JP2005059675A - 波浪推進船 - Google Patents

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Abstract

【課題】波浪のエネルギーを利用して船を推進する新規な波浪推進船を提供する。
【解決手段】前後両端を有する船体に、その対水作業部が該船体の無負荷時の最低喫水線下にあるように設置されていて該船体を推進する推進装置と、波浪の上下に伴って該船体の無負荷時の最低喫水線と最大負荷時の最高喫水線以上の所定位置との間に亘って上下昇降することができるように設置されているフロート装置と、該フロート装置の波浪に伴って上下昇降する上下運動に連動し、該上下運動のエネルギーを前記推進装置の利用できる形で前記推進装置に伝送し、前記推進装置を作動するエネルギー変換装置とを備えたことを特徴とする波浪推進船を提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は、大自然のエネルギーを動力とする動力船に関し、特に波浪のエネルギーを利用して船を推進する波浪推進船に関する。
近年、石油の大量採掘で、世界の油田がますます枯渇し、エネルギー危機が再度迫ってくるようであるので、石油に代るエネルギーを捜し求めなければならないに至った。石油に代るエネルギーとして、大自然のエネルギー、例えば、太陽能、風力、潮汐、波浪などを利用して発電することがよく研究されているが、利用効率からみれば、やはり前記大自然のエネルギーをその場で直接利用することでは有利であろう。
上記に鑑みて、発明人は、波浪のエネルギーを波浪が起こるその場で船の推進に利用しようとする。即ち、本発明は、波浪のエネルギーを利用して船を推進する新規な波浪推進船を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明は、前後両端を有する船体に、その対水作業部が該船体の無負荷時の最低喫水線下にあるように設置されていて該船体を推進する推進装置と、波浪の上下に伴って該船体の無負荷時の最低喫水線と最大負荷時の最高喫水線以上の所定位置との間に亘って上下昇降することができるように設置されているフロート装置と、該フロート装置の波浪に伴って上下昇降する上下運動に連動し、該上下運動のエネルギーを前記推進装置の利用できる形で前記推進装置に伝送し、前記推進装置を作動するエネルギー変換装置とを備えたことを特徴とする波浪推進船を提供する。
また、本発明によれば、前記推進装置として、プロペラ、特に駆動装置付きのプロペラ、例えば電動モータ付きのプロペラまたは空気圧モータ付きのプロペラを使用することができる。前記推進装置として電動モータ付きのプロペラを使用した場合、前記エネルギー変換装置として、前記フロート装置の上下運動に連動して回転し、該上下運動を回転運動に変換して伝送する歯車列と、該歯車列に伝送されてくる回転運動に連動して電力を発生し、前記電動モータに電力を供給して電磁誘導の形で前記プロペラを回転作動する発電機とからなったものを使用することができ、前記推進装置として空気圧モータ付きのプロペラを使用した場合、前記エネルギー変換装置として、前記フロート装置の上下運動に連動してピストン運動をし、圧縮空気を生じて前記空気圧モータに供給し、空気圧の形で前記プロペラを回転作動するエアシリンダを使用することができる。また、前記フロート装置及び前記エネルギー変換装置は船体外の例えば船体の両側に対称的に置かれても良いが、前記船体内に置かれても良い。特に、前記船体は開口がある船底を有するもの、ないし、前記開口が前記船底とほぼ面積が同じであるもの、即ち、無負荷と最大負荷とが同じ自重以外の負荷なしの玩具船であれば、前記エネルギー変換装置が前記船体内に置かれた方が良い。
前記構造による波浪推進船は、波浪のエネルギーでフロート装置とエネルギー変換装置を介して推進装置を駆動し、船体を推進するものであるため、他の動力がなくても波浪のエネルギーで効果的に前進することができる。
以下、本発明の好ましい実施形態を詳しく説明する。なお、以下の説明においては、そのサイズに拘わらず、略同一の機能及び構成を有する構成要素については、同一符号を付し、重複説明は必要な場合にのみ行う。
まず、図1〜図3を参照しながら本発明に係る波浪推進船の第1の実施形態を説明する。この第1の実施形態の波浪推進船は、前後両端を有する船体1に、その対水作業部としてのプロペラ羽根20が船体1の無負荷時の最低喫水線下に位置するように設置されていて船体1を推進するプロペラ2と、プロペラ2を回転駆動させる駆動装置5を備えたものである。
