JP2005062212A - Converter lens and projecting apparatus with the same - Google Patents
Converter lens and projecting apparatus with the same Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005062212A JP2005062212A JP2003206819A JP2003206819A JP2005062212A JP 2005062212 A JP2005062212 A JP 2005062212A JP 2003206819 A JP2003206819 A JP 2003206819A JP 2003206819 A JP2003206819 A JP 2003206819A JP 2005062212 A JP2005062212 A JP 2005062212A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens
- converter
- optical axis
- projection
- refractive power
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Lenses (AREA)
- Projection Apparatus (AREA)
Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像表示素子が表示する画像情報を所定面上、例えばスクリーン面上に投影する投影レンズの光出射側に着脱可能なコンバーターレンズに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より液晶表示素子などの表示面に基づく画像情報をスクリーンに拡大投射する液晶プロジェクター(投影装置)が種々と提案されている。
【0003】
特に近年、液晶プロジェクターの低価格化が進み、家庭でも大画面の映像を容易に楽しむようになってきた。
【0004】
これらのプロジェクターは一般的に、ワイド側において投影距離が約4〜5mで100インチ程度の拡大像が得られる。したがって、会議室などの比較的広い部屋で大人数で画像を見る場合には問題ないが、個人の部屋で映画鑑賞などを行うような場合には、投影距離が部屋の長さに比べてやや長すぎるため、若干扱いづらい。このような要求に対して、ズーム部を有する投影レンズのワイド化が考えられる。しかしながら、投影レンズではRGB3色の色合成のためバックフォーカスが非常に長く、また、レンズ枚数が増えて構成が複雑になる等の理由から、投影レンズのワイド化が困難であった。
【0005】
こうした状況において、簡単な構造で、かつ、投影レンズの光出射側に容易に着脱可能で個人の部屋のような狭い空間でも大画面の映像が実現できるフロント方式のワイドコンバーターレンズが知られている(特許文献1)。
【0006】
図15は、特許文献1で提案されているワイドコンバーターレンズの要部断面図である。
【0007】
図15に示すワイドコンバーターレンズは、スクリーン側より順に、負の屈折力を持つ単レンズよりなる第1レンズ群と、正の屈折力を持つ2枚のレンズより成る(1枚のときもある)第2レンズ群とより構成されている。
【0008】
そして、ワイドコンバーターレンズを構成する各レンズ群の焦点距離、各レンズ面の曲率半径、材料のアッベ数、レンズ全長等を適切に設定して、投影レンズの前(光出射側)に着脱可能で、比較的大きな倍率が得られるフロント方式のワイドコンバーターレンズを達成している。
【特許文献】
特開平05−088080号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
拡大型の液晶プロジェクター(投影装置)では投影画像を上方のスクリーンに斜方向から投影している。この為、投影画像素子をマスターレンズ系(投影レンズ)の光軸に対して垂直方向にずらして配置することが多い。こういった投影装置に用いられる光学系として、屈折レンズがすべて投影レンズの光軸を軸とした回転対称面で構成された回転対称光学系ではイメージサークルが大きくなって画角が大きくなる。この為、投影レンズの光出射面側に装着するワイドコンバーターレンズの有効径が非常に大きくなってしまい、また、スクリーン側から逆トレースしたとき、ワイドコンバーターレンズのスクリーン側の光線入射高が高いため軸外収差のうち特に歪曲収差の発生が大きくなる。このときの歪曲収差の発生を少なくしようとするとレンズ枚数が増えて、レンズ系全体が大型になってくるという問題があった。
【0010】
本発明は、小型で歪曲収差の発生が少なく、例えば拡大投射型のプロジェクション装置(投影装置)の投影レンズの光出射側に着脱可能なコンバーターレンズの提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、画像表示素子の有効画面の中心を投影レンズの光軸からずらして配置し、その画像表示素子が形成する画像情報を投影レンズでスクリーンに投影する投影装置における投影レンズのスクリーン側に着脱可能なコンバーターレンズであって、
コンバーターレンズは、コンバーターレンズを投影レンズに装着したときに投影レンズの光軸に対して偏心した偏心レンズを有することを特徴としている。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明する。
【0013】
図1は、実施形態1のコンバーターレンズを投影レンズ(マスターレンズ)の光出射側に装着したときの要部断面図、図2は、図1の系の光路図、図3は、図1の系の投影像の歪曲図、図4は、図1の系のスポットダイヤグラムである。
【0014】
図5は、実施形態2のコンバーターレンズを投影レンズ(マスターレンズ)の光出射側に装着したときの要部断面図、図6は、図7の系の光路図、図7は、図7の系の投影像の歪曲図、図8は、図7の系のスポットダイヤグラムである。
【0015】
図9は、実施形態3のコンバーターレンズを投影レンズ(マスターレンズ)の光出射側に装着したときの要部断面図、図10は、図9の系の光路図、図11は、図9の系の投影像の歪曲図、図12は、図9の系のスポットダイヤグラムである。
【0016】
図13は、投影装置の要部概略図である。
【0017】
図1、図5、図9のレンズ断面図、図2、図6、図10の光路図において、MLは投影レンズ(マスターレンズ)であり、正の屈折力を有している。CLはコンバーターレンズであり、投影レンズMLのスクリーンS側(光出射側)に着脱可能に装着されている。コンバーターレンズCLは投影レンズMLに装着したとき投影レンズMLによる投影像を拡大するワイドコンバーターレンズとして使用している。3は画像表示素子であり、透過型の液晶パネル(パネル)から成っている。Sはスクリーンである。
【0018】
各実施形態では、投影レンズML又は投影レンズMLにコンバーターレンズCLを装着した光学系(合成光学系)によって投影画像素子3による画像情報をスクリーンS上に拡大投影している。
【0019】
9はマスターレンズMLの光軸である。パネル3の中心位置3aはマスターレンズMLの光軸9から垂直方向にずれた位置にある。パネル3から画像情報を有して射出する光は画像光としてマスターレンズMLに入射したあと屈折し、スクリーンS側に射出され、コンバーターレンズCLによりスクリーンSに拡大して斜方向から投影される。
【0020】
尚、各実施形態においては、コンバーターレンズCLを投影レンズMLによる投影像を縮小させるテレコンバーターレンズとして構成することもできる。
