JP2005073255A - パワーポイントプレゼンテーションファイルを圧縮された画像ファイルに変換するための方法 - Google Patents

パワーポイントプレゼンテーションファイルを圧縮された画像ファイルに変換するための方法 Download PDF

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Abstract

【課題】パワーポイントプレゼンテーションファイルを圧縮された画像ファイルに変換するための方法。
【解決手段】マイクロソフトパワーポイント・プレゼンテーションファイルを圧縮された画像ファイルに変換するための方法を提供する。この方法にはPPTプレゼンテーションファイルを読み取り構文解析して各プレゼンテーションスライド及び各プレゼンテーションスライド内の各プレゼンテーションオブジェクトを識別することが含まれる。各プレゼンテーションオブジェクトの属性を調べて効果が割り当てられたかどうか判定すると共にアニメーションGIFオブジェクトを識別する。この方法では、任意のプレゼンテーションオブジェクトに適用されたエンドポイント効果をキャプチャし、エンドポイント効果をキャプチャするのに必要な数の圧縮画像ファイルにプレゼンテーションオブジェクトをレンダリングすることができる。さらに、アニメーションGIFオブジェクトの各画像を分析して圧縮画像ファイルにレンダリングするための最も込み入った画像を判定する。
【選択図】 図9

Description

本発明は一般的にはデジタル画像ファイルに関し、より具体的にはマイクロソフトパワーポイント・プレゼンテーションスライドを圧縮された単一画像ファイルに変換することに関する発明である。
パワーポイントプレゼンテーションスライドのJPEGファイルへの変換はマイクロソフト社のパワーポイント(PowerPoint(R))及びサンマイクロシステム社のスターオフィス(StarOffice(R))の両方の標準的な機能である。両アプリケーション共に、基本的に、スライドに入っている全てのプレゼンテーションオブジェクトをスライドごとに単一JPEG画像ファイルにマッピングする。このプロセスで、プレゼンテーション効果情報の全てが基本的に失われてしまう。
よく知られているように、パワーポイント(以降、PPT)プレゼンテーションスライドはテキスト、画像、フレームなど複数のプレゼンテーションオブジェクトを保有することができる。各オブジェクトに属性又は効果を適用することができるし、またオブジェクトによってはアニメーション化することもできる。単一のPPTプレゼンテーションスライドで、複数のプレゼンテーションオブジェクトが様々な種類及びタイプの効果をもつことができるし、一つ以上のオブジェクトをアニメーション化できるし、結果として生じる単一PPTプレゼンテーションスライドは活動的な動きやその他の普通は動画技術や連続した個々のフレームによって実現可能な効果を表示しているように見せることができる。しかしながら、単一のPPTプレゼンテーションスライドにより、割り当てられた、構築された、或いはその他のやり方でPPTプレゼンテーションスライド内に保有されているプレゼンテーションオブジェクトの各々に効果及び/又はアニメーションを適用して又は効果及び/又はアニメーションの属性をつけて明確な動きや、アニメーション、その他の効果を実現する。
例として、単一の模式的PPTプレゼンテーションスライドにはテキスト、1個以上のオブジェクトフレーム、及び1個以上の画像が入っている。全てのテキストが表示されるまでテキスト行が次々に現れ、第1画像がプレゼンテーションスライドの一角に見えて、指定の事象(例えば、マウスのクリック、或いは指定テキスト行を表示すると)で見えなくなり、第2画像は最初は隠れていて見えない(例えば、表示されない)が、その後出現し、フェードインし、見えるようになり、或いはその他のやり方でオブジェクトフレーム内に表示されるように、効果及び属性を適用することができる。この例において、単一のPPTプレゼンテーションスライドには、テキストが現れ、画像が見えなくなり、画像が見えるようになるといった明白な活動が入っている。
上述のごとく、マイクロソフト社のパワーポイント及びサンマイクロシステム社のスターオフィスにはPPTプレゼンテーションからJPEGファイルを作成するための変換アルゴリズムが入っている。この変換アルゴリズムは基本的にプレゼンテーションスライドの中の全てのプレゼンテーションオブジェクトを単一JPEGファイルにマッピングし、結果としてプレゼンテーションスライドごとに一つのJPEG画像ファイルが生じる。プロセス中、基本的にプレゼンテーション効果の全てが失われる。言い換えれば、「アピアリング(appearing)」「バニッシング(vanishing)」「ディミング(dimming)」といった効果は単一のJPEG画像ファイルにキャプチャできないために、失われる。さらに、アニメーションGIFプレゼンテーション画像ファイルを有する画像をキャプチャする際、既存のソフトウェアはアニメーションGIFのまさに一番最初の画像しか抽出しない。しかしながら、大抵、アニメーションGIFの最初の画像はプレゼンテーションの関連性、関心、又はインパクトが一番大きな画像ではない。典型的なアニメーションはオブジェクトの展開、又はプレゼンテーションの究極的なインパクト、関連性、又はステートメントを表示するためにオブジェクトの目的地又はエンドポイントまでの動きを描いている。アニメーションGIFプレゼンテーションの最初の画像は空白の画像のことが多い、従って、典型的な先行技術のソフトウェアを用いて変換されたアニメーションGIFオブジェクトは、結果として生じたJPEGファイルには現れない。
米国特許公開公報2002/0085029 米国特許公開公報2002/0085030 米国特許公開公報2002/0087592
上記を考えると、PPTプレゼンテーションスライドを、プレゼンテーションオブジェクトに属性がつけられた少なくともいくつかの効果を保存すると共に任意のアニメーションオブジェクトの最も興味深い或いは最も意義のある画像をキャプチャしながら、JPEG又はその他の複数のアプリケーションやオペレーティングシステムなどに対して互換性を有する圧縮された単一画像フォーマットの画像ファイルに変換するための方法及びシステムを提供するために先行技術のもつ限界を克服する必要がある。
大まかに言えば、本発明は、パワーポイントプレゼンテーションファイルを、プレゼンテーションオブジェクトに属性がつけられた効果を少なくともいくつか保存すると共に任意のアニメーションオブジェクトの最も興味深い又は意義深い画像をキャプチャしている複数の圧縮画像ファイルに変換するための方法を提供することによってこれらのニーズを満たすものである。本発明は、プロセスとして、装置として、システムとして、デバイスとして、方法として、或いはコンピュータ可読媒体としてなど、様々な方法で実現することができる。
一つの実施例において、パワーポイント(PPT)プレゼンテーションファイルを圧縮された単一画像ファイルに変換するための方法を提供する。この方法には、PPTファイルをオープンし、各プレゼンテーションスライドを識別すると共に各プレゼンテーションスライドに表示されている各プレゼンテーションオブジェクトを識別するためにそのPPTファイルを構文解析することが含まれる。次に、この方法ではPPTプレゼンテーションファイルの第1プレゼンテーションスライドに入っているプレゼンテーションオブジェクトをキャプチャしている第1の圧縮された単一画像フォーマットの画像を生成することができる。第1圧縮単一画像フォーマットの画像は効果が適用される前のプレゼンテーションオブジェクトをキャプチャし、第2圧縮単一画像フォーマットの画像はプレゼンテーションオブジェクトに効果が適用されたエンドポイントをキャプチャしている。
別の実施例において、パワーポイント(PPT)プレゼンテーションファイルからJPEG画像フォーマットファイルを作成する方法を提供する。この方法には、PPTプレゼンテーションファイルに入っている各プレゼンテーションスライドを識別し、各プレゼンテーションスライドに入っている各プレゼンテーションオブジェクトを識別することが含まれる。この方法ではさらに、各プレゼンテーションスライドに入っている各プレゼンテーションオブジェクトに効果が適用されたかどうか判定すると共に、各プレゼンテーションスライドの中の各プレゼンテーションオブジェクトはアニメーションGIFオブジェクトかどうか判定することができる。アニメーションGIFオブジェクトごとに画像が画像バッファにレンダリングされ、効果が適用された任意のプレゼンテーションオブジェクトに対する最終効果(end effect)を表示するためにJPEGフォーマットファイルが生成される。
また更なる実施例において、パワーポイント(PPT)プレゼンテーションファイルを複数の圧縮された画像ファイルに変換するためのプログラム命令を有するコンピュータ可読媒体を提供する。このコンピュータ可読媒体にはPPTプレゼンテーションファイルを構文解析し、PPTプレゼンテーションファイルに入っている各プレゼンテーションスライドを識別するためのプログラム命令が入っている。PPTプレゼンテーションファイルに入っている各プレゼンテーションスライドの中のプレゼンテーションオブジェクトを識別し、そのプレゼンテーションオブジェクトがプレゼンテーション効果を有しているかどうか判定するためのプログラム命令を提供する。コンピュータ可読媒体に実装されているプログラム命令はさらに、プレゼンテーションオブジェクトを表示している第1の圧縮された画像ファイルを生成し、効果を適用されたプレゼンテーションオブジェクトを表示している第2の圧縮された画像ファイルを生成することができる。
