JP2005076486A - ウォータポンプ - Google Patents

ウォータポンプ Download PDF

Info

Publication number
JP2005076486A
JP2005076486A JP2003305900A JP2003305900A JP2005076486A JP 2005076486 A JP2005076486 A JP 2005076486A JP 2003305900 A JP2003305900 A JP 2003305900A JP 2003305900 A JP2003305900 A JP 2003305900A JP 2005076486 A JP2005076486 A JP 2005076486A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pump
cooling water
impeller
blade
fixed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003305900A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Tamura
浩一 田村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP2003305900A priority Critical patent/JP2005076486A/ja
Publication of JP2005076486A publication Critical patent/JP2005076486A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

【課題】インペラの基板部に羽根部を堅固に固定でき、耐久性を向上することにある。
【解決手段】この発明は、インペラの回転による遠心力によってポンプ室に吸い込んだ冷却水を渦巻室に吐出してエンジン側に圧送するウォータポンプにおいて、インペラはポンプ軸に固定される基板部とこの基板部に固定されて冷却水に遠心力を与える羽部部とを備え、羽根部は冷却水温度により変形するバイメタルで形成して設け、羽根部の基端部を基板部に固定して先端部をポンプ室壁部の壁端部に向かい自由状態で突出させて設け、羽根部は冷却水温度が設定温度未満の場合に先端部が基端部に対してインペラの回転方向後側に曲がり基板部に接近するように変形するとともに冷却水温度が設定温度以上の場合に先端部が基端部に対してポンプ軸の軸心方向と平行する方向に伸びて基板部に直立するように変形することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

