JP2005058262A

JP2005058262A - Game machine

Info

Publication number: JP2005058262A
Application number: JP2003207287A
Authority: JP
Inventors: Takaaki Ichihara; 高明市原; Atsushi Saito; 篤齋藤
Original assignee: Daiichi Shokai Co Ltd
Current assignee: Daiichi Shokai Co Ltd
Priority date: 2003-08-12
Filing date: 2003-08-12
Publication date: 2005-03-10

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a game machine provided with a repulsive force adjusting device for which the number of components is small and a small arrangement space is sufficient. <P>SOLUTION: By passing the drum body 12 of a hammer 4 through a drum body through-hole 27 provided on a slide body 13 slidable along a horizontal direction, the hammer 4 and the slide body 13 are disposed in a piled-up state on a base plate 7. A repulsive force adjusting cam 19 mounted on the handle shaft 17a of an operation handle 17 is turned, the slide body 13 make to be directly slid and the extension amount L<SB>1</SB>of an extension spring 3 is adjusted. <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、操作ハンドルを回動させることによって引張りばねの伸長量を変化させて、槌の弾発力を調整する構成の遊技機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
パチンコ機等の遊技機における槌の弾発力は、遊技者が操作ハンドルを回動させたときの回動量（回動角度）によって変化する。遊技機の槌に弾発力を付与させるものとして引張りばねを使用したものがあり、例えば、特開平７−２５５９０８号公報（特許文献１）に開示された技術が存している。この公報に開示された弾発力調整装置Ｄ’について説明する。図１７に示されるように、遊技者が操作ハンドル５１を回動させることにより、そのハンドル軸５１ａの先端部に取付けられた弾発力調整カム５２が回動される。これにより、傾動板５３が回動支点５３ａを中心に回動される。すると、前記傾動板５３に取付けられた連結杆５４を介して取付けられた揺動板５５が、その回動支点５５ａを中心に回動される。
前記揺動板５５の上端部には、引張りばね５６の一端部５６ａが引っ掛けられたスライド板５７が取付けられている。このスライド板５７は、図示しないガイド溝にガイドされて、左右方向にスライド可能である。また、前記引張りばね５６の他端部５６ｂは、回動支点５８ａを中心に回動可能に取付けられた槌５８に取付けられている。この槌は、発射モータ（図示せず）により、連続して往復回動される。
【０００３】
ここで、遊技者が、操作ハンドル５１を回動させると、その回動量（回動角度）に伴って、前記スライド板５７のスライド量が大きくなる。その結果、引張りばね５６の伸長量（引っ張られた状態における引張りばねの全長）も長くなる。
ここで、引張りばね５６の弾発力（弾性復元力）は、その伸長量に比例するため、該引張りばね５６の伸長量が長くなる程、大きくなる。このように、上記した公報に開示された弾発力調整装置Ｄ’は、操作ハンドル５１を回動させることによって、傾動板５３、連結杆５４、揺動板５５から成るリンク機構を介してスライド板５７をスライドさせて、前記引張りばね５６の伸長量を調整する構成である。
【０００４】
しかし、この技術の場合、リンク機構を介して引張りばねの一端部をスライドさせて、その伸長量を大きくさせる形態であるため、部品点数が多くなり、構成が複雑になるという不具合がある。
【０００５】
また、特開平８−３０８９８５号公報（特許文献２）に開示された技術では、次のようにして引張りばねの伸長量が調整される。（１）遊技者が操作ハンドル２６を回動させることにより、ワイヤ６０が引っ張られる。このワイヤ６０は、第１プーリ６２、第２プーリ６４、第３プーリ６８を介して引張りばね７４の一端部に連結されている。（２）これにより、引張りばね７４の一端部の取付位置が、該引張りばね７４の引張力を増大させる方向にスライドされる。このスライド量は、操作ハンドル２６の回動角度を大きくするのに伴って大きくなる。（３）即ち、引張りばね７４の伸長量が長くなるため、弾発力が大きくなる。なお、上記した符号は、特開平８−３０８９８５号公報に記載されたものである
【０００６】
上記したように、この技術に開示された弾発力調整装置は、ワイヤを介して引張りばねを伸長させる形態である。そして、この技術では、前記弾発力調整装置を構成する部材を集中的に配置し、しかも、前記ワイヤを複数のプーリを介して取り回しているが、それであっても前記ワイヤを配置させるために大きなスペースを必要とする。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記した不具合に鑑み、部品点数が少なく、しかも、配置スペースが小さくて済む弾発力調整装置を提供することを課題としている。
【０００８】
【特許文献１】
特開平７−２５５９０８号公報
【特許文献２】
特開平８−３０８９８５号公報
【０００９】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための第１解決手段（請求項１の発明）は、発射レールに供給された遊技球を打つために、発射モータカムの連続回転によって弾発回動される槌と、前記槌に弾発力を付与するための引張りばねとを備え、遊技者が操作ハンドルに取付けられた弾発力調整カムを回動させることによって、前記引張りばねの伸長量を変化させて槌の弾発力を調整する構成の弾発力調整装置を備えた遊技機であって、スライド方向の一端部に前記引張りばねが連結されると共に、同じく他端部に前記弾発力調整カムが摺接されていて、該弾発力調整カムの回動によりスライドさせられて、前記引張りばねの伸長量を変化させるスライド体を備えていることを特徴としている。
【００１０】
本発明の遊技機では、引張りばねの一端部が連結されて、弾発力調整カムの回動によりスライドさせられて、引張りばねの伸長量を変化させるスライド体を備えている。そして、このスライド体におけるスライド方向の一端部に、引張りばねが連結されていると共に、他端部に弾発力調整カムが摺接されている。このため、従来のリンク機構を介して引張りばねの伸長量を変化させる構成の弾発力調整装置と比較して、部品点数を少なくすることができる。また、従来のワイヤを介して引張りばねの伸長量を変化させる構成の弾発力調整装置と比較して、配置スペースを小さくすることができる。
【００１１】
また、第２解決手段は、第１解決手段において、前記槌の回動軸部は、スライド体のスライド範囲内において、前記スライド体に設けられた逃げ部に配置されていることを特徴としている。この発明によれば、槌の回動軸部が、スライド体のスライド範囲内において、該スライド体に設けられた逃げ部に配置されるため、弾発力調整装置の配置スペースを更に小さくすることができる。
【００１２】
また、第３解決手段は、第２の解決手段において、前記逃げ部は、スライド体のスライド方向に設けられたスライド案内機能を有する長孔であって、槌の回動軸部は、前記長孔に貫通配置されていることを特徴としている。この発明によれば、長孔が有するスライド案内機能により、スライド体はよりスムーズにスライドされる。
【００１３】
【発明の実施の形態】
