JP2005053461A - Stand riding type vehicle - Google Patents
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Description
本発明は、運転者が起立した状態で乗車する立ち乗り式車両に関するものである。 The present invention relates to a standing-type vehicle on which a driver rides in a standing state.
従来のこの種の立ち乗り式車両としては、例えば特許文献1に記載されたゴルフカーがある。このゴルフカーは、1個の前輪を有する電動式三輪車で、左右一対の後輪どうしの間に設けられたステップに運転者が起立した状態で乗車し、車体の中央部に設けられた操向ハンドルを運転者が把持して走行するものである。
As a conventional standing type vehicle of this type, there is a golf car described in
この従来のゴルフカーは、前輪と後輪との間の低い位置で車幅方向の一端部から他端部へ延びる下部フレームと、この下部フレームの上における車幅方向の中央部に側面視において山形状を呈するように設けられた上部フレームとを備え、この上部フレームの両側方であって前記下部フレームの上にキャディバッグを搭載できるように構成されている。前記操向ハンドルは、前記上部フレームの前部に支持されている。なお、このゴルフカーは、運転者が一人で乗車するように構成されており、他の乗員を乗せることはできないものである。 This conventional golf car has a lower frame extending from one end to the other end in the vehicle width direction at a low position between the front wheel and the rear wheel, and a center portion in the vehicle width direction on the lower frame in a side view. And an upper frame provided so as to have a mountain shape. A caddy bag can be mounted on both sides of the upper frame and on the lower frame. The steering handle is supported by a front portion of the upper frame. In addition, this golf car is comprised so that a driver | operator may get on alone, and can not carry another passenger | crew.
乗員が立った状態で乗車して走行する車両としては、上述したゴルフカーの他に、例えば特許文献2に記載された小型車両がある。この小型車両は、電動式の四輪車で、前輪と後輪との間に運転者が乗車するステップが設けられ、乗員が後輪の上方の背もたれに寄り掛かり、前輪の上方に位置する操向ハンドルを把持して走行するものである。この小型車両も運転者が一人で乗車するものである。この小型車両には、荷物を載せる荷台などは設けられていない。
In addition to the above-described golf car, for example, there is a small vehicle described in
一方、同乗者を乗せることができる小型車両としては、例えば特許文献3に開示されたゴルフカーがある。このゴルフカーは、エンジン駆動式の四輪車で、前輪と後輪との間に運転者用シートと同乗者用シートとが車幅方向に並ぶ状態で設けられている。また、このゴルフカーは、車体の後端部であって車幅方向の中央部にキャディバッグを搭載することができるように構成されている。
なお、本出願人は、本明細書に記載した先行技術文献情報で特定される先行技術文献以外には、本発明に密接に関連する先行技術文献を出願時までに見付け出すことはできなかった。
In addition, the applicant could not find any prior art documents closely related to the present invention by the time of filing other than the prior art documents specified by the prior art document information described in the present specification. .
上述した特許文献1または特許文献2に記載された従来の立ち乗り式車両は、定員が1名であるために、例えばゴルフ場で複数のプレイヤーが乗車してコース上を移動するような使用形態を採ることはできなかった。このような不具合を解消して乗員を複数乗せることができるようにするためには、特許文献3に示されているように、シートを複数装備することが考えられる。しかしながら、この構成を採ると、複数のシートを車幅方向に並べて搭載できるように車体フレームを形成しなければならず、車体が大きくかつ重くなるから、前記コース上を走行することはできなくなってしまう。
Since the conventional standing type vehicle described in
一方、ゴルフカーの他に、例えば工場内で材料や製品などを搬送するための車両においても、小さな車体で多くの材料や製品などを運ぶことができるようにすることが要請されている。また、空港やターミナル駅内などでは、乗客の移動や荷物の運搬を他の乗客の邪魔になることがないような小型の車両によって行うことができるようにすることが要請されている。 On the other hand, in addition to a golf car, for example, a vehicle for transporting materials and products in a factory is required to be able to carry many materials and products with a small vehicle body. Also, in airports and terminal stations, it is required that passengers can be moved and transported by small vehicles that do not interfere with other passengers.
本発明はこのような問題を解消するためになされたもので、複数の乗員を乗せて例えばゴルフ場のコース上を走行できるような軽い立ち乗り式車両を提供することを第1の目的とし、物品を多く運搬することができる小型の立ち乗り式車両を提供することを第2の目的とする。 The present invention has been made in order to solve such a problem, and has as its first object to provide a light standing vehicle that can travel on, for example, a golf course with a plurality of passengers on it, A second object is to provide a small standing vehicle that can carry a large amount of articles.
この目的を達成するため、本発明に係る立ち乗り式車両は、運転者が起立した状態で乗車する立ち乗り式車両において、前記運転者が乗車する運転者用ステップを車体の前後方向の中央部に設け、この運転者用ステップの後方に同乗者が起立した状態で乗車する同乗者用ステップを設けたものである。
請求項2に記載した発明に係る立ち乗り式車両は、請求項1に記載した発明に係る立ち乗り式車両において、運転者用ステップを前輪と後輪の車軸より低い位置に設けたものである。
In order to achieve this object, a stand-up vehicle according to the present invention is a stand-up vehicle that rides in a state in which the driver stands up. And a passenger step for riding in a state where the passenger stands up behind the driver step.