この発明はウォータポンプに係り、特に、インペラの基板部に羽根部を堅固に固定でき、耐久性を向上できるウォータポンプに関する。
エンジンにおいては、各部分を適正な温度に維持するために、ウォータポンプによって冷却水を強制循環させて冷却する水冷式のエンジンがある。ウォータポンプには、ポンプハウジングにエンジンの冷却水を吸い込むポンプ室とこのポンプ室に連絡して冷却水をエンジン側に吐出する渦巻室とを設け、エンジンにより回転されるポンプ軸に固定されてポンプ室内で回転するインペラを設け、このインペラの回転による遠心力によってポンプ室に吸い込んだ冷却水を渦巻室に吐出してエンジン側に圧送するものがある。
ウォータポンプには、エンジンの冷機運転状態においては冷却水の流量を少なくし、暖機完了状態になると多くなる可変容量型のものがある。
従来の可変容量型のウォータポンプには、ポンプ軸に固定したインペラの基板部外周にポンプ軸の軸心方向に延びる固定部を設け、インペラの羽根部を形状記憶合金により湾曲する板形状に形成し、基板部外周の円周方向に羽根部の湾曲方向を沿わせて配設するとともに、この羽根部の湾曲方向一端側の基端部を基板部の固定部に固定して他端側の先端部を円周方向に向かい自由状態で突出させ、冷却水の温度が高くなると羽根部の先端側がポンプ軸の軸心側に曲がり、吐出量を多くするものがある。
また、従来の可変容量型のウォータポンプには、ポンプ軸に固定したインペラの基板部にポンプ軸の軸心から外周に向かい斜め放射状に延びるガイド溝を形成し、このガイド溝にインペラの羽根部の基端部を摺動可能に係合させ、バイメタルによりポンプ軸と同軸に回動される可動板を設けて溝及びピンにより羽根部に連絡し、冷却水の温度が高くなると羽根部が基板部の軸心側から外周側に移動されて羽根部の外周回転軌跡が大きくなり、吐出量を増大させるものがある。
特開昭60−111017号公報 特開平10−122177号公報
ところが、特許文献1のウォータポンプは、基板部外周に湾曲する板形状の羽根部を外周方向に沿わせて配設し、この羽根部の湾曲方向一端側の基端部を固定して他端側の先端部を円周方向に向かい自由状態で突出させているため、羽根部が片持ち支持されており、しかもインペラの回転によって先端部に遠心力を受けることから、耐久性の面で不利となる問題がある。
また、特許文献2のウォータポンプは、基板部のガイド溝に羽根部を摺動可能に係合させ、羽根部と可動板とを溝及びピンで連絡しているため、部品点数が多く、摺動部分があるため、製作コストや生産性、耐久性の面で不利となる問題がある。
また、これら特許文献1、2のウォータポンプに関しては、羽根部が変形する際に、羽根部同士、羽根部と基板部、あるいはポンプハウジングとの干渉を避けるため、羽根部の形状に制約を受ける問題がある。
この発明は、ポンプハウジングにエンジンの冷却水を吸い込むポンプ室とこのポンプ室に連絡して冷却水をエンジン側に吐出する渦巻室とを設け、前記エンジンにより回転されるポンプ軸に固定されて前記ポンプ室内で回転するインペラを設け、このインペラの回転による遠心力によって前記ポンプ室に吸い込んだ冷却水を渦巻室に吐出して前記エンジン側に圧送するウォータポンプにおいて、前記インペラは前記ポンプ軸に固定される基板部とこの基板部に固定されて冷却水に遠心力を与える羽部部とを備え、前記羽根部は冷却水温度により変形するバイメタルで形成して設け、前記羽根部の基端部を前記基板部に固定して先端部を前記ポンプ室を形成するポンプ室壁部の壁端部に向かい自由状態で突出させて設け、前記羽根部は冷却水温度が設定温度未満の場合に前記先端部が基端部に対して前記インペラの回転方向後側に曲がり前記基板部に接近するように変形するとともに冷却水温度が設定温度以上の場合に前記先端部が基端部に対して前記ポンプ軸の軸心方向と平行する方向に伸びて前記基板部に対して直立するように変形することを特徴とする。
この発明のウォータポンプは、冷却水温度により変形するバイメタルで形成したインペラの羽根部の基端部を基板部に固定して、先端部をポンプ室壁部の壁端部に向かい自由状態で突出させたことにより、部品点数が少なく構造が簡単であり、また、インペラの基板部と羽根部との固定部分を長くとることができる。
このため、このウォータポンプは、コストの低減を果たすことができ、また、インペラの基板部に羽根部を堅固に固定でき、耐久性を向上することができる。
この発明のウォータポンプは、インペラの基板部に羽根部を堅固に固定でき、耐久性を向上するという目的を、冷却水温度により変形するバイメタルで形成したインペラの羽根部の基端部を基板部に固定して、先端部をポンプ室壁部の壁端部に向かい自由状態で突出させることにより実現した。
以下図面に基づいて、この発明の実施例を説明する。
以下図面に基づいて、この発明の実施例を説明する。図1〜図6は、この発明の第1実施例を示すものである。図4において、2は水冷式のエンジン(図示せず)に冷却水を強制循環させて冷却するウォータポンプである。ウォータポンプ2は、図示しないエンジンに取付けられるポンプハウジング4とこのポンプハウジング4に取付けられるポンプケース6とを有している。
ポンプハウジング4は、エンジンの冷却水を吸い込む吸込口8と、吸込口8に連絡するポンプ室10と、ポンプ室10の外周に連絡する渦巻室12と、渦巻室12に連絡して冷却水をエンジン側に吐出する吐出口(図示せず)とを設けている。
ポンプハウジング4は、吸込口8を吸込口壁部14により形成して設け、吸込口壁部14に連続するポンプ室壁部16によりポンプ室10を吸込口8と同心状に形成して設け、ポンプ室壁部16の外周に渦巻室壁部18により渦巻室12を形成して設け、渦巻室12に連絡する吐出口を吐出口壁部(図示せず)により形成して設け、渦巻室壁部18にハウジング側取付部20を形成して設けている。
ポンプケース6は、エンジンのクランク軸(図示せず)により回転されるポンプ軸22を軸支する軸支部24を設け、この軸支部24に連続して前記ポンプ室10及び渦巻室12を覆うように広がるケース壁部26を設け、このケース壁部26に前記ハウジング側取付部20に取付けられるケース側取付部28を設けている。ポンプ軸22は、軸受30により軸支部24に軸支される。軸受30は、シール部32によりポンプ室10及び渦巻室12からシールされている。
ポンプ軸22は、軸心C方向外端にポンププーリ(図示せず)を取付けてベルトを捲掛け、このベルトをクランク軸のクランクプーリに捲掛けている。これにより、ポンプ軸22は、エンジンの駆動力により回転される。また、ポンプ軸22には、軸心C方向内端にポンプ室10に配設されたインペラ34を固定して設けている。
ウォータポンプ2は、インペラ34の回転による遠心力によって、吸込口8からポンプ室10に吸い込んだ冷却水を渦巻室12から吐出口を経てエンジン側に圧送する。
インペラ34は、図5・図6に示す如く、ポンプ軸22に固定される円環板形状の基板部36と、この基板部36に固定されて冷却水に遠心力を与える略四角板形状の羽部部38とを備えている。基板部36には、中心にポンプ軸22を挿通する取付孔40を設け、この取付孔40を囲むように一側面36aにポンプ軸22を取付ける取付筒部42を固定して設けている。基板部36は、ポンプ室10を挟んで一側面36aがポンプ室10を形成するポンプ室壁部16に対向するとともに他側面36bがポンプケース6のケース壁部26に対向するように取付筒部42によりポンプ軸22に取付けられ、一側面36aに羽根部38を固定している。
羽根部38は、冷却水温度により変形するバイメタルで形成して設けている。この羽根部38は、冷却水温度が低い場合に、図1(A)に示す如く、インペラ34の回転方向に対して後側に曲がり、また、冷却水温度が高い場合に、図1(B)に示す如く、直立するように特性を選定したバイメタルで形成する。羽根部38は、基板部36の一側面36aの外周側にポンプ軸22の軸心Cから外周に向かい斜め放射状に配設され、基端部44を基板部36に固定して、先端部46をポンプ室壁部16の壁端部48に向かい自由状態で突出させて設けている。
