JP2005064849A - 携帯通信端末、携帯通信端末の動作制御方法および通信システム - Google Patents

携帯通信端末、携帯通信端末の動作制御方法および通信システム Download PDF

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Abstract

【課題】 携帯通信端末に登録されている情報をできるだけ表示することが可能になる携帯通信端末、携帯通信端末の動作制御方法および通信システムを提供する。
【解決手段】 携帯電話端末は、無線通信機能を実行する無線通信動作と、電話帳機能を実行する電話帳動作と、メモ帳機能を実行するメモ帳動作と、カメラ機能を実行するカメラ動作と、インターネット閲覧機能を実行するインターネット閲覧動作とを実行可能である。CPU10は、電源制御部16が検出したバッテリ18の電圧が第1の所定の値xより高い場合には、携帯通信端末が実行可能な動作のすべてを許容する。CPU10は、電源制御部16が検出したバッテリ18の電圧が第1の所定の値x以下の場合には、携帯通信端末が実行可能な動作の中で、RAM12の情報格納エリアに格納されている情報を表示部14に表示する表示動作のみを許容する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、携帯通信端末、携帯通信端末の動作制御方法および通信システムに関し、特には、通信機能と異なる機能を有する携帯通信端末、携帯通信端末の動作制御方法および通信システムに関する。
従来、携帯電話端末等の携帯通信端末において、電源電圧の低下によって発生する不具合を解消するための技術が提案されている。
特許文献1(特開平10−209953号公報)には、電源電圧の大きさに応じて携帯電話端末が実行可能な通信機能を限定することにより、通信可能時間を長くする技術が記載されている。
特許文献2(特開2000−278747号公報)には、携帯電話端末が受信する無線信号の受信レベルの大きさが所定のしきい値未満である場合に通話制限を行う技術が記載されている。なお、特許文献2に記載された技術は、携帯電話端末が受信する無線信号の受信レベルが小さいと、携帯電話端末は通信可能な電波を探してしまい、無駄な電力を消耗してしまうという不具合を解消することも可能である。
また、近年、携帯電話端末等の携帯通信端末では、本来の通信機能に加えて、電話帳または住所録またはメモ帳等の通信機能と異なる機能が付加されるようになった。
特許文献3(特開2001−197197号公報)には、通信機能と異なる機能を付加した携帯型電話機において、バッテリの電圧低下時に、通信機能と異なる機能の実行を制限することにより、バッテリの電圧低下時にも通信機能を実行することを可能とする技術が記載されている。つまり、特許文献3には、バッテリの電圧低下時に、通信機能と異なる機能より通信機能を優先させる技術が記載されている。
特許文献4(特開2002−261919号公報)には、通信機能と異なる機能を付加した携帯電話端末において、バッテリの電圧低下時に、通信機能の実行のみを部分的に制限することにより、バッテリの電圧低下時にも通信機能と異なる機能を実行することを可能とする技術が記載されている。つまり、特許文献4には、バッテリの電圧低下時に、通信機能より通信機能と異なる機能を優先させる技術が記載されている。
特開平10−209953号公報 特開2000−278747号公報 特開2001−197197号公報 特開2002−261919号公報
特許文献1ないし3に記載された携帯通信端末には、以下のような課題があった。
第1の課題は、一般に、携帯通信端末の電話帳機能には多数の電話番号が登録されているが、電話帳機能に登録された電話番号を、手帳のように常に携帯するものにバックアップしている場合は少ないため、例えば、外出中に携帯通信端末のバッテリが低下してしまい、携帯通信端末のかわりに公衆電話等のほかの通信手段を用いて連絡をとろうとしても、連絡相手の電話番号がわからないという状況が発生してしまうという課題である。
第2の課題は、携帯通信端末のテキストメモ機能をメモ代わりに使用していた場合には、携帯通信端末のバッテリ切れによって、携帯通信端末に登録しておいたメモを参照できない状況が発生する可能性があったという課題である。
第1の課題と第2の課題とに共通する問題点は、携帯通信端末のバッテリの低下に伴い、ユーザが携帯通信端末に登録しておいた情報が確認できなくなってしまうという問題点である。
さらに言えば、例えば、バッテリの低下により携帯通信端末を用いた通信ができなくなっても代わりの通信手段を用いて通信を行うことができたり、バッテリの低下により携帯通信端末を用いた情報登録ができなくなってもメモ用紙等を用いてその情報を記録することはできたりするが、バッテリの低下により携帯通信端末に登録しておいた情報を確認できなくなってしまうと、その情報のバックアップデータがない限り、その情報の確認ができなくなってしまう。
特許文献4に記載の携帯型電話機は、バッテリの電圧低下時に、通信機能より通信機能と異なる機能を優先させるので、特許文献1ないし3に記載された情報通信端末に比べて、バッテリが低下しても、携帯通信端末に登録しておいた情報を参照できる確率が高くなる。
しかしながら、特許文献4に記載の携帯型電話機は、バッテリが低下しても通信機能と異なる機能のすべてを実行するので、例えば、電話番号の登録またはカメラ機能を用いた撮影を行っているうちに、バッテリの電圧がさらに低下し、携帯通信端末に登録しておいた情報を確認できなくなってしまうという問題が生じてしまう。
本発明の目的は、携帯通信端末に登録されている情報をできるだけ表示することが可能になる携帯通信端末、携帯通信端末の動作制御方法および通信システムを提供することである。
上記の目的を達成するために、本発明の携帯通信端末は、無線通信動作を行う無線通信部と、情報が入力される情報入力部と、前記情報を格納する情報格納部と、前記情報格納部に格納されている情報を表示する表示部と、電源電圧を検出する電圧検出部と、前記無線通信部、情報入力部、情報格納部および表示部の動作を制御する制御部とを含む携帯通信端末であって、前記制御部は、前記電圧検出部が検出した電源電圧が所定の値以下の場合には、前記携帯通信端末が実行可能な動作の中で前記情報格納部に格納されている情報を表示する表示動作のみを許容することを特徴とする。
