JP2005080321A

JP2005080321A - Method, device, and program for generating cable connection diagram

Info

Publication number: JP2005080321A
Application number: JP2003209705A
Authority: JP
Inventors: Kazuaki Miyamoto; 和明宮本; Ryuji Oe; 隆二大江
Original assignee: Chugoku Electric Power Co Inc
Current assignee: Chugoku Electric Power Co Inc
Priority date: 2003-08-29
Filing date: 2003-08-29
Publication date: 2005-03-24
Anticipated expiration: 2023-08-29
Also published as: JP4101713B2

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To allow efficient inputting of data for generating a cable connection diagram. <P>SOLUTION: There are provided a means for storing a drawing information including a drawing position, a data inputting means for inputting stepwise data for generating a cable connection diagram, an output means for generating and displaying the draft information based on the inputted data and drawing information, and a draft editing means which allows editing of a displayed draft and extracts a new drawing information from the draft after editing for storing the drawing information. The terminal information of the switchboard is related, and stored, to the cable information to be used, so that kind, length, quantity of the cable to be arranged are automatically calculated, which is useful for design, production, test, investigation, etc. such as selecting of a cable to be used, arrangement of the cable, and investigation when an equipment is defective, based on the inputted data. <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、変電所等における制御ケーブルの布設作業を支援し、また、設計や不具合調査などに供するためのケーブル接続図作成装置、ケーブル接続図作成方法、および、プログラムに関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、変電所などに設置される盤間のケーブルを接続するための図面を作成する装置として、特開平７−３１１７８４号公報の「ケーブル図作成装置」には、ケーブルデータの入力ミスを低減化するため、ケーブルによって互いに接続される盤の夫々において、ケーブルの両端部と両盤の端子台との接続関係を表すケーブルデータを自動積上げ処理してケーブル図を作成する装置が提案されている。
【０００３】
また、特許第２９８４２６２号公報の「地中線支援システム」には、図面の修正・変更をリアルタイムに実施でき、品質のよい図面を作成するため、埋設物の位置情報を現況図に付加することにより、埋設物反映図を作成し、この埋設物反映図に布設ルートを付加することにより、布設ルート図を作成するという技術が提案されている。
【０００４】
さらに、特許第３０５３７８０号公報の「ケーブル接続図描画装置」には、端子台とケーブルを含むケーブル接続図の作図のための各データに対して、端子台図形とケーブル図形の関係を座標データにより表すための拡張データを付加することによって、端子台図形とケーブル図形を関係付ける技術が提案されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の技術はケーブル接続図を描画する場合は有効であるが、入力したデータを用いて、使用ケーブルの選定やケーブルの手配、機器不具合時の調査などを実施するには不十分であり、さらに体系的な機能やデータの構築が必要となる。
【０００６】
本発明はかかる従来の事情に対処してなされたものであり、ケーブル接続図の作成のために効率的なデータの入力を可能にすると共に、入力したデータに基づいて使用ケーブルの選定やケーブルの手配、機器不具合時の調査など、設計、生産、試験、調査等に役立たせるためのケーブル接続図作成装置、ケーブル接続図作成方法、および、プログラムを提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項１の発明に係わるケーブル接続図作成装置は、描画位置を含む描画情報を保存する手段と、ケーブル接続図作成のためのデータを段階的に入力するデータ入力手段と、入力されたデータと描画情報に基づいて図面情報を作成して表示する出力手段と、表示された図面の編集を可能とすると共に編集後の図面から新たな描画情報を抽出して当該描画情報を保存するする図面編集手段とを備えたことを特徴とする。
【０００８】
請求項１記載の発明では、ケーブル接続図作成のためのデータを段階的に入力して、効率的に図面を作成する。
【０００９】
請求項２の発明に係わるケーブル接続図作成装置は、端子台を有する複数の盤の間に布設されるケーブルの接続図を作成する装置であって、入力手段は、盤データ、端子台データ、端子データ、各端子間の接続データの順に、逐次前段階で入力したデータを表示させて、次のデータの入力を実行することを特徴とする。
【００１０】
請求項２記載の発明では、発電所や変電所の盤間に布設されるケーブル接続図を作成する際に、盤データ、端子台データ、端子データ、各端子間の接続データの順に入力する。
【００１１】
請求項３の発明に係わるケーブル接続図作成装置は、さらに、各端子に関連付けて、接続先の盤、端子台、端子の各識別情報を含む接続情報、および、端子の使用回路情報を含む端子データファイルを備え、出力手段は、この端子データファイルの接続情報をもとに図面情報を作成することを特徴とする。
【００１２】
請求項３記載の発明では、端子ごとに接続情報を持たせると共に、制御、警報表示等の使用回路情報を持たせる。これにより使用回路ごとにケーブルを割付けていくことが可能となる。
【００１３】
請求項４の発明に係わるケーブル接続図作成装置では、さらに、端子データファイルは、ケーブルの接続確認フラグを有し、出力手段によって画面上に表示された図面情報に対して指示入力された表示画面上の位置から図面上のケーブルを指示することにより、当該ケーブルに関連する端子データファイルの接続確認フラグを設定し、接続確認フラグの設定されたケーブルを識別表示する接続確認表示手段を備えたことを特徴とする。
【００１４】
請求項４記載の発明では、画面上に表示された図面から接続情報を入力し、またこの接続情報は、接続先の他の図面にも反映されるため、現地での接続確認作業を効率的に行うことができ、かつ、図面に接続情報を反映させる際のミスを減らすことができる。
【００１５】
請求項５の発明に係わるケーブル接続図作成装置は、さらに、事故情報を保存する事故情報ファイルを有し、端子データファイルは、事故情報ファイルに保存されている各事故情報と接続確認フラグとを関連付けて記憶し、接続確認表示手段は、事故情報ごとに当該事故情報に関連する接続確認フラグの設定されたケーブルを識別表示することを特徴とする。
【００１６】
請求項５記載の発明では、接続確認済みのフラグ（以下、接続確認フラグ）と事故情報（不具合情報ともいう）とを関連付けて記憶するので、事故のあった端子およびその端子をつなぐケーブルを特定することができる。
【００１７】
請求項６の発明に係わるケーブル接続図作成装置では、さらに、端子データファイルは、ケーブルの除去フラグを有し、出力手段によって画面上に表示された図面情報に対して指示入力された表示画面上の位置から図面上のケーブルを指示することにより、当該ケーブルに関連する端子データファイルの除去フラグを設定し、除去フラグの設定されたケーブルを識別表示する除去ケーブル表示手段を備えたことを特徴とする。
【００１８】
請求項６記載の発明では、端子データファイルに除去フラグを設けて、識別表示するようにしたので、ケーブル除去時の作業を効率的に行うことが可能となる。
【００１９】
請求項７の発明に係わるケーブル接続図作成装置は、さらに、ケーブル情報の更新要求を入力したときに、除去フラグの設定されたケーブルの接続情報をリセットする手段を備えたことを特徴とする。
【００２０】
請求項７記載の発明では、ケーブル情報の更新要求を入力したときに、除去フラグの設定されたケーブルの接続情報をリセットするようにしたので、ケーブル除去時は、布設時の状態を表示しつつ除去済みかどうかの識別表示が可能となり、除去すべきケーブルを全て除去したかどうかを確認した後に、接続情報をリセット（初期化）することができるので、ケーブル除去時の作業ミスを減らすことができる。
【００２１】
請求項８の発明に係わるケーブル接続図作成装置は、さらに、端子情報と使用ケーブル情報とを関連付けて記憶し、使用ケーブルの量をケーブル種別ごとに出力する手段を備えたことを特徴とする請求項１ないし７のいずれか一に記載のケーブル接続図作成装置。
【００２２】
請求項８記載の発明では、端子情報と使用ケーブル情報（ケーブル種別を含む）とを関連付けて記憶するので、使用ケーブルの数量をケーブル種別ごとに出力することが可能となる。これにより、ケーブルの手配の効率化を図ることができる。
【００２３】
請求項９の発明に係わるケーブル接続図作成装置は、さらに、端子情報と使用回路情報とを関連付けて記憶し、ケーブル種別を設定するケーブル設定画面において、この使用回路情報を表示すると共に端子情報ごとにケーブル情報を設定するケーブル情報設定手段を備えたことを特徴とする。
【００２４】
請求項９記載の発明では、ケーブル設定画面で、使用回路情報を表示して、端子情報ごとにケーブル情報を設定するので、端子にケーブルを割付ける際のミスを削減することができる。
【００２５】
請求項１０の発明に係わるケーブル接続図作成装置は、さらに、使用回路の組合せまたは使用ケーブルの禁止情報を記憶した使用回路禁止ファイルと、当該ファイルを参照してケーブル情報設定手段で設定した情報が禁止情報に該当するか否かを判定するチェック手段とを備えたことを特徴とする。
【００２６】
請求項１０記載の発明では、使用回路禁止ファイルを設けて、使用回路の組合せや使用してはいけないケーブルをチェック可能にする。
【００２７】
請求項１１の発明に係わるケーブル接続図作成装置は、さらに、禁止情報と不具合情報とを関連付けて記憶する手段を備え、チェック手段は、禁止情報に該当する場合は不具合情報と共に判定結果を出力することを特徴とする。
【００２８】
請求項１１記載の発明では、さらに不具合情報を関連付けて記憶しておき、禁止情報を不具合情報と共に出力する。
【００２９】
請求項１２の発明に係わるケーブル接続図作成装置では、さらに、ケーブル接続図作成装置は、クライアントサーバ型の装置であって、データ入力手段は、携帯端末から送られてくる位置情報を入力して、当該位置情報をもとにケーブル布設ルートをパターン化して記憶する手段を備えたことを特徴とする。
【００３０】
請求項１２記載の発明では、携帯端末の位置情報から、ケーブル布設ルートをパターン化して記憶するので、パターンごとにケーブルの長さが特定でき、ケーブルごとに長さ情報を持つことに比べて、データの修正を簡単に行うことができ、ケーブル保守も容易になる。
【００３１】
請求項１３の発明に係わるケーブル接続図作成方法は、変電所データを入力して保存するステップと、変電所データを表示させると共に盤データを入力し、変電所データと関連付けて保存するステップと、変電所データおよび盤データを表示させると共に端子台データを入力し、盤データと関連付けて保存するステップと、変電所データ、盤データ、および、端子台データを表示させると共に端子データを入力し、端子台データと関連付けて保存するステップと、保存されている端子データ間の接続情報を記憶するステップと、この接続情報をもとにケーブル布設状況を演算して表示するステップとを含むことを特徴とする。
【００３２】
請求項１５の発明に係わるプログラムは、ケーブル接続図を作成するためのプログラムであって、変電所データを入力して保存する処理と、変電所データを表示させると共に盤データを入力し、変電所データと関連付けて保存する処理と、変電所データおよび盤データを表示させると共に端子台データを入力し、盤データと関連付けて保存する処理と、変電所データ、盤データ、および、端子台データを表示させると共に端子データを入力し、端子台データと関連付けて保存する処理と、保存されている各データを用いて、ケーブル布設状況を演算して表示する処理とを備えたことを特徴とする。
【００３３】
請求項１３および１５記載の発明では、変電所データ、盤データ、端子台データ、端子データを順に入力すると共に端子データの接続情報を入力し、この接続情報をもとにケーブル布設状況を出力する。
【００３４】
請求項１４の発明に係わるケーブル接続図作成方法は、さらに、端子情報と使用回路情報とを関連付けて記憶するステップと、使用回路の組合せまたは使用ケーブルの禁止情報を記憶ステップと、ケーブル種別を設定するケーブル設定画面において、使用回路情報を表示すると共に端子情報ごとにケーブル情報を設定するステップと、設定したケーブル情報が禁止情報に該当するか否かを判定するステップとを含むことを特徴とする。
【００３５】
請求項１４記載の発明では、使用回路の組合せの禁止情報または使用ケーブルの禁止情報を記憶しておき、端子に対してケーブル種別を設定する際に、禁止情報に該当するかどうかを判定する。これによって、過去に事故や不具合のあった使用回路の組合せやケーブル種別の設定を回避することができる。
【００３６】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の第１の実施の形態を説明する。図１は、第１の実施の形態に係わるケーブル接続図作成装置１の機能ブロック図である。この図において、ケーブル接続図作成装置１は、ケーブル接続図（以下、図面という）を作成するためのデータを入力する入力部１１、図面やデータを表示または出力する出力部１２、図面の作成処理などを実行する中央演算処理部１３、図面作成に必要なデータを保存する記憶部１４を備えている。入力部１１は、キーボードやマウスなどで構成され、出力部１２は、ディスプレイなどの表示装置やプリンタなどの印字装置で構成されている。なお、必要によりフレキシブルディスクやコンパクトディスクなどの補助装置を備えるようにしてもよい。
【００３７】
また、中央演算処理部１３は、環境設定情報や変電所、盤名称など図面を作成するための基本情報を入力する基本情報設定手段（機能）３１、図面作成に必要なデータを入力するデータ入力手段（機能）３２、図面の編集処理を実行する図面編集手段（機能）３３、ケーブル数量の表示など設計、生産等の支援を行う支援手段（機能）３４、出力部へデータや図面情報の出力を行う出力手段（機能）３５、図面の作成に共通のマスタファイルの設定や更新を行うマスタファイル保守手段（機能）３６、および、入力部１１や出力部１２とのデータの受け渡しを行う入出力手段（機能）３７を備えている。
【００３８】
記憶部１４は、図面作成の共通情報を保存するマスタファイルデータベース（ＤＢ）４１と図面ごとに固有の情報を保存するイベントファイルデータベース（ＤＢ）４２を有している。
【００３９】
マスタファイルＤＢ４１は、ケーブルの線種や心線数を定義するケーブル線種マスタファイル５１、ケーブル心線の線色を定義する線色マスタファイル５２、端子記号の使用回路を定義する使用回路マスタファイル５３を備えている。さらに、イベントファイルＤＢ４２は、変電所固有の情報を格納する変電所データファイル６１、盤に関する情報を格納する盤データファイル６２、端子台に関する情報を格納する端子台データファイル６３、端子台の各端子に関する情報や接続先情報を格納する端子データファイル６４、ケーブルに関する情報を格納するケーブルデータファイル６５、盤間の距離を格納する盤間データファイル６６を備えている。
【００４０】
次に、図１を用いて図面作成処理の流れについて説明する。この図において、まず、準備段階として、入力部からの図面作成開始要求により、基本情報設定手段３１が起動され、図面作業画面の表示やメモリの初期化などの初期処理が行われる（Ｓ１０１）。また、マスタファイル保存手段３６によって、図面作成に必要な共通データが記憶部１５のマスタファイルＤＢ４１に保存される（Ｓ１０２）。
【００４１】
以下にマスタファイルＤＢ４１に保存される主なマスタファイルについて説明する。
図３は、ケーブル線種マスタファイル５１のデータ構成例である。ケーブル線種と心線数が格納されている。
図４は、線色マスタファイル５２のデータ構成例である。線色の略称、名称およびソート用のＩＤが格納されている。
図５は、使用回路マスタファイル５３のデータ構成例である。使用回路ＩＤと使用回路名が格納されている。
【００４２】