バイメタルで形成された羽根部38は、冷却水温度が設定温度S未満の場合に、図1(A)に示す如く、先端部46が基端部44に対してインペラ34の回転方向後側に曲がり、基板部36に接近するように変形するとともに、冷却水温度が設定温度S以上の場合に、図1(B)に示す如く、先端部46が基端部44に対してポンプ軸22の軸心C方向と平行する方向に伸びて、基板部36に直立するように変形する。
また、羽根部38は、冷却水温度が設定温度S未満の場合に、設定温度S以上の場合に比べて、先端部46とこの先端部46が対向するポンプ室壁部16の壁端部48とのクリアランスL(図2参照)が大きくなるように変形する。
前記設定温度Sは、図3に示す如く、エンジンが完全暖機状態となる温度に設定している。
次に、この実施例の作用を説明する。
ウォータポンプ2は、エンジンの駆動力によって回転されるポンプ軸22の回転に伴ってインペラ34が回転し、インペラ34の回転により吸込口8からポンプ室10に吸い込んだ冷却水に遠心力を与え、渦巻室12から吐出口を経てエンジン側に圧送する。
エンジンの冷却水温度が低い場合には、エンジンに冷却水を循環させる必要がない。バイメタルで形成された羽根部38は、図1(A)に示す如く、冷却水温度が設定温度S未満の場合に、先端部46が基端部44に対してインペラ34の回転方向後側に曲がり、基板部36に接近するように変形することにより、図1(B)に示す直立の場合に比べて冷却水を圧送する有効面積が減少する。
また、羽根部38は、冷却水温度が設定温度S未満の場合に、設定温度S以上の場合に比べて、先端部46とこの先端部46が対向するポンプ室壁部16の壁端部48とのクリアランスLが大きくなるように変形する。
これにより、エンジンの駆動力により駆動されるウォータポンプ2は、エンジンの冷機運転状態においては羽根部38の冷却水を圧送する有効面積が減少し、また、クリアランスLが大きくなることによって吐出量を減少し、エンジンへの負荷を小さくして駆動力の損失を低減することができる。
エンジンの冷却水温度が高くなると、冷却水をラジエータに循環させてエンジンを冷却する必要がある。バイメタルで形成された羽根部38は、図1(B)に示す如く、冷却水温度が設定温度S以上の場合に、先端部46が基端部44に対してポンプ軸22の軸心C方向と平行する方向に伸びて、基板部36に直立するように変形することにより、図1(A)に示す曲がった場合に比べて冷却水を圧送する有効面積が増大する。
また、羽根部38は、冷却水温度が設定温度S以上の場合に、設定温度S未満の場合に比べて、先端部46とこの先端部46が対向するポンプ室壁部16の壁端部48とのクリアランスLが小さくなるように変形する。
これにより、エンジンの駆動力により駆動されるウォータポンプ2は、エンジンの暖機完了状態においては羽根部38の冷却水を圧送する有効面積が増大し、また、クリアランスLが小さくなることによって吐出量を増大し、エンジンを充分に冷却することができる。
このように、このウォータポンプ2は、インペラ34の羽根部38を冷却水温度により変形するバイメタルで形成し、この羽根部38の基端部44を基板部36に固定して先端部46をポンプ室壁部16の壁端部48に向かい自由状態で突出させ、冷却水温度に応じて羽根部38の先端部46が曲がりあるいは伸びて変形することにより、冷却水温度に応じて羽根部38が冷却水を圧送する有効面積を変化させることができる。
このため、このウォータポンプ2は、図3に示す如く冷却水温度に応じて冷却水の流量を変化させることができ、低温時には羽根部38が受ける水の抵抗を少なくしてエンジンの駆動力損失を低減することができるとともに、高温時には吐出量を増大して充分に冷却することができる。
また、このウォータポンプ2は、インペラ34の羽根部38の基端部44を基板部36に固定して、先端部46をポンプ室壁部16の壁端部48に向かい自由状態で突出させたことにより、部品点数が少なく構造が簡単であり、また、インペラ34の基板部36と羽根部38との固定部分を長くとることができる。
このため、このウォータポンプ2は、コストの低減を果たすことができ、また、インペラ34の基板部36に羽根部38を堅固に固定でき、耐久性を向上することができる。
図7は、この発明の第2実施例を示すものである。第2実施例のウォータポンプ2は、インペラ34の羽根部38を複数に分割、例えば、ポンプ軸22の軸心Cに対して平行な第1〜第3羽根部片38−1〜38−3の3つに分割し、これら第1〜第3羽根部片38−1〜38−3を夫々異なる冷却水温度により変形するバイメタルで形成している。
第1〜第3羽根部片38−1〜38−3は、例えば、冷却水温度が下がると、最初に第3羽根部片38−3が曲がり始め、次に第2羽根部片38−2が曲がり、最後に第1羽根部片38−1が曲がり、また、冷却水温度が上がると、最初に第1羽根部片38−1が伸び始め、次に第2羽根部片38−2が伸び、最後に第3羽根部片38−3が伸びるように、夫々の特性を設定したバイメタルで形成する。
第2実施例のウォータポンプ2は、分割された羽根部38の第1〜第3羽根部片38−1〜38−3が、冷却水温度により順次に曲がるとともに伸びるため、羽根部38が冷却水を圧送する有効面積を冷却水温度に応じて細かく増減させることができ、冷却水温度に応じて冷却水の流量を細かく変化させることができ、エンジンの駆動力損失を効果的に低減することができる。
図8は、この発明の第3実施例を示すものである。第3実施例のウォータポンプ2は、インペラ34の略四角板形状の羽根部38を、内周側の基端部44aに対して対角線方向に位置する外周側の先端部46bが冷却水温度により変形するバイメタルで形成している。
第3実施例のウォータポンプ2は、羽根部38の外周側の先端部46bが、冷却水温度により曲がるとともに伸びるため、羽根部38が冷却水を圧送する有効面積を冷却水温度に応じて増減させることができるだけでなく、羽根部38が冷却水を圧送する有効外径も冷却水温度に応じて増減させることができ、冷却水温度に応じて冷却水の流量を細かく変化させることができ、エンジンの駆動力損失を効果的に低減することができる。
この発明のウォータポンプは、冷却水温度により変形するバイメタルで形成したインペラの羽根部の基端部を基板部に固定して、先端部をポンプ室壁部の壁端部に向かい自由状態で突出させることによって、インペラの基板部に羽根部を堅固に固定でき、耐久性を向上することができるものであり、水冷式のエンジンに適用できる。
ウォータポンプの第1実施例を示し、(A)は低温時におけるインペラの羽根部の正面図、(B)は高温時におけるインペラの羽根部の正面図である。 ポンプハウジングの断面図である。 エンジンの冷却水温度と冷却水流量との関係を示す図である。 ウォータポンプの断面図である。 インペラの平面図である。 インペラの側面図である。 ウォータポンプの第2実施例を示し、(A)はインペラの羽根部の側面図、(B)はインペラの羽根部の正面図である。 ウォータポンプの第3実施例を示し、(A)はインペラの羽根部の側面図、(B)はインペラの羽根部の正面図である。
符号の説明
2 ウォータポンプ
4 ポンプハウジング
6 ポンプケース
8 吸込口
10 ポンプ室
12 渦巻室
16 ポンプ室壁部
18 渦巻室壁部
22 ポンプ軸
24 軸支部
26 ケース壁部
30 軸受
32 シール部
34 インペラ
36 基板部
38 羽部部
40 一側面
42 取付筒部
44 基端部
46 先端部
48 壁端部

