JP2005056264A - サーバ装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のコンテンツに複数のコピー防止手段を階層化して対応付けることにより、各コンテンツに対応するコピー防止手段を相乗的に機能させることができるコピー防止システムを提供する。
【解決手段】 ウェブサーバ22は、端末装置21からページ情報を取得すると、防止プログラムDB28から対応する基本防止プログラムを抽出し、当該端末装置へ送信する。この基本防止プログラムは、端末装置21内に記憶され、ユーザが当該端末装置21においてページを表示する際に実行される。一方、ユーザは端末装置21を使用して再生したいコンテンツを選択し、ウェブサーバ22に対してコンテンツ要求を行う。ウェブサーバ22は、要求されたコンテンツに対応する防止プログラムを抽出し、端末装置へ送信する。この防止プログラムは、端末装置内に記憶され、ユーザが当該端末装置においてページを表示するためにコンテンツを再生する際に実行される。
【選択図】 図4

Description

本発明は、コンテンツの不正交換や不正コピーを防止する技術に関する。
ネットワーク技術の近代化に伴い、テキストデータのみではなく、高品質な動画や静止画のデータの配信も可能になってきている。しかし、このようなリッチメディアの配信が可能になったことに伴い、ユーザによる映画や楽曲といった著作権付きコンテンツの不正交換や不正コピーが盛んになってきている。そのため、これらの不正コピー等に対応する方法として幾つかのDRM(Digital Right Management)、即ちコピー防止手段が発表されている。例えば、コンテンツを配信前もしくは配信時に暗号化して、再生時にビジネスルール付きの復号鍵を用いることで条件付きの視聴を可能としたり、不正コピーによる流出を防止したりする手段が知られている。また、パーソナルコンピュータ(以下、「PC」と呼ぶ。)に標準で装備されているスクリーンショット機能を無効にするため、スクリーンショット用のキーボードを無効にする手段も知られている(例えば特許文献1参照)。さらには、ユーザ端末上で稼働しているアプリケーションを監視し、不正コピーソフトが起動している場合にコンテンツの表示を中止し、不正コピーツールの強制終了を行う手法も知られている(例えば特許文献2及び3を参照)。
しかし、従来のコピー防止手段はあくまで、1つのコンテンツに1つのコピー防止手段が対応付けられており、コンテンツとコピー防止手段は常に1対1の関係であった。そのため、複数のコンテンツ全てに対して所定のコピー防止手段を実行させることを想定した場合、各コンテンツ毎に当該コピー防止手段を対応付けなければならず、効率的とは言い難かった。また、ユーザによるコンテンツの不正交換や不正コピーの手法も多種多様になってきており、1種類のコピー防止手段では対応できなくなっているため、1つのコンテンツに複数の種類のコピー防止手段を対応付けて、セキュリティ強度を向上させる必要性が高まっている。
特開2001−75696号公報
特開2001−222405号公報 特開2001−325154号公報
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、複数のコンテンツに複数のコピー防止手段を階層化して対応付けることにより、各コンテンツに対応するコピー防止手段を相乗的に機能させることができるコピー防止システムを提供することを課題とする。
本発明の1つの観点では、ネットワークを介して端末装置とデータの送受信が可能なサーバ装置であって、前記端末装置が画面上に表示するページは複数のコンテンツから構成されており、前記サーバ装置は、前記端末装置上で実行され、前記コンテンツの不正使用を防止するための防止プログラムを記憶する防止プログラム記憶手段と、前記端末装置が画面上に表示するページに関する情報であるページ情報を取得する取得手段と、前記ページ情報に基づいて防止プログラム記憶手段から防止プログラムを抽出する第1抽出手段と、前記第1抽出手段が抽出した前記防止プログラムを、基本防止プログラムとし、前記端末装置上で実行させるために送信する送信手段と、を備えることを特徴とする。
上記のように構成されたサーバ装置は、予め、端末装置においてページを表示する際に実行する防止プログラムを記憶している。ここで、防止プログラムとは、ユーザによるコンテンツの不正交換や不正コピーを防止するプログラムである。サーバ装置は、端末装置からページ情報を取得すると、第1抽出手段により当該ページ情報に基づいて対応する防止プログラムを抽出し、基本防止プログラムとして当該端末装置へ送信する。この基本防止プログラムは、端末装置内に記憶され、ユーザが当該端末装置においてページを表示する際に実行される。これによれば、ページに著作権付きのコンテンツが含まれている場合であっても、ユーザが端末装置上でページを表示することに伴い常に基本防止プログラムを実行することになるため、不正交換や不正コピーを防止することができる。