また別の実施例において、パワーポイント(PPT)プレゼンテーションファイルを複数の圧縮された画像ファイルに変換するための集積回路チップを提供する。この集積回路チップにはPPTプレゼンテーションファイルを読み取るための論理と、PPTプレゼンテーションファイルを構文解析するための論理が備わっている。集積回路チップはさらに、PPTプレゼンテーションファイルに入っている各プレゼンテーションスライドを識別するための論理と、各プレゼンテーションスライドに入っている各プレゼンテーションオブジェクトを識別するための論理も有する。加えて、集積回路チップはプレゼンテーション効果を適用されていないプレゼンテーションオブジェクトを表示している第1の圧縮された画像ファイルを生成するための論理と、効果が適用されたプレゼンテーションオブジェクトの最終効果を表示している第2の圧縮された画像ファイルを生成するための論理を提供する。
本発明の効果は数多く、発明の原理を例をあげて説明している添付の図と共に、下記の詳細な説明から明白になる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
マイクロソフトパワーポイント(PPT)プレゼンテーションスライドの圧縮された単一画像フォーマットの画像ファイルへの変換に関する発明を開示する。好適な実施例において、本発明には、プレゼンテーションオブジェクトに効果が適用された各プレゼンテーションスライドを、JPEGフォーマットファイルなど、最も込み入って興味深いアニメーションGIF画像だけでなく各プレゼンテーションオブジェクトのエンドポイント効果を保存及びキャプチャしている複数の適した圧縮単一画像ファイルに変換することが入っている。
以下の説明において、本発明を完全に理解できるように多数の具体的な詳細を記載している。しかしながら、当業者ならば、そうした具体的な詳細を部分的に或いは全く知らなくても本発明を実施できることが分かるだろう。その他の場合には、本発明を不要に曖昧にしないために、公知のプロセス操作については詳細な説明を省く。
概要として、本発明の実施例は、PPTプレゼンテーションスライドのJPEG画像ファイルなど圧縮された単一画像フォーマットファイルへの変換を可能にする。JPEGフォーマットは複数のアプリケーション、オペレーティングシステムなどに対して互換性を有する圧縮された単一画像フォーマットの典型例で、本発明の実施例をJPEGフォーマットを用いて例証しているが、本発明の実施例は基本的に任意の望ましいフォーマットに適用可能である。PPTファイル内のプレゼンテーションスライドごとに、プレゼンテーションオブジェクトを識別してから、もしあれば、どんなプレゼンテーション効果が各プレゼンテーションオブジェクトに属性がつけられたか、割り当てられたか、或いはその他のやり方で適用されたかどうか判定するために検査される。プレゼンテーション効果の例には、アピアリング、バニッシング、ディミングなどがある。その上に、各プレゼンテーションオブジェクトはアニメーションGIF画像が存在しているか調べられる。最も興味深い又は込み入った画像を判定するために任意のアニメーションGIF画像を分析し、次にJPEG画像ファイルにレンダリングするためにその判定された画像が選択される。それにより単一プレゼンテーションスライドから、ソースプレゼンテーション効果、込み入ったアニメーション画像などをキャプチャ及び表示するために、複数のJPEGファイルが生成又は複数のJPEGファイルに変換されることがある。
本発明の一つの実施例において、プログラム又はコンピュータアプリケーションでPPTプレゼンテーションファイルをオープンする。プレゼンテーションファイルに入っているプレゼンテーションスライドごとに、プログラムがスライドに入っている各プレゼンテーションオブジェクトを調べる。本書で使用しているように、「プレゼンテーションオブジェクト」にはテキスト、グラフィック又は画像の各オブジェクト及びアニメーションオブジェクトなどがある。プレゼンテーションオブジェクトがそれに割り当てられた又は属性がつけられた効果情報を有している場合、本発明の一つの実施例では次にその効果又は属性が「一回限りの」効果かどうか判定される。プレゼンテーション効果の例には、多方向ブラインド、ディゾルブ、ワイプ、チェッカーボード、飛行、旋回、爆発などがある。そうした効果は、表示される又はプレゼンテーションスライドの表示から削除されるオブジェクトのプレゼンテーション時の「一回限りの」効果又は事象である場合が多い。典型的な一回限りの効果には、アピアリング効果、バニッシング効果、ディミング効果などがあり、そうした効果は単一静止JPEG画像には十分にキャプチャ及び知覚できない。
発明の一つの実施例において、効果を適用する前後両方のオブジェクトをキャプチャするためにJPEG画像フィルが生成される。例として、テキストプレゼンテーションオブジェクトに割り当てられたアピアリング効果により、プレゼンテーションオブジェクトに効果を適用する前に、例えば、テキストがスライド上に出現する前に、プレゼンテーションスライドのJPEG画像ファイルが生成され、さらに効果が適用された後に、例えば、テキストがプレゼンテーションスライド上に出現した後にプレゼンテーションスライドの別のJPEG画像ファイルが生成される。
発明の一つの実施例において、プレゼンテーションオブジェクトがアニメーションGIFオブジェクトかどうか判定するためにプレゼンテーションオブジェクトが調べられる。アニメーションGIFオブジェクトが識別されたら、アニメーションの分析が行なわれる。アニメーションはオブジェクトを展開し、オブジェクトをエンドポイント又は目的地まで動かし、強調するためのオブジェクトを構築するために採用されるのが一般的だから、アニメーションの第1画像は必ずしも意図するプレゼンテーションをキャプチャ又は伝えるのに望ましい或いは理想の画像ではない。一つの実施例において、本発明の方法及び装置は、最もエッジの多い情報及び複雑性を識別するために画像を分析してアニメーションGIFの最も込み入った画像を判定する。実施例では、GIFの各個々の画像の全画素に対してロバーツ・クロスの演算子(Roberts Cross Operator)が適用される。次に、画像に対する、結果として生じた空間勾配の和がとられる。この方法及び装置はJPEG画像にレンダリングするために最大空間勾配合計を有する画像を選ぶ。本発明の実施例を例をあげて説明するのに使用するためにロバーツ・クロスの演算子を選択したが、アニメーションGIFで最も込み入った或いは興味深い画像を判定する一助となるために用いられる任意の適切な分析ツールを使用できることを理解すべきである。
単一PPTプレゼンテーションスライドから生成された本発明の実施例を図3〜8に示す。知られているように、PPTプレゼンテーションには1枚のプレゼンテーションスライドを有するものから複数のプレゼンテーションスライドを有するものまであり、各プレゼンテーションスライドは1個以上のプレゼンテーションオブジェクトを有している。本発明の実施例を単一のPPTプレゼンテーションスライドを用いて例をあげて説明する。図1は単一PPTプレゼンテーションスライド100のプレゼンテーションオブジェクトを各々示している。以下に詳しく説明するように、図に示したプレゼンテーションスライド100に対応するPPTプレゼンテーションの実行時、図1に示したオブジェクトが全て同時に見えるつまり表示されるわけではない。図に示したプレゼンテーションスライド100には、題名のテキスト102、テキストの第1行104、テキストの第2行106、テキストの第3行、蛙の画像110、「HOHO」の画像112、蜘蛛の画像114など複数のプレゼンテーションオブジェクトが入っている。図に示したプレゼンテーションオブジェクトは各々が、プレゼンテーション効果を割り当てられているも或いは割り当てられていないかもしれない、また具体的な表示の順番が指定されているかも或いは指定されていないかもしれない、さらにアニメーションGIFプレゼンテーションオブジェクトかもしれないし或いはそうではないかもしれない。図に示した例において、題名のテキスト102、第1テキスト行104、第2テキスト行106は基本的に静的で、プレゼンテーション効果は割り当てられておらず、またアニメーションGIFでもないと仮定する。第3テキスト行108及び蛙の画像110はプレゼンテーション効果が割り当てられ、蜘蛛の画像114はアニメーションGIFプレゼンテーションオブジェクトで、「HOHO」の画像112はプレゼンテーション効果が割り当てられたアニメーションGIFオブジェクトである。割り当てられた効果及びアニメーションについて図3〜8を見ながら以下により詳細に説明する。
