JP2005070868A - ファイル管理装置、及び、ファイル管理方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ファイル管理装置が、第1のディレクトリの配下に保存されている所定のファイルが所定の端末によって読み出されて更新された場合に、第2のディレクトリを作成するディレクトリ作成手段と、更新されたファイルを第2のディレクトリの配下に保存するファイル保存手段とを具備する。
【選択図】 図4
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、所定の端末によって読み出されて更新される所定のファイルを所定のディレクトリの配下に保存するファイル管理装置、及び、ファイル管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
複数の端末が同一のファイルを共有する方法として、「rsync」や「CVS」などが一般的に知られている。
【0003】
「rsync」とは、一方の端末が他方の端末にファイルを送信する際に、一方の端末で管理されているファイルと他方の端末で管理されているファイルとの差分だけを、一方の端末が他方の端末に送信することにより、ファイルの同期を実現する方法である。
【0004】
「CVS」とは、複数の端末によって読み出されて更新されることを前提とした所定のファイル(ファイルの実体)が所定のファイル管理装置によって管理されるシステムである(例えば、特許文献1)。
【0005】
以下において、「CVS」について図面を参照しながら具体的に説明する。図8は、「CVS」について説明するための図である。
【0006】
同図に示すように、「CVS」は、ファイルの実体(例えば、「a ver.1.txt」「a ver.2.txt」)を管理するリポジトリと、各端末によって管理されている実ディレクトリとによって構成される。
【0007】
まず、作業者aが「a ver.3.txt」を更新する場合について説明する。
【0008】
ステップ101において、作業者aは、リポジトリによって管理されている「a ver.3.txt」を端末に読み出す(check out)。
【0009】
ステップ102において、作業者aは、「a ver.3.txt」を「new file(1).txt」に更新する。
【0010】
ステップ103において、作業者aは、「new file(1).txt」をリポジトリに登録する(check in)。このとき、リポジトリは、「new file(1).txt」を「a ver.4.txt」として記憶する。
【0011】
これにより、作業者aによって更新されたファイル(「a ver.4.txt」)を複数の端末が共有することができる。
【0012】
次に、作業者a及び作業者bが「a ver.4.txt」を同時に更新する場合について説明する。
【0013】
ステップ111において、作業者aは、リポジトリによって管理されている「a ver.4.txt」を端末に読み出す(check out)。
【0014】
ステップ112において、作業者aは、「a ver.4.txt」を「new file(2).txt」に更新する。
【0015】
ステップ113において、作業者bは、リポジトリによって管理されている「a ver.4.txt」を端末に読み出す(check out)。
【0016】
ステップ114において、作業者bは、「a ver.4.txt」を「new file(3).txt」に更新する。
【0017】
ステップ115において、作業者aは、「new file(2).txt」をリポジトリに登録する(check in)。
【0018】
ステップ116において、作業者bは、「new file(3).txt」をリポジトリに登録する(check in)。
【0019】
ステップ117において、リポジトリは、「new file(2).txt」と「new file(3).txt」とを合成(merge)する。具体的には、リポジトリは、作業者aによって更新された部分と作業者bによって更新された部分とが重複していない(衝突がない)場合には、「new file(2).txt」と「new file(3).txt」とを合成(merge)したファイルを、「a ver.5.txt」として記憶する。また、リポジトリは、作業者aによって更新された部分と作業者bによって更新された部分とが重複している(衝突がある)場合には、その旨を示すエラーメッセージを作業者a及び作業者bに通知する。
【0020】
これにより、作業者a及び作業者bによってそれぞれ更新されたファイル(「a ver.4.txt」)を複数の端末が共有することができる。
【0021】
【特許文献1】
特開平6−52031号公報
【0022】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、「rsync」においては、3つ以上の端末が同一のファイルを共有することを前提としていない。
【0023】
一方、「CVS」においては、所定の端末によって所定のファイルが更新されると、更新されたファイルは、そのファイル名が変更されて保存されるが、ファイルを管理するためのディレクトリが変更されることはない。また、「CVS」においては、複数の端末によって同一のファイルが更新された際に、更新された部分が互いに重複している(衝突が発生した)場合には、各端末で更新されたファイルがリポジトリに記憶されない。