以下、実施形態を挙げて本発明を更に詳細に説明する。図１は、遊技機の一部を破断した正面図、図２は同じく背面図、図３は発射装置Ａと球供給装置Ｋの斜視図、図４は弾発力調整装置Ｄ_１の正面図、図５は図２のＸ−Ｘ線断面図、図６は発射装置Ａの斜視図、図７は発射装置Ａの分解斜視図、図８は弾発力調整装置Ｄ_１の分解斜視図である。図１及び図２に示されるように、本発明の遊技機では、正面視における右下部分（図２では、背面視における左下部分）に発射装置Ａと球供給装置Ｋが配設されている。この発射装置Ａは、発射モータ１のモータ軸１ａに取付けられた発射モータカム２を連続回転させることにより、引張りばね３の弾発力（弾性復元力）が作用した槌４を、その回動支点Ｃ_１を中心に弾発回動させて遊技球Ｂを打つ構成である。そして、前記発射装置Ａには、前記引張りばね３の引張力（弾発力）を調整するための第１実施形態の弾発力調整装置Ｄ_１が設けられている。また、前記発射装置Ａの直上の部分に取付けられている球供給装置Ｋは、図３に示されるように、球供給カセット５に配置されている多数の球Ｂ’のうちの先頭のものを、遊技球Ｂとして発射レール６に供給させるための装置である。前記発射装置Ａと前記球供給装置Ｋとは、連動して作動される。ここで、遊技機の正面視において、遊技球Ｂが発射レール６上を転動する方向をＰと定義し、遊技機の奥行方向をＱと定義する。また、各図において、遊技機の前面側（遊技者側）を符号Ｆで示し、同じく背面側を符号Ｒで示す（図５参照）。
【００１４】
最初に、発射装置Ａを構成するベース板７について説明する。図２及び図３に示されるように、遊技機を構成する基枠８の背面側には、５本の取付ねじ９により、発射装置Ａを構成するベース板７が取付けられている。このベース板７は金属より成り、その裏面（遊技者側の面）に取付けられた樹脂材より成る枠体１１（後述）と一体にして取付けられている。図４ないし図６に示されるように、前記ベース板７のほぼ中央部には、槌４を回動可能に支持するドラム体１２を挿通させるためのドラム体挿通孔７ａが形成されている（図５参照）。また、その上部には、水平方向に沿ってほぼ直列する形態で、２本のガイド溝７ｂが設けられている。これらのガイド溝７ｂには、スライド体１３（後述）に突設された各突起体１３ａが挿通される。また、前記ベース板７における左右方向のほぼ中央部の上下の部分は、前記枠体１１に連続して設けられた上下の各当てゴム用突起部１４，１５を配置させるために半円状に切除されている。更に、上側の当てゴム用突起部１４を配置させるための切除部分に隣接して、遊技者側から取付ねじ１６（後述）を挿通させるねじ孔が設けられたねじ孔形成部７ｃが、上方に突設されている。
【００１５】
図４、図６及び図７に示されるように、前記ベース板７の所定位置には、操作ハンドル１７のハンドル軸１７ａを係止させるための段付形状の連結軸１８が、回動自在に支承されている。遊技機が組み立てられるとき、前記操作ハンドル１７のハンドル軸１７ａが、前記連結軸１８に係止される。この連結軸１８の先端部は、ベース板７の表面（遊技機の背面側の面）に突出されていて、当該部分に雲形形状の弾発力調整カム１９が装着されている。このため、遊技者が操作ハンドル１７を回動させると、前記弾発力調整カム１９が一体に回動される。前記弾発力調整カム１９において、操作ハンドル１７の回動支点Ｃ_２からカム面２１までの長さＳは、その始端部２１ａから終端部２１ｂにかけて徐々に大きくなっている（図４参照）。なお、図７において、２２は、モータベース板２３を取付けるために、ベース板７に取付けられたボスである。
【００１６】
次に、枠体１１について説明する。図５及び図６に示されるように、この枠体１１は、ベース板７の周縁部にほぼ沿った略長方形枠状に形成されている。そして、前記枠体１１の上辺部と下辺部における左右方向のほぼ中央部には、リング状の上下の各当てゴム用突起部１４，１５が連続して設けられている。各当てゴム用突起部１４，１５には、それぞれ同心にして、パイプ状の当てゴム装着部１４ａ，１５ａが設けられている。また、下側の当てゴム用突起部１５には、前述したドラム体１２を収容するためのドラム体ケース２４が連続して設けられている。この枠体１１は、各当てゴム用突起部１４，１５の部分が、ベース板７の上下の各切除部分に嵌め込まれると共に、ドラム体ケース２４の軸心が、ベース板７のドラム体挿通孔７ａの軸心（回動支点Ｃ_１）とほぼ合致した状態で取付けられる。なお、図３において、２５は、ベース板７に対する枠体１１の取付位置を定めるための位置決め孔である。
【００１７】
次に、スライド体１３について説明する。図４に示されるように、ベース板７の表面には、下辺部よりも上辺部が長くなった略台形状のスライド体１３が配置されている。図８に示されるように、このスライド体１３の上部には、ベース板７の各ガイド溝７ｂに挿通される円柱形状の突起体１３ａが２個、前記各ガイド溝７ｂに対応して突設されている。これらの突起体１３ａは、ベース板７の各ガイド溝７ｂに挿通され、該ベース板７の裏面から僅かに突出される。そして、それらの突出部分に、当板２６が取付けられる。これにより、スライド体１３が、ベース板７から脱落することが防止される。この当板２６の下部には、スライド体１３がスライドされるときに、前述したドラム体ケース２４との干渉を避けるための逃し部２６ａが設けられている。また、前記スライド体１３の下部には、前述した槌４のドラム体１２を貫通させるための長孔（ドラム体貫通孔２７）が、左右方向に沿って設けられている。このドラム体貫通孔２７は、スライド体１３の厚み方向に段付き状態で設けられている（図５参照）。前記槌４のドラム体１２は、スライド体１３のドラム体貫通孔２７を貫通してドラム体ケース２４に収容されて支持される。これにより、スライド体１３と槌４のドラム体１２とを重なり状態で配置させることができ、弾発力調整装置Ｄ_１の配置スペースを小さくすることができる。しかも、前記ドラム体貫通孔２７における手前側（遊技者側）の部分の内側高さはドラム体１２の外径よりも大きくなっていて、前記ドラム体１２の逃し部２７ａが形成されていると共に、奥側の部分の内側高さはドラム体１２の外径よりも僅かに大きくなっていて、前記ドラム体１２にガイドされるスライド部２７ｂが形成されている。即ち、前記スライド体１３は、ベース板７に設けられた２本のガイド溝７ｂと、ドラム体１２の外周面の上下端部にガイドされて、そのスライド範囲内において左右方向にスライドされる。本実施形態の場合、ドラム体貫通孔２７の心間距離Ｗは、スライド体１３の最大スライド量とほぼ同一である（図４参照）。
【００１８】
図４、図７及び図８に示されるように、前記スライド体１３の一端部（図４の図面視における左端部）で、弾発力調整カム１９のカム面２１と対向する部分には、前記カム面２１に摺接される半円形状のカム摺接部２８が、側方に突設されている。操作ハンドル１７の無回動状態で、前記カム摺接部２８は、弾発力調整カム１９のカム面２１における最も低い位置（始端部２１ａ）に配置されていて、そのまま保持されている。そして、前記スライド体１３の他端部には、引張りばね３の一端部３ａを引っ掛けるためのばね引掛部１３ｂが突設されている。この引張りばね３の一端部３ａは、スライド体１３のばね引掛部１３ｂに引っ掛けられていると共に、その他端部３ｂは、槌４に取付けられた槌支持板２９のばね引掛部２９ａに引っ掛けられている。
【００１９】
次に、槌４について説明する。図５及び図７に示されるように、この槌４は、ドラム体１２のドラム軸１２ａに回り止め状態で装着されていて、前記ドラム軸１２ａの軸心（回動支点Ｃ_１）を中心に、方向Ｐにほぼ沿って回動可能である。
そして、上下の各当てゴム用突起部１４ａ，１４ｂに対して斜めに交差した状態で配置されている。この槌４には、金属より成る槌支持板２９が取付けられている。この槌支持板２９には、引張りばね３の他端部３ｂを引っ掛けるためのばね引掛部２９ａと、発射モータカム２に当接されるローラ３１が回転自在に取付けられている。また、その裏面には、球供給アーム３２を回動させるためのアーム押上げピン２９ｂが突設されている。
【００２０】
次に、上下の各当てゴム３４，３５について説明する。図５及び図９に示されるように、枠体１１に設けられた上下の各当てゴム用突起部１４，１５には、それぞれ偏心キャップ体３３を介して上下の各当てゴム３４，３５が装着されている。これらの当てゴム３４，３５は、相対向する槌４の側面部を当接させて、前記槌４の打球位置を定めるためのものである。遊技機の組立時において、方向Ｐにおける槌４の先端位置を、遊技球Ｂの待機位置に対応して正確に定める必要がある。そして、その位置は、槌４と各当てゴム３４，３５との当接位置によって定まる。そのため、遊技機の組立時に、槌４と各当てゴム３４，３５との当接位置を正確に調整する必要がある。
【００２１】
本実施形態の遊技機の場合、上下の各当てゴム３４，３５は、偏心キャップ体３３に装着されている。これらの偏心キャップ体３３は、対応する当てゴム装着部１４ａ，１５ａに挿通されるパイプ状となっていて、それらの軸部（偏心軸部３３ａ）は、各当てゴム装着部１４ａ，１５ａの軸心Ｃ_３，Ｃ_４に対して偏心状態に形成されている。これらの偏心軸部３３ａに、各当てゴム３４，３５が装着される。このため、各偏心キャップ体３３をいずれかの方向に回動させることにより、各当てゴム装着部１４ａ，１５ａの軸心Ｃ_３，Ｃ_４から対応する当てゴム３４，３５の外周面までの距離を大きく変化させることができる。これにより、方向Ｐにおける槌４の打球位置を大きく調整することができる。
【００２２】
前記槌４の打球位置の調整方法について説明する。槌４の打球位置は、最初に上側の当てゴム３４によって、前記槌４の上部と前記上側の当てゴム３４との当接位置が調整され、それに応じて下側の当てゴム３５により、前記槌４の下端部と下側の当てゴム３５との当接位置が調整される。上下の各当てゴム３４，３５による調整方法は全く同一であるため、ここでは、上側の当てゴム３４における調整方法についてのみ説明する。遊技機の組立時において、図９に示されるようにして、上側の当てゴム３４が装着された偏心キャップ体３３がセットされる。