【0021】
各実施形態のコンバーターレンズCLは、それを構成する複数のレンズのうち、1以上のレンズがコンバーターレンズCLを投影レンズMLに装着したとき、投影レンズMLの光軸9に対して偏心して装着されるように構成されている。又、コンバーターレンズCLは投影レンズMLに装着したとき、投影レンズMLの光軸9に対して偏心した1以上の偏心レンズ(偏心レンズ群)を有している。
【0022】
図1の実施形態では3つの偏心レンズ群CL1、CL2、CL3、図5、図9の実施形態では4つの偏心レンズ群CL1、CL2、CL3、CL4を有している。尚、レンズ群は複数のレンズに限定されず1つのレンズより成る場合もある。
【0023】
そしてこのときの1以上の偏心レンズ群(図1の実施形態1では偏心レンズ群CL2、CL3、図5の実施形態2では偏心レンズ群CL2、CL3、図9の実施形態3では偏心レンズ群CL2、CL4)は、光軸が一致する2以上のレンズより成り立っている。
【0024】
1以上の偏心レンズ群は、コンバーターレンズCLを投影レンズ群MLに装着したとき、投影レンズMLの光軸9に対して平行偏心又は/及び傾き偏心している。1以上の偏心レンズ群は、スクリーンS側の面の面頂点が投影レンズMLの光軸9に対して垂直方向に位置するように平行偏心している。
【0025】
また、1以上の偏心レンズ郡のうち最もスクリーンS側の偏心レンズ群は、最もスクリーンS側のレンズの光軸が投影レンズMLの光軸9に対して投影画像素子3の中心3aの光軸からのずれた方向と反対方向に位置するように平行偏心している。
【0026】
コンバーターレンズCLを構成する各レンズのうち、マスターレンズMLの光軸9から偏心している任意の1つの偏心レンズ群のマスターレンズMLの光軸9に対する垂直方向の偏心量を△Yi、任意の1つの偏心レンズ群のうち、スクリーンS側のレンズ面の有効値をφiとするとき、
【0027】
【数2】
【0028】
を満足している。
【0029】
ワイドコンバーターレンズCLを達成する偏心レンズ群のうちマスターレンズMLの光軸9に対して垂直方向に偏心している偏心レンズ群は、パネル3側から光線トレースしてスクリーンS上での投影した投影像の偏心歪曲は、水平方向には対称だが、垂直方向には非対称な歪曲となっている。いま、条件式(1)の上限値を超える領域では、ワイドコンバーターレンズCL内の偏心レンズ群の偏心量が大きすぎるため、前記偏心歪曲の非対称性がさらに大きくなり、球面レンズ又は球面レンズと非球面レンズから成るワイドコンバーターレンズCLではその補正が非常に困難となる。また、条件式(1)の下限値を超える領域では、ワイドコンバーターレンズCL内の偏心レンズ群の偏心量が小さすぎて、偏心による小型化及び性能改善の効果が低くなる。
【0030】
更に好ましくは、条件式(1)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
【0031】
【数3】
【0032】
次に各実施形態のコンバーターレンズCLの特徴について説明する。
【0033】
図1、図2の実施形態1において、ワイドコンバーターレンズCLは、負の屈折力を有する第1レンズ4、負の屈折力を有する第2レンズ5、正の屈折力を有する第3レンズ6、負の屈折力を有する第4レンズ7、正の屈折力を有する第5レンズ8より成っている。第2レンズ5と第3レンズ6は光軸が一致した偏心レンズ群CL2を構成しており、また、第4レンズ7と第5レンズ8は光軸が一致した偏心レンズ群CL3を構成している。10は第1レンズ4(偏心レンズ群CL1)の光軸、11は偏心レンズ群CL2の第2レンズ5と第3レンズ6の共通の光軸、12は偏心レンズ群CL3の第4レンズ7と第5レンズ8の共通の光軸であり、4つの光軸9、10、11及び12は投影レンズの光軸と一致しない又は同一直線上に存在せず、各同軸レンズ群の偏心は、マスターレンズMLの光軸9に対する垂直方向への平行偏心と、各同軸レンズ群のスクリーンS側の面頂点を回転中心とした傾き偏心の両方を足したものである。偏心レンズ群のマスターレンズMLの光軸に対する垂直方向の偏心量△yi(mm)は、前述の条件式(1)を満足している。
【0034】
図2の実施形態1における光路図において、マスターレンズMLの光軸9から中心位置3aが垂直方向にずれた位置にあるパネル3により形成される画像光はマスターレンズMLによって屈折しスクリーンS側に射出されたあと、マスターレンズMLのスクリーンS側に配置されたコンバーターレンズCLにパネル3側の第5レンズ8から入射し、コンバーターレンズCLによる屈折のあと、スクリーンS側の第1レンズ4から射出し、スクリーンSに投影される。
【0035】
図2に示すように、コンバーターレンズCLを通過する光線の領域は、パネル3の中心位置3aがマスターレンズMLの光軸9に対して垂直方向にシフトしているために、パネル3のシフト方向と逆方向に偏っている。このため、コンバーターレンズCLを構成する各レンズの位置を光線の通る領域側にずらして配置し、これによりコンバーターレンズCLの最もスクリーンS側の第1レンズ4の有効径が小さくなるようにしている。
【0036】
コンバーターレンズCLを構成する各レンズをマスターレンズMLの光軸9上に配置した場合では、スクリーンS側の第1レンズ4の有効径が大きくなり、スクリーンS側から光線を逆トレースしたとき、スクリーンS側からの入射光がコンバーターレンズCLに入射する光線の光軸からの高さが高くなる。この結果、軸外収差のうち特にディストーションと倍率色収差が悪化してくる。
【0037】
実施形態1では、前述の如く、コンバーターレンズCLを構成する各レンズをそれぞれ偏心させることにより、主に前記2つの収差を改善している。特に拡大率の高いコンバーターレンズCLの場合は、コンバーターレンズCLのスクリーンS側からの入射光の光軸からの高さが高くなり、有効径の大型化と歪曲・倍率色収差の増大が大きな問題となる。これに対して、実施形態1では、上述のようにコンバーターレンズCLを構成する各レンズを偏心させることで有効径の小型化と収差の改善を図っている。
【0038】
図3は、パネル3の原画像をマスターレンズMLとワイドコンバーターレンズCLにより拡大投影してスクリーンS上で投影像の歪みを計算した偏心歪曲図であり、上述のように水平方向には対称で垂直方向には非対称な歪曲となっている。
【0039】
図4は、スクリーンS側から逆トレースした場合のパネル3上でのC線、d線及びF線のスポットダイヤグラムである。
【0040】
次に図5、図6の実施形態2について説明する。
【0041】
ワイドコンバーターレンズCLは、負の屈折力を有する第1レンズ16、正の屈折力を有する第2レンズ17、負の屈折力を有する第3レンズ18、負の屈折力を有する第4レンズ19、正の屈折力を有する第5レンズ20、正の屈折力を有する第6レンズ21により成っている。第2レンズ17と第3レンズ18はそれぞれの光軸が一致した偏心レンズ群CL2を構成しており、また、第4レンズ19と第5レンズ20はそれぞれの光軸が一致した偏心レンズ群CL3を構成している。
【0042】
23は第1レンズ16(偏心レンズ群CL1)の光軸、24は偏心レンズ群CL2の第2レンズ17と第3レンズ18の共通の光軸、25は偏心レンズ群CL3の第4レンズ19と第5レンズ20の共通の光軸、26は第6レンズ21(偏心レンズ群CL4)の光軸であり、該5つの光軸9、23、24、25及び26は同一でないこと又は同一直線上に存在せず、各同軸レンズ群の偏心は、マスターレンズMLの光軸9に対して偏心している。第1レンズ16はマスターレンズMLの光軸9の垂直方向への平行偏心と傾き偏心の両方の偏心、第2レンズ17と第3レンズ18は同軸で第2レンズ17のスクリーンS側の面頂点を回転中心として傾けた偏心、第4レンズ19と第5レンズ20は同軸で第4レンズ19のスクリーンS側の面頂点を回転中心として傾けた偏心、第5レンズ21はマスターレンズMLの光軸9の垂直方向への平行偏心と傾き偏心の両方に偏心している。マスターレンズMLの光軸9の垂直方向に平行偏心している偏心レンズ群の平行偏心の偏心量△yi(mm)は、条件式(1)を満足している。