次に、データ入力・更新段階において、データ入力手段３２によって、変電所名が入力される（Ｓ１０３）。このとき、新規の場合は、変電所ファイルが作成され（Ｓ１０４）、既存の変電所の場合は、既に保存されている変電所ファイルが開かれる（Ｓ１０５）。その後、図面の編集に必要な盤定義データ、端子台データ、端子データ、各端子の接続情報、ケーブルデータなどが入力され（Ｓ１０６）、各データ間の整合性をチェックして（Ｓ１０７）により、エラーがある場合は、再入力が促され、エラーがなければ図面編集段階に移行する。
【００４３】
図面編集段階では、図面編集手段３３によって、図番欄の入力や、結線位置の移動など図面の編集処理が行われ（Ｓ１０８）、編集終了後、出力手段３５によって制御ケーブル接続図が印刷され（Ｓ１０９）、図面の描画に必要なデータが記憶部１５のイベントファイルＤＢ６２に保存される（Ｓ１１０）。また、図面情報は、ＣＡＤ形式で記憶部１５に保存される（Ｓ１１１）
【００４４】
支援段階では、支援手段３４によって、手配すべきケーブル数量などの生産、保守に必要な情報が演算され、記憶部１５へ保存されると共に出力手段３５によって印刷される（Ｓ１１２）。なお、支援段階は、図面編集と同時に行なわれる場合もある。また、準備段階でマスタファイルを作成した後は、データ入力更新段階あるいは、図面編集段階から開始することができる。
以下、主な段階の処理を詳述する。
【００４５】
＜データ入力・更新段階＞
データ入力手段３２は、まず変電所の選択を促す画面をディスプレイに表示し、ユーザにより指定された変電所を表示させる。図６は、変電所データの入力画面の一例である。この図で、変電所設定項目として、変電所名、発変電所コード等を入力する。
【００４６】
また、変電所の規模を表す情報として、電圧階級、バンク数、送電線数、配電線数を設定入力する。図面情報として、所属事業所名や工事担当、図面管理部門などの情報も入力する。なお、変電所内の盤や端子台のファイル名をツリー表示すれば、ユーザは作成済みのファイルを体系的に確認することができる。これらの情報は、変電所データファイル６１に保存される。
【００４７】
図７は、変電所データファイルのデータ構成例である。変電所名に加え、電圧、バンク、送電線等の情報、発変電所コードなどが格納されている。また、図面担当者、図面承認者のほか、工事担当者や工事承認者の情報も格納可能になっている。
【００４８】
次に、盤定義データの入力画面より、盤データを入力する。データ入力手段３２で、先の処理で作成した変電所データを選択することにより、その変電所の盤データを入力する画面が表示される。図８は、盤定義データ入力画面の一例である。この図では、変電所名情報と変電所データ入力画面で入力された変電所規模情報が表示され、ユーザはそれを見て入力画面の選択ミスが無いことを確認して盤記号と盤名称を入力していく。このデータは、盤データファイルに保存される。
【００４９】
図９は、盤データファイル６２のデータ構成例である。盤ＩＤ、盤記号、盤名称などの盤識別情報のほか、線色やソート用ＩＤが格納されている。
【００５０】
次に、端子台データの入力画面より、端子台データを入力する。先の手順で入力した盤データを選択して、入力対象の盤の端子台データ入力画面を表示させ、その盤の端子台記号と端子数情報を入力する。図１０に端子台データ入力画面の一例を示す。この画面では、変電署名、盤名称が表示され、ユーザはそれを確認して、端子台データを入力する。このデータは、端子台データファイルに保存される。
【００５１】
図１１は、端子台データファイル６３のデータ構成例である。盤データファイル６２と関連付けるための盤ＩＤ、端子台ＩＤ、端子台記号、端子数などの端子台に関する情報、端子台のサイズ情報、線色情報などが格納されている。
【００５２】
次に、図１２に示す端子定義画面より、端子データを入力する。先の手順で入力した端子台データを選択すると、その端子台の端子数分のデータ入力画面が表示される。ユーザは、端子および使用回路情報を入力する。また、その端子の用途などの情報を入力する。これらの情報は、端子データファイル６４に保存される。端子データファイル６４には、盤ＩＤ、端子台ＩＤなど図面を作成するための関連情報のほか、使用回路ＩＤなどの属性情報が格納される。図１３に、端子データファイル６４のデータ構成例を示す。盤ＩＤ、端子台ＩＤ、端子ＩＤにより、このファイルと盤データファイル６２および端子台データファイル６３との関連付けを行っている。また、使用回路ＩＤによって使用回路マスタファイル５３との関連付けを行っている。さらに、相手盤、相手端子台情報、引出長さやわたり情報等を２組分格納可能になっている。また、アースの有無や取り付け位置に関する情報も格納されている。
【００５３】
次にユーザは、接続先入力画面より、端子間の接続情報を入力する。図１４に接続先入力画面の一例を示す。この図で、自盤の各端子に対応して、接続先（相手１）の盤記号、端子記号、端子情報を選択する。自盤からさらに他の盤へ接続される場合は、相手２の端子を選択する。
【００５４】
なお、端子の接続先がない場合は、それを示す「空」欄にチェックを入れ、また、その盤でアースに接続する場合は、その「アース」欄にチェックを入れる。これらの情報は、端子データファイル６４の接続情報として保存される。
【００５５】
続いてユーザは、ケーブル選択画面からケーブルアースの設定を行う。図１５は、ケーブル選択画面の一例である。ここで、ケーブル線種に対して、心線数および使用されている線数の確認を行い、同時にアースマークのチェックを行う。これによりアース付のケーブルの手配に繋がる。また、未定義端子リストでは、定義されていない端子が表示され、ケーブルデータ詳細画面では、選択されたケーブルの使用線の端子台記号と端子記号が表示される。また、この画面で使用回路の表示を行い、同じケーブルで使われている使用回路を確認できるようになっている。
【００５６】
なお、ケーブル選択画面で設定されたケーブル情報は、図１６に例示するような構成でケーブルデータファイル６５に保存される。また、盤間の距離情報は、図１７に示すような盤間データファイル６６に保存され、この距離情報をもとにケーブル長が求められる。
【００５７】
＜図面編集段階＞
端子データファイル６４の接続情報に基づいて図１８（ａ）に示すような結線図面が出力される。この出力は、接続情報に対して、予め結線の描画位置データを記憶させておくことによって可能となる。この結線部分にマウスを当て、図１８（ｂ）に示すようにドラッグして、図１８（ｃ）のマウスを離した位置での描画位置データを記憶しなおすことによって、描画位置の変更が可能となる。同様に、端子の表示順序やケーブル記号の表示等に対しても、それらの描画位置情報を予め記憶しておき、マウスによりドラッグして、マウスを離した位置を新たな描画位置情報として記憶しなおすことによって、図面を容易に編集することができる。この他、図面の表示倍率情報や線色情報などを記憶しておけば、これらを変更することにより、図面の表示サイズや線色を変えることが可能となる。
【００５８】
＜支援段階＞
まず、図１９に示すように布設状況表示画面で、自盤と相手盤を選択することによって、両盤間の接続に使用されているケーブルが表示される。さらに、ケーブル記号、線種に対して、制御、警報表示、ＤＣ電源など使用回路の詳細内容が表示されるようになっている。
【００５９】
さらに、図２０に示す接続状況の表示画面では、検索条件として、自盤、端子台、端子の各記号を入力することによって、それに接続されている相手盤、端子台、および、端子の表示が出力される。これにより自盤の各端子の接続先やその端子の使用回路を確認することができる。また、チェック欄にチェック済みの入力をすることによって、端子データファイル６４の接続チェックフラグをセットするようにすれば、接続先の確認漏れを防止することができる。
【００６０】
なお、他の接続図面上で確認したときに、この接続チェックフラグをセットするようにしておき、この接続先表示画面で、接続先の表示をするときに、既に、チェック済みの場合は、その表示をするようにしてもよい。
【００６１】
以上の布設状況表示および接続状況表示によって、ユーザは、ケーブルが適切でない使用回路に使われていないか、あるいは、同一ケーブルで異なる複数の回路の組合せに問題がないかの確認をすることができる。たとえば、ＣＶＶ３．５は、耐圧の問題からＡＣ４００Ｖの使用ができない場合、図２１の如く禁止ファイルの条件として記載しておき、これに該当することによって図２０の相手盤記号欄を色替表示することで、ユーザは不適当なケーブルを使用しているということを容易に認識することができる。なお、使用回路の組合せにエラーがある場合は、図１９の該当するケーブル記号を色換えするようにしてもよい。
【００６２】
また、端子データファイル６４において、端子に関連付けて不具合情報（不具合の内容、件数、発生日時など）を記憶しておき、この不具合情報と使用回路あるいはケーブル種別との相関を演算するようにしてもよい。相関演算の結果、たとえば、使用回路ごとのアースの取り方（両端接地か片端設置か）と不具合の発生率との間に有意差があれば、使用回路によって、不具合の多い接地方法を選択したときは注意表示をするなどの対応も可能となる。
【００６３】
この他、支援機能として、以下のような機能を設けるようにしてもよい。
【００６４】
（ケーブル接続図のチェック機能）
Ａ盤とＢ盤の接続をチェックしたとき、ケーブルをクリックすると、Ａ盤、Ｂ盤それぞれの図面において，端子台の該当箇所を色替え表示する。
【００６５】
これにより、設計者が、シーケンス図（紙）と接続図（システム画面）を付き合わせながらチェックするという従来の接続図のチェック方法に比べて、作業効率の向上と作業ミスの削減を図ることができる。
【００６６】
（除却ケーブルの色分け機能）
端子データファイル６４にケーブルの除去フラグを設けて、ケーブルを除却する際、該当のケーブルをクリックすることによって、この除去フラグをセットするようにする。そして、このフラグがセットされているときは、関係図面の該当箇所（接続線）を色替え表示すれば、除却工事の工事用図面としてそのまま活用可能となり省力化を図ることができる。
【００６７】
（図面管理システムとのリンク機能）
通常、企業では図面を一定期間補完する図面管理システムを所有しているが、この管理システムに登録するために必要な図面形式で自動出力するようにすれば、作業効率が向上する。
【００６８】
本実施形態では、変電所情報、番情報、端子台情報、端子情報、各端子間の接続情報の順にデータを入力するので、図面作成者は、煩雑な盤の端子間の接続情報を効率的に入力することができる。また、端子情報の入力時に、その端子の属性情報として使用回路情報を入力するようにして、ケーブル定義入力時に確認可能とし、さらに、不具合ファイルを参照して不具合の可能性のある所定の使用回路の組合せ等に対しては注意情報を出力することとしたので、図面作成者は不具合を回避することができる。
【００６９】
さらに、不具合発生時などに、不具合のあった端子情報と不具合情報とを関連付けて記憶するので、他のファイルの情報も併せて不具合情報との相関演算することによって、その不具合と相関のある因子（使用回路、ケーブル線種など）を抽出することが可能となる。
【００７０】
また、通常、変電所で事故があった時には、事故点を絞り込みながら一つ一つのケーブルを調査していくが、本実施の形態のケーブル接続図作成装置によれば、そのケーブルがどこの盤にいっているかが即座に分かるため、事故探索業務の効率化を図ることができる。
また、盤間の距離を格納する盤間データファイルを設けたので、高い精度をもって必要ケーブル長を自動算出可能となる。これにより、余長を考慮して購入する必要がなくなり、また、工事後に多量の資材が余ることを防止できる。
【００７１】
なお、本装置は、設計、生産、保守等に使用するのみならず、使用回路の組合せとケーブルの割付けや使用ケーブルの選定ミスを防止するための教育用のツールとして使用することも可能である。
【００７２】
さらに、本実施の形態のケーブル接続図作成装置は、業務効率化、正確性向上、技術者の技術レベルの向上の観点から以下の効果を有する。
【００７３】
（業務効率化の観点からの効果）
シーケンス図をもとに決定された接続回路を盤データとして入力することにより、図面を自動的に作成でき、また、データ複写機能により作成時間を大幅に短縮することができる。
ケーブル接続先の検索が容易にできるので、ケーブルチェックが効率的にできる。
ケーブルの色変更が画面上で簡単に行えるので、改良図面が容易に作成できる。
ケーブル図のチェックが画面上でできるので、省スペースで作業ができる。
距離データを入力することによって、自動的にケーブル長を算出できる。
作成したケーブル図をＴＩＦ形式などのデータとして出力するようにすれば、図面電子化の必要がなくなる。
【００７４】
（正確性向上の観点からの効果）
自端子台のデータを入力することによって相手接続先の図面を同時に作成するようにすれば、記入ミスを減らすことができる。
入力データから回路構成が容易に検索できるので、結線漏れなどが確実にチェックできる。
エラーチェック機能により、ケーブルの接続漏れ等を容易に探索できる。
【００７５】
（技術レベル向上の観点からの効果）
ケーブルの接続先の検索やチェックなどが容易にできるので、シーケンス図との関連性が理解しやすい。
図面作成の手間が省けるので、工事経験に関係なくケーブル図を作成でき、教育用としても使用できる。
機器の契約段階からケーブル図を作成することにより、回路の確認やケーブルの購入などを早めに実施でき、工事を効率的に進めることができる。
【００７６】
次に、第２の実施の形態を説明する。図２２は、本実施の形態によるケーブル接続図作成装置の機能ブロック図である。
【００７７】
図１との違いは、通信ネットワーク４を介して携帯端末２とデータの送受信を行う送受信部とこの送受信部とデータの受け渡しを行う送受信処理手段（機能）を設けたことである。
【００７８】
このケーブル接続図作成装置において、図面の作成や編集は入力部を通して行う。一方、現場の携帯端末２の表示部２２には、図２３に示すようなケーブル接続図を表示しする。ケーブル布設状況の確認作業において、作業員は、確認した接続を入力ペンやマウスでチェックする。このチェックした入力情報は、ケーブル作成装置のデータ入力手段を介して入力され、記憶部１５の端子データファイルの接続チェックフラグがセットされる。
【００７９】
また、現場の不具合情報が携帯端末２を通して入力され、ケーブル接続図作成装置の端子データファイルの不具合情報に登録される。そして、この不具合情報は、第１の実施の形態で説明したように、使用回路やアース方法などと相関が取られ、その演算結果が不具合の解析情報として蓄積される。
【００８０】
本実施の形態によれば、携帯端末を通して、現場の作業員へ図面情報を送り、また、作業員の入力した不具合情報などの作業情報を送るので、設計者と現地作業者（保守員）との連携を強化することができる。
【００８１】
なお、携帯端末にＧＰＳなどの機能を搭載して、携帯端末の位置情報をケーブル接続図作成装置で収集可能にしておき、作業員がこの携帯端末を持ってケーブル布設用のピット（ケーブルを収納する溝）に沿って盤間を移動する。作業員の移動ルートから、移動距離が分かり、盤間の必要ケーブル長が算出可能となる。
【００８２】
具体的には、図２４に示すように移動ルートすなわちケーブル布設ルートごとにパターン番号を設け、ピットの曲がり角ごとにその地点の位置情報を保存した盤間距離ファイル６７を設ける。そして、この位置情報から各区間の距離を計算し、それらを合計して盤間のトータル距離を求める。なお、このときケーブルデータファイル６５では、ケーブルＩＤに関連付けてパターン番号を保存するようにする。
【００８３】
このようにすれば、ケーブル布設ルートの変更に柔軟に対応できケーブル保守も容易になる。さらに、ケーブルごとに距離情報を持たせることができるので、同じ盤間のケーブルルートが複数存在しても対応可能である。
【００８４】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明においては、ケーブル接続図の作成のための効率的なデータの入力が可能となる。また、入力したデータをもとに使用ケーブルの選定、ケーブルの手配、機器不具合時の調査などを行うことが可能となり、設計、生産、試験、調査等の作業効率の向上や設計やケーブル手配時のミスの削減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第１の実施の形態によるケーブル接続図作成装置の機能ブロック図
【図２】本発明の第１の実施の形態による図面作成時の作業手順の説明図
【図３】図１のマスタファイルＤＢ４１に保存されているケーブル線種マスタファイル５１のデータ構成例
【図４】図１のマスタファイルＤＢ４１に保存されている線色マスタファイル５２のデータ構成例
【図５】図１のマスタファイルＤＢ４１に保存されている使用回路マスタファイル５３のデータ構成例
【図６】変電所データの入力画面の説明図
【図７】図１のイベントファイルＤＢ４２に保存されている変電所データファイル６１のデータ構成例
【図８】盤定義データ入力画面の説明図
【図９】図１のイベントファイルＤＢ４２に保存されている盤データファイル６２のデータ構成例
【図１０】図１０に端子台データ入力画面の説明図
【図１１】図１のイベントファイルＤＢ４２に保存されている端子台データファイル６３のデータ構成例
【図１２】端子定義画面の説明図
【図１３】図１のイベントファイルＤＢ４２に保存されている端子データファイル６４のデータ構成例
【図１４】接続先入力画面の説明図
【図１５】ケーブル選択画面の説明図
【図１６】図１のイベントファイルＤＢ４２に保存されているケーブルデータファイル６５のデータ構成例
【図１７】図１のイベントファイルＤＢ４２に保存されている盤間データファイル６６のデータ構成例
【図１８】図面の結線位置移動の説明図、図１８（ａ）は移動前の図、図１８（ｂ）は移行中の図、図１８（ｃ）は移動後の図
【図１９】布設状況表示画面の説明図
【図２０】接続状況表示画面の説明図
【図２１】使用回路禁止ファイルのデータ構成例
【図２２】本発明の第２の実施の形態によるケーブル接続図作成装置の機能ブロック図
【図２３】ケーブル接続図の表示画面例
【図２４】本発明の第２の実施の形態による盤間距離ファイルのデータ構成例
【符号の説明】