即ち、偏心キャップ体３３の偏心軸部３３ａにおける最大偏心位置Ｔ_１と上側の当てゴム装着部１４ａの軸心Ｃ_３とを結ぶ線分が、槌４の長手方向とほぼ平行になるようにセットされる。このときの槌４の先端部の位置を「基準位置Ｅ」とする。また、このときの上側の当てゴム装着部１４ａの軸心Ｃ_３から、上側の当てゴム３４と槌４との当接位置Ｔ_２までの距離を「当接距離ｈ」と記載する。上側の偏心キャップ体３３を反時計回り（符号Ｊａで示される方向）に回動させると、槌４は、上側の当てゴム３４に押され、回動支点Ｃ_１を中心に反時計回りに回動され、槌４と上側の当てゴム３４の当接位置Ｔ_２’との当接距離ｈ’は、最初の当接距離ｈよりも長くなる（ｈ’＞ｈ）。これにより、槌４の先端部は、基準位置Ｅよりも距離ｅ_１だけ後退する。その状態を、図９において一点鎖線で示す。
逆に、前記上側の偏心キャップ体３３を時計回り（符号Ｊｂで示される方向）に回動させると、槌４は、回動支点Ｃ_１を中心に時計回りに回動され、当接距離ｈは短くなる。これにより、槌４の先端部は、基準位置Ｅよりも距離ｅ_２だけ前進する。その状態を、図９において二点鎖線で示す。このように、偏心キャップ体３３をいずれかの方向に回動させることにより、方向Ｐにおける槌４の打球位置を大きく変化させることができるため、槌４の打球位置の調整を迅速に行うことができる。
【００２３】
そして、上側の偏心キャップ体３３によって、上側の当てゴム３４との当接位置Ｔ_２が調整された槌４は、そのままの状態でその下端部が、全く同一構成の下側の当てゴム３５によって当接される。これにより、弾発回動される槌４は、その打球位置で上下の各当てゴム３４，３５に確実に当接される。この結果、上下の各当てゴム３４，３５により、弾発回動される槌４を確実に停止させることができる。
【００２４】
図５に示されるように、上下の各偏心キャップ体３３は、取付ねじ３６によって、各当てゴム装着部１４ａ，１５ａに装着されるモータベース板２３に押圧されて保持される。前記取付ねじ３６が、各当てゴム装着部１４ａ，１５ａに締め込まれるとき、偏心キャップ体３３が押圧される。すると、図１０に示されるように、各当てゴム３４，３５が周方向に膨潤され、その外径が僅かに大きくなる。これにより、各当てゴム３４，３５と槌４との当接位置Ｔ_２を僅かに変化させることができ、槌４の打球位置を微調整することができる。
【００２５】
次に、発射モータカム２について説明する。図５に示されるように、前記モータベース板２３が各当てゴム装着部１４ａ，１５ａに取付けられた状態で、発射モータカム２は、槌支持板２９のローラ３１に当接される。発射モータ１を作動させて、そのモータ軸１ａを回転させると、発射モータカム２が同方向に回転され、前記ローラ３１が押し込まれる。これにより、槌４が回動支点Ｃ_１を中心に往復回動される。図７及び図１１に示されるように、この発射モータカム２は雲形状であり、発射モータ１のモータ軸１ａに装着されている。そして、前記モータ軸１ａにおける発射モータ１の本体と発射モータカム２との間には、該発射モータカム２が逆転することを防止するためのラチェット歯車３７が、前記発射モータカム２と一体に取付けられている。そして、このラチェット歯車３７の外周面には、発射モータ１の背面から見てそのモータ軸１ａが時計方向にのみ回転し得る形状の歯部３７ａが、その全周に亘って設けられている。
【００２６】
前記発射モータ１が取付けられるモータベース板２３は略長方形状であり、前述したように、各取付ねじ３６が上下の各当てゴム装着部１４ａ，１５ａ、及びボス２２に締め込まれることによって固着される（図７参照）。また、前記モータベース板２３において、上下の各当てゴム装着部１４ａ，１５ａに対応するねじ孔は長孔となっているため、各当てゴム装着部１４ａ，１５ａに取付ねじ３６が締め込まれた状態であっても、それらを僅かに緩めるだけで、モータベース板２３を左右方向に移動させることができ、発射モータカム２と槌支持板２９のローラ３１との当接状態を微調整することができる。
【００２７】
次に、球供給装置Ｋについて簡単に説明する。図３に示されるように、発射レール６の始端部の近傍には、垂直面内で回動可能にして球供給アーム３２が取付けられている。この球供給アーム３２は、上側の当てゴム装着部１４ａとの干渉を回避するために半リング状に形成されたアーム本体の上端部に、球供給片３８の重り３８ａを押し上げて回動させるための重り押し片３２ａが取付けられた構成である。そして、モータベース板２３の上端部に設けられたアーム支持ブラケット２３ｂの軸心を中心に、回動可能に支承されている。前記球供給片３８は、球供給カセット５内に存する多数個の球Ｂ’をせき止めて、発射レール６に１個ずつ供給するという機能を有している。即ち、槌４が弾発回動されるとき、槌支持板２９に設けられたアーム押上げピン２９ｂが、球供給アーム３２の下端部を押し上げる。すると、前記球供給アーム３２が上方に回動され、重り押し片３２ａが、球供給片３８の重り３８ａを持ち上げる。これにより、球供給カセット５に収容されていた先頭の球Ｂ’が、遊技球Ｂとなって発射レール６に供給される。
【００２８】
上記した構成の球供給装置Ｋでは、発射レール６に遊技球Ｂが待機している状態で、遊技者が操作ハンドル１７の回動を途中で停止させると、発射モータカム２も戻るため、球供給片３８が作動して、発射レール６に新たな遊技球Ｂが供給されるおそれがある。この状態で、遊技者が、再度操作ハンドル１７を回動させると、２個の遊技球Ｂが同時に打たれる「２個打ち」が発生する。本実施形態の遊技機では、この「２個打ち」を防止するため、発射モータ１のモータ軸１ａに逆転防止部材３９が取付けられている。次に、逆転防止部材３９について説明する。図７及び図１１に示されるように、この逆転防止部材３９は可撓性を有する樹脂材より成り、モータベース板２３の上辺部に近接して配置される支持梁部３９ａと、該支持梁部３９ａの一端部からほぼ平行に張り出して、ラチェット歯車３７の歯部３７ａに係合される係合部３９ｂと、前記係合部３９ｂから側方に延設された解除操作部３９ｃとから構成されている。前記支持梁部３９ａがモータベース板２３に取付けられた状態で、前記係合部３９ｂの先端部が、ラチェット歯車３７のほぼ最上部を押圧する。このため、前記係合部３９ｂの先端部と、ラチェット歯車３７の歯部３７ａとが係合され、該ラチェット歯車３７は、発射モータ１の本体側から見て時計回りにのみ回転（正転）可能となり、反時計回りには回転（逆転）不能となる。これにより、発射モータカム２の逆転が防止され、遊技者が操作ハンドル１７の回動を途中で停止させた場合であっても、遊技球Ｂが２個送られることはない。この結果、遊技球Ｂの「２個打ち」が防止される。
【００２９】
しかしながら、前記発射モータカム２が常に逆転不能であると、遊技機の調整時に槌４の芯合せ調整等がしにくくなってしまう。これを防止するため、本実施形態の遊技機では、逆転防止部材３９の係合部３９ｂに解除操作部３９ｃが延設されている。この解除操作部３９ｃは、モータベース板２３の側面部に設けられた開口２３ａから外側に突出されていて、該モータベース板２３を各当てゴム装着部１４ａ，１５ａに取付けた状態であっても操作可能である。図１２に示されるように、この解除操作部３９ｃが下方に押し込まれると、前記係合部３９ｂが持ち上げられる。これにより、逆転防止部材３９の係合部３９ｂとラチェット歯車３７の歯部３７ａとの係合が解除され、発射モータカム２は正逆回転自在となり、槌４の芯合せ調整を容易に行うことができる。
【００３０】
図２に示されるように、発射装置Ａを構成する各部材は、ベース板７又は該ベース板７に取付けられた枠体１１に取付けられている。そして、このベース板７及び枠体１１は、一体となって遊技機の基枠８の背面部に取付けられる。このとき、前記ベース板７には、発射モータ１の他に、各種の部材が外側に突出して取付けられているため、その重心は外側に存する。この結果、前記ベース板７が撓み、方向Ｑにおける槌４の取付位置（遊技機の基枠８からの取付寸法ｇ）がずれるおそれがある（図１３参照）。これにより、遊技球Ｂの発射精度が低下するという不具合が発生する。
【００３１】
これを防止するため、本実施形態の遊技機を構成するベース板７は、その上部で発射レール６に近接した位置にねじ孔形成部７ｃが設けられている。そして、図１３に示されるように、遊技機の前面側（遊技者側Ｆ）から、前記ねじ孔形成部７ｃのねじ孔に挿通された取付ねじ１６が、基枠８に設けられたねじ取付部４１に螺合される。これにより、発射装置Ａは、遊技機の基枠８に対してより強固に密着保持されると共に、前記ベース板７が有する剛性によって、遊技機の基枠８が補強される。この結果、遊技機の奥行方向における槌４の打球位置が高精度に調整され、長期間の使用によっても前記打球位置がずれるおそれはなく、遊技球Ｂを適切に発射することができる。
【００３２】