【0024】
すなわち、従来の技術においては、所定の端末によって所定のファイルが更新された際に、更新されたファイルを任意のディレクトリの配下に保存して管理することができないという問題があった。また、複数の端末によって同一のファイルが同時に更新された場合には、各端末によって更新されたファイルを全て記憶することができないという問題があった。
【0025】
そこで、本発明は、上述の問題を解決すべくなされたものであり、複数の端末によって同一のファイルが同時に更新された場合であっても、各端末によって更新されたファイルを全て記憶するとともに、更新されたファイルを任意のディレクトリの配下に保存して管理することができるファイル管理装置、及び、ファイル管理方法を提供することを目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】
本発の第1の特徴は、第1のディレクトリの配下に保存されている所定のファイルが所定の端末によって読み出されて更新された場合に、第2のディレクトリを作成するディレクトリ作成手段と、更新されたファイルを第2のディレクトリの配下に保存するファイル保存手段とをファイル管理装置が具備することを特徴とする。
【0027】
かかる特徴によれば、ファイル管理装置が、第1のディレクトリの配下に保存されている所定のファイルが所定の端末によって読み出されて更新された場合に、新しいディレクトリ(第2のディレクトリ)を作成し、当該更新されたファイルを当該第2のディレクトリの配下に保存することにより、ファイル管理装置は、当該ファイル管理装置によって管理されているファイルが複数の端末によって同時に更新された場合であっても、更新されたファイルを全て記憶することができる。
【0028】
また、ファイル管理装置は、予め設定された条件に従って作成された任意のディレクトリ(第2のディレクトリ)の配下に、更新されたファイルを保存して管理することができる。
【0029】
この結果、ファイル管理装置は、当該ファイル管理装置によって管理されているファイルが複数の端末によって同時に更新された場合であっても、作業者が予期していないファイルの更新を防止することができる。
【0030】
本発明の第2の特徴は、本発明の第1の特徴において、第1のディレクトリの配下に保存されている所定のファイルと所定の端末によって管理されている所定のファイル名との間に、シンボリックリンクを張るリンク手段をファイル管理装置が具備することを特徴とする。
【0031】
かかる特徴によれば、ファイル管理装置が、第1のディレクトリの配下に保存されている所定のファイルと所定の端末によって管理されている所定のファイル名との間に、シンボリックリンクを張ることにより、所定の端末の作業者は、第1のディレクトリの構造を意識することなく、当該第1のディレクトリの配下に保存されているファイルの実体を読み出すことができる。
【0032】
本発明の第3の特徴は、本発明の第2の特徴において、リンク手段が、予め設定されている条件に従って、シンボリックリンクを張り替えることを特徴とする。
【0033】
かかる特徴によれば、ファイル管理装置が、予め設定されている条件(例えば、最新のファイルにシンボリックリンクを張り替えるように設定されている条件)に従って、シンボリックリンクを張り替えることにより、ファイル管理装置は、作業者がシンボリックリンクを張り替える負荷を軽減することができる。
【0034】
本発明の第4の特徴は、第1のディレクトリの配下に保存されている所定のファイルが所定の端末によって読み出されて更新された場合に、第2のディレクトリをファイル管理装置が作成するステップと、更新されたファイルを第2のディレクトリの配下にファイル管理装置が保存するステップとをファイル管理方法が具備することを特徴とする。
【0035】
【発明の実施の形態】
本実施形態におけるファイル管理装置(以下、サーバント)は、所定のディレクトリの配下に保存されている所定のファイルが所定の端末によって読み出されて更新された場合に、第2のディレクトリを作成するとともに、更新されたファイルを第2のディレクトリの配下に保存するものである。
【0036】
なお、本実施形態において、サーバントは、各端末とは別に設けられているものとして説明するが、各端末に具備されていてもよく、複数の端末によって構成されていてもよい。
【0037】
(ファイル管理装置の構成)
以下において、本実施形態におけるファイル管理装置(サーバント)について、図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態におけるサーバント10が設置されている環境を示す図である。
【0038】
具体的には、同図に示すように、サーバント10は、ネットワーク30を介して端末20a〜端末20cと接続されている。
【0039】
サーバント10の具体的な説明は、以下に示す通りである。図2は、本実施形態におけるサーバント10の構成を示すブロック図である。
【0040】
図2に示すように、サーバント10は、送信部11と、受信部12と、仮想リポジトリ13と、リンク作成部14とを具備する。
【0041】
送信部11は、端末20からの読み出し要求に応じて、仮想リポジトリ13において管理されているファイルの実体を当該端末20に送信する。また、受信部12は、端末20によって読み出されて更新されたファイルの実体(更新情報)を受信する。