１…ケーブル接続図作成装置、２…携帯端末、４…通信ネットワーク、１１、２１…入力部、１２…出力部、１３、２４…中央演算処理部、１４…記憶部、１５、２３…送受信部、２２…表示部、３１…基本情報設定手段、３２…データ入力手段、３３…図面編集手段、３４…支援手段、３５…出力手段、３６…マスタファイル保守手段、３７…入出力手段、４１…マスタファイルＤＢ、４２…イベントファイルＤＢ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a cable connection diagram creation device, a cable connection diagram creation method, and a program for supporting a control cable laying operation in a substation or the like, and for use in design or trouble investigation.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as a device for creating drawings for connecting cables between panels installed in substations and the like, "Cable diagram creation device" in Japanese Patent Laid-Open No. 7-311784 reduces input errors in cable data. Therefore, an apparatus has been proposed in which cable data representing the connection relationship between both ends of the cable and the terminal blocks of both boards is automatically stacked in each board connected to each other by cables to create a cable diagram.
[0003]
In addition, in the “Ground Line Support System” of Japanese Patent No. 2984262, correction and change of drawings can be performed in real time, and in order to create high-quality drawings, position information of buried objects should be added to the current situation map. Therefore, a technique has been proposed in which an embedded object reflection diagram is created, and an installation route map is created by adding an installation route to the embedded object reflection diagram.
[0004]
Further, in the “Cable Connection Diagram Drawing Device” of Japanese Patent No. 3053780, for each data for drawing a cable connection diagram including a terminal block and a cable, the relationship between the terminal block graphic and the cable graphic is expressed by coordinate data. Techniques have been proposed for associating terminal block graphics with cable graphics by adding extended data to represent them.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, the above technique is effective when drawing a cable connection diagram, but it is not sufficient to use the input data to select the cable to be used, arrange for the cable, and investigate the equipment malfunction. Furthermore, systematic functions and data construction are required.
[0006]
The present invention has been made in response to such a conventional situation, and enables efficient data input for creating a cable connection diagram, and also selects a cable to be used and determines the cable based on the input data. The purpose is to provide a cable connection diagram creation device, a cable connection diagram creation method, and a program for use in design, production, testing, investigation, etc., such as arrangement and investigation at the time of equipment failure.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, a cable connection diagram creating apparatus according to the first aspect of the present invention comprises means for storing drawing information including a drawing position, and data input means for inputting data for cable connection diagram creation step by step. Output means for creating and displaying drawing information based on the input data and drawing information; and enabling editing of the displayed drawing and extracting new drawing information from the edited drawing and drawing And a drawing editing means for storing information.
[0008]
According to the first aspect of the present invention, the data for creating the cable connection diagram is inputted step by step to efficiently create the drawing.
[0009]
The cable connection diagram creation device according to the invention of claim 2 is a device for creating a connection diagram of cables laid between a plurality of panels having terminal blocks, wherein the input means includes panel data, terminal block data, It is characterized in that the data input in the previous stage is displayed in order of terminal data and connection data between terminals, and the next data is input.
[0010]
In the invention according to claim 2, when creating a cable connection diagram laid between the panels of the power plant or the substation, the panel data, the terminal block data, the terminal data, and the connection data between the terminals are input in this order.
[0011]
The cable connection diagram creation device according to the invention of claim 3 further includes, in association with each terminal, connection information including connection destination panel, terminal block, terminal identification information, and terminal use circuit information. A data file is provided, and the output means creates drawing information based on the connection information of the terminal data file.
[0012]
According to the third aspect of the present invention, connection information is provided for each terminal and used circuit information such as control and alarm display is provided. This makes it possible to allocate cables for each circuit used.
[0013]
In the cable connection diagram creating apparatus according to the invention of claim 4, the terminal data file further includes a cable connection confirmation flag, and a display screen in which an instruction is input to the drawing information displayed on the screen by the output means Provided with a connection confirmation display means for setting the connection confirmation flag of the terminal data file related to the cable by identifying the cable on the drawing from the upper position and identifying and displaying the cable with the connection confirmation flag set It is characterized by.
[0014]
In the invention described in claim 4, since the connection information is input from the drawing displayed on the screen, and this connection information is reflected in the other drawings of the connection destination, the connection confirmation work at the site is efficient. And errors in reflecting the connection information in the drawing can be reduced.
[0015]
The cable connection diagram creating apparatus according to the invention of claim 5 further includes an accident information file for storing accident information, and the terminal data file includes each accident information stored in the accident information file and a connection confirmation flag. The connection confirmation display means identifies and displays a cable in which a connection confirmation flag related to the accident information is set for each accident information.
[0016]
In the invention according to claim 5, since the connection confirmed flag (hereinafter referred to as connection confirmation flag) and the accident information (also referred to as defect information) are stored in association with each other, the terminal having the accident and the cable connecting the terminals are specified. can do.
[0017]
In the cable connection diagram creating apparatus according to the invention of claim 6, the terminal data file further includes a cable removal flag, and is displayed on the display screen instructed by the output means for the drawing information displayed on the screen. A removal cable display means for setting a removal flag of a terminal data file related to the cable by indicating the cable on the drawing from the position of the cable, and identifying and displaying the cable with the removal flag set. To do.
[0018]
In the invention described in claim 6, since the removal flag is provided in the terminal data file for identification display, the work at the time of cable removal can be performed efficiently.
[0019]
The cable connection diagram creating apparatus according to the invention of claim 7 further includes means for resetting the cable connection information in which the removal flag is set when a cable information update request is input.
[0020]
According to the seventh aspect of the present invention, when the cable information update request is input, the connection information of the cable with the removal flag set is reset. Therefore, when the cable is removed, the laying state is displayed. It is possible to identify whether or not the cable has been removed, and after confirming whether or not all the cables to be removed have been removed, the connection information can be reset (initialized), reducing work errors when removing the cable. it can.
