JP2005066548A - 膜モジュールの洗浄装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 頻繁な膜モジュールの薬液洗浄を行っても、手間がかからずに容易に薬液洗浄できると共に薬液使用量の少量化を図ることができるようにすること。
【解決手段】 被処理水槽54内に浸漬されて被処理水の濾過を行う膜モジュール55を、薬液洗浄に際し上下に昇降させるための膜モジュール昇降手段18と、薬液洗浄すべき膜モジュール55を収容するための移動式洗浄槽2と、移動式洗浄槽2を搭載し、膜モジュール昇降手段8によって被処理水面の上方に引き上げられている膜モジュール55の下方位置に、移動式洗浄槽2を移動させるための洗浄槽移動台1と、移動式洗浄槽2内に膜モジュール昇降手段18による下降動作によって収容された膜モジュール55に薬液を供給する薬液供給系8と、移動式洗浄槽2から越流した膜洗浄後の薬液を濾過し、該膜洗浄後に濾過された薬液を薬液供給系8へ戻す薬液循環系16と、を備えた膜モジュールの洗浄装置。
【選択図】 図2

Description

本発明は、膜モジュールの洗浄装置に関し、下排水や産業排水などのような特に汚濁性の高い被処理水を固液分離して濾過する膜モジュールを洗浄するのに適した洗浄装置に関するものである。
下排水や産業排水などを固液分離して濾過する処理では、硝化槽、曝気槽など、被処理水槽内に膜モジュールを浸漬配置し、濾過運転を行って膜内部を吸引することにより、膜モジュールの二次側より浄化された膜透過水を得るようにしている。なお、このような固液分離を行う膜モジュールの分離膜の材質としては、セルロース、ポリオレフィン、ポリスルフォン、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、ポリ四フッ化エチレン(PTFE)、セラミック、ポリアクリロニトリル(PAN)等がある。
このように被処理水を固液分離して濾過する膜モジュールでは、濾過運転により、被処理水と接触する側の膜面に汚染物質が付着する。このため、薬液洗浄を行って膜面付着物質を取り除いて、膜モジュールの吸引差圧(透過流束)を回復させることが必要となる。薬液としては、有機物による目詰まりに対して次亜塩素酸ナトリウムが広く用いられ、無機物による目詰まりに対してシュウ酸が広く用いられている。
膜モジュールの洗浄方法としては、クレーンやチェーンブロックなどにより、膜面に汚染物質が付着している膜モジュールを吊り上げて、薬液を満たした洗浄槽にまで移動し、洗浄槽内の薬液に浸漬して洗浄を行うようにした洗浄方法が知られている(従来技術1)。
また、例えば、特公平6−65371号公報では、生物処理槽内に膜モジュールを浸漬配置したままの状態で濾過運転を一時的に停止し、膜モジュールの内部に二次側より薬液を圧入し、該薬液を膜面より被処理水槽内に流出させることにより、膜モジュールの洗浄を行うようにした洗浄方法が提案されている(従来技術2)。この洗浄方法は、膜透過水の流れ方向とは逆方向に薬液を流すようにしているので、いわゆる逆洗と呼ばれている洗浄方法である。
また、特開2000−167555号公報では、好気性廃水処理槽とは別に分離膜ユニットを設置する膜分離処理槽を設け、分離膜が汚れた場合に、分離膜を設置したそのままの状態で膜分離処理槽内の被処理水を排水し、次いで薬液を膜分離処理槽内に導入して分離膜を浸漬し、所定時間経過後に薬液洗浄するようにした洗浄方法が提案されている(従来技術3)。
特公平6−65371号公報(第1頁、第1図) 特開2000−167555号公報(第3頁、第1図)
しかし、前述した従来技術1では、クレーンやチェーンブロックなどにより、膜モジュールを被処理水槽内から吊り上げて被処理水槽の外部にある洗浄槽にまで移動させるようにしたものであるから、移動の際に膜モジュールを濾過吸引装置から取り外すなどの多大な手間がかかるという問題があった。また、洗浄槽内の薬液に浸漬して洗浄を行うので、膜モジュールの膜面積の集積度が低いものでは、薬液使用量が大量になるという問題があった。