Claims (3)

  1. ポンプハウジングにエンジンの冷却水を吸い込むポンプ室とこのポンプ室に連絡して冷却水をエンジン側に吐出する渦巻室とを設け、前記エンジンにより回転されるポンプ軸に固定されて前記ポンプ室内で回転するインペラを設け、このインペラの回転による遠心力によって前記ポンプ室に吸い込んだ冷却水を渦巻室に吐出して前記エンジン側に圧送するウォータポンプにおいて、前記インペラは前記ポンプ軸に固定される基板部とこの基板部に固定されて冷却水に遠心力を与える羽部部とを備え、前記羽根部は冷却水温度により変形するバイメタルで形成して設け、前記羽根部の基端部を前記基板部に固定して先端部を前記ポンプ室を形成するポンプ室壁部の壁端部に向かい自由状態で突出させて設け、前記羽根部は冷却水温度が設定温度未満の場合に前記先端部が基端部に対して前記インペラの回転方向後側に曲がり前記基板部に接近するように変形するとともに冷却水温度が設定温度以上の場合に前記先端部が基端部に対して前記ポンプ軸の軸心方向と平行する方向に伸びて前記基板部に直立するように変形することを特徴とするウォータポンプ。
  2. ポンプハウジングにエンジンの冷却水を吸い込むポンプ室とこのポンプ室に連絡して冷却水をエンジン側に吐出する渦巻室とを設け、前記エンジンにより回転されるポンプ軸に固定されて前記ポンプ室内で回転するインペラを設け、このインペラの回転による遠心力によって前記ポンプ室に吸い込んだ冷却水を渦巻室に吐出して前記エンジン側に圧送するウォータポンプにおいて、前記インペラは前記ポンプ軸に固定される基板部とこの基板部に固定されて冷却水に遠心力を与える羽部部とを備え、前記羽根部は冷却水温度により変形するバイメタルで形成して設け、前記羽根部の基端部を前記基板部に固定して先端部を前記ポンプ室を形成するポンプ室壁部の壁端部に向かい自由状態で突出させて設け、前記羽根部は冷却水温度が設定温度未満の場合に設定温度以上の場合に比べて前記羽根部の先端部とこの先端部が対向する前記ポンプ室壁部の壁端部とのクリアランスが大きくなるように変形することを特徴とするウォータポンプ。
  3. 前記設定温度は、前記エンジンが完全暖機状態となる温度に設定したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のウォータポンプ。
JP2003305900A 2003-08-29 2003-08-29 ウォータポンプ Pending JP2005076486A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003305900A JP2005076486A (ja) 2003-08-29 2003-08-29 ウォータポンプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003305900A JP2005076486A (ja) 2003-08-29 2003-08-29 ウォータポンプ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005076486A true JP2005076486A (ja) 2005-03-24