船体1は、開口101がある船底10を有し、且つ、船体1内に、更に、取付板11と複数のフロート装置3とエネルギー変換装置4とを備えている。取付板11は最大負荷時の最高喫水線より高い所定位置し、船体の前後方向に延伸している。
複数のフロート装置3は、取付板11に沿うように、波浪の上下に伴って前記最低喫水線と前記最高喫水線以上の所定位置との間において上下昇降することができるように吊り下げられている。
エネルギー変換装置4は、駆動装置5を駆動する伝導軸43及び歯車列41を備えている。伝導軸43は、船体1の最大負荷時の最高喫水線より高い所定位置にあって船体1の前後方向を軸線として回転することができるように該軸線上に延伸してから駆動装置5と繋がっている。
歯車列41は、図2及び図3に示すように、各フロート装置3からそれぞれ上へ延伸していてフロート装置3の上下昇降と共に上下動することができるラック(410)付き棒30と、ラック付き棒30のラック410と噛み合っていてラック付き棒30の上下動に連動して正反転する第1の主動ギヤ411と、第1の主動ギヤ411と同軸に取付けられていて第1の主動ギヤ411に駆動されて正反転の一方向のみに回転する第1の一方向ギヤ413と、伝導軸43に固定されていながら第1の一方向ギヤ413と噛み合っており、第1の一方向ギヤ413の回転で伝導軸43を正反転の一方向のみに回転させる第1の従動ギヤ415とを備え、更に、第1の主動ギヤ411と反対の方向からラック付き棒30のラック410と噛み合っていてラック付き棒30の上下動に連動して第1の主動ギヤ411と反転する第2の主動ギヤ412と、第2の主動ギヤ412と同軸に取付けられていて第2の主動ギヤ412に駆動されて第1の一方向ギヤ413と同一の方向のみに回転する第2の一方向ギヤ414と、伝導軸43に固定されていながら2つの中間ギヤ417A,417Bを順に介して第2の一方向ギヤ414と噛み合っており、第2の一方向ギヤ414の回転及び2つの中間ギヤ417A,417Bの2度の反転で伝導軸43を第1の一方向ギヤ413による回転と同一の方向のみに回転させる第2の従動ギヤ416とを備えている。
第1及び第2の一方向ギヤ413及び414は、それぞれ一方向軸受けを介してその支持軸に一方向のみに回転可能に軸支されてなっている。また、第1及び第2の従動ギヤ415,416並びに2つの中間ギヤ417A、417Bは、第1及び第2の一方向ギヤ413及び414それぞれの一方向構成により同じく一方向のみに回転することができるが、その一方向の回転を確保するために、それぞれも一方向軸受けを介してその支持軸に一方向のみに回転可能に軸支されてなっている。それにより、フロート装置3が波浪に伴って上下昇降する上下運動により、駆動装置5を駆動してプロペラ2を連続的に回転させて前記船体1を推進することができる。
即ち、たとえばフロート装置3が上昇してラック付き棒30、第1の主動ギヤ411、第1の一方向ギヤ413及び第1の従動ギヤ415を介して伝導軸43を時計方向に回転させる時、第2の主動ギヤ412が第1の主動ギヤ411と反対の方向に回転しているが、第2の一方向ギヤ414がその一方向軸受けのため回転できないので、第2の従動ギヤ416も回転しなくて伝導軸43が第1の従動ギヤ415のみによって時計方向に回転される。それに反して、フロート装置3が下降してラック付き棒30、第2の主動ギヤ412、第2の一方向ギヤ414、2の中間ギヤ417A、417B及び第2の従動ギヤ416を介して伝導軸43を時計方向に回転させる時、第1の主動ギヤ411が第2の主動ギヤ412と反対の方向に回転しているが、第1の一方向ギヤ413がその一方向軸受けのため回転できないので、第1の従動ギヤ415も回転せずに伝導軸43が第2の従動ギヤ416のみによって時計方向に回転される。
従って、伝導軸43は、フロート装置3の上下昇降に応じ、順にラック付き棒30と第1の主動ギヤ411と第1の一方向ギヤ413と第1の従動ギヤ415とからなっている歯車列、及び、ラック付き棒30と第2の主動ギヤ412と第2の一方向ギヤ414と2つの中間ギヤ417A、417Bと第2の従動ギヤ416とからなっている歯車列により回転されて駆動装置5を連続的に駆動し、そしてプロペラ2を連続的に回転させて船体1を推進することができる。
また、図3に示すように、この第1の実施形態の波浪推進船は、取付板11に一連の案内スリーブ110が上下方向に挿通しており、複数のフロート装置3のそれぞれから上方へ案内棒31が延伸して案内スリーブ110を挿通し、各案内棒31の案内スリーブ110の上下2つの部分にそれぞれ前記最低喫水線と前記最高喫水線以上の所定位置との間の距離と同じ距離を空けた上下2つの止め材311,312が設けられている。前記取付板11と案内スリーブ110及び上下2つの止め材311,312によって、フロート装置3の上下運動を前記距離内に制限することができる。