上記の発明によれば、制御部は、電源電圧が所定の値以下になると、表示動作のみを許容するので、電源電圧が低下しても、携帯通信端末に登録されている情報を長い間確認することが可能になる。
また、本発明の携帯通信端末は、前記携帯通信端末が実行可能な動作ごとに動作継続と動作中断とのいずれかが設定される設定部をさらに含み、前記制御部は、何らかの処理を行っているときに前記電源電圧が前記所定の値以下になった場合には、現在処理を行なっている内容を確認し、前記設定部で動作継続と設定されている動作については該処理が終了するまで実行させた後に前記携帯通信端末が実行可能な動作の中で前記表示動作のみを許容し、前記設定部で動作中断と設定されている動作については中断させ、前記携帯通信端末が実行可能な動作の中で前記表示動作のみを許容することを特徴とする。
上記の発明によれば、電源電圧が低下しても、携帯通信端末に格納されている情報をできるだけ参照することが可能になることに加え、例えば、処理の途中で中断すると不具合が生じるような動作についてはユーザ等が設定部に動作継続と設定することで、電源電圧が所定の値以下になったときでも、その動作処理を最後まで実行でき、処理の途中で中断しても大きな不具合が生じない動作はユーザ等が設定部に動作中断と設定することにより、電源電圧が所定の値以下になったときにその動作処理を途中で終了させることが可能となり、携帯通信端末の動作を安定させることが可能となる。
また、本発明の携帯通信端末は、前記制御部は、前記電圧検出部が検出した電源電圧が小さくなるにつれて、実行を禁止する動作を増やしていくことを特徴とする。
上記の発明によれば、電源電圧が低下しても、携帯通信端末に格納されている情報をできるだけ参照することが可能になることに加え、電源電圧に応じて制限される動作が異なり、電源電圧が低くなるにつれて大消費電流を必要とする動作を禁止していくことが可能となり、電源の長寿命化を図ることが可能となる。
また、本発明の携帯通信端末は、無線通信動作を行う無線通信部と、情報が入力される情報入力部と、前記情報を格納する情報格納部と、前記情報格納部に格納されている情報を表示する表示部と、前記無線通信で使用する無線信号の受信レベルを検出する受信レベル検出部と、前記無線通信部、情報入力部、情報格納部および表示部の動作を制御する制御部とを含む携帯通信端末であって、前記制御部は、前記受信レベル検出部が検出した無線信号の受信レベルが所定値以下の場合には、前記携帯通信端末が実行可能な動作の中で前記情報格納部に格納されている情報を表示する表示動作のみを許容することを特徴とする。
上記の発明によれば、制御部が、無線信号の受信レベルが所定値以下になると、表示動作のみを許容するので、無線信号の受信レベルに低下に伴い電源電圧が低下することを防止しながら、携帯通信端末に格納されている情報をできるだけ参照することが可能になる。
また、本発明の通信システムは、前記携帯通信端末と、携帯電話基地局および携帯電話通信網とを介して前記携帯通信端末と接続するサーバとを含み、前記携帯通信端末は、前記電源電圧が前記所定の値以下であることを検出したときに低電圧状態を示す低電圧情報を前記携帯電話基地局と前記携帯電話通信網とを介して前記サーバに通知し、前記サーバは、前記低電圧情報の通知を行った携帯通信端末に着呼が発生した場合には、該呼を発生した通信端末に対して前記携帯通信端末が低電圧状態であることを知らせ、前記携帯通信端末は、前記サーバから該低電圧情報に応じた設定が終了したことの通知を前記携帯電話基地局と前記携帯電話通信網とを介して受けると、前記携帯通信端末が実行可能な動作の中で前記表示動作のみを許容することを特徴とする。
上記の発明によれば、低電圧情報の通知を行った携帯通信端末に着呼が発生した場合には、該呼を発生した通信端末に対して携帯通信端末が低電圧状態であることを知らせることが可能となる。
また、本発明の通信システムは、前記携帯通信端末と、携帯電話基地局および携帯電話通信網とを介して前記携帯通信端末と接続するサーバとを含み、前記携帯通信端末は、前記電源電圧が前記所定の値以下であることを検出したときに低電圧状態を示す低電圧情報と転送先を示す転送先情報とを前記携帯電話基地局と前記携帯電話通信網とを介して前記サーバに通知し、前記サーバは、前記低電圧情報の通知を行った携帯通信端末に着呼が発生した場合には、前記転送先に前記着呼を転送し、前記携帯通信端末は、前記サーバから該低電圧情報に応じた設定が終了したことの通知を前記携帯電話基地局と前記携帯電話通信網とを介して受けた後に、前記携帯通信端末が実行可能な動作の中で前記表示動作のみを許容することを特徴とする。
上記の発明によれば、低電圧情報の通知を行った携帯通信端末に着呼が発生した場合には、転送先に前記着呼を転送することが可能となる。
また、本発明の携帯通信端末の動作制御方法は、無線通信を行う無線通信部と、情報が入力される情報入力部と、前記情報を格納する情報格納部と、前記情報格納部に格納されている情報を表示する表示部と、前記無線通信部、情報入力部、情報格納部および表示部の動作を制御する制御部とを含む携帯通信端末の動作制御方法であって、電源電圧を検出する電圧検出ステップと、前記電圧検出ステップで検出した電源電圧が所定の値以下の場合に、前記携帯通信端末が実行可能な動作の中で前記情報格納部に格納されている情報を表示する表示動作のみを許容する動作許容ステップとを含むことを特徴とする。
上記の発明によれば、電源電圧が所定の値以下になると、表示動作のみを許容するので、電源電圧が低下しても、携帯通信端末に登録されている情報をできるだけ長い間参照することが可能になる。