[0021]
The cable connection diagram creating apparatus according to the invention of claim 8 further comprises means for storing the terminal information and the used cable information in association with each other and outputting the amount of the used cable for each cable type. Item 8. The cable connection diagram creation device according to any one of Items 1 to 7.
[0022]
In the invention according to claim 8, since the terminal information and the used cable information (including the cable type) are stored in association with each other, the number of used cables can be output for each cable type. Thereby, the efficiency of the cable arrangement can be improved.
[0023]
The cable connection diagram creating apparatus according to the invention of claim 9 further stores the terminal information and the used circuit information in association with each other and displays the used circuit information on the cable setting screen for setting the cable type and for each terminal information. And a cable information setting means for setting cable information.
[0024]
According to the ninth aspect of the invention, since the used circuit information is displayed on the cable setting screen and the cable information is set for each terminal information, errors in assigning the cables to the terminals can be reduced.
[0025]
The cable connection diagram creating apparatus according to the invention of claim 10 further includes a use circuit prohibition file storing a combination of use circuits or use cable prohibition information, and information set by the cable information setting means with reference to the file. Checking means for determining whether or not the information is prohibited information is provided.
[0026]
In the invention described in claim 10, a use circuit prohibition file is provided so that combinations of use circuits and cables that should not be used can be checked.
[0027]
The cable connection diagram creating apparatus according to the invention of claim 11 further includes means for storing the prohibition information and the defect information in association with each other, and the check means outputs a determination result together with the defect information when corresponding to the prohibition information. It is characterized by that.
[0028]
In the invention described in claim 11, the defect information is further stored in association with each other, and the prohibition information is output together with the defect information.
[0029]
In the cable connection diagram creation device according to the invention of claim 12, the cable connection diagram creation device is a client server type device, and the data input means inputs position information sent from the portable terminal. And a means for patterning and storing the cable laying route based on the position information.
[0030]
In the invention of claim 12, since the cable laying route is patterned and stored from the position information of the mobile terminal, the length of the cable can be specified for each pattern, compared to having the length information for each cable, Data correction can be performed easily and cable maintenance becomes easy.
[0031]
A cable connection diagram creation method according to the invention of claim 13 includes a step of inputting and storing substation data, a step of displaying substation data, inputting panel data, and storing in association with substation data; Displaying substation data and panel data, inputting terminal block data, associating it with the panel data, storing it, displaying substation data, panel data, and terminal block data, inputting terminal data, and terminal And storing the connection information between the stored terminal data, and calculating and displaying the cable laying status based on the connection information. To do.
[0032]
A program according to the invention of claim 15 is a program for creating a cable connection diagram, a process for inputting and storing substation data, displaying substation data, inputting panel data, and substation. Processing to save in association with data, display substation data and panel data, input terminal block data, save in association with panel data, display substation data, panel data, and terminal block data And a process of inputting terminal data and storing it in association with the terminal block data, and a process of calculating and displaying the cable laying status using each stored data.
[0033]
In the inventions according to claims 13 and 15, the substation data, the panel data, the terminal block data, and the terminal data are inputted in order, the terminal data connection information is inputted, and the cable laying status is outputted based on this connection information. .
[0034]
The cable connection diagram creating method according to the invention of claim 14 further includes a step of storing terminal information and circuit information used in association with each other, a step of storing a combination of circuits used or prohibition information of cables used, and setting a cable type In the cable setting screen to be displayed, the circuit includes a step of displaying the used circuit information and setting the cable information for each terminal information, and a step of determining whether or not the set cable information corresponds to the prohibition information. .
[0035]
According to the fourteenth aspect of the present invention, the prohibition information on the combination of the circuits used or the prohibition information on the cables used is stored, and it is determined whether the information corresponds to the prohibition information when setting the cable type for the terminal. As a result, it is possible to avoid combinations of used circuits and cable types that have had accidents or problems in the past.
[0036]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The first embodiment of the present invention will be described below. FIG. 1 is a functional block diagram of a cable connection diagram creating apparatus 1 according to the first embodiment. In this figure, a cable connection diagram creation device 1 includes an input unit 11 for inputting data for creating a cable connection diagram (hereinafter referred to as a drawing), an output unit 12 for displaying or outputting drawings and data, and a drawing creation process. And the like, and a storage unit 14 for storing data necessary for drawing creation. The input unit 11 includes a keyboard and a mouse, and the output unit 12 includes a display device such as a display and a printing device such as a printer. If necessary, auxiliary devices such as a flexible disk and a compact disk may be provided.
[0037]
Further, the central processing unit 13 is a basic information setting means (function) 31 for inputting basic information for creating a drawing such as environment setting information, a substation, and a panel name, and a data input for inputting data necessary for drawing creation. Means (function) 32, drawing editing means (function) 33 for executing drawing editing processing, support means (function) 34 for supporting design, production and the like such as display of cable quantity, and output of data and drawing information to the output unit Output means (function) 35 for performing data, master file maintenance means (function) 36 for setting and updating a master file common to drawing creation, and input / output for exchanging data with the input unit 11 and the output unit 12 Means (function) 37 is provided.
[0038]
The storage unit 14 includes a master file database (DB) 41 that stores common information for drawing creation and an event file database (DB) 42 that stores unique information for each drawing.
[0039]