更に、図4をも併せてこの第1の実施形態をより詳細に説明する。プロペラ2として、電動モータ(51)付きのプロペラが使用されており、電動モータ51は駆動装置5として使用されている。
また、エネルギー変換装置4として、伝導軸43と歯車列41とを備え、更に、発電機42を有する。したがって、この実施形態の波浪推進船は、波浪によるフロート装置3の上下運動を歯車列41を介して回転運動に変換してから、伝導軸43を経由して発電機42に伝送されて電力を発生させ蓄電池40に貯蔵し、そして電動モータ51に安定した電力を供給して電磁誘導の形でプロペラ2を回転作動する。
次に、図5、図6及び図7を参照しつつ第2の実施形態を説明する。図において前記第1の実施形態と構造または機能が同一である部品または部材には、第1の実施形態の対応部品と同じ符号を付した。
第2の実施形態の波浪推進船は、前記第1の実施形態のように、前後両端を有する船体1に、その対水作業部としてのプロペラ羽根20が船体1の無負荷時の最低喫水線下にあるように設置されていて船体1を推進するプロペラ2と、プロペラ2を駆動して回動させる駆動装置5とを備えており、且つ、船体1が開口101のある船底10を有するものである。異なるところは、プロペラ2として、空気圧モータ(52)付きのプロペラが使用されている。空気圧モータ52は船体1内にあって駆動装置5として使用されており、そして、エアを貯留するエアタンク522と、エアタンク522の出口に設置されていてエアの圧力を制御調整する圧力調整器523と、圧力調整器523を経由してエアタンク522から放出する圧力エアを受けて回転し、プロペラ2を駆動するロータ521とからなっている。
また、船体1内に、更に、エアダクト45と、取付板11と、複数のフロート装置3と、エネルギー変換装置4とを備えている。エアダクト45は、船体1の最大負荷時の最高喫水線より高い所定位置にあって船体の前後方向に延伸してからエアタンク522と連通している。取付板11は、前記最高喫水線より高い所定位置にあって船体の前後方向に延伸している。複数のフロート装置3は、取付板11に沿うように、波浪の上下に伴って前記最低喫水線と前記最高喫水線以上の所定位置との間に亘って上下昇降することができるようにそれぞれリンク機構32を介して吊り下げられている。エネルギー変換装置4として、主に複数のエアシリンダ44が使用されており、複数のエアシリンダ44は、それぞれのシリンダ体のピストンロッド441が出入りする一端の反対端が取付板11に枢支されており、且つ、それぞれのピストンロッド441が複数のフロート装置3の一つと枢接されていてフロート装置3に連動することができ、また、それぞれの出口442が一方向弁443を経由してエアダクト45と連通しており、対応のフロート装置3の波浪に伴って上下昇降する上下運動に連動してピストン運動し、圧縮空気を生じて一方向弁443を経由してエアダクト45に供給する。それにより、フロート装置3が波浪に伴って上下昇降する上下運動によって圧縮空気を生じてから、エアタンク522内に圧力調整器523の制御によって所定の圧力までに一時貯留し、該所定圧力の空気により、ロータ521でプロペラ2を回転させて船体1を推進することができる。
即ち、フロート装置3が波浪の上昇に押されてリンク機構32の拘束によってカーブを描きながら上昇する時、ピストンロッド441を押し、エアシリンダ44内のピストン(図示せず)を図中の斜め上へ運動させシリンダ内のエアを圧縮してエアダクト45に注ぎ、そしてエアタンク522に一時貯留してから圧縮空気を空気圧モータ52に供給し、空気圧の形でプロペラ2を回転作動して船体1を推進することができる。
また、図示の例では、第1及び第2の実施形態に示した何れの波浪推進船も、すべて船体1を船底10にある開口101が船底10とほぼ面積が同一であって複数のフロート装置3の浮力のみによって浮かび、自重以外の負荷がなくて前記最低喫水線と前記最高喫水線とが同一であるものとし、且つ、上記第1実施形態の場合にある上下2つの止め材311,312の間の距離を前記最高喫水線と前記所定位置との間の距離とした。もちろん、この設計では、貨物や人を載せるために甲板を取付けようとすれば、前記最低喫水線と前記最高喫水線とを考慮しなければならない。