図1に、PPTプレゼンテーションスライド100及びそのPPTプレゼンテーションスライド100に構築された又は割り当てられたプレゼンテーションオブジェクトを全て示す。図1がPPTプレゼンテーションの第1スライドのスクリーンキャプチャだとしたら、プレゼンテーションオブジェクトの各々に割り当てられたプレゼンテーション効果及びプレゼンテーションオブジェクトの各々に割り当てられた表示の順番いかんにより、またスライドショーのプレゼンテーション実行中のどの時点でスクリーンがキャプチャされたかにより、プレゼンテーションオブジェクトが全て見えたり見えなかったりする。知られているように、プレゼンテーション効果によってはプレゼンテーション効果のプレゼンテーションの順番を確立し、プレゼンテーション効果の出現を遅らせ、プレゼンテーションスライドの最初の画像の中に見えたり見えなかったりする特定のプレゼンテーション効果になる他のそうした効果を判定する場合がある。PPTプレゼンテーションスライド100の構築中にプレゼンテーションオブジェクトが現れることがあるので、図1はプレゼンテーションスライド100のプレゼンテーション効果を全て表示している。知られているように、プレゼンテーションオブジェクトはプレゼンテーションスライドの中にペースト、コピー、インポート、タイピング、構築、又はその他の方法で挿入可能で、プレゼンテーションオブジェクトは各々特定のプレゼンテーション効果が割り当てられたり、各々アニメーション化されたり、プレゼンテーションの順番が割り当てられたりする。図1は、効果、プレゼンテーションの順番、或いは各プレゼンテーションオブジェクトに割り当て可能なアニメーションを示さずにプレゼンテーションスライド100に割り当てられた或いは含まれたプレゼンテーションオブジェクトを全て表示している。
図2は、マイクロソフトのパワーポイントプログラムでPPTからJPEGフォーマットに変換されたPPTプレゼンテーションスライド120の単一画像JPEGファイルを示す図である。図2に表示したプレゼンテーションスライド120は、図1において表示及び説明したPPTプレゼンテーションスライドに対応している。上述のごとく、題名のテキスト102、第1テキスト行104、及び第2テキスト行106はプレゼンテーション効果が割り当てられていない基本的に静的で、アニメーションGIFオブジェクトでもなく、基本的に図1に表示したのと同じプレゼンテーションとして図2に表わされている。第3テキスト行108及び蛙の画像110も図1に示した対応するプレゼンテーションオブジェクトと基本的に全く同じである。上述の通り、第3テキスト行108及び蛙の画像110は共にプレゼンテーション効果が割り当てられているが、図2に示したJPEG変換の中にプレゼンテーション効果もいかなるプレゼンテーションのインパクトも知覚できない。また、「HOHO」112も蜘蛛の画像114(図1を見よ)のアニメーションGIFプレゼンテーションオブジェクトも図2に示したJPEG変換の中には見えない。図2に示したプレゼンテーションスライド120にレンダリングされているのは単一の「H」122だけである。
上述のごとく、典型的なアニメーションはオブジェクトの展開、又はプレゼンテーションの究極的なインパクト、関連性、ステートメントを表示する目的地又はエンドポイントまでのオブジェクトの動きを示しており、またアニメーションGIFプレゼンテーション又はファイルは空白の画像のことが多い。図2で、「H」122は明らかに図1に示した「HOHO」112の展開中の初期イメージで、蜘蛛の画像114のアニメーションGIFの最初のイメージは、対応する画像が図2にレンダリングされていないから、明らかに空白の画像である。
「HOHO」112及び蜘蛛の画像114(図1を見よ)のアニメーションは次の通り。「HOHO」112は画面の下から上に向かって画面を移動する。画像がその割り当てられた位置(図1に表示されたロケーション)に納まったら、最後の3文字が消えてから、「HOHO」が完成するまで最後の3文字が一度に一つずつ現れる又は画像に追加される。最後の3文字は消え、その後再び連続繰り返しループで一度に一つずつ追加される。蜘蛛の画像114は、そのロケーションにある位置にドロップして所定の位置(図1に示したロケーション)に現れ、次に、画像を所定の位置から引っ込めて画像が消える。蜘蛛が降りてきて所定の位置に納まりその後視界から消えると画像が指定の位置に現れてまた消え且つスクリーン画像の他のロケーションと交差しないように、目に見えないフレームが蜘蛛の画像114のロケーションに配置される。蜘蛛の画像114は基本的に下降してまた引っ込む、つまり連続ループ状に見えるようになってまた見えなくなる。
図3に示すのは、本発明の一つに実施例による、図1に説明したPPTプレゼンテーションスライドを変換して生成された第1の単一画像JPEGファイルである。本発明の実施例は、アニメーションGIFプレゼンテーションオブジェクトの最も興味深い或いは最も込み入った画像をキャプチャ及び図解するのに必要な数の単一画像JPEGファイル、及びその他のアニメーションでないプレゼンテーションオブジェクトに割り当てられた或いは適用された効果をキャプチャ及び描くのに必要な数の単一画像JPEGファイルを作成することができる。図3において、図1で説明したPPTプレゼンテーションスライド100の最初の単一画像JPEGファイルは、題名のテキスト102と、テキストの第1行104、及びテキストの第2行106を有するプレゼンテーションスライド130を表示している。これら3つのプレゼンテーションオブジェクト(つまり題名のテキスト102、テキストの第1行104、及びテキストの第2行106)を、プレゼンテーション効果が適用されていない基本的に静的なプレゼンテーションオブジェクトとして説明してきた。プレゼンテーションオブジェクトは、従って、基本的に図1に構築及び説明したように出現し、PPTプログラムに備わっている先行技術の変換方法を用いると、図2にキャプチャ及び示した対応するプレゼンテーションオブジェクトと基本的に全く同じである。
蜘蛛の画像114が最も込み入った興味深い形で図3にキャプチャされ描かれている。上述のごとく、オリジナルのPPTプレゼンテーションのソースファイルに構築された蜘蛛の画像114はアニメーションGIFプレゼンテーションオブジェクトで、蜘蛛の画像114がプレゼンテーションスライド110上の他のプレゼンテーションオブジェクトの上を越えたり横断したりせずに見えてきてまた見えなくなるように、プレゼンテーションスライド100(図1を見よ)上のロケーション又は位置を取り巻く目に見えないフレーム内に所定の位置に下降した後視界から消えることによって、プレゼンテーションスライド100(図1を見よ)において交互に見えてきては見えなくなる。
蜘蛛の画像114であるGIFアニメーションプレゼンテーションオブジェクトの最初の画像は空白の画像である。蜘蛛は視界から消え、上記の図2にキャプチャされ描かれた単一画像のJPEG画像120には蜘蛛の画像はレンダリングされていない。アニメーションGIFプレゼンテーションオブジェクトの最初の画像は空白の画像だから、図2に示すように先行技術のプロセスでは蜘蛛はキャプチャされない。しかしながら、本発明の実施例によれば、アニメーションGIFプレゼンテーションオブジェクト全体が分析され、図3に示すように最も込み入った興味深い画像が選択されプレゼンテーションスライド130にレンダリングされる。
一つの実施例において、プログラムは、全てのプレゼンテーションオブジェクトを識別するためにPPTプレゼンテーションファイルを構文解析してから、スライドごとに、もしあれば、どのプレゼンテーションオブジェクトがアニメーションGIFプレゼンテーションオブジェクトか判定する。アニメーションGIFプレゼンテーションファイルを識別するとき、本発明の一つの実施例は画像の複雑性を測定するためにアニメーションGIFの画像ごとの分析が可能である。一つの実施例において、分析はアニメーションGIFの画像ごとに空間勾配測定値を計算するためにロバーツ・クロスの演算子が適用される。単一画像のJPEGファイルにレンダリングするために最大勾配合計を有する画像が選択される。言うまでもなく、ロバーツ・クロスの演算子による画像分析は画像分析の一つの方法にしかすぎず、画素勾配、エッジの定義、又はその他の画像の複雑性の指標を測定する任意の他の方法を採用することができる。他の実施例において、技術分野で2次元の離散コサイン転換(DCT)として知られ、結果として生じるDCT係数、ラプラシアン(Laplacian)エッジ検出、カニー(Canny)エッジ検出を分析するそうした分析方法、及び画像の内容を分析するのに使用可能なその他のそうした方法など、他の画像分析を実行する。
そこで、図3において、蜘蛛の画像114であるアニメーションGIFの最も込み入った又は興味深い画像をキャプチャし描くために第1の単一画像JPEGファイルが生成される。模式的PPTプレゼンテーションスライド100(図1を見よ)には2個のアニメーションGIFオブジェクト(112、114)と効果が適用された2個のプレゼンテーションオブジェクト(108、110)が入っている。プレゼンテーションオブジェクトに適用された効果、それも特に適用された最終効果をキャプチャすると共に、アニメーションGIFプレゼンテーションオブジェクトの最も興味深い或いは込み入った画像をキャプチャするために、複数の単一画像JPEGファイルが生成される。
図4は、本発明の一つの実施例による、図1において説明したPPTプレゼンテーションスライドを変換して生成された次のもしくは第2の単一画像JPEGファイルである。図4において、プレゼンテーションスライド135の画像に第3のテキスト行108が追加されている。題名のテキスト102、第1のテキスト行104、第2のテキスト行106は図3に説明及び示した通りで変わらない。第3のテキスト行108は何らかの効果が適用されており、最初に気付く効果は第3のテキスト行108にアピアリング効果が適用されているということである。第3のテキスト行108は図3では見えなかったから、蜘蛛の画像114がプレゼンテーションスライド135の中に下降、つまり出現すると又は出現した後に第3テキスト行108が(ソースPPTプレゼンテーションファイルに)現れる。