The standing type vehicle according to the invention described in
請求項3に記載した発明に係る立ち乗り式車両は、請求項1または請求項2に記載した発明に係る立ち乗り式車両において、同乗者用ステップを運転者用ステップより高い位置に設けたものである。
請求項4に記載した発明に係る立ち乗り式車両は、請求項1ないし請求項3のうち何れか一つに記載した発明に係る立ち乗り式車両において、運転者用ステップと同乗者用ステップとの間に走行用モータを配設し、このモータに給電するバッテリーを前記運転者用ステップの前方に配設したものである。
The standing type vehicle according to the invention described in
The standing type vehicle according to the invention described in
請求項5に記載した発明に係る立ち乗り式車両は、請求項4に記載した発明に係る立ち乗り式車両において、操向ハンドルのハンドルポストを前下がりに傾斜させることによりこのハンドルポストの下端部を前輪の車軸より車体の前方に位置付け、側方から見て前記ハンドルポストと前輪とによって囲まれた空間にバッテリーを配設したものである。
請求項6に記載した発明に係る立ち乗り式車両は、請求項1ないし請求項5のうち何れか一つに記載した発明に係る立ち乗り式車両において、運転者用ステップと同乗者用ステップとの間に、同乗者が前記同乗者用ステップに立った状態で把持する把持用バーを設けたものである。
The standing type vehicle according to the invention described in
The standing type vehicle according to the invention described in
請求項7に記載した発明に係る立ち乗り式車両は、請求項6に記載した発明に係る立ち乗り式車両において、把持用バーに運転者用バックレストを設けたものである。
請求項8に記載した発明に係る立ち乗り式車両は、請求項6または請求項7に記載した発明に係る立ち乗り式車両において、把持用バーの上下方向の中途部に腰掛けを設けたものである。
請求項9に記載した発明に係る立ち乗り式車両は、請求項8に記載した発明に係る立ち乗り式車両において、腰掛けの後部であって、同乗者用ステップに立った同乗者の足と接触する部位に緩衝材を設けたものである。
The standing type vehicle according to the invention described in
The standing type vehicle according to the invention described in
The standing type vehicle according to the invention described in
請求項10に記載した発明に係る立ち乗り式車両は、請求項6ないし請求項9のうち何れか一つに記載した発明に係る立ち乗り式車両において、把持用バーが把持状態であるか非把持状態であるかを検出する把持検出手段と、同乗者用ステップが乗車状態であるか非乗車状態であるかを検出する乗車検出手段と、これらの検出手段の検出結果に基づいて走行装置を制御する制御手段とを備え、この制御手段は、前記把持検出手段によって把持状態が検出されるとともに前記乗車検出手段によって乗車状態が検出された場合と、前記把持検出手段によって非把持状態が検出されるとともに前記乗車検出手段によって非乗車状態が検出された場合は、前記走行装置を走行可能状態とし、前記把持検出手段と前記乗車検出手段の何れか一方が非把持状態または非乗車状態を検出した場合には、前記走行装置を走行禁止状態とするように構成されているものである。
The standing type vehicle according to the invention described in
請求項11に記載した発明に係る立ち乗り式車両は、請求項1ないし請求項10のうち何れか一つに記載した発明に係る立ち乗り式車両において、運転者用ステップと同乗者用ステップとのうち少なくとも一方と、このステップを支持するフレームとの間に弾性体を介装したものである。
The standing type vehicle according to the invention described in
請求項12に記載した発明に係る立ち乗り式車両は、運転者が起立した状態で乗車する立ち乗り式車両において、前記運転者が乗車する運転者用ステップを車体の前後方向の中央部に設けるとともに、車体の後端部に後方へ突出する荷台を設けたものである。
請求項13に記載した発明に係る立ち乗り式車両は、運転者が起立した状態で乗車する立ち乗り式車両において、前記運転者が乗車する運転者用ステップを車体の前後方向の中央部に設けるとともに、車体の後端部に台車を連結したものである。
The standing type vehicle according to the invention described in
According to a thirteenth aspect of the present invention, there is provided a stand-up type vehicle in which a driver step on which the driver rides is provided at a central portion in the front-rear direction of the vehicle body. In addition, a carriage is connected to the rear end of the vehicle body.
請求項14に記載した発明に係る立ち乗り式車両は、運転者が起立した状態で乗車する立ち乗り式車両において、前記運転者が乗車する運転者用ステップを車体の前後方向の中央部に設けるとともに、車体の後端部に同乗者が車幅方向に並んで着座する同乗者用シートを設けたものである。
請求項15に記載した発明に係る立ち乗り式車両は、請求項14記載の立ち乗り式車両において、車体の後端部に台車を連結したものである。
The standing type vehicle according to the fourteenth aspect of the present invention is a standing type vehicle in which the driver rides in a state where the driver stands up, and a driver step on which the driver gets on is provided at a central portion in a longitudinal direction of the vehicle body. In addition, a passenger seat on which the passenger sits side by side in the vehicle width direction is provided at the rear end of the vehicle body.
The standing type vehicle according to the invention described in
本発明によれば、運転者と同乗者とが車体の前後方向に並んでそれぞれ立った状態で乗車できるから、複数のシートを横に並べる場合に較べて乗員が乗るスペースを狭く形成することができ、車体を車幅方向と前後方向とに小型化することができる。
したがって、複数の乗員を乗せて例えばゴルフ場のコース上を走行できるような軽い立ち乗り式車両を提供することができる。
According to the present invention, the driver and the passenger can ride while standing side by side in the front-rear direction of the vehicle body, so that a space for the passenger to ride can be formed narrower than when a plurality of seats are arranged side by side. The vehicle body can be downsized in the vehicle width direction and the front-rear direction.
Therefore, it is possible to provide a light standing type vehicle that can carry a plurality of occupants on a course of a golf course, for example.
請求項2記載の発明によれば、運転者用ステップを路面に近い位置に形成することができるから、運転者の乗り降りが容易になるとともに、運転者が乗車した状態での車体の低重心化を図ることができる。
請求項3記載の発明によれば、同乗者用ステップに立った同乗者の目線の位置を相対的に高くすることができるから、同乗者が運転者の後方に立つ構成であるにもかかわらず、同乗者の視界を広く確保することができる。
また、車体の後端部を相対的に高く形成することができるから、上り坂を上り始めるときや下り坂を下り終わったときに車体の後端部が路面に接触することを防ぐことができる。
According to the second aspect of the present invention, since the driver step can be formed at a position close to the road surface, it is easy for the driver to get on and off, and the vehicle body has a low center of gravity when the driver is on the vehicle. Can be achieved.
According to the third aspect of the present invention, the position of the passenger's line of sight who has stood in the passenger's step can be made relatively high, so that the passenger is configured to stand behind the driver. It is possible to secure a wide view of passengers.
In addition, since the rear end of the vehicle body can be formed relatively high, it is possible to prevent the rear end of the vehicle body from contacting the road surface when the vehicle starts to climb uphill or finishes going downhill. .
請求項4記載の発明によれば、重量が嵩むモータとバッテリーとが車体の前部と後部とに分けて搭載され、車体前部と車体後部との重量を釣り合わせ易くなる。このため、運転者と同乗者とが乗車した状態での車体の安定性をより一層向上させることができる。
また、運転者用ステップと同乗者用ステップとの間に形成されるデッドスペースにモータが搭載されるから、前記運転者用ステップや同乗者用ステップの下方にモータが搭載される場合に較べてステップを低い位置に設けることができる。このため、より一層乗り易く、かつ重心が低くなる立ち乗り式車両を提供することができる。
According to the fourth aspect of the present invention, the heavy motor and the battery are mounted separately on the front portion and the rear portion of the vehicle body, and it becomes easy to balance the weight of the vehicle body front portion and the vehicle body rear portion. For this reason, the stability of the vehicle body in a state where the driver and the passenger are in the vehicle can be further improved.
Further, since the motor is mounted in the dead space formed between the driver step and the passenger step, compared to the case where the motor is mounted below the driver step and the passenger step. The step can be provided at a low position. For this reason, it is possible to provide a stand-up type vehicle that is easier to ride and has a lower center of gravity.
請求項5記載の発明によれば、バッテリーをハンドルポストの近傍に搭載しているにもかかわらず、操向ハンドルの下方まで運転者用ステップを延在させることができる。このため、運転者用ステップを車体の前後方向に広く形成し、乗車可能なスペースを広くとることができるようになる。
請求項6記載の発明によれば、把持用バーによって運転者用スペースと同乗者用スペースとが区切られるようになるから、運転者と同乗者とが適切な間隔をおいて乗車できるようになる。このため、運転者の後方の最適な位置に同乗者が立つことができる。
According to the fifth aspect of the present invention, although the battery is mounted in the vicinity of the handle post, the driver's step can be extended to the lower side of the steering handle. For this reason, the driver's steps are formed widely in the front-rear direction of the vehicle body, so that a space in which the driver can ride is widened.