【0043】
図6の実施形態2における光路図において、マスターレンズMLの光軸9から垂直方向にずれた位置にあるパネル3により形成される画像光は正の屈折力を有するマスターレンズMLによって屈折しスクリーンS側に射出されたあと、マスターレンズMLのスクリーンS側に配置されたワイドコンバーターレンズCLによりスクリーンS側に屈折して射出され、スクリーンS上にパネル3の画像が拡大投影される。
【0044】
図7は、パネル3の原画像をマスターレンズMLとワイドコンバーターレンズCLにより拡大投影してスクリーンS上で投影像の歪みを計算した偏心歪曲図であり、上述のように水平方向には対称で垂直方向には非対称な歪曲となっている。
図8は、スクリーンS側から逆トレースした場合のパネル3上でのC線、d線及びF線のスポットダイヤグラムである。
【0045】
次に図9、図10の実施形態3について説明する。
【0046】
ワイドコンバーターレンズCLは、負の屈折力を有する第1レンズ30、負の屈折力を有する第2レンズ31、正の屈折力を有し、パネル3側の面37に軸対称非球面形状のレプリカを成形した第3レンズ32、この第2レンズ31と第3レンズ32は貼り合わせている。正の屈折力を有する第4レンズ33、負の屈折力を有する第5レンズ34、正の屈折力を有する第6レンズ35、負の屈折力を有する第7レンズ36より成っている。第2レンズ31と第3レンズ32はそれぞれの光軸が一致して貼り合わせられて偏心レンズ郡CL2を構成している。第5レンズ34と第6レンズ35及び第7レンズ36はそれぞれの光軸が同一直線上に存在し、偏心レンズ群CL4を構成している。
【0047】
39は、第1レンズ30(偏心レンズ群CL1)の光軸、40は偏心レンズ群CL2の第2レンズ31と第3レンズ32の共通の光軸、41は第4レンズ33(偏心レンズ群CL3)の光軸、42は偏心レンズ群CL4の第5レンズ34と第6レンズ35及び第7レンズ36の共通の光軸であり、該5つの光軸9、39、40、41及び42の光軸は同一でないこと又は同一直線上に存在せず、各同軸レンズ群の偏心は、光軸9に対する垂直方向への平行偏心と、各同軸レンズ群のスクリーンS側の面頂点を回転中心とした傾き偏心の両方を足したものである。
【0048】
図10は、実施形態3における光路図であり、マスターレンズMLの光軸9から垂直方向にずれた位置にあるパネル3により形成される画像光は正の屈折力を有するマスターレンズMLによって屈折しスクリーンS側に射出されたあと、マスターレンズMLのスクリーンS側に配置されたワイドコンバーターレンズCLによりスクリーンS側に屈折して射出され、スクリーンS上にパネル3の画像が拡大投影される。
【0049】
ここで、ワイドコンバーターレンズCLに含まれる各レンズ30から36がマスターレンズ系9の光軸に対して垂直な方向の偏心が、実施形態1、2の偏心方向と違って上側にシフトしているのは、貼り合わせレンズのパネル3側の面37を非球面としているためで、非球面形状の効果とレンズ偏心の作用により諸収差を改善しているためである。面37の軸対称非球面形状は、ワイドコンバーターレンズCLに入射する光のマスターレンズML光軸9からの光線高さの高い領域で大きく発生する歪曲の改善に特に効果がある。
【0050】
図11は、パネル3の原画像をマスターレンズMLとワイドコンバーターレンズCLにより拡大投影してスクリーンS上で投影像の歪みを計算した偏心歪曲図であり、上述のように水平方向には対称で垂直方向には非対称な歪曲となっている。
【0051】
図12は、スクリーンS側から逆トレースした場合のパネル3上でのC線、d線及びF線のスポットダイヤグラムである。
【0052】
図13は、3板式のカラー液晶プロジェクターに本発明のコンバーターレンズを適用した実施形態の要部概略図である。
【0053】
同図において、100は照明系、MLは投影レンズ、CLは投影レンズMLに着脱可能なコンバーターレンズである。照明系100は白色光源LSからの光をダイクロイックミラー102、103を用いて、青、緑、赤の色光に分離して後述する液晶パネルPB、PR、PGをそれぞれ照明している。113、114は第1、第2フィールドレンズであり、液晶パネルPB、PR、PGに基づく画像をダイクロプリズムDCPを介して投影レンズMLに導光している。
【0054】
光源LSからの光束はダイクロミラー102により青光(B光)が透過し、緑光(G光)と赤光(R光)が反射する。
【0055】
ダイクロミラー102からのG光とR光のうち、R光はダイクロミラー103で反射し、G光は透過する。ダイクロミラー102を透過したB光はミラー104とコンデンサーレンズCBを介してB光用の液晶パネルPBを照明している。ダイクロミラー102、103で反射したR光はコンデンサーレンズCRを介してR光用の液晶パネルPRを照明している。
【0056】
ダイクロミラー102で反射し、ダイクロミラー103を透過したG光はコンデンサーレンズCGを介してG光用の液晶パネルPGを照明している。
【0057】
B光用の液晶パネルPBからの光束は、B光透過でR光反射のダイクロイックミラー105を透過し第1フィールドレンズ113を介して色合成用の接合面にダイクロイック膜を施した2つのプリズム121、122を接合したダイクロプリズムDCPに入射している。R光用の液晶パネルPRからの光束は、ダイクロイックミラー105で反射し、第1フィールドレンズ113を介してダイクロプリズムDCPに入射している。G光用の液晶パネルPGからの光束はミラー106で反射し、第2フィールドレンズ114を介してダイクロプリズムDCPに入射している。
【0058】
各液晶パネルPB、PR、PGに基づく画像をダイクロプリズムDCPのダイクロ面DCPaで合成し、該合成した画像を投影レンズMLとコンバーターレンズCLを介してスクリーンS面上に拡大投影している。
【0059】
次にコンバーターレンズの実施形態1〜3に相応する数値実施例1〜3及び、コンバーターレンズを装着するマスターレンズMLの数値実施例を示す。
【0060】
各数値実施例においてiはスクリーン側から光学面の順序を示し、rは光学面の曲率半径、dは第i面と第(i+1)面との間の間隔、nとνはそれぞれd線に対する光学部材の材質の屈折率、アッベ数を示す。FnoはFナンバー、ωは半画角である。
また、マスターレンズの数値例において、最も像側の5つの面は色合成プリズム等に相当して設計上設けられたガラスブロックを構成する面である。
【0061】
数値実施例3において示す非球面形状は、非球面を設定している面の面頂点からその面の光軸の垂直な方向への入射光線の入射高をr、面頂点曲率半径の逆数をc、円錐定数をK、4次の非球面係数をA、6次の非球面係数をB、8次の非球面係数をC、10次の非球面係数をD、12次の非球面係数をE、14次の非球面係数をF、16次の非球面係数をG、18次の非球面係数をH、20次の非球面係数をJとしたとき、
【0062】
【数4】
【0063】
で表される軸対称非球面形状である。また、「e−z」の表示は「10−Z」を意味する。
【0064】
dY及びtiltはそれぞれ、コンバーターレンズにおける偏心量を示しており、図14に表すように、dYはマスターレンズMLの光軸AXに対する垂直方向の平行偏心量、tiltは各同軸レンズ群の面頂点を回転中心とした傾き角(°)である。
