JP2005059146A - 産業用ロボットの干渉チェック方法 - Google Patents

産業用ロボットの干渉チェック方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005059146A
JP2005059146A JP2003292812A JP2003292812A JP2005059146A JP 2005059146 A JP2005059146 A JP 2005059146A JP 2003292812 A JP2003292812 A JP 2003292812A JP 2003292812 A JP2003292812 A JP 2003292812A JP 2005059146 A JP2005059146 A JP 2005059146A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
interference
robot
axis
point
area
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003292812A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriaki Saisaka
則明 齋坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yaskawa Electric Corp filed Critical Yaskawa Electric Corp
Priority to JP2003292812A priority Critical patent/JP2005059146A/ja
Publication of JP2005059146A publication Critical patent/JP2005059146A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Manipulator (AREA)

Abstract

【課題】 ロボットの手首に装着された作業治具の作業点以外の点においても、ロボットの設置位置付近に存在する壁や天井とロボットとの干渉チェックを行う方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 多関節型の産業用ロボットの干渉チェック方法において、マニピュレータの任意の位置を干渉対象点として設定し、該干渉対象点の動作範囲を規制する動作範囲設定し、リアルタイムに干渉対象点が動作範囲の内外かを判断する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ロボット動作時の姿勢による壁や障害物の干渉チェックに方法に関する。
従来のロボットの干渉チェックは、ロボットの手首に装着された作業治具の作業点を定義し、その作業点位置をロボット旋回軸の中心位置を原点位置として3次元座標上の位置としてサンプリング毎に演算する。作業点が予め定義された3次元の範囲(例えば、直方体や円筒、球)の内外にあるかを比較して、位置の状態を信号に出力して、ロボット設置付近の干渉物との干渉チェックを行っている(例えば、特許文献1参照)。
図11において、ロボット座標に対して、作業点はロボットの各モータ角から演算される位置と予め設定されている干渉領域を比較して、もし、作業点が干渉領域外にあった場合には、外部に信号を出力していた。
特開2001―315087号公報
従来のロボットの干渉チェック方法では、ロボットの手首に装着された作業治具の作業点に対してのみ予め定義された範囲の内外かの比較を行うことしかできない。
しかし、ロボットの設置場所付近に壁や天井など干渉物が存在した場合、作業点の位置による干渉は可能であるが、図12に示すように、ロボットのアーム部と背後の壁との干渉チェックや図13に示すようにロボットの手首部と上方の天井との干渉チェックを行うことができなかった。このため、コンベヤ同期による教示時のロボット動作に対して、再生時の軌道が一様に決定されないロボット動作に対しては、壁や天井との干渉チェックをしていないため、ロボットとの衝突が起こるという問題があった。また作業者による教示時には、通常作業点のみを見て教示作業を実施するが、その他にロボットの姿勢と壁や天井との干渉にも気を配って作業しなければならず、教示効率が悪いというような問題も抱えていた。
本発明はこのような様々な問題点に鑑みてなされたものであり、ロボットの手首に装着された作業治具の作業点以外の点においても、ロボットの設置位置付近に存在する壁や天井とロボットとの干渉チェックを行う方法を提供することを目的とする。
上記問題を解決するため、本発明は、次のように構成したものである。
本発明のロボットの干渉チェック方法においては、干渉チェックの対象となる点を、ロボット旋回軸の中心位置を原点位置として設定すると共に、ロボットマニピュレータを構成するどのアームに付加する点かを予め設定する。
また、干渉チェックの対象となる点に対する干渉範囲も予め設定する。
ロボットの動作時には、マニピュレータを構成するアーム長と各関節の角度(モータ角)から干渉チェックの対象となる点の位置を演算し、その位置が干渉範囲内にあるかどうかの判断を行う処理を有することを特徴とする。
以上述べたように、本発明の方法によれば、第1腕と第2腕の交点部または第2腕先端の手首部の位置を基準として、任意の干渉基準点をオフセット量のみで設定できるため、ロボット背面にある壁や上面にある天井に対して、干渉する恐れがない、
また、作業者が周りの干渉物を気にすることなく、教示作業に集中できるので、教示時間が短縮することができる、
コンベヤ追従や他のセンサ情報によって動作するシステムでは、予め教示した動作ではない動作をするため、教示時で動作確認しても、プレイ時には予期しない動作をする。このときでも、リアルタイムに干渉チェックを行うことができるため、ロボットと設備の干渉による損害を皆無にする、などの効果がある。
以下、本発明の方法の具体的実施例について、図に基づいて説明する。
図1は、本発明の方法を実施するためのシステムの一実施例を示すブロック図である。
図1において、11は教示部、12は教示データ格納エリア、13はパラメータ格納エリア、14は指令生成部、15は駆動部、16はI/O部である。
図2は図1に示すシステムにおけるロボットの機構を示した図である。
図2で示すロボットは4軸で構成されている。21は大地に対して旋回方向に自由度を持つ第1軸、22は大地に平行な軸周りに自由度を持つ第2軸、23は第2軸に平行な軸周りに自由度を持つ第3軸、24は第3軸に平行な軸周りに自由度を持つ第4軸である。
また、25は第2軸周りに駆動する第1腕、26は第3軸周りに駆動する第2腕、27は第4軸周りに駆動する手首部である。
各軸は1自由度ずつ有し、合計4自由度を有する3次元を動作するロボットとなっている。
図3は図2のロボット構成の軸角度および各腕の長さを示した図である。
θ1は第1軸の動作角度、θ2は第2軸の動作角度、θ3は第3軸の動作角度、θ4は第4軸の動作角度を示す。またL0は第1軸の回転中心から第2軸の回転中心までのオフセット量、L1は第1腕の長さ、L2は第2腕の長さ、L3は手首部の先端までの長さを示す。
以上より28の手首部先端(T1)のxyz座標は以下の式によって求めることができる。
Figure 2005059146