上記のサーバ装置の一態様では、前記記憶手段は、前記防止プログラムを、前記コンテンツを識別するコンテンツ識別情報に基づいて記憶しており、前記サーバ装置は、前記端末装置から、前記ページを構成する前記コンテンツを識別するコンテンツ識別情報をコンテンツ要求情報として取得する要求情報取得手段と、前記コンテンツ要求情報に含まれる前記コンテンツ識別情報に基づいてプログラム記憶手段から防止プログラムを抽出する第2抽出手段と、をさらに備え、前記送信手段は、第1抽出手段が抽出した前記基本防止プログラム及び第2抽出手段が抽出した前記防止プログラムの双方を前記端末装置上で実行させるために送信する。
上記のように構成されたサーバ装置は、予め、端末装置において表示するページを構成するコンテンツの識別情報に基づいて防止プログラムを記憶している。ここで、コンテンツの識別情報とは、動画や静止画といったコンテンツの種類を識別する情報やどのページを構成するどのコンテンツといったコンテンツ自体の識別情報のことをいう。ユーザは端末装置を使用してページを構成するコンテンツの中から再生したいものを選択し、サーバ装置に対してコンテンツ要求情報を送信する。サーバ装置は、第2抽出手段により、当該コンテンツ要求情報に含まれるコンテンツ識別情報に基づいて要求されたコンテンツに対応する防止プログラムを抽出し、端末装置へ送信する。この第2抽出手段により抽出された防止プログラムは、端末装置内に記憶され、ユーザが当該端末装置においてページを表示するためにコンテンツを再生する際に実行される。
これによれば、ユーザが端末装置上でページを表示するためにコンテンツを再生することに伴い、第1抽出手段が抽出した防止プログラム及び第2抽出手段が抽出した防止プログラムの双方を実行することができる。このように、コンテンツに関わらずページを表示する際に必ず実行する防止プログラムを最下層に設定し、当該ページを構成するコンテンツを再生する際に実行する防止プログラムをその上層に設定すること、つまり、防止プログラムを階層化してコンテンツに対応付けることで、各コンテンツに対応する防止プログラムを効率良く設定し、効果的且つ相乗的に機能させることができる。
上記のサーバ装置の他の一態様では、前記記憶手段は、1つのコンテンツ識別情報に対して複数の前記防止プログラムを記憶し、前記第2抽出手段は、前記コンテンツ要求情報に含まれる前記コンテンツ識別情報に基づいてプログラム記憶手段から複数の防止プログラムを抽出し、前記送信手段は、前記第1抽出手段が抽出した前記基本防止プログラム及び第2抽出手段が抽出した複数の前記防止プログラムの全てを前記端末装置上で実行させるために送信する。これによれば、サーバ装置は1つのコンテンツ情報に対応付けて複数の防止プログラムを記憶している。よって、1つのコンテンツに対して複数の防止プログラムを設定したり、後から他の防止プログラムを追加したりすることを容易に行うことができる。
上記のサーバ装置の他の一態様では、前記記憶手段は、1つのコンテンツ識別情報に対して優先順位の設定された複数の前記防止プログラムを記憶し、前記第2抽出手段は、前記優先順位に従って前記コンテンツ要求情報に含まれる前記コンテンツ識別情報に基づいてプログラム記憶手段から前記防止プログラムを抽出し、前記送信手段は、前記第1抽出手段が抽出した前記基本防止プログラム及び第2抽出手段が抽出した優先順位の高い防止プログラムの全てを前記端末装置上で実行させるために送信する。これによれば、1つのコンテンツに対して複数の防止プログラムが設定されている場合であって、当該複数の防止プログラムが競合関係にある場合であっても、優先順位に従い適切な防止プログラムを端末装置に送信することができる。なお、競合関係とは、どれか1つの防止プログラムを実行すると、他の種類の防止プログラムがうまく実行できないような関係をいう。
本発明の他の観点では、ネットワークを介して端末装置とデータの送受信が可能なサーバ装置であって、前記端末装置が画面上に表示するページは複数のコンテンツから構成されており、前記サーバ装置は、前記端末装置上で実行され、前記コンテンツの不正使用を防止するための防止プログラムを、前記コンテンツを識別するコンテンツ識別情報に基づいて記憶する防止プログラム記憶手段と、前記端末装置が画面上に表示するページに関する情報であるページ情報を取得する取得手段と、前記ページ情報に基づいて、前記ページを構成する複数のコンテンツのコンテンツ識別情報を取得するコンテンツ識別情報取得手段と、前記複数のコンテンツ識別情報に基づいて前記防止プログラム記憶手段から対応する全ての防止プログラムを抽出する抽出手段と、前記抽出手段が抽出した前記防止プログラムを、前記端末装置上で実行させるために送信する送信手段と、を備える。
上記のように構成されたサーバ装置は、予め、ページを構成するコンテンツの識別情報に対応付けて防止プログラムを記憶している。そして、サーバ装置は、端末装置から取得したページ情報に基づいて、ユーザが当該端末装置において表示したいページを構成するコンテンツの識別情報を取得する。さらに、サーバ装置は、ページを構成する全てのコンテンツに対応する全ての防止プログラムを抽出し、端末装置へ送信する。そして、端末装置は受信した全ての防止プログラムをメモリに記憶し、当該端末装置においてページを表示するためにコンテンツを再生する際、当該コンテンツに対応する防止プログラムを実行する。これによれば、端末装置は、ウェブページを表示するためにコンテンツを再生する際に、その都度、コンテンツの要求をサーバ装置へ送信する必要がなくなる。よって、端末装置のサーバ装置に対するアクセス回数を大幅に減少させることができ、サーバ装置の負荷を軽減することができる。