また、逆洗と呼ばれている前述した従来技術2では、1ヶ月から数ヶ月間の濾過運転を行った後に、膜モジュールの目詰まりが生じている状態において薬液洗浄を行うようにしているので、目詰まりが生じている閉塞部分へは薬液が行き渡らずに膜モジュールに洗浄斑が生じるという問題があった。洗浄斑を減らすためにより高い圧力をかけて薬液を通液する方法も提案されているものの、結果として薬液使用量の増加を招いている。
また、前述した従来技術3では、膜分離処理槽内の被処理水を排水し、次いで薬液を膜分離処理槽内に導入して分離膜を浸漬し、膜面の洗浄を行うようにしたものであるから、大量の薬液を必要とするという問題があった。
そこで本発明は、頻繁な膜モジュールの薬液洗浄を行っても、膜モジュールの昇降動作と膜モジュールを収容するための移動式洗浄槽の移動動作とを組み合わせた簡単な動作手順により、膜モジュールを濾過吸引装置に接続したままで手間がかからずに容易に薬液洗浄することができるとともに、膜洗浄後の薬液を濾過し循環することにより薬液使用量の少量化を図ることができ、これにより膜モジュールの洗浄斑の発生を防止し、膜モジュールの吸引差圧を十分に回復させることができる膜モジュールの洗浄装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本願発明は次の技術的手段を講じている。
請求項1の発明は、被処理水槽内に浸漬されて被処理水の濾過を行う膜モジュールを、薬液洗浄に際し上下に昇降させるための膜モジュール昇降手段と、薬液洗浄すべき膜モジュールを収容するための移動式洗浄槽と、前記移動式洗浄槽を搭載し、前記膜モジュール昇降手段によって被処理水面の上方に引き上げられている膜モジュールの下方位置に、前記移動式洗浄槽を移動させるための洗浄槽移動台と、前記移動式洗浄槽内に前記膜モジュール昇降手段による下降動作によって収容された膜モジュールに薬液を供給する薬液供給系と、前記移動式洗浄槽から越流した膜洗浄後の薬液を濾過し、該膜洗浄後に濾過された薬液を前記薬液供給系へ戻す薬液循環系と、を備えたことを特徴とする膜モジュールの洗浄装置である。
請求項2の発明は、請求項1記載の膜モジュールの洗浄装置において、前記膜モジュール昇降手段、前記洗浄槽移動台及び前記薬液供給系を制御して薬液洗浄運転制御を行うとともに、膜モジュールの濾過運転と薬液洗浄運転との切替制御を行う制御装置を備えたことを特徴とするものである。
請求項3の発明は、請求項1又は2記載の膜モジュールの洗浄装置において、前記洗浄槽移動台が、前記被処理水槽に該被処理水槽の幅方向に架け渡され、かつ、該被処理水槽の長さ方向に移動可能に設けられるとともに、前記移動式洗浄槽から越流した膜洗浄後の薬液を回収する排薬液回収溝部を有しており、前記排薬液回収溝部からの膜洗浄後の薬液を直接受ける排薬液案内溝が前記被処理水槽に付設されていることを特徴とするものである。
本発明による膜モジュールの洗浄装置は、薬液洗浄に際し膜モジュールを上下に昇降させる膜モジュール昇降手段と、洗浄すべき膜モジュールを収容するための移動式洗浄槽を搭載し、膜モジュール昇降手段によって被処理水面の上方に引き上げられている膜モジュールの下方位置に、移動式洗浄槽を移動させるための洗浄槽移動台とを備えている。よって、薬液洗浄に際し、膜モジュールを上下方向にだけ短い距離移動させるだけでよいので、膜モジュールを濾過吸引装置から取り外さなくてすむ。
また、本発明による膜モジュールの洗浄装置は、前記膜モジュール昇降手段と前記洗浄槽移動台とを備えているので、複数の膜モジュール、あるいは1つの膜ユニットが複数の膜モジュールからなる複数の膜ユニットを薬液洗浄するに際し、洗浄すべき膜モジュールあるいは膜ユニットを膜モジュール昇降手段によって被処理水面の上方に引き上げること、次いで、この膜モジュールあるいは膜ユニットの直下に洗浄槽移動台によって移動式洗浄槽を移動させること、しかる後、この膜モジュールあるいは膜ユニットを膜モジュール昇降手段によって移動式洗浄槽内に収容すること、という簡単な動作手順を繰り返すによって容易に薬液洗浄を行うことができる。