図4は図2のロボット構成において、ロボットの背面にある壁や天井などロボットと干渉しやすい部位を31の干渉基準点1(P1)、32の干渉基準点2(P2)として示した図である。
P1およびP2はロボットの第1軸から第4軸までの動作角(θ1〜θ4)から以下のように求めることができる。
Figure 2005059146
しかし、求めたP1、P2は各軸の回転中心の位置であり、実際にはロボットを構成する鋳物部品や接続されるケーブルなどから、干渉対象の位置は異なったものとなる。
そこで、図5では、P1、P2に対して、実際の干渉対象位置を考慮するために、オフセット量を設定したものとする。
311は実干渉基準点1としてP1からオフセット(x1,y1,z1)を考慮した位置P1’、および321は実干渉基準点2としてP2からオフセット(x2,y2,z2)を考慮した位置P2’は以下のように求めることができる。
Figure 2005059146
但しy1,y2は実際には干渉のチェックには影響ないためここでは無視する。
図6はロボットの干渉エリアを示した図である。
33の干渉エリア1はC1はP1’に対する干渉チェックエリアである。また34の干渉エリア2はC2はP2’に対する干渉チェックエリアである
C1およびC2は予め13のパラメータ格納エリアで設定されているものとする。
設定範囲はそれぞれ以下の通りである。
C1=(C10x,C10y,C10z〜C11x,C11y,C11z)
C2=(C20x,C20y,C20z〜C21x,C21y,C21z)
P1’の位置がC1で設定されている干渉エリア外になった場合には外部に対して、16のI/O部を介して外部に信号を出力する。
またP2’の位置がC2で設定されている干渉エリア外になった場合には外部に対して、16のI/O部を介して外部に信号を出力する。
図7はロボットの動作制御装置において、干渉チェックする処理手順を示すフローチャートである。この図を用いて、以下、本発明の方法を順を追って説明する。
図においてS_**はステップ番号を示す。
[S_01]
各軸の現在位置(θ1〜θ3)より、式4を用いて干渉対象位置であるP1’の位置(x1,y1,z1)を求める。
[S_02]
13のパラメータ格納エリアで設定されているC1の干渉エリアとP1’を比較する。つまり(x1,y1,z1)が以下の範囲にあるどうかを比較する
(C10x<x1<C11x)
(C10y<y1<C11y)
(C10z<z1<C11z)
[S_03]
S_02でP1’がC1の範囲外にあった場合には、S_04の処理を実施する。
[S_04]
P1’がC1外にあることを16のI/O部を介して外部に信号を出力する。
[S_05]
各軸の現在位置(θ1〜θ3)より、式5を用いて干渉対象位置であるP2’の位置(x2,y2,z2)を求める。
[S_06]
13のパラメータ格納エリアで設定されているC2の干渉エリアとP2’を比較する。つまり(x2,y2,z2)が以下の範囲にあるどうかを比較する
(C20x<x2<C21x)
(C20y<y2<C21y)
(C20z<z2<C21z)
[S_07]
S_06でP2’がC2の範囲外にあった場合には、S_08の処理を実施する。
[S_08]
P2’がC2外にあることを16のI/O部を介して外部に信号を出力する。
図8はロボット干渉エリアを基準座標Cと各方向のベクトル(x1、y1、z1)で定義された傾きを有する直方体の干渉エリアで示した図である
図9はロボット干渉エリアを中心位置Cと半径Rおよび高さHで定義された円筒状の干渉エリアで示した図である
図9はロボット干渉エリアを中心位置Cと半径Rで定義された球状の干渉エリアで示した図である
本発明の方法を適用するシステムのブロック構成を示す 本発明の方法を適用するシステムのロボットの構成を示す 本発明の方法を適用するシステムのロボットの動作を示す。 本発明の方法を適用するシステムの干渉位置1を示す。 本発明の方法を適用するシステムの干渉位置2を示す。 本発明の方法を適用するシステムの干渉エリアを示す。 本発明の要部の処理手順を示すフローチャート 本発明の方法を適用するシステムの干渉エリア2を示す。 本発明の方法を適用するシステムの干渉エリア3を示す。 本発明の方法を適用するシステムの干渉エリア4を示す。 従来の方法のロボット動作1を示す 従来の方法のロボット動作2を示す 従来の方法のロボット動作3を示す
符号の説明
11 教示部
12 教示データ格納エリア
13 パラメータ格納エリア
14 指令生成部
15 駆動部
16 I/O部
21 第1軸
22 第2軸
23 第3軸
24 第4軸
25 第1腕
26 第2腕
27 手首部
28 手首部先端
31 干渉基準点1
32 干渉基準点2
33 干渉エリア1
34 干渉エリア2
35 干渉エリア3
36 干渉エリア4
37 干渉エリア5
311 実干渉基準点1
321 実干渉基準点2