【0042】
仮想リポジトリ13は、所定のディレクトリ(以下、第1のディレクトリ)の配下に所定のファイルの実体を保存する。また、仮想リポジトリ13は、端末20によって読み出されて更新されたファイルの実体(更新情報)を受信部12が受信すると、更新されたファイルの実体に対応する新しいディレクトリ(以下、第2のディレクトリ)を作成し、更新されたファイルの実体を当該第2のディレクトリの配下に保存する。
【0043】
具体的には、以下に示す通りである。図3及び図4は、本実施形態における仮想リポジトリ13の一例を示す図である。
【0044】
図3に示すように、仮想リポジトリ13は、第1のディレクトリ名(「my office¥original」)及び第1のファイル名(「report.txt」)によって特定されるファイルの実体を第1のディレクトリの配下に保存している。また、第1のディレクトリの配下に保存されているファイルの実体(「my office¥original¥report.txt」によって特定されるファイルの実体)と端末20aによって管理されている所定のファイル名(「doc2.txt」(又は「my doc¥file1¥doc2.txt」))との間には、シンボリックリンクが張られている。
【0045】
なお、このシンボリックリンクは、端末20の作業者が設定した条件に基づいて張られるものである。
【0046】
また、図4に示すように、仮想リポジトリ13は、端末20aによって読み込まれて更新されたファイルの実体(「my doc¥file1¥doc2’.txt」の実体(更新情報))を受信部12が受信すると、第2のディレクトリを作成するとともに、更新されたファイルの実体(「my doc¥file1¥doc2’.txt」の実体(更新情報))を当該第2のディレクトリの配下に保存する。このとき、仮想リポジトリ13は、更新されたファイルの実体(「my doc¥file1¥doc2’.txt」の実体(更新情報))を特定するために、第2のディレクトリ名(「my office¥user a¥ver.2」)及び所定のファイル名(「report.txt」)を設定する。
【0047】
リンク作成部14は、作業者によって予め設定された条件に従って、仮想リポジトリ13によって管理されているファイルの実体と端末20によって管理されている所定のファイル名との間にシンボリックリンクを張る。また、リンク作成部14は、作業者によって予め設定された条件に従って、シンボリックリンクを張り替える。
【0048】
具体的には、以下に示す通りである。図5は、本実施形態におけるリンク作成部14によってシンボリックリンクが張り替えられる動作を示す図である。なお、同図において、作業者aは、「my office」の配下に保存されている「report.txt」の実体が更新されると、更新された「report.txt」の実体にシンボリックリンクを張り替えるように条件を設定しているものとする。
【0049】
同図に示すように、仮想リポジトリ13は、端末20bによって読み出されて更新されたファイルの実体(「my doc¥file1¥paper2’.txt」の実体(更新情報))を受信部12が受信すると、第2のディレクトリを作成するとともに、更新されたファイルの実体(「my doc¥file1¥paper2’.txt」の実体(更新情報))を当該第2のディレクトリの配下に保存する。このとき、仮想リポジトリ13は、更新されたファイルの実体(「my doc¥file1¥paper2’.txt」の実体(更新情報))を特定するために、第2のディレクトリ名(「my office¥user b¥ver.3」)及び所定のファイル名(「report.txt」)を設定する。また、リンク作成部14は、作業者aによって設定された条件に従って、仮想リポジトリ13によって管理されているファイルの実体(「my office¥user a¥ver.2¥report.txt」によって特定されるファイルの実体)と端末20aによって管理されている所定のファイル名(「doc2.txt」(又は「my doc¥file1¥doc2.txt」))との間に張られているシンボリックリンクを、端末20bによって読み出されて更新されたファイルの実体(「my office¥user b¥ver.3¥report.txt」によって特定されるファイルの実体)と端末20aによって管理されている所定のファイル名(「doc2.txt」(又は「my doc¥file1¥doc2.txt」))との間に張り替える。
【0050】
端末20a〜端末20cは、パーソナルコンピュータや携帯電話やPDAなどの端末である。
【0051】
なお、本実施形態において、仮想リポジトリ13は、第1のディレクトリの配下に保存されている所定のファイル(例えば、「my office¥original¥report.txt」によって特定されるファイルの実体)が所定の端末によって読み出されて更新された場合に、第2のディレクトリを作成するディレクトリ作成手段を構成する。
【0052】
また、本実施形態において、仮想リポジトリ13は、更新されたファイルを第2のディレクトリの配下に保存するファイル保存手段を構成する。
【0053】
さらに、本実施形態において、リンク作成部14は、第1のディレクトリの配下に保存されている所定のファイル(例えば、「my office¥original¥report.txt」によって特定されるファイルの実体)と所定の端末によって管理されている所定のファイル名(例えば、「doc.2.txt」)との間に、シンボリックリンクを張るリンク手段を構成する。