次に、本発明の遊技機における弾発力調整装置Ｄ_１の作用について説明する。図４に示されるように、遊技者が操作ハンドル１７を回動させていない状態では、スライド体１３の突起体１３ａは、弾発力調整カム１９のカム面２１の始端部２１ａに当接した状態で静止している。このときの引張りばね３の伸長量Ｌ_１は、該引張りばね３をスライド体１３のばね引掛部１３ｂと、槌支持板２９のばね引掛部２９ａに取付ける際の張力（初張力）のみが作用した状態の長さである。
この初張力により、前記スライド体１３は、図４の図面視における左側に僅かにスライドされている。同じく、槌４は、その回動支点Ｃ_１を中心にして時計回りに回動されていて、上下の各当てゴム３４，３５に当接して、遊技球Ｂの打球位置に配置されている。
【００３３】
次に、図１４の（イ）に示されるように、遊技者が操作ハンドル１７を、図面視における反時計回りに回動させると、それに伴って弾発力調整カム１９も同方向に回動される。前記スライド体１３は、その突起体１３ａが弾発力調整カム１９のカム面２１に押圧されて、２本のガイド溝７ｂ及びドラム体１２の外周面にガイドされながら、そのスライド範囲内において左右方向に沿ってスライドされる。これにより、スライド体１３のばね引掛部１３ｂも同方向にスライドされるため、この状態における引張りばね３の伸長量Ｌ_２は、取付状態における伸長量Ｌ_１よりも長くなる。これは、遊技者が操作ハンドル１７を回動させることによって、引張りばね３の伸長量Ｌ_１，Ｌ_２が変化する（換言すれば、引張りばね３の弾発力が大きくなる）ことを意味している。
【００３４】
遊技者が操作ハンドル１７を回動させると、図示しない手段により、発射モータ１のモータ軸１ａが回転する。すると、前記モータ軸１ａに取付けられた発射モータカム２が、槌支持板２９に支承されたローラ３１を押し込む。このため、槌４は、その回動支点Ｃ_１を中心に往復回動する。前記槌４が反時計回りに回動されるとき、槌４が引張りばね３の他端部３ｂを引っ張る。換言すれば、槌４は、引張りばね３の弾性復元力に抗して回動される。このため、反時計回りに回動する槌４に、引張りばね３の弾発力が作用する。この弾発力は、前記引張りばね３の伸長量Ｌ_１，Ｌ_２が長くなる程大きくなる。即ち、伸長量Ｌ_１の場合の引張りばね３の弾発力よりも、伸長量Ｌ_２（Ｌ_１＜Ｌ_２）の場合の引張りばね３の弾発力の方が大きくなる。
【００３５】
図１４の（ロ）に示されるように、遊技者が操作ハンドル１７を反時計回りに更に回動させると、スライド体１３も弾発力調整カム１９に押されて更にスライドされ、引張りばね３の伸長量Ｌ_３は最大となる。このとき、スライド体１３に作用する引張りばね３の弾発力は最大となる。なお、操作ハンドル１７には、この状態でそれ以上回動しないようにするためのストッパ体（図示せず）が取付けられている。これにより、弾発力調整カム１９のカム面２１とスライド体１３の突起体１３ａとの摺接が外れることはない。
【００３６】
上記したように、本実施形態の遊技機の弾発力調整装置Ｄ_１は、遊技者が操作ハンドル１７を回動させることによって、引張りばね３の伸長量Ｌ_１〜Ｌ_３を変化させ、槌４の弾発力を調整する形態である。そして、本実施形態の弾発力調整装置Ｄ_１は、操作ハンドル１７のハンドル軸１７ａに取付けられた弾発力調整カム１９が、スライド体１３を直接スライドさせる形態であるため、従来のリンク機構によるものや、ワイヤによるものと比較して、弾発力調整装置Ｄ_１を構成する部材の部品点数を少なくすることができる。この結果、弾発力調整装置Ｄ_１の軽量化が図られる。また、槌４の回動を支持するためのドラム体１２が、スライド体１３のスライド範囲内において、前記スライド体１３に設けられたドラム体貫通孔２７を貫通する形態で取付けられているため、弾発力調整装置Ｄ_１の機能を低下させることなく、該弾発力調整装置Ｄ_１の配置スペースを、更に小さくすることができる。
【００３７】
また、本実施形態の遊技機では、発射モータ１のモータ軸１ａに、発射モータカム２と一体にしてラチェット歯車３７が取付けられている。このラチェット歯車３７の歯部３７ａは、モータベース板２３に取付けられた逆転防止部材３９の係合部３９ｂと常に係合されている。このため、前記ラチェット歯車３７は正転のみ可能である。これにより、遊技者が操作ハンドル１７の回動を途中で停止させても、前記ラチェット歯車３７による逆転防止が図られ、前記発射モータカム２の逆転が防止される。この結果、遊技球Ｂの「２個打ち」が防止される。
【００３８】
上記した第１実施形態の遊技機における弾発力調整装置Ｄ_１では、弾発力調整カム１９のカム面１９ａとスライド体１３のカム摺接部２８とを摺接させた形態である。しかし、前記スライド体１３における弾発力調整カム１９との摺接部分にローラ４２が取付けられた形態であっても構わない。即ち、図１５及び図１６に示されるように、スライド体４３の一端部に設けられた突起部４３ａには、該スライド体４３の厚み方向に回動支点ピン４４が取付けられていて、該回動支点ピン４４に、ローラ４２が回転自在に支承されている。前記スライド体４３は、前記ローラ４２を介して、弾発力調整カム１９のカム面２１に当接されている。
そして、スライド体４３における突起部４３ａの部分（即ち、前記ローラ４２の取付部分）は、回動支点ピン４４の軸心を中心に円弧状に切除されて、段差部４３ｂが形成されている。前記ローラ４２は、この段差部４３ｂに配置されているため、スライド体４３の表面部から突出されず、弾発回動する槌４と干渉するおそれはない。
【００３９】
この第２実施形態の遊技機における弾発力調整装置Ｄ_２の場合、第１実施形態の場合と比較して、前記スライド体４３をスムーズにスライドさせることができる。その理由を説明する。第１実施形態の遊技機における弾発力調整装置Ｄ_１のように、弾発力調整カム１９がスライド体１３の突起体１３ａに直接摺接している場合、両者の間にはすべり摩擦が作用する。これに対して、弾発力調整カム１９が、回転自在なローラ４２を介して摺接している場合、両者の間にはころがり摩擦が作用する。ころがり摩擦係数はすべり摩擦係数より小さいので、弾発力調整カム１９とスライド体４３が直接摺接されるよりも、ローラ４２を介して摺接されている方が、前記弾発力調整カム１９の急速回動に追随しやすくなる。この結果、スライド体１３のスライドがスムーズに行われると共に、弾発力調整カム１９が急激に戻されても、弾発力調整カム１９とローラ４２との衝撃音が小さくなる。
【００４０】
【発明の効果】
本発明によれば、槌が弾発回動される際の弾発力は、遊技者による操作ハンドルの回動に伴って回動される弾発力調整カムが、スライド体を直接スライドさせることによって調整される。即ち、スライド体におけるスライド方向の一端部に、弾発力を調整するための引張りばねが連結されていて、同じく他端部に前記弾発力調整カムが摺接されている。そして、弾発力調整カムが回動されて前記スライド体が直接スライドされることにより、前記引張りばねが伸縮されてその伸長量が変化される。このため、従来のリンク機構を介して引張りばねの伸長量を変化させる構成の弾発力調整装置と比較して、部品点数を少なくすることができる。また、従来のワイヤを介して引張りばねの伸長量を変化させる構成の弾発力調整装置と比較して、配置スペースを小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】遊技機の一部を破断した正面図である。
【図２】同じく背面図である。
【図３】発射装置Ａと球供給装置Ｋの斜視図である。
【図４】弾発力調整装置Ｄ_１の正面図である。
【図５】図２のＸ−Ｘ線断面図である。
【図６】発射装置Ａの斜視図である。
【図７】発射装置Ａの分解斜視図である。
【図８】弾発力調整装置Ｄ_１の分解斜視図である。
【図９】偏心キャップ体３３によって、槌４の打球位置を調整する状態を示す図である。
【図１０】上側の当てゴム３４を膨潤させることによって、槌４の打球位置を調整する状態を示す図である。
【図１１】発射モータ１の斜視図である。
【図１２】逆転防止部材３９の作用説明図である。
【図１３】遊技者側Ｆから取付ねじ１６が締め込まれた状態を示す図である。
【図１４】（イ），（ロ）は、それぞれ弾発力調整装置Ｄ_１の作用説明図である。
【図１５】第２実施形態の弾発力調整装置Ｄ_２の要部を示す正面図である。
【図１６】図１５の状態の側面図である。
【図１７】従来の遊技機における弾発力調整装置Ｄ’の斜視図である。
【符号の説明】
Ｂ：遊技球
Ｄ_１，Ｄ_２：弾発力調整装置
Ｌ_１〜Ｌ_３：伸長量
Ｗ：心間距離（スライド範囲）
２：発射モータカム
３：引張りばね
４：槌
６：発射レール
１２：ドラム体（回動軸部）
１３，４３：スライド体
１３ｂ：ばね引掛部（一端部）
１７：操作ハンドル
１９：弾発力調整カム
２７：ドラム体貫通孔（逃げ部）
２７ｂ：スライド部（スライド案内機能）
２８：カム摺接部（他端部）[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a gaming machine having a configuration in which the amount of extension of a tension spring is changed by rotating an operation handle to adjust the resilience of a kite.
