JP2005078610A - 画像ファイル対応付システム - Google Patents

画像ファイル対応付システム Download PDF

Info

Publication number
JP2005078610A
JP2005078610A JP2003312130A JP2003312130A JP2005078610A JP 2005078610 A JP2005078610 A JP 2005078610A JP 2003312130 A JP2003312130 A JP 2003312130A JP 2003312130 A JP2003312130 A JP 2003312130A JP 2005078610 A JP2005078610 A JP 2005078610A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
image file
file
picture book
directory
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2003312130A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Sato
公一 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pentax Corp
Original Assignee
Pentax Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pentax Corp filed Critical Pentax Corp
Priority to JP2003312130A priority Critical patent/JP2005078610A/ja
Priority to US10/933,386 priority patent/US20050052550A1/en
Publication of JP2005078610A publication Critical patent/JP2005078610A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
  • Telescopes (AREA)
  • Camera Data Copying Or Recording (AREA)
  • Cameras Adapted For Combination With Other Photographic Or Optical Apparatuses (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

【課題】 撮像機能付き観察用光学機器において、撮影された画像を図鑑データに簡単・迅速に対応付ける。
【解決手段】 デジタルカメラが搭載された双眼鏡10に、カードスロット19を設ける。カードスロット19に装着されるICメモリカードに、観察対象物の画像ファイルを図鑑データとして格納する。双眼鏡10において図鑑データを、季節、場所、大きさ等の属性に基づくカテゴリに分類する。これらのカテゴリを階層的に構成し、この構成にしたがってICメモリカードのディレクトリ構造を構成する。ディレクトリ構造の末端のフォルダに、対応する画像ファイルを配置する。撮影画像に対応する図鑑の画像ファイルを矢印キー17R、17L、17U、17Dを用いて検索する。撮影画像の画像ファイルに検索された画像ファイルのパスをタグ情報として格納する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像ファイルの管理システムに関し、また、画像表示機能または撮像機能を搭載した光学機器に関する。
デジタルカメラ機能を備えた光学機器として、デジタルカメラ機能付双眼鏡が知られている。デジタルカメラ機能付き双眼鏡では、接眼レンズを通して複眼視される映像と略同一の画像を液晶モニタに表示できるとともにデジタル画像として記録可能である。
特開2003−107369号公報
双眼鏡は、バードウォッチングやスポーツ観戦などに用いられることが多い。バードウォッチングやスポーツ観戦では、鳥、選手といった特定の対象が観察される。このとき双眼鏡利用者は、観察対象を漠然と観察するのではなく、観察対象の種類や個別の名称などを同定することが一般的である。例えばバードウォッチングでは鳥の種類であり、スポーツ観戦ではチーム名や選手の名前である。
本発明は、画像ファイルを図鑑データに簡単・迅速に対応付けるシステムを得ることを目的とし、特に撮像機能が搭載された光学機器において、撮影された画像を図鑑データに簡単・迅速に対応付けることを目的としている。
本発明の画像ファイル対応付システムは、図鑑データを記録した記録媒体と、画像ファイルを前記図鑑データと対応づける対応付手段とを備えたことを特徴としている。