図5は、本発明の一つの実施例による、図1に説明されたPPTプレゼンテーションを変換して生成された次のもしくは3番目の単一画像JPEGファイルのプレゼンテーションスライドイメージ140である。図5に表示されているように、第3テキスト行108はさらにディミング効果が適用されている。題名テキスト102、第1テキスト行104、第2テキスト行106は全て図4に図解及び説明したのと基本的に同じままである。しかしながら、第3テキスト行108は今では(図5では)ディムになった又は「グレーアウトした」テキストで、プレゼンテーションオブジェクトに適用された効果を示している。アピアリング効果又はプレゼンテーション順に従って、第3テキスト行は図4で見えるようになり、次に図5でディムになる又は「グレーアウト」される。アピアリング効果と同じく、ディミング効果を単一JPEGファイルに十分に示すことはできないが、本発明の一つの実施例によれば、割り当てられたディミング効果を描くために2個以上の単一画像JPEGファイルが生成され、生成された第1JPEG画像(図3)と共に、その2個以上の単一画像JPEGファイルが図1に表示及び説明したプレゼンテーションオブジェクトに割り当てられたアピアリング効果又は出現の順番を示す。従って、発明の一つの実施例において、第3テキスト行108に属性がつけられた又は割り当てられた効果は生成された2個以上のJPEGファイル(図4及び5)から分かる。第3テキスト行108を普通のテキストで示し(図4)、次にプレゼンテーションオブジェクトに割り当てられた又は属性がつけられたディミングの効果を示す(図5)。第3テキスト行108の「アピアリング」は効果が割り当てられたように知覚されるかもしれないが、一つの実施例において、第3テキスト行108は図3にはないけれども図4に現れるという事実を公知のPPTの実施及びプロセスに従ってプレゼンテーションオブジェクトに割り当てられたプレゼンテーションの順番によって説明できる。言うまでもなく、プレゼンテーションの順番の結果、割り当てられた順番が実行される任意のプレゼンテーションオブジェクトに対する効果が表示されることになる。
図6に示すのは、発明の一つの実施例による、蛙の画像110に割り当てられたプレゼンテーション効果を描いた2個のJPEG画像ファイルの一つ目の画像145である。図6で、蛙の画像110は、図4及び5において先に説明したグレーアウトされた第3テキスト行108の下に「出現する」。上述のごとく、第3テキスト行108が最初に現れ(図4)、次にディムになる又はグレーアウトする(図5)。図6で、第3テキスト行108はグレーアウトしており、蛙画像110はそのグレーアウトした第3テキスト行108の下に表示されている。一つの実施例では、第3テキスト行108のディミング又はグレーアウトの効果が表示された後、蛙の画像110が現れる。蛙画像110に割り当てられた効果はアピアリングの一つで、蛙画像100のプレゼンテーションオブジェクトのプレゼンテーション順はディミング効果が第3テキスト行に適用された後に現れることである。発明の一つの実施例によれば、蛙画像110に割り当てられた又は属性がつけられた効果を単一JPEG画像ファイルに十分にキャプチャすることができれば、先に説明した既に生成された画像ファイルに続いて、生成されなければならないのは単一の追加JPEG画像ファイルだけである。しかしながら、模式的PPTスライドにおいては、更なる効果、つまり蛙画像110に割り当てられた又は属性がつけられた効果の最終効果を示すために追加JPEGファイルが生成される。
図7に、本発明の一つの実施例による。蛙の画像110に割り当てられた又は属性がつけられた効果を説明するために生成された2個のJPEG画像ファイルのうちの2番目の画像150を示す。図7において、題名のテキスト102、第1テキスト行104、第2テキスト行106、第3テキスト行108、及び蜘蛛の画像114は基本的に図6に示したのと全く同じままである。図6に表示された蛙の画像110は図7では見えなくなっている又は「バニッシュ」している。蛙の画像110に割り当てられた効果は第3テキスト行108がディムになる又はグレイアウトすると又はそうなった後に見えてきて、またバニッシュする。本発明の一つの実施例によれば、蛙の画像110に割り当てられた効果によって2個以上のJPEG画像ファイル(図6及び7)が生成され、その2個以上のJPEG画像ファイルが、他の生成されたJPEG画像ファイル(図3及び4)と共に、単一JPEG画像ファイルでは伝えられないプレゼンテーションオブジェクトに割り当てられた又は属性がつけられた効果を示す。
図8に示すのは、本発明の一つの実施例による、図1に説明及び示したPPTプレゼンテーションスライドから生成された最終JPEG画像155である。図8では、上に説明した「HOHO」アニメーションから「HOHO」画像112が追加されている。発明の一つの実施例では、「HOHO」112画像として表示すべき最も興味深く込み入った画像を判定及び選択するために集合的に「HOHO」GIFアニメーションをなす複数の画像が分析される。上述の通り、「HOHO」112は、画面の下側から上に向かって画面を移動するアニメーションGIFである。図8に示したように画像がその割り当てられた位置に納まると、終わりの3文字が一度見えなくなった後、また見えてくる、又は「HOHO」が完成するまで一度に一字ずつ画像に追加される。終わりの3文字は見えなくなり、その後再び連続繰り返しループで一度に一字ずつ追加される。図2に示したように、PPTアプリケーションの先行技術による変換で生成された単一JPEG画像には、最初の「H」しかレンダリングされない。アニメーションの効果又はインパクトが不明なばかりでなく、画像全体はレンダリングされない。
本発明の一つの実施例において、アニメーションGIFの分析はアニメーションGIFの画像ごとに空間勾配測定値を計算するためにロバーツ・クロスの演算子を用いて行なわれる。単一画像JPEGファイルにレンダリングするために最大勾配和をもつ画像が選択される。最大勾配和をもつ画像は最もエッジが多く、そのためにアニメーションGIFから最も興味深い又は込み入った画像を表示すると仮定する。この例において、図8に示した「HOHO」112は、図2に表示した単一の「H」112よりも込み入り、完成度が高いのは確かである。他の実施例において、GIFアニメーションからレンダリングすべき最も興味深い又は込み入った画像を判定するために別の分析方法を実施する。
図8は示すのは、図1に示した単一PPTスライドの変換からレンダリングされた最終JPEG画像155である。題名のテキスト102、第1テキスト行104、第2テキスト行106、第3テキスト行108、及び蜘蛛の画像114は基本的に図7に示したプレゼンテーションオブジェクトと全く同じで、HOHOのGIFアニメーションを表わす「HOHO」112が画像に追加されている。図3〜8に、発明の一つの実施例による、単一PPTプレゼンテーションスライドから生成された複数の単一画像JPEGファイルで、プレゼンテーション効果をキャプチャ及び示すと共にプレゼンテーションオブジェクトの最も興味深い又は込み入ったGIFアニメーション画像をキャプチャ及び示している。図3〜8は、先行技術の単一画像JPEG画像変換を超える本発明の実施例の少なくとも2つの長所を説明している。本発明の実施例は複数のJPEGファイルに入っているPPTスライドの各プレゼンテーションオブジェクトのエンドポイント効果をキャプチャする。さらに、本発明の実施例は、勾配和又は望ましい任意の他の分析方法によって測定される複雑性が最も高い画像を識別及びレンダリングするためにアニメーションGIFプレゼンテーションオブジェクトを分析する。
図9は、本発明の一つの実施例による、PPTスライドプレゼンテーションを単一画像のJPEGファイルに変換する方法操作を図解しているフローチャート200である。例をあげて説明するために、一般的なマルチプラットフォームの圧縮単一画像フォーマットとしてJPEGフォーマットを使用しているが、言うまでもなく、MJPEGとして知られるモーションJPEGを作成するのに使用される複数のJPEG画像ファイルだけでなく、例えば、ビットマップなど任意の他の単一画像フォーマットを実現することができる。図9及び10に例をあげて説明した方法を、本発明の一つの実施例の実例として、また本発明の実施例により結果を達成するのに使用可能な複数のアルゴリズムの任意の一つとして提供している。
この方法は、マイクロソフトパワーポイントファイルを読み出す操作202から始まる。PPTファイルは任意の数のプレゼンテーションスライドを保有することができる。また、各スライドは、プレゼンテーション効果、アニメーションなどを各々有することができるプレゼンテーションオブジェクト(PO)を親アプリケーションが許す限りの数で保有することができる。
この方法は操作204に進み、そこで全てのプレゼンテーションオブジェクトを識別するためにPPTファイルが構文解析される。各プレゼンテーションスライドには1個以上のプレゼンテーションオブジェクトが入っている。プレゼンテーションオブジェクトはテキストのことも、画像のことも、或いはアニメーションのこともありえる。本発明の一つの実施例においては、PPTファイル全体のプレゼンテーションオブジェクトがファイルを構文解析して先ず識別され、その際プレゼンテーションオブジェクトはプレゼンテーションスライドごとにプレゼンテーションオブジェクトとして構文解析及び識別される。
