JP2005058821A - 生ゴミ処理機の維持管理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】各家庭に設置した生ゴミ処理機について、ガス供給会社等の作業員が検針やガスボンベの維持管理を実施する際に同時に生ゴミ処理機の処理状況や異常についても検査実施させることにより、その生ゴミ処理機を維持管理するための費用負担を低減する。
【解決手段】生ゴミ処理機販売者Aが、複数のユーザーBの敷地内に生ゴミ処理機1を設置する段階と、生ゴミ処理機1に設けたセンサにより、温度条件、含水率、攪拌機の回転抵抗力、微生物材の添加量等を検知して処理状況データを採取する段階と、生ゴミ処理機管理者Cが、生ゴミを分解処理する微生物材を各ユーザーBに配布する段階と、生ゴミ処理機管理者Cが、採取した処理状況データに基づいて微生物材を補填すると共に、生ゴミ処理機1を保守点検する段階と、を備えた。
【選択図】 図1
【解決手段】生ゴミ処理機販売者Aが、複数のユーザーBの敷地内に生ゴミ処理機1を設置する段階と、生ゴミ処理機1に設けたセンサにより、温度条件、含水率、攪拌機の回転抵抗力、微生物材の添加量等を検知して処理状況データを採取する段階と、生ゴミ処理機管理者Cが、生ゴミを分解処理する微生物材を各ユーザーBに配布する段階と、生ゴミ処理機管理者Cが、採取した処理状況データに基づいて微生物材を補填すると共に、生ゴミ処理機1を保守点検する段階と、を備えた。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、生ゴミを生分解により処理する生ゴミ処理機に係り、特に家庭、飲食店等に設置した生ゴミ処理機について最適な条件でその生ゴミを処理することができる生ゴミ処理機の維持管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、家庭や飲食店等の厨房から排出される生ゴミについては、ゴミ回収車が定期的に回収処理している。しかし、ゴミの回収は週に2回又は3回程度であるために、家庭等から排出された生ゴミは、次回のゴミ回収日まで、家屋内に置いておかなければならなかった。特に、夏場には2、3日置いた生ゴミから悪臭が発生することが多かった。そこで、悪臭が発生しないように排出した生ゴミを迅速に分解処理する生ゴミ処理機が提案されている。
【0003】
生ゴミ処理機は、魚の骨や内臓、野菜くず、残飯、花、鳥の骨、茶殻、卵の殻、果物の皮や芯等の腐敗しやすい生ゴミを微生物を利用して生分解する処理機である。この生ゴミ処理機は、通常、処理槽内に設けた攪拌手段で生ゴミを攪拌しながら、好気性微生物を生育、増殖させ、その微生物の代謝によって生ゴミ中に含まれる有機物を、炭酸ガスと水とに微生物分解する。この微生物は、生ゴミと共に攪拌混合されるが、生ゴミの分解効率を高めるためには、微生物と生ゴミの混合物の温度、含水率、攪拌条件、酸素の補給等を、常に微生物の生育に適した条件に保つ必要がある。
なお、この生ゴミ処理機では、生ゴミを乾燥又は消滅するまで分解処理する方式、または処理後の生ゴミを堆肥化する分解処理する方式がある。
【0004】
【特許文献1】
そこで、特開2002−79220の「生ゴミ処理装置運転システム」では、生ゴミの処理状況について、生ゴミ処理機管理者(会社)と各生ゴミ処理機間にコンピュータと通信回線を介在して、常に微生物材に対し適切な生育条件を保ちながら各生ゴミ処理機の運転を行う方法が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
家庭等から排出される生ゴミについては、生ゴミ処理機の処理槽内に必要量以上に投入し過ぎると、この処理槽内に異常発酵が生じ、微生物の分解処理能力が低下して、新規な微生物に交換する必要があった。また、生ゴミについて家庭等のキッチンのシンクで十分に水切りを行わずに、含水率の高い生ゴミを処理槽内に投入することも多い。このような含水率の高い生ゴミは、微生物の分解不良を生じて微生物が塊り状態になって、その全量を交換する必要が生じることもあった。
【0006】