記録媒体は、観察対象物の種々の属性に基づき分類される所定のカテゴリごとに形成された階層ディレクトリ構造を有し、その各最下位ディレクトリには、観察対象物の種類を特定するための画像データを図鑑データとして格納する参照画像ファイルが配置され、対応付手段は画像ファイルを参照画像ファイルに対応付けることにより画像ファイルと図鑑データとの対応付けを行うことが好ましい。これにより極めて簡単に図鑑機能を備えたシステムを構築できる。
画像ファイルにタグ情報を格納する領域が設けられ、タグ情報に参照画像ファイルのパスを記録することにより対応付けが行われることが好ましい。
簡単に図鑑機能を備えたシステムを構築するとともに、検索のための高い操作性を得るには、記録媒体は各カテゴリおよび各ディレクトリをそれぞれ表わす画像データを格納するガイド用画像ファイルを有し、ファイル対応付システムは、画像を表示するための画像表示手段と、この手動操作部材の操作に対応して階層ディレクトリ構造に沿って各ディレクトリを指定してカレントディレクトリを設定する設定手段とを備え、ガイド用画像ファイルの中から、設定手段が指定するディレクトリに対応したガイド用画像ファイルを選択しその画像を画像表示手段に表示させるとともに、設定手段が最下位ディレクトリを指定している場合は、手動操作部材の操作に応じて、その最下位ディレクトリ内に配置された参照画像ファイルを順次読み出して画像表示手段に表示させることが好ましい。
例えば、参照画像ファイルの画像を画像表示手段により表示した状態において、所定の手動操作部材が操作されると、表示されている参照画像ファイルが前記画像ファイルに対応付けられる。また所定の操作部材が操作された際に、画像ファイルの画像を画像表示手段により表示し、その後再び所定の操作部材が操作されることにより、この画像ファイルを参照画像ファイルに対応付けることが好ましい。これにより、ユーザーは、対応付けを行なう際に撮影画像を確認することが可能となる。
また本発明におけるデジタルカメラは、上記ファイル対応付システムと、ファイル対応付システムにおいて図鑑データに対応付けられる画像ファイルの画像を撮像するための撮像手段を備えたことを特徴としている。
また更に、本発明の観察用光学機器は、上記デジタルカメラを備えたことを特徴としている。
以上のように、本発明によれば、画像ファイルを図鑑データに簡単・迅速に対応付けるシステムを提供できる。また、撮像機能が搭載された光学機器において、撮影された画像を図鑑データに簡単・迅速に対応付けることが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態であるデジタルカメラ機能付き双眼鏡の外観を接眼レンズ側(背面側)から見たときの斜視図である。
双眼鏡10の背面には、一対の接眼部11R、11Lが設けられ、その上面の略中央には、LCDなどの画像表示装置12が設けられる。画像表示装置12の手前(図面1において)には合焦のための転輪13が設けられる。画像表示装置12は、パネル状に成形されており、上面と正面の稜線に沿った軸を回転軸に開閉自在である。すなわち、画像表示装置12が開かれると、画面は背面方向に向けて略直立される。また、画像表示装置12が閉じられると、画面は双眼鏡10の上面に臥せられる。なお、撮影用の光学系(図示せず)の合焦動作は、接眼部11L、11Rを含む双眼鏡用光学系の合焦動作に連動しており、転輪13を用いて行なわれる。
双眼鏡10の上面右手前側にはレリーズスイッチ14が設けられる。レリーズスイッチ14の後側(正面より)には、メニュキー15、ディスプレイボタン16、及び上下左右方向に対応する4つの矢印キー17U、17D、17L、17Rと、これらに囲まれるOKキー18とが設けられる。また、双眼鏡10の側面には、メモリカード等の記録媒体を挿入するためのカードスロット19が設けられる。
図2に、図1のデジタルカメラ機能付き双眼鏡10の電気的な構成を示すブロック図を示す。
撮影用光学系20を介して入射された被写体像は、撮像ブロック21内のCCDなどの撮像素子で結像され、画像信号として検出される。撮像ブロック21では、検出された画像信号に対してCCDプロセス処理などの所定の信号処理が施される。その後画像信号はキャプチャ回路22を介してプロセッサ23に送られる。
キャプチャ回路は、撮像ブロック21からの画像信号(画像データ)をレリーズスイッチ14の操作に応じて一時的に保存する回路である。例えば、撮像素子で撮像された画像を画像表示装置12にシースルー画像として表示する場合には、間引きした画像信号を随時プロセッサ23に出力し、バスBSを介して画像表示装置12に動画として表示する。レリーズスイッチ14が操作されると、例えば間引きを行っていない画像データを図示しないメモリに一時的に保存する。
キャプチャ回路22に保存された画像データは、プロセッサ23及びバスBSを介して画像表示装置12に静止画像として表示される。なお、撮像ブロック21、キャプチャ回路22は、タイミングジェネレータ24からの同期信号により制御され、タイミングジェネレータ24は、プロセッサ23により制御される。また、レリーズスイッチ14等を含むスイッチ群25、及びスピーカ30は、例えばバスBSを介してプロセッサ23に接続される。
