JP2005053928A - ポリマー水性分散物とシリコーンジシラノールエマルジョンを含む化粧組成物および方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】良好な固定力と、もつれほどき易さ、柔軟性および感触といった良好な化粧特性を示し、適用後、髪を整え、ブロー乾燥することが容易な組成物を提供する。
【解決手段】化粧に許容できる媒体に、ポリマーの不溶性粒子の水性分散物とアミノ化されていないシリコーンα,ω-ジシラノールエマルジョンを含有することを特徴とする。
【選択図】 なし
【解決手段】化粧に許容できる媒体に、ポリマーの不溶性粒子の水性分散物とアミノ化されていないシリコーンα,ω-ジシラノールエマルジョンを含有することを特徴とする。
【選択図】 なし
Description
本発明は、被膜形成ポリマーの不溶性粒子の水性分散物およびアミノ化されていないシリコーンα,ω-ジシラノールエマルジョンを含む水性、または水性/アルコール性化粧組成物に関する。また、本発明は、これらの組成物を用いたケラチン物質の化粧処理方法にも関する。
数年間にわたり、本質的に水性の髪用化粧組成物の調製に関心が持たれてきた。これは、単独または少量の水との混合物として、エタノールまたはイソプロパノールのようなアルコールを使用することが、組成物がエアゾールラッカーの形態である場合に、特に引火性の増大等の不利益を示すからである。
より一般的に言うと、目的は、化粧組成物に存在する、VOC(揮発性有機化合物)として知られる、大気圧で揮発性の化合物の使用を低減することである。VOCは、主として、エタノールのような一部の溶剤およびプロペラントである。
VOCの量を低減するために、エタノールのような溶剤を水に置き換えようとする試みがなされてきた。しかしながら、大多数の水溶性被膜形成ポリマーは、水溶液状の毛髪固定組成物を生じるが、これらの組成物は大きな不都合を示す。よって、これらのポリマーの本質的に水性の組成物では、高度の固定を得ることができない。高濃度でこれらの水溶性ポリマーを用いるための規定が設けられたが、濃度の増大は、十分なスプレー塗布に苦労を要するような、組成物の粘性の増大を招く。適切なスプレー塗布が得られたとしても、これらの水溶性組成物は、アルコール組成物と比較して特に長い乾燥時間を示し、実用的関心はほとんど向けられていない。
水性、アルコール性または水性/アルコール性組成物に溶解されたポリマーの代わりに、ポリマーの不溶性粒子の水性分散物を用いるための規定も設けられた。
しかしながら、今日、得られた結果は未だ不十分である。これは、固定力が十分であり、乾燥時間が許容できるものであるが、化粧特性が未だ不十分であるからである。特に、もつれほどき易さ、柔軟性および感触が不十分である。さらに、シャンプーを用いて洗髪する場合に、ポリマーを除去することが困難である。
機能化されていないシリコーン油またはポリオキシアルキレン化シリコーンを添加することにより、固定力を低下させることなく、ポリマー分散物を含む化粧組成物の化粧特性を改良するような試みが既になされているが、本願出願人は、期待に反して、もつれほどき易さ、柔軟性および感触といった特性が改良されず、悪化する場合さえあることを見出した。
仏国特許出願第2697160号
本願出願人は、化粧に許容できる媒体に、不溶性ポリマー粒子の水性分散物とアミノ化されていないシリコーンα,ω-ジシラノールエマルジョンを含有する化粧組成物が、上記不都合を解消しうることを見出した。
かくして、これらの組成物は、良好な固定力と、もつれほどき易さ、柔軟性および感触といった良好な化粧特性を示す。適用後、髪を整え、ブロー乾燥することが容易である。
本発明の組成物は、良好なスプレー塗布を可能にし、このスプレーは均質で、スプレー小滴が細かい。この組成物は髪全体に容易に噴霧される。さらに、驚くべきことに、組成物の固定力は、シリコーンの付加によって低減されない。そして、乾燥時間が短い。
本発明の主題は、化粧に許容できる媒体に、ポリマーの不溶性粒子の水性分散物とアミノ化されていないシリコーンα,ω-ジシラノールエマルジョンを含有する化粧組成物である。
本発明に係る組成物は、上記利点に加えて、湿気に対する良好な耐性、シャンプーおよびブロー乾燥による良好な除去、並びに良好な乾燥速度を示す。
しかしながら、本発明のその他の特性、態様または利点は、以下の詳細な説明、並びに、それを例証するための具体的ではあるが、非限定的な例を読むことによってさらに十分に明確になるだろう。