According to the invention described in
請求項7記載の発明によれば、バックレストを専ら支持するための支柱を用いることなくバックレストを装備することができるから、バックレスト専用の支柱を設ける場合に較べて軽量化とコストダウンとを図ることができる。
請求項8記載の発明によれば、腰掛けを専ら支持する支柱を用いることなく腰掛けを装備することができるから、腰掛け専用の支柱を設ける場合に較べて軽量化とコストダウンとを図ることができる。
According to the seventh aspect of the present invention, since the backrest can be equipped without using a support for exclusively supporting the backrest, the weight can be reduced and the cost can be reduced as compared with the case where the support for the backrest is provided. Can be achieved.
According to the eighth aspect of the invention, since the stool can be equipped without using a support column that exclusively supports the stool, the weight can be reduced and the cost can be reduced as compared with the case where the support column dedicated to the stool is provided. .
請求項9記載の発明によれば、腰掛けに同乗者の足が当たったとしても痛くないように緩衝部材を設けるに当たり、緩衝部材を専ら支持する部材が不要になるから、この支持用部材を使用する場合に較べて軽量化とコストダウンとを図ることができる。
請求項10記載の発明によれば、同乗者が同乗者用ステップに乗っているにもかかわらず把持用バーを把持していない場合や、同乗者が把持用バーを把持しているにもかかわらず同乗者用ステップに乗っていない場合には、走行装置が走行禁止状態になる。このため、この発明に係る立ち乗り式車両は、同乗者が正しく乗車しているときや同乗者が乗車していない場合のみに走行することができるようになるから、同乗者が運転者の後方に乗る構成を採っているにもかかわらず、常に正しく発進することができる。
請求項11記載の発明によれば、車体の振動が乗員の足に伝わり難くなるから、より一層乗り易い立ち乗り式車両を提供することができる。
According to the ninth aspect of the present invention, a member for supporting the cushioning member is not necessary when providing the cushioning member so as not to hurt even if the passenger's foot hits the stool. Compared to the case, the weight can be reduced and the cost can be reduced.
According to the tenth aspect of the present invention, even when the passenger is on the passenger step and does not grip the gripping bar, or even when the passenger is gripping the gripping bar. When the passenger is not on the passenger's step, the traveling device is prohibited from traveling. For this reason, the standing type vehicle according to the present invention can travel only when the passenger is riding correctly or when the passenger is not riding, so that the passenger is behind the driver. Despite adopting a configuration to ride on, you can always start correctly.
According to the eleventh aspect of the present invention, it is difficult for vibration of the vehicle body to be transmitted to the occupant's feet, so that it is possible to provide a standing type vehicle that is even easier to ride.
請求項12記載の発明によれば、運転者の後方近傍に荷台を設けることができるから、物品をより一層多く運搬することができる小型の立ち乗り式車両を提供することができる。
請求項13記載の発明によれば、運転者の後方近傍に台車を連結することができるから台車を含めた車両の全体をコンパクトに形成することができる。したがって、物品をより一層多く運搬することができる小型の立ち乗り式車両を提供することができる。
According to the twelfth aspect of the present invention, since the loading platform can be provided in the vicinity of the rear of the driver, it is possible to provide a small standing vehicle that can carry more articles.
According to the invention of the thirteenth aspect, since the carriage can be connected in the vicinity of the rear of the driver, the entire vehicle including the carriage can be compactly formed. Therefore, it is possible to provide a small standing type vehicle that can carry more articles.
請求項14記載の発明によれば、運転者の後方近傍に同乗者用シートを設けることができるから、複数の乗員を乗せることができる小型の立ち乗り式車両を提供することができる。
請求項15記載の発明によれば、台車によって物品・荷物の運搬量を増大させたり、同乗可能な同乗者の人数を増大させることができる。
According to the invention described in
According to the fifteenth aspect of the present invention, it is possible to increase the amount of goods and luggage carried by the carriage, and to increase the number of passengers who can ride.
第1の実施の形態
以下、本発明に係る立ち乗り式車両の一実施の形態を図1ないし図8によって詳細に説明する。この実施の形態では、本発明をゴルフカーに適用する例について説明する。
図1は本発明に係る立ち乗り式ゴルフカーの側面図、図2は同乗者が腰掛けに着座している状態を示す側面図、図3は車体後部の平面図、図4は車体フレームの平面図で、同図は車輪を破断した状態で描いてある。図5は車体フレームの側面図、図6は図4における運転者用ステップのVI−VI線断面図、図7はコントローラに接続される入力装置を示すブロック図、図8はコントローラの動作を説明するためのフローチャートである。
First Embodiment Hereinafter, an embodiment of a standing type vehicle according to the present invention will be described in detail with reference to FIGS. In this embodiment, an example in which the present invention is applied to a golf car will be described.
FIG. 1 is a side view of a standing-type golf car according to the present invention, FIG. 2 is a side view showing a state where a passenger is seated on a stool, FIG. 3 is a plan view of a rear part of a vehicle body, and FIG. The figure is drawn with the wheel broken. 5 is a side view of the vehicle body frame, FIG. 6 is a sectional view taken along the line VI-VI of the driver's step in FIG. 4, FIG. 7 is a block diagram showing an input device connected to the controller, and FIG. It is a flowchart for doing.