また、プロセッサ23には、I/Oコントロール回路26が接続され、I/Oコントロール回路26には、記録媒体制御回路27が接続される。記録媒体制御回路27は、ICメモリカード等の記録媒体Mが着脱自在に装着される記録媒体装着部27aを有しており、記録媒体装着部27aに装着された記録媒体Mの記憶容量やファイル階層、現在の空き領域を認識するとともに、記録媒体Mへのデータの書き込みや、記録媒体Mからのデータの読み出しが行なわれる。例えば記録媒体Mの空き領域には、撮影され、キャプチャ回路22に一時的に保存された画像データがプロセッサ23、I/Oコントロール回路26、記録媒体制御回路27を介して書き込まれる。また、例えば記録媒体Mに記録されている画像データは、記録媒体制御回路27、I/Oコントロール回路26、プロセッサ23、バスBSを介してワークRAM28に転送することが可能である。なお、プロセッサ23は、ROM29に記録されたシステムプログラムに従って駆動される。
次に図3〜図11を参照して、本実施形態においてプロセッサ23において実行される参照画像表示処理動作(図鑑モード)について説明する。なお、本実施形態では、双眼鏡10を用いてバードウォッチングを行う場合を例に説明する。
図3は、記録媒体Mに形成されたフォルダ(ディレクトリ)の階層構造を例示した図である。図3に示されるように、記録媒体Mのルート(ルートディレクトリ)には、フォルダ「DCIM」と例えばフォルダ「鳥の図鑑」が存在する。フォルダ「DCIM」は、デジタルスチルカメラで撮影された画像ファイルを格納しておくためのフォルダである。すなわち、プロセッサ23が、通常のデジタルカメラとしての処理を実行している間(図鑑モードである参照画像表示処理動作の起動前)、カレントディレクトリは「DCIM」の下にある所定のフォルダにある。そして、撮影画像は記録媒体Mの空き領域に、例えばJPEG形式の画像データとして記録され、この画像データは「DCIM」フォルダの下にある所定のフォルダ内に格納されたファイルとして管理される。
フォルダ「鳥の図鑑」の下には、例えば「春」、「夏」、「秋」、「冬」の4つの季節に対応したフォルダが存在し、それぞれのフォルダの下には例えば「山」、「海」、「街」等の観察する場所に対応したフォルダが設けられる。また「山」、「海」、「街」等の場所に対応したフォルダの下には、例えば「大」、「中」、「小」等の鳥の大きさに対応するフォルダがそれぞれ設けられる。なお、図3では、フォルダ「春」の下にある「山」、「海」、「街」のフォルダと、「山」の下にある「大」、「中」、「小」のフォルダのみが示されおり、他は省略されている。
各季節、各場所のフォルダの下にある大中小のフォルダには、それぞれ季節、場所、大きさで分類された鳥の画像ファイルと、画像ファイルに関連する情報が含まれるファイルが格納されている。図4に、「¥鳥の図鑑¥秋¥街¥小」に、格納されているファイルの一例を示す。例えばファイル「ツグミ.jpg」は鶫の画像ファイルであり、「ツグミ.jpeg」は、「ツグミ.jpg」の画像に鳥の名前等の文字情報を合成した画像ファイルである。また、「ツグミ.wav」は、鶫の声を録音した音声データである。図5(a)、(b)に「ツグミ.jpg」、「ツグミ.jpeg」の画像の一例を示す。なお、図4には、鶫と鵯に関するファイルのみが示されているが、「¥鳥の図鑑¥秋¥街¥小」には、秋に街で見られる様々な小型の鳥の画像ファイルとその鳥の音声ファイルが格納される。また、四季を通じて見られる鳥や、例えば山でも街でも見られるような鳥に関しては、複数のフォルダに同一のファイルが重複して格納されている。
一方、フォルダ「鳥の図鑑」には、図6に例示するビットマップデータが格納されている。「area1.bmp」、「area2.bmp」、「area3.bmp」のファイルは、それぞれ「山」、「海」、「街」のフォルダに対応しており、「season1.bmp」、「season2.bmp」、「season3.bmp」、「season4.bmp」のファイルは、それぞれ「春」、「夏」、「秋」、「冬」のフォルダに対応している。また、「size1.bmp」、「size2.bmp」、「size3.bmp」のファイルは、それぞれ「大」、「中」、「小」のフォルダに対応し、「title.bmp」のファイルは、フォルダ「鳥の図鑑」に対応している。図7(a)〜(d)に、「title.bmp」(鳥の図鑑)、「season3.bmp」(秋)、「area3.bmp」(街)、「size3.bmp」(小)各々のビットマップデータの一例を示す。なお、上記「鳥の図鑑」フォルダに格納されるビットマップファイル(bmpファイル)及び画像ファイル(JPGまたはJPEGファイル)の容量は、いずれも画像表示装置12の表示画素数を満足すればよいので、撮影画像のファイルに比べて非常に小さくて済む。したがって、記録媒体Mに関しては、撮影画像を格納するために利用される空き領域を十分に確保できる。