本発明で用いられる非イオン性またはイオン性ポリマーの不溶性粒子の水性分散物は、当該技術分野において周知の方法に従って、モノマーの懸濁液またはエマルジョン重合または共重合によって一般的に得られる(かかる分散物は“ラテックス”の名称でも知られる)。前記ポリマーを水混和性有機溶剤中に溶解させ、次いで水を加え、最後に有機溶剤を蒸発させることによって、ポリマーの水性分散物を得ることもできる。この種の調製法は、例えば、仏国特許出願第2697160号に開示されている。
ポリマーの不溶性粒子の平均粒径は、一般的に500nm未満、好ましくは250nm未満である。ポリマーのガラス転移温度は、一般的に、−30℃と150℃の間、好ましくは10と90℃との間である。
この分散物は、通常、不溶性ポリマーの分散物における分散と維持を可能にする少なくとも0.5%の界面活性剤を含む。本発明によれば、あらゆるタイプの界面活性剤を用いることができるが、好ましくは非イオン性界面活性剤を用いることができる。
水性分散物のポリマーは、例えば、スチレン、ブタジエン、エチレン、テトラフルオロエチレン、プロピレン、ビニルトルエン、ビニルプロピオナート、ビニルアルコール、アクリロニトリル、クロロプレン、ビニルクロリド、ビニルアセタート、ウレタン、イソプレン、ポリオール、ジイソシアナート、トリイソシアナート、イソブテン、ビニルエーテル、ビニルピロリドン、ビニルイミダゾール、トリメチルアンモニオエチルアクリラート(メタクリラート)、アクリル酸またはメタクリル酸、マレイン酸、クロトン酸またはイタコン酸、これらのエステルまたはアミド、並びにこれらの混合物から選択された少なくとも一つのモノマーを含む。
本発明に用いられる水性分散物中の非イオン性ポリマーは、例えば、以下の化合物:
− Hoechst社からAppretan EMの商品名で提供されている製品およびRhone-Poulenc社からRhodopas A 012の商品名で提供されている製品のような、ビニルアセタートホモポリマー;
− Rhone-Poulenc社からRhodopas AD 310の商品名で提供されている製品のような、ビニルアセタートとアクリル酸エステルとのコポリマー;
− Hoechst社からAppretan TVの商品名で提供されている製品のような、ビニルアセタートとエチレンとのコポリマー;
− Hoechst社からAppretan MB Extraの商品名で提供されている製品ような、例えばマレイン酸ジブチル等の、ビニルアセタートとマレイン酸エステルとのコポリマー;
− Goodrich社からGeon 460X45、Geon 460X46、およびGeon 577の商品名で提供されている製品のような、ビニルクロリドホモポリマー;
− Byk Cera社からAquacer 513およびAquacer 533の商品名で提供されている製品のような、ポリエチレンロウ;
− Drew Ameroid社からDrewax D-3750の商品名、およびR.T.Newey社からWax Dispersion WD-1077の商品名で提供されている製品のような、ポリエチレン/ポリテトラフルオロエチレンロウ;
− ポリエチレンとマレイン酸無水物とのコポリマー;
− Matsumoto社からMicropearl RQ 750の商品名で市販されている製品、もしくはBASF社からLuhydran A 848 Sの商品名で市販されている製品のような、アルキルアクリラートのホモポリマーおよびアルキルメタクリラートのホモポリマー;
− Rohm & Haas社からPrimal ACZ 61 kおよびEudragit NE 30 Dの商品名で、BASF社からAcronal 601またはLuhydraw LR 8833または8845の商品名で、もしくはHoechst社からAppretan N 9213またはN 9212の商品名で提供されている製品のような、例えば、アルキルアクリラートとアルキルメタクリラートとのコポリマー等のアクリル酸エステルのコポリマー;
− 例えばブタジエンとアルキルアクリラート(メタクリラート)から選択されたアクリロニトリルと非イオン性モノマーとのコポリマー;Nippon Zeon社からNipol LX 531 Bの商品名で提供されている製品、またはRohm & Haas社からCJ 0601 Bの商品名で提供されている製品を挙げることができる;
− Rhone-Poulenc社から提供されているRhodopas 5051のような、スチレンホモポリマー;