これらの図において、符号1で示すものはこの実施の形態による立ち乗り式ゴルフカー1である。このゴルフカー1は、図4に示すように、左右2個ずつの前輪2と後輪3とを備え、後輪3をモータ4によって駆動して走行するように構成されている。前記前輪2は、いわゆる低圧バルーンタイヤ2aが装着され、図4中に符号2bで示す前輪懸架装置によって後述する車体フレーム5のクロスメンバ10に懸架されている。前記前輪懸架装置2bは、この実施の形態においては、特許第2625104号公報に開示されているものと同等の構造のものが用いられている。一方、前記後輪3は、いわゆる低圧バルーンタイヤ3aが装着されているものの、車体フレーム5に上下方向への移動が規制された状態で回転自在に設けられている。
In these drawings, what is indicated by
前記前輪2は、図4および図5に示すように、車体フレーム5の前部に操舵自在に設けられたナックル6の車軸6aに回転自在に取付けられ、前記後輪3は、車体フレーム5の後部に軸受部材7を介して回転自在に支持された車軸8の両端部に取付けられている。
前記車体フレーム5は、複数のパイプや溝形鋼、山形鋼などを溶接して組立てられている。この車体フレーム5の前端部は、図4に示すように、左右の前輪2どうしの間で車体の前後方向に延びる一対のフレーム部材9,9と、これらのフレーム部材9,9どうしを接続するクロスメンバ10とから構成されており、後述するキャディバッグ用キャリア11とハンドルポスト12とが設けられ、前記モータ4に給電するためのバッテリー13(図5参照)が搭載されている。
As shown in FIGS. 4 and 5, the
The
前記フレーム部材9は、図5に示すように、側方から見て前輪2より車体の前方に突出する部分が前上がりに傾斜するように形成され、前端部にバンパー14が設けられている。前記キャディバッグ用キャリア11は、前記フレーム部材9の前記前上がりに傾斜する部位に2個のキャディバッグ15(図1参照)が車幅方向に並ぶ状態で載置できるように構成されており、前記フレーム部材9に設けられた下部ホルダー16と、キャディバッグ15の上端部を支える上部ホルダー17(図1、図2および図5参照)とを備えている。
As shown in FIG. 5, the
前記ハンドルポスト12は、内部にステアリング軸21(図5参照)が回動自在に設けられており、車体フレーム5の前部における車幅方向の中央部に後上がりに傾斜して延びるように支持されている。このようにハンドルポスト12が傾斜されていることにより、図5に示すように、ハンドルポスト12の下端部は、前輪2の前記車軸6aより車体の前方に位置付けられている。前記ステアリング軸21は、上端部にハンドルステム22とハンドルバー23とからなる操向ハンドル24が取付けられ、図4に示すように、下端部に操舵用リンク機構25が連結されている。
A steering shaft 21 (see FIG. 5) is rotatably provided inside the
前記操向ハンドル24は、車幅方向の中央部にハンドルボックス26が設けられている。このハンドルボックス26は、図示していない電装部品を収納するもので、上面がスコアボード26aを構成するように形成されている。このスコアボード26aは、スコアカード(図示せず)を載置することができるように形成されている。この構成を採ることにより、電装部品収納用のハンドルボックス26を、スコアカードを載置する台として兼用できるから、スコアカードを専ら載せるための支持台は不要になる。また、このハンドルボックス26の上面には、後述するバッテリー13の残存容量を表示するための表示装置(図示せず)が設けられている。
The steering handle 24 is provided with a
前記操舵用リンク機構25は、図4に示すように、ステアリング軸21の下端部から車体左側に延びる第1のアーム27と、この第1のアーム27から車体の後方に延びるリンク28を介して連結された第2のアーム29と、この第2のアーム29と前記ナックル6とを連結するタイロッド30などによって構成されている。前記第2のアーム29は、前記クロスメンバ10に回動自在に支持されている。
As shown in FIG. 4, the
前記バッテリー13は、図5に示すように、側方から見て前記フレーム部材9の上であって、前記ハンドルポスト12と前輪2とによって囲まれた空間に複数個搭載されている。この実施の形態においては、前記ハンドルポスト12の後方であって車幅方向の中央部に3個のバッテリー13が搭載されている。これらのバッテリー13のうち2個は、車体フレーム5の上に正立状態で車体の前後方向に並べて搭載され、他の1個は、前記2個のバッテリー13,13を囲むように形成された支持台13aの上に横向き状態で搭載されている。この上側に位置するバッテリー13は、走行可能な距離が長く必要になる場合に搭載される。すなわち、このゴルフカー1は、3個のバッテリー13のうち、下側に位置する2個のバッテリー13,13のみによって走行することができ、必要に応じて他の1個のバッテリー13を搭載して走行することができるように構成されている。
As shown in FIG. 5, a plurality of the
これらのバッテリー13は、車体の外観に現れることがないように、前側車体カバー31によって覆われている。この前側車体カバー31は、前記ハンドルポスト12を含む車体の前部を上方から覆うように形成されている。図1、図2および図5において、前記前側車体カバー31におけるハンドルポスト12を覆う中央部31aの後方に設けられた符号32で示すものは、荷物収納用のバスケットである。
These
前記車体フレーム5における前輪2と後輪3との間に位置する部位には、運転者M1が乗車するための運転者用ステップ33が設けられている。この運転者用ステップ33は、図6に示すように、車体フレーム5の上にクッションゴム34を介して取付けられた鋼板からなる支持板35と、この支持板35の上に固着されたクッション36と、このクッション36の上に固着されたゴムプレート37とによって構成されており、図4に示すように、車幅方向の一端部から他端部まで延びるように形成され、車体の前後方向の中央部に配置されている。
A
前記クッション36は、ゴムプレート37に較べて柔軟性が高い材料によって形成されている。この実施の形態によるクッション36は、発泡プラスチック(スポンジ)によって形成されている。前記ゴムプレート37は、ゴルフシューズ(図示せず)を履いた運転者が乗車したときにゴルフシューズのピンによって破損することがないような硬度を有する材料によって形成されている。
この実施の形態による前記運転者用ステップ33は、図5に示すように、前記前輪2の車軸6aの軸心と前記後輪3の車軸8の軸心とを結ぶ仮想線Lより低くなる位置に配設されている。
The
As shown in FIG. 5, the
車体フレーム5の後端部は、図4および図5に示すように、後輪3の車体内側近傍で車体の前後方向に延びる左右一対のフレーム部材41,41と、これらのフレーム部材41,41どうしを接続するクロスメンバ42などによって構成されており、後輪支持用の前記軸受部材7と、後述する後輪駆動用の動力ユニット43および同乗者用ステップ44などが設けられている。
As shown in FIGS. 4 and 5, the rear end portion of the
前記軸受部材7は、前記フレーム部材41の上に図示していないブラケットを介して固定されている。前記動力ユニット43は、前記モータ4と、減速機45と、ディファレンシャルギヤ装置46とを一つのハウジング47に組付けることによって形成され、下端部が前記車軸8を介して車体フレーム5に支持され、上端部が動力ユニット支持用フレーム48を介して車体フレーム5に支持されている。この動力ユニット支持用フレーム48は、前記左右のフレーム部材41から上方に延びる側面視下向きコ字状の左側パイプ48aおよび右側パイプ48bと、これらの左右のパイプ48a,48bの前端部どうしを接続するクロスメンバ48cとから構成されている。
The bearing
また、前記動力ユニット43は、モータ4と減速機45の軸線方向が車幅方向と平行になるように構成され、図5に示すように、車軸8から前上がりに傾斜して延びるように形成されている。前記減速機45は、図1〜図3および図5中に符号49で示す変速レバー49によって高速走行形態と低速走行形態との何れか一方に切換えることができるように構成されている。
前記変速レバー49は、図3に示す平面視において、運転者用ステップ33の左後方であって、図5に示す側面視において、動力ユニット43の上方近傍に位置するように配設されている。
The
The
この実施の形態による減速機45は、前記変速レバー49を図5中に実線で示すように上方へ引き上げることによって高速走行形態を採り、同図中に二点鎖線で示すように下方へ下げることによって低速走行形態を採るように構成されている。ここでいう高速走行形態とは、減速機45の減速比が相対的に小さくなって車速が相対的に高くなるような形態である。この変速レバー49は、前記低速走行形態の位置に下げられることによって、図5に示すように、後述する把持用バー51から車体の前方に突出し、車体の側方から視認することができるようになる。
The