本実施形態において、鳥の画像ファイル(拡張子JPGのファイル)の他に、同じ鳥の画像に名前の文字情報を合成した画像ファイル(拡張子JPEGのファイル)を用意しているのは、これらの画像ファイルの表示を切り替えて表示することにより、文字情報に関してのみ表示と非表示とを交互に切り替えて表示させることを可能とし、画像表示装置上の文字情報と対象物の画像の視認性を共に向上させるためである。
図8〜図10は、本実施形態の参照画像表示処理動作(図鑑モード)のプログラムのフローチャートである。この参照画像表示処理動作は、例えば、撮像ブロック21で撮影された画像が画像表示装置12の画面に表示された状態において、メニュキー15が所定の時間に渡って長押しされた場合に割込み処理等により開始される。なお、図鑑モードが選択され、参照画像表示処理動作(図鑑モード)が実行される前において、プロセッサ23では、通常のデジタルカメラと同様のプログラムが実行されている。また、プロセッサ23は、最新の撮影画像およびそのファイル名を記憶しており、詳細は後述するが、図鑑モード動作時において、参照画像と撮影画像との対応付けに利用される。
ステップS101では、画像表示装置12上に表示されていた画像ファイル(撮影画像)のファイル名が一時的に記憶され、画像表示装置12の画面は例えば参照画像表示処理動作が起動されたことを示す画面に切り替えられる。ステップS102では、表示されていた撮影画像に対する画像ファイルのタグ情報記録領域の内容が読み込まれる。画像ファイルは、図11に示すように、画像データに関連するヘッダ情報を記録するヘッダ領域Ahと、画像データを記録する画像データ記録領域Adとから構成され、ヘッダ領域Ah内には、タグ情報記録領域Tdが割り振られている。タグ情報記録領域Tdは、画像ファイルの画像に撮影された鳥等の観察対象物を同定するために参照した図鑑データの検索結果を検索結果記録タグ情報として記録しておくための領域である。検索結果記録タグ情報には、図鑑(鳥の図鑑)のフォルダの下で検索された画像ファイルのパスが用いられる。例えば、「¥鳥の図鑑¥秋¥街¥小¥ツグミ.jpg」などである。
ステップS103では、カレントフォルダ(カレントディレクトリ)が「¥DCIM」以外のフォルダに移される。本実施形態では、ルートディレクトリには「¥DCIM」の他には「¥鳥の図鑑」しか存在しなので、「¥鳥の図鑑」にカレントフォルダが移される。なお、複数の図鑑に対応する複数のフォルダが存在する場合には、例えば、ルートディレクトリにカレントフォルダが移されるようにしてもよい。
次にステップS104では、検索結果記録タグ情報が存在するか否かが判定される。すなわち、撮影画像の画像ファイルのヘッダ領域から読み出された検索結果記録タグ情報に、図鑑データである画像ファイルのパスが記録されているか否かが判定される。検索結果記録タグ情報にパスが記録されていない場合は、ステップS106において、カレントフォルダである「¥鳥の図鑑」に対応するビットマップデータ「title.bmp」が画像表示装置12に表示され、後述するステップS107以下の処理が実行される。なお、ステップS106では、カレントフォルダに対応する画像、または画像ファイルが選択されている場合には、そのファイルの画像が画像表示装置12に表示される。
一方、ステップS104において、検索結果記録タグ情報としてパスが記録されている場合には、ステップS105において、カレントフォルダは検索結果記録タグ情報として記録されているパスで示される画像ファイルが存在するフォルダに移され、その画像ファイルの画像が画像表示装置12の画面に表示される。すなわち、パスが「¥鳥の図鑑¥秋¥街¥小¥ツグミ.jpg」の場合、カレントフォルダは「¥鳥の図鑑」から「¥鳥の図鑑¥秋¥街¥小」に移され、画像表示装置12の画面には、図5(a)に示される「ツグミ.jpg」の画像が表示される。その後、処理はステップS107に移る。
ステップS107〜ステップS111では、矢印キー17U、17D、17R、17L、メニュキー15、OKキー18が操作された否かが判定され、その操作内容に応じて所定の処理が実行される。すなわち、ステップS107では、アップキー17Uが押されたか否かが判定され、ステップS108ではダウンキー17Dが押されたか否かが判手される。また、ステップS109では、左右の矢印キー17L、17Rが押されたか否かが判定される。また更に、ステップS110ではメニュキー15、ステップS111ではOKキー18が押されたかが判定される。
ステップS107でアップキー17Uが操作されたと判定されると、ステップS112において、カレントのフォルダが、上位の階層のフォルダに変更され、その後処理はステップS106に戻り変更されたフォルダに対応する画像を表示する。例えばカレントのフォルダが「¥鳥の図鑑¥秋¥街」であり、画像表示装置12には図7(c)の画像が表示されているときにアップキー17Uが操作されると、フォルダは「¥鳥の図鑑¥秋」に変更され、画像表示装置12には図7(b)の画像が表示される。なお、上位の階層がルートディレクトリのときはフォルダの変更を行われない。