− Hoechst社から提供されているMowilith LDM 6911、Mowilith DM 611およびMowilith LDM 6070、Rhone-Poulenc社から提供されているRhodopas SD 215およびRhodopas DS 910、あるいはDSM社から提供されているUramul SC 70のような、スチレンとアルキルアクリラート(メタクリラート)とのコポリマー;
− Wackherr社から提供されているDaitisol SPAのような、スチレン、アルキルメタクリラートおよびアルキルアクリラートのコポリマー;
− Rhone-Poulenc社から提供されているRhodopas SB 153およびRhodopas SB 012のような、スチレンとブタジエンとのコポリマー;
− Goodrich社から提供されているGoodrite SB Vinylpyridine 2528X10およびGoodrite SB Vinylpyridine 2508のような、スチレン、ブタジエンおよびビニルピリジンのコポリマー;
− ISP社から提供されているAntara 450およびCloud 285のような、スチレンとビニルピロリドンとのコポリマー;
− Rohm & Haas社からAcrysol RM 1020またはAcrysol RM 2020、またはDSM Resins社からUraflex XP 401 UZまたはUraflex XP 402 UZの商品名で提供されている製品のようなポリウレタン;
− National Starch社の8538-33のような、アルキルアクリラートとウレタンとのコポリマー;
− Rhone-Poulenc社から提供されたEstapor LO 11のようなポリアミド
から選択される。
− Hoechst社からAppretan EMの商品名で提供されている製品およびRhone-Poulenc社からRhodopas A 012の商品名で提供されている製品のような、ビニルアセタートホモポリマー;
− Rhone-Poulenc社からRhodopas AD 310の商品名で提供されている製品のような、ビニルアセタートとアクリル酸エステルとのコポリマー;
− Hoechst社からAppretan TVの商品名で提供されている製品のような、ビニルアセタートとエチレンとのコポリマー;
− Hoechst社からAppretan MB Extraの商品名で提供されている製品ような、例えばマレイン酸ジブチル等の、ビニルアセタートとマレイン酸エステルとのコポリマー;
− Goodrich社からGeon 460X45、Geon 460X46、およびGeon 577の商品名で提供されている製品のような、ビニルクロリドホモポリマー;
− Byk Cera社からAquacer 513およびAquacer 533の商品名で提供されている製品のような、ポリエチレンロウ;
− Drew Ameroid社からDrewax D-3750の商品名、およびR.T.Newey社からWax Dispersion WD-1077の商品名で提供されている製品のような、ポリエチレン/ポリテトラフルオロエチレンロウ;
− ポリエチレンとマレイン酸無水物とのコポリマー;
− Matsumoto社からMicropearl RQ 750の商品名で市販されている製品、もしくはBASF社からLuhydran A 848 Sの商品名で市販されている製品のような、アルキルアクリラートのホモポリマーおよびアルキルメタクリラートのホモポリマー;
− Rohm & Haas社からPrimal ACZ 61 kおよびEudragit NE 30 Dの商品名で、BASF社からAcronal 601またはLuhydraw LR 8833または8845の商品名で、もしくはHoechst社からAppretan N 9213またはN 9212の商品名で提供されている製品のような、例えば、アルキルアクリラートとアルキルメタクリラートとのコポリマー等のアクリル酸エステルのコポリマー;
− 例えばブタジエンとアルキルアクリラート(メタクリラート)から選択されたアクリロニトリルと非イオン性モノマーとのコポリマー;Nippon Zeon社からNipol LX 531 Bの商品名で提供されている製品、またはRohm & Haas社からCJ 0601 Bの商品名で提供されている製品を挙げることができる;
− Rhone-Poulenc社から提供されているRhodopas 5051のような、スチレンホモポリマー;