また、本発明の携帯通信端末の動作制御方法は、該携帯通信端末が実行可能な動作ごとに動作継続と動作中断とのいずれかが設定される設定ステップをさらに含み、前記動作許容ステップは、何らかの処理を行っているときに前記電源電圧が前記所定の値以下になった場合には、現在処理を行っている内容を確認し、前記設定ステップで動作継続と設定されている動作は該処理が終了するまで実行させた後に前記携帯通信端末が実行可能な動作の中で前記表示動作のみを許容し、前記設定ステップで動作中断と設定されている動作は中断させ、前記携帯通信端末が実行可能な動作の中で前記表示動作のみを許容することを特徴とする。
上記の発明によれば、電源電圧が低下しても、携帯通信端末に登録されている情報をできるだけ参照することが可能になることに加え、例えば、処理の途中で中断すると不具合が生じるような動作は、ユーザが設定部に動作継続と設定することにより、電源電圧が所定の値以下になったときでも、その動作処理を最後まで実行でき、処理の途中で中断しても大きな不具合が生じない動作は、ユーザ等が設定部に動作中断と設定することにより、電源電圧が所定の値以下になったときにその動作処理を途中で終了させることが可能となり、携帯通信端末の動作を安定させることが可能となる。
また、本発明の携帯通信端末の動作制御方法は、前記電圧検出部が検出した電源電圧が小さくなるにつれて、実行を禁止する動作を増やしていく動作禁止ステップをさらに含むことを特徴とする。
上記の発明によれば、電源電圧が低下しても、携帯通信端末に登録されている情報をできるだけ参照することが可能になることに加え、電源電圧に応じて制限される動作が異なり、電源電圧が低くなるにつれて大消費電流を必要とする動作を禁止していくことが可能となり、電源の長寿命化を図ることが可能となる。
また、本発明の携帯通信端末の動作制御方法は、無線通信動作を行う無線通信部と、情報が入力される情報入力部と、前記情報を格納する情報格納部と、前記情報格納部に格納されている情報を表示する表示部と、前記無線通信部、情報入力部、情報格納部および表示部の動作を制御する制御部とを含む携帯通信端末の動作制御方法であって、前記無線通信で使用する無線信号の受信レベルを検出する受信レベル検出ステップと、前記受信レベル検出ステップで検出した無線信号の受信レベルが所定値以下の場合には、前記携帯通信端末が実行可能な動作の中で前記情報格納部に格納されている情報を表示する表示動作のみを許容する動作許容ステップとを含むことを特徴とする。
上記の発明によれば、無線信号の受信レベルが所定値以下になると、表示動作のみを許容するので、無線信号の受信レベルに低下に伴い電源電圧が低下することを防止しながら、携帯通信端末に登録されている情報をできるだけ参照することが可能になる。
本発明によれば、以下に記載するような効果を奏する。
第1の効果は、電源電圧が低下した状態に陥っても、ユーザが情報格納部に格納した情報を表示する表示動作のみを許容して省電力化を図るため、ユーザに必要な情報を確認可能な時間を長くすることができる。
例えば、ユーザが情報格納部に複数の人の電話番号を示した電話帳を格納している場合、電源電圧が低下した状態でも電話帳を参照することが可能となり、携帯通信端末の電源電圧が低く携帯通信端末による通信ができない状態でも、電話帳の電話番号を参照して他の通信手段を用いて通信をすることが可能となる。
第2の効果は、無線信号の受信レベルが低下した状態に陥っても、ユーザが情報格納部に格納した情報を表示する表示動作のみを許容して省電力化を図るため、ユーザに必要な情報を参照できる時間を長くすることができる。
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施例の携帯通信端末としての携帯電話端末を示したブロック図である。
図1において、携帯電話端末は、CPU10と、ROM11と、RAM12と、ユーザ入力部13と、表示部14と、携帯電話無線部15と、電源制御部16と、デジタルカメラ17とを含む。
本実施例の携帯電話端末は、無線通信機能に加えて、電話番号とその電話番号の使用者とを登録でき、かつ登録した電話番号とその電話番号の使用者とを表示できる電話帳機能と、テキストメモを登録でき、かつ登録したテキストメモを表示できるメモ帳機能と、カメラ機能と、インターネット閲覧機能とを有する。
携帯電話端末は、無線通信機能を実行する無線通信動作と、電話帳機能を実行する電話帳動作と、メモ帳機能を実行するメモ帳動作と、カメラ機能を実行するカメラ動作と、インターネット閲覧機能を実行するインターネット閲覧動作とを実行可能である。
表示部14は、画面に種々の情報を表示する。
無線通信部としての携帯電話無線部15は、基地局と無線通信を行う。なお、携帯端末無線部15は、音声通信中またはパケット通信中でなくても、基地局と無線通信を行う無線通信動作を行うことが可能である。
電圧検出部としての電源制御部16は、携帯通信端末の電源となるバッテリ18の電圧を監視し、バッテリ18の電圧をCPU10に通知する。
デジタルカメラ17は、被写体を撮像することが可能である。
情報入力部としてのユーザ入力部13は、キー入力部を含み、ユーザによるキー入力部の操作により、種々の情報および動作指示が入力される。
本実施例では、ユーザ入力部13がユーザに操作されることによって入力される動作指示として、通話指示と、電話帳登録指示と、電話帳表示指示と、メモ帳書き込み指示と、メモ帳表示指示と、カメラ機能開始指示と、インターネット閲覧機能開始指示とを含む。
また、ユーザ入力部13は、携帯通信端末が実行可能な動作ごとに、動作継続と動作中断とのいずれかを設定するための設定指示が入力される。
情報格納部および設定部としてのRAM12は、CPU10のワークエリアとして使用されるワークエリアと、ユーザ入力部13から入力された情報を格納する情報格納エリアと、ユーザ入力部13から入力された設定指示が示す設定内容を設定する設定エリアとを含む。
本実施例では、RAM12の情報格納エリアには、ユーザ入力部13から入力された電話帳情報およびメモ情報が記憶される。電話帳情報は、電話帳機能によって登録された電話番号およびその電話番号の使用者とを含む。メモ情報は、メモ帳機能によって登録されたテキストメモである。なお、RAM12の情報格納エリアには、ユーザがデジタルカメラ17を用いて撮影したデジタルカメラ画像が記憶されてもよい。