【0065】
(数値実施例1)
第1面〜第10面はコンバーターレンズCLを構成する面であり、第11面〜第37面はマスターレンズMLを構成する面である。
【0066】
【表1】
【0067】
(数値実施例2)
マスターレンズML
数値実施例1と同じ
【0068】
【表2】
【0069】
(数値実施例3)
マスターレンズML
数値実施例1と同じ
【0070】
【表3】
【0071】
【発明の効果】
本発明によれば、小型で歪曲収差の発生が少なく、例えば拡大投射型のプロジェクション装置に好適な、高精細な画像投影を行うことができる投影レンズの光出射側に着脱可能なコンバーターレンズを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1のコンバーターレンズを含む系の要部断面図
【図2】実施形態1のコンバーターレンズを含む系の光路説明図
【図3】実施形態1のコンバーターレンズを含む系の投影像の歪曲説明図
【図4】実施形態1のコンバーターレンズを含む系のスポットダイアグラム
【図5】実施形態2のコンバーターレンズを含む系の要部断面図
【図6】実施形態2のコンバーターレンズを含む系の光路説明図
【図7】実施形態2のコンバーターレンズを含む系の投影像の歪曲説明図
【図8】実施形態2のコンバーターレンズを含む系のスポットダイアグラム
【図9】実施形態3のコンバーターレンズを含む系の要部断面図
【図10】実施形態3のコンバーターレンズを含む系の光路説明図
【図11】実施形態3のコンバーターレンズを含む系の投影像の歪曲説明図
【図12】実施形態3のコンバーターレンズを含む系のスポットダイアグラム
【図13】投影装置の要部断面図
【図14】本発明のコンバーターレンズの偏心を説明する図
【図15】従来のワイドコンバーターレンズの構成図
【符号の説明】
ML 投影レンズ(マスターレンズ)
CL コンバーターレンズ
CL1〜CL5 偏心レンズ群
S スクリーン
3 液晶パネル[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a converter lens that can be attached to and detached from a light exit side of a projection lens that projects image information displayed by an image display element onto a predetermined surface, for example, a screen surface.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, various liquid crystal projectors (projection devices) that enlarge and project image information based on a display surface such as a liquid crystal display element onto a screen have been proposed.
[0003]
Particularly in recent years, the price of liquid crystal projectors has been reduced, and it has become easier to enjoy large screen images even at home.
[0004]
These projectors generally provide an enlarged image of about 100 inches at a projection distance of about 4 to 5 m on the wide side. Therefore, there is no problem when viewing a large number of images in a relatively large room such as a conference room, but when watching movies in a private room, the projection distance is slightly larger than the length of the room. It's too long and a little difficult to handle. In response to such a demand, it is conceivable to widen the projection lens having a zoom unit. However, it is difficult to widen the projection lens because the projection lens has a very long back focus due to the color composition of RGB three colors, and the number of lenses increases and the configuration becomes complicated.
[0005]
Under such circumstances, a front-type wide converter lens that has a simple structure, can be easily attached to and detached from the light exit side of the projection lens, and can realize a large screen image in a narrow space such as a private room is known. (Patent Document 1).
[0006]
FIG. 15 is a cross-sectional view of a main part of a wide converter lens proposed in
[0007]
The wide converter lens shown in FIG. 15 includes, in order from the screen side, a first lens group composed of a single lens having a negative refractive power and two lenses having a positive refractive power (there may be a single lens). The second lens group is configured.
[0008]
The focal length of each lens group constituting the wide converter lens, the radius of curvature of each lens surface, the Abbe number of the material, the total length of the lens, etc. can be set appropriately, and can be attached / detached in front of the projection lens (light exit side). The front-type wide converter lens that achieves a relatively large magnification has been achieved.