[0002]
[Prior art]
The resilience of the bag in a gaming machine such as a pachinko machine changes depending on the amount of rotation (rotation angle) when the player rotates the operation handle. There is one that uses a tension spring as a means for imparting a resilient force to the cage of the gaming machine, for example, a technique disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 7-255908 (Patent Document 1) exists. The elasticity adjusting device D ′ disclosed in this publication will be described. As shown in FIG. 17, when the player rotates the operation handle 51, the elasticity adjustment cam 52 attached to the tip of the handle shaft 51a is rotated. Thereby, the tilting plate 53 is rotated around the rotation fulcrum 53a. Then, the swinging plate 55 attached via the connecting rod 54 attached to the tilting plate 53 is rotated around the rotation fulcrum 55a.
A slide plate 57 on which one end portion 56 a of a tension spring 56 is hooked is attached to the upper end portion of the swing plate 55. The slide plate 57 is slidable in the left-right direction while being guided by a guide groove (not shown). Further, the other end portion 56b of the tension spring 56 is attached to a flange 58 attached so as to be rotatable around a rotation fulcrum 58a. This kite is continuously reciprocated by a firing motor (not shown).
[0003]
Here, when the player rotates the operation handle 51, the slide amount of the slide plate 57 increases with the rotation amount (rotation angle). As a result, the extension amount of the tension spring 56 (the total length of the tension spring in the tensioned state) also becomes longer.
Here, since the elastic force (elastic restoring force) of the tension spring 56 is proportional to the extension amount thereof, it increases as the extension amount of the tension spring 56 increases. As described above, the resilience adjusting device D ′ disclosed in the above publication slides through the link mechanism including the tilting plate 53, the connecting rod 54, and the swinging plate 55 by rotating the operation handle 51. The plate 57 is slid to adjust the extension amount of the tension spring 56.
[0004]
However, in the case of this technology, since one end portion of the tension spring is slid through the link mechanism to increase the extension amount, there is a problem that the number of parts increases and the configuration becomes complicated.
[0005]
In the technique disclosed in Japanese Patent Laid-Open No. 8-308985 (Patent Document 2), the extension amount of the tension spring is adjusted as follows. (1) When the player turns the operation handle 26, the wire 60 is pulled. The wire 60 is connected to one end portion of a tension spring 74 through a first pulley 62, a second pulley 64, and a third pulley 68. (2) Thereby, the attachment position of the one end part of the tension spring 74 is slid in the direction in which the tension force of the tension spring 74 is increased. This slide amount increases as the rotation angle of the operation handle 26 increases. (3) That is, since the extension amount of the tension spring 74 is increased, the resilience is increased. In addition, the above-mentioned code | symbol is described in Unexamined-Japanese-Patent No. 8-308985.
[0006]
As described above, the resilience adjusting device disclosed in this technology has a configuration in which the tension spring is extended via the wire. In this technique, the members constituting the elastic force adjusting device are intensively arranged, and the wires are routed through a plurality of pulleys. Requires large space.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention has been made in view of the above-described problems, and an object thereof is to provide a resilience adjusting device that has a small number of components and requires a small arrangement space.
[0008]
[Patent Document 1]
JP 7-255908 A
[Patent Document 2]
JP-A-8-308985
[0009]
[Means for Solving the Problems]
A first solving means for solving the above-mentioned problem (the invention of claim 1) is a kite that is elastically rotated by a continuous rotation of a firing motor cam in order to hit a game ball supplied to a firing rail; And a tension spring for imparting a resilient force to the player, and the player rotates the resilient force adjusting cam attached to the operation handle to change the extension amount of the tension spring, thereby A gaming machine comprising a resilience adjusting device configured to adjust force, wherein the tension spring is connected to one end portion in the sliding direction, and the resilience adjusting cam is also slidably contacted to the other end portion. And a slide body that is slid by the rotation of the elastic force adjusting cam and changes the extension amount of the tension spring.
[0010]
In the gaming machine of the present invention, one end of the tension spring is connected, and the slide body is slid by the rotation of the elastic force adjusting cam to change the extension amount of the tension spring. A tension spring is connected to one end portion of the slide body in the sliding direction, and an elastic force adjusting cam is slidably contacted to the other end portion. For this reason, the number of parts can be reduced as compared with a resilience adjusting device configured to change the extension amount of the tension spring via a conventional link mechanism. In addition, the arrangement space can be reduced as compared with a resilience adjusting device configured to change the extension amount of the tension spring via a conventional wire.
[0011]
Further, the second solving means is characterized in that, in the first solving means, the pivot shaft portion of the rod is disposed in an escape portion provided in the slide body within a slide range of the slide body. . According to this invention, since the pivot shaft portion of the heel is disposed in the escape portion provided in the slide body within the slide range of the slide body, the space for arranging the elasticity adjustment device can be further reduced. Can do.
[0012]
Further, the third solving means is the second solving means, wherein the escape portion is a long hole having a slide guide function provided in the sliding direction of the slide body, and the pivot shaft portion of the rod is the long It is characterized by being disposed through the hole. According to this invention, the slide body is slid more smoothly by the slide guide function of the long hole.
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described in more detail with reference to embodiments. 1 is a front view in which a part of the gaming machine is broken, FIG. 2 is also a rear view, FIG. 3 is a perspective view of a launching device A and a ball supply device K, and FIG. ₁ FIG. 5 is a sectional view taken along line XX of FIG. 2, FIG. 6 is a perspective view of the launching device A, FIG. 7 is an exploded perspective view of the launching device A, and FIG. ₁ FIG. As shown in FIGS. 1 and 2, in the gaming machine of the present invention, the launching device A and the ball supply device K are disposed in the lower right part in the front view (the lower left part in the rear view in FIG. 2). . This launching device A is configured to rotate the launching motor cam 2 attached to the motor shaft 1a of the launching motor 1 by rotating the launching motor cam 2 with the elastic force (elastic restoring force) of the tension spring 3 as a rotation fulcrum. C ₁ The game ball B is hit by rotating the ball around the center. The launching device A has a resilience adjusting device D according to the first embodiment for adjusting the tension (elasticity) of the tension spring 3. ₁ Is provided. In addition, the ball supply device K attached to the portion directly above the launching device A has a leading one of a number of balls B ′ arranged in the ball supply cassette 5 as shown in FIG. This is a device for supplying the launching rail 6 as a game ball B. The launch device A and the ball supply device K are operated in conjunction with each other. Here, in the front view of the gaming machine, the direction in which the game ball B rolls on the launch rail 6 is defined as P, and the depth direction of the gaming machine is defined as Q. Moreover, in each figure, the front side (player side) of the gaming machine is indicated by a symbol F, and the back side is also indicated by a symbol R (see FIG. 5).
[0014]
First, the base plate 7 constituting the launching apparatus A will be described. As shown in FIGS. 2 and 3, a base plate 7 constituting the launching device A is attached to the back side of the base frame 8 constituting the gaming machine by five attachment screws 9. The base plate 7 is made of metal, and is integrally attached to a frame body 11 (described later) made of a resin material attached to the back surface (player side surface). As shown in FIGS. 4 to 6, a drum body insertion hole 7 a for inserting a drum body 12 that rotatably supports the flange 4 is formed in the substantially central portion of the base plate 7 ( (See FIG. 5). In addition, two guide grooves 7b are provided on the upper portion in a form that is substantially in series along the horizontal direction. Each of the protrusions 13a protruding from the slide body 13 (described later) is inserted into the guide grooves 7b. The upper and lower portions of the base plate 7 in the substantially central portion in the left-right direction are semicircular in order to dispose the upper and lower abutting rubber protrusions 14 and 15 provided continuously to the frame body 11. It has been excised. Further, a screw hole forming portion 7c provided with a screw hole through which a mounting screw 16 (described later) is inserted from the player side adjacent to the cut portion for arranging the upper bump rubber protrusion 14 is provided upward. Projected.