− Hoechst社から提供されているMowilith LDM 6911、Mowilith DM 611およびMowilith LDM 6070、Rhone-Poulenc社から提供されているRhodopas SD 215およびRhodopas DS 910、あるいはDSM社から提供されているUramul SC 70のような、スチレンとアルキルアクリラート(メタクリラート)とのコポリマー;
− Wackherr社から提供されているDaitisol SPAのような、スチレン、アルキルメタクリラートおよびアルキルアクリラートのコポリマー;
− Rhone-Poulenc社から提供されているRhodopas SB 153およびRhodopas SB 012のような、スチレンとブタジエンとのコポリマー;
− Goodrich社から提供されているGoodrite SB Vinylpyridine 2528X10およびGoodrite SB Vinylpyridine 2508のような、スチレン、ブタジエンおよびビニルピリジンのコポリマー;
− ISP社から提供されているAntara 450およびCloud 285のような、スチレンとビニルピロリドンとのコポリマー;
− Rohm & Haas社からAcrysol RM 1020またはAcrysol RM 2020、またはDSM Resins社からUraflex XP 401 UZまたはUraflex XP 402 UZの商品名で提供されている製品のようなポリウレタン;
− National Starch社の8538-33のような、アルキルアクリラートとウレタンとのコポリマー;
− Rhone-Poulenc社から提供されたEstapor LO 11のようなポリアミド
から選択される。
カチオン性ポリマーの不溶性粒子の分散物は、例えば以下のポリマー:
− アクリルアミドとトリメチルアンモニオエチルアクリラート(メタクリラート)とのコポリマー;
− Rohm Pharma社から提供されているEudragit RL 30 Dのような、アルキルメタクリラート、アルキルアクリラート、およびトリメチルアンモニオエチルアクリラート(メタクリラート)のコポリマーを含む。
− アクリルアミドとトリメチルアンモニオエチルアクリラート(メタクリラート)とのコポリマー;
− Rohm Pharma社から提供されているEudragit RL 30 Dのような、アルキルメタクリラート、アルキルアクリラート、およびトリメチルアンモニオエチルアクリラート(メタクリラート)のコポリマーを含む。
本発明で特に好ましいポリマーの不溶性粒子の水性分散物は、アニオン性ポリマーの不溶性粒子の水性分散物である。
本発明によれば、例えば、アルキルアクリラート、アルキルメタクリラート、および3ないし5の炭素原子を有する一以上のエチレンカルボン酸からなり、アルキル基が1ないし5の炭素原子を有するコポリマーを含む水性分散物を用いることが可能である。
アルキルアクリラートは、好ましくはメチルアクリラート、エチルアクリラート、プロピルアクリラートおよびブチルアクリラートから選択される。エチルアクリラートが特に好ましい。アルキルアクリラートの濃度は、コポリマーの全重量に対して、40ないし70重量%、さらに好ましくは50ないし60重量%である。
アルキルメタクリラートは、好ましくはメチルメタクリラート、エチルメタクリラート、プロピルメタクリラートおよびブチルメタクリラートから選択される。メチルメタクリラートが特に好ましい。アルキルメタクリラートの濃度は、コポリマーの全重量に対して、30ないし50重量%、さらに好ましくは30ないし40重量%である。
好ましいエチレンカルボン酸は、アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、イタコン酸またはこれらの混合物である。アクリル酸とメタクリル酸は特に好ましい。本発明によれば、これらのカルボン酸の塩を用いることができる。
エチレンカルボン酸またはこれらの塩の濃度は、コポリマーの全重量に対して、好ましくは5ないし15重量%、さらに好ましくは8ないし12重量%である。
本発明の特に好ましい実施態様では、アクリル酸とメタクリル酸が、それぞれ2ないし10重量%の濃度で、しかも、これら二つの酸の全体がコポリマーの全重量の15重量%を越えない量で用いられる。
このコポリマーは、上記以外の重合可能なモノマーを、少量、すなわち10%未満、好ましくは5%未満、さらに好ましくは2%未満含むこともできる。