しかし、上記従来の生ゴミ処理機を用いた運転システムでは、生ゴミの処理状況についてコンピュータと通信回線を利用して常に微生物に対し適切な生育条件に保つだけで、家庭等から排出される生ゴミのように、各家庭毎に生ゴミの種類が異なり、処理槽内への投入量が区々であり、含水率も一定しない生ゴミではコンピュータと通信回線を利用しただけの生ゴミについての処理状況の把握では、微生物にとって適切な状態に十分に保つことができないという問題を有していた。
【0007】
例えば、標準的な運転状態を記憶したコンピュータが生ゴミ処理機の操作部に組込まれており、その運転プログラムに従って運転されるように自動化されている。一方、微生物を交換又は補填する作業は、その時期がくれば、警報を発してユーザー自身でメインテナンスを行った。ユーザー自身で処理できないような異常は、生ゴミ処理機管理者の手に任せられていた。
【0008】
更に、生ゴミ処理機管理者が、コンピュータと通信回線による各家庭の生ゴミの処理状況を把握すると共に、生ゴミ処理機管理者から作業員が直接各家庭に設置した生ゴミ処理機を維持管理する方法も考えられる。しかし、生ゴミ処理機に微生物材を補填する以外に、常時生ゴミ処理機管理者側から作業員を派遣することは人件費が高騰するという問題を有していた。
【0009】
そこで、本発明の発明者は、各家庭、飲食店等の生ゴミ処理機のユーザー側に定期的に訪問して検針点検等を実施する作業員に着目した。即ち、これらの作業員に生ゴミ処理機の処理槽内を目視で点検作業させ、本来の検針点検等と並行させることにより、生ゴミ処理機の維持管理の向上を図ることができることに着目した。
【0010】
本発明は、上述した問題点を解決するために創案されたものである。すなわち本発明の目的は、各家庭に設置した生ゴミ処理機について、ガス供給会社等の作業員が検針やガスボンベの維持管理を実施する際に同時に生ゴミ処理機の処理状況や異常についても検査実施させることにより、その生ゴミ処理機を維持管理するための費用負担を低減することができる生ゴミ処理機の維持管理方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、生ゴミを排出する家庭、飲食店等のユーザー(B)が使用し、この生ゴミを生分解により処理する生ゴミ処理機(1)について最適な条件で生ゴミを処理できるように該生ゴミ処理機(1)を維持管理する方法であって、生ゴミ処理機販売者(A)が、複数のユーザー(B)の敷地内に生ゴミ処理機(1)を設置する段階と、前記生ゴミ処理機(1)に設けたセンサーにより、温度条件、含水率、攪拌機の回転抵抗力、微生物材の添加量等を検知して処理状況データを採取する段階と、生ゴミ処理機管理者(C)が、生ゴミを分解処理する微生物材を各ユーザー(B)に配布する段階と、前記生ゴミ処理機管理者(C)が、前記採取した処理状況データに基づいて微生物材を補填すると共に、前記生ゴミ処理機(1)を保守点検する段階と、を備えた、ことを特徴とする生ゴミ処理機の維持管理方法が提供される。
【0012】
前記生ゴミ処理機管理者(C)は、各ユーザー(B)側に点検のために定期的に訪問するガス供給会社又は電力供給会社である。前記ガス供給会社は、その供給するガス量を計量するために、需要家となるユーザー(B)のマイコンメーター(4)に前記生ゴミ処理機(1)のセンサーを連係し、該マイコンメーター(4)を経由して該ガス供給会社のサーバーに処理状況データを採取する。
【0013】
また、前記電力供給会社は、需要家となるユーザー(B)の電力積算計に前記生ゴミ処理機(1)のセンサーを連係し、該電力積算計を経由して該電力供給会社のサーバーに処理状況データを採取する。
【0014】
前記採取された処理状況データを、通信回線を利用して前記生ゴミ処理機管理者(C)へ連絡する、ことが好ましい。前記通信回線が電話回線、インターネット又は無線回線である。
【0015】
上記方法では、各生ゴミ処理機(1)について、生ゴミ処理機販売者(A)とは別の生ゴミ処理機管理者(C)となるガス供給会社等の作業員が、検針やガスボンベの維持管理を実施する際に、生ゴミ処理機(1)の処理状況や異常についても検査実施する。これにより生ゴミ処理機(1)の保守点検する段階とその生ゴミ処理機を維持管理するための費用負担を低減することができる。