The master file DB 41 includes a cable wire type master file 51 that defines the cable wire type and the number of core wires, a wire color master file 52 that defines the wire color of the cable core wire, and a use circuit master file that defines the use circuit of the terminal symbol. 53. Further, the event file DB 42 includes a substation data file 61 for storing information unique to the substation, a panel data file 62 for storing information regarding the panel, a terminal block data file 63 for storing information regarding the terminal block, and each terminal of the terminal block. Terminal data file 64 for storing information on connection and connection destination information, a cable data file 65 for storing information on cables, and an inter-board data file 66 for storing distances between boards.
[0040]
Next, the flow of drawing creation processing will be described with reference to FIG. In this figure, first, as a preparation stage, the basic information setting means 31 is activated by a drawing creation start request from the input unit, and initial processing such as display of a drawing work screen and initialization of a memory is performed (S101). Further, common data necessary for drawing creation is stored in the master file DB 41 of the storage unit 15 by the master file storage unit 36 (S102).
[0041]
Hereinafter, main master files stored in the master file DB 41 will be described.
FIG. 3 is a data configuration example of the cable line type master file 51. Stores the cable type and number of cores.
FIG. 4 is a data configuration example of the line color master file 52. The abbreviated name and name of the line color and the ID for sorting are stored.
FIG. 5 is a data configuration example of the used circuit master file 53. Used circuit ID and used circuit name are stored.
[0042]
Next, in the data input / update stage, the substation name is input by the data input means 32 (S103). At this time, if it is new, a substation file is created (S104), and if it is an existing substation, the already stored substation file is opened (S105). After that, the board definition data, terminal block data, terminal data, connection information of each terminal, cable data, etc. necessary for editing the drawing are input (S106), and the consistency between the data is checked (S107). If there is an error, re-entry is prompted, and if there is no error, the process proceeds to the drawing editing stage.
[0043]
At the drawing editing stage, drawing editing means 33 performs drawing editing processing such as input of a figure number column and movement of the connection position (S108), and after the editing is completed, a control cable connection diagram is printed by output means 35 ( In step S109, data necessary for drawing the drawing is stored in the event file DB 62 of the storage unit 15 (step S110). The drawing information is stored in the storage unit 15 in the CAD format (S111).
[0044]
In the support stage, information necessary for production and maintenance, such as the number of cables to be arranged, is calculated by the support means 34, stored in the storage unit 15, and printed by the output means 35 (S112). Note that the support stage may be performed simultaneously with drawing editing. In addition, after creating the master file in the preparation stage, it can be started from the data input update stage or the drawing editing stage.
The main stage processing will be described in detail below.
[0045]
<Data input / update stage>
The data input means 32 first displays a screen for prompting selection of the substation on the display, and displays the substation designated by the user. FIG. 6 is an example of an input screen for substation data. In this figure, a substation name, a generating substation code, etc. are input as substation setting items.
[0046]
In addition, as information indicating the scale of the substation, a voltage class, the number of banks, the number of transmission lines, and the number of distribution lines are set and input. As the drawing information, information such as the name of the affiliated office, the person in charge of construction, and the drawing management department is also input. If the file names of the panels and terminal blocks in the substation are displayed in a tree, the user can systematically check the created files. These pieces of information are stored in the substation data file 61.
[0047]
FIG. 7 is a data configuration example of a substation data file. In addition to the substation name, information such as voltage, bank, transmission line, and substation code are stored. In addition to the person in charge of drawing and the person approving the drawing, information on the person in charge of construction and the person in charge of construction can be stored.
[0048]
Next, board data is input from the board definition data input screen. By selecting the substation data created in the previous process by the data input means 32, a screen for inputting the panel data of the substation is displayed. FIG. 8 is an example of a board definition data input screen. In this figure, the substation name information and the substation scale information entered on the substation data input screen are displayed, and the user confirms that there is no selection error on the input screen by looking at it, and displays the panel symbol and panel name. Enter. This data is stored in a board data file.
[0049]
FIG. 9 is a data configuration example of the board data file 62. In addition to board identification information such as board ID, board symbol, board name, etc., the line color and sorting ID are stored.
[0050]
Next, the terminal block data is input from the terminal block data input screen. The board data entered in the previous procedure is selected, the terminal board data entry screen for the board to be entered is displayed, and the terminal board symbol and terminal number information for that board are entered. FIG. 10 shows an example of the terminal block data input screen. On this screen, the substation signature and the board name are displayed, and the user confirms them and inputs the terminal block data. This data is stored in a terminal block data file.
[0051]
FIG. 11 is a data configuration example of the terminal block data file 63. Information related to the terminal block, such as a board ID, terminal block ID, terminal block symbol, number of terminals, etc., terminal block size information, line color information, etc. to be associated with the panel data file 62 are stored.
[0052]
Next, terminal data is input from the terminal definition screen shown in FIG. When the terminal block data input in the previous procedure is selected, data input screens corresponding to the number of terminals in the terminal block are displayed. The user inputs terminal and used circuit information. Also, information such as the usage of the terminal is input. These pieces of information are stored in the terminal data file 64. The terminal data file 64 stores attribute information such as a used circuit ID as well as related information for creating a drawing such as a board ID and a terminal block ID. FIG. 13 shows a data configuration example of the terminal data file 64. This file is associated with the board data file 62 and the terminal board data file 63 by the board ID, terminal board ID, and terminal ID. Further, the used circuit ID is associated with the used circuit master file 53. Furthermore, it is possible to store two sets of mating board, mating terminal block information, drawer length, crossover information, and the like. In addition, information on the presence / absence of ground and the mounting position is also stored.
[0053]
Next, the user inputs connection information between terminals from the connection destination input screen. FIG. 14 shows an example of the connection destination input screen. In this figure, the board symbol, terminal symbol, and terminal information of the connection destination (partner 1) are selected corresponding to each terminal of the own board. When connecting from the own board to another board, the terminal of the other party 2 is selected.
[0054]
When there is no connection destination of the terminal, check the “empty” column indicating that, and when connecting to the ground on the board, check the “ground” column. These pieces of information are stored as connection information of the terminal data file 64.