本発明の他の観点では、ネットワークを介して端末装置とデータの送受信が可能なコンピュータにより実行されるプログラムであって、前記端末装置が画面上に表示するページは複数のコンテンツから構成されており、前記プログラムは、前記端末装置上で実行され、前記コンテンツの不正使用を防止するための防止プログラムを記憶する防止プログラム記憶手段、前記端末装置が画面上に表示するページに関する情報であるページ情報を取得する取得手段、前記ページ情報に基づいて防止プログラム記憶手段から防止プログラムを抽出する第1抽出手段、前記第1抽出手段が抽出した前記防止プログラムを、基本防止プログラムとし、前記端末装置上で実行させるために送信する送信手段、として前記コンピュータを機能させる。
上記プログラムをコンピュータにより実行することにより、上述のサーバ装置を実現することができる。また、上述のサーバ装置の各態様も同様に実現することができる。
本発明によれば、複数のコンテンツに複数のコピー防止手段を階層化して対応付けることにより、各コンテンツに対応するコピー防止手段を効果的、且つ、相乗的に機能させることができる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施の形態について説明する。本発明は、端末装置で表示可能なウェブページを構成する複数のコンテンツに対して、階層化したコピー防止プログラムを対応付けることにより、各コンテンツに対応する当該コピー防止プログラムを効果的に実行することを可能とするものである。
[コピー防止システム]
まず、本発明に係るコピー防止システムについて説明する。図1に、コピー防止システムの概略構成を示す。図1に示すコピー防止システムは、ユーザが端末装置において所定のウェブページを表示する際に、当該ページを構成する複数のコンテンツに対応付けされたコピー防止プログラムを実行することで、当該ユーザによるコンテンツの不正交換や不正コピーを防止するものである。
図1に示すように、コピー防止システム100は、ユーザの端末装置21と、ウェブサーバ22と、コンテンツサーバ23とがネットワーク20を通じて接続されて構成される。ネットワーク20の1つの好適な例はインターネットである。
まず、本システムによるコンテンツのコピー防止方法の概要を述べておく。ユーザは、端末装置21において所定のウェブページを表示するために、当該ページに関する情報をウェブサーバ22へ送信する。ウェブサーバ22は、受信した情報に基づいて当該ページを構成する複数のコンテンツの情報をページ構成情報として取得する。さらに、ウェブサーバ22は、当該ページを構成するコンテンツに対応付けされたコピー防止プログラム(以下、「防止プログラム」と呼ぶ。)の中で最も基本的なものを取得し、ページ構成情報と共に端末装置21へ送信する。なお、詳細は後述するが、防止プログラムは階層構造となっており、最も基本的な防止プログラムは最下層に設定されているものとする。端末装置21は、受信した基本的な防止プログラムをメモリに記憶してバックエンドで常駐させる。また、端末装置21は、ページ構成情報に基づいて表示したいコンテンツを指定し、当該コンテンツをウェブサーバ22に対して要求する。ウェブサーバ22は、要求されたコンテンツに対応付けされた防止プログラムと、当該コンテンツを取得するために必要なコンテンツサーバ23に関する情報であるコンテンツ情報と、を端末装置21へ送信する。端末装置21は、受信した防止プログラムをメモリに記憶し、コンテンツ情報に基づいてコンテンツサーバ23から該当するコンテンツを取得する。そして、端末装置21がコンテンツを再生する際に、メモリに記憶した当該コンテンツに対応付けされた防止プログラムと、バックエンドで常駐している基本的な防止プログラムとが実行されることで、コンテンツ防止システム100は、ユーザによるコンテンツの不正交換や不正コピーを防止することができる。
次に、各要素について個別に説明する。まず、ウェブページについて説明する。ウェブページは、例えば動画、静止画、3DCGなどの複数のコンテンツから構成され、端末装置21の画面上に表示可能なものである。ここで、ウェブページを構成するコンテンツに対しては、防止プログラムが階層化して対応付けられている。ウェブページを構成するコンテンツに対応付けられた階層型防止プログラムの概念図を図2(a)に示す。図2(a)に示すように、ウェブページは、再生表示領域50及び複数のコンテンツ51乃至53が構成要素となっている。この例では、コンテンツ51が静止画、コンテンツ52が動画、コンテンツ53が3DCGである。また、ウェブページ上の例えばテキストといったコンテンツ以外の部分も含めて、端末装置21で当該ページを表示するために再生される領域全体を再生表示領域50という。そして、再生表示領域50及びコンテンツ51乃至53に、階層化された防止プログラム54乃至57が対応付けされている。
具体的に、再生表示領域50全体には防止プログラムA54、静止画コンテンツ51には防止プログラムC55、動画コンテンツ52には防止プログラムD56、3DCGコンテンツ53には防止プログラムE57が対応付けられている。つまり、端末装置21において、例えば再生表示領域50を再生する場合には必ず防止プログラムA54が実行され、静止画コンテンツ51を再生する場合には必ず防止プログラムC55が実行される。