ROM11は、携帯電話端末の制御プログラムと、各種のアプリケーションプログラムと、これら各種のアプリケーションプログラムに関するデータを格納している。
本実施例では、ROM11は、各種のアプリケーションプログラムとして、電話帳機能を実行するための電話帳プログラムと、メモ帳機能を実行するためのメモ帳プログラムと、カメラ機能を実行するためのカメラ機能プログラムと、インターネット閲覧機能を実行するためのインターネット閲覧機能プログラムとを格納している。
制御部としてのCPU10は、ROM11に格納されている各種のプログラムおよびデータに基づいて、携帯電話端末全体の制御を行う。
CPU10は、ユーザ入力部13から動作指示が入力されると、入力された動作指示に応じたプログラムをROM11から読み出し、読み出したプログラムを実行することによって、入力された動作指示に対応した動作を実行する。
例えば、CPU10は、ユーザ入力部13から通話指示が入力されると、ROM11に格納されている制御プログラムを読み出し、読み出した制御プログラムを実行することによって、通話指示に対応した通信動作を実行する。
また、CPU10は、ユーザ入力部13から電話帳表示指示が入力されると、ROM11に格納されている電話帳プログラムを読み出し、読み出した電話帳プログラムを実行することによって、電話帳表示指示に対応した表示動作、具体的には、RAM12の情報格納エリアに格納された電話帳情報に応じた内容を表示部14に表示させる動作を実行する。
また、CPU10は、ユーザ入力部13からメモ帳表示指示が入力されると、ROM11に格納されているメモ帳プログラムを読み出し、読み出したメモ帳プログラムを実行することによって、メモ帳表示指示に対応した表示動作、具体的には、RAM12の情報格納エリアに格納されたメモ帳情報に応じた内容を表示部14に表示させる動作を実行する。
CPU10は、電源制御部16が検出したバッテリ18の電圧に応じて、携帯電話端末が実行可能な動作を制御する。
CPU10は、電源制御部16が検出したバッテリ18の電圧が第1の所定の値xより高い場合には、携帯通信端末が実行可能な動作のすべてを許容する。
CPU10は、電源制御部16が検出したバッテリ18の電圧が第1の所定の値x以下の場合には、携帯通信端末が実行可能な動作の中で、RAM12の情報格納エリアに格納されている情報を表示部14に表示する表示動作のみを許容する。
具体的には、CPU10は、電源制御部16が検出したバッテリ18の電圧が第1の所定の値x以下の場合には、RAM12の情報格納エリアに格納された電話帳情報およびメモ情報に応じた内容を表示部14に表示する表示動作のみを許容する。
なお、RAM12の情報格納エリアに、ユーザがデジタルカメラ17を用いて撮影したデジタルカメラ画像が格納されている場合には、CPU10は、電源制御部16が検出したバッテリ18の電圧が第1の所定の値x以下の場合には、RAM12の情報格納エリアに格納された電話帳情報およびメモ情報およびデジタルカメラ画像に応じた内容を表示部14に表示する表示動作のみを許容する。
また、CPU10は、電源制御部16が検出したバッテリ18の電圧が第1の所定の値x以下の場合には、ユーザ入力部13から入力される電話帳表示指示およびメモ帳表示指示のみを受け付け、電話帳表示指示を受け付けた場合にはRAM12の情報格納エリアに格納された電話帳情報に応じた内容を表示部14に表示させ、メモ帳表示指示を受け付けた場合にはRAM12の情報格納エリアに格納されたメモ帳情報に応じた内容を表示部14に表示させる。
また、CPU10は、電源制御部16が検出したバッテリ18の電圧が、第1の所定の値x以下でかつ第1の所定の値xよりも小さい値である第2の所定の値yより大きい場合には、携帯通信端末が実行可能な動作の中で、RAM12の情報格納エリアに格納されている情報を表示部14に表示する表示動作のみを許容する。
また、CPU10は、電源制御部16が検出したバッテリ18の電圧が、第1の所定の値x以下でかつ第2の所定の値yより大きい場合には、ユーザ入力部13から入力される電話帳表示指示およびメモ帳表示指示のみを受け付け、電話帳表示指示を受け付けた場合にはRAM12の情報格納エリアに格納された電話帳情報に応じた内容を表示部14に表示させ、メモ帳表示指示を受け付けた場合にはRAM12の情報格納エリアに格納されたメモ帳情報に応じた内容を表示部14に表示させる。
CPU10は、電源制御部16が検出したバッテリ18の電圧が、第2の所定の値y以下の場合には、携帯電話端末に対するバッテリ18からの電圧の供給を断って、携帯電話端末が実行可能な動作のすべてを禁止する。
次に、動作の概要を説明する。
図2は、バッテリ18の電圧Vの大きさに応じて制限される携帯電話端末の動作を示した説明図である。
なお、本実施例では、バッテリ18の電圧Vがとりうる電圧の領域を3つの領域に分け、それぞれの領域に応じて、CPU10が携帯電話端末の動作制限を行う。
図2に示すように、バッテリ18の電圧Vが第1の所定の値xより高いときは、CPU10は、通常の動作(携帯通信端末が実行可能な動作のすべてを許容する動作)を行う。
バッテリ18の電圧Vがx≧V>yのとき、CPU10は、携帯電話端末が実行可能なの動作を制限する。CPU10が制限する動作は、ユーザによってRAM12に格納された電話帳情報およびメモ情報を、表示部14に表示する表示動作と異なる動作である。
バッテリ18の電圧Vがy>Vのとき、CPU10は携帯端末の電源を落とす。ここでxとyの関係は、x>yである。
図3は、図1に示した携帯電話端末の動作を説明するためのフローチャートである。以下、図3を参照して携帯電話端末の動作を説明する。
CPU10は、現在のバッテリ18の電圧Vを電源制御部16を通して確認する(ステップS1)。
ステップS1で確認したバッテリ18の電圧Vが第1の所定の値x以下であると(ステップS2)、CPU10は、現在処理中の動作をすべて停止させて、その後、ユーザによってRAM12に格納された電話帳情報およびメモ情報を表示部14に表示する表示動作のみを許容する制限動作状態へ移行する(ステップS3)。
