可能である。さらに高さ調節ネジ8を締めることによってその位置を固定し、また遊技者が肘置き部3に腕や肘を置くことで生じる荷重を保持することが可能である。
また、パチンコ台装着部10はパチンコ台(図示せず)に係合し、密着するので肘置き装置1が容易に外れることがなく、当該装置が遊技者の邪魔になることがない。
図2は本発明の第1の実施の形態に係る肘置き装置の構造を示す外形図である。なお、図1に示される部分と同一部分には同一符号を付し、その構成の説明は省略する。
可動シャフト6は等間隔に複数の高さ調節穴6aを備えている。またカバー7は高さ調節ネジ8を挿通させるための孔部を備えている。スリーブ9はネジ14を挿通させるためのスリーブ孔9aを設けている。
支持部11はスペーサー15およびスリーブ9を嵌入させるため、凹型の切り欠き部を備えるものである。また、支持部11は前述のとおり掛止部12を備える。支持部11においてネジ14によってスリーブ9を連結する際には、スリーブ孔9aを挟んで2つの中空のスペーサー15を用い、支持部11の凹部に嵌入させる。この状態において、支持部11の外側から座金13を挿通させながらネジ14をナット(図示せず)に螺合させるものである。
なお、図2においては、可動シャフト6に複数の高さ調節穴6aを設けているが、可動シャフト6の長手方向にスリットを設け、高さ調節ネジ8によって固定する構成のものとしてもよい。また、この他の位置調節手段を用いてもよく、限定されるものではない。
このように構成された位置調節部2においては、高さ調節穴6aが位置調節における位置ガイドとなり、調節をより容易にするという作用を有する。
図3は本発明の第1の実施の形態に係る肘置き装置の底面図である。なお、図1に示される部分と同一部分には同一符号を付し、その構成の説明は省略する。
支持部11はパチンコ台装着部10に固定されており、スリーブ9はその両側のスペーサー15とともに、ネジ14によって回動可能に支持されている。また支持部11は掛止部12を備え、止め具5cによって固定されている。
なお図においては、スペーサー15をスリーブ9のスリーブ孔9aの両側に2つ用いているが、片側の1つだけでもよく、構造上不必要なら使用しなくともよい。また、ネジ14を用いてスリーブ9の固定を行っているが、支持部11に貫通孔を設け、ネジ14に代えてボルトを挿通してもよいし、またこの他の手段を用いてよい。
このように構成された肘置き装置においては、スペーサー15を用いることで位置調節部2の位置がずれたりがたついたりすることを防ぎ、常に安定した状態に保てるという作用を有する。
次に、図4を用いて本発明の第2の実施の形態に係る肘置き装置のパチンコ台装着部について説明する。(特に、請求項3に対応)
(a)は本発明の第1の実施の形態に係る肘置き装置のパチンコ台装着部のその他の例を示す外形図であり、(b)は本発明の第2の実施の形態に係る肘置き装置のパチンコ台装着部の外形図である。
(a)におけるパチンコ台装着部16は、図1に示すパチンコ台装着部10よりもその装着部分の長さを短く変えたものである。
(b)におけるパチンコ台装着部17は、その中間部分に板バネ18を設けたものである。
なお板バネ18においては、パチンコ台装着部17に一体に設けられてもよいが、製造を容易にするためには板バネ18をパチンコ台装着部17の奥側に溶接するなどして取り付けるとよい。また、板バネの形状や取付け位置等は特に限定されるものではない。
このように構成された肘置き装置においては、パチンコ台テーブル(図示せず)の奥行きが短い場合においても取り付けが可能である。
さらに板バネ18を備えることによって、パチンコ台テーブルをより強く挟み込むことが可能であるため、より強固に肘置き装置を固定することができる。さらに、パチンコ台装着部17の内高よりもパチンコ台テーブルの厚みが薄い場合においても板バネ18が付勢するため、パチンコ台テーブルにパチンコ台装着部17がより強く固定されるため、肘置き装置1を安定した状態で装着、使用することが可能である。
図5は本発明の実施の形態に係る肘置き装置肘置の可動シャフト6およびカバー7の縦断面図である。(a)は本発明の実施の形態に係る肘置き装置の高さ調節部分の縦断面図であり、(b)および(c)は高さ調節部分のその他の例を示す縦断面図である。なお、図1に示される部分と同一部分には同一符号を付し、その構成の説明は省略する。
(a)における可動シャフト6は、その長手方向に沿って複数の高さ調節穴6aを有する。また、可動シャフト6はスリーブ9内部の片方の壁面に接している。可動シャフト6の位置固定を行う場合、可動シャフト6を所望の位置に設定し、カバー7およびスリーブ9に設けられた孔部に高さ調節ネジ8を螺入しながら、所望の高さ調節穴6aに係合させ、高さ調節ネジ8の締め付けを行う。
(b)における可動シャフト19は、その長手方向に2列の高さ調節穴19aを設けるものである。カバー20およびスリーブ22には2つの位置調節ピン21を挿通させるための孔部が設けられている。
なお、位置調節ピン21はバネなどの力によって可動シャフト19の所望の位置の高さ調節穴19aに係合し、位置を固定するものである。
(c)における可動シャフト23は中空であって、その内部にロックピン収納部24およびこれに収納されたバネ25、バネ25に接続されたロックピン26を備えるものである。また、スリーブ27はロックピン26を挿通するための複数のロックピン孔27aを有する。可動シャフト23は上下にスライド可能であり、所望の位置のロックピン孔27aにロックピン26を挿通させるものである。ロックピン26を強く押した状態で可動シャフト23を上下させて所望の位置のロックピン孔27aにロックピン26を挿通させて可動シャフトの位置決めを行う。