Family

ID=34409125

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003305900A Pending JP2005076486A (ja) 2003-08-29 2003-08-29 ウォータポンプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005076486A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101331279B1 (ko) 2011-11-02 2013-11-20 지엠 글로벌 테크놀러지 오퍼레이션스 엘엘씨 바이메탈을 이용한 가변형 임펠러
US20180172010A1 (en) * 2016-12-21 2018-06-21 Saudi Arabian Oil Company Centrifugal pump with adaptive pump stages
CN111608940A (zh) * 2020-05-25 2020-09-01 浙江上建风机有限公司 一种离心风叶以及自动防电机过热的轴流风机
US11499563B2 (en) 2020-08-24 2022-11-15 Saudi Arabian Oil Company Self-balancing thrust disk
US11591899B2 (en) 2021-04-05 2023-02-28 Saudi Arabian Oil Company Wellbore density meter using a rotor and diffuser
US11644351B2 (en) 2021-03-19 2023-05-09 Saudi Arabian Oil Company Multiphase flow and salinity meter with dual opposite handed helical resonators
US11913464B2 (en) 2021-04-15 2024-02-27 Saudi Arabian Oil Company Lubricating an electric submersible pump
US11920469B2 (en) 2020-09-08 2024-03-05 Saudi Arabian Oil Company Determining fluid parameters
US11994016B2 (en) 2021-12-09 2024-05-28 Saudi Arabian Oil Company Downhole phase separation in deviated wells