その後、CPU10は、バッテリ18の電圧Vがy以下になったかを判定し(ステップS4)、バッテリ18の電圧Vがy以下の場合には携帯電話端末の電源を落として、携帯電話端末が実行可能な動作を禁止する(ステップS7)。
本実施例によれば、バッテリ電圧が低下した状態に陥っても、ユーザが登録した情報の表示動作とは異なる動作を制限して省電力化を図るため、ユーザに必要な情報を表示できる時間を長くすることができる。
また、本実施例によれば、バッテリ電圧が低下した状態に陥ってもユーザが登録する情報である電話帳情報を確認することが可能なため、バッテリ電圧が少なく通信ができない状態でも電話帳情報が示す電話番号等を確認して他の通信手段を用いて通信をすることが可能となる。
次に、本発明の第2の実施例を説明する。
第2の実施例の構成は、図1に示した構成とほぼ同様である。第2の実施例は、CPU10が行う制御内容が、先に示した実施例の動作に加えて、携帯通信端末が実行可能な動作ごとに設定された、動作継続と動作中断とのいずれかを示す設定指示に応じて、CPU10が、バッテリ電圧が第1の所定の値x以下になったときに処理中の動作を制御する例である。
例えば、CPU10は、バッテリ18の電圧が第1の所定の値x以下になったときに処理中の動作のうちRAM12の設定エリアで動作継続と設定されている動作は、該処理が終了するまで実行させ、該処理が終了した後、携帯通信端末が実行可能な動作の中で表示動作のみを許容し、バッテリ18の電圧が第1の所定の値x以下になったときに処理中の動作のうち設定エリアで動作中断と設定されている動作は中断させ、該動作が中断した後、携帯通信端末が実行可能な動作の中で表示動作のみを許容する。
図4は、第2の実施例の動作を説明するためのフローチャートである。以下、図4を参照して、第2の実施例の動作を説明する。
まず、あらかじめ携帯通信端末が実行可能な動作ごとに、その動作処理中にバッテリ18の電圧が低電圧(本実施例では、第1の所定の値x以下の電圧)になった際に、その動作処理を継続するか中断するかの設定を行う(ステップS10)。
なお、ステップS10の設定は、ユーザがユーザ入力部13を操作して、携帯通信端末が実行可能な動作ごとに、動作継続と動作中断とのいずれかを設定するための設定指示を入力し、入力された設定指示をCPU10がRAM12に設定してもよく、また、携帯電話端末の出荷前にメーカ側がROM11に設定してもよい。
続いて、CPU10は現在のバッテリ18の電圧Vを電源制御部16を通して確認する(ステップS11)。
ステップS11で確認したバッテリ18の電圧Vが第1の所定の値x以下の場合(ステップS12)、CPU10は、現在処理中の動作が動作継続と設定されているかまたは動作中断と設定されているか確認する(ステップS13)。
現在処理中の動作が動作継続と設定されている場合(ステップS13)、CPU10は、現在処理中の動作の処理が終了するまで現在処理中の動作を継続して実行させ(ステップS14)、該処理が終了した後(ステップS15)、携帯通信端末が実行可能な動作の中で表示動作のみを許容する(ステップS16)。
継続動作が終了するまで、CPU10はバッテリ18の電圧Vを監視し(ステップS15、S18)、バッテリ18の電圧Vが第2の所定の値y以下になった場合には、CPU10は携帯電話端末の電源を落とす(ステップS19)。
また、CPU10は、バッテリ18の電圧が第1の所定の値x以下になったときに処理中の動作のうち設定エリアで動作中断と設定されている動作を中断させ(ステップS12、S13、S17)、該動作が中断した後、携帯通信端末が実行可能な動作の中で表示動作のみを許容する(ステップS16)。
本実施例によれば、例えば、パケット通信動作は、バッテリ18の電圧Vが第1の所定の値x以下になっても動作を継続して、バッテリ18の電圧Vが第1の所定の値x以下になったときにすぐに制限動作状態(携帯通信端末が実行可能な動作の中で表示動作のみを許容する状態)への移行をしない設定としておけば、パケット通信中にバッテリ18の電圧値が第1の所定の値xより低くなった場合でも通信を継続し、通信が終了後に制限動作状態に移行することが可能となる。
次に、第3の実施例を説明する。
第3の実施例の構成は、図1に示した構成とほぼ同様である。第3の実施例は、CPU10が、バッテリ18の電圧が所定の値bより高い場合には、バッテリ18の電圧の大きさが小さくなるにつれて、携帯通信端末が実行可能な動作の中から表示動作を除いた残りの動作の中で実行を禁止する動作を増やしていく例である。
具体的には、aとbとcという複数の電圧しきい値が設定され、バッテリ18の電圧Vと電圧しきい値aおよびbおよびcとの大小関係に応じて、CPU10が、携帯通信端末が実行可能な動作の中で制限する動作を制御する例である。
図5は、バッテリ18の電圧Vの大きさに応じて制限される携帯電話端末の動作を示した説明図である。
図5に示すように、バッテリ18の電圧Vと複数の電圧しきい値aとbおよびcとの大小関係において、電圧V>aの場合には通常の動作、b<V≦aの場合にはカメラ機能とインターネット閲覧機能と動作停止およびこれらの機能の起動が制限され、c≦V<bの場合にはユーザによって登録された電話帳やテキストメモなどの情報表示機能と異なる機能が制限され、V≦cの場合に携帯電話端末の電源が落ちる。
図6は、第3の実施例の動作を説明するためのフローチャートである。以下、図6を参照して、第3の実施例の動作を説明する。
まず、あらかじめ携帯通信端末が実行可能な動作ごとに、動作が制限され始めるバッテリ18の電圧値を設定する(ステップS20)。例えば、ステップS20で行われる設定は、図5に示したような設定である。
ステップS20の設定は、ユーザがユーザ入力部13を操作して、携帯通信端末が実行可能な動作ごとに、動作が制限され始めるバッテリ18の電圧値を入力し、入力された動作が制限され始めるバッテリ18の電圧値をCPU10がRAM12に設定してもよく、また、携帯電話端末の出荷前にメーカ側がROM11に設定してもよい。