【0016】
また、生ゴミ処理機管理者(C)は、採取された処理状況データに基づいて微生物材を補填するために、生ゴミ処理機(1)の最適な分解処理条件を常時維持することができる。更に、これらの作業員は、処理状況データと共に、生ゴミ処理機(1)の処理槽内を目視で点検作業するので生ゴミ処理機(1)の維持管理の向上を図ることができる。
【0017】
マイコンメーター(4)又は電力積算計を経由して、各生ゴミ処理機(1)の処理状況データを採取するときは、生ゴミ処理機管理者(C)たるガス供給会社又は電力供給会社は、作業員を最適なタイミングでユーザー(B)へ派遣することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明の生ゴミ処理機の維持管理方法を示すブロック図である。図2は生ゴミ処理機を示す斜視図である。
本発明の生ゴミ処理機の維持管理方法は、先ず生ゴミ処理機販売者Aが複数のユーザーBの敷地内に生ゴミ処理機1を設置する段階と、生ゴミ処理機販売者A又は生ゴミ処理機管理者Cが生ゴミ処理機1に関する処理状況データを採取する段階と、生ゴミ処理機管理者Cが微生物材を各ユーザーBに配布する段階と、生ゴミ処理機管理者Cが生ゴミ処理機1を保守点検する段階と、を備えた方法である。
【0019】
生ゴミ処理機販売者Aは、家庭、飲食店等の複数のユーザーBの敷地内に生ゴミ処理機1を設置する。この生ゴミ処理機1は、例えば図2に示すような、生ゴミ投入口2と処理槽内に設けた攪拌機(図示していない)と、生ゴミ投入口2に開閉自在に設けた開閉蓋3から構成されたものである。この開閉蓋3は、処理槽内の運転状況を目視し、微生物材を投入するときに用いる。
【0020】
各ユーザーBは、生ゴミ処理機1の処理槽には、キッチンや厨房から排出される魚の骨や内臓、野菜くず、残飯、花、鳥の骨、茶殻、卵の殻、果物の皮や芯等の腐敗しやすい生ゴミを入れ、更にこの生ゴミを生分解する微生物材を適量投入する。この微生物材は好気性環境下で活動する種類のもので、輪虫、線虫、原虫等の虫類と、球菌、棹菌等の菌類等に分類されるものである。
【0021】
また、処理槽にはロッドに取り付けた攪拌羽根から成る攪拌機を設け、この攪拌機をモータによって回転駆動するようになっている。この攪拌機を回転することにより、攪拌羽根が生ゴミと微生物材を攪拌混合すると共にこれらの混合物と空気との接触を多くすることにより好気性雰囲気を形成する。一方、処理槽の底部には加熱ヒータを設け、生ゴミと微生物材との混合物の温度は、微生物材の活動に最も適した約30℃〜60℃に保つようになっている。
【0022】
この生ゴミ処理機1の処理槽内では、生ゴミと微生物材との混合物を好気性雰囲気で温度約30℃〜60℃に保ち、攪拌機によって攪拌を続けると、生ゴミは微生物材により、主として水と炭酸ガス及び硫化水素、メルカプタン類等の少量の含硫黄化合物に分解される。
なお、上記水蒸気及び炭酸ガス等に同伴する硫化水素、メルカプタン類等の悪臭成分を除去し、排ガスの脱臭を行うために脱臭装置を設けることも可能である。
【0023】
このように生ゴミ処理機1は、生ゴミの分解効率を高めるためには、微生物と生ゴミの混合物の温度、含水率、攪拌条件、酸素の補給等を、常に微生物の生育に適した条件に保つ必要がある。そこで、本発明の生ゴミ処理機の維持管理方法では、生ゴミ処理機管理者Cは、この生ゴミ処理機1に設けたセンサーにより、温度条件、含水率、回転抵抗力、微生物材の添加量等を検知して処理状況データを採取する。この処理状況データは、ユーザーBの生ゴミ処理機1から通信回線を利用して生ゴミ処理機管理者Cへ連絡する。この通信回線は、電話回線、インターネット又は無線回線を利用する。
なお、生ゴミ処理機1の構成は、センサーを具備し、処理状況データを自動的に採取し、このデータを生ゴミ処理機1から通信回線を利用して生ゴミ処理機管理者Cへ連絡することができるものであれば、このような構成に限定されず、種々変更できる。