【0054】
(ファイル管理装置の動作)
以下において、本実施形態におけるファイル管理装置(サーバント)の動作について、図面を参照しながら説明する。図6は、本実施形態におけるサーバント10が新しいディレクトリ(第2のディレクトリ)を作成する動作を示すシーケンス図である。なお、同図は、上述の図4に従ってサーバント10の動作を説明するための図である。
【0055】
同図に示すように、ステップ11において、作業者a(端末20a)は、端末20aによって管理されている所定のファイル名(「doc2.txt」(又は「my doc¥file1¥doc2.txt」))に基づいて、サーバント10で管理されているファイルの実体を読み出す。このとき、サーバント10は、「doc2.txt」(又は「my doc¥file1¥doc2.txt」)に張られているシンボリックリンクに基づいて、「my office¥original¥report.txt」によって特定されるファイルの実体を端末20aに送信する。
【0056】
ステップ12において、作業者a(端末20a)は、ステップ11で読み出したファイルの実体を更新する。
【0057】
ステップ13において、作業者a(端末20a)は、ステップ12で更新されたファイルの実体(「my doc¥file1¥doc2’.txt」の実体)を保存する。このとき、端末20aは、更新情報(「my doc¥file1¥doc2’.txt」の実体)をサーバント10に送信する。
【0058】
ステップ14において、サーバント10は、端末20aによって送信された更新情報(「my doc¥file1¥doc2’.txt」の実体)を受信する。
【0059】
ステップ15において、サーバント10は、第2のディレクトリを作成し、更新情報(「my doc¥file1¥doc2’.txt」の実体)を当該第2のディレクトリの配下に保存する。このとき、サーバント10は、更新情報(「my doc¥file1¥doc2’.txt」の実体)を特定するために、第2のディレクトリ名(「my office¥user a¥ver.2」)及び所定のファイル名(「report.txt」)を設定する。
【0060】
ステップ21において、作業者b(端末20b)は、端末20bによって管理されている所定のファイル名(「paper2.txt」(又は「my doc¥file1¥paper2.txt」))に基づいて、サーバント10で管理されているファイルの実体を読み出す。このとき、サーバント10は、「paper2.txt」(又は「my doc¥file1¥paper2.txt」)に張られているシンボリックリンクに基づいて、「my office¥original¥report.txt」によって特定されるファイルの実体を端末20bに送信する。
【0061】
ステップ22において、作業者b(端末20b)は、ステップ21で読み出したファイルの実体を更新する。
【0062】
ステップ23において、作業者b(端末20b)は、ステップ22で更新されたファイルの実体(「my doc¥file1¥paper2’.txt」の実体)を保存する。このとき、端末20bは、更新情報(「my doc¥file1¥paper2’.txt」の実体)をサーバント10に送信する。
【0063】
ステップ24において、サーバント10は、端末20bによって送信された更新情報(「my doc¥file1¥paper2’.txt」の実体)を受信する。
【0064】
ステップ25において、サーバント10は、第2のディレクトリを作成し、更新情報(「my doc¥file1¥paper2’.txt」の実体)を当該第2のディレクトリの配下に保存する。ことのき、サーバント10は、更新情報(「my doc¥file1¥paper2’.txt」の実体)を特定するために、第2のディレクトリ名(「my office¥user b¥ver.3」)及び所定のファイル名(「report.txt」)を設定する。
【0065】
図7は、本実施形態におけるサーバント10がシンボリックリンクを張り替える動作を示すシーケンス図である。なお、同図は、上述の図5に従って、サーバント10の動作を説明するための図である。また、同図において、作業者aは、「my office」の配下に保存されている「report.txt」の実体が更新されると、更新された「report.txt」の実体にシンボリックリンクを張り替えるように条件を設定しているものとする。
【0066】
同図に示すように、ステップ31において、作業者b(端末20b)は、端末20bによって管理されている所定のファイル名(「paper2.txt」(又は「my doc¥file1¥paper2.txt」))に基づいてサーバント10から読み出したファイルの実体を更新し、更新されたファイルの実体(「my doc¥file1¥paper2’.txt」の実体)を保存する。このとき、端末20bは、更新情報(「my doc¥file1¥paper2’.txt」の実体)をサーバント10に送信する。
【0067】
ステップ32において、サーバント10は、端末20bによって送信された更新情報(「my doc¥file1¥paper2’.txt」の実体)を受信する。
【0068】