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101331279B1 (ko) 2011-11-02 2013-11-20 지엠 글로벌 테크놀러지 오퍼레이션스 엘엘씨 바이메탈을 이용한 가변형 임펠러
US11268520B2 (en) 2016-12-21 2022-03-08 Saudi Arabian Oil Company Centrifugal pump with adaptive pump stages
US11268519B2 (en) 2016-12-21 2022-03-08 Saudi Arabian Oil Company Centrifugal pump with adaptive pump stages
US10533558B2 (en) * 2016-12-21 2020-01-14 Saudi Arabian Oil Company Centrifugal pump with adaptive pump stages
CN110088481B (zh) * 2016-12-21 2022-07-29 沙特阿拉伯石油公司 具有自适应泵级的离心泵
CN110088481A (zh) * 2016-12-21 2019-08-02 沙特阿拉伯石油公司 具有自适应泵级的离心泵
US20180172010A1 (en) * 2016-12-21 2018-06-21 Saudi Arabian Oil Company Centrifugal pump with adaptive pump stages
CN111608940B (zh) * 2020-05-25 2021-05-14 浙江上建风机有限公司 一种离心风叶以及自动防电机过热的轴流风机
CN111608940A (zh) * 2020-05-25 2020-09-01 浙江上建风机有限公司 一种离心风叶以及自动防电机过热的轴流风机
US11499563B2 (en) 2020-08-24 2022-11-15 Saudi Arabian Oil Company Self-balancing thrust disk
US11920469B2 (en) 2020-09-08 2024-03-05 Saudi Arabian Oil Company Determining fluid parameters
US11644351B2 (en) 2021-03-19 2023-05-09 Saudi Arabian Oil Company Multiphase flow and salinity meter with dual opposite handed helical resonators
US11591899B2 (en) 2021-04-05 2023-02-28 Saudi Arabian Oil Company Wellbore density meter using a rotor and diffuser
US11913464B2 (en) 2021-04-15 2024-02-27 Saudi Arabian Oil Company Lubricating an electric submersible pump
US11994016B2 (en) 2021-12-09 2024-05-28 Saudi Arabian Oil Company Downhole phase separation in deviated wells

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4836148A (en) Shrouding for engine cooling fans
JP4935051B2 (ja) 遠心ファン
JP2005076486A (ja) ウォータポンプ
US20130011255A1 (en) Fan
JP2006257978A (ja) 流体ポンプ
JP3431024B1 (ja) 冷却装置
KR101796581B1 (ko) 워터펌프의 가변형 임펠러
JP2012047162A (ja) 遠心ファン
JP2010084592A (ja) スクロール式流体機械
US7118345B2 (en) Fan blade
US20070044312A1 (en) Bearing sleeve fixing mechanism, manufacturing method thereof and fan device having the same
US9097262B2 (en) Axial flow fan
JP5568383B2 (ja) ウォータポンプ
KR20040006794A (ko) 팬 쉬라우드
KR100798084B1 (ko) 소형 공기 블로워 장치
KR100530692B1 (ko) 터보 기계
KR20130138107A (ko) 팬 커버 및 펌프 장치
CN209472502U (zh) 基于新型冷却结构的电机及气悬浮流体机械设备
JP4770207B2 (ja) ポンプ及びそれを備えた液体供給装置
CN2653189Y (zh) 一种散热扇的出风口导流构造
KR20200042148A (ko) 전동식 워터펌프용 임펠러
KR100633868B1 (ko) 차량용 워터펌프 임펠러
KR102271971B1 (ko) 전자식 워터 펌프
CN218151510U (zh) 多级风机
JP2009052490A (ja) エンジンのウォータポンプ