[0055]
Subsequently, the user sets the cable ground from the cable selection screen. FIG. 15 is an example of a cable selection screen. Here, the number of the core wires and the number of the used wires are confirmed for the cable line type, and at the same time, the ground mark is checked. This leads to the arrangement of grounded cables. Further, undefined terminals are displayed in the undefined terminal list, and the terminal block symbol and terminal symbol of the used line of the selected cable are displayed in the cable data detail screen. In addition, the circuit used can be displayed on this screen, and the circuit used on the same cable can be confirmed.
[0056]
Note that the cable information set on the cable selection screen is stored in the cable data file 65 with the configuration illustrated in FIG. Further, the distance information between the boards is stored in an inter-board data file 66 as shown in FIG. 17, and the cable length is obtained based on the distance information.
[0057]
<Drawing editing stage>
Based on the connection information of the terminal data file 64, a connection diagram as shown in FIG. This output is made possible by storing connection drawing position data in advance for the connection information. The drawing position can be changed by placing the mouse on this connection portion, dragging as shown in FIG. 18B, and re-storing the drawing position data at the position where the mouse in FIG. 18C is released. It becomes. Similarly, for the terminal display order and cable symbol display, the drawing position information is stored in advance, and the position where the mouse is dragged and released is stored as new drawing position information. By correcting the drawing, the drawing can be easily edited. In addition, if display magnification information, line color information, and the like of the drawing are stored, it is possible to change the display size and line color of the drawing by changing them.
[0058]
<Support stage>
First, as shown in FIG. 19, by selecting the own board and the other board on the installation status display screen, the cable used for the connection between the two boards is displayed. Furthermore, detailed contents of the used circuit such as control, alarm display, and DC power supply are displayed for the cable symbol and line type.
[0059]
Further, in the connection status display screen shown in FIG. 20, by inputting each symbol of the own board, terminal block, and terminal as a search condition, display of the counterpart board, terminal block, and terminal connected thereto is displayed. Is output. As a result, the connection destination of each terminal of the own board and the circuit used by the terminal can be confirmed. Further, if the connection check flag of the terminal data file 64 is set by inputting a checked entry in the check column, it is possible to prevent a connection destination from being omitted.
[0060]
When checking on other connection drawings, set this connection check flag, and when displaying the connection destination on this connection destination display screen, if it has already been checked, You may make it display.
[0061]
With the above laying status display and connection status display, the user can check whether the cable is not used in an inappropriate circuit or there is no problem in the combination of multiple circuits with the same cable. . For example, in the case of CVV3.5, when AC400V cannot be used due to a withstand voltage problem, it is described as a prohibited file condition as shown in FIG. 21, and the counterpart board symbol column in FIG. Thus, the user can easily recognize that an inappropriate cable is used. If there is an error in the combination of circuits used, the corresponding cable symbol in FIG. 19 may be changed in color.
[0062]
Also, in the terminal data file 64, defect information (contents of defects, number of cases, date of occurrence, etc.) is stored in association with the terminal, and the correlation between the defect information and the circuit used or the cable type is calculated. Good. As a result of correlation calculation, for example, if there is a significant difference between the grounding method for each circuit used (both grounded or one-sided) and the failure rate, the grounding method with the most defects was selected depending on the circuit used. Sometimes it is possible to display a caution.
[0063]
In addition, the following functions may be provided as support functions.
[0064]
(Cable connection diagram check function)
When the connection between the A board and the B board is checked, clicking on the cable displays the corresponding part of the terminal block in different colors in the drawings of the A board and the B board respectively.
[0065]
As a result, the designer can improve work efficiency and reduce work mistakes compared to the conventional connection diagram checking method in which the sequence diagram (paper) and the connection diagram (system screen) are checked together. it can.
[0066]
(Release cable color coding function)
A cable removal flag is provided in the terminal data file 64, and when removing a cable, the removal flag is set by clicking the corresponding cable. When this flag is set, if the corresponding part (connection line) of the related drawing is displayed in a color-changed manner, it can be used as it is as a construction drawing for the removal work, and labor saving can be achieved.
[0067]
(Link function with drawing management system)
Normally, a company has a drawing management system that supplements a drawing for a certain period of time. However, if automatic output is performed in a drawing format necessary for registration in the management system, work efficiency is improved.
[0068]
In this embodiment, since data is input in the order of substation information, number information, terminal block information, terminal information, and connection information between terminals, the drawing creator can efficiently connect connection information between terminals on complicated boards. Can be entered. Also, when the terminal information is input, the used circuit information is input as the attribute information of the terminal so that it can be confirmed when the cable definition is input. Further, the predetermined used circuit that may be defective by referring to the defect file. Since the caution information is output for the combination of the drawings, the drawing creator can avoid the problem.
[0069]
In addition, when a defect occurs, the terminal information with the defect and the defect information are stored in association with each other. Therefore, by calculating the correlation with the defect information together with the information of other files, the factors correlated with the defect (Used circuit, cable line type, etc.) can be extracted.
[0070]
Normally, when there is an accident at a substation, each cable is investigated while narrowing down the point of the accident. However, according to the cable connection diagram creation device of this embodiment, where the cable is Because it is immediately known whether you are going to the accident, you can improve the efficiency of accident search.
Moreover, since the inter-board data file for storing the distance between the boards is provided, the required cable length can be automatically calculated with high accuracy. Thereby, it is not necessary to purchase in consideration of the extra length, and a large amount of material can be prevented from remaining after the construction.
[0071]
Note that this device can be used not only for design, production, maintenance, etc., but also as an educational tool for preventing combinations of circuits used, cable assignment, and cable selection errors. .
[0072]
Furthermore, the cable connection diagram creating apparatus of the present embodiment has the following effects from the viewpoint of improving business efficiency, improving accuracy, and improving the technical level of engineers.