ステップS108において、ダウンキー17Dが操作されたと判定された場合には、カレントのフォルダの下にあるフォルダが検索され、初めに検索されたフォルダにカレントディレクトリは移る。また、下位のフォルダが存在しない場合には、初めに検索されたファイルが選択される。なお、デフォルトでは、「***.jpg」のファイルが選択されるように設定されている。ステップS113において、下位のフォルダまたはファイルが選択されると、ステップS106において、選択されたフォルダまたはファイルに対応する画像が表示される。例えば、カレントのフォルダが「¥鳥の図鑑¥秋¥街」のときにダウンキー17Dが操作されると、このフォルダの下にある「大」のフォルダが初めに検索され、これに対応するファイル「size1.bmp」の画像が画像表示装置12に表示される。また、カレントのフォルダが「¥鳥の図鑑¥秋¥街¥小」のときにダウンキー17Dが操作されると、このフォルダの下には、フォルダが存在しないので、「***.jpg」のファイルが検索される。例えば初めに検索されたファイルが「ツグミ.jpg」のとき、画像表示装置12には、図5(a)の画像が表示される。
ステップS109において、左右キー17L、17Rが押されたと判定された場合には、ステップS114において、前のまたは次のフォルダ(またはファイル)が検索される。例えば左キー17Lが押されると、前のフォルダ(またはファイル)が検索され、右キー17Rが押されると、次のフォルダ(またはファイル)が検索される。例えばカレントのフォルダが「¥鳥の図鑑¥秋¥山」のときに右キー17Rが操作されると、カレントフォルダは「¥鳥の図鑑¥秋¥海」に変更される。その後処理は、ステップS106に戻り「¥鳥の図鑑¥秋¥海」のフォルダに対応する画像が表示される。なお、右キー17Rによるフォルダの変更は、「山」→「海」→「街」→「山」と循環的に行われ、左キー17Lによる変更は、これとは逆に循環的に行われる。また、ファイルに関しても同様であり、左右キー17L、17Rにより、選択されるファイルが循環的に変更され、画像表示装置に対応する画像が表示される。
ステップS110において、メニュキー15が押されたと判定された場合には、ステップS115において、ステップS113又はステップS114で選択されるファイルの変更が行なわれステップS106へ戻る。すなわち、デフォルトでは「***.jpg」のファイルが選択の対象となっているが、メニュキー15が操作されると、選択対象となるファイルは「***.jpeg」に変更される。また、逆に、「***.jpeg」のファイルが選択の対象となっているときにメニュキー15が操作されると、選択対象となるファイルは「***.jpg」に変更される。例えば、既に「ツグミ.jpg」のファイルが選択され、図5(a)の画像が表示されているときにメニュキー15が押されると、選択ファイルが「ツグミ.jpeg」に変更され、画像表示装置12には、図5(b)の画像が表示される。なお、ファイルが選択されていないときには、このステップでは何も行われない。
ステップS111において、OKキー18が押されたと判定されると、ステップS116において、選択されているファイルに対応する音声ファイルが開かれ、画像表示装置12に表示された鳥の鳴き声がスピーカ30(図2参照)から流れるとともに処理はステップS106へ戻る。例えば、「ツグミ.jpg」のファイルが選択されているときにOKキー18が押されると、「ツグミ.wav」に録音された鶫の鳴き声が流れる。なお、ファイルが選択されていないときには、このステップでは何も行われない。
一方、矢印キー17U、17D、17R、17L、メニュキー15、OKキー18の何れも操作されない場合は、ステップS117において、現在ファイルが選択されているか否かが判定される。ファイルが選択されていない場合には、ステップS106〜ステップS117の処理が繰り返され、ファイルが選択されている場合には、図10のステップS118以下の処理が実行される。
ステップS118ではレリーズスイッチ14が押されたか否かが判定され、レリーズスイッチ14が押されている場合にはステップS119において、参照画像表示処理動作(図鑑モード)が起動される直前に記憶されたファイル名の画像(撮影画像)が、画像表示装置12の画面に表示される。すなわち、オペレータは、レリーズスイッチ14を操作することにより、撮影画像の確認を行うことができる。なお、レリーズスイッチ14が押されていない場合には、ステップS106に処理は戻る。