前記同乗者用ステップ44は、同乗者M2が乗るためのもので、車体フレーム5の後端部であって車幅方向の中央部に車体左側のフレーム部材41の上から車体右側のフレーム部材41の上まで延びるように形成されている。この同乗者用ステップ44は、図5に示すように、前記運転者用ステップ33より高くなる位置に配設されている。また、この同乗者用ステップ44は、運転者用ステップ33と同一の構造となるように形成され、図5に示すように、支持板44aの上にクッション36とゴムプレート37とが重ねられた状態で固着されている。前記支持板44aと車体フレーム5との間には、図示してはいないが、運転者用ステップ33と同様にクッションゴムが介装されている。
The
また、この同乗者用ステップ44の前端部であって車幅方向の両端部は、前記動力ユニット43と後輪3との間に臨むように、車幅方向の中央部より車体前側へ突出されている。このように同乗者用ステップ44を形成することにより、この同乗者用ステップ44における足が乗る部分の前後方向の長さを充分に長く形成することができる。この同乗者用ステップ44に乗った同乗者M2の足の位置を図4中に二点鎖線M2a,M2bで示す。
Further, the front end portion of the
前記同乗者用ステップ44と前記運転者用ステップ33との間には、同乗者M2が同乗者用ステップ44に起立しているときに把持して身体を安定させるための把持用バー51が設けられている。この把持用バー51は、前記同乗者用ステップ44に乗って起立した同乗者M2が上端部を把持することができるように、上方に向けて凸になる山形状を呈するように形成されており、前記フレーム部材41に支持されている。また、この左右の把持用バー51における車体前側で上下方向に延びる部分どうしは、クロスメンバ52,53によって互いに接続されている。これらのクロスメンバのうち上側に位置するクロスメンバ52は、運転者用バックレスト54が設けられ、下側に位置するクロスメンバ53には、図3に示すように、車体の後方に延びる左右一対のステー53aを介して同乗者用腰掛け55が設けられている。
Between the
前記バックレスト54は、図1に示すように、運転者用ステップ33に乗って起立した運転者M1の腰より低くなる位置に設けられ、運転者M1が腰掛けて体重の一部をバックレスト54に預けることができるように構成されている。
前記腰掛け55は、前記ステー53aに固定された支持板(図示せず)と、この支持板の上に設けられた緩衝部材55aとから構成され、図2に示すように、前記動力ユニット43の上方であって、例えば停車中に同乗者M2が車体の後方を向いた状態で座ることができるような高さとなる位置に配設されている。なお、この腰掛け55に着座した同乗者M2は、前記バックレスト54に寄り掛かることができる。
As shown in FIG. 1, the
The
腰掛け55を上述した位置に設けることにより、同乗者用ステップ44に乗って起立した同乗者M2の膝部分が腰掛け55の後方近傍に位置するようになるから、走行時に同乗者M2が膝を腰掛け55の後端部に押し当てて足の位置を安定させることできる。このときには、図3に示すように、腰掛け後部の緩衝部材55aが凹むことによって、膝に作用する反力が緩和されるとともに、足の位置を安定させることができる。緩衝部材55aの凹部を図3中に符号55bで示す。
また、この腰掛け55は、このゴルフカー1の車体後部を覆う後部車体カバー56に接続するように形成されている。この後部車体カバー56は、図5に示すように、前記同乗者用ステップ44と前記運転者用ステップ33との間に搭載された各部材、すなわち、前記動力ユニット43と、車軸8と、前記動力ユニット43の前方近傍に位置する後述するコントローラ57などを覆うように形成されている。
By providing the
Further, the
このコントローラ57は、前記モータ4を制御するためのもので、図4および図5に示すように、前記動力ユニット43の前部下方を車幅方向に横切るように位置付けられ、車体フレーム後部の前記フレーム部材41,41どうしの間に架け渡された支持板58(図5参照)に載せられて取付けられている。
このコントローラ57は、図7に示すように、メインスイッチ59と、アクセルレバー60と、フットスイッチ61と、右把手スイッチ62と、左把手スイッチ63とが接続され、走行時に車速を制御する機能と、発進の可否を決める機能とを備えている。このコントローラ57によって、本発明でいう制御手段が構成され、前記モータ4を有する動力ユニット43によって、本発明でいう走行装置が構成されている。
The
As shown in FIG. 7, the
前記メインスイッチ59と前記アクセルレバー60は、運転者が操作することができるように、操向ハンドル24の近傍に設けられている。前記フットスイッチ61は、前記同乗者用ステップ44に同乗者M2が乗っているか否かを検出するためのもので、前記同乗者用ステップ44の下面に取付けられている。前記右把手スイッチ62と左把手スイッチ63は、前記把持用バー51を同乗者M2が把持しているか否かを検出するためのもので、把持用バー51の上端部における、同乗者用ステップ44に乗って起立した同乗者M2が把持する部位51a(把手)に設けられている。これらの左右の把手スイッチ62,63は、従来からよく知られているように、把持用バー51が同乗者M2に把持されたときの力を検出するものの他に、把持用バー51を同乗者M2が把持したことによる電気・磁気的な因子の変化を検出するものを使用することができる。前記フットスイッチ61によって、本発明でいう乗車検出手段が構成され、左右の把手スイッチ62,63によって、本発明でいう把持検出手段が構成されている。
The main switch 59 and the
前記コントローラ57による車速の制御は、前記メインスイッチ59がON操作されている状態でアクセルレバー60の操作量に対応するように前記モータ4の出力を増減させることによって実施される。
前記コントローラ57による発進の可否の判定は、図8に示すように、前記メインスイッチ59がON操作されている状態(ステップS1)で、フットスイッチ61と、左把手スイッチ63および右把手スイッチ62とがON状態であるときに、動作可能(走行可能)と判定する(ステップS2,S3)。ここでいうON状態とは、前記フットスイッチ61においては、同乗者用ステップ44に同乗者が乗っている状態のことをいい、左右の把手スイッチ62,63においては、把持用バー51が把持されている状態のことをいう。このように動作可能と判定された後に、ステップS4で示すようにアクセルレバー60を操作することによって、車体を発進させることができる。
The control of the vehicle speed by the
As shown in FIG. 8, the
前記ステップS2において、全てのスイッチ61〜63がON状態ではないと判定された場合は、ステップS5で全てのスイッチ61〜63がOFF状態であるか否かを判定する。ステップS5で全てのスイッチ61〜63がOFF状態であると判定された場合は、ステップS3に進んで動作可能とし、3個のスイッチ61〜63のうち一つでもOFF状態である場合には、ステップS6に進み、発進することができないようにモータ4の制御回路を設定する。
If it is determined in step S2 that all the
上述したように構成された立ち乗り式ゴルフカー1は、運転者M1が乗車する運転者用ステップ33が車体の前後方向の中央部に設けられ、この運転者用ステップ33の後方に同乗者M2が起立した状態で乗車する同乗者用ステップ44が設けられているから、運転者M1と同乗者M2とが車体の前後方向に並んでそれぞれ立った状態で乗車することができる。このため、乗員毎に設けられた複数のシートを横に並べる場合に較べると、乗員が乗るスペースを狭く形成することができ、車体を車幅方向と前後方向とに小型化することができる。この結果、2名の乗員を乗せた状態でもゴルフ場のコース上を走行できるように、車体を軽く形成することができた。
In the standing
この実施の形態による立ち乗り式ゴルフカー1は、運転者用ステップ33が前輪2と後輪3の車軸6a,8より低い位置に設けられているから、運転者用ステップ33を路面に近い位置に形成することができる。このため、運転者M1が乗り降りし易く、運転者M1が乗車した状態での車体の重心を下げることができる。
この実施の形態による立ち乗り式ゴルフカー1は、同乗者用ステップ44が運転者用ステップ33より高い位置に設けられているから、図1に示すように、同乗者用ステップ44に立った同乗者M2の目線の位置が相対的に高くなる。このため、運転者M1の後方に立つ同乗者M2の視界が広くなる。
また、車体の後端部を相対的に高く形成することができるから、上り坂を上り始めるときや下り坂を下り終わったときに車体の後端部が路面に接触し難くなる。
In the standing
In the standing
Further, since the rear end portion of the vehicle body can be formed relatively high, the rear end portion of the vehicle body hardly comes into contact with the road surface when starting to climb uphill or when finishing descending downhill.