[0073]
(Effects from the viewpoint of operational efficiency)
By inputting the connection circuit determined based on the sequence diagram as panel data, the drawing can be automatically created, and the creation time can be greatly shortened by the data copying function.
Since the cable connection destination can be easily searched, the cable check can be performed efficiently.
Since the cable color can be easily changed on the screen, improved drawings can be easily created.
You can check the cable diagram on the screen, so you can save space.
The cable length can be automatically calculated by inputting the distance data.
If the created cable diagram is output as data in the TIF format or the like, there is no need to digitize the drawing.
[0074]
(Effects from the viewpoint of improving accuracy)
By entering the data of the terminal block and simultaneously creating the drawing of the other party's connection destination, entry errors can be reduced.
The circuit configuration can be easily retrieved from the input data, so connection leaks can be checked reliably.
The error check function makes it easy to search for cable connection leaks.
[0075]
(Effects from the viewpoint of technical level improvement)
Since it is easy to search and check the cable connection destination, the relationship with the sequence diagram is easy to understand.
Since it eliminates the trouble of drawing, it can be used for educational purposes regardless of construction experience.
By creating a cable diagram from the contract stage of the equipment, it is possible to check the circuit and purchase the cable at an early stage, thus enabling the construction to proceed efficiently.
[0076]
Next, a second embodiment will be described. FIG. 22 is a functional block diagram of the cable connection diagram creation device according to the present embodiment.
[0077]
The difference from FIG. 1 is that a transmission / reception unit for transmitting / receiving data to / from the portable terminal 2 via the communication network 4 and a transmission / reception processing means (function) for transferring data to and from the transmission / reception unit are provided.
[0078]
In this cable connection diagram creating apparatus, drawing creation and editing is performed through an input unit. On the other hand, a cable connection diagram as shown in FIG. 23 is displayed on the display unit 22 of the portable terminal 2 in the field. In confirming the cable installation status, the worker checks the confirmed connection with an input pen or a mouse. The checked input information is input via the data input means of the cable creation device, and the connection check flag of the terminal data file in the storage unit 15 is set.
[0079]
In addition, on-site defect information is input through the portable terminal 2 and registered in the defect information of the terminal data file of the cable connection diagram creation device. Then, as described in the first embodiment, this defect information is correlated with the circuit used, the grounding method, and the like, and the calculation result is accumulated as defect analysis information.
[0080]
According to the present embodiment, the drawing information is sent to the on-site worker through the portable terminal, and the work information such as the defect information input by the worker is sent, so that the designer and the local worker (maintenance worker) Can be strengthened.
[0081]
The mobile terminal is equipped with functions such as GPS, so that the location information of the mobile terminal can be collected by the cable connection diagram creation device, and the worker holds this mobile terminal and pits for cable installation (cable storage Move between the boards along the groove. The movement distance is known from the movement route of the worker, and the required cable length between the panels can be calculated.
[0082]
Specifically, as shown in FIG. 24, a pattern number is provided for each moving route, that is, a cable laying route, and an inter-board distance file 67 is provided for storing the position information of each point for each corner of the pit. Then, the distance of each section is calculated from this position information, and these are summed to obtain the total distance between the boards. At this time, in the cable data file 65, the pattern number is stored in association with the cable ID.
[0083]
In this way, it is possible to flexibly cope with a change in the cable laying route, and cable maintenance becomes easy. Furthermore, since distance information can be provided for each cable, it is possible to cope with a plurality of cable routes between the same panels.
[0084]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, it is possible to efficiently input data for creating a cable connection diagram. In addition, based on the input data, it is possible to select the cable to be used, arrange the cable, investigate the equipment failure, etc., improve the work efficiency of design, production, test, investigation, etc. Can be reduced.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a functional block diagram of a cable connection diagram creation device according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is an explanatory diagram of a work procedure at the time of drawing creation according to the first embodiment of the present invention.
3 is a data configuration example of a cable line type master file 51 stored in the master file DB 41 of FIG.
4 is a data configuration example of a line color master file 52 stored in the master file DB 41 of FIG.
5 is a data configuration example of a used circuit master file 53 stored in the master file DB 41 of FIG.
6 is an explanatory diagram of an input screen for substation data.
7 is a data configuration example of a substation data file 61 stored in the event file DB 42 of FIG.
FIG. 8 is an explanatory diagram of a board definition data input screen.
9 is a data configuration example of a board data file 62 stored in the event file DB 42 of FIG.
FIG. 10 is an explanatory diagram of a terminal block data input screen in FIG.
11 is a data configuration example of a terminal block data file 63 stored in the event file DB 42 of FIG.
FIG. 12 is an explanatory diagram of a terminal definition screen.
13 is a data configuration example of a terminal data file 64 stored in the event file DB 42 of FIG.
FIG. 14 is an explanatory diagram of a connection destination input screen.
FIG. 15 is an explanatory diagram of a cable selection screen.
16 is a data configuration example of a cable data file 65 stored in the event file DB 42 of FIG.
17 is a data configuration example of an inter-board data file 66 stored in the event file DB 42 of FIG.
18A and 18B are explanatory diagrams of the movement of the connection position, FIG. 18A is a diagram before the movement, FIG. 18B is a diagram during the transition, and FIG. 18C is a diagram after the movement.
FIG. 19 is an explanatory diagram of a laying status display screen.
FIG. 20 is an explanatory diagram of a connection status display screen.
FIG. 21 is a data configuration example of a use circuit prohibition file.
FIG. 22 is a functional block diagram of the cable connection diagram creation device according to the second embodiment of the present invention;
FIG. 23: Display screen example of cable connection diagram
FIG. 24 is a data configuration example of an inter-board distance file according to the second embodiment of the present invention;
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Cable connection diagram creation apparatus, 2 ... Mobile terminal, 4 ... Communication network, 11, 21 ... Input part, 12 ... Output part, 13, 24 ... Central processing part, 14 ... Memory | storage part, 15, 23 ... Transmission / reception part , 22 ... display unit, 31 ... basic information setting means, 32 ... data input means, 33 ... drawing editing means, 34 ... support means, 35 ... output means, 36 ... master file maintenance means, 37 ... input / output means, 41 ... Master file DB, 42 ... Event file DB