ステップS120では、OKキー(OKスイッチ)18が押されたか否かが判定される。OKキー18が押されたと判定された場合には、ステップS121に進み、ファイル名が記憶された画像ファイル(ステップS119において画像表示装置12の画面に表示された画像ファイル)のタグ情報記録領域Tdに、現在表示している画像のパスが検索結果記録タグ情報として記録される。すなわち、レリーズスイッチ14を一度押して、撮影画像を確認し、撮影された鳥などの観察対象物が、検索した図鑑の画像に一致すると判断される場合には、OKキー18を操作して、そのパスを撮影画像のヘッダ領域Ahに記録する。なお、ステップS121の処理が終了すると、ステップS106以下の処理が再び繰り返される。
一方ステップS120において、OKキー(OKスイッチ)18が押されていない場合には、ステップS122においてレリーズスイッチ14が操作されたか否かが判定され、レリーズスイッチ14が操作された場合には、ステップS106以下の処理に戻る。ステップS122においてレリーズスイッチ14が操作されていないと判定されると、ステップS123においてメニュキー15が所定時間以上に渡って長押しされたか否かが判定される、長押しされていないと判定された場合には、ステップS120以下の処理が繰り返され、入力待ちの状態となる。一方、長押しされたと判定された場合には、この参照画像表示処理動作(図鑑モード)は、終了し、通常のデジタルカメラとしての処理に復帰する。
以上のように、本実施形態の双眼鏡では、鳥等の観察対象物が種々の属性に基づいて分類されるとともに、各カテゴリが階層的に組み合わされて構成され、これらの階層的な分類にしたがって記録媒体に観察対象物の画像ファイルと音声ファイル等の関連情報を含む関連情報ファイルとが記録されているので、観察時の状況に合わせて、簡便にこれらの画像ファイルや関連情報ファイルを検索し、双眼鏡に搭載された画像表示装置に参照画像として表示できる。したがって、現在観察している対象物と検索された参照画像を簡単に照合することができる。更に、これに付随する音声や名称等の関連情報を参照することができるので、容易に観察対象物の同定、あるいは観察対象物に関連する情報を得ることができる。
また、本実施形態では、撮影画像に対して図鑑における検索結果をタグ情報として付加させることができるので、後日その撮影画像に対応する図鑑データを簡単に参照することができる。また、本実施形態では、検索結果記録タグ情報を具備する撮影画像を表示して、図鑑モードを起動した場合に、カレントディレクトリがその撮影画像に対応するディレクトリに自動的に移動されるため、検索を迅速に進めることが可能となる。
なお、観察対象物は、鳥以外のものでもよく、例えばスポーツ観戦の場合には、チーム、国籍、年齢や所属するリーグ等をカテゴリとして選手の画像やプロフィール、選手毎のテーマ曲等をファイルとして記録してもよい。また、1つの記録媒体に格納される図鑑の数はいくつあってもよい。
本実施形態では、フォルダに対応する画像は、最上位のフォルダ(鳥の図鑑)に全て存在したが、各フォルダに対応する画像を配置してもよい。また、本実施形態では、画像ファイルとしてJPEGやBMPを用い、音声ファイルとしてWAVファイルを用いたが、他の様々な形式の画像ファイル、音声ファイルを用いることができることは言うまでもない。また、フォルダと画像ファイルとの対応は、例えばフォルダの順番と、ファイルの順番とを対応させて行ってもよいし、フォルダ名とファイル名を対応させて行ってもよい。
本実施形態では、デジタルカメラ機能が搭載された双眼鏡において参照画像表示処理画実行されたが、これらの処理を、撮影画像の図鑑データが搭載されたパーソナルコンピュータに転送し、コンピュータ上において実行することも可能である。また、本実施形態では、撮影画像を格納する各画像ファイルがタグ情報としてパスを持つようにしたが、撮影画像の画像ファイルと、図鑑データである画像ファイルとの関係を別途ファイルに記録しておくことも可能である。
本発明の一実施形態であるデジタルカメラ機能付き双眼鏡の外観を示す斜視図である。 図1に示された双眼鏡の電気的構成を示すブロック図である。 本実施形態におけるICメモリカードに存在するフォルダ(ディレクトリ)の階層的な構造を示す図である。 ICメモリカードにおける「¥鳥の図鑑¥秋¥街¥小」のフォルダに配置されたファイルの一例である。 図4に例示された「ツグミ.jpg」及び「ツグミ.jpeg」の画像ファイルの一例である。 フォルダ「鳥の図鑑」に配置され、カレントフォルダに対応して表示される画像ファイル名の一覧である。 フォルダに対応する画像ファイルの一例である。 本実施形態における参照画像表示処理動作のプログラムのフローチャートである。 図8のフローチャートの続きである。 図9のフローチャートの続きである。 撮影された画像ファイルの構成を説明するための模式図である。
符号の説明
10 デジタルカメラ機能付き双眼鏡
12 画像表示装置(LCD)
15 メニュキー
17R、17L、17U、17D 矢印キー
18 OKキー
19 カードスロット
23 プロセッサ
M 記録媒体(ICメモリカード)