次に、データプロセス206で、一度に1スライドずつ、PPTプレゼンテーションが調べられる。データプロセス206は、PPTプレゼンテーションファイルに入っている各スライドに対して繰り返される方法操作のループを成立させる。
操作208で、Next Display Orderの値が「0」に初期化され、操作210でLoop Display Orderの値が「0」に初期化され、さらに操作212でSlideDoneの値が「TRUE」に初期化される。本発明の一つの実施例において、詳細なアルゴリズムが複数の操作を経て処理され、複数のプレゼンテーションオブジェクト、プレゼンテーションスライドなどに対して繰り返される。操作208、210、212でアルゴリズムによりプレゼンテーションオブジェクト及びプレゼンテーションスライドを処理する際に使用された値を初期化またはリセットされる。言うまでもなく、例にあげた値を使用しない或いは別のやり方で実現する他のアルゴリズムを使用できることを理解すべきである。
この方法はデータプロセス214に進み、そこでPPTプレゼンテーションファイル内の各プレゼンテーションオブジェクトを調べるために入れ子型ループを成立させる。本発明の一つの実施例によれば、全てのプレゼンテーションオブジェクトを識別するためにPPTプレゼンテーションファイル全体が構文解析された後(操作204)、各スライドが調べられ(データプロセス206)、データプロセス214で示したように各スライド内の各プレゼンテーションオブジェクトが調べられる。
この方法は決定ブロック216に進み、そこでプレゼンテーションオブジェクトが効果を有するかどうか判定される。一つの実施例において、識別された各プレゼンテーションオブジェクトにはプレゼンテーションオブジェクトを記述、定義、限定、拡張、或いはその他のやり方で修正をする属性が割り当てられ又は定義されている。プレゼンテーションオブジェクトがプレゼンテーション効果を含む属性を有する場合には、この方法はプレゼンテーションオブジェクトにプレゼンテーション効果が割り当てられていることを識別し、決定ブロック216に対して「イエス」になる。上述のごとく、プレゼンテーション効果にはアピアリング(appearing)、ディサピアリング(disappearing)、ディミング(dimming)といった基本的効果があり、さらに、基本的効果を達成するための方法又は手段として使用されるかも或いは使用されないかもしれないその他の効果には多方向ブラインド(multi-directional blinds)、ウィンドウ(windowing)、フライイン(fly-in)、フライアウェイ(fly-away)、ディゾルブ(dissolving)、ワイプ(wiping)、タンブリング(tumbling)、渦巻き(twirling)、爆発(exploding)などといった効果がある。
プレゼンテーション効果が識別されたら、つまり決定ブロック216に対して「イエス」ならば、この方法は結合子「B」を通って、下に図10において説明するフローチャート200の続きへと進む。効果が識別されなければ、つまり決定ブロックに対して「ノー」ならば、決定ブロック218へと進み、そこでプレゼンテーションオブジェクトがアニメーションかアニメーションGIFかどうか判定される。一つの実施例においては、アニメーションGIFを含み、アニメーションは割り当てられた属性で識別されるが、言うまでもなく、本発明の実施例においてはどんなアニメーション認識フォーマットでも処理することができる。
現在のプレゼンテーションオブジェクトがアニメーションGIFなどアニメーションならば、決定ブロック218に対して「イエス」ならば、操作220に進む。操作220で、GIFアニメーションで最も込み入った或いは興味深い画像を識別するためにアニメーションGIFが分析される。一つの実施例において、分析はGIFアニメーションの各画像に対してロバーツ・クロスの演算子を用いて成し遂げられる。知られているように、ロバーツ・クロスの演算子はアニメーションGIFの各画像の空間勾配測定値を計算するために用いられる。本発明の一つの実施例においては、アニメーションGIFの各画像の空間勾配測定値を計算するためにロバーツ・クロスの演算子を使用している。最大勾配合計をもつ画像が選択され、この方法は操作222に進む。言うまでもなく、ロバーツ・クロスの演算子による画像分析は一つの画像分析方法にしかすぎず、画素勾配、エッジの定義や、その他の画像の複雑性の指標を測るための任意の他の方法を使用することができる。
決定ブロック218で、プレゼンテーションオブジェクトがアニメーションGIFと識別されなければ、つまり決定ブロック218に対して「ノー」ならば、操作222に直接進む。操作222で、プレゼンテーションオブジェクトがスライド画像バッファにレンダリングされる。フローチャート200をたどるこの最初の限定されたプロセスの操作222の時点でプレゼンテーションオブジェクトの画像は効果なし且つアニメーションでないプレゼンテーションオブジェクトか、或いは効果なしだがアニメーションのプレゼンテーションオブジェクトかのどちらかで、レンダリングされた画像はアニメーションGIFで最大のロバーツ・クロスの勾配和をもつ画像である。操作222で、しかるべき画像がスライド画像バッファにレンダリングされ、この方法は決定ブロック224に進む。
決定ブロック224で、現在のプレゼンテーションスライド用のプレゼンテーションオブジェクトがもっとあるか、或いは現在のプレゼンテーションスライドの中にプレゼンテーションオブジェクトがもっとあるかどうか判定される。上述のごとく、本発明の一つの実施例はPPTプレゼンテーションの各スライドを調べるためのループと、各プレゼンテーションスライドの中の各プレゼンテーションオブジェクトを調べるための入れ子型ループを成立させる。上述のごとく、アニメーションが識別されると、単一画像JPEGファイルにレンダリングするために最も込み入った又は興味深い画像が選択される。しかしながら、プレゼンテーション効果が割り当てられたプレゼンテーションオブジェクトから、プレゼンテーションオブジェクト及びエンドポイント効果が適用されたプレゼンテーションオブジェクトをキャプチャするために2個以上の単一画像JPEGファイルが生成されることがある。従って、アニメーションGIFから単一画像が選択され、スライド画像バッファにレンダリングされる場合、この方法はアニメーションGIFから選択された画像のJPEGファイルを生成する前に、調べているPPTプレゼンテーションスライドにさらにプレゼンテーションオブジェクトが存在しているかどうか判定するために先ず調べることができる。結果として生じたJPEG画像ファイルは、従って、アニメーションGIFから選択された画像とプレゼンテーションスライド及びプレゼンテーションオブジェクトを調べて判定された別の一つ以上の画像とを保有している可能性がある。本発明の実施例に従って生成されたJPEG画像ファイルの例については図3〜8及び以下の表1を参照のこと。
本発明の一つの実施例によれば、現在のスライドに分析すべきプレゼンテーションオブジェクトがもっと入っていれば、つまり決定ブロック224に対して「イエス」ならば、プレゼンテーションスライド内の次のプレゼンテーションオブジェクトを調べるためにデータプロセス214に戻る。次に、すでに説明したように、次のプレゼンテーションオブジェクトに対してこの方法が繰り返される。現在のプレゼンテーションスライド用のプレゼンテーションオブジェクトがそれ以上なければ、つまり決定ブロック224に対して「ノー」ならば、操作226に進む。
操作226において、操作222で書き込まれたスライド画像バッファファイルからJPEG画像ファイルを生成することができる。下記のフローチャート200の続きの説明から明白になるように、スライド画像バッファファイルは操作220で選択された画像を保有していることがあり、その選択された画像はアニメーションGIFから最も込み入っている或いは興味深いとして選択された画像を表わしているかもしれない。またスライド画像バッファファイルには、下記のように、効果を有し且つ処理された1個以上のプレゼンテーションオブジェクトが入っていることがある。
この方法は決定ブロック228に進み、「SlideDone」フラッグがFALSEかどうか判定される。操作208、210、212において先に説明したように、本発明の一つの実施例を説明するのに用いたアルゴリズムには複数のフラッグ及び値が使用される。決定ブロック228で、図解した方法はSlideDoneフラッグがFALSEかどうか確認するために調べる。SlideDoneフラッグがFALSEならば、(例えば、下に説明する操作238を見よ)、つまり決定ブロック228に対して「イエス」ならば、操作230へと進み、そこでLoopUpdateフラッグが「YES」になり、操作232に進み、Next Display Order番号がLoop Display Order番号に設定され、操作212に戻り、そこでSlideDoneフラッグがTRUEになる。この方法は、次に、データプロセス214に進み、プレゼンテーションスライド内のプレゼンテーションオブジェクトの処理が続行される。