Claims

Means to save drawing information including drawing position, data input means to input data for cable connection diagram creation step by step, output to create and display drawing information based on input data and drawing information And a drawing editing means for extracting new drawing information from the edited drawing and storing the drawing information. Creation device.

The cable connection diagram creation device is a device for creating a connection diagram of cables laid between a plurality of panels having terminal blocks, and the input means includes panel data, terminal block data, terminal data, and each terminal. 2. The cable connection diagram creating apparatus according to claim 1, wherein the input data is displayed in the order of the connection data between them, and the next data is input.

In connection with each terminal, a terminal data file including connection information including terminal identification information of the connection destination board, terminal block, and terminal, and terminal usage circuit information is provided, and the output means connects the terminal data file. 3. The cable connection diagram creating apparatus according to claim 1, wherein the drawing information is created based on the information.

The terminal data file has a cable connection confirmation flag, and indicates the cable on the drawing from the position on the display screen that is input to the drawing information displayed on the screen by the output means. 4. A connection confirmation display means for setting a connection confirmation flag of a terminal data file related to the cable and identifying and displaying the cable in which the connection confirmation flag is set. The cable connection diagram creation device described.

An accident information file for storing accident information; the terminal data file stores each accident information stored in the accident information file in association with the connection confirmation flag; and the connection confirmation display means includes an accident information file. 5. The cable connection diagram creating apparatus according to claim 4, wherein a cable in which a connection confirmation flag related to the accident information is set for each information is identified and displayed.

The terminal data file has a cable removal flag, and indicates the cable on the drawing from the position on the display screen instructed to input the drawing information displayed on the screen by the output means. 4. A cable according to claim 1, further comprising a removal cable display means for setting a removal flag of a terminal data file related to the cable and identifying and displaying the cable with the removal flag set. Connection diagram creation device.

7. The cable connection diagram creating apparatus according to claim 6, further comprising means for resetting the connection information of the cable in which the removal flag is set when a cable information update request is input.

8. The cable connection diagram creating apparatus according to claim 1, further comprising means for storing terminal information and used cable information in association with each other and outputting the amount of used cables for each cable type. .

In the cable setting screen for storing the terminal information and the used circuit information in association with each other and setting the cable type, a cable information setting unit for displaying the used circuit information and setting the cable information for each terminal information is provided. The cable connection diagram creation device according to any one of claims 1 to 8.

A use circuit prohibition file that stores the combination of use circuits or use cable prohibition information, and a check unit that determines whether the information set by the cable information setting unit with reference to the file corresponds to the prohibition information. 10. The cable connection diagram creation device according to claim 9, further comprising:

11. The cable connection according to claim 10, further comprising means for storing the prohibition information and defect information in association with each other, wherein the check unit outputs a determination result together with the defect information when the prohibition information is applicable. Figure creation device.

The cable connection diagram creation device is a client server type device, and the data input means inputs position information sent from a portable terminal and patterns a cable laying route based on the position information. A cable connection diagram creating device, characterized in that it comprises means for storing data.

Inputting and storing substation data; displaying the substation data; inputting panel data; storing the substation data in association with the substation data; displaying the substation data and the panel data; A step of inputting terminal block data and storing it in association with the panel data; displaying the substation data, panel data, and terminal block data; and inputting terminal data and storing it in association with the terminal block data Creating a cable connection diagram comprising the steps of: storing connection information between the stored terminal data; and calculating and displaying a cable laying status based on the connection information Method.

The step of storing the terminal information and the used circuit information in association with each other, the step of storing the combination of the used circuits or the prohibition information of the used cable, and the cable setting screen for setting the cable type, the used circuit information and the terminal information are displayed. 14. The cable connection diagram creating method according to claim 13, further comprising the steps of: setting cable information for each and determining whether the set cable information corresponds to the prohibition information.

A program for creating a cable connection diagram, a process for inputting and storing substation data, a process for displaying the substation data, inputting panel data, and storing the substation data in association with the substation data; The substation data and the panel data are displayed and the terminal block data is input and stored in association with the panel data, and the substation data, the panel data, and the terminal block data are displayed and the terminal data. And a process for storing the data in association with the terminal block data, and a process for calculating and displaying the cable laying status using each of the stored data. Program.