また、本発明による膜モジュールの洗浄装置は、移動式洗浄槽から越流した膜洗浄後の薬液を濾過し、この膜洗浄後に濾過された薬液を薬液供給系へ戻す薬液循環系を備えている。代表的な薬液である次亜塩素酸ナトリウムの場合、塩素がぬけるまでに数日を要するのでその間、繰り返し使用することができる。よって、膜モジュールに生じる洗浄斑の発生を防止すべく薬液洗浄の実施サイクルを72時間以内とするような頻繁な膜モジュールの薬液洗浄を行っても、膜洗浄後の薬液を濾過し循環することにより薬液使用量の少量化を図ることができる。
本発明による膜モジュールの洗浄装置によれば、頻繁な膜モジュールの薬液洗浄を行っても、膜モジュールの昇降動作と膜モジュールを収容するための移動式洗浄槽の移動動作とを組み合わせた簡単な動作手順により、膜モジュールを濾過吸引装置に接続したままで手間がかからずに容易に薬液洗浄することができるとともに、膜洗浄後の薬液を濾過し循環することにより薬液使用量の少量化を図ることができ、これにより膜モジュールの洗浄斑の発生を防止し、膜モジュールの吸引差圧(透過流束)を十分に回復させることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1は本発明の一実施形態による膜モジュールの洗浄装置を備えた下水処理設備のフロー図である。
図1において、51は荒目スクリーン51aを備えた原水槽、52は流量調整槽、53は脱窒槽である。また、54は被処理水槽としての硝化槽(曝気槽)、55は硝化槽54内の被処理水中に浸漬されている複数の中空糸膜モジュール、56は中空糸膜モジュール55の下方に配設された散気装置である。中空糸膜モジュール55は、図における左右方向(硝化槽54の長さ方向)に並べられるとともに、図における奥行き方向(硝化槽54の幅方向)にも複数並べられている。この硝化槽54の幅方向に並べられた複数の中空糸膜モジュール55によって1つの膜ユニットが構成されており、硝化槽54内に複数の膜ユニットが浸漬配置されている。57は各膜ユニットに対応してその数だけ設けられ、硝化槽54の幅方向に延びるヘッダーであり、膜ユニットを構成する複数の中空糸膜モジュール55の二次側(膜透過水取出し口)がヘッダー57に連通している。これらの各ヘッダー57は、フレキシブルホース58、開閉弁59を有する膜透過水出し分岐管60及び膜透過水取出し主管61を介して吸引ポンプ62に接続されている。
そして、汚水を荒目スクリーン51aを備えた原水槽51と流量調整槽52に順次導入して夾雑物の除去及び流量調整を行う。次いで、流量調整槽52からの汚水を脱窒槽53と硝化槽54に順次流入させつつ、硝化槽54内の被処理水(活性汚泥混合液)の一部を循環水として脱窒槽53へ返送することにより、被処理水中の窒素と有機物を活性汚泥により生物学的に除去する。そして、これとともに、硝化槽54内の被処理水を中空糸膜モジュール55によって濾過して膜透過水を取り出し、活性汚泥を槽内に残留させている。吸引ポンプ62によって中空糸膜内部を吸引することにより得られた膜透過水は、処理水として放流されるようになっている。
1は後述する洗浄槽移動台、2は洗浄槽移動台1に搭載され、洗浄すべき中空糸膜モジュール55を収容するための移動式洗浄槽(移動式洗浄容器)である。また、3は薬液槽、4は薬液槽3から薬液を供給するための薬液供給主管、5は薬液供給主管4から分岐し、開閉弁6を有する薬液供給分岐管、7は薬液供給分岐管5とヘッダー57とを接続するフレキシブルホースである。薬液槽3、薬液供給主管4、開閉弁6を有する薬液供給分岐管5及びフレキシブルホース7は、薬液洗浄に際し、移動式洗浄槽2内に収容された中空糸膜モジュール55に薬液を供給する薬液供給系8を構成している。なお、本実施形態では水頭差により、薬液槽3から薬液が移動式洗浄槽2へ供給されるようになっている。また、9は膜モジュール内蔵曝気管用のブロワであって、薬液洗浄に際し、中空糸膜モジュール55内に内蔵された曝気管より空気の気泡を噴出して、薬液に浸漬されている中空糸膜モジュール55の曝気洗浄を行うためのものである。
