JP2005077884A - 多角錐形状の紙製首かけラベル - Google Patents

多角錐形状の紙製首かけラベル Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、包装材(ラベル)が効率よく製造することができ、ビンなどへの装着が容易で、取扱時(ビン等の容器を持った時)王冠部分等から包装材が容易に抜けないこと、さらに、美粧性が良く、表示面積が広い包装材であること等のビンなどの首部に挿入或いは取り付ける紙製首かけラベルを提供することにある。
【解決手段】天地逆形状の扇形状の紙製ブランクスの天地方向に4〜8本のリード罫などによる折曲線を設け、該ブランクスをサック貼により多角錐形状の紙製首かけラベルを形成し、ビン上部より挿入することにより王冠部から肩部までを覆う紙製首かけラベルであって、前記折曲線のうち1又は複数本のミシン罫等による破断線を設けたことを特徴とする多角錐形状の紙製首かけラベルである。また、装着時に抜けおちないように、上縁に突起やスリットを設けたものである。
【選択図】図3

Description

本発明は、ビンなどの容器のキャップ(王冠)下部から肩部までを覆う、サック貼り等による多角錐状包材からなる紙製首かけラベルに関するものである。
従来より、ビンなどの容器の王冠、プスチック等によるキャップの下部から肩部にかけて覆うようにした首かけラベルが知られている。これらの目的は、ビン胴部中央部近傍に貼り付けられる商品ラベルと共に、意匠性の向上と内容物の劣化を防ぐための遮光性を求めるために設けられる場合が多く見られる。
実開昭58−34155号公報 従来における首かけラベルを挙げるならば、実開昭58−34155公報に開示されているように、上縁部を王冠部周辺に嵌合し、この連続した下縁部は容器注口の肩部に内接し貼着固定した瓶容器包装ラベルが開示されている。この瓶容器包装ラベルは素材としてアルミ蒸着フィルムを使用しているので美粧性に優れているが、瓶とラベルを接着しなければならず装着工程が複雑になることは否めなかった。
また、瓶の肩部まで覆うラベルの場合、王冠(キャップ)〜瓶肩部との直径の差が大きいために、軟らかくコシのないフィルムではシワ等により外観の美粧性を損ねることが多く見られる。
実公昭56−7976号公報 また、上記実公昭56−7976号公報による角錐・円錐状の紙製くじ付き壜頭ディスプレイにおいては、包装材の上縁と王冠の下端縁の衝突で瓶頭からディスプレイが外れることを防止しているが、(1)に、錘形に成形した後に装着するためには、包装材が王冠円周より大きくする必要があるため、一旦嵌め込んだディスプレイが瓶頭から抜け易くなってしまう。(2)に、壜に巻き付けながら成型・貼合する場合には、壜から外れなくなるが装着工程が複雑になり、生産能力が低下する可能性は否めない。 特開2002−91309号公報 さらには、効率良く製造でき、装着が容易で、容易に外れない首掛け用ラベルが特開2002−91309号公報で開示されている。しかし、台形状などの張出し片により表示が分断されてしまう。また、全周にわたるデザイン等が施し難くなる等の制約が生じる等の問題がある。
そこで本発明は上記の問題を解決するためになされたもので、包装材(ラベル)が効率よく製造することができ、ビンなどへの装着が容易であること。また、取扱時(ビン等の容器を持った時)王冠部分等から包装材が容易に抜けないこと。さらには、美粧性が良く、表示面積が広い包装材であること等、効率良く製造でき、ビンなどの首部に挿入或いは取り付ける紙製首かけラベルを提供することにある。
本発明の請求項1に係る発明は、天地逆形状の扇形状の紙製ブランクスの天地方向に4〜8本のリード罫などによる折曲線を設け、該ブランクスをサック貼により多角錐形状の紙製首かけラベルを形成し、ビン上部より挿入することにより王冠部から肩部までを覆う
ことを特徴とする多角錐形状の紙製首かけラベルを提供する。
本発明の請求項2に係る発明は、請求項1記載の多角錐形状の紙製首かけラベルにおいて、前記首かけラベルの上縁に、複数個の突起を設けたことを特徴とする紙製首かけラベルである。
本発明の請求項3に係る発明は、請求項1又は請求項2記載の多角錐形状の紙製首かけラベルにおいて、前記首かけラベルの上縁で、かつ複数本の折曲線上に、スリットを設けたことを特徴とする紙製首かけラベルである。
本発明の請求項4に係る発明は、請求項1、2又は請求項3記載の多角錐形状の紙製首かけラベルにおいて、紙の坪量は230g/m2 以上とすることを特徴とする紙製首かけラベルである。
本発明の請求項5に係る発明は、請求項1乃至は請求項4記載の多角錐形状の紙製首かけラベルにおいて、紙製首かけラベルにグレー又は墨色の印刷を施し、遮光性を付与したことを特徴とする紙製首かけラベルである。
本発明の請求項6に係る発明は、請求項1乃至は請求項5記載の多角錐形状の紙製首かけラベルにおいて、カップ原紙等の耐水紙を用いたことを特徴とする紙製首かけラベルである。
本発明の請求項7に係る発明は、請求項1乃至は請求項6記載の多角錐形状の紙製首かけラベルにおいて、前記折曲線のうち1又は複数本のミシン罫等による破断線を設けたことを特徴とする多角錐形状の紙製首かけラベルである。
本発明の紙製首かけラベルは、天地逆形状の扇形状の紙製ブランクスをサック貼りすることにより、多角錐のスリーブが得られるので効率良く製造することが可能であり、また流通の際には平らに折り畳むことができるので積載容量が少なくてすむ。さらには筒状に開くことによりビン等の容器に上方から挿入するように装着可能となる。また、首かけラベルの上縁に、複数個の突起又は折曲線上に複数個のスリットによりビン容器からのラベルの脱落を防止することができる。また本発明の首かけラベルは紙製のため印刷適正に優れており、厚紙を使用しているので剛度があるため使用時にシワ等が発生しにくく、美粧性のよい包装材である。さらに、本発明の紙製首かけラベルに印刷などによる着色を施すことにより、遮光性を求める内容物を充填した容器にも使用可能となる等、種々の優れた効果を奏するものである。