本発明の特に好ましい実施態様では、50ないし60重量%のエチルアクリラート、30ないし40重量%のメチルメタクリラート、2ないし10重量%のアクリル酸、並びに2ないし10重量%のメタクリル酸を含むコポリマーを用いるが、ここでアクリル酸およびメタクリル酸の全濃度は、アクリル酸コポリマーの全重量に対して15重量%を越えない。
かかるコポリマーは、例えば、参照としてここに含める欧州特許出願第590604号公報に開示されている。
25重量%のエチルアクリラート/メチルメタクリラート/メタクリル酸/アクリル酸コポリマーを含む上記アクリル酸コポリマーの水性分散物は、特にAmerchol社から商品名Amerhold DR-25として市販されている。
本発明では、例えば、Seppic社からAcudyne 255の名称で市販されている製品のような、ヒドロキシエチルメタクリラート/メチルメタクリラート/メタクリル酸/ブチルアクリラートコポリマーの水性分散物を使用することも可能である。
本発明によれば、例えば、BASF社からLuvimer Low Vocの名称で市販されている製品のような、エチルアクリラート/メタクリル酸/t-ブチルアクリラートコポリマーの水性分散物を使用することも可能である。
本発明によれば、例えば、National Starch社からBalance 055の名称で市販されている製品のような、メチルメタクリラート/アクリル酸/ブチルアクリラートコポリマーの水性分散物を使用することも可能である。
本発明に係る組成物における不溶性ポリマーの粒子の重量濃度は、組成物の全重量の1ないし35重量%、好ましくは5ないし20重量%である。
本発明で用いられるアミノ化されていないシリコーンα,ω−ジシラノールを含むエマルジョンは、周知のもの全てから選択することができる。
本発明によれば、アミノ化されていないシリコーンα,ω−ジシラノールとは、少なくとも一つの第一級、第二級または第三級アミンもしくは第四級アンモニウム基を含まないあらゆるシリコーンを示す。
エマルジョンにおけるシリコーン粒子の平均粒径は、好ましくは1ないし10ミクロン、特に好ましくは10nmないし1ミクロンである。
本発明で用いられるエマルジョンはミクロエマルジョン、すなわち熱力学的に安定なエマルジョンである。
このエマルジョンは一般的に水性であり、水とアミノ化されていないシリコーンα,ω−ジシラノールに加えて、一つ以上の界面活性剤を含む。これらの界面活性剤は、あらゆるタイプ、特に非イオン性またはカチオン性とすることができる。
かくして、本発明では、シリコーン油、シリコーン樹脂もしくはシリコーンガムによらず、周知のあらゆるシリコーンα,ω−ジシラノールを用いることができる。シリコーンは、分枝状または架橋結合した、直鎖または環状構造の、不定の分子量の、有機シリコーンポリマーまたはオリゴマーであり、ケイ素原子が酸素原子を介して互いに結合し(シロキサン結合)、任意に置換された炭化水素基が、前記ケイ素原子に炭素原子を介して直接結合された、適切に機能化されたシランの重合および/または重縮合によって得られ、本質的に主な単位の繰り返しからなる。最も一般的な炭化水素基は、特にメチル基等のアルキル基、フルオロアルキル基、特にフェニル基等のアリール基、および特にビニル基等のアルケニル基であり;直接的または炭化水素基を介して、シロキサン鎖に結合できるその他の基は、特に水素原子、特に塩素、臭素またはフッ素等のハロゲン、チオール、アルコキシ基、特にポリオキシエチレンおよび/またはポリオキシプロピレン基等のポリオキシアルキレン(またはポリエーテル)基、ヒドロキシルまたはヒドロキシルアルキル基、アシルオキシまたはアシルオキシアルキル基、あるいは例えばカルボキシラート、チオグリコラート、スルホスクシナート、チオスルファート、ホスファートおよびスルファート等のアニオン性の基であり、これらはもちろん限定的なものではない(いわゆる、“有機修飾された”シリコーン)。本発明で用いることのできるシリコーンの数平均分子量は、100と数百万の間、好ましくは1000と1000000との間とされる。本発明によれば、もちろん、一つの同一のシリコーンを用いることも、いくつかの異なるシリコーンを用いることも可能である。
これらのシリコーンは架橋結合されていてもよい。
本発明に係る組成物に用いられるシリコーンの例として、ポリジアルキルシロキサンα,ω-ジシラノール、ポリアルキルアリールシロキサンα,ω-ジシラノールおよびポリジアリールジアルキルシロキサンα,ω-ジシラノールを挙げることができる。
アルキル基は、好ましくは1ないし4の炭素原子を有し、アリール基は好ましくはフェニル基である。