[0015]
As shown in FIGS. 4, 6, and 7, a stepped connection shaft 18 for locking the handle shaft 17 a of the operation handle 17 is rotatable at a predetermined position of the base plate 7. It is supported. When the gaming machine is assembled, the handle shaft 17 a of the operation handle 17 is locked to the connecting shaft 18. The distal end portion of the connecting shaft 18 protrudes from the surface of the base plate 7 (the surface on the back side of the gaming machine), and a cloud-shaped elastic force adjusting cam 19 is attached to this portion. For this reason, when the player rotates the operation handle 17, the elastic force adjusting cam 19 is rotated integrally. In the elastic force adjusting cam 19, the rotation fulcrum C of the operation handle 17 is provided. ₂ The length S from the cam surface 21 to the cam surface 21 gradually increases from the start end 21a to the end end 21b (see FIG. 4). In FIG. 7, reference numeral 22 denotes a boss attached to the base plate 7 in order to attach the motor base plate 23.
[0016]
Next, the frame 11 will be described. As shown in FIGS. 5 and 6, the frame 11 is formed in a substantially rectangular frame shape substantially along the peripheral edge of the base plate 7. In addition, ring-shaped upper and lower contact rubber projections 14 and 15 are provided continuously at substantially the center in the left-right direction of the upper side and the lower side of the frame 11. Each of the bump rubber projections 14 and 15 is provided with a pipe-like bump rubber mounting portion 14a and 15a concentrically. In addition, a drum body case 24 for housing the drum body 12 described above is continuously provided on the lower bump rubber projection 15. In this frame 11, the portions of the protrusions 14 and 15 for the rubber bumps are fitted into the upper and lower cut portions of the base plate 7, and the axis of the drum case 24 is the drum body insertion hole of the base plate 7. 7a axis (rotation fulcrum C ₁ ) And fitted in a state that almost matches. In FIG. 3, reference numeral 25 denotes a positioning hole for determining the attachment position of the frame body 11 with respect to the base plate 7.
[0017]
Next, the slide body 13 will be described. As shown in FIG. 4, a substantially trapezoidal slide body 13 having an upper side longer than a lower side is disposed on the surface of the base plate 7. As shown in FIG. 8, on the upper part of the slide body 13, two columnar projections 13a inserted into the respective guide grooves 7b of the base plate 7 are provided corresponding to the respective guide grooves 7b. Has been. These protrusions 13 a are inserted into the respective guide grooves 7 b of the base plate 7 and slightly protrude from the back surface of the base plate 7. Then, the abutment plate 26 is attached to the protruding portions. Thereby, the slide body 13 is prevented from falling off the base plate 7. A relief portion 26a is provided below the abutting plate 26 to avoid interference with the drum body case 24 when the slide body 13 is slid. In addition, a long hole (drum body through hole 27) for penetrating the drum body 12 of the flange 4 described above is provided in the lower part of the slide body 13 along the left-right direction. The drum body through hole 27 is provided in a stepped state in the thickness direction of the slide body 13 (see FIG. 5). The drum body 12 of the flange 4 passes through the drum body through hole 27 of the slide body 13 and is housed and supported in the drum body case 24. Thereby, the slide body 13 and the drum body 12 of the flange 4 can be arranged in an overlapping state, and the elasticity adjusting device D ₁ The arrangement space can be reduced. Moreover, the inner height of the front side (player side) portion of the drum body through hole 27 is larger than the outer diameter of the drum body 12, and a relief portion 27a of the drum body 12 is formed. The inner height of the rear portion is slightly larger than the outer diameter of the drum body 12, and a slide portion 27b guided by the drum body 12 is formed. That is, the slide body 13 is guided by the two guide grooves 7b provided on the base plate 7 and the upper and lower ends of the outer peripheral surface of the drum body 12, and is slid in the left-right direction within the slide range. In the present embodiment, the inter-center distance W of the drum body through-hole 27 is substantially the same as the maximum slide amount of the slide body 13 (see FIG. 4).
[0018]
As shown in FIGS. 4, 7, and 8, at one end portion of the slide body 13 (left end portion in the drawing view of FIG. 4), the portion facing the cam surface 21 of the elastic force adjusting cam 19 is A semi-circular cam sliding contact portion 28 slidably contacting the cam surface 21 is provided so as to protrude laterally. When the operation handle 17 is not rotated, the cam sliding contact portion 28 is disposed at the lowest position (starting end portion 21a) on the cam surface 21 of the elastic force adjusting cam 19 and is held as it is. A spring hooking portion 13 b for hooking the one end portion 3 a of the tension spring 3 is projected from the other end portion of the slide body 13. One end 3 a of the tension spring 3 is hooked on the spring hooking portion 13 b of the slide body 13, and the other end 3 b is hooked on the spring hooking portion 29 a of the rod support plate 29 attached to the rod 4. Yes.
[0019]
Next, the bag 4 will be described. As shown in FIGS. 5 and 7, the flange 4 is attached to the drum shaft 12 a of the drum body 12 in a non-rotating state, and the shaft center of the drum shaft 12 a (rotation fulcrum C). ₁ ) Around the direction P.
And it arrange | positions in the state which cross | intersected diagonally with respect to each upper and lower each bumping protrusion 14a, 14b. A collar support plate 29 made of metal is attached to the collar 4. A spring hooking portion 29 a for hooking the other end portion 3 b of the tension spring 3 and a roller 31 abutting on the firing motor cam 2 are rotatably attached to the saddle support plate 29. Further, an arm push-up pin 29b for rotating the ball supply arm 32 protrudes from the back surface thereof.
[0020]
Next, the upper and lower abutting rubbers 34 and 35 will be described. As shown in FIGS. 5 and 9, the upper and lower abutting rubber protrusions 14 and 15 provided on the frame body 11 are respectively attached with the upper and lower abutting rubbers 34 and 35 via the eccentric cap body 33. Has been. These abutting rubbers 34 and 35 are for contacting the side portions of the opposing heel 4 to determine the hitting position of the heel 4. At the time of assembling the gaming machine, it is necessary to accurately determine the tip position of the basket 4 in the direction P corresponding to the standby position of the game ball B. And the position is decided by the contact position of the collar 4 and each contact rubber 34,35. Therefore, when the gaming machine is assembled, it is necessary to accurately adjust the contact position between the basket 4 and the respective contact rubbers 34 and 35.
[0021]
In the case of the gaming machine of this embodiment, the upper and lower abutting rubbers 34 and 35 are attached to the eccentric cap body 33. These eccentric cap bodies 33 are in the form of pipes that are inserted through the corresponding contact rubber mounting portions 14a, 15a, and their shaft portions (eccentric shaft portions 33a) are shafts of the respective contact rubber mounting portions 14a, 15a. Heart C ₃ , C ₄ Is formed in an eccentric state. The respective abutting rubbers 34 and 35 are attached to these eccentric shaft portions 33a. For this reason, by rotating each eccentric cap body 33 in either direction, the axial center C of each contact rubber mounting portion 14a, 15a. ₃ , C ₄ To the outer peripheral surface of the corresponding rubber pads 34 and 35 can be greatly changed. Thereby, the hitting ball position of the heel 4 in the direction P can be largely adjusted.
[0022]
A method for adjusting the hitting position of the basket 4 will be described. The hitting position of the scissors 4 is adjusted by first adjusting the abutment position between the top of the scissors 4 and the top strut rubber 34 by the upper strut rubber 34, and accordingly by the bottom strut rubber 35. The abutting position between the lower end portion 4 and the lower rubber pad 35 is adjusted. Since the adjustment method using the upper and lower contact rubbers 34 and 35 is exactly the same, only the adjustment method for the upper contact rubber 34 will be described here. At the time of assembling the gaming machine, as shown in FIG. 9, the eccentric cap body 33 to which the upper contact rubber 34 is attached is set.
That is, the maximum eccentric position T in the eccentric shaft portion 33a of the eccentric cap body 33. ₁ And the axis C of the upper rubber mounting part 14a ₃ Is set so that the line connecting the two is substantially parallel to the longitudinal direction of the ridge 4. At this time, the position of the tip of the heel 4 is referred to as “reference position E”. In addition, the axis C of the upper abutting rubber mounting portion 14a at this time ₃ From the contact position T between the upper rubber pad 34 and the flange 4 ₂ Is described as “contact distance h”. When the upper eccentric cap body 33 is rotated counterclockwise (in the direction indicated by reference numeral Ja), the flange 4 is pushed by the upper abutting rubber 34, and the rotation fulcrum C ₁ Is pivoted counterclockwise, and the contact position T between the flange 4 and the upper abutting rubber 34 ₂ The “contact distance h” with “is longer than the initial contact distance h (h ′> h). Thereby, the front-end | tip part of the collar 4 is the distance e rather than the reference position E. ₁ Only retreat. This state is indicated by a one-dot chain line in FIG.
On the other hand, when the upper eccentric cap body 33 is rotated clockwise (in the direction indicated by the symbol Jb), the flange 4 is turned to the rotation fulcrum C. ₁ And the contact distance h is shortened. Thereby, the front-end | tip part of the collar 4 is the distance e rather than the reference position E. ₂ Just move forward. This state is indicated by a two-dot chain line in FIG. Thus, by rotating the eccentric cap body 33 in either direction, the hitting position of the heel 4 in the direction P can be greatly changed, so that the adjustment of the hitting position of the heel 4 can be performed quickly. it can.