この実施の形態による立ち乗り式ゴルフカー1は、運転者用ステップ33と同乗者用ステップ44との間に走行用モータ4が配設され、このモータ4に給電するバッテリー13が運転者用ステップ33の前方に配設されているから、重量が嵩むモータ4とバッテリー13とが車体の前部と後部とに分けてバランスよく搭載される。また、運転者用ステップ33と同乗者用ステップ44との間に形成されるデッドスペースにモータ4を搭載することができる。特に、この実施の形態では、上方に向けて凸になる山形状を呈するように形成された把持用バー51と腰掛け55とによって囲まれた空間にモータ4を有する動力ユニット43と、コントローラ57とが配設されているから、これらの装置をデッドスペースを有効に活用してコンパクトに配置することができる。なお、コントローラ57は、この実施の形態で示した位置に設ける他に、前輪2,2どうしの間に搭載することもできるし、これらの両方の位置に分けて搭載することもできる。コントローラ57を前輪2,2どうしの間に搭載する場合には、3個のバッテリー13のうち一つを取外し、このバッテリー13の代わりにコントローラ57を取付けることができる。また、コントローラ57は、動力ユニット43の後方や側方にも搭載することができる。上述したようにコントローラ57の搭載する位置を変えるに当たっては、コントローラ57を搭載するスペースの形状に沿うような形状にコントローラ57の外形を形成することがスペース効率上好ましい。
In the standing
この実施の形態による立ち乗り式ゴルフカー1は、操向ハンドル24のハンドルポスト12が前下がりに傾斜し、ハンドルポスト12の下端部が前輪2の車軸6aより車体の前方に位置付けられており、側方から見て前記ハンドルポスト12と前輪2とによって囲まれた空間にバッテリー13が配設されているから、バッテリー13をハンドルポスト12の近傍に搭載しているにもかかわらず、操向ハンドル24の下方まで運転者用ステップ33を延在させることができる。このため、運転者用ステップ33を広く形成することができる。
In the standing
この実施の形態による立ち乗り式ゴルフカー1は、運転者用ステップ33と同乗者用ステップ44との間に、同乗者M2が同乗者用ステップ44に立った状態で把持する把持用バー51が設けられているから、この把持用バー51によって運転者用スペースと同乗者用スペースとが区切られるようになり、運転者M1と同乗者M2とが適切な間隔をおいて乗車できるようになる。
In the standing
この実施の形態による立ち乗り式ゴルフカー1は、前記把持用バー51に運転者用のバックレスト54が設けられているから、バックレスト54を専ら支持するための支柱を用いることなくバックレスト54を装備することができる。
この実施の形態による立ち乗り式ゴルフカー1は、前記把持用バー51の上下方向の中途部に腰掛け55が設けられているから、腰掛け55を専ら支持する支柱を用いることなく腰掛け55を装備することができる。
In the standing-ride
The standing-ride
この実施の形態による立ち乗り式ゴルフカー1の前記腰掛け55は、同乗者用ステップ44に立った同乗者M2の膝と接触する部位に緩衝部材55aが設けられているから、同乗者用ステップ44に立った同乗者M2が足を安定させるために前記腰掛け55に膝を押し付けたときに、膝が前記緩衝部材55aに当たるようになる。この緩衝部材55aは腰掛け55に支持されているものであるから、緩衝部材55aを専ら支持する部材を設ける必要がない。しかも、腰掛け55の構成部材の一つである緩衝部材55aを利用して膝当て用緩衝部材を形成することができる。すなわち、腰掛け55の緩衝部材55aの後端部を、腰掛け55のフレーム部分(図示せず)より後方に突出するように形成することによって、腰掛け55の緩衝部材55aが膝当て用緩衝部材を兼ねるようになるから、膝当て専用の緩衝部材を設ける場合に較べてコストダウンを図ることができる。
Since the
この実施の形態による立ち乗り式ゴルフカー1の前記コントローラ57は、前記把手スイッチ62,63によって把持状態が検出されるとともに前記フットスイッチ61によって乗車状態が検出された場合と、前記把手スイッチ62,63によって非把持状態が検出されるとともに前記フットスイッチ61によって非乗車状態が検出された場合は、動力ユニット43を走行可能状態とし、前記把手スイッチ62,63と前記フットスイッチ61の少なくとも何れか一つが非把持状態または非乗車状態を検出した場合には、前記動力ユニット43を走行禁止状態とするように構成されているから、同乗者M2が同乗者用ステップ44に乗っているにもかかわらず把持用バー51を両手で把持していない場合や、同乗者M2が把持用バー51を両手で把持しているにもかかわらず同乗者用ステップ44に乗っていない場合には、動力ユニット43が走行禁止状態になる。なお、コントローラ57は、同乗者M2が同乗者用ステップ44に乗っている状態で左右の把持用バー51のうち少なくとも一方を把持していれば走行を許可する構成を採ることもできる。
The
この実施の形態による立ち乗り式ゴルフカー1は、運転者用ステップ33および同乗者用ステップ44と車体フレーム5との間にクッションゴム34が介装されているから、車体の振動が運転者M1や同乗者M2の足に伝わり難くなって乗り心地が向上する。
また、この実施の形態による立ち乗り式ゴルフカー1は、前後回動式の変速レバー49が減速走行形態のときに把持用バー51より前方に突出するから、減速機45が減速走行形態であることを例えば乗車時に運転者が車体の側方から視認することができる。
In the standing
Further, in the standing
この実施の形態による立ち乗り式ゴルフカー1は、車体フレーム5の前部のフレーム部材9の前端部が前上がりに傾斜され、この傾斜部分がキャディバッグ用キャリア11の一部として機能するように構成されているから、キャディバッグ15が後上がりに傾斜して乗員の方を指向する状態で前記キャリア11に載せられるから、運転者M1が運転者用ステップ33に乗った状態でゴルフクラブを容易に出し入れすることができる。また、車体フレーム5の前端部の高さが相対的に高くなるから、上り坂を上るときや、下り坂から水平な路面に下りるときなどで車体の前端部が路面に接触することを防ぐことができる。
In the standing
この実施の形態による立ち乗り式ゴルフカー1は、重量物である動力ユニット43が前上がりに傾斜するように搭載されているから、車体の重心を相対的に前寄りに位置付けることができ、キャディバッグの積載および2名乗車時の車体の全体の重量のバランスを採ることができるようになる。また、運転者用ステップ33の後端を動力ユニット43に近接する位置に形成することができるから、運転者用ステップ33を前後方向に長く形成することができる。さらに、動力ユニット43の上方の低い位置に腰掛け55を設けることができる。さらにまた、動力ユニットの前部下方に形成される空間を有効に利用して電装部品(この実施の形態ではコントローラ57)を設けることができる。この空間には、コントローラ57の代わりにバッテリー13を搭載することもできる。
In the standing
第2の実施の形態
請求項12に記載した発明に係る立ち乗り式車両の一実施の形態を図9ないし図12によって詳細に説明する。ここでは、前記第1の実施の形態で説明した車両を用いてこの実施の形態による立ち乗り式車両を形成する場合について説明する。
図9はこの実施の形態による立ち乗り式車両の荷台が取付けられる前の状態を示す側面図、図10は同じく平面図、図11はこの実施の形態による立ち乗り式車両の側面図、図12は同じく平面図である。これらの図において、前記図1〜図8によって説明したものと同一もしくは同等の部材については、同一符号を付し詳細な説明を適宜省略する。
Second Embodiment An embodiment of a standing type vehicle according to the invention described in
9 is a side view showing a state before the loading platform of the standing type vehicle according to this embodiment is attached, FIG. 10 is a plan view, FIG. 11 is a side view of the standing type vehicle according to this embodiment, and FIG. Is a plan view. In these drawings, members that are the same as or equivalent to those described with reference to FIGS. 1 to 8 are given the same reference numerals, and detailed descriptions thereof are omitted as appropriate.