【0024】
この生ゴミ処理機管理者Cは、各ユーザーB側に定期的に訪問するガス供給会社である。本発明では、生ゴミ処理機1の維持管理を、生ゴミ処理機販売者A自身ではなく、ガス供給会社等の別個の業者が実施することに特徴を有する。ガス供給会社の作業員が検針やガスボンベの維持管理を実施する際に同時に生ゴミ処理機の処理状況や異常についても検査実施させることにより、その生ゴミ処理機1を維持管理するための費用負担を低減するためである。例えば、生ゴミ処理機管理者Cたるガス供給会社は、その供給ガス量を計量するために、需要家となるユーザーBのマイコンメーター4に生ゴミ処理機1のセンサーを連係し、このマイコンメーター4を経由してガス供給会社のサーバー(図示していない)に処理状況データを採取する。このガス供給会社は、作業員を最適なタイミングでユーザーBへ派遣することができる。
【0025】
生ゴミ処理機管理者Cは、生ゴミを分解処理する微生物材を各ユーザーBに配布する。これにより、各ユーザーBは、常に生ゴミ処理機1で生ゴミを分解処理することができる。
【0026】
更に、この生ゴミ処理機管理者Cは、採取したデータに基づいて微生物材を補填するだけでなく、その生ゴミ処理機1の異常が生じたときには、微生物材の交換や温度条件等の設定などの保守点検を実施する。
【0027】
なお、上述した例では、主にガス供給会社が微生物材を補填し、生ゴミ処理機1の保守点検する方法について詳述したが、本発明はこのような実施の形態に限定されない。例えば、電力供給会社は、需要家となるユーザーBの電力積算計に生ゴミ処理機1のセンサーを連係し、この電力積算計を経由して該電力供給会社のサーバーに処理状況データを採取することができる。更に、ユーザーB側に点検のために定期的に訪問する必要がある業者であれば、ガス供給会社、電力供給会社に限定されず、その他の業者であってもよく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更できる。
【0028】
また、生ゴミ処理機1を設置するユーザーBも家庭、飲食店に限定されず生ゴミを排出する者であれば、スーパーマーケット、食品工場等その他業種に利用することができることは勿論である。
【0029】
【発明の効果】
上述したように、本発明の生ゴミ処理機の維持管理方法は、各生ゴミ処理機について、生ゴミ処理機販売者とは別の生ゴミ処理機管理者となるガス供給会社等の作業員が、検針やガスボンベの維持管理を実施する際に、生ゴミ処理機の処理状況や異常についても検査実施させることにより生ゴミ処理機の保守点検する段階とその生ゴミ処理機を維持管理するための費用負担を低減することができる。
【0030】
また、生ゴミ処理機管理者は、採取された処理状況データに基づいて微生物材を補填するために、生ゴミ処理機の最適な分解処理条件を常時維持することができる。更に、これらの作業員は、処理状況データと共に、生ゴミ処理機の処理槽内を目視で点検作業するので生ゴミ処理機の維持管理の向上を図ることができる、等の優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の生ゴミ処理機の維持管理方法を示すブロック図である。
【図2】本発明の生ゴミ処理機を示す正面図である。
【符号の説明】
A 生ゴミ処理機販売者
B ユーザー(家庭、飲食店)
C 生ゴミ処理機管理者(ガス供給会社又は電力供給会社)
1 生ゴミ処理機
2 生ゴミ投入口
3 開閉蓋
4 マイコンメーター
【発明の属する技術分野】
本発明は、生ゴミを生分解により処理する生ゴミ処理機に係り、特に家庭、飲食店等に設置した生ゴミ処理機について最適な条件でその生ゴミを処理することができる生ゴミ処理機の維持管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、家庭や飲食店等の厨房から排出される生ゴミについては、ゴミ回収車が定期的に回収処理している。しかし、ゴミの回収は週に2回又は3回程度であるために、家庭等から排出された生ゴミは、次回のゴミ回収日まで、家屋内に置いておかなければならなかった。特に、夏場には2、3日置いた生ゴミから悪臭が発生することが多かった。そこで、悪臭が発生しないように排出した生ゴミを迅速に分解処理する生ゴミ処理機が提案されている。