CPU10は、現在のバッテリ18の電圧Vを電源制御部16を通して確認する(ステップS21)。
CPU10は、ステップS21で確認したバッテリ18の電圧VがV≦aの場合(ステップS22)、さらにステップS23にて電圧VはV≦cかを確認し、電圧Vがc以下の場合にはCPU10は携帯電話端末の電源を落とす(ステップS24)。
CPU10は、ステップS23にてV>cであれば、ステップS25にてV≦bであるか確認にし、V≦bの場合、CPU10は、ユーザによって登録されたデータである電話帳情報およびテキストメモなどの情報のみを表示する表示動作のみが許容される制限動作状態に移行する(ステップS26)。
CPU10は、ステップS25にてV>bの場合には、ユーザによって設定された、電圧値に基づく動作設定に基づく制限動作状態(例えば、カメラ機能およびインターネット閲覧機能の動作および起動のみが制限された制限動作状態)に移行する(ステップS27)。
また、CPU10は、ステップS22にてV>aの場合にはステップS21に戻り、通常動作を継続する。
本実施例によれば、バッテリ18の電圧に応じて制限される動作が異なり、バッテリ18の電圧が低いときには大消費電流を必要とする機能が使用できなくすることが可能となり、バッテリの持ち時間をさらに長くすることが可能となる。
次に、第4の実施例を説明する。
第4の実施例は、先に示した実施例のようにバッテリ18の電圧によって制限動作状態に移行して省電力化を図るのではなく、無線状態に基づいて制限動作状態に移行することのより省電力化を測る例である。
図7は、第4の実施例を示したブロック図である。なお、図7において、図1と同一構成のものには、同一符号を附してある。
図7において、タイマ19は、CPU10によって動作が制御される。携帯電話無線部15は、無線通信で使用する無線信号の受信レベルを検出する。CPU10は、携帯電話無線部15が検出した無線信号の受信レベルに応じて、携帯通信端末が実行可能な動作を制御する。例えば、CPU10は、携帯電話無線部が検出した無線信号の受信レベルが所定値以下の場合には、携帯通信端末が実行可能な動作の中で表示動作のみを許容する。
図8は、第4の実施例の動作を説明するためのフローチャートである。以下、図8を参照して、第4の実施例の動作を説明する。
CPU10は、携帯端末無線部15が行っている無線通信で使用している無線信号の電波状況(受信レベル)を確認する(ステップS30)。
CPU10は、ステップS30にて、受信レベルが低くて電波状況が圏外であると判断すると(ステップS31)、CPU10はタイマ19をスタートさせ(ステップS32)、電波状況をモニタする(ステップS33)。
CPU10は、タイマ19のタイムアップ後(ステップS34)、ステップS35において、電波状況をモニタしていた期間の間、電波状況が継続的に圏外であったかを判定する。
CPU10は、電波状況をモニタしていた期間の間、電波状況が継続的に圏外でなかった場合には、ステップS30に戻る(ステップS35)。
CPU10は、電波状況をモニタしていた期間の間、電波状況が継続的に圏外であった場合には(ステップS35)、携帯通信端末が実行可能な動作の中で表示動作のみを許容する制限動作状態に移行する(ステップS36)。
CPU10は、制限動作状態に移行後、タイマ19をスタートさせる(ステップS37)。
CPU10は、タイマ19がタイムアップすると(ステップS38)、携帯端末無線部15の動作制限を一時的に解除して電波状況を確認し、圏外状態から復帰していた場合には(ステップS39)、通常状態に復帰し(ステップS40)、圏外状態が継続していた場合には(ステップS39)、再度タイマ19をスタートさせる。
本実施例によれば、CPU10は、無線信号の受信レベルが所定値以下になると、表示動作のみを許容するので、無線信号の受信レベルに低下に伴って携帯電話端末が通信可能な電波を探してしまい無駄な電力を消耗してしまうという不具合を解消可能となり、電源電圧が低下することを防止しながら、携帯通信端末に登録されている情報をできるだけ参照することが可能になる。
次に、第5の実施例を説明する。
第5の実施例は、携帯電話端末が低電圧状態になったことが検出されたときに、携帯電話端末が、パケット通信によってサーバに低電圧状態であることを通知し、その後に携帯電話端末が動作制限状態に移行する例である。
図9は、第5の実施例を示したブロック図である。
図9において、本発明の第5の実施例の通信システムは、携帯電話端末50と、携帯電話基地局51および携帯電話通信網52とを介して携帯通信端末50と接続するサーバ53とを含む。
携帯電話端末50は、図1に示した携帯電話端末50とほぼ同一である。携帯電話端末50は、電源電圧が所定の値以下であること検出したときに低電圧状態を示す低電圧情報を携帯電話基地局51と携帯電話通信網52とを介してサーバ53に通知する。また、携帯電話端末50は、サーバ53から該低電圧情報に応じた設定が終了したことの通知を携帯電話基地局51と携帯電話通信網52とを介して受けた後に、携帯通信端末50が実行可能な動作の中で表示動作のみを許容する。
なお、携帯電話端末50が行う動作は、携帯電話端末50内のCPU10によって制御される。
サーバ53は、低電圧情報の通知を行った携帯通信端末50に着呼が発生した場合には、該呼を発生した通信端末に対して携帯通信端末が低電圧状態であることを知らせる。
図10は、第5の実施例の動作を説明するためのフローチャートである。以下、図10を参照して、第5の実施例の動作を説明する。
携帯電話端末50のCPU10が、現在のバッテリ18の電圧Vを電源制御部16を通して確認する(ステップS41)。
携帯電話端末50のCPU10は、バッテリ18の電圧Vが、第1の所定の値xより大きくない場合(ステップS42)、携帯電話端末50のCPU10は、サーバ53との間でパケット通信を行うため接続を確立する(ステップS43)。
携帯電話端末50のCPU10は、サーバ53との間でパケット通信を行うため接続が確立した後、携帯電話端末50は自身が低電圧状態にあることをサーバ53に通知する(ステップS44)。