また、10は排薬液濾過槽、11は排薬液濾過槽10内に浸漬配置されて膜洗浄後の薬液中の粒子状成分を除去するための排薬液濾過用中空糸膜モジュールである。12は硝化槽54に付設された排薬液案内溝13からの膜洗浄後の薬液を排薬液濾過槽10に導く排薬液導出管、14は吸引ポンプ15を有し、排薬液濾過用中空糸膜モジュール11と薬液槽3とを接続する薬液戻し管である。なお、移動式洗浄槽2から越流した膜洗浄後の薬液が前記排薬液案内溝13に流入するようになっている。前記排薬液案内溝13、排薬液導出管12、排薬液濾過用中空糸膜モジュール11を有する排薬液濾過槽10及び吸引ポンプ15を有する薬液戻し管14は、移動式洗浄槽2から越流した膜洗浄後の薬液を排薬液濾過槽10へ導いて濾過し、膜洗浄後に濾過された薬液を薬液槽3へ戻す薬液循環系16を構成している。また、17は、排薬液濾過槽10から越流する膜洗浄後の薬液を流量調整槽52に導く排薬液排出系である。
図2は本発明の一実施形態による膜モジュールの洗浄装置の要部を示す斜視図である。図2は10個の中空糸膜モジュール55からなる膜ユニットが被処理水面の上方に引き上げられている様子を示している。
図2に示すように、濾過吸引と薬液供給とを兼ねるヘッダー57に、本実施形態では10個の中空糸膜モジュール55が、それぞれ、モジュール接続管57aを介して吊り下げられた状態で接続されている。中空糸膜モジュール55は、被処理水中に、上下方向に延びる多数の中空糸膜を有して起立姿勢で浸漬される外圧型のものである。
この10個の中空糸膜モジュール55が接続されて硝化槽54の幅方向に延びるヘッダー57の両端部には、それぞれ、電動ホイスト18によって巻き出しと巻き取りを行うワイヤロープ18aの先端が固定されており、これにより、10個の中空糸膜モジュール55が吊り下げられたヘッダー57を上下に昇降させるようになっている。また、昇降時には、ヘッダー57両端部それぞれに取り付けられたアーム19が、硝化槽54に付設された垂直上下方向に延びるガイド部材20によって案内される。これにより、ヘッダー57は、前後左右に振れることなくスムーズに昇降動作するとともに、硝化槽54の幅方向及び長さ方向への動きが規制されて上下動のみ可能となっている。
ヘッダー57の一方の端部と薬液供給分岐管5に備えられた開閉弁6とは、フレキシブルホース7によって接続されている。また、ヘッダー57の他方の端部と膜透過水出し分岐管60に備えられた開閉弁59とはフレキシブルホース58によって接続されている。フレキシブルホース7,58は、補強用金属線入りのものがよい。この実施形態では、距離7mの膜ユニット引き上げ高さがあるので、フレキシブルホース7,58は、長さ4mのものを使用している。
10個の塩化ビニル樹脂製の移動式洗浄槽2を搭載する洗浄槽移動台1は、上部に断面矩形の排薬液回収溝部1aを有して長尺広幅の箱型状をなし、硝化槽54に該硝化槽54の幅方向に架け渡され、硝化槽54の長さ方向に移動可能に設けられている。すなわち、硝化槽54には、被処理水を挟むようにして対向し、かつ、硝化槽54の長さ方向に延びる2本の走行レール21が付設されている。この実施形態では洗浄槽移動台1は、その両端部それぞれの下面に、走行車輪を有する図示しない軌条式電動サドルを備え、この軌条式電動サドルによって走行レール21上を移動できるようになっている。
前記軌条式電動サドルの駆動モータには、走行レール21が取り付けられた走行架台(図示省略)に沿って設けられたトロリー線、集電子及び集電アームなどから構成されるトロリー機構によって、容易に給電できるようになっている。
このような洗浄槽移動台1上に、10個の中空糸膜モジュール55をそれぞれ収容するための移動式洗浄槽2が10個載置された状態で搭載されている。移動式洗浄槽2は、上側に位置する截頭逆円錐状筒体部2aに上下方向に延びる有底円筒体部2bを連接してなるものである。截頭逆円錐状筒体部2aの下端寄り部位に、内外に貫通する複数のオーバーフロー孔2cを設けてある。