ステップ33において、サーバント10は、第2のディレクトリを作成し、更新情報(「my doc¥file1¥paper2’.txt」の実体)を当該第2のディレクトリの配下に保存する。このとき、サーバント10は、更新情報(「my doc¥file1¥paper2’.txt」の実体)を特定するために、第2のディレクトリ名(「my office¥user b¥ver.3」)及び所定のファイル名(「report.txt」)を設定する。
【0069】
ステップ34において、サーバント10は、作業者aによって設定された条件に従って、仮想リポジトリ13によって管理されているのファイルの実体(「my office¥user a¥ver.2¥report.txt」によって特定されるファイルの実体)と端末20aによって管理されている所定のファイル名(「doc2.txt」(又は「my doc¥file1¥doc2.txt」))との間に張られているシンボリックリンクを、端末20bによって読み出されて更新されたファイルの実体(「my office¥user b¥ver.3¥report.txt」によって特定されるファイルの実体)と端末20aによって管理されている所定のファイル名(「doc2.txt」(又は「my doc¥file1¥doc2.txt」))との間に張り替える。
【0070】
(ファイル管理装置の作用、及び、効果)
かかるファイル管理装置(サーバント10)によれば、サーバント10が、端末20によって読み出されて更新されたファイル(更新情報)を受信すると、新しいディレクトリ(第2のディレクトリ)を作成し、当該更新されたファイル(更新情報)を当該第2のディレクトリの配下に保存することにより、サーバント10は、サーバント10によって管理されているファイルが複数の端末20によって同時に更新された場合であっても、更新されたファイル(更新情報)を全て記憶することができる。
【0071】
また、サーバント10は、予め設定された条件に従って作成された任意のディレクトリ(第2のディレクトリ)の配下に、更新されたファイルを保存して管理することができる。
【0072】
この結果、サーバント10は、サーバント10によって管理されているファイルが複数の端末20によって同時に更新された場合であっても、作業者が予期していないファイルの更新を防止することができる。
【0073】
また、サーバント10が、第1のディレクトリの配下に保存されているファイル(ファイルの実体)と端末20によって管理されている所定のファイル名との間に、シンボリックリンクを張ることにより、端末20の作業者は、第1のディレクトリの構造を意識することなく、当該第1のディレクトリの配下に保存されているファイルの実体を読み出すことができる。
【0074】
さらに、サーバント10が、予め設定されている条件に従って、シンボリックリンクを張り替えることにより、サーバント10は、作業者がシンボリックリンクを張り替える負荷を軽減することができる。
【0075】
【発明の効果】
本発明によれば、複数の端末によって同一のファイルが更新された場合であっても、各端末によって更新されたファイルを全て記憶するとともに、更新されたファイルを任意のディレクトリの配下に保存することができるファイル管理装置、及び、ファイル管理方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態におけるサーバント10が設置されている環境を示す図である。
【図2】本実施形態におけるサーバント10の構成を示すブロック図である。
【図3】本実施形態における仮想リポジトリ13の一例を示す図である(その1)。
【図4】本実施形態における仮想リポジトリ13の一例を示す図である(その2)。
【図5】本実施形態におけるリンク作成部14によってシンボリックリンクが張り替えられる動作を示す図である。
【図6】本実施形態におけるサーバント10の動作を示すシーケンス図である(その1)。
【図7】本実施形態におけるサーバント10の動作を示すシーケンス図である(その2)。
【図8】従来技術(「CVS」)について説明するための図である。
【符号の説明】
10…サーバント、11送信部、12…受信部、13…仮想リポジトリ、14…リンク作成部、20a〜20c…端末、30…ネットワーク
Claims (4)
- 第1のディレクトリの配下に保存されている所定のファイルが所定の端末によって読み出されて更新された場合に、第2のディレクトリを作成するディレクトリ作成手段と、
更新されたファイルを前記第2のディレクトリの配下に保存するファイル保存手段とを具備することを特徴とするファイル管理装置。 - 前記第1のディレクトリの配下に保存されている前記所定のファイルと前記所定の端末によって管理されている所定のファイル名との間に、シンボリックリンクを張るリンク手段を具備することを特徴とする請求項1に記載のファイル管理装置。
- 前記リンク手段は、予め設定されている条件に従って、前記シンボリックリンクを張り替えることを特徴とする請求項2に記載のファイル管理装置。
- ファイル管理装置が、第1のディレクトリの配下に保存されている所定のファイルが所定の端末によって読み出されて更新された場合に、第2のディレクトリを作成するステップと、
ファイル管理装置が、更新されたファイルを前記第2のディレクトリの配下に保存するステップとを具備することを特徴とするファイル管理方法。
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