即ち、フロート装置(3)は、無負荷時はもちろん、最大負荷時においても、喫水線が適当な所にあるように船体1を浮かばせる数量が必要であり、また、その上下昇降の範囲は、船体(1)の無負荷時の最低喫水線と最大負荷時の最高喫水線以上の所定位置との間の距離に設定しなければならない。
以上説明した実施の形態は、あくまでも本発明の技術的内容を明らかにする意図のものにおいてなされたものであり、本発明はそうした具体例に限定して狭義に解釈されるものではなく、本発明の精神とクレームに述べられた範囲で、いろいろと変更して実施できるものである。
前記構造による波浪推進船は、波浪のエネルギーを波浪が起こるその場で船の推進に利用し、即ち波浪のエネルギーでフロート装置とエネルギー変換装置を介してプロペラを駆動し、船体を推進するものであるため、他の動力がなくても波浪のエネルギーで効果的に前進することができる。
本発明に係る波浪推進船の第1の実施形態を側面からみた構成関係図である。 前記第1の実施形態におけるエネルギー変換装置の拡大上面図である。 前記第1の実施形態におけるフロート装置の拡大前面図である。 前記第1の実施形態にかかるエネルギー変換及び駆動の説明図である。 本発明に係る波浪推進船の第2の実施形態を側面からみた構成関係図である。 前記第2の実施形態におけるエネルギー変換装置の拡大側面図である。 前記第2の実施形態にかかるエネルギー変換及び駆動の説明図である。
符号の説明
1 船体
10 船底
101 開口
11 取付板
110 案内スリーブ
2 プロペラ
20 プロペラ羽根
3 フロート装置
30 ラック付き棒
31 案内棒
311 上止め材
312 下止め材
32 リンク機構
4 エネルギー装置
40 蓄電池
41 歯車列
410 ラック
411 第1の主動ギヤ
412 第2の主動ギヤ
413 第1の一方向ギヤ
414 第2の一方向ギヤ
415 第1の従動ギヤ
416 第2の従動ギヤ
417A中間ギヤ
417B中間ギヤ
42 発電機
43 伝導軸
44 エアシリンダ
441 ピストンロッド
442 出口
443 一方向弁
45 エアダクト
5 駆動装置
51 電動モータ
52 空気圧モータ
521 ロータ
522 エアタンク
523 圧力調整器

Claims (9)

  1. 前後両端を有する船体に、
    その対水作業部が該船体の無負荷時の最低喫水線下にあるように設置されていて該船体を推進する推進装置と、
    波浪の上下に伴って該船体の無負荷時の最低喫水線と最大負荷時の最高喫水線以上の所定位置との間に亘って上下昇降することができるように設置されているフロート装置と、
    該フロート装置の波浪に伴って上下昇降する上下運動に連動し、該上下運動のエネルギーを前記推進装置の利用できる形で前記推進装置に伝送し、前記推進装置を作動するエネルギー変換装置とを備えたことを特徴とする波浪推進船。
  2. 前記推進装置として、プロペラが使用されており、
    また、前記エネルギー変換装置として、前記フロート装置の上下運動に連動して回転し、回転運動の形で前記推進装置を回転作動する歯車列が使用されていることを特徴とする請求項1に記載の波浪推進船。
  3. 前記推進装置として、電動モータ付きのプロペラが使用されており、
    また、前記エネルギー変換装置として、
    前記フロート装置の上下運動に連動して回転し、該上下運動を回転運動に変換して伝送する歯車列と、
    該歯車列に伝送されてくる回転運動に連動して電力を発生し、前記電動モータに電力を供給して電磁誘導の形で前記推進装置を回転作動する発電機とからなったものが使用されていることを特徴とする請求項1に記載の波浪推進船。
  4. 前記推進装置として、空気圧モータ付きのプロペラが使用されており、
    また、前記エネルギー変換装置として、
    前記フロート装置の上下運動に連動してピストン運動をし、圧縮空気を生じて前記空気圧モータに供給し、空気圧の形で前記推進装置を回転作動するエアシリンダが使用されていることを特徴とする請求項1に記載の波浪推進船。
  5. 前後両端を有する船体に、
    その対水作業部としてのプロペラ羽根が該船体の無負荷時の最低喫水線下にあるように設置されていて該船体を推進するプロペラと、
    前記プロペラを駆動して回動させる駆動装置を備えた波浪推進船であって、
    前記船体は開口がある船底を有し、且つ、前記船体内に、更に、
    前記船体の最大負荷時の最高喫水線より高い所定位置にあって船体の前後方向を軸線として回転することができるように該軸線上に延伸してから前記駆動装置と繋がっていて前記駆動装置を駆動する伝導軸と、
    前記最高喫水線より高い所定位置にあって船体の前後方向に延伸している取付板と、