図4は図2における硝化槽を収容する建物設備を略示する一部破断斜視図である。なお、図4では図2における硝化槽54以外のものについては図示していない。
図4に示すように、臭気対策のために多数の窓を有する非開放型の建物内に硝化槽54が設けられており、膜ユニットの吊り上げ高さを確保するために、天井の高い室内にプールがあるような設備になっている。大きさの具体例としては、硝化槽54は幅8m×長さ15m×深さ5mであり、建物設備は幅12m×長さ20m×高さ7mである。
図5は図2における洗浄装置の構成を説明するための平面図、図6は図5のAA線断面図である。
図5及び図6に示すように、本実施形態では硝化槽54の長さ方向に間隔をあけて浸漬配置された14個の膜ユニットが備えられている。各膜ユニットは、それぞれ、硝化槽54の幅方向に間隔をあけて配置された10個の中空糸膜モジュール55からなっている。図6における左端から順に第1番目、第2番目となっており、いちばん右端のものが第14番目の膜ユニットである。図6に示すように、本実施形態では建物設備の天井部に、各膜ユニットについて2個ずつ、総計28個の電動ホイスト18が支持されている。これらの電動ホイスト18は、薬液洗浄に際し中空糸膜モジュール55を上下に昇降させるための膜モジュール昇降手段を構成している。
図7は膜モジュールの洗浄装置の制御構成を説明するためのブロック図である。
図7において、22は洗浄槽移動台1の軌条式電動サドルの走行車輪を駆動する移動台駆動モータ、23はそのモータ制御回路、24は移動台駆動モータ22の回転数に比例したパルス信号を発生するパルスジェネレータである。25はプログラムされたシーケンサ(プログラマブルコントローラ)である。シーケンサ25は、予め定められた動作手順、及びパルスジェネレータ24からの信号に基づいて原点位置からの洗浄槽移動台1の位置を知ることなどにより、モータ制御回路23に洗浄槽移動台1を作動、停止させる指令を与えて洗浄槽移動台1の移動制御を行う。また、シーケンサ25は、予め定められた動作手順に基づいて、中空糸膜モジュール55を吊り下げて支持する各電動ホイスト18に巻き出し、巻き取りの指令を与えてこれらの電動ホイスト18の昇降制御を行う。また、シーケンサ25は、予め定められた動作手順に基づいて、各薬液供給分岐管に設けられた開閉弁6に開閉指令を与えて開閉弁6の開閉制御を行う。さらに、シーケンサ25は、予め定められた動作手順に基づいて膜モジュール内蔵曝気管用のブロワ9の作動制御を行う。
また、シーケンサ25は、予め定められた動作手順に基づいて、各膜透過水出し分岐管60に設けられた開閉弁59の開閉制御を行うようになっている。このシーケンサ25は、電動ホイスト18、洗浄槽移動台1、開閉弁6及び膜モジュール内蔵曝気管用のブロワ9などを制御して薬液洗浄運転制御を行うとともに、開閉弁6,59などを制御することで薬液洗浄しようとする中空糸膜モジュール55に関して濾過運転と薬液洗浄運転との切替制御を行う制御装置を構成している。
次に、このように構成される洗浄装置による洗浄運転について説明する。洗浄工程は、(1)膜モジュール引き上げと洗浄槽移動台移動を行う第1工程、(2)膜モジュール浸漬洗浄を行う第2工程、(3)浸漬状態のまま膜モジュール曝気洗浄を行う第3工程、(4)洗浄後の膜モジュール引き下げを行う第4工程からなっている。
(1)まず、第1番目の膜ユニットの膜透過水出し分岐管60に設けられた開閉弁59を閉じた後、電動ホイスト18を作動させて第1番目の膜ユニットを被処理水面上の所定高さ位置まで引き上げる。次いで、原点位置(初期状態位置)から洗浄槽移動台1を移動させて、10個の移動式洗浄槽2を膜ユニットの各中空糸膜モジュール55の真下にそれぞれ位置させる。しかる後、電動ホイスト18を作動させ、各中空糸膜モジュール55を降下させて各移動式洗浄槽2内にそれぞれ収容する。