Claims (8)

  1. 図鑑データを記録した記録媒体と、画像ファイルを前記図鑑データと対応づける対応付手段とを備えることを特徴とする画像ファイル対応付システム。
  2. 前記記録媒体が観察対象物の種々の属性に基づき分類される所定のカテゴリごとに形成された階層ディレクトリ構造を有し、その各最下位ディレクトリには、前記観察対象物の種類を特定するための画像データを前記図鑑データとして格納する参照画像ファイルが配置され、前記対応付手段が前記画像ファイルを前記参照画像ファイルに対応付けることにより前記画像ファイルと前記図鑑データとの対応付けを行うことを特徴とする請求項1に記載の画像ファイル対応付システム。
  3. 前記画像ファイルにタグ情報を格納する領域が設けられ、前記タグ情報に前記参照画像ファイルのパスを記録することにより、前記対応付けを行うことを特徴とする請求項2に記載の画像ファイル対応付システム。
  4. 前記記録媒体が前記各カテゴリおよび各ディレクトリをそれぞれ表わす画像データを格納するガイド用画像ファイルを有し、
    前記画像ファイル対応付システムが、画像を表示するための画像表示手段と、この手動操作部材の操作に対応して前記階層ディレクトリ構造に沿って各ディレクトリを指定してカレントディレクトリを設定する設定手段とを備え、
    前記ガイド用画像ファイルの中から、前記設定手段が指定するディレクトリに対応したガイド用画像ファイルを選択しその画像を前記画像表示手段に表示させるとともに、前記設定手段が最下位ディレクトリを指定している場合は、前記手動操作部材の操作に応じて、その最下位ディレクトリ内に配置された前記参照画像ファイルを順次読み出して前記画像表示手段に表示させることを特徴とする請求項2に記載の画像ファイル対応付システム。
  5. 参照画像ファイルの画像を前記画像表示手段により表示した状態において、所定の手動操作部材が操作されると、表示されている前記参照画像ファイルが前記画像ファイルに対応付けられることを特徴とする請求項4に記載の画像ファイル対応付システム。
  6. 前記所定の操作部材が操作された際に、前記画像ファイルの画像を前記画像表示手段により表示し、その後再び前記所定の操作部材が操作されることにより、前記画像ファイルを前記参照画像ファイルに対応付けることを特徴とする請求項5に記載の画像ファイル対応付システム。
  7. 請求項1に記載の画像ファイル対応付システムと、前記画像ファイル対応付システムにおいて図鑑データに対応付けられる画像ファイルの画像を撮像するための撮像手段を備えることを特徴とするデジタルカメラ。
  8. 請求項7に記載のデジタルカメラを備える観察用光学機器。