もし、決定ブロック228で、SlideDoneフラッグがFALSEでなければ、つまり決定ブロック228に対して「ノー」ならば、決定ブロック234に進み、PPTファイルのプレゼンテーションスライドが全て処理されたかどうか判定される。もしPPTファイルのプレゼンテーションスライドが未だ全て処理されていなければ、つまり処理すべきファイルがまだあるから決定ブロック234に対して「イエス」ならば、PPTファイルの次のプレゼンテーションスライドを調べるためにデータプロセス206に戻る。PPTファイルのプレゼンテーションスライドが全て処理されていたら、つまりプロセスするスライドがそれ以上ないから決定ブロック222に対して「ノー」ならば、この方法は終了する。
図9は、本発明の実施例による、PPTプレゼンテーションファイルを複数のJPEGファイルに変換するための方法操作を図解しているフローチャートの第1部である。もし、プレゼンテーションオブジェクトの検査で、プレゼンテーション効果が割り当てられることが分かれば、この方法は結合子「B」を通って図10に説明したフローチャート200の続きに進む。
図10は、本発明の一つの実施例による、PPTスライドプレゼンテーションを単一画像JPEGファイルに変換するための方法操作を図解しているフローチャート200の続きである。図10に示した方法操作は、図9に示し説明した決定ブロック216から流れる結合子「B」を通ってアクセスする。決定ブロック216で、プレゼンテーションオブジェクトはプレゼンテーション効果が割り当て、又は属性がつけられているか、或いはその他のやり方でプレゼンテーションオブジェクトと関係付けられているかどうか判定される。プレゼンテーション効果があれば、つまり決定ブロック216に対して「イエス」ならば、結合子「B」を通って、図10に表示したフローチャート200の続きへと進む。
結合子「B」を通った後、この方法は決定ブロック236に進み、そこでプレゼンテーションオブジェクトの表示順番の番号が次の表示順番の番号よりも大きいかどうか判定される。図3〜8に関して先に説明したように、PPTプレゼンテーションのアピアリング効果は複数のオブジェクト間に表示順を指定することによって実現できる。同様に、オブジェクトのディサピアリングは事象又は効果の指定前、指定時、又は指定後に発生可能で、一般的に、効果を有する各プレゼンテーションオブジェクトには関連付けられた表示順番の番号がある。本発明の一つの実施例において、PPTスライドプレゼンテーションの複数のJPEG画像ファイルへの変換により、しかるべくプレゼンテーションオブジェクトに割り当てられた効果を正確に伝える順番に並べられたJPEG画像ファイルを有する親PPTスライドプレゼンテーションの論理表現が実現される。例として、プレゼンテーションオブジェクトが別のプレゼンテーションオブジェクトのディミング効果に続いて発生するアピアリング効果を有している場合には、アピアリング効果を表示するJPEG画像の生成に先立ち、ディミング効果を有するJPEG画像が生成される。決定ブロック236は、JPEG画像ファイルを生成するとき、プレゼンテーションオブジェクトとプレゼンテーションオブジェクトに割り当てられた効果が共に確実に正しい順番に並んでいるようにする。従って、現在のプレゼンテーションオブジェクトの表示順番の番号が次の表示順番の番号よりも大きければ、つまり決定ブロック236に対して「イエス」ならば、操作238に進み、SlideDoneフラッグはFALSEになる。一つの実施例において、操作238は、各プレゼンテーションオブジェクト及び各プレゼンテーションスライドが確実に処理されるようにする本発明の一つの実施例を例証するために用いたアルゴリズムに使用される複数のフラッグ及び値のうちの一つを表わしている。SlideDoneフラッグがFALSEになったら、LoopUpdateフラッグがNOになっているかどうか判定するために決定ブロック240に進む。
一つの実施例において、LoopUpdateフラッグは、本発明の一つの実施例を例証するのに用いたアルゴリズムに使用される複数のフラッグ及び値のうちのもう一つで、これについては下に操作252に関してより詳細に説明する。LoopUpdateフラッグがNOならば、つまり決定ブロック240に対して「イエス」ならば、この方法は別のプレゼンテーションオブジェクトを調べるために結合子「A」を通ってデータプロセス214に戻る。
LoopUpdateフラッグがNOでなければ、つまり決定ブロック240に対して「ノー」ならば、操作242に進む。操作242で、この方法では、Loop Display Order番号を、Next Display Order番号よりも大きいPresentation Object's Display Order番号かLoop Display Order番号かのうちのどちらか小さいほうに設定することができる。本発明の一つの実施例において、方法操作242は確実に、プレゼンテーション効果の最終効果がキャプチャされると共に、プレゼンテーション効果が割り当てられた又は属性がつけられたプレゼンテーションオブジェクトに対するプレゼンテーション効果をキャプチャしている一個以上のJPEG画像ファイルの論理的レンダリングを生じるために、プレゼンテーションスライドのプレゼンテーションオブジェクトが各々処理されるようにする。本発明の一つの実施例による、複数のJPEG画像ファイルを得るために実現されるアルゴリズムの一つの実施例において、複数のフラッグ及び値が使用され、操作242では比較分析を用いて処理を続ける。
操作242の後に、この方法は、説明したようにプレゼンテーションオブジェクトの処理及び分析を続けるために、接合子「A」と通ってデータプロセス214に戻る。
話を決定ブロック236に戻すと、プレゼンテーションオブジェクトのDisplay Order番号がNext Display Order番号よりも大きくなければ、つまり決定ブロック236に対して「ノー」ならば、決定ブロック244に進み、そこでプレゼンテーションオブジェクトの割り当てられた或いは属性がつけられた効果がハイディング(hiding)効果か又はディミング効果か判定される。効果がハイディング効果でもディミング効果でもなければ、つまり決定ブロック244に対して「ノー」ならば、上記の方法操作に従って処理を続けるために接合子「C」を通って決定ブロック218に戻る。効果がハイディング効果かディミング効果ならば、つまり決定ブロック244に対して「イエス」ならば、決定ブロック246に進む。
決定ブロック246で、発明の一つの実施例において、この方法はプレゼンテーションオブジェクトがすでにレンダリングされたかどうか判定する。言い換えれば、割り当てられた効果がハイディング又はディミング効果ならば、この方法では次にプレゼンテーションオブジェクトがすでにレンダリングされたかどうか判定することができる。プレゼンテーションオブジェクトがレンダリングされていなければ、つまり決定ブロック246に対して「ノー」ならば、操作248に進み、そこでSlideDoneフラッグがFALSEになり、次に操作250に進み、そこでLoop Display OrderがPresentation Object's Display Order番号に設定される。この方法は次に操作252に進み、そこでLoopUpdateフラッグをNOにした後、処理を続けるために結合子「C」を通って図9の決定ブロック218に行く。上述のごとく、本発明によりプレゼンテーションスライドを処理するためのアルゴリズムの一つの実施例では複数のフラッグ及び値が使用される。一つの実施例において、操作248、250、252は間違いなく処理が続行されるように値を設定及び/又は更新する。発明の一つの実施例において、操作248、250、252は効果を適用する前のプレゼンテーションオブジェクトの状態をキャプチャするために使用される。言い換えれば、例えば、もし効果がプレゼンテーションオブジェクトをディムにするためだけれど、つまり決定ブロック244に対して「イエス」だけれど、プレゼンテーションオブジェクトは未だレンダリングされていなければ、つまり決定ブロックに対して「ノー」ならば、「ディムになっていない」プレゼンテーションオブジェクトが最初に一つのJPEG画像にレンダリングされていない限り「効果」はキャプチャされず、その後効果を適用して、ディムになったプレゼンテーションオブジェクトが別のJPEG画像にレンダリングされる。発明の一つの実施例において、操作248、250.252は確実に、表示順番の順列が維持され、現在のスライドでプレゼンテーションオブジェクトの処理が続けられ、この方法が結合子「C」を通って図9の決定ブロック218に戻るようにする。上述のごとく、決定ブロック218に続く方法操作を通って処理が続けられることにより現在のプレゼンテーションオブジェクトがレンダリングされることになり、決定ブロック246を通って処理を続けることができる。
プレゼンテーションオブジェクトがすでにレンダリングされていれば、つまり決定ブロック246に対して「イエス」ならば、決定ブロック254に進み、そこで割り当てられた効果が「ハイディング」効果がどうか判定される。効果がハイディング効果ならば、つまり決定ブロック254に対して「イエス」ならば、結合子「A」を通って図9のデータプロセス214に行き、すでに説明したようにプレゼンテーションオブジェクトの検査及び処理を続ける。例として、プレゼンテーション効果がハイディング効果ならば、プレゼンテーションスライドに別のプレゼンテーションオブジェクトを配置するか、プレゼンテーションスライド内の別のプレゼンテーションオブジェクトを移動させて効果に属性がつけられている現在のプレゼンテーションを隠すことによって「ハイディング」を達成することができる。後続のプレゼンテーションオブジェクト、つまり現在のプレゼンテーションオブジェクトの次の表示順番の番号を有するプレゼンテーションオブジェクトが現プレゼンテーションオブジェクトのハイディングを成就し、後続の表示順番の番号を有するプレゼンテーションオブジェクトが検査、処理、及びレンダリングされると効果がキャプチャされる。従って、この方法は検査及び処理を続行するために図9のデータプロセス214に戻る。