(a)における可動シャフト6およびカバー7の構成によると、高さ調節ネジ8の螺入による押圧によって、強固な固定力を発揮する。また、カバー7がスリーブ9の上面を覆うカバーとなるため、スリーブ9内部にゴミやほこりが入り込むことを防ぐことができる。
また(b)における構成によっても、(a)と同様の効果を得ることができるが、位置調節ピンが2本備えられているためより確実に可動シャフト19を固定することができる。
さらに(c)の構成によると、ロックピン26を指で押圧して可動シャフト23を上下させることによって位置調節が可能であるため、調節が容易である。
最後に、図6を用いて本発明の肘置き装置の使用方法を説明する。図6は本発明の実施の形態に係る肘置き装置の使用方法を示す外形図である。なお、図1に示される部分と同一部分には同一符号を付し、その構成の説明は省略する。
パチンコ台28は遊技者側前方にパチンコ台テーブル28aを備えており、遊技者は、このパチンコ台テーブル28aの上にパチンコ玉のケースを置いて、パチンコ玉を打つためのハンドル29を廻して遊技する。
そして、遊技者が肘置き装置1を使用する際には、まず遊技者が椅子に座った状態において最も使用に適した位置にパチンコ台装着部10を装着する。次いで、高さ調節ネジ8を緩め、遊技者がハンドル29を握るのに好適な高さ位置まで可動シャフト6スライドさせ、再び高さ調節ネジ8を締め付けて固定を行う。
この肘置き装置1を使用しない場合には、位置調節部2を遊技者手前に回動させ、位置調節部2を掛止部12に掛止させればよい。位置調節部2は図中にφで示すように、ネジ14を軸として約270度回転し、図中に点線で示す位置で固定されるものである。なお、本実施の形態においては、掛止部12には可動シャフト6が掛止されているが、スリーブ9を掛止するものであってもよい。
このような構成による肘置き装置1においては、従来の装置を折り畳んで収容しようとした場合に、ネジなどの関節部分を緩めたり、肘を置く部分を予め回転させるなどしなくてはならなかったのに対し、単に位置調節部2部分を回転させるだけで収納可能である。またこれによって肘置き装置1がパチンコ台28上において、パチンコ玉の入ったケースや、遊技者のかばんやその他の持ち物を置くのに障害となることがない。さらにパチンコ台28のテーブル裏面においても装置が小型であるので、遊技者の邪魔になることがない。
本発明によると、本発明の肘置き装置をパチンコ店側が設置することによって、長時間パチンコを行うことによって起こる顧客の疲労を軽減させることが可能である。そのため、身体に負担のかかりやすいお年寄り等に対してもパチンコの娯楽を提供することが可能である。
本発明の第1の実施の形態に係る肘置き装置の外形図である。 本発明の実施の第1の形態に係る肘置き装置の構造を示す外形図である。 本発明の実施の第1の形態に係る肘置き装置の底面図である。 (a)は本発明の第1の実施の形態に係る肘置き装置のパチンコ台装着部10のその他の例を示す外形図であり、(b)は本発明の第2の実施の形態に係る肘置き装置のパチンコ台装着部の外形図である。 (a)は本発明の実施の形態に係る肘置き装置の高さ調節部分の縦断面図であり、(b)および(c)は高さ調節部分のその他の例を示す縦断面図である。 本発明の実施の形態に係る肘置き装置の使用方法を示す外形図である。 肘置き装置の従来例を示す外形図である。
符号の説明
1…肘置き装置 2…位置調節部 3…肘置き部 4…固定板 5a〜5c…止め具 6…可動シャフト 6a…高さ調節穴 7…カバー 8…高さ調節ネジ 9…スリーブ 9a…スリーブ孔 10…パチンコ台装着部 11…支持部 12…掛止部 13…座金 14…ネジ 15…スペーサー 16…パチンコ台装着部 17…パチンコ台装着部 18…板バネ 19…可動シャフト 19a…高さ調節穴 20…カバー 21…位置調節ピン 22…スリーブ 23…可動シャフト 24…ロックピン収納部 25…バネ 26…ロックピン 27…スリーブ 27a…ロックピン孔 28…パチンコ台 28a…パチンコ台テーブル 29…ハンドル 30…折り畳み可能なパチンコ用ひじ掛台 31…取付台 32…支柱 32a…溝 33…可動筒 34…軸受金具 35…ひじ掛本体 35a…係止部 35b…長穴 36…ストッパーピン 37…ネジ 38…固定ピン 39…上軸 40…クッション φ…位置調節部の回動角度

Claims (3)

  1. パチンコ台テーブルに取り付け可能な肘置き装置において、遊技者の肘を置く肘置き部と、この肘置き部を上下に高さ調節して固定可能な位置調節部と、この位置調節部を回動可能に軸支する支持部と、前記パチンコ台テーブルに着脱可能にコの字状又はU字状に形成される装着部とを有し、前記支持部は前記コの字状又はU字状の装着部の下面に設置されることを特徴とする肘置き装置
  2. 前記支持部の底面に前記位置調節部を掛止可能な掛止部を備えることを特徴とする請求項1記載の肘置き装置。
  3. 前記装着部に板バネを備えることを特徴とする請求項1および請求項2記載の肘置き装置。
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