携帯電話端末50のCPU10は、ステップS44での通知後、低電圧状態が確認された通知をサーバ53より受け取り(ステップS45)、携帯電話端末50のCPU10はパケット通信の接続を切断する。
携帯電話端末50のCPU10は、サーバ53との接続を切断した後、現在動作中の機能をすべて停止させて携帯電話端末50の動作を制限し、さらにユーザが登録した電話帳およびテキストメモなど表示する表示動作のみを動作可能とする制限動作状態に移行する(ステップS46)。
携帯電話端末50のCPU10は、ステップS46を実行した後、バッテリ18の電圧Vがy以下になったかを判定し(ステップS47)、バッテリ18の電圧Vがy以下の場合には携帯電話端末の電源を落とす(ステップS48)。
図11は、第5の実施例の動作を説明するためのシーケンス図である。以下、図11を参照して、第5の実施例の動作を説明する。
携帯電話端末50のCPU10が、現在のバッテリ18の電圧Vを電源制御部16を通して確認し、バッテリ18の電圧Vが第1の所定の値xより大きくない低電圧状態を検出すると(ステップS100)、携帯電話端末50のCPU10は、サーバ53にパケット通信接続を要求する(ステップS101)。
携帯電話端末50からパケット通信接続の要求を受け取ったサーバ53は、パケット通信接続処理を行い、パケット通信接続処理が終了した後、パケット通信接続完了通知を携帯電話端末50に送信する(ステップS102)。
携帯電話端末50のCPU10は、サーバ53との間でパケット通信を行うため接続が確立した後、携帯電話端末50は自身が低電圧状態にあることをサーバ53に通知するとともに、低電圧状態にあるときの携帯電話端末50に対する着呼に対するサーバ53の応答内容の設定するための設定通知をサーバ53に通知する(ステップS103)。
なお、ステップS103で行う設定通知としては、例えば、低電圧状態にあるときの携帯電話端末50に対する着呼を発生した通信端末に対して、該携帯通信端末が低電圧状態であることを知らせる通知をサーバ53に行わせる設定通知とする。
サーバ53は、低電圧状態の通知と設定通知とを携帯電話端末50から受けると、受け取った設定通知に基づいて低電圧状態の携帯電話端末への着呼への応答内容を設定する(ステップS104)。
サーバ53は、ステップS104が終了すると、低電圧状態の通知を行った携帯電話端末50に対して設定完了通知を送信する(ステップS105)。
携帯電話端末50のCPU10は、サーバ53から送信された設定完了通知を受けると、パケット通信切断要求をサーバ53に送信する(ステップS106)。サーバ53は、携帯電話端末50から送信されたパケット通信切断要求を受けると、パケット通信を切断する処理を行い、パケット通信を切断する処理が終了すると、パケット通信を切断したことを知らせる設定完了通知を携帯電話端末50に送信する(ステップS107)。
携帯電話端末50のCPU10は、パケット通信を切断したことを知らせる設定完了通知を受けると、現在動作中の機能をすべて停止させて携帯電話端末50の動作を制限し、さらにユーザが登録した電話帳およびテキストメモなど表示する表示動作のみを動作可能とする制限動作状態に移行する(ステップS108)。
本実施例によれば、低電圧情報の通知を行った携帯通信端末に着呼が発生した場合に、該呼を発生した通信端末に対して携帯通信端末が低電圧状態であることを知らせることが可能となる。
なお、携帯電話端末50のCPU10が、低電圧状態にあるときの携帯電話端末50に対する着呼の転送先を示す転送先情報をステップS103の設定通知で通知し、サーバ53がこの設定通知に基づいて低電圧状態の携帯電話端末への着呼への応答内容を設定するようにすれば、低電圧状態の携帯電話端末が制限動作状態に移行後に発生する、低電圧状態の携帯電話端末への着呼を、サーバ53に通知した転送先への転送することが可能となる。
以上説明した各実施例において、図示した構成は単なる一例であって、本発明はその構成に限定されるものではない。
例えば、携帯電話端末は、デジタルカメラを有してなくてもよい。また、携帯電話端末は、電話帳機能とメモ帳機能との両方の機能を有してなくてもよく、電話帳機能とメモ帳機能とのうちいずれかの機能のみを有するものでもよい。また、携帯電話端末は、インターネット閲覧機能を有していなくてもよい。また、携帯電話端末は、電話帳機能ともメモ帳機能ともカメラ機能ともインターネット閲覧機能とも異なる機能を有し、該機能に応じた動作を行うことが可能であってもよい。
本発明の一実施例の携帯電話端末を示したブロック図である。 図1に示した携帯電話端末の動作を説明するための説明図である。 図1に示した携帯電話端末の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の他の実施例の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明のさらに他の実施例の動作を説明するための説明図である。 本発明のさらに他の実施例の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明のさらに他の実施例の携帯電話端末を示したブロック図である。 図7に示した携帯電話端末の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の一実施例の通信システムを示したブロック図である。 図9に示した通信システムの動作を説明するためのフローチャートである。 図9に示した通信システムの動作を説明するためのシーケンス図である。
符号の説明
10 CPU
11 ROM
12 RAM
13 ユーザ入力部
14 表示部
15 携帯電話無線部
16 電源制御部
17 デジタルカメラ
18 バッテリ
19 タイマ
50 携帯電話端末
51 携帯電話基地局
52 携帯電話通信網
53 サーバ

Claims (10)