もし、決定ブロック254で、効果がハイディング効果ではないと判定された場合には、つまり決定ブロック254に対して「ノー」ならば、操作256に進む。発明の一つの実施例において、この方法は操作254で「Draw Mode」を「Dim」に、「Draw Color」を「Dim Color」にすることができる。一つの実施例において、この操作は、プレゼンテーションオブジェクトがレンダリングされると、「グレイアウト」効果とも知られるディム効果が確実にキャプチャされるようにする。この方法は次に、上記の通り処理を続行するために結合子「C」を通って図9の決定ブロック218に行く。
上述のごとく、図9及び10に示したフローチャート200はPPTプレゼンテーションのJPEG画像又はその他の好ましい圧縮された単一画像フォーマットを作成するためのアルゴリズムの一実施例を説明している。言うまでもなく、同じ結果を達成するのに他のアルゴリズムを実現することができる。下の表1は、図1に示し、図3〜8に表示した複数のJPEG画像ファイルに変換された単一のPPTプレゼンテーションスライドの処理を例をあげて説明したものである。プレゼンテーションオブジェクトを各々説明し、図1に示した単一PPTプレゼンテーションスライドの処理を図9及び10に示すと共に説明したフローチャート200でたどることができる。
図1に示したプレゼンテーションスライド及びそこに入っているプレゼンテーションオブジェクトから図3〜8の生成をトレースできるように表1を用意した。図1に話を戻すと、プレゼンテーションオブジェクト1〜7(PO1〜PO7)を次のように指定している。
PO1:題名のテキスト102
PO2:第1のテキスト行104
PO3:蜘蛛の画像114
PO4:第3のテキスト行108
PO5:蛙の画像110
PO6:HOHO画像112
PO7:第2のテキスト行106
例をあげて説明した方法によりプレゼンテーションスライドのJPEG画像への処理が完了するまで、図9及び10に示したフローチャート200でPO1〜PO7を各々トレースすることができる。図9に関して上に説明したように、この方法はPPTファイルが読み取られる操作202から始まる。本例で、PPTプレゼンテーションファイルは図1に示した単一のプレゼンテーションスライド100である。この方法は、PPTファイルがプレゼンテーションオブジェクトに構文解析される操作204に進む。本例で、プレゼンテーションオブジェクトはPO1〜PO7に対して上に指定したとおりである。データブロック206で、各スライドが検査され、本例では、単一プレゼンテーションスライド100が検査される。操作208で、Next Display Order番号を0にし、操作210でLoop Display Order番号を0にする。この方法は次に、上述のごとく、操作212に進み、そこでSlideDoneがTRUEに設定され、そしてデータブロック214で、プレゼンテーションスライドの中の各POを検査するためのループが確立される。下記の表はデータブロック214でPO1から始まる。
要約すれば、上述の発明はPPTプレゼンテーションファイルを単一画像JPEGファイル、又は望ましい任意の他のタイプの圧縮画像ファイルに変換するための方法を提供する。マルチプラットフォーム機能を有すると共にネットワーク型、インターネット、及びクロスプラットフォーム環境で基本的にユニバーサルな実現ができるから、模式的フォーマットとしてJPEGフォーマットを選んだ。本発明の実施例はPPTプレゼンテーションにおけるプレゼンテーションオブジェクトだけでなく複数のJPEG画像ファイルのプレゼンテーション効果もキャプチャすることを理解すべきである。開示した方法は、分散型ネットワーク内でアクセス可能な又はインターネットからダウンロード可能な、独立型プログラムとして、クライアント・サーバアプリケーションとして、コンピュータ可読媒体に書き込まれたコンピュータコードとして、もしくはコンピュータチップに書き込まれた或いはコンピュータチップから実行可能なファームウェアとして実現可能である。
上記の実施例を考慮すれば、本発明はコンピュータシステムに保持されたデータを必要とする様々なコンピュータで実現する操作を採用することが分かるはずである。これらの操作(operation)は物理的数量の物理的操作(manipulation)を要する操作である。必ずしてもそうとは限らないが、普通、これらの数量は保持、転送、結合、比較、及びその他の操作が可能な電気又は磁気信号の形になっている。さらに、実行される操作(manipulation)は、生成、識別、判定、又は比較といった用語で示されることが多い。
発明はコンピュータ可読媒体に実装されたコンピュータ可読コードとして実施することもできる。コンピュータ可読媒体とは、コンピュータシステムが後から読み出せるデータを保持可能な任意のデータ記憶装置である。コンピュータコードが実施された電磁搬送波もコンピュータ可読媒体の一つである。コンピュータ可読媒体の例としては、ハードドライブ、ネットワーク結合ストレージ(NAS)、読み出し専用メモリ、ランダムアクセスメモリ、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープや、その他の光学式及び非光学式データ記憶装置などがある。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ可読コードを分散して保持及び実行できるように、ネットワーク結合コンピュータシステムで分散することもできる。
本書で説明したPPTプレゼンテーションファイルからJPEG画像ファイルへの変換の機能は一つの実施例において一つのコンピュータに組み込めることを理解すべきである。加えて、PPTプレゼンテーションファイルからJPEG画像ファイルへの変換の機能を実行するコードを半導体チップにハードコードすることができる。当業者ならば、半導体チップには上述の機能を提供するように構成された論理ゲートが備わっていることを理解するだろう。例えば、本書で説明している必要な機能を提供するためにファームウェア及び論理ゲートのレイアウトを合成するのにハードウェア記述言語(HDL)を採用することができる。
上記の発明をはっきり理解できるようにいくぶん詳細に説明してきたが、添付の特許請求の範囲内で特定の変更及び修正が可能なことは明白であろう。よって、本願の実施例は説明として捉えるべきで限定と捉えるべきではない。また、発明は本書で説明した詳細に限定されるものではなく、添付した特許請求の範囲内及び請求項と同等のものの範囲内で修正可能である。
Figure 2005073255

Figure 2005073255

Figure 2005073255
プレゼンテーションスライド及びそのプレゼンテーションスライドに構築又は割り当てられたプレゼンテーションオブジェクトを表示している図。 マイクロソフトのパワーポイントプログラムによってPPTフォーマットからJPEGフォーマットに変換されたPPTプレゼンテーションスライドの単一画像JPEGファイルを説明する図。 本発明の一つの実施例による、図1に示したPPTプレゼンテーションスライドの変換により生成された第1の単一画像JPEGを表示している図。 本発明の一つの実施例による、図1に示したPPTプレゼンテーションスライドの変換により生成された次の又は第2の単一画像JPEGを表示している図。 本発明の一つの実施例による、図1に示したPPTプレゼンテーションスライドの変換により生成された次の又は第3の単一画像JPEGを表示している図。 本発明の一つの実施例による、蛙の画像に割り当てられたプレゼンテーション効果を説明する2個のJPEG画像ファイルのその1を表示している図。 本発明の一つの実施例による、蛙の画像に割り当てられた又は属性がつけられた効果を説明するために生成された2つのJPEG画像ファイルのその2を表示している図。 本発明の一つの実施例による、図1に説明及び示したPPTプレゼンテーションスライドから生成された最終的JPEG画像を表示している図。 本発明の一つの実施例による、PPTスライドプレゼンテーションを単一画像のJPEGファイルに変換するための方法操作を説明するフローチャート。 本発明の一つの実施例による、PPTスライドプレゼンテーションを単一画像のJPEGファイルに変換するための方法操作を説明するフローチャートの続き。
符号の説明
200:フローチャート
202:操作
204:操作
206:データプロセス
208:操作
210:操作
212:操作
214:データプロセス
216:決定ブロック
218:決定ブロック
220:操作
222:操作
224:決定ブロック
226:操作
228:決定ブロック
230:操作
232:操作
234:決定ブロック
238:操作
240:決定ブロック
242:操作
244:決定ブロック
246:決定ブロック
248:操作
250:操作
252:操作
254:決定ブロック
256:操作

Claims (21)

  1. パワーポイント(PPT)プレゼンテーションファイルを圧縮された単一画像ファイルに変換するための方法であって、