[Patent Literature]
Japanese Patent Laid-Open No. 05-088080
[Problems to be solved by the invention]
In an enlargement type liquid crystal projector (projection apparatus), a projected image is projected on an upper screen from an oblique direction. For this reason, the projection image element is often arranged while being shifted in the direction perpendicular to the optical axis of the master lens system (projection lens). As an optical system used in such a projection apparatus, in a rotationally symmetric optical system in which all refractive lenses are composed of rotationally symmetric surfaces about the optical axis of the projection lens, the image circle becomes large and the angle of view becomes large. For this reason, the effective diameter of the wide converter lens mounted on the light exit surface side of the projection lens becomes very large, and when the reverse trace is made from the screen side, the incident light height on the screen side of the wide converter lens is high. Of the off-axis aberrations, the occurrence of distortion is particularly large. In order to reduce the occurrence of distortion at this time, there is a problem that the number of lenses increases and the entire lens system becomes large.
[0010]
An object of the present invention is to provide a converter lens that is small in size and has little distortion, and can be attached to and detached from, for example, a light exit side of a projection lens of an enlargement projection type projection apparatus (projection apparatus).
[0011]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention provides a projection apparatus in which the center of an effective screen of an image display element is arranged shifted from the optical axis of the projection lens, and image information formed by the image display element is projected onto the screen by the projection lens. A converter lens detachable on the screen side of the projection lens in
The converter lens has a decentered lens that is decentered with respect to the optical axis of the projection lens when the converter lens is attached to the projection lens.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0013]
1 is a cross-sectional view of a principal part when the converter lens of
[0014]
5 is a cross-sectional view of the main part when the converter lens of
[0015]
9 is a cross-sectional view of the main part when the converter lens of
[0016]
FIG. 13 is a schematic diagram of a main part of the projection apparatus.
[0017]
In the lens cross-sectional views of FIGS. 1, 5, and 9, and the optical path diagrams of FIGS. 2, 6, and 10, ML is a projection lens (master lens), and has a positive refractive power. CL is a converter lens and is detachably attached to the screen S side (light emitting side) of the projection lens ML. The converter lens CL is used as a wide converter lens for enlarging the projection image by the projection lens ML when attached to the projection lens ML. An
[0018]
In each embodiment, the image information by the
[0019]
Reference numeral 9 denotes an optical axis of the master lens ML. The center position 3a of the
[0020]
In each embodiment, the converter lens CL may be configured as a teleconverter lens that reduces a projection image by the projection lens ML.