本発明の特に好ましい実施態様では、使用されるシリコーンは、ポリジメチルシロキサンα,ω-ジシラノールから選択される。
かかる製品は、例えば、Siltech社からSiltech E-2170の商品名で市販されているポリジメチルシロキサンα,ω-ジシラノールを含有する非イオン性水性エマルジョンである。
シリコーンは、組成物の全重量に対して、一般的に0.05ないし10重量%、好ましくは0.1ないし3重量%の比率で本発明に係る組成物中に存在する。
本発明に係る組成物における賦形剤として作用する化粧品に許容できる連続媒体は、水性または水性/アルコール性であり、好ましくは水、もしくは単独または混合物として用いられる、モノアルコール、ポリアルコールおよびグリコールエーテルのような、化粧品に許容できる溶媒と水との混合物からなる。好ましくは、前記賦形剤は、本質的に水から構成される。
本発明に係る組成物のpHは、一般的に2ないし9の間、特に3ないし8の間とされる。この値は、この種の化粧品に一般的に用いられる塩基性化剤または酸性化剤によって所望の値に調節することができる。
本発明に係る組成物が、エアゾール形態に圧縮される場合、エアゾールは、分散物として知られる上記組成物と、n-ブタン、プロパン、イソブタン、ペンタン、塩素化および/またはフッ素化炭化水素およびこれらの混合物のような揮発性炭化水素から選択される、少なくとも一つのプロペラントを含む。プロペラントとして、二酸化炭素ガス、亜酸化窒素、ジメチルエーテル、窒素、圧縮空気およびこれらの混合物を用いることもできる。
かかるシステムでは、プロペラントの濃度は、圧縮された組成物の全重量に対して5ないし90重量%、好ましくは10ないし50重量%、特に好ましくは15ないし35重量%とされる。
本発明の好ましい実施態様によれば、ポリマー粒子の濃度は、圧縮された組成物(分散物+プロペラント)の重量に対して少なくとも3重量%であり、好ましくは5ないし35重量%とされる。
本発明に係る組成物(圧縮または非圧縮状態)は、界面活性剤、防腐剤、金属イオン封鎖剤、柔軟剤、香料、着色料、粘度調節剤、気泡調節剤、消泡剤、真珠光沢剤、保湿剤、抗フケ剤、抗脂漏剤、サンスクリーン、セラミド、タンパク、ビタミン、可塑剤、ヒドロキシ酸、電解質、天然または合成油およびロウ、脂肪アルコール、多価アルコールのエステル、モノ-、ジ-またはトリグリセリド、水溶性ポリマーまたはこれらの種々の化合物の混合物をも含むことができる。
本発明の組成物に本来備わっている有利な特性が、意図した添加により不利な影響を受けないように、あるいは実質的に受けないように、当業者であれば当然に、本発明に係る組成物に添加される任意の化合物を選択することに注意を払うであろう。
本発明に係る組成物は、例えば、すすぎ流される、もしくはそのまま放置される髪用組成物であり、好ましくはそのまま放置される髪用組成物である。
これらは特に、ヘアセッティングローション、ブロー乾燥ローション、固定組成物(ラッカー)およびスタイリング組成物である。気化形態で組成物を適用するために、ローションは、特に噴霧器、ポンプ式スプレー、エアゾール容器等の種々の形態に収容される。
本発明のさらなる主題は、髪のようなケラチン物質の化粧処理の方法であり、特にスプレーまたは噴霧により、ケラチン物質に、上記化粧組成物を適用し、任意に一定時間放置した後に任意に水ですすぐことからなることを特徴とする。
実施例1
本発明に係る組成物Aを調製し、本発明と無関係の三つの組成物B、CおよびDと比較した。四つの組成物は、ポンプ式スプレーに収容した。
本発明に係る組成物Aを調製し、本発明と無関係の三つの組成物B、CおよびDと比較した。四つの組成物は、ポンプ式スプレーに収容した。
試験員は、5gの天然の髪の束に1gの上記各組成物をスプレーした後、髪のもつれほどき易さ、柔軟性および感触を評価した。
等級付けは、0(非常に悪い)から5(優秀)にわたる。
この結果は、以下の表にまとめられている(AMは活性物質を意味する):
(1)Amerchol社のAmerhold DR 25:25重量%のコポリマーを含む水性分散物としての、エチルアクリラート/メチルメタクリラート/メタクリル酸/アクリル酸コポリマー。
(2)Siltech社のSiltech E-2170:60重量%のポリジメチルシロキサンα,ω-ジシラノール(ジメチコノール(dimethiconol))を含む非イオン性水性エマルジョン。
(3)Dow Corning社のQ2-5220:ポリオキシエチレン化およびポリオキシプロピレン化ポリジメチルシロキサン(ジメチコーンコポリオール)。