ここで、防止プログラム相対表を図3に示す。防止プログラム相対表は、縦の項目がウェブページを表示するために再生する領域、横の項目が再生の際に実行される防止プログラムを表している。例えば、コンテンツ51乃至53は再生せずに再生表示領域のみを再生する場合、具体的にウェブページ上の画像は表示せずにテキストのみを表示する場合、防止プログラムA54のみが実行される。また、静止画コンテンツ51を再生する場合、防止プログラムA54及び防止プログラムC55が実行される。また、動画コンテンツ52を再生する場合、防止プログラムA54及び防止プログラムD56が実行される。また、3DCGコンテンツ53を再生する場合、防止プログラムA54及び防止プログラムE57が実行される。
このように、防止プログラムを階層化して対応付けることにより、コンテンツ51乃至53のいずれを再生する場合であっても、最下層に設定された防止プログラムAが実行されることになる。つまり、複数のコンテンツを再生して所定のウェブページを表示する場合であっても、当該複数のコンテンツに階層化した防止プログラムを対応付けることで効率良く設定することができる。また、コンテンツ毎に最適な防止プログラムを設定することができる。そのため、当該防止プログラムを相乗的、且つ、効果的に実行することができる。
なお、本発明における防止プログラムは、例えば、端末装置21においてページを表示している間はスクリーンショット機能(ディスプレイに表示されている画像を画像ファイルとして保存したり、クリップボードにコピーしたりする機能)を無効化するプログラムやサーバ・クライアント間においてコンテンツのデータを暗号化して通信するプログラム等である。この他にも、防止プログラムとしては、自動透かしを付ける、コピーツールを監視する、メモリへのデータのコピーを防止する等を実現する任意のプログラムを本発明に適用することができる。
次に、ウェブサーバ22について詳しく説明する。図4は、本発明のコピー防止システム100における、特にウェブサーバ22の内部構成を示す。なお、ウェブサーバ22は、ページ構成データベース(以下、「DB」と呼ぶ。)27及び防止プログラムDB28に接続されている。図4に示すように、ウェブサーバ22は、情報受信機能221、ページ構成情報抽出機能222、防止プログラム抽出機能223及び情報送信機能224を有する。
情報受信機能221は、端末装置21からウェブページに関する情報やコンテンツ要求に関する情報を受信する機能である。ページ構成情報抽出機能222は、情報受信機能221が受信したウェブページに関する情報に基づいて、ページ構成DB27から当該ページを構成するコンテンツの情報を抽出する機能である。防止プログラム抽出機能223は、ウェブページを構成するコンテンツの情報に基づいて防止プログラムDB28から該当する防止プログラムを抽出する機能である。情報送信機能224は、ページ構成情報抽出機能222が取得したページ構成情報や防止プログラム抽出機能が抽出した防止プログラム、及びコンテンツを取得するために必要なコンテンツサーバ23に関するコンテンツ情報を端末装置21に送信する機能である。
ここで、まず、ページ構成DB27について説明する。図5(a)は、ページ構成DB27のデータ構造を模式的に示した図である。図5(a)に示すように、ページ構成DB27は、ページIDをキーとしてページを構成するコンテンツの種類及びコンテンツIDを記憶している。ウェブサーバ22の情報受信機能221は、端末装置21からページ情報としてユーザが表示したいウェブページの識別情報であるページIDを受信する。そして、ページ構成情報抽出機能222は、受信したページIDに基づいてページ構成DB27からページを構成するコンテンツの種類を抽出し、ページ構成情報とする。さらに情報送信機能224は、ページ構成情報を端末装置21へ送信する。また、ウェブサーバ22の情報受信機能221は、ページ構成情報に基づいてユーザが選択したコンテンツ要求を受信する。そして、ページ構成情報抽出機能222は、コンテンツ要求に基づいてユーザが選択したコンテンツの識別情報であるコンテンツIDをページ構成DB27から抽出し、コンテンツ情報として端末装置21へ送信する。
次に、防止プログラムDB28について説明する。図6は、防止プログラムDB28のデータ構造を模式的に示した図である。なお、破線で囲まれた項目60は、後述する第1変形例において説明するため便宜上省略する。図6に示すように、防止プログラムDB28は、防止プログラムの効果の及ぶ範囲と防止プログラムを対応付けて記憶している。具体的に、ウェブサーバ22の防止プログラム抽出機能223は、詳細は後述するが、ウェブページを構成するコンテンツの情報に基づき、階層型防止プログラムとして最下層に設定されており、効果の及ぶ範囲が「再生表示領域」である防止プログラムAを基本防止プログラムとして抽出する。また、防止プログラム抽出機能223は、ページ構成情報に基づいてユーザが要求するコンテンツが例えば静止画のみであった場合には、効果の及ぶ範囲が「静止画のみ」である防止プログラムDを抽出する。一方、防止プログラム抽出機能223は、ページ構成情報に基づいてユーザが要求するコンテンツが例えば静止画と3DCGであった場合には、効果の範囲が「静止画のみ」である防止プログラムDと、効果の範囲が「3DCG」のみである防止プログラムEの双方を抽出する。
