JP2005078391A - 火災感知システム - Google Patents

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JP2005078391A
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Masatake Arai
正剛 新井
Yoshinori Kawamura
好則 河村
Seiji Fukuda
誠司 福田
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Abstract

【課題】 安価で、火災感知の対象となる面積が広い場合であっても実用的な火災感知システムを提供する。
【解決手段】 火災感知対象物1の周囲または火災感知対象場所に張設した電線2と、電線2に電圧を印加する電源3と、電線2を流れる電流を計測する電流計測手段4とを備えた火災感知システムであって、電線2に電源3によって電圧を印加した状態で電流計測手段4が無電流を計測することにより、発生した火災による熱によって電線2が断線したことを検知し、火災感知対象物1または火災感知対象場所に火災が発生したことを感知する。電線2には、絶縁ビニル電線等を用いることができ、長距離ベルトコンベア1を敷設した建家の構内火災を感知するにあたっては、ベルトコンベア1のコンベアベルト1aの上方に電線を張設することが好ましい。
【選択図】 図1

Description

本発明は、火災感知システムに関し、特に、長距離ベルトコンベアの構内火災等を防止するために好適な火災感知システムに関する。
セメント製造工場においては、原料、セメントクリンカ等の輸送にベルトコンベアを利用することが多い。このベルトコンベアは、通常、ゴム製のベルトを使用するため、火災が発生すると、短時間で燃焼し、コンベアベルトを焼損するだけでなく、ベルトコンベアを据え付けている建家、その他の付帯設備も損傷するおそれがあり、セメント製造設備に重大な損害を与えることとなる。
そこで、従来、上記ベルトコンベア及び建家等における火災を防止するため、煙感知器、空気圧感知器、定温式感知線型感知器等が用いられている。定温式感知線型感知器は、図2に示すように、一定の温度以上で溶ける絶縁物11で被覆したピアノ線12を2本より合わせ、一定の温度に達すると、絶縁物11が溶けて2本のピアノ線12(導体)が導通し、受信機に信号を送出して火災を感知する。
しかし、上記従来の煙感知器、空気圧感知器はともに高価であり、定温式感知線型感知器についても受信機を必要とするため設置コストが高くなり、特に、長距離ベルトコンベアの構内火災を防止するには、火災感知の対象となる面積が広いため、上記感知器を多数設置する必要があり、設備費用が高騰するという問題があった。
そこで、本発明は、上記従来の火災感知器における問題点に鑑みてなされたものであって、安価で、火災感知の対象となる面積が広い場合であっても実用的な火災感知システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、火災感知システムであって、火災感知対象物の周囲または火災感知対象場所に張設された電線と、該電線に電圧を印加する電源と、前記電線を流れる電流を計測する電流計測手段とを備え、前記電線に前記電源によって電圧を印加した状態で前記電流計測手段が無電流を計測することにより、前記火災感知対象物また
は火災感知対象場所に火災が発生したことを感知することを特徴とする。
そして、本発明によれば、火災感知対象物の周囲等に張設した電線が火災により断線したことを電流計測手段によって計測することにより、火災感知対象物等に火災が発生したことを感知することができる。これによって、高価な煙感知器、空気圧感知器を用いずに火災を感知することができる。また、従来の定温式感知線型感知器に必要としていた受信機が不要となり、火災感知の対象となる面積が広い場合であっても、安価で実用的な火災感知システムを提供することができる。また、本発明にかかる火災感知システムは、点検及び動作の確認を容易に行うことができ、メンテナンス性にも優れる。
前記電線には、絶縁ビニル電線を用いることができ、前記火災感知対象物をベルトコンベアとし、該ベルトコンベアのコンベアベルトの上方に前記電線を張設することができる。これによって、長距離ベルトコンベアの構内火災等を安価なシステムによって感知することが可能となる。
以上説明したように、本発明によれば、安価で、火災感知の対象となる面積が広い場合であっても実用的な火災感知システムを提供することができる。
図1は、本発明にかかる火災感知システムの一実施の形態を示し、以下の説明においては、本発明にかかる火災感知システムを長距離ベルトコンベアの構内火災を感知するために用いた場合を例にとって説明する。
この火災感知システムは、火災感知対象物としてのベルトコンベア1のコンベアベルト1aの上方に張設された電線2と、この電線2に電圧を印加する電源3と、電線2を流れる電流を計測する電流計測手段としてのリレー4を備える。
ベルトコンベア1は、例えば、セメント製造工場の構内に敷設された長距離ベルトであって、上述のように、原料、セメントクリンカ等を輸送する際に用いられる。
電線2には、種々の電線を使用することができるが、例えば、絶縁ビニル電線を用いることができる。
電源3には、直流電源、交流電源のいずれも使用することができるが、低電圧で電線2の断線を確実に検知することができ、活線作業とならないことが望ましいため、DC24V程度の電源を用いる。
リレー4は、電線2の断線による電圧の低下を検知するために配置され、電圧の低下を検知した場合には、図示しないシーケンサへ火災感知信号を送出し、シーケンサを介して火災警報等を発する。尚、リレー4以外にも、電線2が断線したことによって電線2に電流が流れなくなったことを計測する電流計等を使用することもできる。
次に、上記構成を有する火災感知システムの動作について説明する。
図1のベルトコンベア1を設置している建家、またはベルトコンベア1そのものに火災が発生した場合を想定し、コンベアベルト1aの上方に電線2を張設する。電線2には、電源3によって電圧を印加する。
ベルトコンベア1を設置している建家、またはベルトコンベア1に火災が発生し、コンベアベルト1aが燃焼すると、コンベアベルト1aの上方に張設した電線2の温度も上昇し、電線2が断線する。これによって、電線2に電流が流れなくなり、リレー4が電圧の低下を検知する。次に、リレー4からシーケンサへ火災感知信号が送出され、シーケンサを介して火災警報等を発する。
尚、直径2mmの絶縁ビニル電線(2線のより線)を用いると、火災発生時に火炎に曝されてから約1分後に溶断し、上述の動作により火災を感知することができる。この溶断するまでの時間については、電線の径と被覆材の種類によって制御することができる。
本発明にかかる火災感知システムの一実施の形態を示す概略図である。 従来の定温式感知線型感知器に用いられる電線の一例を示す断面図である。
符号の説明
1 ベルトコンベア
1a コンベアベルト
2 電線
3 電源
4 リレー

Claims (3)

  1. 火災感知対象物の周囲または火災感知対象場所に張設された電線と、
    該電線に電圧を印加する電源と、
    前記電線を流れる電流を計測する電流計測手段とを備え、
    前記電線に前記電源によって電圧を印加した状態で前記電流計測手段が無電流を計測することにより、前記火災感知対象物または火災感知対象場所に火災が発生したことを感知することを特徴とする火災感知システム。
  2. 前記電線は、絶縁ビニル電線であることを特徴とする請求項1に記載の火災感知システム。
  3. 前記火災感知対象物は、ベルトコンベアであって、該ベルトコンベアのコンベアベルトの上方に前記電線を張設したことを特徴とする請求項1または2に記載の火災感知システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009048588A (ja) * 2007-08-23 2009-03-05 Toyota Motor Corp 異常監視装置及び該装置を備えた二次電池収容棚

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