[0023]
The contact position T with the upper contact rubber 34 by the upper eccentric cap body 33. ₂ In the state where the heel 4 is adjusted, the lower end thereof is brought into contact with the lower abutting rubber 35 having the same configuration. As a result, the spear 4 that is revolved is reliably brought into contact with the upper and lower abutting rubbers 34 and 35 at the hitting position. As a result, the upper and lower abutting rubbers 34 and 35 can surely stop the spear 4 that is revolved.
[0024]
As shown in FIG. 5, the upper and lower eccentric cap bodies 33 are pressed and held by the mounting screws 36 against the motor base plate 23 mounted on the respective contact rubber mounting portions 14 a and 15 a. When the mounting screw 36 is tightened into the respective contact rubber mounting portions 14a and 15a, the eccentric cap body 33 is pressed. Then, as shown in FIG. 10, the respective contact rubbers 34, 35 are swollen in the circumferential direction, and the outer diameter thereof is slightly increased. As a result, the contact position T between each of the rubber pads 34 and 35 and the flange 4 ₂ Can be slightly changed, and the hitting position of the heel 4 can be finely adjusted.
[0025]
Next, the firing motor cam 2 will be described. As shown in FIG. 5, the firing motor cam 2 is brought into contact with the roller 31 of the eaves support plate 29 in a state where the motor base plate 23 is attached to each of the contact rubber mounting portions 14 a and 15 a. When the firing motor 1 is operated to rotate the motor shaft 1a, the firing motor cam 2 is rotated in the same direction, and the roller 31 is pushed. As a result, the flange 4 is pivoted at the pivot C ₁ It is reciprocated around the center. As shown in FIGS. 7 and 11, the firing motor cam 2 has a cloud shape and is attached to the motor shaft 1 a of the firing motor 1. A ratchet gear 37 for preventing the firing motor cam 2 from rotating in the reverse direction is attached to the firing motor cam 2 between the body of the firing motor 1 and the firing motor cam 2 on the motor shaft 1a. Yes. The ratchet gear 37 is provided on the outer peripheral surface thereof with a tooth portion 37a having a shape that allows the motor shaft 1a to rotate only in the clockwise direction when viewed from the rear surface of the firing motor 1.
[0026]
The motor base plate 23 to which the firing motor 1 is attached has a substantially rectangular shape, and as described above, the attachment screws 36 are fixed by being fastened to the upper and lower contact rubber mounting portions 14a and 15a and the bosses 22. (See FIG. 7). Further, in the motor base plate 23, since the screw holes corresponding to the upper and lower contact rubber mounting portions 14a and 15a are elongated holes, the mounting screws 36 are tightened in the respective contact rubber mounting portions 14a and 15a. Even in such a state, the motor base plate 23 can be moved in the left-right direction by slightly loosening them, and the contact state between the firing motor cam 2 and the roller 31 of the rod support plate 29 can be finely adjusted. it can.
[0027]
Next, the sphere supply device K will be briefly described. As shown in FIG. 3, a ball supply arm 32 is attached in the vicinity of the starting end of the firing rail 6 so as to be rotatable in a vertical plane. The sphere supply arm 32 is configured to push the weight 38a of the sphere supply piece 38 and rotate it at the upper end of the arm body formed in a semi-ring shape in order to avoid interference with the upper contact rubber mounting portion 14a. The weight pushing piece 32a is attached. Then, the motor base plate 23 is rotatably supported around the axis of the arm support bracket 23b provided at the upper end of the motor base plate 23. The sphere supply piece 38 has a function of stopping a large number of spheres B ′ existing in the sphere supply cassette 5 and supplying them one by one to the firing rail 6. That is, when the rod 4 is elastically rotated, the arm push-up pin 29 b provided on the rod support plate 29 pushes up the lower end portion of the ball supply arm 32. Then, the sphere supply arm 32 is rotated upward, and the weight pushing piece 32 a lifts the weight 38 a of the sphere supply piece 38. As a result, the leading ball B ′ housed in the ball supply cassette 5 becomes the game ball B and is supplied to the firing rail 6.
[0028]
In the ball supply device K having the above-described configuration, when the player stops the rotation of the operation handle 17 while the game ball B is waiting on the launch rail 6, the launch motor cam 2 also returns. There is a possibility that the piece 38 operates and a new game ball B is supplied to the firing rail 6. In this state, when the player rotates the operation handle 17 again, a “two-stroke” in which two game balls B are simultaneously hit occurs. In the gaming machine of the present embodiment, the reverse rotation preventing member 39 is attached to the motor shaft 1a of the firing motor 1 in order to prevent this “two-stroke”. Next, the reverse rotation preventing member 39 will be described. As shown in FIGS. 7 and 11, the reverse rotation prevention member 39 is made of a resin material having flexibility, and is provided with a support beam portion 39 a disposed close to the upper side portion of the motor base plate 23, and the support beam. An engagement portion 39b that projects substantially in parallel from one end of the portion 39a and engages with the tooth portion 37a of the ratchet gear 37, and a release operation portion 39c that extends laterally from the engagement portion 39b. Has been. In a state where the support beam portion 39 a is attached to the motor base plate 23, the distal end portion of the engagement portion 39 b presses the substantially uppermost portion of the ratchet gear 37. For this reason, the front end portion of the engaging portion 39b and the tooth portion 37a of the ratchet gear 37 are engaged, and the ratchet gear 37 rotates only in the clockwise direction when viewed from the main body side of the firing motor 1 (forward rotation). It becomes possible and cannot be rotated (reversely rotated) counterclockwise. Thereby, the reverse rotation of the firing motor cam 2 is prevented, and even if the player stops the rotation of the operation handle 17 halfway, two game balls B are not sent. As a result, “two hits” of the game ball B are prevented.
[0029]
However, if the firing motor cam 2 cannot always be rotated in the reverse direction, it is difficult to adjust the alignment of the basket 4 when adjusting the gaming machine. In order to prevent this, in the gaming machine of the present embodiment, a release operation part 39 c is extended from the engagement part 39 b of the reverse rotation prevention member 39. The release operation portion 39c protrudes outward from an opening 23a provided in the side surface portion of the motor base plate 23, and the motor base plate 23 is attached to each of the contact rubber mounting portions 14a and 15a. It is possible to operate. As shown in FIG. 12, when the release operation portion 39c is pushed downward, the engagement portion 39b is lifted. As a result, the engagement between the engaging portion 39b of the reverse rotation preventing member 39 and the tooth portion 37a of the ratchet gear 37 is released, and the firing motor cam 2 can be rotated forward and backward, and the centering adjustment of the rod 4 can be easily performed. it can.
[0030]
As shown in FIG. 2, each member constituting the launching apparatus A is attached to the base plate 7 or the frame body 11 attached to the base plate 7. And this base board 7 and the frame 11 are integrally attached to the back part of the base frame 8 of a gaming machine. At this time, since various members other than the firing motor 1 are attached to the base plate 7 so as to protrude outward, the center of gravity exists outside. As a result, the base plate 7 is bent, and the attachment position (attachment dimension g from the base frame 8 of the gaming machine) in the direction Q may be shifted (see FIG. 13). Thereby, the malfunction that the launch precision of the game ball B falls occurs.
[0031]
In order to prevent this, the base plate 7 constituting the gaming machine of the present embodiment is provided with a screw hole forming portion 7c at a position close to the firing rail 6 in the upper part thereof. Then, as shown in FIG. 13, a mounting screw 16 inserted into a screw hole of the screw hole forming portion 7c from the front side (player side F) of the gaming machine is provided on the base frame 8. Screwed into the portion 41. Thereby, the launching apparatus A is more firmly attached and held to the base frame 8 of the gaming machine, and the base frame 8 of the gaming machine is reinforced by the rigidity of the base plate 7. As a result, the hitting position of the heel 4 in the depth direction of the gaming machine is adjusted with high accuracy, and the hitting position is not likely to be shifted even after long-term use, and the gaming ball B can be launched appropriately.
[0032]
Next, the resilience adjusting device D in the gaming machine of the present invention ₁ The operation of will be described. As shown in FIG. 4, when the player does not rotate the operation handle 17, the protrusion 13 a of the slide body 13 abuts on the start end portion 21 a of the cam surface 21 of the elastic force adjustment cam 19. Still in a state. The extension amount L of the tension spring 3 at this time ₁ Is the length of the state where only the tension (initial tension) when the tension spring 3 is attached to the spring hooking portion 13b of the slide body 13 and the spring hooking portion 29a of the eaves support plate 29 is applied.
Due to this initial tension, the slide body 13 is slightly slid to the left in the drawing view of FIG. Similarly, the heel 4 has its rotation fulcrum C ₁ , And is placed in the hitting position of the game ball B in contact with the upper and lower contact rubbers 34 and 35.