(2)次に、第1番目の膜ユニットの薬液供給分岐管に設けられた開閉弁6を開き、移動式洗浄槽2内に収容されている中空糸膜モジュール55に該膜モジュールの二次側から所定量の薬液を供給し(逆洗供給)、所定時間だけ中空糸膜モジュール55の浸漬洗浄を行う。薬液供給後、開閉弁6を閉じる。
(3)浸漬洗浄後、膜モジュール内蔵曝気管用のブロワ9を作動させ、薬液に浸漬状態のままで中空糸膜モジュール55の曝気洗浄を所定時間行う。なお、薬液内で曝気を行うと移動式洗浄槽2の上端開口部からの泡が硝化槽54内に落下することがあるものの、泡程度の微少量では汚泥性状に対して悪影響を及ぼさない。
(4)曝気洗浄後、電動ホイスト18を作動させて各中空糸膜モジュール55を移動式洗浄槽2内より引き上げる。次いで、洗浄槽移動台1をわずかに後退移動して停止させた後、洗浄された第1番目の膜ユニットを引き下げ、硝化槽54内の元の位置に浸漬配置する。硝化槽54内に第1番目の膜ユニットが戻されると、第1番目の膜ユニットの膜透過水出し分岐管60の開閉弁59が開かれるようになっている。
このようにして第1番目の膜ユニットの薬液洗浄を行うようにしている。そして、前記(1)〜(4)の工程を繰り返すことで、次の第2番目から第14番目までの各膜ユニットの薬液洗浄が行われるようになっている。なお、第14番目の膜ユニットの洗浄後、第1番目の膜ユニットの薬液洗浄に備えるため、全部の膜ユニットを一斉に引き上げた状態で、洗浄槽移動台1を後退させて前記原点位置に戻すようにしている。この間、濾過運転を停止させている。
このように、本実施形態による膜モジュールの洗浄装置は、薬液洗浄に際し洗浄すべき中空糸膜モジュール55を上下に昇降させる電動ホイスト18と、電動ホイスト18によって被処理水面の上方に引き上げられている中空糸膜モジュール55の下方位置に、移動式洗浄槽2を移動させるための洗浄槽移動台1とを備えている。よって、薬液洗浄に際し、中空糸膜モジュール55を上下方向にだけ短い距離移動させるだけでよいので、中空糸膜モジュール55を濾過吸引装置(濾過吸引系)から取り外さなくてすむ。
また、本実施形態による膜モジュールの洗浄装置は、複数の中空糸膜モジュール55からなる複数の膜ユニットを薬液洗浄するに際し、洗浄すべき膜ユニットを電動ホイスト18によって被処理水面の上方に引き上げること、次いで、この膜ユニットの直下に洗浄槽移動台1によって移動式洗浄槽2を移動させること、しかる後、この膜ユニットを電動ホイスト18によって移動式洗浄槽2内に収容すること、という簡単な動作手順を繰り返すによって容易に薬液洗浄を行うことができる。
また、本実施形態による膜モジュールの洗浄装置は、移動式洗浄槽2から越流した膜洗浄後の薬液を、洗浄槽移動台1の排薬液回収溝部1aにより回収した後、硝化槽54に付設された排薬液案内溝13へ重力落下によって直接導くようにしてある。これにより、移動する移動式洗浄槽2から越流した膜洗浄後の薬液を、手間がかかる配管施工なしに容易に回収して利用することができる。
本実施形態による膜モジュールの洗浄装置は、メンテナンスにおいて大きな利点がある。すなわち、洗浄装置を構成する機器のすべてを、硝化槽54内でなく、被処理水の上に設けることができ、日常点検や修理作業を硝化槽54内の水位を下げることなく実施することができる。また、頻繁に薬液洗浄を行うことに伴って、中空糸膜モジュール55について、引き上げられる頻度が多いので、その都度容易に目視点検を行うことができる。
また、本実施形態による膜モジュールの洗浄装置は、移動式洗浄槽2から越流した膜洗浄後の薬液を排薬液濾過槽10へ導いて濾過し、膜洗浄後に濾過された薬液を薬液供給系8へ戻す薬液循環系16を備えている。薬液として次亜塩素酸ナトリウムの場合、塩素がぬけるまでに数日を要するのでその間、繰り返し使用することができる。よって、中空糸膜モジュール55に生じる洗浄斑の発生を防止すべく薬液洗浄の実施サイクルを72時間以内とする頻繁な中空糸膜モジュール55の薬液洗浄を行っても、膜洗浄後の薬液を濾過し循環することにより薬液使用量の少量化を図ることができる。
次に、本実施形態の洗浄装置による洗浄運転について、具体的数値を示して説明する。