【0003】
生ゴミ処理機は、魚の骨や内臓、野菜くず、残飯、花、鳥の骨、茶殻、卵の殻、果物の皮や芯等の腐敗しやすい生ゴミを微生物を利用して生分解する処理機である。この生ゴミ処理機は、通常、処理槽内に設けた攪拌手段で生ゴミを攪拌しながら、好気性微生物を生育、増殖させ、その微生物の代謝によって生ゴミ中に含まれる有機物を、炭酸ガスと水とに微生物分解する。この微生物は、生ゴミと共に攪拌混合されるが、生ゴミの分解効率を高めるためには、微生物と生ゴミの混合物の温度、含水率、攪拌条件、酸素の補給等を、常に微生物の生育に適した条件に保つ必要がある。
なお、この生ゴミ処理機では、生ゴミを乾燥又は消滅するまで分解処理する方式、または処理後の生ゴミを堆肥化する分解処理する方式がある。
【0004】
【特許文献1】
そこで、特開2002−79220の「生ゴミ処理装置運転システム」では、生ゴミの処理状況について、生ゴミ処理機管理者(会社)と各生ゴミ処理機間にコンピュータと通信回線を介在して、常に微生物材に対し適切な生育条件を保ちながら各生ゴミ処理機の運転を行う方法が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
家庭等から排出される生ゴミについては、生ゴミ処理機の処理槽内に必要量以上に投入し過ぎると、この処理槽内に異常発酵が生じ、微生物の分解処理能力が低下して、新規な微生物に交換する必要があった。また、生ゴミについて家庭等のキッチンのシンクで十分に水切りを行わずに、含水率の高い生ゴミを処理槽内に投入することも多い。このような含水率の高い生ゴミは、微生物の分解不良を生じて微生物が塊り状態になって、その全量を交換する必要が生じることもあった。
【0006】
しかし、上記従来の生ゴミ処理機を用いた運転システムでは、生ゴミの処理状況についてコンピュータと通信回線を利用して常に微生物に対し適切な生育条件に保つだけで、家庭等から排出される生ゴミのように、各家庭毎に生ゴミの種類が異なり、処理槽内への投入量が区々であり、含水率も一定しない生ゴミではコンピュータと通信回線を利用しただけの生ゴミについての処理状況の把握では、微生物にとって適切な状態に十分に保つことができないという問題を有していた。
【0007】
例えば、標準的な運転状態を記憶したコンピュータが生ゴミ処理機の操作部に組込まれており、その運転プログラムに従って運転されるように自動化されている。一方、微生物を交換又は補填する作業は、その時期がくれば、警報を発してユーザー自身でメインテナンスを行った。ユーザー自身で処理できないような異常は、生ゴミ処理機管理者の手に任せられていた。
【0008】
更に、生ゴミ処理機管理者が、コンピュータと通信回線による各家庭の生ゴミの処理状況を把握すると共に、生ゴミ処理機管理者から作業員が直接各家庭に設置した生ゴミ処理機を維持管理する方法も考えられる。しかし、生ゴミ処理機に微生物材を補填する以外に、常時生ゴミ処理機管理者側から作業員を派遣することは人件費が高騰するという問題を有していた。
【0009】
そこで、本発明の発明者は、各家庭、飲食店等の生ゴミ処理機のユーザー側に定期的に訪問して検針点検等を実施する作業員に着目した。即ち、これらの作業員に生ゴミ処理機の処理槽内を目視で点検作業させ、本来の検針点検等と並行させることにより、生ゴミ処理機の維持管理の向上を図ることができることに着目した。
【0010】