Claims (1)

  1. 多関節型の産業用ロボットの干渉チェック方法において、
    マニピュレータの任意の位置を干渉対象点として設定し、
    該干渉対象点の動作範囲を規制する動作範囲設定し、
    リアルタイムに前記干渉対象点が動作範囲の内外かを判断することを特徴とする産業用ロボットの干渉チェック方法。
JP2003292812A 2003-08-13 2003-08-13 産業用ロボットの干渉チェック方法 Pending JP2005059146A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003292812A JP2005059146A (ja) 2003-08-13 2003-08-13 産業用ロボットの干渉チェック方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003292812A JP2005059146A (ja) 2003-08-13 2003-08-13 産業用ロボットの干渉チェック方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005059146A true JP2005059146A (ja) 2005-03-10

Family

ID=34370005

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003292812A Pending JP2005059146A (ja) 2003-08-13 2003-08-13 産業用ロボットの干渉チェック方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005059146A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008213056A (ja) * 2007-03-01 2008-09-18 Yaskawa Electric Corp ロボットシステム
JP2013129018A (ja) * 2011-12-21 2013-07-04 Kawasaki Heavy Ind Ltd ロボットの動作規制方法及び装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008213056A (ja) * 2007-03-01 2008-09-18 Yaskawa Electric Corp ロボットシステム
JP2013129018A (ja) * 2011-12-21 2013-07-04 Kawasaki Heavy Ind Ltd ロボットの動作規制方法及び装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11446820B2 (en) Robot path generating device and robot system
US11241796B2 (en) Robot system and method for controlling robot system
JP5114019B2 (ja) エフェクタの軌道を制御するための方法
US6597971B2 (en) Device for avoiding interference
US10836042B2 (en) Robot system
US8606402B2 (en) Manipulator and control method thereof
KR20180038479A (ko) 로봇시스템
US11040451B2 (en) Teaching device and teaching method
WO2018043525A1 (ja) ロボットシステム、ロボットシステム制御装置、およびロボットシステム制御方法
CN107363830B (zh) 机器人控制装置、机器人以及机器人系统
US20150231785A1 (en) Robot system for preventing accidental dropping of conveyed objects
JP3415427B2 (ja) ロボットシミュレーションにおけるキャリブレーション装置
US7421314B2 (en) Method and device for controlling robot
WO2015137162A1 (ja) 制御装置、ロボットシステム、および制御用データ生成方法
Debus et al. Cooperative human and machine perception in teleoperated assembly
WO2020161910A1 (ja) 制御装置、制御方法、記録媒体
JP2020171989A (ja) ロボット教示システム
Chang Hybrid force and vision-based contour following of planar robots
JP2010000582A (ja) 多関節ロボットのティーチングデータ検証方法
US11203117B2 (en) Teaching data generation system for vertical multi-joint robot
JP2009045714A (ja) ロボットアームの姿勢教示方法および姿勢教示装置
JP2005059146A (ja) 産業用ロボットの干渉チェック方法
Chang et al. Hybrid fuzzy control of an eye-to-hand robotic manipulator for autonomous assembly tasks
Coelho et al. Hierarchical control of redundant aerial manipulators with enhanced field of view
JP2000039911A (ja) ロボット制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060713

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080121

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080124

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080603