図1に示す下水処理設備において、日処理水量が2000m3/日の場合を例にして説明する。中空糸膜モジュール55の日平均の膜フラックス(膜の透過流束)は0.6m3/m2/日として設計されており、したがって、必要な膜面積は約3500m2である。膜面積25m2の中空糸膜モジュール55を用いるので、中空糸膜モジュール55の数は約140個とした。硝化槽54は、容積が約600m3であり、幅8m×長さ15m×深さ5mである。10個の中空糸膜モジュール55によって1つの膜ユニットを構成し、合計で14個の膜ユニットを、硝化槽54内に長さ方向に約1m間隔にて並べた(前記図5及び図6参照)。
移動式洗浄槽2の寸法は、有底円筒体部2b:内径φ300mm×高さ2800mm、截頭逆円錐状筒体部2a:下端内径φ300mm×高さ400mm×上端内径φ762mmである。移動式洗浄槽2の満水時の薬液容量は、200Lである。このような移動式洗浄槽2を10個、中空糸膜モジュール55と同一間隔にて、洗浄槽移動台1上に搭載した(前記図2参照)。
薬液洗浄の頻度は1日に1度(24時間サイクル)とし、薬液として次亜塩素酸ナトリウム水溶液:濃度2000ppmを使用した。
洗浄工程は、前記説明したように4つの工程からなっている。(1)膜モジュール引き上げと洗浄槽移動台移動を行う第1工程:所要時間5分、(2)膜モジュール浸漬洗浄を行う第2工程(薬液30Lの逆洗供給を含む):所要時間60分、(3)浸漬状態のまま膜モジュール曝気洗浄を行う第3工程:所要時間35分、(4)洗浄後の膜モジュール引き下げを行う第4工程:(1)と重複するので所要時間に累算せず、のように、合計100分からなる洗浄工程とした。1つの膜ユニットの洗浄に100分を要するので、全膜ユニット(14個の膜ユニット)の1400分である。この時間と、洗浄槽移動台1が原点位置(初期状態位置)に戻るための時間(10分)と予備メンテナンス時間(30分)との合計40分を合わせて、1440分(=24時間)とした。
1回の洗浄において、中空糸膜モジュール55の二次側から逆洗供給する薬液の量は30L/個/回である。これは4.3m3/日の薬液使用量になる。ここで、膜洗浄後の薬液の濾過再利用をせずに、そのまま流量調整槽52に流入させて汚水(下水)と混合させた場合でも、汚水の流入水量が前記2000m3/日であるので、汚泥に含まれる平均薬液濃度は4.2ppmになる。これは、0.42g/kg−SSの塩素添加率になり、文献(1)に示されているように全く問題のない濃度であることがわかる(文献(1):膜分離装置の薬液洗浄に伴う汚泥の減量に関する研究,環境技術,Vol.28,N0.8,p552−555,1999年)。
そして、1つの移動式洗浄槽2に注目すると、1日の間に逆洗供給される薬液量は420L(=14×30)であり、移動式洗浄槽2の満水時容量は前述のように200Lであることから、1日当たり2回薬液が置換される状態にある。したがって、移動式洗浄槽2内の薬液は塩素がまだ揮発しておらず、かつ、汚泥の混入も少ない充分きれいな状態にある。膜洗浄後の薬液の濾過再利用を行って薬液使用量の少量化を図ることで、汚泥に含まれる平均薬液濃度が低下するととともに、薬液費用を下げることができる。
このように、本実施形態の洗浄装置によれば、24時間サイクルという頻繁な中空糸膜モジュール55の薬液洗浄を行っても、中空糸膜モジュール55の昇降動作と該中空糸膜モジュール55を収容するための移動式洗浄槽2の移動動作とを組み合わせた簡単な動作手順により、中空糸膜モジュール55を濾過吸引装置に接続したままで手間がかからずに容易に薬液洗浄することができるとともに、膜洗浄後の薬液を濾過し循環することにより薬液使用量の少量化を図ることができ、これにより中空糸膜モジュール55の洗浄斑の発生を防止し、中空糸膜モジュール55の吸引差圧(透過流束)を十分に回復させることができる。