    前記取付板に沿うように、波浪の上下に伴って前記最低喫水線と前記最高喫水線以上の所定位置との間に亘って上下昇降することができるように吊り下げられている複数のフロート装置と、
    前記各フロート装置からそれぞれ上へ延伸していて前記フロート装置の上下昇降と共に上下動することができるラック付き棒と、前記ラック付き棒のラックと噛み合っていてラック付き棒の上下動に連動して正反転する第1の主動ギヤと、前記第1の主動ギヤと同軸に取付けられていて第1の主動ギヤに駆動されて正反転の一方向のみに回転する第1の一方向ギヤと、前記伝導軸に固定されていながら前記第1の一方向ギヤと噛み合っており、前記第1の一方向ギヤの回転で伝導軸を正反転の一方向のみに回転させる第1の従動ギヤとからなる歯車列とを備えており、
    それにより、前記フロート装置の波浪に伴って上下昇降する上下運動により、前記駆動装置を駆動して前記プロペラを間欠に回転させて前記船体を推進することができることを特徴とする波浪推進船。
  6. 前記歯車列は、更に、
    前記第1の主動ギヤと反対の方向から前記ラック付き棒のラックと噛み合っていてラック付き棒の上下動に連動して前記第1の主動ギヤと反転する第2の主動ギヤと、前記第2の主動ギヤと同軸に取付けられていて第2の主動ギヤに駆動されて前記第1の一方向ギヤと同一の方向のみに回転する第2の一方向ギヤと、前記伝導軸に固定されていながら2の中間ギヤを順に介して前記第2の一方向ギヤと噛み合っており、該第2の一方向ギヤの回転で伝導軸を前記第1の一方向ギヤによる回転と同一の方向のみに回転させる第2の従動ギヤとを備えており、
    それにより、前記フロート装置の波浪に伴って上下昇降する上下運動により、前記駆動装置を駆動して前記プロペラを連続的に回転させて前記船体を推進することができることを特徴とする請求項5に記載の波浪推進船。
  7. 前記取付板に一連の案内スリーブが上下方向に挿通しており、また、前記複数のフロート装置からそれぞれ上へ案内棒が延伸して前記案内スリーブの一つを挿通しており、各案内棒の前記案内スリーブの上下2つの部分にそれぞれ前記最低喫水線と前記最高喫水線以上の所定位置との間の距離と同じ距離を空けた上下2つの止め材が設けられていて前記フロート装置の上下運動を前記距離内に制限することを特徴とする請求項6に記載の波浪推進船。
  8. 前記船体を前記船底にある開口が船底とほぼ面積が同一であって前記複数のフロート装置の浮力のみによって浮かび、自重以外の負荷がなくて前記最低喫水線と前記最高喫水線とが同一であるものとし、且つ、前記上下2つの止め材の間の距離を前記最高喫水線と前記所定位置との間の距離としたことを特徴とする請求項7に記載の波浪推進船。
  9. 前後両端を有する船体に、
    その対水作業部としてのプロペラ羽根が該船体の無負荷時の最低喫水線下にあるように設置されていて該船体を推進するプロペラと、
    前記プロペラを駆動して回動させる駆動装置を備えた波浪推進船であって、
    前記船体は開口がある船底を有し、且つ、前記船体内に、更に、
    前記駆動装置としての、前記プロペラと連結していて該プロペラを駆動するロータと、エアを貯留してから圧力調整器を経由し、所定以上の圧力を有する空気を前記ロータへ供給して該ロータを駆動するエアタンクとからなっている空気圧モータと、
    前記船体の最大負荷時の最高喫水線より高い所定位置にあって船体の前後方向に延伸してから前記エアタンクと連通しているエアダクトと、
    前記最高喫水線より高い所定位置にあって船体の前後方向に延伸している取付板と、
    前記取付板に沿うように、波浪の上下に伴って前記最低喫水線と前記最高喫水線以上の所定位置との間に亘って上下昇降することができるように吊り下げられている複数のフロート装置と、
    それぞれのピストンロッドが前記複数のフロート装置の一つと連動するように設置され出口が一方向弁を経由して前記エアダクトと連通しており、対応のフロート装置の波浪に伴って上下昇降する上下運動に連動してピストン運動をし、圧縮空気を生じて前記一方向弁を経由して前記エアダクトに供給する複数のエアシリンダとを備えており、
    それにより、前記フロート装置の波浪に伴って上下昇降する上下運動によって圧縮空気を生じてから、前記エアタンク内に所定の圧力までに貯留し、該所定圧力の空気により、前記ロータで前記プロペラを回転させて前記船体を推進することを特徴とする波浪推進船。
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