次に、コンテンツサーバ23について説明する。コンテンツサーバ23は、図4に示すようにコンテンツDB29に接続されている。図7は、コンテンツDB29のデータ構成を模式的に示した図である。コンテンツDB29は、図7に示すように、コンテンツの識別情報であるコンテンツIDに対応付けてコンテンツそのもののデータを記憶している。コンテンツサーバ23は、端末装置21からコンテンツ情報を受信すると、当該コンテンツ情報に含まれるコンテンツIDに基づいてコンテンツDB29から該当するコンテンツを抽出する。そして、コンテンツサーバ23は、抽出したコンテンツを端末装置21へ送信する。
[コピー防止処理]
次に、上記のコピー防止システム100により実行されるコピー防止処理について説明する。図8は、コピー防止処理のフローチャートである。
まず、ユーザは、端末装置21において表示したいウェブページのページIDをページ情報としてウェブサーバ22へ送信する(ステップS1)。ページ情報を受信したウェブサーバ22は、当該ページ情報に含まれるページIDに基づいてページ構成DB27からウェブページを構成するコンテンツの情報を抽出し、ページ構成情報とする(ステップS2)。また、ウェブサーバ22は、防止プログラムDB28から、階層型防止プログラムにおいて最下層に位置する、即ち最も基本的な防止プログラムを基本防止プログラムとして抽出する(ステップS3)。具体的に、ウェブサーバ22は、図6に示す防止プログラムDB28から、効果の及ぶ範囲が「再生表示領域」である防止プログラムAを抽出する。防止プログラムAは、ウェブページを構成するコンテンツのうちいずれが再生される場合であっても必ず実行され、階層型防止プログラムにおいて最下層に位置する防止プログラムだからである。そして、ウェブサーバ22は、ステップS2において抽出したページ構成情報と、ステップS3において抽出した基本防止プログラムと、を端末装置21へ送信する(ステップS4)。
ページ構成情報及び基本防止プログラムを受信した端末装置21は、まず、基本防止プログラムをメモリに記憶し、バックエンドで常駐させる(ステップS5)。そして、端末装置21は、ページ構成情報に基づいて再生したいコンテンツを選択し、当該コンテンツをウェブサーバ22に要求する(ステップS6)。このとき、端末装置21はコンテンツ要求として、再生したいコンテンツが「静止画のみ」、「静止画と3DCG」であるといった情報をウェブサーバ22に送信する。ウェブサーバ22は、受信したコンテンツ要求に基づいて防止プログラムDB28から該当する防止プログラムを抽出する(ステップS7)。具体的に、ウェブサーバ22は、端末装置21からコンテンツ要求として「静止画のみ」という情報を受信した場合、図6に示す防止プログラムDB28から、効果の及ぶ範囲が「静止画のみ」である防止プログラムDを抽出する。また、ウェブサーバ22は、端末装置21から受信したページ情報及びコンテンツ要求に基づいてページ構成DB27から、ユーザが再生したいコンテンツのコンテンツIDを抽出し、コンテンツ情報とする。そして、ウェブサーバ22は、ステップS7において抽出した防止プログラムと、コンテンツ情報と、を端末装置21へ送信する(ステップS8)。
防止プログラムとコンテンツ情報を受信した端末装置21は、防止プログラムをメモリに記憶し、コンテンツ情報をコンテンツサーバ23へ送信する(ステップS9)。コンテンツサーバ23は、受信したコンテンツ情報に含まれるコンテンツIDに基づいてコンテンツDB29から該当するコンテンツのデータを抽出し、端末装置21へ送信する(ステップS10)。端末装置21は、受信したコンテンツを再生する。このとき、当該コンテンツに対応付けられた防止プログラムはステップS9においてメモリに記憶されているため、コンテンツの再生に伴い当該防止プログラムが実行される(ステップS11)。なお、基本防止プログラムはステップS5においてメモリに記憶され、バックエンドで常駐しているため、コンテンツの再生に伴い当該基本防止プログラムも実行される。これによれば、コンテンツの再生に伴い、基本防止プログラムと当該コンテンツに対応付けられた防止プログラムの双方が実行されるため、ユーザによる不正交換や不正コピーに対応した強固なセキュリティを実現することができる。
また、上記の実施形態において例えば、コンテンツ要求が「静止画と3DCG」であった場合、ステップS9において防止プログラムD及び防止プログラムEが端末装置21のメモリに記憶される。そして、ステップS11において静止画コンテンツ及び3DCGコンテンツが再生される場合、静止画コンテンツに対しては防止プログラムA及び防止プログラムDが実行され、3DCGコンテンツに対しては防止プログラムA及び防止プログラムEが実行される。本発明のように複数のコンテンツに複数のコピー防止プログラムを階層化して対応付ければ、各コンテンツに対応するコピー防止プログラムを効率良く設定し、効果的且つ相乗的に機能させることができる。