(4)OSI社のL7270:ポリオキシエチレン化およびポリオキシプロピレン化ポリジメチルシロキサン(ジメチコーンコポリオール)。
(2)Siltech社のSiltech E-2170:60重量%のポリジメチルシロキサンα,ω-ジシラノール(ジメチコノール(dimethiconol))を含む非イオン性水性エマルジョン。
(3)Dow Corning社のQ2-5220:ポリオキシエチレン化およびポリオキシプロピレン化ポリジメチルシロキサン(ジメチコーンコポリオール)。
(4)OSI社のL7270:ポリオキシエチレン化およびポリオキシプロピレン化ポリジメチルシロキサン(ジメチコーンコポリオール)。
ポリジメチルシロキサンα,ω-ジシラノールを含む水性エマルジョン(A)は、髪の柔軟性と感触を改善することを可能にしたが、ジメチコーンコポリオール(BおよびC)は、これら二つの特性を低減させた。
実施例2
本発明に係る二つの組成物AおよびBを調製し、本発明と無関係の二つの組成物CおよびDと比較した。これら四つの組成物をポンプ式スプレーに収容した。
本発明に係る二つの組成物AおよびBを調製し、本発明と無関係の二つの組成物CおよびDと比較した。これら四つの組成物をポンプ式スプレーに収容した。
試験員は、5gの天然の髪の束に1gの上記各組成物をスプレーした後、髪のもつれほどき易さ、柔軟性および感触を評価した。
この結果は、以下の表にまとめられている:
(1)Seppic社のAcudyne 255:約40重量%のコポリマーを含む水性分散物としての、ヒドロキシエチルメタクリラート/メチルメタクリラート/メタクリル酸/ブチルアクリラートコポリマー。
(2)Siltech社のSiltech E-2170:60重量%のポリジメチルシロキサンα,ω-ジシラノール(ジメチコノール)を含む非イオン性水性エマルジョン。
(3)Dow Corning社のQ2-5220:ポリオキシエチレン化およびポリオキシプロピレン化ポリジメチルシロキサン(ジメチコーンコポリオール)。
(4)OSI社のTP511:35重量%の架橋結合したポリジメチルシロキサンα,ω-ジシラノール(ジメチコノール)を含むアニオン性水性エマルジョン。
(2)Siltech社のSiltech E-2170:60重量%のポリジメチルシロキサンα,ω-ジシラノール(ジメチコノール)を含む非イオン性水性エマルジョン。
(3)Dow Corning社のQ2-5220:ポリオキシエチレン化およびポリオキシプロピレン化ポリジメチルシロキサン(ジメチコーンコポリオール)。
(4)OSI社のTP511:35重量%の架橋結合したポリジメチルシロキサンα,ω-ジシラノール(ジメチコノール)を含むアニオン性水性エマルジョン。
ポリジメチルシロキサンα,ω-ジシラノールを含む水性エマルジョン(AおよびB)は、髪のもつれほどき易さ、柔軟性、および感触を改善することを可能にしたが、ジメチコーンコポリオール(B)は、これら三つの特性を低減させた。
実施例3
本発明に係る組成物Aを調製し、本発明と無関係の二つの組成物BおよびCと比較した。これら三つの組成物をエアゾールとして加圧した。
本発明に係る組成物Aを調製し、本発明と無関係の二つの組成物BおよびCと比較した。これら三つの組成物をエアゾールとして加圧した。
試験員は、5gの天然の髪の束に2gの上記各組成物をスプレーした後、髪のもつれほどき易さ、柔軟性および感触を評価した。
この結果は、以下の表にまとめられている(AMは活性物質を意味する):
(1)Amerchol社のAmerhold DR 25:25重量%のコポリマーを含む水性分散物としての、エチルアクリラート/メチルメタクリラート/メタクリル酸/アクリル酸コポリマー。
(2)Siltech社のSiltech E-2170:60重量%のポリジメチルシロキサンα,ω-ジシラノール(ジメチコノール)を含む非イオン性水性エマルジョン。
(3)Dow Corning社のQ2-5220:ポリオキシエチレン化およびポリオキシプロピレン化ポリジメチルシロキサン(ジメチコーンコポリオール)。
(2)Siltech社のSiltech E-2170:60重量%のポリジメチルシロキサンα,ω-ジシラノール(ジメチコノール)を含む非イオン性水性エマルジョン。
(3)Dow Corning社のQ2-5220:ポリオキシエチレン化およびポリオキシプロピレン化ポリジメチルシロキサン(ジメチコーンコポリオール)。
加圧スキームは、以下の通りである:
− ジメチルエーテル(プロペラント) 35g
− 上記組成物(分散物) 65g