  1. 無線通信動作を行う無線通信部と、情報が入力される情報入力部と、前記情報を格納する情報格納部と、前記情報格納部に格納されている情報を表示する表示部と、電源電圧を検出する電圧検出部と、前記無線通信部、情報入力部、情報格納部および表示部の動作を制御する制御部とを含む携帯通信端末であって、
    前記制御部は、前記電圧検出部が検出した電源電圧が所定の値以下の場合には、前記携帯通信端末が実行可能な動作の中で前記情報格納部に格納されている情報を表示する表示動作のみを許容することを特徴とする携帯通信端末。
  2. 請求項1に記載の携帯通信端末において、
    前記携帯通信端末が実行可能な動作ごとに動作継続と動作中断とのいずれかが設定される設定部をさらに含み、
    前記制御部は、何らかの処理を行っているときに前記電源電圧が前記所定の値以下になった場合には、現在処理を行なっている内容を確認し、前記設定部で動作継続と設定されている動作については該処理が終了するまで実行させた後に前記携帯通信端末が実行可能な動作の中で前記表示動作のみを許容し、前記設定部で動作中断と設定されている動作については中断させ、前記携帯通信端末が実行可能な動作の中で前記表示動作のみを許容することを特徴とする携帯通信端末。
  3. 請求項1に記載の携帯通信端末において、
    前記制御部は、前記電圧検出部が検出した電源電圧が小さくなるにつれて、実行を禁止する動作を増やしていくことを特徴とする携帯通信端末。
  4. 無線通信動作を行う無線通信部と、情報が入力される情報入力部と、前記情報を格納する情報格納部と、前記情報格納部に格納されている情報を表示する表示部と、前記無線通信で使用する無線信号の受信レベルを検出する受信レベル検出部と、前記無線通信部、情報入力部、情報格納部および表示部の動作を制御する制御部とを含む携帯通信端末であって、
    前記制御部は、前記受信レベル検出部が検出した無線信号の受信レベルが所定値以下の場合には、前記携帯通信端末が実行可能な動作の中で前記情報格納部に格納されている情報を表示する表示動作のみを許容することを特徴とする携帯通信端末。
  5. 請求項1に記載の携帯通信端末と、携帯電話基地局および携帯電話通信網とを介して前記携帯通信端末と接続するサーバとを含み、
    前記携帯通信端末は、前記電源電圧が前記所定の値以下であることを検出したときに低電圧状態を示す低電圧情報を前記携帯電話基地局と前記携帯電話通信網とを介して前記サーバに通知し、
    前記サーバは、前記低電圧情報の通知を行った携帯通信端末に着呼が発生した場合には、該呼を発生した通信端末に対して前記携帯通信端末が低電圧状態であることを知らせ、
    前記携帯通信端末は、前記サーバから該低電圧情報に応じた設定が終了したことの通知を前記携帯電話基地局と前記携帯電話通信網とを介して受けると、前記携帯通信端末が実行可能な動作の中で前記表示動作のみを許容することを特徴とする通信システム。
  6. 請求項1に記載の携帯通信端末と、携帯電話基地局および携帯電話通信網とを介して前記携帯通信端末と接続するサーバとを含み、
    前記携帯通信端末は、前記電源電圧が前記所定の値以下であることを検出したときに低電圧状態を示す低電圧情報と転送先を示す転送先情報とを前記携帯電話基地局と前記携帯電話通信網とを介して前記サーバに通知し、
    前記サーバは、前記低電圧情報の通知を行った携帯通信端末に着呼が発生した場合には、前記転送先に前記着呼を転送し、
    前記携帯通信端末は、前記サーバから該低電圧情報に応じた設定が終了したことの通知を前記携帯電話基地局と前記携帯電話通信網とを介して受けた後に、前記携帯通信端末が実行可能な動作の中で前記表示動作のみを許容することを特徴とする通信システム。
  7. 無線通信を行う無線通信部と、情報が入力される情報入力部と、前記情報を格納する情報格納部と、前記情報格納部に格納されている情報を表示する表示部と、前記無線通信部、情報入力部、情報格納部および表示部の動作を制御する制御部とを含む携帯通信端末の動作制御方法であって、
    電源電圧を検出する電圧検出ステップと、
    前記電圧検出ステップで検出した電源電圧が所定の値以下の場合に、前記携帯通信端末が実行可能な動作の中で前記情報格納部に格納されている情報を表示する表示動作のみを許容する動作許容ステップとを含むことを特徴とする携帯通信端末の動作制御方法。
  8. 請求項7に記載の携帯通信端末の動作制御方法において、
    該携帯通信端末が実行可能な動作ごとに動作継続と動作中断とのいずれかが設定される設定ステップをさらに含み、
    前記動作許容ステップは、何らかの処理を行っているときに前記電源電圧が前記所定の値以下になった場合には、現在処理を行っている内容を確認し、前記設定ステップで動作継続と設定されている動作は該処理が終了するまで実行させた後に前記携帯通信端末が実行可能な動作の中で前記表示動作のみを許容し、前記設定ステップで動作中断と設定されている動作は中断させ、前記携帯通信端末が実行可能な動作の中で前記表示動作のみを許容することを特徴とする携帯通信端末の動作制御方法。
  9. 請求項7に記載の携帯通信端末の動作制御方法において、
    前記電圧検出部が検出した電源電圧が小さくなるにつれて、実行を禁止する動作を増やしていく動作禁止ステップをさらに含むことを特徴とする携帯通信端末の動作制御方法。
  10. 無線通信動作を行う無線通信部と、情報が入力される情報入力部と、前記情報を格納する情報格納部と、前記情報格納部に格納されている情報を表示する表示部と、前記無線通信部、情報入力部、情報格納部および表示部の動作を制御する制御部とを含む携帯通信端末の動作制御方法であって、
    前記無線通信で使用する無線信号の受信レベルを検出する受信レベル検出ステップと、
    前記受信レベル検出ステップで検出した無線信号の受信レベルが所定値以下の場合には、前記携帯通信端末が実行可能な動作の中で前記情報格納部に格納されている情報を表示する表示動作のみを許容する動作許容ステップとを含むことを特徴とする携帯通信端末の動作制御方法。
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