なお、上記実施形態においては、図8に示すように、ウェブサーバ22は防止プログラムをコンテンツ要求に基づいて、その都度、端末装置21へ送信している。しかし、本発明はこれに限定されるものではなく、ウェブサーバ22は、ユーザが端末装置21において表示したいウェブページのページ情報を受信した時点で、ページ構成DB27及び防止プログラムDB28を参照することにより、当該ページを構成するコンテンツに対応付けられた全ての防止プログラムを端末装置21へ送信することとしてもよい。このとき、ウェブサーバ22は、どのコンテンツを再生する際にどの防止プログラムを実行するべきかという情報も端末装置21に送信する必要がある。これによれば、端末装置21は、ウェブページを表示するためにコンテンツを再生する場合、その都度、コンテンツ要求をウェブサーバ22へ送信する必要がなくなる。予め、当該ページを表示するために再生するコンテンツに対応付けられた防止プログラムの全てをメモリに記憶することができるからである。そのため、端末装置21のウェブサーバ22に対するアクセス回数を大幅に減少させることができ、ウェブサーバ22の負荷を軽減することができる。
また、上記の実施形態においては、図8に示すように、ページ構成情報とコンテンツ情報が異なるタイミングでウェブサーバ22から端末装置21へ送信されているが、本発明はこれに限定されるものではなく、ステップS2においてページを構成するコンテンツと共にコンテンツIDをページ構成DB27から抽出し、ページ構成情報として一括して端末装置21へ送信することとしても構わない。この場合も、端末装置21は、コンテンツサーバ23からコンテンツを取得する前に、当該コンテンツに対応する防止プログラムをウェブサーバ22から受信し、メモリに記憶しておく必要がある。
また、上記の実施形態においては、図6に示すように、防止プログラムDB28は、防止プログラムの効果の及ぶ範囲毎に防止プログラムを対応付けて記憶している。換言すると、再生表示領域以外は、動画や静止画といったコンテンツの種類毎に防止プログラムを対応付けて記憶している。しかし、本発明はこれに限定されるものではなく、同じ動画であっても、例えばページID「P01」の3DCGコンテンツとページID「P02」の3DCGコンテンツでは異なる防止プログラムを対応付けて記憶することも可能である。即ち、防止プログラムDB28に防止プログラムを記憶する場合、動画や静止画といったコンテンツの種類を識別する情報に基づいて記憶する手法のみならず、どのページを構成するどのコンテンツといったコンテンツ自体の識別情報に基づいて記憶する手法を適用することも可能である。
また、上記の実施形態において、図8に示すように、端末装置21は表示したいウェブページのページIDをウェブサーバ22へ送信し、ウェブサーバ22からページ構成情報を受信している。しかし、本発明はこれに限定されるものではなく、ウェブページを構成するコンテンツの情報は予めHTML(Hyper Text Markup Language)により記述されていることとしてもよい。これによれば、ウェブサーバ22は、HTMLを解析することで端末装置21において表示したいウェブページのページ構成を認識することができるため、図5(a)に示すページ構成DB27を保有する必要はない。
また、上記の実施形態においては、図1に示すように、ウェブサーバ22とコンテンツサーバ23は別々のサーバとしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、1つのサーバであっても構わない。
[第1変形例]
上記の実施形態においては、図2(a)に示すように各コンテンツに対応付ける防止プログラムを1つとしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、図2(b)に示すように各コンテンツに対応付けられる防止プログラムを複数としても構わない。例えば、図2(b)において動画コンテンツ52には、防止プログラムB58及び防止プログラムC56といった2種類の防止プログラムが対応付けられている。防止プログラムB58及び防止プログラムC56は、図2(b)に示すように階層型として段階的に実行されることとしてもよいし、動画コンテンツが再生される場合には常に双方が実行されることとしてもよい。即ち、任意に設定することが可能である。具体的に、防止プログラムB58はコンテンツのデータを暗号化し、且つ、不正コピーを行うツールの実行状況を確認するプログラムであり、防止プログラムC56は再生日時、期間、回数等の再生条件を監視しており、再生条件を満たしている場合のみ再生を実現するプログラムであるなどとすることができる。これによれば、1つのコンテンツに対して複数の防止プログラムを設定したり、後から他の防止プログラムを追加したりすることを容易に行うことができる。
さらに、第1変形例のように1つのコンテンツに対して複数の防止プログラムが設定されている場合であって、当該複数の防止プログラムが競合関係にある場合には、図6に示す防止プログラムDB28において優先順位を設定することも可能である。ここで、競合関係とは、どれか1つの防止プログラムが実行されると、他の種類の防止プログラムがうまく実行できないような関係をいう。具体的に、図6では、防止プログラムの効果の及ぶ範囲が双方とも「動画のみ」である防止プログラムB及び防止プログラムCについて、破線で囲まれた項目60で、防止プログラムBに優先順位「1」を、防止プログラムCに優先順位「2」を設定している。これによれば、動画コンテンツ52を再生する際に、当該コンテンツに競合する2種類の防止プログラムB及び防止プログラムCが対応付けられている場合であっても、優先順位に従い防止プログラムBのみを実行させることができる。