図9および図10に示す立ち乗り式車両は、前記第1の実施の形態で示した立ち乗り式車両1から後述する部品を取り外したものである。この取り外した部品とは、バンパー14と、車体前部のキャディバッグ用キャリア11の下部ホルダー16および上部ホルダー17と、腰掛け55および後部車体カバー56と、把持用バー51と、同乗者用ステップ44などである。このように基本部分のみを残す状態の車体に後述する部品を取付けることによって、この実施の形態による立ち乗り式車両が形成される。
The standing type vehicle shown in FIG. 9 and FIG. 10 is obtained by removing components to be described later from the standing
図11および図12に示すこの実施の形態による立ち乗り式車両101は、車体の後端部に同乗者用ステップの代わりに板状を呈するパレット置き台102が設けられている。このパレット置き台102によって請求項12に記載した発明でいう荷台が構成されている。このパレット置き台102は、図12に示すように、パイプを曲げ加工してなる支持用フレーム103と、この支持用フレーム103の上に取付けられた上板104とによって構成されており、この立ち乗り式車両101の車体左側の端部から車体右側の端部に達するような幅を有し、かつ車体の後端(フレーム部材41の後端)から後方に突出する大きさの長方形状に形成されている。
A stand-up
この実施の形態による立ち乗り式車両101は、前端部に前部バスケット105が設けられるとともに、運転者用ステップ33と前記パレット置き台102との間であって後部車体カバー56(図11参照)の上方に後部バスケット106が設けられている。また、操向ハンドル24の下方となる前部車体カバー31の上には、第1の実施の形態で用いたものと同等の荷物収納用バスケット32が設けられている。これらのバスケット105,106,32は、いずれも網によって上方に向けて開放する箱状を呈するように形成されている。前記前部バスケット105は、前輪2より前方に突出する左右一対のフレーム部材9の上に載せられ、これらのフレーム部材9,9どうしの間に横架されたクロスメンバ9a(図10参照)に固定されている。この前部バスケット105の後方近傍には、前部バスケット105内に収納した荷物を後方から支えるために左右一対のステー107が設けられている。
In the standing
前記後部バスケット106は、図12に示すように、この立ち乗り式車両101の車体左側の端部の内側近傍から車体右側の端部の内側近傍まで車幅方向に延びる大きさに形成され、前記フレーム部材41から上方に延びる支持用フレーム108に支持、固定されている。前記支持用フレーム108は、車幅方向の両端部で前後方向に延びる側部パイプ109と、これらの側部パイプ109どうしを互いに接続する3本のクロスメンバ110〜112によって構成されている。前記後部バスケット106は、前記3本のクロスメンバのうち後側の2本のクロスメンバ111,112の上に載せられてこれらのクロスメンバに固定されている。前記3本のクロスメンバのうち最も前側に位置するクロスメンバ110は、運転者用のバックレスト113が設けられている。このバックレスト113は、運転者用ステップ33に乗って起立した運転者M1の腰より低くなる位置に設けられ、運転者M1が腰掛けて体重の一部をバックレスト113に預けることができるように構成されている。
As shown in FIG. 12, the
このように構成された立ち乗り式車両101は、運転者M1の後方近傍にパレット置き台102が設けられているから、車体をコンパクトに形成しながら、物品をより一層多く運搬することができるようになる。このようにパレット置き台102(荷台)を装備した立ち乗り式車両101は、例えば工場内や空港、ターミナル駅内などで製品や荷物などを運搬するために用いることができる。すなわち、この立ち乗り式車両101は、車体の中央部の運転者用ステップ33に運転者M1が起立した状態で乗車し、パレット置き台102にパレット114や他の荷物または製品等を載置するとともに、車体各部のバスケット105,106,32に荷物を収納した状態で走行することができる。前記パレット114は、図11に示すように、複数重ねた状態でパレット置き台102に載置してあるが、パレット114の使用形態は多種多様であり、図11に示す形態に限定されることはない。
Since the stand-up
第3の実施の形態
請求項13に記載した発明に係る立ち乗り式車両の一実施の形態を図13および図14によって詳細に説明する。
図13は台車を連結した立ち乗り式車両の側面図、図14は同じく平面図である。これらの図において、前記図1〜図12によって説明したものと同一もしくは同等の部材については、同一符号を付し詳細な説明を適宜省略する。
Third Embodiment An embodiment of a standing type vehicle according to the invention described in
FIG. 13 is a side view of a stand-up vehicle connected with a carriage, and FIG. 14 is a plan view of the same. In these drawings, members that are the same as or equivalent to those described with reference to FIGS. 1 to 12 are given the same reference numerals, and detailed descriptions thereof are omitted as appropriate.