[0021]
The converter lens CL of each embodiment is mounted eccentrically with respect to the optical axis 9 of the projection lens ML when one or more of the plurality of lenses constituting the converter lens CL is mounted on the projection lens ML. It is comprised so that. Further, the converter lens CL has one or more eccentric lenses (eccentric lens group) decentered with respect to the optical axis 9 of the projection lens ML when mounted on the projection lens ML.
[0022]
The embodiment of FIG. 1 has three decentered lens groups CL1, CL2, CL3, and the embodiments of FIGS. 5 and 9 have four decentered lens groups CL1, CL2, CL3, CL4. The lens group is not limited to a plurality of lenses, and may be composed of one lens.
[0023]
At this time, one or more decentered lens groups (the decentered lens groups CL2 and CL3 in the first embodiment of FIG. 1, the decentered lens groups CL2 and CL3 in the second embodiment of FIG. 5, and the decentered lens group CL2 in the third embodiment of FIG. 9). , CL4) is composed of two or more lenses having the same optical axis.
[0024]
One or more decentering lens groups are decentered parallel and / or tilted with respect to the optical axis 9 of the projection lens ML when the converter lens CL is attached to the projection lens group ML. The one or more decentering lens groups are decentered in parallel so that the surface vertex of the surface on the screen S side is positioned in a direction perpendicular to the optical axis 9 of the projection lens ML.
[0025]
Of the one or more decentered lens groups, the most decentered lens group on the screen S side has the optical axis of the center 3a of the
[0026]
Of the lenses constituting the converter lens CL, ΔY i is the amount of decentering in the vertical direction with respect to the optical axis 9 of the master lens ML of any one decentered lens group that is decentered from the optical axis 9 of the master lens ML. When the effective value of the lens surface on the screen S side in one decentered lens group is φ i ,
[0027]
[Expression 2]
[0028]
Is satisfied.
[0029]
Of the decentered lens groups that achieve the wide converter lens CL, the decentered lens group that is decentered in the direction perpendicular to the optical axis 9 of the master lens ML is a projected image projected on the screen S by ray tracing from the
[0030]
More preferably, the numerical range of conditional expression (1) is set as follows.
[0031]
[Equation 3]
[0032]
Next, features of the converter lens CL of each embodiment will be described.
[0033]
1 and 2, the wide converter lens CL includes a
[0034]
In the optical path diagram in the first embodiment of FIG. 2, the image light formed by the
[0035]
As shown in FIG. 2, the region of the light beam passing through the converter lens CL is shifted in the direction of the
[0036]
When each lens constituting the converter lens CL is arranged on the optical axis 9 of the master lens ML, the effective diameter of the
[0037]
In the first embodiment, as described above, the two aberrations are mainly improved by decentering the lenses constituting the converter lens CL. In particular, in the case of the converter lens CL having a high magnification, the height from the optical axis of the incident light from the screen S side of the converter lens CL becomes high, and the enlargement of the effective diameter and the increase in distortion and magnification chromatic aberration are significant problems. Become. On the other hand, in
[0038]
FIG. 3 is an eccentric distortion diagram in which the original image of the
[0039]
FIG. 4 is a spot diagram of C line, d line, and F line on the
[0040]
Next,
[0041]
The wide converter lens CL includes a
[0042]
[0043]
In the optical path diagram of the second embodiment shown in FIG. 6, the image light formed by the
[0044]
FIG. 7 is an eccentric distortion diagram obtained by enlarging and projecting the original image of the
FIG. 8 is a spot diagram of C-line, d-line, and F-line on
[0045]
Next,
[0046]
The wide converter lens CL includes a
[0047]
[0048]
FIG. 10 is an optical path diagram in the third embodiment. Image light formed by the
[0049]
Here, the decentering of each
[0050]
FIG. 11 is an eccentric distortion diagram in which the original image of the
[0051]
FIG. 12 is a spot diagram of C line, d line, and F line on the
[0052]
FIG. 13 is a schematic view of a main part of an embodiment in which the converter lens of the present invention is applied to a three-plate type color liquid crystal projector.
[0053]
In the figure, 100 is an illumination system, ML is a projection lens, and CL is a converter lens that can be attached to and detached from the projection lens ML. The illumination system 100 illuminates liquid crystal panels PB, PR, and PG, which will be described later, by separating light from the white light source LS into blue, green, and red color lights using dichroic mirrors 102 and 103, respectively. Reference numerals 113 and 114 denote first and second field lenses that guide an image based on the liquid crystal panels PB, PR, and PG to the projection lens ML through the dichroic prism DCP.
[0054]
Blue light (B light) is transmitted by the dichroic mirror 102, and green light (G light) and red light (R light) are reflected from the light beam from the light source LS.
[0055]
Of the G light and R light from the dichroic mirror 102, the R light is reflected by the dichroic mirror 103 and the G light is transmitted. The B light transmitted through the dichroic mirror 102 illuminates the liquid crystal panel PB for B light via the mirror 104 and the condenser lens CB. The R light reflected by the dichroic mirrors 102 and 103 illuminates the liquid crystal panel PR for R light via the condenser lens CR.
[0056]
The G light reflected by the dichroic mirror 102 and transmitted through the dichroic mirror 103 illuminates the liquid crystal panel PG for G light via the condenser lens CG.