− ジメチルエーテル(プロペラント) 35g
− 上記組成物(分散物) 65g
ポリジメチルシロキサンα,ω-ジシラノールを含む水性エマルジョンは、髪の柔軟性および感触を改善することを可能にしたが、ジメチコーンコポリオールは、これら二つの特性を低減させた。
Claims (17)
- 化粧に許容できる媒体に、ポリマーの不溶性粒子の水性分散物とアミノ化されていないシリコーンα,ω-ジシラノールエマルジョンを含有することを特徴とする化粧組成物。
- 水性分散物が、スチレン、ブタジエン、エチレン、プロピレン、ビニルトルエン、ビニルプロピオナート、ビニルアルコール、アクリロニトリル、クロロプレン、ビニルアセタート、ウレタン、イソプレン、イソブテン、ビニルエーテル、ビニルピロリドン、ビニルイミダゾール、および、アクリル酸またはメタクリル酸、マレイン酸、クロトン酸またはイタコン酸、これらのエステルまたはアミドから選択されたモノマーの重合または共重合から得られたことを特徴とする、請求項1記載の組成物。
- 水性分散物のポリマーが、アルキルアクリラート、アルキルメタクリラート、および3ないし5の炭素原子を有する一以上のエチレンカルボン酸またはその塩からなるコポリマーから選択され、アルキル基が1ないし5の炭素原子を有することを特徴とする、請求項1または2記載の組成物。
- ポリマーが、エチルアクリラート/メチルメタクリラート/メタクリル酸/アクリル酸コポリマーから選択されることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれか一項に記載の組成物。
- 水性分散物のポリマーが、ヒドロキシエチルメタクリラート/メチルメタクリラート/メタクリル酸/ブチルアクリラートコポリマー、エチルアクリラート/メタクリル酸/t-ブチルアクリラートコポリマー、およびメチルメタクリラート/アクリル酸/ブチルアクリラートコポリマーから選択されることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれか一項に記載の組成物。
- ポリマー粒子の重量濃度が、組成物の全重量に対して1ないし35%であることを特徴とする、請求項1ないし5のいずれか一項に記載の組成物。
- アミノ化されていないシリコーンα,ω-ジシラノールが、組成物の全重量に対して0.05ないし10重量%の割合で存在することを特徴とする、請求項1ないし6のいずれか一項に記載の組成物。
- シリコーン化合物が、組成物の全重量に対して0.1ないし3重量%の割合で存在することを特徴とする、請求項7記載の組成物。
- シリコーン化合物が、ポリジアルキルシロキサンα,ω-ジシラノール、ポリアルキルアリールシロキサンα,ω-ジシラノールおよびポリジアリールジアルキルシロキサンα,ω-ジシラノールから選択されることを特徴とする、請求項1ないし8のいずれか一項に記載の組成物。
- シリコーン化合物が、ポリジメチルシロキサンα,ω-ジシラノールから選択されることを特徴とする、請求項9記載の組成物。
- 組成物が、ヘアセッティングローションまたはブロー乾燥ローションであることを特徴とする、請求項1ないし10のいずれか一項に記載の組成物。
- 請求項1ないし10のいずれか一項に記載の組成物と、少なくとも一つのプロペラントとを含むことを特徴とする、エアゾールに加圧された組成物。
- プロペラントが、n-ブタン、プロパン、イソブタン、ペンタン、塩素化および/またはフッ素化炭化水素のような揮発性炭化水素、二酸化炭素ガス、亜酸化窒素、ジメチルエーテル、窒素、圧縮空気およびこれらの混合物から選択されることを特徴とする、請求項12記載の組成物。
- ポリマー粒子の重量濃度が、加圧された組成物の全重量に対して少なくとも3重量%、好ましくは5ないし35重量%であることを特徴とする、請求項12または13に記載の組成物。
- プロペラントが、加圧された組成物の全重量に対して5ないし90重量%の濃度で存在することを特徴とする、請求項12ないし14のいずれか一項に記載の組成物。
- プロペラントが、加圧された組成物の全重量に対して10ないし50重量%の濃度で存在することを特徴とする、請求項15記載の組成物。
- ケラチン物質に、請求項1ないし16のいずれか一項に記載の化粧組成物を適用し、次いで、任意に一定時間放置した後に水で任意にすすぐことからなることを特徴とする、髪等のケラチン物質の化粧処理方法。
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