なお、本実施形態では、洗浄槽移動台1上に移動式洗浄槽2を載置した状態で搭載した構成としたが、これに限定されず、図3に示すように、移動式洗浄槽2の下部を洗浄槽移動台1より下方へ突出させ、移動式洗浄槽2をその下部が被処理水中に浸かる状態で洗浄槽移動台1に搭載するように構成してもよい。このようにすると、ヘッダー57、ガイド部材20、電動ホイスト18などの高さ位置を低く抑えることができるとともに、移動式洗浄槽2に浮力が作用することで、洗浄槽移動台1を駆動する移動台駆動機構とその移動台駆動モータ22の負担を軽減することができる。
本発明の一実施形態による膜モジュールの洗浄装置を備えた下水処理設備のフロー図である。 本発明の一実施形態による膜モジュールの洗浄装置の要部を示す斜視図である。 図2における別の態様を示す斜視図である。 図2における硝化槽を収容する建物設備を略示する一部破断斜視図である。 図2における洗浄装置の構成を説明するための平面図である。 図5のAA線断面図である。 膜モジュールの洗浄装置の制御構成を説明するためのブロック図である。
符号の説明
1…洗浄槽移動台 1a…排薬液回収溝部
2…移動式洗浄槽
2a…截頭逆円錐状筒体部
2b…有底円筒体部
2c…オーバーフロー孔
3…薬液槽
6…開閉弁
7…フレキシブルホース
8…薬液供給系
9…膜モジュール内蔵曝気管用のブロワ
10…排薬液濾過槽
11…排薬液濾過用中空糸膜モジュール
13…排薬液案内溝
16…薬液循環系
17…排薬液排出系
18…電動ホイスト 18a…ワイヤロープ
21…走行レール
22…移動台駆動モータ
23…モータ制御回路
24…パルスジェネレータ
25…シーケンサ
52…流量調整槽
53…脱窒槽
54…硝化槽
55…中空糸膜モジュール
57…ヘッダー
59…開閉弁
61…膜透過水取出し主管
62…吸引ポンプ

Claims (3)

  1. 被処理水槽内に浸漬されて被処理水の濾過を行う膜モジュールを、薬液洗浄に際し上下に昇降させるための膜モジュール昇降手段と、薬液洗浄すべき膜モジュールを収容するための移動式洗浄槽と、前記移動式洗浄槽を搭載し、前記膜モジュール昇降手段によって被処理水面の上方に引き上げられている膜モジュールの下方位置に、前記移動式洗浄槽を移動させるための洗浄槽移動台と、前記移動式洗浄槽内に前記膜モジュール昇降手段による下降動作によって収容された膜モジュールに薬液を供給する薬液供給系と、前記移動式洗浄槽から越流した膜洗浄後の薬液を濾過し、該膜洗浄後に濾過された薬液を前記薬液供給系へ戻す薬液循環系と、を備えたことを特徴とする膜モジュールの洗浄装置。
  2. 前記膜モジュール昇降手段、前記洗浄槽移動台及び前記薬液供給系を制御して薬液洗浄運転制御を行うとともに、膜モジュールの濾過運転と薬液洗浄運転との切替制御を行う制御装置を備えたことを特徴とする請求項1記載の膜モジュールの洗浄装置。
  3. 前記洗浄槽移動台が、前記被処理水槽に該被処理水槽の幅方向に架け渡され、かつ、該被処理水槽の長さ方向に移動可能に設けられるとともに、前記移動式洗浄槽から越流した膜洗浄後の薬液を回収する排薬液回収溝部を有しており、前記排薬液回収溝部からの膜洗浄後の薬液を直接受ける排薬液案内溝が前記被処理水槽に付設されていることを特徴とする請求項1又は2記載の膜モジュールの洗浄装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007130579A (ja) * 2005-11-10 2007-05-31 Mitsubishi Rayon Eng Co Ltd 活性汚泥処理における膜ろ過ユニットのろ過膜洗浄装置とろ過膜洗浄方法
KR101320719B1 (ko) 2007-08-16 2013-10-29 코오롱인더스트리 주식회사 중공사막 모듈의 세정 장치 및 그 방법
CN105921027A (zh) * 2016-06-30 2016-09-07 邢志会 一种膜组件清洗装置
CN113060822A (zh) * 2021-03-18 2021-07-02 南京俊星金汇膜环保科技有限公司 一种抗污染式mbr膜装置

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