本発明は、上述した問題点を解決するために創案されたものである。すなわち本発明の目的は、各家庭に設置した生ゴミ処理機について、ガス供給会社等の作業員が検針やガスボンベの維持管理を実施する際に同時に生ゴミ処理機の処理状況や異常についても検査実施させることにより、その生ゴミ処理機を維持管理するための費用負担を低減することができる生ゴミ処理機の維持管理方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、生ゴミを排出する家庭、飲食店等のユーザー(B)が使用し、この生ゴミを生分解により処理する生ゴミ処理機(1)について最適な条件で生ゴミを処理できるように該生ゴミ処理機(1)を維持管理する方法であって、生ゴミ処理機販売者(A)が、複数のユーザー(B)の敷地内に生ゴミ処理機(1)を設置する段階と、前記生ゴミ処理機(1)に設けたセンサーにより、温度条件、含水率、攪拌機の回転抵抗力、微生物材の添加量等を検知して処理状況データを採取する段階と、生ゴミ処理機管理者(C)が、生ゴミを分解処理する微生物材を各ユーザー(B)に配布する段階と、前記生ゴミ処理機管理者(C)が、前記採取した処理状況データに基づいて微生物材を補填すると共に、前記生ゴミ処理機(1)を保守点検する段階と、を備えた、ことを特徴とする生ゴミ処理機の維持管理方法が提供される。
【0012】
前記生ゴミ処理機管理者(C)は、各ユーザー(B)側に点検のために定期的に訪問するガス供給会社又は電力供給会社である。前記ガス供給会社は、その供給するガス量を計量するために、需要家となるユーザー(B)のマイコンメーター(4)に前記生ゴミ処理機(1)のセンサーを連係し、該マイコンメーター(4)を経由して該ガス供給会社のサーバーに処理状況データを採取する。
【0013】
また、前記電力供給会社は、需要家となるユーザー(B)の電力積算計に前記生ゴミ処理機(1)のセンサーを連係し、該電力積算計を経由して該電力供給会社のサーバーに処理状況データを採取する。
【0014】
前記採取された処理状況データを、通信回線を利用して前記生ゴミ処理機管理者(C)へ連絡する、ことが好ましい。前記通信回線が電話回線、インターネット又は無線回線である。
【0015】
上記方法では、各生ゴミ処理機(1)について、生ゴミ処理機販売者(A)とは別の生ゴミ処理機管理者(C)となるガス供給会社等の作業員が、検針やガスボンベの維持管理を実施する際に、生ゴミ処理機(1)の処理状況や異常についても検査実施する。これにより生ゴミ処理機(1)の保守点検する段階とその生ゴミ処理機を維持管理するための費用負担を低減することができる。
【0016】
また、生ゴミ処理機管理者(C)は、採取された処理状況データに基づいて微生物材を補填するために、生ゴミ処理機(1)の最適な分解処理条件を常時維持することができる。更に、これらの作業員は、処理状況データと共に、生ゴミ処理機(1)の処理槽内を目視で点検作業するので生ゴミ処理機(1)の維持管理の向上を図ることができる。
【0017】
マイコンメーター(4)又は電力積算計を経由して、各生ゴミ処理機(1)の処理状況データを採取するときは、生ゴミ処理機管理者(C)たるガス供給会社又は電力供給会社は、作業員を最適なタイミングでユーザー(B)へ派遣することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明の生ゴミ処理機の維持管理方法を示すブロック図である。図2は生ゴミ処理機を示す斜視図である。
本発明の生ゴミ処理機の維持管理方法は、先ず生ゴミ処理機販売者Aが複数のユーザーBの敷地内に生ゴミ処理機1を設置する段階と、生ゴミ処理機販売者A又は生ゴミ処理機管理者Cが生ゴミ処理機1に関する処理状況データを採取する段階と、生ゴミ処理機管理者Cが微生物材を各ユーザーBに配布する段階と、生ゴミ処理機管理者Cが生ゴミ処理機1を保守点検する段階と、を備えた方法である。
【0019】
生ゴミ処理機販売者Aは、家庭、飲食店等の複数のユーザーBの敷地内に生ゴミ処理機1を設置する。この生ゴミ処理機1は、例えば図2に示すような、生ゴミ投入口2と処理槽内に設けた攪拌機(図示していない)と、生ゴミ投入口2に開閉自在に設けた開閉蓋3から構成されたものである。この開閉蓋3は、処理槽内の運転状況を目視し、微生物材を投入するときに用いる。
【0020】
各ユーザーBは、生ゴミ処理機1の処理槽には、キッチンや厨房から排出される魚の骨や内臓、野菜くず、残飯、花、鳥の骨、茶殻、卵の殻、果物の皮や芯等の腐敗しやすい生ゴミを入れ、更にこの生ゴミを生分解する微生物材を適量投入する。この微生物材は好気性環境下で活動する種類のもので、輪虫、線虫、原虫等の虫類と、球菌、棹菌等の菌類等に分類されるものである。