JP2003312130A 2003-09-04 2003-09-04 画像ファイル対応付システム Withdrawn JP2005078610A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003312130A JP2005078610A (ja) 2003-09-04 2003-09-04 画像ファイル対応付システム
US10/933,386 US20050052550A1 (en) 2003-09-04 2004-09-03 Image-file managing system and optical apparatus for observing object

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003312130A JP2005078610A (ja) 2003-09-04 2003-09-04 画像ファイル対応付システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005078610A true JP2005078610A (ja) 2005-03-24

Family

ID=34413473

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003312130A Withdrawn JP2005078610A (ja) 2003-09-04 2003-09-04 画像ファイル対応付システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005078610A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8077220B2 (en) 2005-08-12 2011-12-13 Canon Kabushiki Kaisha Image display apparatus

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8077220B2 (en) 2005-08-12 2011-12-13 Canon Kabushiki Kaisha Image display apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6590608B2 (en) Method and apparatus for managing a plurality of images by classifying them into groups
US20100259641A1 (en) Information processing device, information processing method, and program
US20100214442A1 (en) Image display apparatus and image display method
US20100289924A1 (en) Imager that adds visual effects to an image
US20060098105A1 (en) Digital camera and computer program
JP5050727B2 (ja) 画像表示装置
JP2006140990A (ja) 画像表示装置、カメラ、画像表示装置およびカメラの表示方法
US20110273607A1 (en) Photographing apparatus and photographing control method
JP2006314010A (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JP4901258B2 (ja) カメラ及びデータ表示方法
JP2007110262A (ja) 画像鑑賞用ソフトウェア及び画像蓄積装置
JP2005227896A (ja) 電子機器の表示選択装置及び表示選択方法
JP2001100887A (ja) オブジェクト処理装置
JP2012156640A (ja) 画像表示装置及び撮影装置
CN105229999A (zh) 图像记录装置、图像记录方法以及程序
JP2007110261A (ja) デジタルカメラ
JP2004304619A (ja) デジタルカメラ
JP4054167B2 (ja) 撮像装置
CN111597369A (zh) 照片查看方法、装置、存储介质及终端
CN101465936A (zh) 摄影装置及其图像提取处理方法
US20050052550A1 (en) Image-file managing system and optical apparatus for observing object
JP2005078610A (ja) 画像ファイル対応付システム
JP2005078045A (ja) 画像表示機能付き観察用光学機器
JP5234206B2 (ja) 画像表示制御方法、画像表示装置及びプログラム
JP2005078044A (ja) 画像表示機能付き光学機器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060719

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20080425

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080610

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080808

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090324

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20090511