[第2変形例]
上記の実施形態においては、説明の便宜上、コピー防止システム100を構成するコンテンツDB29を1つのみとしている。そのため、端末装置21は、図5(a)に示すようなページ構成DB27を参照することにより取得された各ページに含まれるコンテンツIDに基づいて、当該コンテンツDB29から該当するコンテンツを取得することができる。しかし、本発明はこれに限定されるものではなく、コピー防止システム100を構成するコンテンツDB29が複数存在し、複数のコンテンツDB29内に記憶されたコンテンツの組合せによりページが構成されている場合であっても適用することができる。
図5(b)は、この場合に使用されるページ構成DB27のデータ構造を模式的に示した図である。図5(b)に示すように、ページ構成DB27は、ページIDをキーとしてページを構成するコンテンツの種類及びコンテンツへのパスを記憶している。第2変形例において、図4に示すウェブサーバ22の情報受信機能221は、端末装置21からページ情報としてユーザが表示したいウェブページのページIDを受信する。そして、ページ構成情報抽出機能222は、受信したページIDに基づいて、図5(b)に示すようなページ構成DB27からページを構成するコンテンツの種類を抽出し、ページ構成情報とする。さらに、情報送信機能224は、ページ構成情報を端末装置21へ送信する。また、ウェブサーバ22の情報受信機能221は、ページ構成情報に基づいてユーザが選択したコンテンツ要求を受信する。そして、ページ構成情報抽出機能222は、コンテンツ要求に基づいてユーザが選択したコンテンツへのパスを図5(b)に示すようなページ構成DB27から抽出し、コンテンツ情報として端末装置21へ送信する。
これによれば、端末装置21はコンテンツへのパスをコンテンツ情報として受信するため、ユーザが表示したいウェブページが複数のコンテンツDB29内に記憶されたコンテンツの組合せにより構成されている場合であっても、当該パスの情報に従って対応するコンテンツDB29から適切なコンテンツを容易に取得することができる。
このコピー防止システムによって、著作権付きコンテンツに対するユーザの不正交換や不正コピーを容易に防止することができる。
本発明によるコピー防止システムの概略構成を示す図である。 階層型コピー防止プログラムの概念図を示す図である。 本発明における防止プログラム相対表を示す。 図1に示すコピー防止システムに含まれるウェブサーバの機能ブロック図である。 本発明におけるページ構成DBのデータ構造を模式的に示す図である。 本発明における防止プログラムDBのデータ構造を模式的に示す図である。 本発明におけるコンテンツDBのデータ構造を模式的に示す図である。 コピー防止処理のフローチャートを示す図である。
符号の説明
20…ネットワーク
21…端末装置
22…ウェブサーバ
23…コンテンツサーバ
27…ページ構成DB
28…防止プログラムDB
29…コンテンツDB
100…コピー防止システム

Claims (10)

  1. ネットワークを介して端末装置とデータの送受信が可能なサーバ装置であって、
    前記端末装置が画面上に表示するページは複数のコンテンツから構成されており、
    前記サーバ装置は、
    前記端末装置上で実行され、前記コンテンツの不正使用を防止するための防止プログラムを記憶する防止プログラム記憶手段と、
    前記端末装置が画面上に表示するページに関する情報であるページ情報を取得する取得手段と、
    前記ページ情報に基づいて防止プログラム記憶手段から防止プログラムを抽出する第1抽出手段と、
    前記第1抽出手段が抽出した前記防止プログラムを、基本防止プログラムとし、前記端末装置上で実行させるために送信する送信手段と、を備えることを特徴とするサーバ装置。
  2. 前記記憶手段は、前記防止プログラムを、前記コンテンツを識別するコンテンツ識別情報に基づいて記憶しており、前記サーバ装置は、
    前記端末装置から、前記ページを構成する前記コンテンツを識別するコンテンツ識別情報をコンテンツ要求情報として取得する要求情報取得手段と、
    前記コンテンツ要求情報に含まれる前記コンテンツ識別情報に基づいてプログラム記憶手段から防止プログラムを抽出する第2抽出手段と、をさらに備え、
    前記送信手段は、第1抽出手段が抽出した前記基本防止プログラム及び第2抽出手段が抽出した前記防止プログラムの双方を前記端末装置上で実行させるために送信することを特徴とする請求項1に記載のサーバ装置。
  3. 前記記憶手段は、1つのコンテンツ識別情報に対して複数の前記防止プログラムを記憶し、
    前記第2抽出手段は、前記コンテンツ要求情報に含まれる前記コンテンツ識別情報に基づいてプログラム記憶手段から複数の防止プログラムを抽出し、
    前記送信手段は、前記第1抽出手段が抽出した前記基本防止プログラム及び第2抽出手段が抽出した複数の前記防止プログラムの全てを前記端末装置上で実行させるために送信することを特徴とする請求項2に記載のサーバ装置。
  4. 前記記憶手段は、1つのコンテンツ識別情報に対して優先順位の設定された複数の前記防止プログラムを記憶し、
    前記第2抽出手段は、前記優先順位に従って前記コンテンツ要求情報に含まれる前記コンテンツ識別情報に基づいてプログラム記憶手段から前記防止プログラムを抽出し、