【0021】
また、処理槽にはロッドに取り付けた攪拌羽根から成る攪拌機を設け、この攪拌機をモータによって回転駆動するようになっている。この攪拌機を回転することにより、攪拌羽根が生ゴミと微生物材を攪拌混合すると共にこれらの混合物と空気との接触を多くすることにより好気性雰囲気を形成する。一方、処理槽の底部には加熱ヒータを設け、生ゴミと微生物材との混合物の温度は、微生物材の活動に最も適した約30℃〜60℃に保つようになっている。
【0022】
この生ゴミ処理機1の処理槽内では、生ゴミと微生物材との混合物を好気性雰囲気で温度約30℃〜60℃に保ち、攪拌機によって攪拌を続けると、生ゴミは微生物材により、主として水と炭酸ガス及び硫化水素、メルカプタン類等の少量の含硫黄化合物に分解される。
なお、上記水蒸気及び炭酸ガス等に同伴する硫化水素、メルカプタン類等の悪臭成分を除去し、排ガスの脱臭を行うために脱臭装置を設けることも可能である。
【0023】
このように生ゴミ処理機1は、生ゴミの分解効率を高めるためには、微生物と生ゴミの混合物の温度、含水率、攪拌条件、酸素の補給等を、常に微生物の生育に適した条件に保つ必要がある。そこで、本発明の生ゴミ処理機の維持管理方法では、生ゴミ処理機管理者Cは、この生ゴミ処理機1に設けたセンサーにより、温度条件、含水率、回転抵抗力、微生物材の添加量等を検知して処理状況データを採取する。この処理状況データは、ユーザーBの生ゴミ処理機1から通信回線を利用して生ゴミ処理機管理者Cへ連絡する。この通信回線は、電話回線、インターネット又は無線回線を利用する。
なお、生ゴミ処理機1の構成は、センサーを具備し、処理状況データを自動的に採取し、このデータを生ゴミ処理機1から通信回線を利用して生ゴミ処理機管理者Cへ連絡することができるものであれば、このような構成に限定されず、種々変更できる。
【0024】
この生ゴミ処理機管理者Cは、各ユーザーB側に定期的に訪問するガス供給会社である。本発明では、生ゴミ処理機1の維持管理を、生ゴミ処理機販売者A自身ではなく、ガス供給会社等の別個の業者が実施することに特徴を有する。ガス供給会社の作業員が検針やガスボンベの維持管理を実施する際に同時に生ゴミ処理機の処理状況や異常についても検査実施させることにより、その生ゴミ処理機1を維持管理するための費用負担を低減するためである。例えば、生ゴミ処理機管理者Cたるガス供給会社は、その供給ガス量を計量するために、需要家となるユーザーBのマイコンメーター4に生ゴミ処理機1のセンサーを連係し、このマイコンメーター4を経由してガス供給会社のサーバー(図示していない)に処理状況データを採取する。このガス供給会社は、作業員を最適なタイミングでユーザーBへ派遣することができる。
【0025】
生ゴミ処理機管理者Cは、生ゴミを分解処理する微生物材を各ユーザーBに配布する。これにより、各ユーザーBは、常に生ゴミ処理機1で生ゴミを分解処理することができる。
【0026】
更に、この生ゴミ処理機管理者Cは、採取したデータに基づいて微生物材を補填するだけでなく、その生ゴミ処理機1の異常が生じたときには、微生物材の交換や温度条件等の設定などの保守点検を実施する。
【0027】
なお、上述した例では、主にガス供給会社が微生物材を補填し、生ゴミ処理機1の保守点検する方法について詳述したが、本発明はこのような実施の形態に限定されない。例えば、電力供給会社は、需要家となるユーザーBの電力積算計に生ゴミ処理機1のセンサーを連係し、この電力積算計を経由して該電力供給会社のサーバーに処理状況データを採取することができる。更に、ユーザーB側に点検のために定期的に訪問する必要がある業者であれば、ガス供給会社、電力供給会社に限定されず、その他の業者であってもよく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更できる。
【0028】
また、生ゴミ処理機1を設置するユーザーBも家庭、飲食店に限定されず生ゴミを排出する者であれば、スーパーマーケット、食品工場等その他業種に利用することができることは勿論である。