本発明の多角錐形状の紙製首かけラベルを詳細に説明するならば、図1に示すように、天地逆形状の扇形状の紙製ブランクスの天地方向に4〜8本のリード罫などによる折曲線(11,11)を設け、このブランクスの接合部(22,22)を貼り合わせるサック貼により多角錐形状の紙製首かけラベル(15)を形成したものである。この多角錐形状の首かけラベルをビン容器(30)上部より挿入することにより、王冠部(12)下端からビン容器の肩部(10)までを覆う紙製首かけラベルが得られる。
また、前記折曲線(11,11)のうち1又は複数本のミシン罫等による破断線(13,13)を設けたことを特徴とする多角錐形状の紙製首かけラベルである。
図2及び図3に示すように、ブランクス(16,16a)をサック貼りすることにより
図1に示すような多角錐形状の包装材(ラベル)が得られるもので、装着機能力を低下させないためには装着機で包装材を貼合わせ成型するのではなく、予めブランクスを貼合わせしておいて、装着機では成型(多角錐形状)してビンなどの容器に被せるようにすることが好ましい。
本発明において多角錐形状は、予めサック貼りすることにより平たいスリーブ状になるため、円錐形状より保管や物流効率が向上するために多角錐形状としたものである。
また、サック貼り、装着機での起凾を行い易くするために、各折曲線はリード罫やミシン目線(破断線)等を使用することが可能である。なお、貼合用の2本の罫線のみでは装着後レモン形状になってしまうため、4角錐や6角錐形状とすることにより容器(ビン等)形状に沿った形で保形することができる。
次に、図2に示すように、包装材(ラベル)の上縁に複数個の突起(20、20)を設けるか、図3に示すように、スリット(21,21)を形成する。この目的は、首かけラベルをビンなどの上方より装着時に、王冠部(12)を通過する際には包装材口径が広がり、王冠部を通過した後は口径が狭く王冠の口径より小さくなり、一旦容器に装着されると外れない構造となっている。
図に示すように、折曲線(11,11)の内、1乃至複数本のミシン刃等による破断線(13,13)を設けることで、廃棄時に容器から外し易くなる。なお、使用済のビン容器の場合は王冠が外されているので、ラベルを容易に抜き取ることも容易になる。
また、本発明の紙製首かけラベルは、ラベルを掴んで容器を持ち上げてもシワ等が付きにくく、かつ簡単に破れてしまうことがないように、使用する紙の坪量は230g/m2
以上とすることが好ましい。
さらに、ビンなどの容器は充填する内容物(飲料等)によっては冷蔵流通させるものがあり、容器と共にラベルも結露する可能性が高い。また、ビール等の飲料については屋外環境で流通される場合があるので、この包装材(ラベル)にカップ原紙等の耐水紙を用いることで上記のような容器にも対応することが可能となる。
次に、ビール、ワイン等の内容物は光に当たることにより味、風味等の品質が劣化する場合がある。このような場合を想定して着色壜(茶色、緑色等)が用いられているが、100%の遮断は不可能である。そこで本発明の紙製首かけラベルによる包装材を容器に被せることで、ビン容器に対するさらなる遮光を施すことが可能となる。
図4は、紙単体及び茶ビンの光透過率を示すもので、(A)は紙(無地)、(B)は紙に墨色印刷、(C)は茶ビン+紙に墨色印刷、(D)は茶ビン単体の4種類の光透過率の比較グラフであり、結果は(C)の茶ビン+紙に墨色印刷による光透過率が低い結果(遮光性が高い)が得られた。但し、紙は坪量230g/m2 のものを使用した。
なお、本発明で使用する紙は、紙厚が厚いほど遮光効果が得られるが、加工適性を考慮すると坪量230g/m2 が最適である。また、紙の遮光性は無地でも効果はあるが、グレーや墨色等の印刷を施すことで遮光効果が向上する。
図2により実施例1を説明する。
本発明の一実施例を示すもので、図に示すブランクス(16)をサック貼りをすること
により得られる多角錐形状の首かけ包装材(ラベル)である。この事例においては、サック貼り後に4角錐形状の包装材が得られるように、4本の折曲線(11,11)を等間隔に設け、折曲線と折曲線とに挟まれた2か所の側板の上縁には突起(20,20)を設けたものである。また、折曲線の内の1本にはミシン刃等による破断線(13)を設けてもよい。
図3により実施例2を説明する。
本発明の一実施例を示すもので、図に示すブランクス(16a)をサック貼りをすることにより得られる多角錐形状の首かけ包装材(ラベル)である。この事例においては、サック貼り後に6角錐形状の包装材が得られるように、6本の折曲線(11,11)を等間隔に設け、この折曲線上の上縁の2か所にはスリット(21,21)を設けたもので、また、折曲線の内の1本又は2本はミシン刃等による破断線(13)を設けるとよい。
本発明における多角錐形状の首かけ包装材(ラベル)の産業上の利用の可能性は、ビール、ワイン等の内容物は光に当たることにより味、風味等の品質が劣化する場合がある。このような場合を想定して着色壜(茶色、緑色等)が用いられているが、100%の遮断は不可能である。そこで本発明の紙製首かけラベルによる包装材を容器に被せることで、ビン容器に対するさらなる遮光を施すことが可能となる。
本発明に係る多角錐形状の紙製首かけラベルをビンなどの容器に装着した状態を示す説明図である。 本発明の一実施例における紙製首かけラベルのブランクスを示す平面図である。 本発明の他の実施例における紙製首かけラベルのブランクスを示す平面図である。 本発明に係る紙製首かけラベルとビン容器の光透過率の説明図である。
符号の説明
10……ビンの肩部
11……折曲線
12……王冠(キャップ)
13……破断線
15……紙製首かけラベル(包装材)
16,16a…首かけラベルのブランクス
20……突起
21……スリット
22……接合部
30……ビン等の容器