図13および図14に示す立ち乗り式車両121は、前記第2の実施の形態による立ち乗り式車両とは後端部の構成が異なる他は同一の構成が採られている。この第3の実施の形態による立ち乗り式車両121の後端部には、物品運搬用の台車122が連結されている。前記台車122は、物品載置用の上板123の下側に4個のキャスタ124〜127を取付けることによって形成され、フレーム部材41の後端部の上に取付けられた連結用プレート128に連結用のピン129を介して左右方向に回動自在に連結されている。前記4個のキャスタ124〜127は、車体前側の車幅方向の両端部と、車体後側の車幅方向の両端部とに設けられている。車体前側に位置する2個のキャスタ124,125は、車軸124a,125aの位置が固定されたいわゆる固定キャスタが用いられ、車体後側に位置する2個のキャスタ126,127は、車軸126a,127aが水平方向に回動可能ないわゆる自在キャスタが用いられている。
The standing
このように構成された立ち乗り式車両121においては、車体の中央部の運転者用ステップ33に運転者M1が起立した状態で乗車し、台車122に荷物や製品などの物品130を載置するとともに、車体各部のバスケット105,106,32に荷物を収納した状態で走行することができる。台車122は、連結用ピン129を介して車体前部に牽引されて走行し、車体前部の進行方向が変わったときには、車体後側の2個のキャスタ126,127の車軸126a,127aが回動することによって車体前部に追従する。
この立ち乗り式車両121は、運転者M1の後方近傍に台車122が連結されることから台車122を含めた車両の全体がコンパクトに形成される。したがって、車体をコンパクトに形成しながら、物品130をより一層多く運搬することができる立ち乗り式車両を形成することができる。
In the standing
The stand-up
第4の実施の形態
請求項14および請求項15に記載した発明に係る立ち乗り式車両の一実施の形態を図15〜図18によって詳細に説明する。
図15は同乗者用シートと荷物用台車とを備えた立ち乗り式車両の側面図、図16は同じく平面図、図17は同乗者用シートと補助シート用台車とを備えた立ち乗り式車両の側面図、図18は同じく平面図である。これらの図において、前記図1〜図8によって説明したものと同一もしくは同等の部材については、同一符号を付し詳細な説明を適宜省略する。
Fourth Embodiment An embodiment of a standing type vehicle according to the inventions described in
15 is a side view of a stand-up type vehicle provided with a passenger seat and a luggage cart, FIG. 16 is a plan view of the same, and FIG. 17 is a stand-up type vehicle provided with a passenger seat and an auxiliary seat cart. FIG. 18 is a plan view of the same. In these drawings, members that are the same as or equivalent to those described with reference to FIGS. 1 to 8 are given the same reference numerals, and detailed descriptions thereof are omitted as appropriate.
図15および図16に示した立ち乗り式車両131は、前端部に荷物用キャリア132が設けられ、前側車体カバー31の上に第1の実施の形態で用いたものと同等の荷物収納用バスケット32が設けられている。前記キャリア132は、車体前部のフレーム部材9に取付けられた下部ホルダー133と、この下部ホルダー133内に載せられた荷物134を後方から支える左右一対のステー135とから構成され、荷物135として例えば旅行用バッグなどの大型のものを載せることができるように形成されている。なお、このキャリア132は、図17および図18に示すように、バスケット105によって形成することができる。
15 and 16 has a
この実施の形態による立ち乗り式車両131は、運転者用ステップ33の後方近傍に同乗者用シート136が設けられるとともに、後端部に荷物用台車137が連結されている。前記同乗者用シート136は、図16に示すように、2名の同乗者M2が後方を向いて車幅方向に並んで着座できる大きさに形成され、後部車体カバー56の上面に取付けられている。この同乗者用シート136の近傍には、同乗者M2の乗車スペースを両側方と前方とから囲むように把持用バー138が設けられている。この把持用バー138は、車幅方向の両端部で前後方向に延びる肘掛け部139と、同乗者用シート136と運転者用ステップ33との間で車幅方向に延びる車幅方向延在部140とから構成されている。前記車幅方向延在部140は、運転者用ステップ33に乗って起立した運転者M1の腰より低くなる位置に設けられ、運転者M1が腰掛けて体重の一部を預けるためのバックレスト141が設けられている。このバックレスト141は、同乗者用シート136に着座した同乗者M2の背もたれとしても機能するように形成されている。
In the standing
この実施の形態による前記台車137は、物品載置用の上板142の後端部の下側に左右一対のキャスタ143を取付けることによって形成されており、フレーム部材41の後端部の上に取付られた連結用プレート144に連結用のピン145を介して左右方向に回動自在に連結されている。前記上板142は、平面視において長方形状を呈するように形成され、図15に示すように、車輪付きのバッグ146が載せられたときにこのバッグ146が台車上から落ちることがないように、荷物(バッグ146)を囲む枠体147が上部に設けられている。
The
この実施の形態によれば、運転者M1の後方近傍に同乗者M2が着座する同乗者用シート136が設けられているから、複数の乗員を乗せて走行することができる小型の立ち乗り式車両を形成することができる。しかも、この実施の形態による立ち乗り式車両131は、後端部に台車137が連結されているから、この台車137によって前記乗員の荷物などの物品の運搬量を増大させることができる。
したがって、車体をコンパクトに形成しながら、物品・荷物の積載量が多くかつ乗車可能人数が多い立ち乗り式車両を形成することができる。
According to this embodiment, since the
Therefore, it is possible to form a stand-up type vehicle with a large load capacity for articles and luggage and a large number of passengers, while forming a compact body.
前記台車は、図17および図18に示すように構成することができる。これらの図に示された台車151は、左右一対のキャスタ152の上に補助シート153と把持用バー154とが設けられ、フレーム部材41の後端部に連結用ブラケット154を介して固定されている。この連結用ブラケット154は、図18に示すように、前記フレーム部材41の外側部に台車151の下部フレーム151aを接続している。前記キャスタ152は、車軸152aが固定されたいわゆる固定キャスタが用いられている。前記補助シート153は、図18に示すように、2名の同乗者M3が前方を向いて車幅方向に並んで着座できるように形成されている。前記把持用バー154は、補助シート153に着座する同乗者M3の乗車スペースを両側方と後方とから囲むように形成され、車幅方向の両端部で前後方向に延びる肘掛け部155と、補助シート153の後端部の上方で車幅方向に延びる車幅方向延在部156とから構成されている。前記車幅方向延在部156は、背もたれ157が設けられている。
The cart can be configured as shown in FIGS. The
この台車151と前記フレーム部材41との接続部分は、同乗者用シート136に着座した同乗者M2と、補助シート153に着座した同乗者M3が足を乗せる床板158が設けられている。この床板158は、略水平になるように設けられている。
この実施の形態で示したように補助シート153を台車151上に設けることによって、5名乗車可能な立ち乗り式車両を形成することができる。
The connecting portion between the
As shown in this embodiment, by providing the
1…立ち乗り式ゴルフカー、2…前輪、3…後輪、4…モータ、5…車体フレーム、6a,8…車軸、12…ハンドルポスト、13…バッテリー、24…操向ハンドル、33…運転者用ステップ、34…クッションゴム、43…動力ユニット、44…同乗者用ステップ、45…減速機、51…把持用バー、54…バックレスト、55…腰掛け、57…コントローラ、61…フットスイッチ、62…右把手スイッチ、63…左把手スイッチ、102…パレット置き台、122,137,151…台車、153…補助シート。
DESCRIPTION OF
Claims (15)
The standing type vehicle according to claim 14, wherein a carriage is connected to a rear end portion of the vehicle body.
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