[0057]
The light beam from the B light liquid crystal panel PB is transmitted through the dichroic mirror 105 that transmits the B light and reflects the R light, and passes through the first field lens 113, and the two prisms 121 each having a dichroic film on the joint surface for color synthesis. , 122 are incident on a dichroic prism DCP. The light beam from the R light liquid crystal panel PR is reflected by the dichroic mirror 105 and enters the dichroic prism DCP via the first field lens 113. The light beam from the G light liquid crystal panel PG is reflected by the mirror 106 and enters the dichroic prism DCP via the second field lens 114.
[0058]
Images based on the liquid crystal panels PB, PR, and PG are synthesized on the dichroic surface DCPa of the dichroic prism DCP, and the synthesized image is enlarged and projected on the screen S via the projection lens ML and the converter lens CL.
[0059]
Next, numerical examples 1 to 3 corresponding to the first to third embodiments of the converter lens and a numerical example of the master lens ML to which the converter lens is mounted will be described.
[0060]
In each numerical example, i indicates the order of the optical surfaces from the screen side, r is the radius of curvature of the optical surface, d is the distance between the i-th surface and the (i + 1) -th surface, and n and ν are for the d-line, respectively. Indicates the refractive index and Abbe number of the material of the optical member. Fno is the F number, and ω is the half angle of view.
Further, in the numerical example of the master lens, the five surfaces closest to the image are surfaces constituting a glass block provided by design corresponding to a color synthesis prism or the like.
[0061]
In the aspherical shape shown in Numerical Example 3, the incident height of the incident ray from the surface vertex of the surface on which the aspherical surface is set to the direction perpendicular to the optical axis of the surface is r, and the reciprocal of the surface vertex curvature radius is c. , The conic constant is K, the fourth-order aspheric coefficient is A, the sixth-order aspheric coefficient is B, the eighth-order aspheric coefficient is C, the tenth-order aspheric coefficient is D, and the twelfth-order aspheric coefficient is E. , When the 14th-order aspherical coefficient is F, the 16th-order aspherical coefficient is G, the 18th-order aspherical coefficient is H, and the 20th-order aspherical coefficient is J,
[0062]
[Expression 4]
[0063]
It is an axisymmetric aspherical shape represented by Further, the display of “ ez ” means “10 −Z ”.
[0064]
dY and tilt respectively indicate the amount of eccentricity in the converter lens. As shown in FIG. 14, dY is the amount of parallel eccentricity in the direction perpendicular to the optical axis AX of the master lens ML, and tilt is the surface vertex of each coaxial lens group. The angle of inclination (°) with respect to the center of rotation.
[0065]
(Numerical example 1)
The first surface to the tenth surface are surfaces that constitute the converter lens CL, and the eleventh surface to the 37th surface are surfaces that constitute the master lens ML.
[0066]
[Table 1]
[0067]
(Numerical example 2)
Master lens ML
Same as Numerical Example 1 [0068]
[Table 2]
[0069]
(Numerical Example 3)
Master lens ML
Same as Numerical Example 1
[Table 3]
[0071]
【The invention's effect】
According to the present invention, it is possible to realize a converter lens that is small and has little distortion, and that can be attached to and detached from the light exit side of a projection lens that can perform high-definition image projection, which is suitable for, for example, an enlargement projection type projection apparatus. can do.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view of a main part of a system including a converter lens according to
ML projection lens (master lens)
CL Converter lens CL1 to CL5 Eccentric lens
Claims (12)
該第2レンズと該第3レンズのそれぞれの光軸は一致しており、該第4レンズと該第5レンズのそれぞれの光軸は一致しており、
該第1レンズの光軸、該第2レンズと該第3レンズの共通した光軸、該第4レンズと該第5レンズの共通した光軸の3つの光軸はそれぞれ同一でないことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項のコンバーターレンズ。The converter lens includes, in order from the screen side, a first lens having a negative refractive power, a second lens having a negative refractive power, a third lens having a positive refractive power, a fourth lens having a negative refractive power, and a positive refraction. Consisting of a fifth lens of power,
The optical axes of the second lens and the third lens are coincident, and the optical axes of the fourth lens and the fifth lens are coincident,
The three optical axes of the optical axis of the first lens, the optical axis common to the second lens and the third lens, and the optical axis common to the fourth lens and the fifth lens are not the same. The converter lens according to any one of claims 1 to 6.
該第2レンズと該第3レンズのそれぞれの光軸は一致しており、該第4レンズと該第5レンズのそれぞれの光軸は一致しており、
該第1レンズの光軸、該第2レンズと該第3レンズの共通した光軸、該第4レンズと該第5レンズの共通した光軸、該第6レンズの光軸の4つの光軸はそれぞれ、同一でないことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載のコンバーターレンズ。The converter lens includes, in order from the screen side, a first lens having a negative refractive power, a second lens having a positive refractive power, a third lens having a negative refractive power, a fourth lens having a negative refractive power, and a positive refraction. Consisting of a fifth lens of power and a sixth lens of positive refractive power,
The optical axes of the second lens and the third lens are coincident, and the optical axes of the fourth lens and the fifth lens are coincident,
Four optical axes: an optical axis of the first lens, an optical axis common to the second lens and the third lens, an optical axis common to the fourth lens and the fifth lens, and an optical axis of the sixth lens The converter lenses according to any one of claims 1 to 6, wherein each is not the same.