【0029】
【発明の効果】
上述したように、本発明の生ゴミ処理機の維持管理方法は、各生ゴミ処理機について、生ゴミ処理機販売者とは別の生ゴミ処理機管理者となるガス供給会社等の作業員が、検針やガスボンベの維持管理を実施する際に、生ゴミ処理機の処理状況や異常についても検査実施させることにより生ゴミ処理機の保守点検する段階とその生ゴミ処理機を維持管理するための費用負担を低減することができる。
【0030】
また、生ゴミ処理機管理者は、採取された処理状況データに基づいて微生物材を補填するために、生ゴミ処理機の最適な分解処理条件を常時維持することができる。更に、これらの作業員は、処理状況データと共に、生ゴミ処理機の処理槽内を目視で点検作業するので生ゴミ処理機の維持管理の向上を図ることができる、等の優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の生ゴミ処理機の維持管理方法を示すブロック図である。
【図2】本発明の生ゴミ処理機を示す正面図である。
【符号の説明】
A 生ゴミ処理機販売者
B ユーザー(家庭、飲食店)
C 生ゴミ処理機管理者(ガス供給会社又は電力供給会社)
1 生ゴミ処理機
2 生ゴミ投入口
3 開閉蓋
4 マイコンメーター
Claims (9)
- 生ゴミを排出する家庭、飲食店等のユーザー(B)が使用し、この生ゴミを生分解により処理する生ゴミ処理機(1)について最適な条件で生ゴミを処理できるように該生ゴミ処理機(1)を維持管理する方法であって、生ゴミ処理機販売者(A)が、複数のユーザー(B)の敷地内に生ゴミ処理機(1)を設置する段階と、
前記生ゴミ処理機(1)に設けたセンサーにより、温度条件、含水率、攪拌機の回転抵抗力、微生物材の添加量等を検知して処理状況データを採取する段階と、
生ゴミ処理機管理者(C)が、生ゴミを分解処理する微生物材を各ユーザー(B)に配布する段階と、
前記生ゴミ処理機管理者(C)が、前記採取した処理状況データに基づいて微生物材を補填すると共に、前記生ゴミ処理機(1)を保守点検する段階と、を備えた、ことを特徴とする生ゴミ処理機の維持管理方法。 - 前記生ゴミ処理機管理者(C)は、各ユーザー(B)側に点検のために定期的に訪問するガス供給会社である、ことを特徴とする請求項1の生ゴミ処理機の維持管理方法。
- 前記ガス供給会社は、その供給するガス量を計量するために、需要家となるユーザー(B)のマイコンメーター(4)に前記生ゴミ処理機(1)のセンサーを連係し、該マイコンメーター(4)を経由して該ガス供給会社のサーバーに処理状況データを採取する、ことを特徴とする請求項2の生ゴミ処理機の維持管理方法。
- 前記生ゴミ処理機管理者(C)は、各ユーザー(B)側に定期的に訪問する電力供給会社である、ことを特徴とする請求項1の生ゴミ処理機の維持管理方法。
- 前記電力供給会社は、需要家となるユーザー(B)の電力積算計に前記生ゴミ処理機(1)のセンサーを連係し、該電力積算計を経由して該電力供給会社のサーバーに処理状況データを採取する、ことを特徴とする請求項4の生ゴミ処理機の維持管理方法。
- 前記採取された処理状況データを、通信回線を利用して前記生ゴミ処理機管理者(C)へ連絡する、ことを特徴とする請求項1、2又は4の生ゴミ処理機の維持管理方法。
- 上記通信回線が電話回線である、ことを特徴とする請求項6の生ゴミ処理機の維持管理方法。
- 上記通信回線がインターネットである、ことを特徴とする請求項6の生ゴミ処理機の維持管理方法。
- 上記通信回線が無線回線である、ことを特徴とする請求項6の生ゴミ処理機の維持管理方法。
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2003
- 2003-08-13 JP JP2003207447A patent/JP2005058821A/ja not_active Withdrawn
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