Claims (7)

  1. 天地逆形状の扇形状の紙製ブランクスの天地方向に4〜8本のリード罫などによる折曲線を設け、該ブランクスをサック貼により多角錐形状の紙製首かけラベルを形成し、ビン上部より挿入することにより王冠部から肩部までを覆うことを特徴とする多角錐形状の紙製首かけラベル。
  2. 請求項1記載の多角錐形状の紙製首かけラベルにおいて、前記首かけラベルの上縁に、複数個の突起を設けたことを特徴とする多角錐形状の紙製首かけラベル。
  3. 請求項1又は請求項2記載の多角錐形状の紙製首かけラベルにおいて、前記首かけラベルの上縁で、かつ複数本の折曲線上に、スリットを設けたことを特徴とする多角錐形状の紙製首かけラベル。
  4. 請求項1、2又は請求項3記載の多角錐形状の紙製首かけラベルにおいて、紙の坪量は230g/m2 以上とすることを特徴とする多角錐形状の紙製首かけラベル。
  5. 請求項1乃至は請求項4記載の多角錐形状の紙製首かけラベルにおいて、紙製首かけラベルにグレー又は墨色の印刷を施し、遮光性を付与したことを特徴とする多角錐形状の紙製首かけラベル。
  6. 請求項1乃至は請求項5記載の多角錐形状の紙製首かけラベルにおいて、カップ原紙等の耐水紙を用いたことを特徴とする多角錐形状の紙製首かけラベル。
  7. 請求項1乃至は請求項6記載の多角錐形状の紙製首かけラベルにおいて、前記折曲線のうち1又は複数本のミシン罫等による破断線を設けたことを特徴とする多角錐形状の紙製首かけラベル。
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