該貼り合わせレンズの画像表示素子側の面は軸対称非球面形状であり、
該第2レンズと該第3レンズはそれぞれ光軸が一致して貼り合わされており、該第5レンズと該第6レンズ及び該第7レンズはそれぞれの光軸が同一直線上にあり、
該第1レンズの光軸、該貼り合わせたレンズの光軸、該第4レンズの光軸、該第5レンズと該第6レンズ及び該第7レンズの共通の光軸の4つの光軸は、それぞれ同一でないことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載のコンバーターレンズ。The converter lens includes, in order from the screen side, a first lens having a negative refractive power, a bonded lens obtained by bonding a second lens having a negative refractive power and a third lens having a positive refractive power, and a first lens having a positive refractive power. 4 lens, 5th lens with negative refractive power, 6th lens with positive refractive power, 7th lens with negative refractive power,
The surface on the image display element side of the bonded lens has an axisymmetric aspheric shape,
The second lens and the third lens are bonded together so that their optical axes coincide with each other, and the optical axes of the fifth lens, the sixth lens, and the seventh lens are on the same straight line,
The four optical axes of the optical axis of the first lens, the optical axis of the bonded lens, the optical axis of the fourth lens, and the common optical axis of the fifth lens, the sixth lens, and the seventh lens are: The converter lenses according to claim 1, wherein the converter lenses are not identical to each other.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003206819A JP2005062212A (en) | 2003-08-08 | 2003-08-08 | Converter lens and projecting apparatus with the same |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003206819A JP2005062212A (en) | 2003-08-08 | 2003-08-08 | Converter lens and projecting apparatus with the same |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005062212A true JP2005062212A (en) | 2005-03-10 |
Family
ID=34363542
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003206819A Pending JP2005062212A (en) | 2003-08-08 | 2003-08-08 | Converter lens and projecting apparatus with the same |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005062212A (en) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008298853A (en) * | 2007-05-29 | 2008-12-11 | Konica Minolta Opto Inc | Video projection device |
JP2009288803A (en) * | 2009-09-07 | 2009-12-10 | Hitachi Ltd | Projection image display system |
CN102033402A (en) * | 2009-09-29 | 2011-04-27 | 日立民用电子株式会社 | Projection-type image display device |
US8007116B2 (en) | 2007-05-29 | 2011-08-30 | Konica Minolta Opto, Inc. | Video projection device having a converter lens attachably and detachably provided |
JP2015079069A (en) * | 2013-10-15 | 2015-04-23 | 株式会社タイトー | Projector |
-
2003
- 2003-08-08 JP JP2003206819A patent/JP2005062212A/en active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008298853A (en) * | 2007-05-29 | 2008-12-11 | Konica Minolta Opto Inc | Video projection device |
US8007116B2 (en) | 2007-05-29 | 2011-08-30 | Konica Minolta Opto, Inc. | Video projection device having a converter lens attachably and detachably provided |
US8228443B2 (en) | 2007-05-29 | 2012-07-24 | Konica Minolta Opto, Inc. | Video projection device |
JP2009288803A (en) * | 2009-09-07 | 2009-12-10 | Hitachi Ltd | Projection image display system |
CN102033402A (en) * | 2009-09-29 | 2011-04-27 | 日立民用电子株式会社 | Projection-type image display device |
US8337021B2 (en) | 2009-09-29 | 2012-12-25 | Hitachi Consumer Electronics Co., Ltd. | Optical projection type image display device |
CN102033402B (en) * | 2009-09-29 | 2015-09-02 | 日立麦克赛尔株式会社 | Projection type video display apparatus |
CN105159014A (en) * | 2009-09-29 | 2015-12-16 | 日立麦克赛尔株式会社 | Projection type image display device |
CN105159014B (en) * | 2009-09-29 | 2017-08-25 | 日立麦克赛尔株式会社 | Projection type video display apparatus |
JP2015079069A (en) * | 2013-10-15 | 2015-04-23 | 株式会社タイトー | Projector |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5728202B2 (en) | Projection optical system and image projection apparatus | |
US20060187556A1 (en) | Zoom lens and image projection apparatus having the same | |
JP3982363B2 (en) | Projection lens, projection display device | |
JP2011033737A (en) | Projection optical system and projection type display using the same | |
US8213091B2 (en) | Wide-angle projection zoom lens and projection display device | |
JP2010079252A (en) | Small projection lens and projection display using the same | |
JP2003161885A (en) | Oblique projection optical system | |
JP2002107618A (en) | Wide angle projecting lens and projection type image display device using the same | |
JP2005242351A (en) | Rear projection optical system providing wide angle-of-view and high resolution | |
JP2005106948A (en) | Projection optical system and picture projection device | |
JP2017211478A (en) | Image forming optical system, projection type display device, and imaging device | |
JP2009104048A (en) | Projection lens and projection type display device using the same | |
KR20040032903A (en) | Projection lens | |
JP2009116149A (en) | Projection type image display apparatus | |
JP2010160478A (en) | Projection zoom lens and projection type display apparatus | |
JP2006154041A (en) | Projection optical system | |
JP2005157153A (en) | Projection optical unit, projection type color video display device, and rear projection type color video display device using same | |
JP2010197599A (en) | Projection lens and projection type display device using the same | |
JP4672827B2 (en) | Zoom lens and projection display device including the zoom lens | |
JPH10239584A (en) | Telecentric projecting lens | |
US7210797B2 (en) | Projector optical unit, projection type image display apparatus, and rear projection type image display apparatus | |
JP2011150029A (en) | Projection optical system and projection type display device using the same | |
JP2010054692A (en) | Projection lens and projection display device using the same | |
JP2004252084A (en) | Zoom lens for projection and magnifying and projecting device | |
JP2009025754A (en) | Projection wide-angle zoom lens and projection type display apparatus |