[0033]
Next, as shown in FIG. 14 (a), when the player rotates the operation handle 17 counterclockwise in the drawing view, the resilience adjusting cam 19 also rotates in the same direction. Is done. The slide body 13 has a protrusion 13a pressed against the cam surface 21 of the elastic force adjusting cam 19 and is guided by the two guide grooves 7b and the outer peripheral surface of the drum body 12, while the left and right sides within the slide range. Slide along the direction. Thereby, since the spring hooking part 13b of the slide body 13 is also slid in the same direction, the extension amount L of the tension spring 3 in this state ₂ Is the extension amount L in the mounted state. ₁ Longer than. This is because the extension amount L of the tension spring 3 is obtained when the player rotates the operation handle 17. ₁ , L ₂ Is changed (in other words, the elastic force of the tension spring 3 is increased).
[0034]
When the player rotates the operation handle 17, the motor shaft 1a of the firing motor 1 is rotated by means (not shown). Then, the firing motor cam 2 attached to the motor shaft 1a pushes the roller 31 supported by the eaves support plate 29. For this reason, the flange 4 has its rotation fulcrum C ₁ Reciprocally turn around the center. When the collar 4 is rotated counterclockwise, the collar 4 pulls the other end 3 b of the tension spring 3. In other words, the flange 4 is rotated against the elastic restoring force of the tension spring 3. For this reason, the elastic force of the tension spring 3 acts on the rod 4 that rotates counterclockwise. This elastic force is the extension amount L of the tension spring 3. ₁ , L ₂ The longer it becomes, the bigger it becomes. That is, the extension amount L ₁ Than the elastic force of the tension spring 3 in the case of ₂ (L ₁ <L ₂ ), The elastic force of the tension spring 3 is larger.
[0035]
As shown in FIG. 14B, when the player further rotates the operation handle 17 counterclockwise, the slide body 13 is also pushed by the elastic force adjusting cam 19 and further slid, and the tension spring 3 Elongation amount L ₃ Is the maximum. At this time, the elastic force of the tension spring 3 acting on the slide body 13 is maximized. The operation handle 17 is provided with a stopper body (not shown) for preventing further rotation in this state. As a result, the sliding contact between the cam surface 21 of the elastic force adjusting cam 19 and the protrusion 13a of the slide body 13 is not released.
[0036]
As described above, the resilience adjusting device D of the gaming machine of the present embodiment ₁ Is the amount of extension L of the tension spring 3 when the player rotates the operation handle 17. ₁ ~ L ₃ This is a form in which the resilience of the kite 4 is adjusted. And the elasticity adjusting device D of this embodiment ₁ Is a form in which the elastic force adjusting cam 19 attached to the handle shaft 17a of the operation handle 17 slides the slide body 13 directly, so that the elastic force adjustment cam 19 is more elastic than the conventional link mechanism or wire. Force adjustment device D ₁ It is possible to reduce the number of parts of the members constituting the. As a result, the elasticity adjustment device D ₁ Can be reduced in weight. Further, since the drum body 12 for supporting the rotation of the flange 4 is attached in a form penetrating the drum body through hole 27 provided in the slide body 13 within the slide range of the slide body 13, Elasticity adjustment device D ₁ Without reducing the function of the elastic force adjusting device D ₁ The arrangement space can be further reduced.
[0037]
In the gaming machine of this embodiment, a ratchet gear 37 is attached to the motor shaft 1 a of the launch motor 1 so as to be integrated with the launch motor cam 2. The tooth portion 37 a of the ratchet gear 37 is always engaged with the engaging portion 39 b of the reverse rotation preventing member 39 attached to the motor base plate 23. For this reason, the ratchet gear 37 can only rotate forward. Thereby, even if the player stops the rotation of the operation handle 17 halfway, the reverse rotation prevention by the ratchet gear 37 is achieved, and the reverse rotation of the firing motor cam 2 is prevented. As a result, “two hits” of the game ball B are prevented.
[0038]
Elasticity adjusting device D in the gaming machine of the first embodiment described above ₁ Then, the cam surface 19a of the elastic force adjusting cam 19 and the cam sliding contact portion 28 of the slide body 13 are in sliding contact. However, the roller 42 may be attached to the sliding contact portion of the slide body 13 with the elastic force adjusting cam 19. That is, as shown in FIGS. 15 and 16, a rotation fulcrum pin 44 is attached to the protrusion 43 a provided at one end of the slide body 43 in the thickness direction of the slide body 43. A roller 42 is rotatably supported on the moving fulcrum pin 44. The slide body 43 is in contact with the cam surface 21 of the elastic force adjusting cam 19 via the roller 42.
A portion of the protrusion 43a (that is, the mounting portion of the roller 42) in the slide body 43 is cut out in an arc shape around the axis of the rotation fulcrum pin 44, thereby forming a stepped portion 43b. Since the roller 42 is disposed in the stepped portion 43b, the roller 42 is not protruded from the surface portion of the slide body 43, and there is no possibility of interfering with the spear 4 that rotates.
[0039]
Elasticity adjusting device D in the gaming machine of the second embodiment ₂ In this case, the slide body 43 can be slid smoothly compared to the case of the first embodiment. The reason will be explained. Elasticity adjusting device D in the gaming machine of the first embodiment ₁ As described above, when the elastic force adjusting cam 19 is in direct sliding contact with the protrusion 13 a of the slide body 13, sliding friction acts between them. On the other hand, when the elastic force adjusting cam 19 is in sliding contact with the rotatable roller 42, rolling friction acts between them. Since the rolling friction coefficient is smaller than the sliding friction coefficient, the elastic force adjusting cam 19 is more slid through the roller 42 than the elastic force adjusting cam 19 and the slide body 43 are in direct sliding contact. It becomes easy to follow the rapid rotation of the. As a result, the slide body 13 is smoothly slid and the impact sound between the elastic force adjusting cam 19 and the roller 42 is reduced even if the elastic force adjusting cam 19 is suddenly returned.
[0040]
【The invention's effect】
According to the present invention, the resilience when the spear is revolved is such that the repulsion force adjusting cam that is revolved as the operation handle is revolved by the player causes the slide body to slide directly. Adjusted by. That is, a tension spring for adjusting the elastic force is connected to one end portion of the slide body in the sliding direction, and the elastic force adjusting cam is also slidably contacted to the other end portion. Then, when the elastic force adjusting cam is rotated and the slide body is directly slid, the tension spring is expanded and contracted to change the extension amount. For this reason, the number of parts can be reduced as compared with a resilience adjusting device configured to change the extension amount of the tension spring via a conventional link mechanism. In addition, the arrangement space can be reduced as compared with a resilience adjusting device configured to change the extension amount of the tension spring via a conventional wire.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view in which a part of a gaming machine is broken.
FIG. 2 is a rear view of the same.
FIG. 3 is a perspective view of a launching device A and a ball supply device K.
FIG. 4 Elasticity adjusting device D ₁ FIG.
5 is a cross-sectional view taken along line XX in FIG.
6 is a perspective view of a launcher A. FIG.
7 is an exploded perspective view of a launcher A. FIG.
FIG. 8 Elasticity adjusting device D ₁ FIG.
9 is a view showing a state in which the hitting position of the heel 4 is adjusted by the eccentric cap body 33. FIG.
FIG. 10 is a view showing a state in which the hitting position of the heel 4 is adjusted by swelling the upper contact rubber 34. FIG.
11 is a perspective view of the firing motor 1. FIG.
12 is an operation explanatory view of the reverse rotation preventing member 39. FIG.
13 is a view showing a state in which the mounting screw 16 is tightened from the player side F. FIG.
14 (a) and (b) are the elastic force adjusting devices D, respectively. ₁ FIG.
FIG. 15 shows a resilience adjusting device D according to the second embodiment. ₂ It is a front view which shows the principal part.
16 is a side view of the state of FIG.
FIG. 17 is a perspective view of a resilience adjusting device D ′ in a conventional gaming machine.
[Explanation of symbols]
B: Game ball
D ₁ , D ₂ : Elasticity adjustment device
L ₁ ~ L ₃ : Extension amount
W: Distance between centers (slide range)
2: Launch motor cam
3: Tension spring
4: 槌
6: Launch rail
12: Drum body (rotating shaft)
13, 43: Slide body
13b: Spring hook (one end)
17: Operation handle
19: Elasticity adjustment cam
27: Drum body through hole (flank)
27b: Slide part (slide guide function)
28: Cam sliding contact part (other end part)

Claims

In order to hit the game ball supplied to the firing rail, a spear that is revolved by continuous rotation of the firing motor cam,
A tension spring for imparting a resilient force to the heel,
A game equipped with a resilience adjusting device configured to adjust the resilience of the kite by changing the extension amount of the tension spring by rotating the resilience adjusting cam attached to the operation handle by the player. Machine,
The tension spring is connected to one end portion in the sliding direction, and the elastic force adjusting cam is also slidably contacted to the other end portion, and is slid by rotation of the elastic force adjusting cam. A gaming machine comprising a slide body that changes an extension amount of a spring.