    PPTプレゼンテーションファイルを開き、
    各プレゼンテーションスライドを識別すると共に各プレゼンテーションスライドに表示されている各プレゼンテーションオブジェクトを識別するためにPPTプレゼンテーションファイルを構文解析し、
    PPTプレゼンテーションファイルの第1プレゼンテーションスライド内のプレゼンテーションオブジェクトをキャプチャしている第1の圧縮された単一画像フォーマットの画像を生成し、
    PPTプレゼンテーションファイルの第1プレゼンテーションスライド内のプレゼンテーションオブジェクトをキャプチャしている第2の圧縮された単一画像フォーマットの画像を生成してなり、
    第1圧縮単一画像フォーマット画像は効果が適用される前のプレゼンテーションオブジェクトをキャプチャし、第2圧縮単一画像フォーマット画像はプレゼンテーションオブジェクトに適用された効果のエンドポイントをキャプチャしていることを特徴とする方法。
  2. アニメーションGIFオブジェクトを識別し、
    そのアニメーションGIFオブジェクト内の各画像を検査し、
    圧縮された単一画像フォーマットの画像としてレンダリングするための画像を検査したアニメーションGIFオブジェクトから選択すること、
    からさらになることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 各プレゼンテーションスライドを識別すると共に各プレゼンテーションスライドに表示されている各プレゼンテーションオブジェクトを識別するためのPPTプレゼンテーションファイルの構文解析にはプレゼンテーションオブジェクトの属性を識別することが含まれ、プレゼンテーションオブジェクトの属性にはプレゼンテーションオブジェクトに割り当てられたプレゼンテーション効果が含まれることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. アニメーションGIFオブジェクト内の各画像の検査にはアニメーションGIFオブジェクト内の各画像へのロバーツ・クロスの演算子の適用が含まれることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  5. 圧縮された単一画像フォーマットの画像としてレンダリングするための画像を検査したアニメーションGIFオブジェクトから選択することにはロバーツ・クロスの演算子を用いて計算された最大空間勾配測定値をもつ画像を識別することが含まれることを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 第1圧縮単一画像フォーマット画像及び第2圧縮単一画像フォーマット画像のファイルフォーマットはJPEGであることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  7. パワーポイント(PPT)プレゼンテーションファイルから圧縮されたJPEG画像フォーマットファイルを作成するための方法であって、
    PPTプレゼンテーションファイル内の各プレゼンテーションスライドを識別し、
    各プレゼンテーションスライド内の各プレゼンテーションオブジェクトを識別し、
    各プレゼンテーションスライド内の各プレゼンテーションオブジェクトは効果を適用されているかどうか判定し、
    各プレゼンテーションスライド内の各プレゼンテーションオブジェクトがアニメーションGIFオブジェクトかどうか判定し、
    アニメーションGIFオブジェクトごとに画像を画像バッファにレンダリングし、
    効果を適用された任意のプレゼンテーションオブジェクトに対する最終効果を表示するためにJPEG画像フォーマットファイルを生成してなることを特徴とする方法。
  8. 各プレゼンテーションスライド内の各プレゼンテーションオブジェクトが効果を適用されているかどうか判定することには各プレゼンテーションスライド内の各プレゼンテーションオブジェクトに割り当てられた任意の属性の検査が含まれることを特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. 各プレゼンテーションスライド内の各プレゼンテーションオブジェクトがアニメーションGIFオブジェクトかどうか判定することには各プレゼンテーションスライド内の各プレゼンテーションオブジェクトに割り当てられた任意の属性の検査が含まれることを特徴とする請求項7に記載の方法。
  10. アニメーションGIFオブジェクト内の各画像を検査し、
    画像バッファにレンダリングするためにアニメーションGIFオブジェクト内の画像を選択し、
    その選択された画像を画像バッファにレンダリングすること、
    からさらになることを特徴とする請求項9に記載の方法。
  11. アニメーションGIFオブジェクト内の各画像を検査することにはアニメーションGIFオブジェクト内の最も込み入った画像を識別することが含まれることを特徴とする請求項10に記載の方法。
  12. アニメーションGIFオブジェクト内の各画像の検査することにはアニメーションGIFオブジェクト内の各画像の空間勾配を測定するためにロバーツ・クロスの演算子を適用することが含まれることを特徴とする請求項10に記載の方法。
  13. 画像バッファにレンダリングするためにアニメーションGIFオブジェクト内の画像を選択することにはロバーツ・クロスの演算子を用いて得た最大空間勾配和を有する画像を選択することが含まれることを特徴とする請求項12に記載の方法。
  14. パワーポイント(PPT)プレゼンテーションファイルを複数の圧縮された単一画像ファイルに変換するためのプログラム命令を有するコンピュータ可読媒体であって、
    PPTプレゼンテーションファイルを構文解析するためのプログラム命令と、
    PPTプレゼンテーションファイルに入っている各プレゼンテーションスライド内のプレゼンテーションオブジェクトを識別するためのプログラム命令と、
    プレゼンテーションオブジェクトがプレゼンテーション効果を適用されているかどうか判定するためのプログラム命令と、
    プレゼンテーションオブジェクトを表示している第1の圧縮された画像ファイルを生成するためのプログラム命令と、
    効果を適用されたプレゼンテーションオブジェクトを表示している第2の圧縮された画像ファイルを生成するためのプログラム命令とを有することを特徴とするコンピュータ可読媒体。
  15. アニメーションGIFオブジェクトを識別するためのプログラム命令と、
    アニメーションGIFオブジェクトの各画像を分析するためのプログラム命令と、
    アニメーションGIFオブジェクトから単一の画像を選択するためのプログラム命令と、
    アニメーションGIFオブジェクトから選択されたその単一画像を表示している圧縮画像ファイルを生成するためのプログラム命令と、
    をさらに有することを特徴とする請求項14に記載のコンピュータ可読媒体。
  16. プレゼンテーションオブジェクトは効果を適用されているかどうか判定することにはプレゼンテーションオブジェクトに割り当てられた任意の属性を検査することが含まれることを特徴とする請求項14に記載のコンピュータ可読媒体。
  17. PPTプレゼンテーションファイルに入っているプレゼンテーションスライドごとに複数の圧縮された画像ファイルを生成するためのプログラム命令をさらに有し、
    複数の圧縮画像ファイルは効果を有するプレゼンテーションオブジェクトごとに最終効果を示していることを特徴とする請求項14に記載のコンピュータ可読媒体。
  18. アニメーションGIFオブジェクトの各画像を分析することにはアニメーションGIFオブジェクトの各画像にロバーツ・クロスの演算子を適用することが含まれることを特徴とする請求項15に記載のコンピュータ可読媒体。
  19. 検査したアニメーションGIFオブジェクトの単一画像を選択することにはロバーツ・クロスの演算子を用いて計算した最大空間勾配測定値を有する画像を識別することが含まれることを特徴とする請求項18に記載のコンピュータ可読媒体。
  20. パワーポイント(PPT)プレゼンテーションファイルを複数の圧縮された画像ファイルに変換するための集積回路チップであって、
    PPTプレゼンテーションファイルを読み取るための論理と、
    PPTプレゼンテーションファイルを構文解析するための論理と、
    PPTプレゼンテーションファイルに入っている各プレゼンテーションスライドを識別するための論理と
    各プレゼンテーションスライド内の各プレゼンテーションオブジェクトを識別するための論理と、
    プレゼンテーション効果を適用されていないプレゼンテーションオブジェクトを表示している第1圧縮画像ファイルを生成するための論理と、
    効果を適用されたプレゼンテーションオブジェクトの最終効果を表示している第2圧縮画像ファイルを生成するための論理とを有することを特徴とする集積回路チップ。
  21. PPTプレゼンテーションファイルのプレゼンテーションスライドごとに複数の圧縮された画像ファイルを生成するための論理をさらに有し、複数の圧縮された画像ファイルはプレゼンテーション効果を有する各プレゼンテーションオブジェクトに対する最終効果を示していることを特徴とする請求項20に記載の集積回路チップ。
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