    前記送信手段は、前記第1抽出手段が抽出した前記基本防止プログラム及び第2抽出手段が抽出した優先順位の高い防止プログラムの全てを前記端末装置上で実行させるために送信することを特徴とする請求項2に記載のサーバ装置。
  5. ネットワークを介して端末装置とデータの送受信が可能なサーバ装置であって、
    前記端末装置が画面上に表示するページは複数のコンテンツから構成されており、
    前記サーバ装置は、
    前記端末装置上で実行され、前記コンテンツの不正使用を防止するための防止プログラムを、前記コンテンツを識別するコンテンツ識別情報に基づいて記憶する防止プログラム記憶手段と、
    前記端末装置が画面上に表示するページに関する情報であるページ情報を取得する取得手段と、
    前記ページ情報に基づいて、前記ページを構成する複数のコンテンツのコンテンツ識別情報を取得するコンテンツ識別情報取得手段と、
    前記複数のコンテンツ識別情報に基づいて前記防止プログラム記憶手段から対応する全ての防止プログラムを抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段が抽出した前記防止プログラムを、前記端末装置上で実行させるために送信する送信手段と、を備えることを特徴とするサーバ装置。
  6. ネットワークを介して端末装置とデータの送受信が可能なコンピュータにより実行されるプログラムであって、
    前記端末装置が画面上に表示するページは複数のコンテンツから構成されており、
    前記プログラムは、
    前記端末装置上で実行され、前記コンテンツの不正使用を防止するための防止プログラムを記憶する防止プログラム記憶手段、
    前記端末装置が画面上に表示するページに関する情報であるページ情報を取得する取得手段、
    前記ページ情報に基づいて防止プログラム記憶手段から防止プログラムを抽出する第1抽出手段、
    前記第1抽出手段が抽出した前記防止プログラムを、基本防止プログラムとし、前記端末装置上で実行させるために送信する送信手段、として前記コンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
  7. 前記記憶手段は、前記防止プログラムを、前記コンテンツを識別するコンテンツ識別情報に基づいて記憶しており、前記プログラムは、
    前記端末装置から、前記ページを構成する前記コンテンツを識別するコンテンツ識別情報をコンテンツ要求情報として取得する要求情報取得手段、
    前記コンテンツ要求情報に含まれる前記コンテンツ識別情報に基づいてプログラム記憶手段から防止プログラムを抽出する第2抽出手段、としてさらに前記コンピュータを機能させ、
    前記送信手段は、第1抽出手段が抽出した前記基本防止プログラム及び第2抽出手段が抽出した前記防止プログラムの双方を前記端末装置上で実行させるために送信することを特徴とする請求項6に記載のプログラム。
  8. 前記記憶手段は、1つのコンテンツ識別情報に対して複数の前記防止プログラムを記憶し、
    前記第2抽出手段は、前記コンテンツ要求情報に含まれる前記コンテンツ識別情報に基づいてプログラム記憶手段から複数の防止プログラムを抽出し、
    前記送信手段は、前記第1抽出手段が抽出した前記基本防止プログラム及び第2抽出手段が抽出した複数の前記防止プログラムの全てを前記端末装置上で実行させるために送信することを特徴とする請求項7に記載のプログラム。
  9. 前記記憶手段は、1つのコンテンツ識別情報に対して優先順位の設定された複数の前記防止プログラムを記憶し、
    前記第2抽出手段は、前記優先順位に従って前記コンテンツ要求情報に含まれる前記コンテンツ識別情報に基づいてプログラム記憶手段から前記防止プログラムを抽出し、
    前記送信手段は、前記第1抽出手段が抽出した前記基本防止プログラム及び第2抽出手段が抽出した優先順位の高い防止プログラムの全てを前記端末装置上で実行させるために送信することを特徴とする請求項7に記載のプログラム。
  10. ネットワークを介して端末装置とデータの送受信が可能なコンピュータにより実行されるプログラムであって、
    前記端末装置が画面上に表示するページは複数のコンテンツから構成されており、
    前記プログラムは、
    前記端末装置上で実行され、前記コンテンツの不正使用を防止するための防止プログラムを、前記コンテンツを識別するコンテンツ識別情報に基づいて記憶する防止プログラム記憶手段、
    前記端末装置が画面上に表示するページに関する情報であるページ情報を取得する取得手段、
    前記ページ情報に基づいて、前記ページを構成する複数のコンテンツのコンテンツ識別情報を取得するコンテンツ識別情報取得手段、
    前記複数のコンテンツ識別情報に基づいて前記防止プログラム記憶手段から対応する全ての防止プログラムを抽出する抽出手段、
    前記抽出手段が抽出した前記防止プログラムを、前記端末装置上で実行させるために送信する送信手段、として前記コンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
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